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    元スレ魔王「おれと手を組め」魔法使い「断る」

    SS+覧 / PC版 /
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    タグ : - 次スレ→1346245762 + - 魔王 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    951 = 940 :

    老兵3「どうせ老い先短いんだ。なら戦って死んだ方が名誉だ」

    僧侶「名誉って―――」

    老兵2「行け。どちらにしろ足がもう使い物にならん」

    老兵3「こういうときに体調悪くなるんだとはなぁ」ヒッヒッヒ

    僧侶「駄目です!みんなで生き残って、それで」

    剣士「行こう僧侶。じいさん達に失礼だ」

    僧侶「でも!」

    老兵「……すぐ行く」

    老兵2「おう、そしたら酒を飲もうや」

    老兵3「あっちに酒はあるんだろうかな」

    剣士「…ありがとうな!でも生きれたら生きろよ!」グイ

    僧侶「そんな、駄目ですって、どうか――」

    952 = 940 :

     剣士に引っ張られ、僧侶たちが上へと登っていくのを見届けた。

    老兵2「優しいな」

    老兵3「不安になるほどにな」

    老兵2「……しかしどうする?」

    老兵3「本当だな。敵が数人ならこんなことしないが」

    老兵2「何て言ったって足音だけで二十三十だもんなぁ」

    老兵3「こうなるとこの先に国王さまがいるのは確かみたいだな」

    老兵2「だな」

    老兵3「全員死ぬより…ここで二人、食い止めて死んだ方が良いな」

    老兵2「全くだ」

    953 = 940 :

    老兵3「やっと妻のところにいける」

    老兵2「やっと娘に会える」

    ワーワー

    老兵3「お出ましだ。覚悟はいいか」

    老兵2「もちろんだ」

    老兵3「じゃ、若い世代に後は託して、何も考えずに戦うか」

    老兵2「そうしよう。最後だ、楽しもうぜ」

     そして、激突した。

    954 = 940 :

    ……

    魔法使い「――激闘だったんだな」ピチャピチャ

     階段に広がる血と、転がる肉片をできるだけ踏まないようにしながら階段を登っていく。

    蝙蝠「スゴイチノニオイ」

    魔法使い「ああ」

    蝙蝠「アトカタヅケ、タイヘンソウダネ」

    魔法使い「それは勝者になってからの悩みだな」

    蝙蝠「コンケツ、マケルノ?」

    魔法使い「まさか、負けないさ。負けないけど油断はしてはいけない」

    蝙蝠「ユダンタイテキ!」

    魔法使い「その通り」

    蝙蝠「ヒノヨウジン!」

    955 = 940 :

    魔法使い「マッチ一本?」

    蝙蝠「アバンチュールノモト!」

    魔法使い「ごめん、何言ってるかよく分からない」

    蝙蝠「コンケツ、コイハネ、チョットノキッカケデモエアガルンダヨ」

    魔法使い「へ、へぇ……」

    蝙蝠「コイヲシタラ、テニオエナインダッテ!」

    魔法使い「誰から聞いたんだそんなこと…」

    蝙蝠「マオウジョウデ、タクサンキイタ!」

    魔法使い「変なこと吹き込むなよ魔王城の面々…」

    蝙蝠「スキナヒトノタメニハ、ナンデモヤルンダヨ!」

    956 = 940 :

    魔法使い「駄目だ暴走してるわこの子」

    蝙蝠「コンケツモ、モエガッテルデショ?」

    魔法使い「なんで私が人体発火現象を巻き起こしているんだ?」

    蝙蝠「チガウヨ、ハナシノナガレニノロウヨ」

    魔法使い「はぁ…。恋に燃え上がってるか?私」

    蝙蝠「バッチリダヨ!」

    魔法使い「うーん……誰に?」

    蝙蝠「……」

    魔法使い「えっ、なんでそこで黙るんだ」

    蝙蝠「タカサン、クロウシテルンダネ」

    魔法使い「そんなしみじみと言われても」

    957 = 940 :

