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    元スレ真美「はるるんのリボンを取ったら動かなくなった」

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    351 = 349 :

    貴音「おかわり」カランッ

    「一口で完食したぞ」

    真美「さっそく食べるものに困ってるよ」

    新郎の親父「ヒデキのやつ……立派になって……」ウルッ

    美希「泣いてるの」

    「立派になったというか、立派に生涯を全うしたというか」

    春香「あっ!まさにこれは『結婚は人生の墓場』ってやつだね!」フフン

    真美「無理してうまいこと言わなくていいよ、はるるん」

    美希「ドヤ顔がうっとおしいの」

    「あんまりうるさいとリボン外すぞ」

    春香「ここをあなた達の墓場にしてあげるわ」

    352 = 349 :

    司会「続いては新郎の友人からのスピーチです。星井美希さん、どうぞ」

    美希「えっ!?」

    貴音「私が推薦しておきました」

    「何勝手なことしてんだコイツ」

    真美「ミキミキじゃ新郎の友人じゃなくて新郎の友人の友人になっちゃうよ」

    貴音「新郎の友人ではないのですか?」

    春香「新郎の友人の友人の友人じゃない?」

    貴音「逆に新郎の友人が友人で友人も友人の友人より友人かもしれませぬ」

    春香「新郎の友人が友人に友人に友人の絵を描いた」

    真美「ユユユユユユユyyyyyyyyy」ヴーヴーヴー

    春香「ああっ、真美が混乱している」

    美希「とりあえずいってくるの」

    貴音「ところで響、妙に静かでしたね」

    「『友人』って言葉を聞くと心が痛むぞ」

    春香「それはいいことを聞いたよ」

    353 = 349 :

    美希「ミキね、オニギリが大好きなの。だからお米のラーメンがあればいいなって思ったの。
       そしたらハニーがね、『それはラーメンじゃなくてフォーだよ』って教えてくれたの。
       バルタン星人フォッフォッフォーなの」

    ドッ ワハハハハ オニギリハー

    「ウケとる」

    真美「新郎どころかラーメンの話でもないよ」

    春香「可愛けりゃなんでも許されるとでも思ったら大間違いよ」

    貴音「大変です、春香が血の涙を流しております」

    「半分は貴音のせいだからな」

    354 = 349 :

    美希「ミキね、イチゴババロアのつけ麺があれば売れると思うの。
       イチゴババロアのつけ汁にオニギリを浸して食べれば
       頭の中がおほしさまいっぱいでキラキラになっちゃうって思うな」

    ウウッ ナケルワネ ハルカハドウシテソウナッチャッタノ?

    「泣いとる」

    真美「もはやただのイチゴババロア茶漬けだよ」

    貴音「さすがにこれは私も食指が動きません」

    「ていうかなんで皆泣いてるんだ?」

    春香「きっと美希のかわいそうなおつむが哀れみを誘っているんだよ」

    真美「はるるんが実にいい笑顔をしているよ」

    貴音「響、これも半分は私のおかげですか?」ワクワク

    「こんなことで満面の笑みを浮かべる貴音が少しだけ遠くに感じるぞ」

    貴音「シュン……」

    「よしよし」

    貴音「///」

    春香「チョロいなぁ」

    真美「今日のはるるんほどじゃないよ」

    355 :

    は、春香さんは可愛いですよっ!

