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    元スレ京太郎「合同合宿ですか?」

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    201 :

    京ちゃんというより部長の謎の人脈で引き込んだというのがしっくりくるあたり部長まじ部長

    202 :

    コーヒーに塩は確かエスプレッソとか濃いやつにするんだったっけか?
    あのお猪口みたいなちっさいカップの

    203 :

    京太郎「……」ペラッ

    午後の昼下り。俺は1人でソファーに腰を沈めながら読書に耽る。

    こう見えても俺はそこそこ本を読む。っというのもまぁ単純に身近に重度の読書家がいてそいつがあれこれと熱心に勧めてくるので、

    いつの間にかそういう習慣が身についただけで、別に瀟洒を気取ってるとか知的さを振り撒いて女の子にモテたいとかそういうことじゃ……

    いや、すんません。ちょっとだけ期待してました。

    京太郎「…………」ペラッ

    ガチャ

    「……」キョロキョロ

    「あ! キョ、っ……」

    扉が開き顔を覗かせたのは、ここではもう見慣れたメンバーの1人。

    一瞬だけ顔を輝かせ俺の名前を呼び掛けるが、こちらが本を読んでいたことに気付くと慌てて口を噤む。

    「……」タタタ

    ボフ

    俺が座っていたソファー、その右横に勢いよく腰を下ろす淡。

    俺は特に無い言及せず読書を続ける。

    204 = 1 :

    ちなみの俺は学校の授業や、こういった読書の時に俺はメガネをかけている。

    オススメというだけありつい内容に引き込まれて夜中に暗がりで熱中して読みふけっていたら最近少し視力が下がってきてしまったからだ。

    晴れてメガネデビューを果たした俺がそれについて部内でからかわれた事もあったのだがそれについては今は割愛。

    「キョータローってメガネ掛けてたっけ?」

    京太郎「ああ、ちょい前くらいから」

    知っての通り普段は掛けてないから未だにこうやって驚かれたりすることもままある。

    京太郎「頭良さそうだろ?」

    「うん! 知性があるように見える」

    京太郎「……」

    お前もっと言葉を選べよ……

    内心で呆れつつ再び本に視線を戻す。

    淡もそれ以上なにも言わず、裸足のつま先にスリッパを引っ掛け楽しそうに脚をパタつかせているだけだった。

    205 = 1 :

    「~♪」

    淡は特になにかをするでもなにかを話すでもなくただ俺の隣に座っているだけ。

    それにしてはいやに機嫌が良さそうだ。

    俺が読んでいる本は文庫本サイズ。それを左手で持ち替え、空いた右手でメガネのフレームを押し上げつつ隣に座る淡の頭に手を伸ばす。

    京太郎「……」ナデナデ

    「! にゅふふ~♪」

    頭を撫でてやると気持ち良さそうに目を細めながら、満足気に声を漏らす。

    「ねぇねぇ、それなに読んでるの?」

    けどやっぱりというか堪え性が無いため質問を投げかけてくる。

    京太郎「官能小説」

    ズサササ!

    思いっきり距離を取られた。

    206 = 1 :

    京太郎「いや、あの冗談ですよ?」

    さすがにながらでいられないので落としていた視線を上げ淡に顔を向ける。

    「な、なんだ冗談か~」

    「もうもう! キョータローのジョーダンは質が悪いよ!」プンスコプン

    京太郎「そうむくれるなよ。大体お前こそなんだその反応。いつもならここからもう一言二言遊ぶだろ?」

    「それはまぁ……そうだけど」

    まだ少し警戒の色を残しながらおずおずと元の位置に戻ってくる。

    「それでなに読んでたの?」

    京太郎「フランス書院」

    「なにそれ?」

    京太郎「いややっぱ今の無し。普通のミステリー小説だよ、ほれ」

    ページを閉じてしまわないように気を配りながら淡の方に向ける。

    207 = 1 :

    「ふ~ん、あ! これ知ってるこないだテルーが読んでた奴だ」

    京太郎「へぇ照さんがね」

    ってことは照さんから咲に、そんで俺にといった感じだろうか? 読み切ったら是非語り合いたいな。

    「なんか実は、真犯人の共犯者が主人公の弟だったとかって驚いてた!」

    京太郎「え……」

    「それで、えっとえっとなんだっけ……キョータロー?」

    京太郎「まだ、そこまで読んでない……」

    「え、あ!? あわわわわわわ……ごご、ごめん!」

    京太郎「いや、いいけど……」

    俺は本を閉じ、ソファーの肘掛けにぐったりとうな垂れる。栞を差し込む気力も無い。

    京太郎「冷水ぶっ掛けられた……」ガックシ

    「もーごめんって! キョータローってばー!」アワアワ!

