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    元スレ魔王「おれと手を組め」魔法使い「断る」

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    502 :

    >>464
    鳥さんって夜は見えないんじゃなかったっけか

    503 :

    夜行性の鳥もいるだろう梟とか
    やつらは目じゃなく耳で動いてるが

    504 :

    追い付いた。
    これは良作。
    >>1乙。
    いくらでも待つよ。

    505 :

    家の近所にいるカラス達は夜中も飛んでいる!

    (夜空から多数の鳴き声が聞こえる)

    多少明かりがると夜も苦にならないと見える。

    506 :

    乙ー
    わくわくしながら待ってるよー

    507 :

    魔法使い「やめろ!私に乱暴するつもりだろう!エロ同人みたいに!」



    のような展開はありません
    すいませんさっさと投下しますね
    ここからは地の文でいきます

    508 = 507 :


    ――
    ―――

    魔法使い「ここは……」

     目を覚ましていの一番に状況を確認する。
     身体は石造りの壁に寄りかかっており、手と足には鎖が巻かれていた。
     天井から降りる別の鎖のせいで腕は吊り上げられた形だ。

    魔法使い(そして鉄格子か…どうみても牢だな)

    魔法使い「っ」ズキ

    魔法使い(背中の傷が癒えていない、のか?)

     人間の姿であるとはいえ、この程度の傷は多少塞がっていてもおかしくはないはずだが。

    魔法使い(と、するとあの矢も『魔物云々』の矢…?)

    魔法使い(無意識下の治癒魔法も無効果されてしまったということか)

    509 = 507 :

    魔法使い(矢を抜いた後も効果があるというのは厄介だな)

    魔法使い(いや、今はそんなことを考えている場合じゃない。早くここから出ないと)グッ

    魔法使い「……ん?」

    魔法使い「……」グイグイ

    魔法使い(魔法が――使えない)

    魔法使い(魔法が使えない“魔法使い”とか洒落にならないぞこれ)

    ??「あは、驚いてる?」

    魔法使い「!」

     突然の声。
     鉄格子の向こうに誰かがいた。

    510 = 507 :

    ??「こんなに暗いとよく見えないね」シュボッ

     ろうそくが灯され、辺りがぼんやりと明るくなる。
     同時に相手の顔もはっきり見えるようになった。

    魔法使い(性格の悪そうな女だな)

    「あは、ひどいなぁ。うちね、心読めちゃうの」

    魔法使い「そうか、それはすまなかった――性格の悪そうな女だな」

    「あ、わざわざ言い直すんだそこ」

    魔法使い「それで?お前は何者だ?」

    「マイペースだね…うん、じゃあ教えてあげる」

    511 = 507 :

    「大臣さまの部下」

    魔法使い「!」

    「あは、驚くよね。だって大臣さまがこんなことするって思えないよね」

    魔法使い(……大臣?あいつは何を企んで…)

    「それは秘密だよ。教えてもいいけどそれだとびっくりできなくなるし」

    魔法使い「あ、そうか。読めるのか」

    「……もうちょっと読まれることに恐怖するとか対策考えるとかないの?」

    魔法使い「考えても全部筒抜けだろう?意味ないじゃないか」

    「なんか調子狂うなあ…」

    512 = 507 :

    「ま、うちはあんまり偉くないんだけどね」

    「ここの連中を見張りに来てるだけ。大臣さまに歯向かわないようにね?」

    魔法使い「…私が今現在こんなことになっているのも、大臣の指示か」

    「ううん、あいつらの判断。しょぼい商売なんて大臣さまに関係ないもの」

    魔法使い「……」

     解錠し、鉄格子の扉を開ける。
     そして魔法使いに寄った。

    「でもさぁ、あいつらもひどいよねぇ?」

     くいっと顎を掴み。

    「こんなカワイイ“女”の子を閉じ込めちゃうんだから」

    513 = 507 :

     ぴくりと魔法使いの肩が動く。

    魔法使い「…やはりバレるか」

     意識がない間に性別を見破られていてもおかしくない。

    「実際に触るとね」

    魔法使い「嫌な気分だ」

    「触ったの上半身だけだったけど、一瞬男の子かなって思っちゃった」

    魔法使い「平べったくて悪かったな…」

    「でもでも、いくらちっちゃくても」

     女は手のひらを魔法使いの胸にあてる。

    「この柔らかさは女の子特有のものだよ?」

    514 = 507 :

    魔法使い「不快だ。触るな」

    「……」

    魔法使い「――だからといって揉むな。痛い」

    「むしろ揉めない……」

    魔法使い「黙れ」

    「…いろんな意味で面白みがない…」

    魔法使い「悪かったな」

    「でもそのぐらいがいいのかもね?――混血って知られたらヤバイじゃん?」

    魔法使い「……」

    「人間の女性は何故か魔法を使えない。なのにあなたは使える」

    「だとしたらゆいいつの例外、混血しかないよね」

    魔法使い「…大臣の嫌いなな」

    515 = 507 :

    休憩

    516 :

    そしてレズに目覚める魔王であった‥‥

    517 :

    百合の香りが

    519 :

    乙乙!