    356 = 349 :

    司会「続きまして、新婦のヒデ子さんの友人からのスピーチです」

    真美「ラーメン界では、名前に『ヒデ』をつけるのが流行ってるの?」

    貴音「よき名前ではありませんか。『秀』も『英』も良い漢字です」

    「まぁな」

    貴音「奇をてらった名前ではなく、読みやすく分かりやすい名前をつけるのが子供の為です」

    美希「ここだけ聞くともっともらしく聞こえるの」

    春香「ラーメンに普通の名前をつける人と、子供にキラキラネームをつける人、狂ってるのはどっちだろうね?」

    真美「間違いなくどっちもだよ」

    357 = 349 :

    ハム蔵「ヒデキさん、ヒデ子さん、ご結婚おめでとうございます」

    「ハ、ハム蔵!?」

    ハム蔵「本日は、こんなに楽しく素敵なパーティにお招きいただきまして、ありがとうございます」

    真美「ものすごくマトモなスピーチがはじまった」

    春香「ネットの例文そのままだけど、前が前だけにすごく賢く聞こえるねぇ」

    貴音「春香が本当に楽しそう……呼んだ甲斐がありました」

    美希「ミキはなんだか不愉快なの」

    ハム蔵「どうも言い慣れない呼び方をしていると、緊張してしまって……」

    真美「あ、真美知ってるよ。『いつものように○○と呼ばせてください』っていうヤツだ」

    貴音「なんと呼んでいるのでしょうね」

    春香「『ラーメン』以外に考えられませんけど」

    ハム蔵「いつものように『ブタ太』と呼ばせてください」

    「!?!?!?」

    358 :

    美希「そういえばヒデ子さんはトンコツラーメンだったの」

    「そ、そんな……」

    真美「そう考えるとハム蔵がスピーチしてるのも合点がいくよ」

    貴音「故人の友人代表ということですね」

    春香「ねぇねぇ、これこそまさに『結婚は人生の墓場』ってやつじゃない?」フフン

    真美「うっとおしいよ、はるるん」

    美希「思ってるほどうまくないからね、それ?」

    ウギャアアアアア

    真美「ひびきんの魂が窓から天へと昇っていく」

    貴音「はたして響はなにが異常発達していたのでしょうか」ワクワク

    美希「貴音がとびっきりの笑顔なの」

    春香「こんなときでもそんな顔ができる貴音さんこそ、とびっきりの異常者ですよ」

    359 = 358 :

    「うう……あんまりだぞ……」

    貴音「響」ツンツン

    「なんだ……?」

    貴音「どっきり大成功!」バーン

    「えっ?」

    春香「ごめんね?私たちも今朝、話を聞かされたんだ」

    真美「お姫ちんが一度、ドッキリをやってみたかったんだって」

    貴音「恨まないでくださいまし。一番最後に会場に着いた人をターゲットにするつもりだったのです」

    「いや、ハム蔵の仕込みといい、明らかにターゲットは自分だろ」

    美希「細かいことを気にし過ぎるとデコちゃんになっちゃうの」

    真美「そういえば亜美が、ひびきんがこの前『貴音は頭にみそラーメンがカッ詰まってるからな』
       って言ってたのを、事務所で言いふらしてたのを思い出したよ」

    貴音「ふふ、食べ物の恨みは恐ろしいのです」

    春香「それは食べ物の恨みというのかなぁ」

    360 = 358 :

    貴音「大体、いくら私でもラーメンの結婚式を挙げるわけがないではありませんか」

    春香「それには流石に同意しかねますね」

    「じゃあ、春香と美希の仲がヤケに険悪だったのも仕込みだったのか?」

    真美「ひびきんはホントにおめでたいね」

    美希「あれが演技だったらミキ達はグラミー賞が取れちゃうの」

    春香「あっ、どうせならアマミー賞の方がよくない?」フフン

    「何度もいうけど、さっきからうまいこと言えてないからな?」

    春香「友人、友人、友人、友人、友人、友人、友人……」

    ウギャアアアアア

    真美「ひびきんの魂が窓から天へと昇っていく」

    貴音「では、はらみー賞というのはどうでしょう?」ワクワク

    真美「お姫ちん、もうその話はやめようよ」

    ハム蔵「一応ツッコんでおきますけど、それを言うならアカデミー賞だと思いますよ」

    361 = 358 :

