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    元スレ真美「はるるんのリボンを取ったら動かなくなった」

    SS+覧 / PC版 /
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    みんなの評価 : ★★
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    301 :

    いやー、ニンゲンって本当にいいもんですね

    302 :

    要ハサミだな

    303 = 275 :

    ━第十九話━

    304 = 275 :

    ━軽音部室━

    ガチャ

    「こんにちは」

    「おーす」

    「あれっ、律先輩だけですか?」

    「ああ。唯とムギは掃除当番で、澪はトイレでウンコしてるよ」

    「律先輩はもう少し、乙女のはじらいというものを身につけた方がいいと思います」

    「うーん、じゃあ、澪は排泄行為を嗜んでるよ」

    「『排泄行為』ではウンコと断定できませんし、澪先輩はウンコを好んでひり出しているとは思えません」

    「お前も大概はじらいがないよな」

    「にゃんにゃん♪」

    「ごまかしてもダメ」

    「すみません」

    305 = 275 :

    「しっかし、こうしてみると私と梓は案外、似た者同士かもなー」

    「なっ、何言ってるんですかっ!そう思うんならもっと真面目に練習してください!」

    「ははっ、悪い悪い」

    「……真面目に練習してくれたら、もっと好きになるのに……」

    「え?」

    「真面目に練習してくれたら、好きになってあげるって言ったんです!
      恥ずかしいから何度も言わせないでくださいっ///」

    「……梓///」ダキッ

    「律先輩///」キュン

    ガラッ

    「この泥棒猫」

    「お義母様っ!?」

    306 = 275 :

    ――――――――――――――――――――
    ―――――――――――――――――
    ――――――――――――――

    監督「はーい、カット!OKねー」

    あずさ「お疲れさまです~」

    律子「ありがとうございました」

    雪歩「ふぅ、緊張しました」

    伊織「この肩のもげそうな展開はなんなの?」

    「これが『けいおん!‐EVOLUTION‐』のプロローグだ。ここからどんどん盛り上がるぞ」

    伊織「既に不愉快な感情がどんどん湧き上がってきてるわ」

    律子「それにしても、アニメの実写版には『EVOLUTION』をつけなきゃいけない決まりでもあるのかしら」

    雪歩「厄除けみたいなものですよ」

    伊織「むしろ厄を引き寄せてるわ」

    あずさ「あらあら、今日の伊織ちゃんはご機嫌ナナメねぇ」

    307 = 298 :

    デビルマンよりはなんでもましだw

    309 = 275 :

    律子「それにしてもあずささん、よくこの役を引き受けましたね」

    あずさ「うふふ、役とはいえ10代に戻れるなんて幸せだわ」

    「律子より年下の役っていうのも、かなりポイントでしたよね」

    雪歩「あずにゃんに対する憎悪より、女子高生という役柄をつかみ取った喜びの方が大きかったんですね」

    あずさ「ふふ、雪歩ちゃんもいずれ分かるわ」

    雪歩「一生分かりたくないなぁ」キャッキャ

    あずさ「分からないまま一生を終わらせてあげようかしらぁ」キャッキャ

    あずさ・雪歩「キャッキャッキャッ」

    伊織「な、なんなのこの空間は」

    律子「女子高生の制服からあふれ出すアロマが、憎しみのオーラと混ざって混沌とした空気を醸し出しているわ」

    「イメクラにいくと頭がトリップしちゃうのと同じだな」

    伊織「アンタ、イメクラなんて行ってるの?」

    「行ったことはないけど、お前たちに色んな衣装を着せるのはある意味イメクラだな」

    伊織「アンタ、いつも頭がトリップしちゃってるの?」

    律子「違うとでも思ったの?」

    雪歩「さすがにプロデューサーを買いかぶり過ぎだよ、伊織ちゃん」

    あずさ「あらあら、伊織ちゃんはまだまだお子ちゃまねぇ」

    P・あずさ・律子・雪歩「キャッキャッキャッキャッ」

    伊織「響か真美をこの場に連れてくればよかったわ」

    310 :