    521 :

    「ふーん、大臣さま混血嫌いなの?なんで――」

     女の疑問は別の足音で遮られた。

    商人「勝手に何をしている?」

    「別に?少し遊んでいただけだよ」スッ

    魔法使い「……」

    魔法使い(ここからが本番か)

    商人「すみませんねぇ、そいつはちょっとお遊びが好きで」

    魔法使い「…ずいぶん口調が変わるんだな」

    商人「商売の顔と普段の顔を使い分けてこそが商人ですから」

    魔法使い「…はん、ご苦労なことで」

    522 = 521 :

    商人「さてとまぁ、なにから始めましょうか」

    魔法使い「…なにか薬を飲んだと聞いたが」

    商人「ああやっぱ話されてましたか。どうしようもないクズでしたね」

    魔法使い「そして、何故あの三人を殺した」

    商人「用済み、どころか厄介を生みかねなかったので」

    魔法使い「…そうか。子供を使ってまで私を捕らえたのは、バラされたくなかったからか?」

    商人「ええはい。種明かしされたら困りますからね?」

    魔法使い「種明かし、ね。――で?私をどうしたいんだ?」

    523 = 521 :

    商人「同行者がいたでしょう?」

    魔法使い「……」

    商人「あれにも黙ってもらわないといけないので、教えてくれませんかね」

    魔法使い「教える馬鹿がどこにいる」

    商人「子供が」

    魔法使い「!」ピク

    商人「子供がどうなってもいいなら、黙秘もいいですけど?」

    魔法使い「汚いな」

    商人「商人はみんなそうです」

    魔法使い「他の商人にとってはかなり風評被害だ」

    商人「で、どうします?」

    魔法使い「断る」

    524 = 521 :

    商人「……だから子供が」

    魔法使い「はは、その程度で私が揺れるとでも?」

    「わお」

    魔法使い「それと子供に実際危害を与えたら最後、私は何も喋らんぞ」

    商人「……」

    「じゃあ、取引しちゃえばいいじゃん商人」

    商人「なに?」

    「知ってる?混血の身体は高く売れるんだよ?」

     そのままの意味だ。
     内臓が、目玉が、舌が、薬として売られる。
     そのため、わざと混血を産ませることもあるという。

    魔法使い「……」

    「少女が傷つくか、あなたが刻まれるか。どっちがいい?」

    525 = 521 :

    魔法使い「私が刻まれると子供は?」

    商人「」チラリ

    「」チラッ

    商人「仕方がない。離しましょう」

    「え、ほんとに?」

    商人「こちらには操る魔法があるからな。喋らせないぐらいできる」

    魔法使い「……」

    魔法使い(…そうか)

    (ありゃりゃ。なかなか愚かだね)

    商人「どうです?できれば早めに返事を――」



    魔法使い「勝手に売ればいいじゃないか、ハゲ」


    526 = 521 :

    ………

     小さな蝙蝠が牢に戻ってきた。
     元々ここが寝床だったのだが、なにやら今日は騒がしく一旦退避していたのだ。

    蝙蝠「?」

     気配を感じ、その方向に超音波を飛ばす。
     人形(ひとがた)の何かがいると知ると、小さな蝙蝠は恐れずにそこへ近寄った。

    蝙蝠「キミ、ダレ?」

     眠っていたのか、ソレはゆっくりと頭をあげる。

    魔法使い「…魔物?蝙蝠一族、か?」

    蝙蝠「ウン。ボク、蝙蝠一族。キミ、ニンゲン?」

    魔法使い「……混血だ。鷲と人の」

    527 = 521 :