    蝙蝠「コノボクネンジン!」

    魔法使い「う、うん」

    蝙蝠「コタエハジブンデミツケナサイ!」

    魔法使い「意地悪だな」

    蝙蝠「コウイウノハネ、ジブンデキヅクノガ、イチバンナンダヨ」

    魔法使い「ちなみに、蝙蝠は?」

    蝙蝠「ボクニモプライバシーハアルンダヨ!」

    魔法使い「はいはい」

    蝙蝠「アレレ、ネエネエコンケツ、シタミテ」

    魔法使い「下?――ああ」

    蝙蝠「オジイサンタチ、マンゾクソウニネテルヨ」

    魔法使い「いや……死んでるんだよ」

    958 = 940 :

     身体のあちこちが裂け、刺された姿で老人二人は座って壁にもたれていた。
     微かな笑みを浮かべ、二度と上がることのない目蓋を閉じていた。

    魔法使い「あなたたちが…この上を守ったのですか」

     数秒の黙祷。
     それから頭を深くさげて階段を登る。

    蝙蝠「コンケツ」

    魔法使い「どうした?」

    蝙蝠「ダレカシヌト、カナシイ?」

    魔法使い「悲しいよ。取り残されてしまうことが、悲しい」

    蝙蝠「ソッカァ」

    魔法使い「あなたは?」

    蝙蝠「マダダレモイナクナッテナイカラ、ワカンナイ」

    959 = 940 :

    魔法使い「そうなんだ」

    蝙蝠「デモ、ソッカ、サミシイノカ」

    魔法使い「うん」

    蝙蝠「コンケツ、シナナイデネ。ボク、サミシイノキライ」

    魔法使い「…ああ。そっちも死ぬんじゃないぞ?」

    蝙蝠「モチロン!」

    魔法使い「私の名前は魔法使いだ」

    蝙蝠「ウン?」

    魔法使い「混血は名前じゃないんだ。魔法使いが名前」

    蝙蝠「マホウツカイ」

    魔法使い「そう」

    蝙蝠「マホウツカイッテヨンダホウガイイ?」

    魔法使い「そのほうが、仲良しって感じでいいじゃないか」

    960 = 940 :

    蝙蝠「ナカヨシ!」

    魔法使い「そう、仲良し。私は、仲良しの子には寂しくさせないよ」

    蝙蝠「ジャ、マホウツカイトマオウサマ、ナカヨシ?」

    魔法使い「え……どうだろ」

    蝙蝠「ア、デモ、マオウサマナキソウナカオ、シテタトキアルヨ!」

    魔法使い「あいつが?」

    蝙蝠「マホウツカイノネ、アノシンジュノヤツヲワタシタトキ」

    魔法使い「ああ、あの“人魚”ときの」

    蝙蝠「ナンカ、モッテイタノガイガイダッタミタイ」

    魔法使い「そうなんだ…」

    961 = 940 :

    蝙蝠「ナンデモッテタノ?」

    魔法使い「なんとなく、かなぁ。なんでだろ」

    蝙蝠「アトネアノトキ、マオウサマ、マホウツカイイナクテ」

    蝙蝠「チョットサミシカッタンダヨ。ボクガオモウニ」

    魔法使い「そんなことはないんじゃないか?いじる相手がいなかったからとか」ハハハ

    蝙蝠「………」

    魔法使い「……あ」

    蝙蝠「ドウカシタ?」

    魔法使い「あの真珠の、魔王が持ちっぱなしみたいだ」

    蝙蝠「カエシテモラワナイトネ」

    魔法使い「ふふ、そうだな。早く返してもらわないと」

    962 = 940 :

    蝙蝠「モウチョットデカイダンオワルネ」

    魔法使い「長かったな」

    蝙蝠「ツカレタ?」

    魔法使い「ううん。今この状態なら、全然」

    蝙蝠「ボクハマホウツカイにシガミツイテルシネ」

    魔法使い「そうだな」

    蝙蝠「ダケドサ、イマツカレスギタラ、カエリタイヘンダヨネ」

    魔法使い「少し休んで帰るよ。どんな戦闘になるかは分からないけど」

    蝙蝠「ソダネ」

    魔法使い「ああ」

    蝙蝠「マホウツカイ」

    魔法使い「うん?」

    963 = 940 :