    真美「ネタバラシも済んだし、解散だね→」

    美希「お疲れ様なのー」

    春香「ねぇねぇ、今日こそみんなでカラオケに行かない?」

    貴音「申し訳ありません……明日は友人の誕生日パーティーがございまして……」

    美希「誕生日パーティー?」

    アラアラァァァァァ

    真美「あずさお姉ちゃんの魂が窓から天へと昇っていく」

    春香「もうすぐ誕生日だからね」

    美希「それで、友達って?」

    貴音「ヒデヒコといいます。昔ながらのしょうゆ顔です」

    真美「そのヒデヒコさんは人間のヒデヒコさんなのかな?」

    貴音「ふふ、それはとっぷしーくれっとです」



    第二十一話 終わり

    362 :

    旨いこと落ちたな

    363 = 358 :

    ━第二十二話━

    364 = 358 :

    ━外━

    テクテク

    絵理「知ってる愛ちゃん?抹茶アイスの緑色は、蚕のフンによるものなんだよ」ニヤニヤ

    「そうなんですか!まるで夢子さんのキャンディですね!」

    「別に夢子ちゃんのキャンディにはウンコは入ってないからね?」

    絵理「…………」

    まなみ「想像して気持ち悪くなったのね」

    「自業自得だよ」

    まなみ「ひょっとして怒ってる?」

    「ちょっと」

    365 = 358 :

    「あっ、その理論でいくとチョコレートアイスの茶色は……」

    絵理「あれ?愛ちゃん、あそこにかりんとうが落ちてるよ」

    「えっ、本当ですか!」

    テクテクテク

    「……」ジーッ

    「……」クンクン

    「……」ツンツン

    ダダダッ

    「ひどいですよ絵理さん!かりんとうじゃなくて犬のフンでした!」

    絵理「ふふっ、ごめんなさい?」

    まなみ「触ってみないとわからなかったんだ」

    「そのまま気づかなかったらどうなってたんだろう」

    まなみ「涼ちゃんはなぜ止めなかったの?」

    「怒ってますから」

    366 = 358 :

    亜美「あっ、愛ぴょん達だ→」

    絵理「亜美ちゃんと真美ちゃんだ」

    「こんにちは、亜美ちゃん真美ちゃん」

    真美「ねぇねぇ、みんなどったの?」

    「抹茶アイスが蚕のフンだと思ったら、実はかりんとうが犬のフンだったんですよ!」

    亜美「ウンコまみれだね」

    真美「天真爛漫な愛ぴょんの口から、こんな汚らしいセリフが出てくるとは思わなかったよ」

    亜美「きっとそこの引きこもりの仕業だよ」

    絵理「なぜわかった」

    真美「愛ぴょんがしゃべってるときに、春風のように爽やかな微笑みを浮かべていたからね」

    絵理「愛ちゃんはかわいいなぁ、って思っただけ?」

    「流石にそれは無理があるよ」

    絵理「ひぅっ」

    まなみ「あらあら、本当に今日の涼ちゃんは容赦ないわね」

    367 = 349 :

    「二人はどこに行くところなの?」

    亜美「ゲームで負けたから、罰としてコンビニまでパシらされてるんだYO!」

    真美「Wiiとかだったら絶対勝てたのにね→」

    絵理「何のゲームだったの?」

    亜美「山手線ゲームだよ」

    真美「お題は『ミキミキっぽいもの』でね」

    「私だったら1、2周で負けちゃいそうだな」

    亜美「何周したかは覚えてないけど、軽く2時間はやってたかな」

    まなみ「美希ちゃんっぽいものってそんなにあるのかしら?」

    真美「みんな昆虫図鑑を片手にやってたからね」

    絵理「星井さんはその場にいたの?」

    亜美「本人の前でやると思う?」

    真美「765プロのアイドルはみんな仲良しなんだYO!」

    まなみ「覚えておきなさい涼ちゃん。これが事務所の同僚との付き合い方よ」

    「勉強になります」

    368 = 349 :