    208 = 1 :

    イメージとしてはみにヴァンの櫂くん
    >>199こんな感じでよろしいかしら?

    210 :

    あわいい

    211 :

    あわわいい

    212 :

    あわいいなぁ

    213 :

    >>208
    最高でしたあわいいです乙です

    214 :

    あーあ、淡で確定じゃねえか

    215 :

    別に安価スレでないから>>1の自由だが他の人の出番少ないのは気になるね

    216 :

    >>215
    実は私自身が一番それを気にしていたりいなかったり

    じゃあまぁこれも一つの試みと言う事でみんなの好きな安価でも取ってみようか

    キャラ(複数可)とシチュを

    ↓3

    ↓5

    217 :

    218 :

    219 :

    穏乃

    220 :

    またのん

    221 :

    穏乃の着替え中にバッタリ

    222 = 1 :

    すみません言葉足らずでした
    キャラとシチュ合わせて1つの安価ってつもりでした

    >>221
    穏乃の着替え中にバッタリ

    了解しました

    後、申し訳ないですけど今回は淡は一回休みという事で
    もいっこ再安価

    ↓3

    223 = 217 :

    照 二人で買い出し

    224 = 218 :

    玄とおもちトーク

    225 :

    玄とおもちトークデート

    226 = 1 :

    阿知賀人気やね
    では

    ・穏乃の着替え中にバッタリ

    ・玄とおもちトークデート

    という事でがんばってひり出すので気長に待っててくだしあ

    227 = 1 :

    なんか微妙に題材と違う感じになっちゃったけどよろしいか?

    228 = 217 :

    構わず投下だ

    229 = 1 :

    ぶっちゃけると着替え中にバッタリじゃなくて脱ぎ終えたところへバッタリそのままお風呂
    ってなったわ

    230 = 1 :

    京太郎「うえぇ、さっぶ……」ガタガタ

    湿った肩を自分で抱きながら、全身に纏わりつく寒さをなんとか誤魔化そうとする。

    京太郎「ちくしょうついてな、ふぁ……っくしゅん!!」

    あー、ついてない。まさか外の水道が老朽化していて捻った瞬間爆発しようなどと誰が予測出来ようか。

    濡れた前髪が顔面に張り付いてなんとも不愉快だ。

    着替えを片手に暖簾を潜り、浴場へ続く脱衣所への戸を開ける。

    ガラララ

    穏乃「うん?」

    京太郎「…………え?」

    そこにいたのは生まれたままの姿の高鴨穏乃だった。

    231 = 1 :

    京太郎「す、スッポンポンのポンポコポーン……」

    穏乃「おっす京太郎。京太郎もお風呂?」タタタ

    京太郎「前を隠せぇぇぇぇーーーっ!!」

    俺は絶叫しながら手から着替えの袋が落ちるのも気にせず、両手で顔を覆いながら穏乃に背を向ける。

    京太郎「すすすす、すまん! すぐ出るから」

    穏乃「えー京太郎お風呂入りに来たんじゃないの? なら一緒に入ろうよ」

    出来るかボケェ!!

    穏乃「ねー聞いてる?」グイグイ

    京太郎「ちょ、おおい!? なに引っ付いてきてるの!?」

    232 = 1 :

    穏乃「って、京太郎ビショビショじゃん! 早く温まらないと風邪引くよ!」

    そういって入り口付近で二の足を踏んでいた俺をズルズル引き摺っていく。

    なにこのパワー!?

    京太郎「ちょ! やめて、俺今あの、あれ! すごい、極限状態だから!」

    穏乃「なにゴチャゴチャいってるの! ほら早く!」

    京太郎「大体、穏乃! お前俺に一瞬とは言え裸見られてんのにそれについてはなんかないの!?」

    穏乃「ん~?」

    穏乃の視線が自分を見下ろし、それからゆっくりと正面に戻ってくる。

    穏乃「わああああああああああああああああ!?!?!??!!!////////////」

    233 = 1 :

    パタパタパタパタ

    突然の足音。

    シズ~ドウカシタノ~

    戸口の向こうから聞こえたこの声は、……憧!?

    やばい、この状況。バレればあの、えぇっと……とにかくとんでもないことになるよ!?