    蝙蝠「マホウツカイハ、マオウジョウスムノ?」

    魔法使い「いやぁ…難しいだろうな…」

    蝙蝠「ムズカシイカナ?」

    魔法使い「私のことを嫌がる人がいるかもしれないし…」

    蝙蝠「マオウサマサエイレバ、ラクショーダヨ!」

    魔法使い「はは、そうかもな」

    蝙蝠「コンド、マホウオシエテネ!マホウツカイミタイニツヨクナル!」

    魔法使い「あれれ、強いんじゃなかったのか?」

    蝙蝠「マホウハマダマダナノ!アトハツヨイノ!」

    魔法使い「はいはい分かった分かった――さぁ、どの部屋に行けばいいのかな」

    965 :

    おつ!
    蝙蝠がラスボスでも憎めねえな

    966 :

    あ、どのくらいで次スレたてるべき?

    967 :

    おつ
    次スレは誘導さえできれば>>990ぐらいでもおk
    まぁ今立ててもhtml化依頼すればいいだけの話だけど

    968 :


    なんか蝙蝠ちゃんに変なフラグ立ってないか?
    蝙蝠ちゃんだけはしなないでね

    そしてまさかの側近×マスター…?

    >>966
    ここなら990くらいでもいいと思うけど
    今のペースだともう一回投下した後くらい?
    さっさと次スレ立てて移行して、残りはおまけ書くとかでもいいし、
    誘導さえ入れてくれたら好きにしてくれて大丈夫だよん

    969 = 968 :

    カブッテモ、ナカナイモン!

    970 :

    乙乙!

    971 :

    オツ
    コウモリチャンハバンパイアニヘンゲスルンダヨネ?
    ダカラツヨインダヨネ?

    デモソレジャギャクダヨネww

    972 :

    1000いけば自動でhtml化されるしね

    973 = 966 :

    ――牢の近く

    剣士「はぁっ!」バキッ

    老兵「とうっ!」バコ

    剣士「ここの見張りはこいつらだけか」

    老兵「だな」

    僧侶(神に仕えるものとしてこれは辛いですね…)

    僧侶(口出しなんかして皆さんで死ぬのは目に見えてますからいいませんが)

    剣士「鍵はっと……一個あった」ゴソゴソ

    老兵「こっちは一個だけだ」

    剣士「あ、こいつも一個」

    僧侶「この人も一個ですね…」

    剣士「……あと七人、地道に調べろと……?」

    老兵「時間食うなこれ…」

    974 = 966 :

    剣士「」ゴソゴソ

    老兵「」ゴソゴソ

    僧侶「失礼します…」ゴソゴソ

    剣士「これいちいち差し込まないといけないのか」ゴソゴソ

    老兵「面倒くさいが、良く考えたものだな」ゴソゴソ

    僧侶「すみませんすみません」ゴソゴソ

    剣士「よしっ、これで最後だな」

    老兵「じゃあ奥へ進もう」

    剣士(……なんか“勇者”になった気分だな…)

    剣士(あいつがいたらどんなことをしただろうか)

    僧侶「剣士さん?」

    剣士「あっ、い、いやなんでもないぞ」

    僧侶「?」

    975 = 966 :

    コツコツ

    剣士「灯りがろうそくだけっていうのも不気味だな」

    僧侶「なにか出てきそうです…」

    老兵「……」キョロキョロ

    剣士「トラップの類いはなさそうだな」キョロ

    老兵「逆に気味が悪い」

    剣士「ああ…まるで来ることを望まれているようだな」

    老兵「何故だ?」

    剣士「オレも知りたい」

    僧侶「わたしも、どうしてこんなことをしているか不明です…」

    剣士「一番奥に部屋が――」

    老兵「用心しろ」

    剣士「忠告ありがとう」ゴクリ

    976 = 966 :

