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    元スレ真美「はるるんのリボンを取ったら動かなくなった」

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    みんなの評価 : ★★
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    1 :

    真美「どうしよう……」

    亜美「真美のせいだかんね」

    真美「兄ちゃんが『リボンは春香の本体だ』って言うから、試しに取ってみたら
       こんなことになるなんて」

    亜美「普段テキト→なこと言って亜美達にセクハラかましまくるクセして、
       こんな時だけホントのこと言うなんてタチ悪過ぎだYO!」

    千早「どうしたのあなた達」

    SSWiki :http://ss.vip2ch.com/jmp/1340565510(SS-Wikiでのこのスレの編集者を募集中!)

    2 = 1 :

    真美「あっ、千早お姉ちゃん」

    亜美「はるるんのリボンを取ったら動かなくなっちゃったんだー」

    千早「本当ね。心臓が止まっているのかしら」モミッ

    真美「躊躇なくパイタッチしたよこの人」

    亜美「普段はパイタッチどころか、胸の話をされるのすら嫌がるのに」

    千早「あら、『人の嫌がることを進んでやりなさい』って学校で習わなかった?」モミモミ

    真美「それは意味が違うよ」

    亜美「それで、心臓はどうなの?」

    千早「……動いてないわね」モミモミペロペロ

    真美「てゆ→か、心臓の位置って正確には左胸っていうより胸の真ん中だって
       パパが言ってたよ」

    千早「そうなの?(ゴソゴソ)あっ本当ね、動いてるわ」

    亜美「はるるん揉まれ損だね」

    千早「普段から私に揉まれているのだから、今更1回くらいどうってことないわ」

    真美「聞かなかったことにするからね?」

    3 = 1 :

    亜美「それにしても、どうしたもんかね→」

    千早「リボンをつけてあげれば元に戻るんじゃない?」

    真美「はるるんのリボンはいぬ美のエサに混ぜておいたから、今頃はいぬ美のお腹の中だよ」

    千早「なぜそんなことをしたのかしら」

    亜美「ひびきんに対するイタズラも兼ねていたからだYO!」

    真美「一本でもニンジンってやつだね!」

    亜美「そしてイタズラの犯人をいおりんに仕立て上げるつもりだったのさ!」

    真美「二足でもサンダルってやつだね!」

    千早「あなた達リボンに何か恨みでもあるの?」

    4 = 1 :

    千早「仕方ないわね……リボンがないなら何か他の物をつけてみましょう」

    亜美「何がいいかな?」

    千早「とりあえず私のパンツを被せておきましょう」ヌギッ

    亜美「わぁ、純白パンツだね!」

    千早「3枚で1,000円なのよ」

    亜美「一人暮らしの節約術だね、さっすが千早お姉ちゃん!」

    千早「ふふ、これくらいどうってことないわ」

    真美「そろそろツッコんでいいかな?」

    5 = 1 :

    千早「どうしたの真美?」

    真美「なんでパンツを被せようと思ったの?」

    千早「私は落ち込んだ時によく高槻さんのパンツを被るのだけど、彼女のパンツを被ると
       全身の細胞が活性化されて生き返ったような気分になるの。
       だから春香も、大好きな私のパンツを被れば目を覚ますはずだわ」

    真美「どうしよう、ツッコむことが逆に増えちゃった」

    亜美「いいから早くやろうよ」

    真美「亜美はそれでいいの?」

    亜美「だって早くしないと、下半身裸の千早お姉ちゃんが風邪引いちゃうよ?」

    千早「ふふっ、亜美は優しいのね」ナデナデ

    亜美「……///」

    真美「えっなにこれ、私がおかしいの?」

    6 = 1 :

    亜美「とゆ→わけで、千早お姉ちゃんのおパンツそ→ちゃく!」カポッ

    春香「」

    真美「何も起こらないね」

    千早「バカな……何故なの……」

    真美「これで目覚めたら、それはそれで『何故なの……』だけどね」

    千早「……はっ、まさか!」

    亜美「どうしたの、千早お姉ちゃん!」

    千早「私はいつも高槻家の洗濯機からパンツを拝借しているのだけど」

    真美「そろそろ警察呼んでいいかな」

    千早「洗濯機に入っているのはその日の前日のパンツ……。高槻さんの
       一日分の血と汗とその他もろもろの体液が染み込んだ至高の一品……」

    真美「千早お姉ちゃん、風邪引いちゃったんだよね?
       熱のせいで頭がおかしくなっちゃったんだよね?そうだよね?」

    亜美「汗とかはともかく、おパンツに血はつかないっしょ→」

    千早「亜美はまだだったかしら?高槻さんはもう大人なのよ」

    亜美「えっ、やっやだ、そういうこと///」

    真美「さ、最低の下ネタだよこれ……」

    7 = 1 :