    穏乃「な、なんでもな~い! ちょっと滑って驚いただけー!」

    京太郎「!?」

    キヲツケナサイヨ~

    穏乃「わかった~!」

    パタパタパタ……

    足音が遠ざかっていく。

    シーン……

    残ったのは静謐。

    234 = 1 :

    京太郎「じゃ、じゃあ俺出直すからまた後で……」

    穏乃「ダメだよ! 風邪引くって」

    京太郎「だけどお前なぁ」

    穏乃「私は大丈夫、平気……だから///」

    京太郎「はぁ……わかったよ」ポン

    俺はなるべく穏乃の裸体を見ないようにしつつ頭に手を載せる。

    穏乃「あ……」

    京太郎「そんかわり、お前は先浴室いっとけぶっちゃけ今の穏乃のが風邪引きそうだ」

    穏乃「あ、うん!」パァァ

    勢いよく頷くと穏乃は勢いよく駆けていく。

    途中でホントに足を滑らせかけ「どえぇぇぇ!?」などと女の子が口にするにはいささか奇特な声を漏らしながら、

    浴場へ繋がる戸口へ消えていった。

    京太郎「あいつ、俺がこのままバッくれるとか考えないのかな?」

    235 = 1 :

    カポーン

    鹿脅しに似た幻聴が聞こえる。

    京太郎「…………」ボケェー

    穏乃「…………///」ポー

    俺と穏乃は近すぎずさりとて遠すぎず、微妙な距離を保って肩を並べて湯船に浸かっていた。

    あのまま逃走も考えたがそれはそれで後からなに言われるかわからないので大人しく穏乃の意向に従うことにした。

    京太郎「…………悪かったな」

    穏乃「なにが?」

    京太郎「不可抗力とは言えその、なんだ……裸見ちゃって」ポリポリ

    穏乃「あ、ああ! うんまぁ、私も悪かったし。別に」

    京太郎「そうか? そう言ってくれると助かる」

    穏乃「うん。それに恥ずかしかったけど、京太郎になら別に嫌じゃないって言うかブクブクブク……」

    京太郎「は?」

    236 = 1 :

    穏乃「なんでもない! なんでも///」

    京太郎「いや、今……」

    穏乃「私逆上せたみたい! 先に上がるね? それじゃ!」

    バシャ、タタタタ

    京太郎「ちょ、おおい。だから走るなって! ……聞いちゃいねぇ」

    一人残された俺は、何の気なしに天を仰ぐ。

    京太郎「あー……」

    両手で湯船を掬い顔に思いっきり叩きつける。

    去っていく穏乃の顔が赤く見えてのは果たして本当に逆上せたからだったのか。

    そして俺自身のこの顔の熱さも。

    俺の疑問はその答えを得る事無く、熱い水面に落ちて溶けた。

    237 = 1 :

    終わり終わり!
    実際、穏乃の羞恥心とかってどんなもんなのかね実は結構恥ずかしがったりとか
    これ書く前に間違って京ちゃんの着替え中に穏乃がバッタリっての間違って書いてて
    慌てて書き直したらこんなことになったすまぬ

    238 :

    おつ
    そっちでもよかったのよ?

    239 :

    おつです

    240 :

    乙ー
    しずかわいい

    241 :

    穏乃はかわいいなぁ!

    242 :

    「京太郎くん」

    京太郎「玄さん?」

    玄関で上履きから外履きに履き替えているところへ後ろから声をかけられた。

    振り返ると白いワンピースにつば広の帽子を被った玄さんが立っていた。

    「お出かけ?」

    京太郎「はい、少し。玄さんもですか?」

    「うん。少しお散歩」

    京太郎「あ、じゃあそこまで一緒に行きますか?」

    「お邪魔じゃないかな?」

    京太郎「まさか。こちらこそ、お供させていただいてよろしいですか?」

    「ふふ。うん、よろしくお願いします」

    243 = 1 :

    京太郎「あれ? 玄さん、髪……」

    後ろに立たれていたときには気付かなかったけど並んで立つことでその事に気付いた。

    「あ、うん。今日は熱かったから結んでみたんだ。へ、変じゃないかな?」

    無茶苦茶可愛いです。この滾る感情を打ち明けたかったがまぁここは紳士・須賀としてね。その名に恥じぬ振る舞いをしようか。

    京太郎「無茶苦茶可愛いです!! うなじがチラチラ見えてすごく興奮します!」

    あ……

    「かわっ!?」

    川?