    亜美「そんで、みんなはどこに行くところなの?」

    「バラエティ番組の収録を終えて帰ってきたところだよ」

    真美「3人一緒に出演するなんて、珍しいね」

    絵理「ウチは基本ソロ活動中心だからね」

    亜美「みんな一緒の方が楽しいのになぁ」

    真美「ねぇねぇ、そしたらこれからウチにきてみんなでゲームしようよ!」

    「律子姉ちゃんはいるの?」

    亜美「いないって言えば来てくれるの?」

    「どうだろうね」

    真美「りっちゃんは765プロ・ヨハネスブルグ支部に出向になったよ」

    「じゃあ僕も行こうかな」

    亜美「涼ちんは素直だなぁ」

    まなみ「気持ちはありがたいんだけど、まずは社長に今日の報告をしないと」

    真美「そっかー。あずにゃんマンがそういうなら、ちかたないね」

    まなみ「あ?」

    369 :

    そういや、まなみ解雇になってないのか。

    370 = 349 :

    まなみ「あずにゃんマンって何かしら?」

    亜美「実は、『けいおん!』にはあずにゃん二号なるキャラが存在することが判明したんだ」

    真美「そうなると、ウチのあずさお姉ちゃんはあずにゃんV3となって」

    亜美「あずさ二号の異名を持つまなみお姉ちゃんは、あずにゃんマンとなるわけだよ」

    まなみ「納得いかないわ」

    絵理「ライダーマンもかっこいいですよ?」

    まなみ「ライダーマンが魅力的なのは認めるけど、年齢的にいえば私が一番上じゃない?」

    真美「じゃあ、これからはあずにゃんゾフィーと呼ぼう」

    「ゾフィー隊長!」

    まなみ「やめやめ。誰が一番とかそういうのはくだらないわ」

    「アイドルのマネージャーにあるまじき発言だ」

    371 = 349 :

    亜美「あずさお姉ちゃんにしてもまなみお姉ちゃんにしても、どうしてあずにゃん呼ばわりされるのを嫌うのだろう」

    真美「『あずにゃんみたい』って、普通はホメ言葉なのにね」

    絵理「パチモノ扱いされるのが嫌なんじゃない?」

    「まなみさんにいたっては、パチモノのパチモノ扱いだし」

    「ぱち?ぱちぱち?ぱちんかす!」

    まなみ「まぁ、愛ちゃんの頭がショートしちゃったわ」

    亜美「まぁでも、パチモノ扱いが嫌ってのは理解できるね」

    真美「真美も去年は亜美のパチモノ扱いだったからね」

    「そうだったんですか?」

    真美「真美にも不遇の時代があったのだよ」

    「ぱーちーぱーちーぱちぱちぱーちっぱいちっぱいぱいぱいぽー」

    絵理「愛ちゃんはかわいいなぁ」

    まなみ「これ以上は魔物を召喚しそうだからやめましょうね」

    絵理「ナニを召喚するんですか?」

    まなみ「さぁ、72かしらね」

    372 = 349 :

    亜美「去年は、亜美と真美は二人で一人のス→パ→アイドル『双海亜美』をやっていたからね」

    絵理「自分でスーパーとか言っちゃってる」

    「なんでそんなことをしてたんですか?」

    真美「ファンの兄ちゃん姉ちゃんのマニア心をくすぐるためだよ」

    「?」

    亜美「公式的には一人のアイドルであるはずが、よく見ると日によって微妙に細部が異なる」

    真美「シンジツを暴くために、兄ちゃん姉ちゃんは同じライブに何度も足を運ぶのさ」

    亜美「あと、同じCDでも品番によって亜美が歌ってたり真美が歌ってたり」

    真美「そうすることで、一人で二人分の売り上げを稼ごうとしてたのさ」

    「実に回りくどいね」

    絵理「普通に別々に売り出した方が早い?」

    まなみ「まるでジュラル星人ね」

    「あみ?まみ?あまみ?すーぱーあいどる!あまみはるかさんです!」プスプス

    まなみ「まぁ、愛ちゃんの頭から煙が出ているわ」

    亜美「ちょうどここに抹茶アイスがあるよ」

    真美「食べさせてみよう」

    「……おいしい!蚕のうんち食べたら治りました!」ハナマル ハナマル

    「声が大きいなぁ」

    絵理「ヘルメットを持ってくればよかった」

    373 = 349 :