    センパイシリーズに寄せ過ぎてる気もするけど支援

    311 = 275 :

    伊織「ところで、あずさと律子のキャスティングの理由は、『名前が似てること』よね」

    律子「そうね」

    あずさ「私が若く見えるからじゃないかしら?」

    雪歩「面白すぎてヘソで穴が掘れちゃいますぅ」

    あずさ「私のアホ毛で雪歩ちゃんの脳ミソをほじくり出してあげるわ」

    律子「冒頭の伊織もそうだったけど、今日の雪歩はヤケに辛辣ね」

    「女子高生の制服からあふれ出すアロマのせいだな」

    伊織「制服にシンナーでも染みついてるんじゃないの?」

    律子「それで、何が言いたかったの?」

    伊織「ああ、雪歩のキャスティングの理由は何かなって」

    雪歩「この後、澪ちゃんがデスポエムを詠むシーンがあるの」

    律子「襲いかかる不良高校の生徒達を一網打尽にする、迫力満点のシーンよ」

    伊織「『けいおん!』にそんなシーンあったかしら」

    「アニメの実写版は、原作にない設定やシーンをいくらでも追加していいんだぞ」

    伊織「まるで便所の落書きね」

    あずさ「伊織ちゃん、その発言はまずいわ。特にこのあたりでは」

    伊織「??」

    312 :

    そりゃSS自体が便所の落書きだからなー

    313 :

    伊織「名前が似てるって理由も大概だけど、必殺技が同じっていう起用理由はいかがなものかしら」

    雪歩「伊織ちゃん、必殺技って」

    「監督曰く、『見た目だけにこだわった配役は面白くない!キャラクターと俳優の内面を
      重ね合わせてこそ、真に共感の得られる作品になるんだ!」だそうだ」

    律子「伝わらないわね」

    伊織「クリエイターの独りよがりほど、見てて痛々しいものはないわ」

    あずさ「あらあら、本当に今日の伊織ちゃんは厳しいわねぇ」

    「まぁ『今まで誰もやらなかった事』ってのは大抵『先人が思いついたけどあえてやらなかった事』だからな」

    伊織「で、私の出番はいつなの?」

    あずさ「次のシーンは、律先輩のおデコのアップからはじまるのよ」

    「スタントマンならぬスタントデコだな」

    伊織「ここのスタッフは私と『けいおん!』ファンにケンカを売ってるのかしら?」

    雪歩「実写版だからね」

    伊織「実写版って言えばなんでも許されると思ったら大間違いよ」

    314 = 313 :

    伊織「不愉快だわ、私帰る」

    「でも、この1シーンだけでギャラが500万円もらえるぞ」

    あずさ「えっ?」

    律子「た、たった1シーンでですか?」

    「その輝きには、それだけの価値がある」キリッ

    雪歩「で、出た~~!プロデューサーのイケメンスマイル!妊娠確実ッ!」

    伊織「フンッ」ゲシッ

    「」バターン

    雪歩「で、出た~~!伊織ちゃんのキンタマ直撃キック!ED確実ッ!」

    律子「今日の雪歩はいつもに増して頭がトリップしてるわね」

    あずさ「きっと役に入り込み過ぎちゃったのね」

    雪歩「そろそろ怒られるからやめましょうよ」

    315 = 313 :

    伊織「汚らわしいものに触ってしまったわ。新堂、靴を拭いてちょうだい」

    新堂「はい、お嬢様」フキフキ

    雪歩「伊織ちゃんが本物のお店の女王様みたいになってる」

    あずさ「それは本物というのかしら?」

    律子「それにしても、いい光景ね。ビデオに収めて小鳥さんに売りつけましょう」

    雪歩「悶絶するプロデューサーを蔑むような目で見る伊織ちゃん……500万円で買い取ってくれるかな」

    あずさ「『その輝きには、それだけの価値がある』キリッ」

    あずさ・律子・雪歩「キャッキャッキャッ」

    伊織「千早か小鳥をこの場に連れてくればよかったわ」

    雪歩「どうしてその二人なの?」

    伊織「その二人になら、心置きなくビンタできるからよ」

    律子「一理ある」

    316 = 313 :