    千早「それに対して私のパンツは朝シャワーを浴びた後に穿いた物。
       今はまだ10時だから、洗い立て同然ね。だから私の体液など
       染み込んでいるはずもないわ」

    亜美「そ、そんな……」ガクッ

    真美「もういい加減気持ち悪くなってきたからさっさと終わらせたいんだけどさ。
       体液体液って言うなら、手っ取り早くおしっこでもパンツにかけてきたら?」

    亜美「真美!なにイキナリそんな下品なこと言い出すのさ!」

    千早「そうよ、真美。トップアイドルを目指す身でありながら……はしたない。慎みなさい」

    真美「ちょっと黒井のおっちゃんに移籍の話を持ちかけてくるよ」

    8 = 1 :

    千早「それに、どういうわけか今日は朝からトイレが使用中だから、
       どの道おしっこは出せないわ」

    亜美「そういえばそうだね。誰が入ってるんだろう?」

    ジャー……ガチャ

    「うう……」

    真美「あっ、ひびきん」

    千早「おはよう、我那覇さん」

    「お、おはよう……」

    亜美「ひびきん、随分長かったね→。ねぇねぇ、どんくらい出たの?後ろの髪の毛くらい?」

    千早「ふふっ、亜美ったら」

    真美「トップアイドルを目指す身でありながら、はしたないんじゃないの?」

    千早「アイドルには子供らしい無邪気さも必要なのよ」

    真美「将来について考え直すことにするよ」

    9 = 1 :

    「それが……お尻に何か大きな物が詰まっているような感じがして、全然出ないさー……」

    千早「トップアイドルを目指す身でありながら、自分のケツの穴すらコントロールできないなんてね」

    亜美「完璧が聞いて呆れるYO」

    真美「アイドルがケツの穴とか言っていいの?」

    「今朝もいぬ美のエサをつまみ食いしちゃったからなぁ、バチが当たったのかも……」

    千早「仕方ないわね。亜美」

    亜美「がってんしょ→ちのすけ☆」ガシッ

    「なっ、何するんだ亜美!」

    千早「思い切り腹パンすれば出てくるはずよ」

    「はなせっ!!じ…自分がわるかった!!にどともう、この事務所には来んっ!!」

    亜美「に…にどとだまされるもんか…!!」

    千早「待たせたな……覚悟はいいか…」

    亜美「やれーー!!」

    「まっ、まてーー!!」

    千早「魔貫光殺砲!!!!!」

    ドゴッ

    「ぐ……ち…ちくしょおおおーっ……!!!!」

    ブリブリブリブリブrブrブrブrブババババbbbbbbbbb



    真美「かわいそうなひびきん」

    10 = 1 :

    亜美「ふぅ、一仕事した後は気持ちがいいね☆」

    千早「そうね。……あら?」

    真美「ひびきんのブツの中から、はるるんのリボンが!」バーン

    亜美「そういえば、いぬ美のエサをつまみ食いしたって言ってたね」

    真美「いぬ美ならともかく、ひびきんがリボンに気づかないで食べちゃってるとは思わなかったよ」

    千早「きっと頭の中には、脳みその代わりにサトウキビが詰まっているのよ」

    亜美「それにしても、パンチ一発でひびきんのフン詰まりとはるるんのリボン紛失事件を
       解決するなんて、さっすが千早お姉ちゃん!」

    千早「ふふっ、一本でもニンジンね」

    真美「真美が最初に言っておいてなんだけど、それを言うなら一石二鳥だかんね」

    11 = 1 :