    亜美「似ているといえば、愛ぴょんと涼ちんのチンコ頭はよく似ているねぇ」

    真美「どっちがパチモノなのかな?」

    絵理「うーん、同期だしどっちがパチモノってのはないかな」

    「絵理ちゃん、ちょっとはフォローしようよ」

    絵理「それじゃ私達っぽくない?」

    「確かに」

    まなみ「いいことを思いついたわ!愛ちゃんと涼ちゃんで『ダブルディルド』ってデュオはどうかしら?」

    「876プロ初のデュオユニット爆誕ですね!」

    「ナニ言ってんだコイツら」

    亜美「愛ぴょんにつられて、あずにゃん・テトラも頭がヤラれちゃったんだ」

    真美「あのアホ毛から毒電波を受信しちゃったんだね」

    絵理「ガーベラ・テトラって、ガンダム試作四号機ってこと?」

    「流石にわかりにくいよ、それは」

    374 = 349 :

    亜美「でも『あずにゃん試作三号機』ってあだ名は、あずさお姉ちゃん的には大ヒットだったよ」

    絵理「最終的な主人公機だから?」

    「『あずにゃんV3』はなんでダメだったのかな」

    真美「あずさお姉ちゃんは、仮面ライダー一号の世代だからね」

    絵理「なるほど」

    「いや、そんなに年食ってないでしょ」

    亜美「ここだけの話、765プロのプロフィールは自己申告だから、なんとでもごまかせるんだ」

    絵理「夢も希望もないね」

    真美「本人がいうには、今21歳だっけ?」

    亜美「今月の19日で21歳じゃなかった?」

    「そのへんにしとこうよ」

    真美「なんで?」

    「色々と身の危険を感じる」

    亜美「ですよね」

    375 = 349 :

    まなみ「みんなが私を無視する」サメザメ

    「いい大人が泣かないでください」

    まなみ「それで、『ダブルディルド』の感触はどうかしら?」ケロッ

    亜美「その言い方は別の意味に聞こえるよ」

    「見てください、これが『ダブルディルド』のダンスです!」グルグルブルブル

    絵理「愛ちゃんが小刻みに震えながら、思い切り頭を振り回してる」

    真美「すごい再現性だ」

    亜美「よーし愛ぴょん、このまま涼ちんのケツに突撃豆タンクだ→!」

    「わっかりましたー!!」ブルブルグルグル

    「おいやめろ」

    亜美「ごめんなさい」

    真美「今日の涼ちんは怒りっぽいなぁ」

    絵理「きっと女の子の日なんだよ」

    亜美・真美・絵理「ゲラゲラゲラゲラ」

    「みんなのロッカーにありったけの毛虫を入れてやる」

    まなみ「やめなさい涼ちゃん、ホントに女の子みたいよ」

    376 :

    亜美「正直言うと、涼ちん一人で既に『ダブルディルド』だよ」

    絵理「確かにそうだね」

    まなみ「涼ちゃんが、頭と涼ちんを女の子の股に挟まれる絵面を思い浮かべると、胸が熱くなるわ」ハァハァ

    真美「また毒電波を受信しちゃってる」

    亜美「多分、ぴよちゃんが窓を開けて仕事をサボってるんだ」

    「いいことを思いつきました!『海賊狩りのゾロ』っていうのはどうでしょう?」

    まなみ「愛ちゃん・涼ちゃん・涼ちんで三刀流、ってことね」

    絵理「愛ちゃんにしてはやるじゃない」ナデナデ

    「わーい、久しぶりに絵理さんの目が笑いました!」

    まなみ「今夜はお祝いね」

    「お前らを呪ってやる」

    真美「ホント女の子みたいだよ、涼ちん」

    「女の子ってそんな陰湿なの?」

    377 :