    蝙蝠「ワシ!ワシ、スゴイ。ボク、ソンケイ」

    魔法使い「混血だが」

    蝙蝠「ワシノチ、ヒイテル。スゴイ、スゴイ」

    魔法使い「凄いのか?」

     相手が小さく笑った。
     同時に「あいたっ」と叫ぶ。

    蝙蝠「ダイジョブ?ケガ?」

    魔法使い「いやぁ…さっき身体的欠点を指摘したら殴られちゃって」

    蝙蝠「?」

    魔法使い「ちょっと自分の立場忘れていたよ…ははは」

    蝙蝠「バカ?バカ!」

    魔法使い「まったくだ」

    蝙蝠「ツナガレル、ワルイコト、シタノ?」

    魔法使い「してないよ。私はそういえる」

    528 = 521 :

    蝙蝠「ジャア、ココニイナクテモイイジャナイ」

    魔法使い「同行者の所在地を言わない代わりなんだ」

    蝙蝠「デナイト、コロサレルヨ」

    魔法使い「…なかなかシビアな蝙蝠だな」

    蝙蝠「ニゲナイト」

    魔法使い「…仮に逃げても、人質がいるんだ」

    蝙蝠「ダレ?」

    魔法使い「女の子」

    蝙蝠「ソノコハ、コロサレナイ?」

    魔法使い「私が死ねば助かる、はず」

    蝙蝠「バカ?ダマサレテルヨ、ボク、ワカル」

    529 = 521 :

    魔法使い「知ってるさ…ただの自己満足だ」

    蝙蝠「ジコマン、ジコマン」

    魔法使い「…そうだ」

    蝙蝠「?」

    魔法使い「お使い、頼まれてくれないか」

    蝙蝠「イイヨ」

    魔法使い「鷹一族と、人間の形をした魔物がいるんだ。それが同行者なんだけど」

    蝙蝠「マサカ、マオウサマ?」

    魔法使い「ああ」

    蝙蝠「オツカイ、スル!マオウサマ、アウ!」

    魔法使い「じゃあ、ここの場所を教えてきてくれないか」

    魔法使い「そして少女も救ってくれと。――首元に紐があるだろう、それとってくれ」

    蝙蝠「ウン」

    530 = 521 :

     多少手こずったが、引っ張りだされたのは麻の紐。
     一部だけ網が編まれており、その中には

    蝙蝠「ニンギョノ、ナミダ」

     それはペンダントのような造りだった。

    魔法使い「貰い物だ」

    蝙蝠「ココニモ、ニンギョ、イル」

    魔法使い「え?…え?」

    蝙蝠「ジャア、サガシテクル。アトハ?」

    魔法使い「人魚の件聞きたいんだが…そうだな」

    蝙蝠「ハヤクハヤク」

    魔法使い「日の出が出たら私死ぬからって伝えて…いややっぱやめ…」

    蝙蝠「ワカッタ、ジャアネ!ガンバレ!」

    531 = 521 :

    魔法使い「今の無し!ねぇ!」

     時すでに遅し。
     小さな小窓から小さな蝙蝠が飛び立った後だった。

    魔法使い「……」

    魔法使い「魔王、なにしてんだろうな…」

     口の中に溜まっていた血を吐き捨てる。
     「ハゲ」「チビ」とか言ったらかなり暴行された。
     今度から悪口には気を付けようと思った。

    魔法使い「…今度があれば、だけどな」

     せめてあの子だけは助けたいなぁと呟いた。

    532 = 521 :

     蝙蝠は飛ぶ。
     ペンダントを持って。

     これを見せればどうやら話がスムーズに進むらしい。

    蝙蝠「タカ、タカ」

     懸命に探す。
     お使いを成功させたかったからだ。

     やがて、下から。

    青年「――おい、そこの蝙蝠」

     人間…いや人間ではない何かが声をかけてきた。肩には鷹がいる。
     蝙蝠は地面にコテリと降りた。というか落ちる。

    蝙蝠「オツカイ!キミ、マオウ?」

    青年「いかにも。…それは、なんだ?」

     指差されるは麻の紐。
     蝙蝠は答えた。

    蝙蝠「コンケツカラ、アズカッタ!」

     なぜ目の前の王は一瞬泣きそうな顔をしたのか。
     蝙蝠には分からなかった。

    533 = 521 :

    長い休憩でしたね、はい。

    休憩。
    今日中には戻ります

    534 :

    まつんこ

    535 :


    蝙蝠かわいい

    536 :

    おつ

    537 :

    魔王様にもタメ口とか半端ねぇな

    538 :

    乙乙ー
    魔王様急いでー!