    真美「……で、どうする?」

    亜美「何が?」

    真美「それ、本当にはるるんの頭につけるの?」

    プーン……

    亜美「確かに、いくらはるるんでも、おしっこならともかく
       うんちつきリボンはキッツいかもね」

    真美「『いくらはるるんでも』って、はるるんに失礼過ぎでしょ」

    亜美「でも、『千早お姉ちゃん大好き!』なはるるんならあるいは……」

    真美「千早お姉ちゃんが狂っているっていう認識はあるみたいで安心したよ」

    千早「確かに、高槻さんのブツならともかく、我那覇さんのは厳しいわね」

    真美「真美、千早お姉ちゃんのこと昨日まではケッコ→尊敬してたんだよ?」

    12 = 1 :

    千早「じゃあ、また代わりの物でも探しましょうか」

    亜美「あっ、これなんてどう?ひびきんのおパンツ!」パンパカパーン

    千早「奇跡的にブツの付着を回避しているわね。
       それに、ほのかに香るお小水の匂い…これならいけるかもしれないわ」

    真美「今更『お小水』とか言ってみたところで、上品さのかけらもないけどね。
       まぁ、なんでも、いいですけれど」

    千早「あら、私の真似?なんだかんだ言って私を慕ってくれているのね、嬉しいわ」

    亜美「あっ、真美ずる→い!亜美も亜美も!くっくっくっ!」

    真美「なんか悪役の笑い声みたいだよ」

    千早「負けないわ、亜美!じって→ん!じって→ん!ちょもるめらん!」

    亜美「マブタヲアケテ サワヤカオメザメ」

    千早「屋上」

    亜美「ごめんなさい」

    13 = 1 :

    亜美「とゆ→わけで、ひびきんのおパンツそ→ちゃく!」カポッ

    春香「……う、うーん……」

    亜美「こ」

    真美「はっ、はるるん!よかったぁ、目が覚めたんだね!」ダキッ

    春香「ま、真美!どうしたの急に///」

    亜美「いいの?千早お姉ちゃん」

    千早「感動の場面に水を差すほど野暮ではないわ。正妻の余裕というやつよ」

    亜美「素敵!抱いて!」

    千早「よしよし」ナデナデペロペロ

    14 = 1 :

    真美「あっ、そうだ。はるるん……その、リボンのことなんだけど……」

    春香「えっ、リボン?リボンならしてるよ?」

    真美「えっ?」

    春香「ほら、ここに」

    亜美「な、何ィーー!?ひびきんのおパンツの真ん中にちっちゃなリボンがァー!!」

    千早「まさか、パンツのリボンに反応して目覚めたというの……!?」

    春香「もう二人とも、パンツパンツって……。
       トップアイドルを目指す身でありながら、はしたないよ?」

    真美「その言い回し、流行ってんの?」

    15 = 1 :

    亜美「まぁ何はともあれ、一件落着!」

    真美「そうかなぁ……頭のパンツ脱いだら、またはるるん動かなくなっちゃうんじゃない?」

    亜美「脱がなきゃいいじゃん」

    千早「そうね、幸い春香はあれをリボンと認識しているようだし、問題ないわ」

    真美「問題なのは同僚のアイドルだった」

    春香「ねぇねぇ、クッキー焼いてきたの!みんなで食べよ☆」

    千早「なんだか今日はいつもに増して元気ね」

    春香「うん!よく分からないけど、全身の細胞が活性化されて生き返ったような気分だよ!」

    亜美「おパンツ健康法だね!」



    真美「……ま、いっか。はるるんも楽しそうだし。めでたしめでたしっと」










    「」



    第一話 終わり

    16 = 1 :

    ━第二話━

    17 = 1 :

    ━765プロ━

    ガチャ

    真美「おはよ→」

    「おはよう、真美」

    「おはよう真美!今日も元気に頑張るさー!」

    真美「あれっ、兄ちゃんとひびきんだけなんだね」

    「まぁまだ始業まで時間があるからな」

    「ハム蔵もいるぞー!」

    真美「あそっか、ごめんねハム蔵」

    ハム蔵「ヂュイ」

    18 = 1 :