    投下中だけど言わせてくれ


    ダブルディルドでマジでお茶吹きそうになった

    378 = 376 :

    亜美「話も区切りがついたし、そろそろ亜美達は帰るよ」

    真美「アイスも溶けちゃうしね」

    まなみ「せっかくだし、愛ちゃん達もご一緒したら?」

    「さっきと言ってることが違いますよ」

    絵理「でもこれは別に悪いことじゃないし、乗っておこう?」

    「再確認するけど、律子姉ちゃんは本当にヨハネスブルグで死んだんだよね?」

    亜美「しつこいなぁ、ホント女の子みたい」

    真美「てか別に死んだとは言ってないよ」

    379 = 376 :

    「戻ったら何のゲームをするの?」

    亜美「亜美たち的には、山手線ゲームでリベンジしかないっしょ→!」

    真美「うんうん!お題は『はるるんっぽいもの』だね!」

    まなみ「春香ちゃんっぽいものってそんなにあるのかしら?」

    亜美「昨日『あの人は今?』芸人スペシャルを5年分ブッ続けで見たからね」

    真美「真美たち的には、ちょ→ホットなお題だYO!」

    「なんでそんな無駄なことをしてるの?」

    亜美「アイドルにとって無駄な知識はないんだよ」

    真美「どんな知識でも仕事に生かすのがトップアイドルっしょ」

    「アイドルって大変だなぁ」

    絵理「その知識からは、反面教師的な生かし方しかできそうにない?」

    380 = 376 :

    絵理「ところで、春香さんは事務所にいるの?」

    亜美「いるよ。お題がミキミキのときはすっごい楽しそうに昆虫図鑑を見てたよ」

    「本人の前ではやらないんじゃなかったの?」

    真美「はるるんなら大丈夫だよ」

    亜美「『あっその芸人知ってる!昔流行ったよねー!』」

    真美「『私もその人みたいに、流行を作り出せるってことだよね。えへへ、嬉しいなぁ』」

    亜美「と、まぁこんな感じだろうね」

    「さすが春香さんです!」

    「愛ちゃんが言うと本気で尊敬しているように聞こえる」

    真美「真美たちだって、本気ですごいなぁと思ってるよ?」

    亜美「765プロのアイドルはみんなお互いのことをすごいなぁって思ってるからね」

    絵理「すごい『なぁ』ってところがポイントだね」

    まなみ「覚えておきなさい涼ちゃん。これが事務所の同僚との付き合い方よ」

    「勉強になります」



    第二十二話 終わり

    382 :

    ━第二十三話━

    383 = 382 :

    亜美「ねぇ、ぴよちゃん」

    小鳥「なぁに?」

    亜美「どうしてぴよちゃんはクビにならないの?」

    小鳥「亜美ちゃん」

    亜美「何?」

    小鳥「ここで言ったらみんなに気づかれてしまうわ」

    「周りが気づいてないとでも思っていたんですか?」

    雪歩「きっとクビになるギリギリまでサボり続けるつもりだったんだよ」

    「なんてハタ迷惑なチキンレースなんだ」

    雪歩「こうなったら強制的に崖から突き落としてやろうよ」

    亜美「しゃちょ→、しゃちょ→!」

    社長「いや、気づいてるからね?」

    小鳥「ピヨッ!?」

    384 = 382 :