    僧侶「……」

    剣士「僧侶は、どうやって大臣と知り合ったんだ?」

    僧侶「い、今それいいますか?」

    剣士「緊張しすぎで気をそらしたいんだよ現実から」

    僧侶「それもそれでどうなんでしょうね…」

    僧侶「わたしは元々孤児でした。それで、戦争が終わる前に大臣さんにあったんです」

    僧侶「『願いはあるか』と聞かれて――わたしは、『みんなの怪我を治したい』といいました」

    僧侶「その時、小瓶にいれられた液体を飲むようにいわれて――」

    剣士「飲んだのか」

    977 = 966 :

    僧侶「いいえ。その時は飲みませんでした」

    剣士「え?」

    僧侶「というより、引っ込められたんです」

    老兵「引っ込められた?」

    僧侶「それからわたしに、『“僧侶”になりたいか』と言いまして。頷きました」

    剣士「そしたら?」

    僧侶「引き取られました。それで、いくつか治癒魔法を習ったり」

    老兵「大臣から?」

    僧侶「いえ、専門の人からです。確か三つ子でした」

    剣士「三つ子ってすごいな」

    僧侶「まあもちろん」

    978 = 966 :

    僧侶「いいえ。その時は飲みませんでした」

    剣士「え?」

    僧侶「というより、引っ込められたんです」

    老兵「引っ込められた?」

    僧侶「それからわたしに、『“僧侶”になりたいか』と言いまして。頷きました」

    剣士「そしたら?」

    僧侶「引き取られました。それで、いくつか治癒魔法を習ったり」

    老兵「大臣から?」

    僧侶「いえ、専門の人からです。確か三つ子でした」

    剣士「三つ子ってすごいな」

    僧侶「ええ。ちょっとうざったい人たちでした」

    979 = 966 :

    老兵「それで“僧侶”として?」

    僧侶「まだです。…女ですから魔力はありませんし、かすり傷を治すのでやっとでした」

    剣士「……」

    僧侶「それで、大臣さまからとある液体をもらったんです。なんでも、魔力を出すものとか」

    老兵「へぇ」

    僧侶「それを飲んだら今みたいな治癒魔法を使えるようになったんです」

    剣士「……僧侶にとって」

    僧侶「はい」

    剣士「大臣は、どんな存在だ?」

    僧侶「――お父さん、みたいな存在でしょうか」

    剣士「……そうか」

    980 = 966 :

    剣士「先に謝っとく。ごめん」

    僧侶「え?」

    老兵「……」

    剣士(大臣を切ったら僧侶に嫌われるだろう)

    剣士(でも――“剣士”は情に流されてはいけないんだ)

    剣士「」ピタ

    僧侶「ここですね…ここしかありませんが」

    老兵「鍵は?」

    剣士「開いているみたいだ。――離れててくれ」

    ――キィ

    981 = 966 :

    見張り「来たか。やれ!」

    見張りB~G「オオ!!」バッ

    剣士「っちくしょ!」シャキン

    老兵「懲りずに続々と!」シャキン

     ふと僧侶は左側の壁が気になった。
     何故だろう。とても嫌な予感がする。
     交戦する剣士たちの背中を眺め、決心したようにふたりの襟首を背伸びしてつかむ。
     そのまま後ろに倒れ込んだ。

    老兵「な―――」

    剣士「そうり―――」

     文句が最後まで出るのも待たずに、鼓膜を震わす破壊音が牢に響いた。

     さっきまで剣士と老兵がいた場所が瓦礫で埋もれていた。

    982 = 966 :

    剣士「」

    老兵「」

    僧侶「だ、誰が……!?」

     僅かにかぶった砂や小石を払いながら立ち上がる。
     ここだけは丈夫なランプだったようで、辺りが無事に明るくまず安心する。
     奥の鉄格子の向こうにはポカンとする国王と動かない青年がいたが今は後回しにする。
     この惨事を起こした主が敵かもしれないのだ。

     ぽっかりと空いた穴の向こう、異形のシルエットが浮かび上がった。

     人の形と、そこから生える翼。

    「ムチャクチャダヨ!トイウカ、キシカンアルヨ!」

    「気のせいじゃないか?」

     そして、異形のものは僧侶を見て軽く手をあげる。
     どこか鳥の手に見えるのは気のせいだろか。


    魔法使い「やあ、僧侶。ごめん、平気だった?」

     いっそ、その姿は恐ろしさを通り越して美しかった。

    983 = 966 :