    「アミュゥンアミュゥンアミュゥンアミュゥン」

    あずさ「プロデューサーさんが気色悪い声を上げている」

    律子「股間を蹴り上げられたぐらいで情けないわね」チッ

    雪歩「これだから男の人は苦手なんです」ペッ

    あずさ「『男では耐えられない痛みでも 女なら耐えられます強いから』」

    律子「『THE iDOLM@STER』はキンタマを蹴り上げる歌だったのね」

    雪歩「恥じらいなんて時には邪魔なだけですもんねっ」

    あずさ・律子・雪歩「キョーッキョッキョッキョ」

    伊織「フンッ」ゲシッ ドゴッ バキッ

    あずさ「」バターン

    律子「」バターン

    雪歩「」バターン

    伊織「あら、女でも股間の痛みは耐えられないのね。新発見だわ」

    新堂「今度学会で発表しましょう」

    317 = 313 :

    カメラマン「ああっ、765プロのアイドルさんが倒れてる」

    監督「ちょうど映画のラストシーンにぴったりだ。このまま撮影しよう」

    カメラマン「でも、唯ちゃん役とムギちゃん役がいませんよ」

    監督「唯ちゃんとムギちゃんって誰だっけ?」

    カメラマン「原作読んでないんですか?」

    監督「読んでないよ」

    カメラマン「読まないで映画を作ろうとしたんですか?」

    監督「実写版だからね」

    伊織「フンッ」グチャ

    監督「」バターン

    新堂「お嬢様、五人抜きおめでとうございます」

    カメラマン「これでアイドルランクも大幅アップだね!」



    第十九話 終わり

    318 :

    実写版って何だろうな、乙

    319 :

    アニメ化でもたまにいるよな原作を読んでないやってないスタッフ

    320 = 319 :

    ゼノグラ……

    321 = 313 :

    新堂「ちなみに今日のお嬢様は二日目でした」

    伊織「オマエは何を言っている」

    律子「だから終始機嫌が悪かったのね」

    あずさ「いつもの伊織ちゃんはもっと優しい良い子だものねぇ」ヨシヨシ

    伊織「やっやめなさいよ///……あ、アンタ達もいつもはもうちょっっっとだけマトモだと思うわ///」

    雪歩「照れちゃってかわいいなぁ」

    322 = 313 :

    律子「まぁ、今日は撮影二日目だったからね」

    あずさ「女子高生の制服からあふれ出すアロマが、ほどよく私たちの脳に染み込んでいたのね」

    伊織「女子高生って、そんな危険な存在なの?」

    「毎日数多くのサラリーマンが、朝の電車の女子高生に人生を狂わされてるからな」

    伊織「全員とは言わないけど、ほとんどは自業自得じゃないの?」

    「彼らもまた女子高生におどらされただけの犠牲者の一人にすぎないってことさ」

    雪歩「利いたふうな口をきくなぁ」

    「アミュゥンアミュゥンアミュゥンアミュゥン」

    律子「プ、プロデューサーが二人いる」

    あずさ「あまりの痛みに幽体離脱しちゃったんですね」

    新堂「ちょうどいいのでこのまま成仏させてあげましょう」シオヲ カケル

    「アジャパァァァッッッ!!」シュウウウ

    雪歩「さようならプロデューサー」

    新堂「彼もまたお嬢様のデコにおどらされただけの犠牲者の一人にすぎませんでした」

    伊織「フンッ」メキャ

    新堂「」バターン

    第十九話 おまけ 終わり

    323 = 313 :