    真美「そういえばひびきん、この前はごめんね」

    「この前?」

    真美「ほら、千早お姉ちゃんと亜美と真美でふざけて……」

    「うーん、それっていつだ?正直、3日以上前のこととなるとほとんど覚えてないぞ」

    真美「えっ!?……まさか本当に頭にサトウキビが詰まってるんじゃ……」

    「あははっ、真美は面白いさー!
      いくら自分でも頭にサトウキビは入ってないぞ。なんたって、脳『みそ』だからな!
      最近は赤みそ白みそをバランス良く摂っているから脳内ピンク色だぞ☆」

    真美「兄ちゃん」

    「向かいの心療内科は予約制なんだ。9時になったらすぐ電話するよ」

    ハム蔵「お願いします」

    「ちょ……冗談だって……」

    19 = 1 :

    真美「ひびきんが言うと冗談に聞こえないんだよね」

    「真顔で言われるとちょっとショックだぞ」

    「まぁ今のセリフは誰が言っても病気を疑うけどな」

    真美「そういう意味では、クオリティの高いセリフと言えるね」

    「ふふん、自分完璧だからな!これくらいどってことないさー!」

    ガチャ

    小鳥「おはようございます」

    真美「おはようぴよちゃん。このセリフ言ってみて」

    小鳥「なになに……最近は赤みそ白みそ……」

    「ごめんなさいやめてください」

    「大丈夫、3日経てば忘れるんろう?」

    「心の傷はいつまでも残るんだぞ」

    20 :

    「ていうか『忘れるんろう?』ってなんだ?」

    「噛みまみた」

    真美「『口先の魔術師』ともあろう兄ちゃんがそんなことでど→すんの?」

    「変態のうえに無能だなんてプロデューサーとしての存在価値が皆無だぞ」

    真美「兄ちゃんのPはプロデューサーじゃなくてパシリのPだね」

    ハム蔵「隣町のコンビニでヒマワリの種買ってこいよ」

    「すみません最寄りのコンビニで勘弁してください」



    小鳥「これは……少しでもヘマをした人が徹底的に叩かれる流れね!」

    小鳥「なんだかとっても面白そう♪」

    21 :

    なんだこのカオス空間…

    22 = 20 :

    真美「ぴよちゃんが出社早々、仕事以外のことにやる気マンマンになってる」

    「どうしようもないな」

    「そんなんだから行き遅れるんだぞ」

    小鳥「ひどい!みんな私のことが嫌いなのねっ!」ウルウル

    「いやいや、数分前に自分が言ったことを忘れないでくださいよ」

    真美「ぴよちゃんが嫌いなんじゃなくて、ぴよちゃんがマヌケだからいけないんだよ」

    「他の誰かがヘマをするまでぴよ子が最下層だからな」

    小鳥「恐ろしいゲームね」

    23 = 20 :

    真美「でも女としても社会人としても最下層であるぴよちゃんが
       ゲームでも最下層になったら心底救えないよね」

    小鳥「真美ちゃんが東大合格を目指す『東大一直線』っていう企画を考えたんだけど
       どうかしら。合格するまで家庭教師役の律子さんと同居ってことで」

    「やりましょう」

    真美「ごめんなさい許してください」

    「今、真美は何かヘマをしたのか?」

    「やり過ぎたんだよ」

    ハム蔵「真実っていうのは、時に人を深く傷つけてしまうものなんだ」

    24 = 20 :

    「まぁこれでみんな最下層を体験したし、ゲームはお開きにしますか」

    小鳥「えっ、真美ちゃんの企画は?」

    「空気読もうよ、ぴよ子」

    真美「そんなんじゃ二次元ですら恋人できないよ?」

    小鳥「真美ちゃんが亜美ちゃんと同じ髪型にして、今後は亜美ちゃんの
       モノマネ芸人として活動していくのはどうかしら。」

    真美「ぴよちゃんが珍獣ハンターとなって秋葉原のオタクからひたすら
       婚姻届にサインをもらう企画なんてどう?」

    小鳥「真美ちゃんのサイドポニーをいぬ美ちゃんのケツの穴にぶちこむ企画にしましょう」

    真美「ぴよちゃんのインカムをいぬ美のケツの穴にぶちこもうよ」

    「おい、いぬ美を巻き込むな」

    小鳥「じゃあ響ちゃんのポニーテールをいぬ美ちゃんのケツの穴にぶちこみましょう」

    真美「さんせ→」

    「自分も巻き込むな!」

    25 :

    ひっでぇスレだなwwww
    続き期待

    26 = 20 :