    次スレに続く
    携帯からうまくできるか分からないので間違えてたらサポートお願いします

    魔王「おれと手を組め」魔法使い「断る」2 です

    984 = 967 :

    スレタイ普通にナンバリングか、>>663になると思ってたよ

    985 = 966 :

    >>984
    そうですね、それでいきます。すみません

    986 :

    もうたってたw

    987 = 967 :

    正直スマンカッタ


    次スレ
    魔王「おれと来てくれないか、魔法使い」魔法使い「…ああ」
    http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1346245762/

    988 = 966 :

    【蝙蝠一族ノオキテ!】

    蝙蝠父「イイカ、我ガ子ヨ」

    蝙蝠「ウン、ナァニオトウサン」

    蝙蝠父「明日カラ、オ前ハ、シバラクヒトリデクラス」

    蝙蝠「ソウダネ!ソウイウキマリダカラネ!」

    蝙蝠父「泣クンジャナイゾ?」

    蝙蝠「ナカナイヨ!」

    蝙蝠父「危ナイコトスルンジャナイゾ」

    蝙蝠「シナイヨ!ダブン」

    989 = 966 :

    蝙蝠父「体調ハ万全ダロウナ?」

    蝙蝠「モチロン!」

    蝙蝠父「モシ本当ニ困ッタ事ガアッタラ、パパヲ呼ンデイインダゾ」

    蝙蝠「大丈夫ダヨ」

    蝙蝠父「一時間二、五回グライ様子ヲ見二行クカラナ」

    蝙蝠「ソレハウザイヨ、オトウサン」

    蝙蝠父「ダッテダッテ、オマエガイナクナッタラパパハ死ンデシマウヨ」

    蝙蝠「タイヘンダネ」

    990 = 966 :

    蝙蝠父「本当ハオマエヲ旅タタセタクナインダァァァァ」オイオイ

    蝙蝠母「今ノウチ二、イッチャイナサイ」

    蝙蝠「ウン。オカアサン、ゲンキデネ」

    蝙蝠母「アナタモネ。元気二帰ッテ来テチョウダイ」

    蝙蝠「イッテキマス」

    蝙蝠父「ウワァァァァァンイカナイデ――プギャッ」

    蝙蝠母「サァ今ヨ!オ父サンハ押サエテルカラ!」

    蝙蝠「ナカヨクネー」パタパタ

     その数ヶ月後、魔法使いと会うことになる。

    991 = 966 :

    >>987
    ありがとうございます
    なんか魔法使いと魔王のヒロインの座が変わってますが…

    992 = 966 :

    【魔王の一日スケジュール】

    魔大臣「……」

    側近「どうしたんだ?」

    魔大臣「いや…魔王さまの一日を記してみているだが…」

    起床

    緊急書類チェック

    朝食(抜きの場合も)

    会議

    書類チェック、作成

    会議

    昼食、散歩(30分)

    会議


    側近「あれ、おかしいな。前が滲んで見えない」

    魔大臣「もはやこれ以上書けない」

    993 = 966 :

    【先代魔王の一日のスケジュール】

    魔大臣「こんなの出てきた」

    側近「先代さまの?」

    魔大臣「勤めたての時に書いたようだ」

    側近「どれどれ――」

    起床

    脱走

    説教

    夕食

    側近「………」

    魔大臣「………」

    魔王「そろそろ会議が始ま――なんだこの微妙な空気」

    994 :

    おつんつん

    995 :

    僧侶はどうやって二人の襟首掴んだんだろう
    片腕しかないのに

    996 :

    片手で2人の首掴んだんだろ

    997 :

    僧侶は強化人間だから、それくらい出来るんだよきっと

    いちおつ
    蝙蝠ちゃん、愛されて育ってるなあ
    こんなに可愛いのに次スレの登場人物紹介に入ってないなんて、解せぬ

    998 :

    ああ、楽しみでしょうがない。乙。あと埋め?

    999 :

    うめるしかないね

    1000 :

    あっ!!!??!?


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