    ━第二十話━

    324 = 313 :

    ━876プロ━

    ドゴーン

    「おっはよーございますっ!!!」

    「おはよう、愛ちゃん」

    「あれ、どうして今日は不愉快そうな顔をしないんですか?」

    「今日は耳栓を入れてるからね」

    「そうなんですかー」

    「だから何も聞こえないよ」

    「じゃあどうして、会話が成り立っているんですか?」

    「愛ちゃんのおつむで考えてることなんて、大体予想がつくからね」

    「アナル」

    「おや、今のはなんて言ったかわからないぞ」

    「あははっ、私の勝ちですね!」

    「ふふ、愛ちゃんには敵わないなぁ」

    325 = 313 :

    ガチャ

    絵理「おはよう」

    「おはよう絵理ちゃん」

    「おっはよーございますっ!!!」

    絵理「…………チッ」

    「あっ、舌打ちだ!いつもの絵理さんですね!」

    「このやり取りも見慣れたなぁ」

    絵理「愛ちゃんの馬鹿でかい声にはいつまでたっても慣れないけど」

    「ひどいですよ絵理さん。私バカじゃないです」

    絵理「じゃあ『クソでかい』ならいい?」

    「それならはなまるですっ☆」

    326 = 313 :

    まなみ「ほらほら愛ちゃん、事務所に着いたらまずヘルメット(フルフェイス)を被るよう言ってるでしょ?」

    「はーい」カポッ

    「やれやれ、ようやく耳栓を外せるよ」スポッ

    絵理「家から被ってくればいいのに」

    「やだなぁ絵理さん、そんなことしたら変質者として通報されちゃいますよ」アハハハッ

    絵理「そうだ愛ちゃん、事務所の外でこれを声に出して読んでくれない?」

    「えっと、『ヤッターマン、コーヒー、ライター』ですか?わかりました!」

    絵理「ヘルメットは脱いでね?」

    「わかってます!変質者として通報されちゃいますからね!」

    「愛ちゃんは賢いなぁ」

    まなみ「あなた達、仲悪いの?」

    327 :

    逃げてー全力で逃げてー!

    328 = 313 :

    「そうだ、被ってるといえば」

    まなみ「?」

    「この前、僕のマウスパッドが発売されましたよね」

    「『秋月涼の涼ちんちんちんマウスパッド』ですね」

    絵理「『ちん』が一つ多いよ、愛ちゃん」

    まなみ「一つだけかしら?」

    「ええっ!?もしかして涼さんって女の子だったんですか!?」

    絵理「なぜそうなる」

    「だって、『ちん』を取ったら女の子になっちゃいます」

    絵理「でも、愛ちゃんも頭がチンコみたいな形をしてるよ?」

    「そっか、じゃあ大丈夫です!はなまるですっ☆」

    「脳が大丈夫じゃないなぁ」

    まなみ「今さらね」

    329 = 313 :

    「それで、マウスパッドを見てみたんですけどね」

    まなみ「ええ」

    「なんで皮を被ってるんですか?」

    まなみ「その方が可愛いじゃない?」

    「そうかなぁ」

    まなみ「涼ちゃんのキャッチコピーは『守ってあげたくなる男の子』だからね」

    「そうでしたっけ?」

    絵理「『スタイル抜群、夢いっぱい!こっそり抱えた大きな秘密!』じゃありませんでした?」

    まなみ「だってもう秘密バレちゃったし」

    「でも新しいキャッチコピーはなんだか雪歩さんっぽいなぁ」

    まなみ「雪歩ちゃんのキャッチコピーは『彼女の前に立つな。ケツの穴が惜しければ』よ」

    「ゴルゴですか?」

    絵理「ある意味、真逆だけど」

    330 = 313 :