    亜美「社長がモ→ロクしてないとすると、どうしてクビにならないんだろう」

    社長「モーロクて」

    律子「対外的な理由ね」

    「どういうこと、律子?」

    律子「小鳥さんをクビにしてしまうと、事務仕事はすべて私が兼任することになるでしょう?」

    雪歩「今とまったく変わりませんよね」

    律子「実情はそうなのだけど、専任の事務員がいないというのはイメージ的によくないのよ」

    社長「事務所の経営状況が悪く見えるし、律子くんがプロデューサー業をおろそかにしているようにも取られかねない」

    亜美「ややこしいね」

    385 = 382 :

    社長「というわけで音無くんはクビにはできないのだよ」

    小鳥「何もしなくていい、いてくれるだけでいい!夢にまで見たお姫様のポジションね!」キラキラ

    律子「下手に処分もできないなんて、ホント厄介な産業廃棄物ね」ヤレヤレ

    「同じものについて言ってるのに、言葉が違うだけでこうもイメージが変わるとは」

    雪歩「日本語って難しいね」

    亜美「ところで、いなきゃいけないのは『事務員』であって『小鳥さん』ではないよね?」

    小鳥「亜美ちゃんは何を言わんとしているのかしら」

    律子「とても大事なことですよ」

    386 = 382 :

    小鳥「亜美ちゃん、私は亜美ちゃんが大好きよ?」

    「情に訴えかける手段に出た」

    雪歩「最初から最終手段だよ」

    律子「小鳥さんには他にカードがないからね」

    小鳥「配られたカードで勝負するしかないのよ」フフン

    「今までカードの無駄遣いをしていたのは他ならぬ自分ですよ」

    雪歩「それにしても、せめて亜美ちゃんの弱点の一つでも押さえてれば勝ち目があったのに」

    律子「ミキとかだったらオニギリをちらつかせれば陥落できたのにね」

    小鳥「……!私、亜美ちゃんにだったらイタズラされてもいいわっ!」ハァハァ

    「自分で言って自分で興奮してる」

    雪歩「気持ち悪い」

    亜美「大体、待ち構えている相手にイタズラしたって面白くないっしょ」

    社長「というかそもそも、亜美くんを押さえても状況は好転しないからね?」

    小鳥「社長にイタズラされるのはちょっと……でも中年男性に凌辱されるのもそれはそれでAVみたい……」ドロドロ

    「また溶けてる」

    雪歩「本当に気持ち悪い」

    388 = 382 :

    「事務員アイドルって需要あるの?」

    雪歩「分からないけど、『一社に一人』的な感じで出張サービスすれば売れるんじゃないかな」

    小鳥「アイドルが出張サービスなんて胸がときめくわ」ニュルニュルニュル

    「でもその事務員アイドルは、事務員としての仕事はしないんでしょ?」

    亜美「お世話をしないお世話ロボットが国民的人気キャラになってるんだから、問題ないっしょ」

    雪歩「確かに」

    小鳥「でも、アイドルの仕事はしてくださるんでしょう?」クチュクチュ

    亜美「マッサージはアイドルの仕事じゃないよ」

    律子「あー、ちょっと待ってちょっと待って」

    389 = 382 :

    亜美「どったのりっちゃん?」

    律子「みんな去年の私を覚えてるかしら」

    「残念だけど記憶にないなぁ」

    雪歩「メガネかけてましたよね」

    律子「それは今もよ」

    小鳥「自分の方がナイスバディなのに、千早ちゃんに『スタイルがいい』って言って激怒させてたわね」

    律子「私なんて寸胴だし、ナイスバディだなんてそんな///……ってそうじゃなくて!」

    社長「はっはっは、実にいいねぇ。照れてる律子くんを見ると股間がティンときたよ」

    小鳥「通報しました」

    亜美「ぴ、ぴよちゃんがはじめて仕事をした!」

    「やーりぃ!」

    雪歩「今夜はお赤飯ですぅ」

    社長「キミ達」

    390 = 382 :