    「そ、そっかぁ~えへへ、そっか///」テレテレ

    よし! よし!!

    なんかわからないけど上手く誤魔化せた。

    244 = 1 :

    京太郎「そういえば聞くの忘れてたんですけどいいですか?」

    「なにかな?」

    並んで歩いていた玄さんにスッと一歩歩み寄る。

    京太郎「おもちの方はいかがでしたか?」ヒソ

    「! ふふふさすが我が同志。やはり気になしますか?」ヒソ

    京太郎「そりゃあ」

    「それで誰のおもちが聞きたいのですかな?」

    どこか得意気な玄さん。

    京太郎「ふむ。いろいろ聞きたいですがじゃあここは渋谷先輩で」

    「ふんふむ。渋谷さんですか、大きさではやや和ちゃんに負けるけど張り、艶、そして柔らかさも申し分なく」

    京太郎「柔らかさ!? 玄さん、あなたまさか……」

    「触らせていただきました///」ポッ

    245 = 1 :

    京太郎「なん……だと……」

    「ご本人に似てなんともやんごとなき手触りで」

    京太郎「羨ましい!?」グギギ

    (血涙……)

    「やっぱり触ってみたいのかな? 男の子だし」

    京太郎「そりゃ、いや……でも俺、学者タイプだし」

    今度こそ紳士・須賀でいきたい。そう願って今を生きる。

    京太郎「というわけで、宇宙飛行士タイプの玄さん。その辺りのいろいろはすべてお任せします!」ペッコリン

    「おまかせあれ!」

    そういって胸を張る玄さん。

    京太郎「……」

    うむ。すばら。

    246 = 1 :

    京太郎「それでじゃあ和は……」

    「和ちゃんは、ガードが固くて……」

    京太郎「ダメだったんですね」

    「うん。タオルできっちり巻いてて、湯船に浸かるときもそれはもう神業の如く脱着も一瞬で」

    京太郎「そうですか……」グヌヌ

    さすが和としか言いようがない。

    京太郎「あ、じゃあ弘世先輩は……」

    「弘世さん、か……」

    玄さんが憂いを秘めた遠い眼をしてる。

    「レギュレーション変更とはかくも恐ろしい」

    京太郎「?」

    それはまるで要領を得ない説明だった。

    247 = 1 :

    京太郎「しかし宥さんも含めてすばらなおもともちな方々揃ってなんともすばらですね! 玄さん」

    後、玄さんも。とは口が裂けても言えない。

    「ん、うん。そうだね」

    (京太郎くんとおもちの話をするのはすごく楽しいけど、なんだろうおもちの辺りがもちもちする)モヤモヤ

    京太郎「どかしました?」

    「ううん。……京太郎くんはこの後どうするの?」

    京太郎「俺ですか? そうですね、このまま街の方まで行ってついでに夕飯の買出しでもしようかなって」

    「じゃあ荷物持ちとかいた方が良いよね! 私も一緒に行くよ!」

    京太郎「そうですか? じゃあお願いします」ペッコリン

    「こういうのもデートって言うのかな?」ボソ

    京太郎「ふぁい? なんか言いました?」

    248 = 1 :

    「んーん。なんにも」

    (もしそうなら)

    ギュウ

    京太郎「ちょ!? くくく玄さん!?」

    いきなり玄さんが俺の腕に自身腕を絡めてきた。そしてこの肘に当たる柔らかいものは……

    紳士が……! 俺の紳士が……!!

    京太郎「な、なんでもないです……」

    「ふふ、そっか」

    (久し振りに会えたんだもん。ちょっとくらい大胆になっても良いよね?)

    249 = 1 :

    あ、終わりです

    250 = 1 :

    【おまけ】

    ドドドドドドドド、バーン!!

    京太郎「え? なに? なに事!?」

    凄まじいラッシュの後、盛大に戸が開け放たれる。

    穏乃「やっほー! 京太郎! 遊びに行こう!」

    京太郎「は!? し、穏乃!?」

    まるでパパスの様に現れたのは阿知賀女子の大将、高鴨穏乃。ぬおおおお。

    突然だが状況を整理しよう。

    現在ここは俺の自室(仮)、時間は早朝。そして今さっき起きたばかりの俺はまさに着替えの真っ最中。

    しかも今日に限って自分でもなぜかわからないが下から脱ぎだしたので、

    上は寝巻き用のTシャツで下は現在パンツ一枚という最悪の絵面でお送りしております。


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