    「それにしても、涼さんだけズルいです!」

    絵理「私たちのマウスパッドも売り出してほしい?」

    まなみ「企画しておいてなんだけど、自分をモデルにしたマウスパッドが
        異性に蹂躙されるのって気持ち悪くないの?」

    「そんなこと考えてたらアイドルなんてできませんよ」

    絵理「むしろ、『どんなに望んでもアイドル本人には指一本触れられないから
       惨めに模造品で自分を慰めているんだ』と考えると、心が暖かいもので満たされます」

    「アイドルの鑑だね」

    まなみ「ドス黒いもので満たされる、の間違いじゃないかしら」

    331 = 313 :

    「それで、どうなんですか?」

    まなみ「残念ながら、あれは765プロの律子さんとケツからアルコールを摂取しながら
        考えた企画なの。いわば一発ギャグみたいなものね。だから二度目はないわ」

    「なにしてんだアンタら」

    絵理「ケツからアルコールを摂取して考えた商品が世に出回るなんて」

    「日本は狂ってるね」

    「ていうか、律子姉ちゃんは未成年なんですけど」

    まなみ「もちろん律子さんはノンアルコール飲料だったわよ」

    「ノンアルコールなのに、幻覚が見えちゃったんですか?」

    まなみ「プラシーボ効果ね」

    「すごいすごい!私もそのプラシーボっていうのやってみたいです!」

    絵理「じゃあ『私は鳥だ』って思い込みながら、この窓から飛び降りてみなよ」

    「飛び『降りて』って言っちゃってるよ、絵理ちゃん」

    まなみ「もう少しで尾崎さんが来るから、ちょっと待ちましょう」

    「わかりました、ギャラリーは多い方がいいですもんね!」

    絵理「ふふ、尾崎さんの楽しそうな顔が楽しみ?」

    332 = 313 :

    ガチャ

    尾崎「おはよう」

    まなみ「おはよう、尾崎さん」

    「ピヨピヨ!ピヨピヨ!」バタバタ バタバタ

    尾崎「ひっ、な、なんなの?」

    「表現力レッスンです」

    絵理「尾崎さん。雛鳥は親鳥の飛んでいる様を見て、飛び方を覚えるそうです」

    まなみ「というわけで、この窓から飛び降りてみてください」

    尾崎「えっ、死ぬわよ?間違いなく」

    「死んだとしても、万が一飛行が成功したとしても、愛ちゃんも一緒だから寂しくないですよ」

    尾崎「私は絵理となら地獄の底まで落ちても構わないわ」

    「絵理さん、3人で一緒にいきましょう!」

    絵理「わかった、この話はやめよう。ハイ!やめやめ」

    「絵理さんが、今朝私と会った時と同じ顔をしてる」

    「心底不愉快なんだね」

    333 :

    876は全員あっち側か……
    いや、まだみのりんが

    334 = 313 :

    ガチャ

    石川「おはよう、みんな」

    まなみ「おはようございます、社長」

    「おっはよーございますっ!!!」

    石川「」バターン

    尾崎「ああっ!社長が耳から血を流して倒れたわ!」

    「よく見ると愛ちゃんがヘルメットをしてない」

    絵理「社長が来る時間にはいつもヘルメットをしてるから、油断してたのね」

    まなみ「どうしてヘルメットを外してしまったの?」

    「ヘルメットってなぁに?」キョトン

    まなみ「ヘルメットがわからなくなっちゃったの?」

    「私はとりさんだからね」エッヘン

    絵理「役に入り込んでる?」

    「日高の血は伊達じゃないね」

    尾崎「社長!しっかりしてください、社長!」

    335 = 313 :