    亜美「冗談はおいといて、ローソンの制服を着てたよね」

    律子「それもそうなんだけど」

    「他にありましたっけ」

    律子「メガネでおさげで事務員兼任のアイドルだったわ」

    雪歩「ああ……そういえば」

    律子「つまり、亜美が言った『事務員アイドル』は、既に私が一年前に通った道なのよ」エッヘン

    亜美「りっちゃんのは、『売れない事務員アイドル』でしょ?」

    「実際一年でプロデューサーに転向したし」

    雪歩「似て非なるものです」

    律子「アンタ達の顔を似ても似つかないようにしててやろうかしら」

    391 = 382 :

    「まぁ、今はプロデューサー兼アイドルとして成功してるからいいじゃない」

    亜美「心配しなくても、りっちゃんはかわいいですよ?」

    律子「そ、そうかしら///」

    小鳥「ふふっ、めでたしめでたしね」

    雪歩「小鳥さんはもう少し自分の心配をした方がいいですよ」

    小鳥「あら?私のお姫様ポジションは安泰でしょう?」

    「社長が捕まって新社長が律子になったから、小鳥さんはクビですよ」

    小鳥「な、なんだと」

    律子「新しい事務員はワニ子にするわ」

    亜美「ミドリつながりだね!」

    392 = 382 :

    小鳥「みんな、私との別れが辛くないの?」

    亜美「今まで楽しかったよ、ぴよちゃん」

    「ライブのときはチケット送りますね」

    雪歩「半径3メートル以内に入ったらお茶をブッかけますからね」

    小鳥「律子さんの頭って腐ったパイナップルみたいでステキだわぁ」

    亜美「さっそくりっちゃんに取り入ろうとしている」

    「現金な人だなぁ」

    雪歩「明らかに逆効果だけどね」

    律子「」ギュッ

    小鳥「ゲフッ」

    亜美「チョ→クスリ→パ→だ!」

    「ギュッてした!!」

    雪歩「ああ、ギュッってしたな!」



    第二十三話 終わり

    393 :



    ここ数話読んでて、随分まともなSSになったなぁと感じてしまったんだが
    これはあれか「今月DLC一万いかないのか、安くなったなぁ」と同じ感覚なのか?

    394 :

    >>393

    最近ご家族や恋人が目を逸らすようになっていませんか?

    395 = 393 :

    >>394
    真なら俺を見つめては微笑んでくれるが?

    396 = 382 :

    一部の人にしか伝わらないかもしれませんが、ちょっと話をさせてください。

    --------------------------------------------------------------------------
    雑談スレの方で、けいおん!SSのセンパイシリーズのパクリを指摘されました。
    ただ、恥ずかしながらどのあたりがアウトだったのか(リスペクトの域を超えて
    パクリとなってしまったのか)自分では分からず、困っています。

    「どの話もパクリだろ」と言われてしまえばそれまでなのですが、
    「○○話あたりはまだマシ」というのがあれば、そのあたりの話の雰囲気を維持
    したいので、よろしければ是非ご教示ください。

    蛇足かもしれませんが、指摘いただいた方には感謝しています。
    無自覚にパクリ続けることが一番怖かったので。
    --------------------------------------------------------------------------

    この手の話に興味のない方、お目汚し大変失礼しました。
    次の話は八時頃、投下します。投下ペースはあまり変えないつもりです。

    397 :

    >>1が正気でこれを書いている事に驚いたww
    正直見てもないスレのパクり云々とかどうでも良い

    398 = 377 :

    俺も読んでないからどうでもいいわ
    コピペレベルじゃなければ二番煎じが当たり前なくらいSSは出てるからな

    399 :

    パクリとも思わないし、面白いから問題ない。気にせず続けてくれたまえ。

    400 :

    ノリを近くしてるのはわかるが
    行き過ぎたパクリにも見えないからそのままで


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