    539 = 521 :

    ……

    青年「そうか」

     蝙蝠の話を聞き終わり、彼は息を吐いて空を見上げた。
     月だけがぽっかり浮かぶ空だ。

    青年「あいつは自己犠牲を選んだのか。ふむ、らしいと言えばらしい」

    「…魔王さまは…どうなさるのですか?」

    蝙蝠「ドスルノ?」

    青年「決まっている。何と言われようが奪い返しに行く」

    「子供も?」

    青年「ああ。じゃないと怒るだろうからな」

     側近はそこで口をつぐんだ。

    540 = 521 :

     ある程度予想していた解答だったし、文句もない。
     文句があったとして、側近はそれでも魔王に従うだろうが。

    「……」

     側近が黙ったのは何も言うことがなくなったというのもある。
     だが、もう一つ。

     青年の出す威圧感に恐れを感じたからだ。

    青年「なんだろうな。変な気分だ」

     角が生え、爪は尖り、瞳は爛々と光る。
     青年の本当の姿だ。

    蝙蝠「マオウサマ!」

     蝙蝠は嬉しそうに飛び跳ねる。

    魔王「あいつが誰かに好きにされると聞くと、酷く胸がむかつく」

    541 = 521 :

    「……そうですか」

    魔王「ああ」

     魔王はペンダントを拾い上げ、目の前に掲げる。

    蝙蝠「ソレ、コンケツ、クビニ、カケテタ!」

    魔王「そうか」

     輪を頭に通し、真珠の部分が前に来るようにする。
     真珠は月明かりで鈍く輝いた。

    魔王「蝙蝠、案内してくれ」

    蝙蝠「ワカッタ!コッチ!」

    「…もっと魔王さまに敬意を払え」

     夜明けは近い。

    542 = 521 :

    ――同時刻、牢

    「お兄さん…」

     囁く声。
     魔法使いは目を見開いてそちらを見る。

    魔法使い「…なぜここに」

    「脱出したの。見張りは、寝てたから…」

     得意気に鍵を見せる。
     それから音をたてないように慎重に鍵穴へ差し込む。

    「逃げよう。殺されちゃう」

    魔法使い「あなただけでも」

    「ダメだよ!二人で逃げるの」

     鎖の鍵に手惑いながら、強く言う。
     じゃらじゃらと音をたてるために連中が気づきやしないかと気が気じゃない。

    543 = 521 :

    魔法使い「…私はまだやることが」

    「怪我が治ってからじゃダメなの?」

     涙目にたじろきかけたが、それでも魔法使いは首を横にふる。

    魔法使い「それじゃ遅いんだ」

    「じゃああたしも協力する!それじゃいけないの?」

    魔法使い「いけない。君は、こっち側の世界の子じゃないから」

    「こっち側?」

    魔法使い「私は――」

     最後の鎖が取れた。
     魔力が少しずつ戻ってくるのを感じる。

    魔法使い「――私は…」

    544 = 521 :

    「どうしたの?」

    魔法使い「いや……」

    魔法使い(ふむ。鎖に魔力を封じる何かがあったようだな)

    魔法使い(人間はなんとめんどくさいものを発明するのやら。じゃなくて)

    「お兄さんはなんなの?“魔法使い”じゃないの?」

    魔法使い「“魔法使い”ではあるけど、もっと君と根本的に違うんだ」

    「?」

    魔法使い「あー、なんというか」

    「あは、化け物なんだよね」

    魔法使い「!」バッ

     鉄格子を挟んで向こう側にあの女が立っていた。
     警戒しつつ少女を抱き寄せる。彼女は大人しく従った。

     女は舌舐めずりをして口を開く。

    「――混血の目玉が美容にいいってのは、本当かな?」

    545 = 521 :

    続く
    魚の目玉はちょっとだめです

    546 :

    毎度なんてところで終わりやがる

    547 = 534 :

    ひどい
    おつ

    548 :

    魚の目玉の周りのプルプルした部分おいしいれふ

    549 :

    酷い・・・

    550 :

    魔法使い「…それは嘘じゃないのか」

     即答。
     自分で試したことはないので推測ではあるが。

    「試してみないと分からないよ?」

    魔法使い「魚の目玉でも食ってろ」

    「やだぁ、魚の目玉なんてグロいじゃん」

    魔法使い「……数秒前の台詞をよく思い出せ」

    魔法使い(魚よりヒトの目玉を食らう方がもっとグロいと思うが)

    「だってあなた、同族(にんげん)じゃないもん」

    魔法使い「……」

    「人間に形が似てるだけで。だからあんまり抵抗はないかなぁ」


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