    絵理「それにしても、飛び降りたときに確実に頭にダメージがいくように
       ヘルメットを外しておいたら、まさかこんなことになるなんて」

    「お前の仕業か」

    「ピヨピヨ!ピヨピヨ!」バタバタ バタバタ

    まなみ「愛ちゃんが錯乱してる」

    「違うよー!レッスンに励んでるんだよー!」

    絵理「社長が倒れたら、自分自身の実力だけで生きていかないといけないからね」

    「愛ちゃんは偉いなぁ」

    尾崎「ピヨピヨ!ピヨピヨ!」バタバタ バタバタ

    まなみ「尾崎さんもレッスンに励んでるわ」

    絵理「尾崎さんは真面目だから」

    「あれは錯乱してるんじゃないかなぁ」

    336 = 313 :

    尾崎「ピヨヨヨヨ!」ガシャーン バサバサ

    「あ!窓を突き破りました!」

    まなみ「そのまま空を飛んでいるわ」

    絵理「尾崎さんは真面目だから」

    「それ関係あるの?」

    絵理「努力はいつか実を結ぶ?」

    「名言ですね」

    まなみ「私たちも尾崎さんに負けないよう、力を合わせて頑張りましょう!」

    「それじゃ、早速レッスン開始ですね!」

    まなみ「いえ、まずは警察に連絡よ」

    絵理「力を合わせて、口裏を合わせる?」

    「わぁ、絵理さんダジャレですね!オヤジっぽいです!」アハハハッ

    絵理「愛ちゃん、警察をお迎えするときにはヘルメットを被っておいてね」

    「わかりました!事務所の中なら、変質者と間違われないですもんねっ!」

    「日頃から僕はみんなと仲良くしておいて助かったよ」



    第二十話 終わり

    337 :

    本当に恐ろしいのはこの投下ペース

    338 = 313 :

    第二十話までの登場回数をまとめてみました。(モブ除く・SSwikiのあらすじ含む)

    春香 5
    やよい7
    真  7
    響  10

    亜美 13
    真美 16
    伊織 10
    雪歩 10
    貴音 3

    千早 11
    あずさ6
    律子 9
    美希 3

    P  9
    小鳥 11
    社長 5

    冬馬 2
    北斗 2
    翔太 2
    黒井 1

    愛  1
    絵理 1
    涼  2
    まなみ1
    尾崎 1
    石川 1

    ハム蔵3
    ワニ子1
    いぬ美1
    捨て犬2
    長介 1
    かすみ1
    新堂 1
    神龍 1
    コナン1

    ワンダリングスター強い。あと第一話から出てるのに社長と同点のはるるん。
    ハム蔵の同点の美希・貴音はこれから伸びるかも。
    ただ、登場回数が多いことが幸せとは限らないと思います。

    339 :

    出番が少ないことを喜ぶべきか嘆くべきか

    340 = 327 :

    何かと思ったら自分で統計か。痛いな。

    341 :

    貫禄のユーティリティープレイヤー

    342 :

    ━第二十一話━

    343 = 342 :

    ━夜・765プロ━

    「あー、今日も疲れたなー」

    春香「ねぇねぇ、明日は土曜日だし、これからみんなでカラオケにでも行かない?」

    美希「さんせーなの!」

    貴音「申し訳ありません……明日は友人の結婚式がございまして……」

    「結婚式?」

    ピギャァァァァァ

    真美「ぴよちゃんの魂が窓から天へと昇っていく」

    「ダンボールから放出されるゲッター線にさらされた結果、聴力が異常発達したからな」

    美希「最近、ミキ達のおトイレに聞き耳立ててばっかりだから、いい気味なの」

    344 = 342 :

    春香「それで、お友達ってどんな人なんですか?」

    貴音「ヒデキといいます。ちょうど写真がこちらに」ペラッ

    アバババババババ

    「千早の魂が窓から天へと昇っていく」

    真美「『ペラッ』が自分の薄い胸を連想させたんだろうね」

    美希「千早さんもダンボールのゲッター線にさらされて、聴力が異常発達したの?」

    春香「千早ちゃんは元から異常者だよ」

    貴音「面妖な」

    345 :

    この狂気嫌いじゃないよ
    つか電車の中で読み始めたら大変なことになったわwww

    346 = 342 :

    「どれどれ、どんな人なんだ?」

    美希「あはっ、オジサンなの」

    春香「貴音さんのお友達っていうからもっと若いと思ってたけど、意外ですね」

    真美「腕組みしててカッチョい→ね!」

    貴音「いえ、その方はヒデキのお父様です」

    美希「えっ?」

    「でも、この写真にはこの人しか写ってないぞ」

    春香「もしかしてヒデキさんって、手前に写ってるラーメンのことですか」

    貴音「しおらぁめんのヒデキです」

    真美「塩ラーメンが明日結婚するの?」

    貴音「地球では分かりませんが、月の民の感覚ではヒデキは適齢期なのです」

    春香「月の民はイカレポンチの集まりなんですか?」

    貴音「なんですかそれは?ふるぅつぽんちとどんな関係が?」ワクワク

    真美「イカレポンチはフルーツポンチのお嫁さんだよ」

    貴音「ふふ、面白いことを言いますね。食べ物が契りを結ぶなんてあり得ませんよ」

    美希「あれ?」

    「頭が痛くなってきたぞ」

    347 = 342 :

    春香「それで、新婦さんはどんな人なんですか?」

    貴音「何を言っているのですか?新郎がしおらぁめんなのですから、新婦はとんこつらぁめんに決まってます」

    春香「そうですよね。レッスンで疲れて変なことしゃべっちゃいました」

    美希「春香、頑張って。ここが正念場なの」

    真美「まぁ考えようによっては、狂人が一人減ったとも言えるね」

    「でもどうせラーメン屋の親父が新婦の父親として出てくるから、プラマイゼロだぞ」

    美希「ラーメンとラーメン屋の親父が歩くバージンロードなんて、ミキ想像したくないの」

    「さぞトンコツ臭い式場になるんだろうな」

    貴音「ふふ、今から楽しみです」

    真美「……で、カラオケど→する?」

    春香「なんだかドッと疲れたから、今日はラーメンでも食べて帰ろうか」

    美希「春香のそーゆーところはホント尊敬するの」

    348 = 342 :

    ━翌日・披露宴会場━

    「なぜか招待されてしまった」

    真美「真美は半分予想してたよ」

    春香「小鳥さんとあずささんも連れてきたかったなぁ」

    美希「まさかラーメンに先をこされるなんて思いもしなかっただろうね」

    真美「それにしても、予想に反して会場は普通だね」

    美希「定員100人くらいの、まぁ一般的な広さなの」

    春香「問題は、その会場が既に人で埋まってることなんだけどね」

    「この会場をそのまま特別学級にした方がいいと思うぞ」

    真美「せめて真美たちが逃げ出してからにしようよ」

    349 :

    春香「あっ、新郎新婦がでてきたよ」

    「もしかしたらラーメンマンとかラーメンババアが出てくるってオチを期待したけど
      これでもかというくらい普通のラーメンだった」

    美希「まるで春香なの。お椀のデザインもどことなくアカ抜けてないの」

    真美「聞こえちゃうよミキミキ。せめて今ぐらい仲良くしようよ」

    「そうだぞ。そうでなくても100人の狂人に囲まれて危機的な状況なんだからな」

    美希「ごめんなさいなの」シュン

    春香「『まるで春香』については否定しないの?」

    真美「???」

    「???」

    春香「今だけは仲良くしてあげるわ」

    350 = 349 :

    春香「通常の流れでいうと、次はケーキカットなんだけど」

    美希「なにも出てこないの」

    司会「続いてはファーストバイトです。四条さん、どうぞ」

    貴音「かしこまりました」

    真美「あ、お姫ちん」

    「姿が見えないと思ったら、あんなところにいたのか」

    司会「新郎からの一口は『一生食べるものに困らせないから』という意味が込められています」

    貴音「おいひゅい」ズルズル

    美希「ヒデキを食ってる」

    春香「友達じゃなかったのかな」


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