    「ほらほら、もうすぐ始業だからそろそろ静かにしろー」

    真美「はーい」

    小鳥「ああ……今日も最下層の社会人としての一日が始まってしまうのね……」

    「めちゃくちゃ尾を引いてる」

    真美「めんどくさいね」

    小鳥「せめてみんながもう少し優しくしてくれたら小鳥頑張れるのになー」

    「とうとう一人称が『自分の名前』になったぞ」

    真美「巻き添えで真美までイタい子に見えるから、やめさせてくるよ」

    「どうやるんだ?」

    真美「ぴよちゃんぴよちゃん、みんなが優しい目で見てくれる魔法の言葉を教えてあげるYO」

    小鳥「なになに……最近は赤みそ白みそ……」

    「やめろ!」



    第二話 終わり

    27 :

    可笑しい。
    超期待。

    28 :

    狂気を感じる

    29 :

    二話の方が好みだったな
    シモネタなかったし、普通に面白かった

    30 = 20 :

    ━第三話━

    31 = 20 :

    亜美「……かき氷」

    真美「……杏仁豆腐」

    亜美「……シロクマ」

    「……あーつーいーぞー」

    真美「……シロイルカ」

    亜美「……ひびきん」

    「えっ」

    32 = 20 :

    「どうして今自分の名前が出てきたんだ?」

    亜美「連想したからだよ?」

    「どうして『冷たい・寒い』から自分が連想されるんだ!?」

    真美「別に『冷たい・寒い』から連想してるとは限らないじゃん」

    亜美「そ→そ→、ただ単に亜美達の好きなものを連想してるだけかもよ?」

    「そ、そうか……」

    真美「心配しなくても、真美達ひびきんのこと大好きだYO!」

    亜美「だからもっと自分に自信をもちなYO!」

    「……へへっ、そうだな。自分完璧だからな!」

    亜美「んじゃ気を取り直して行くよ→」

    真美「ミキミキに呼び捨てされたときのりっちゃんの眼」

    亜美「おぉぅ、キョ→レツぅ!」

    「それはどう考えても好きなものじゃないよね」

    33 = 20 :

    亜美「あ→、連想ゲームも飽きたね→」

    「じゃあ……怪談でもするか?」

    真美「お、いいねひびきん!」

    テクテク

    亜美「あ、やよいっち」

    「ちょうどいいや、やよいも誘おっか。おーいやよいー」

    やよい「あっ、響さん、亜美真美、こんにちはー」ガルーン

    真美「今からみんなで怪談するんだけどさ、やよいっちもDo-Dai?」

    やよい「(ビクッ)」

    「……やよい?」

    34 = 20 :

    亜美「あれ、やよいっち、怖い話ダメだっけ?」

    やよい「そういうわけじゃないんだけど……実は最近家に幽霊が出るの……」

    真美「えっマジマジ!?」

    「聞かせてもらっても大丈夫か?」

    やよい「はい……幽霊は、大体いつも同じ時間……明け方五時頃に現れるんです」

    亜美「普通の幽霊とはちょ→っと違うね→」

    「それで、幽霊はどんなやつなんだ?」

    やよい「……朝、妙な物音がして目が覚めるんです……それで物音がする方に近づくと……」

    やよい「……長い髪をした女の人の幽霊が、洗濯物から私のパンツを漁っているんです!」

    「ギャーーーー!!!」

    亜美真美「」

    やよい「しかも耳をすますと、幽霊が何か呪文のようなものを呟いてるんです。
        全部は聞き取れませんでしたが、『マブタヲアケテ……』とか『ワスレズ……ホウチョウ……』とか言ってました。
        あと、時折狂ったように笑いながら『タカツキサン』『タカツキサン』と繰り返し……」

    「ヒヒィーーーー!!!」

    亜美真美「」

    35 = 20 :

    やよい「きっとあの幽霊は私の目玉を包丁でくり抜こうとしてるんです……」ガクガク

    「こ、怖いぞー!ハム蔵ー、ハム蔵きてくれー!」ガクガク

    「ハム蔵はラジオの収録に行ったぞ」

    小鳥「ラジオ関西だから、帰ってくるのは夜遅くになるわよ」

    「ハム蔵のバカぁ!」

    真美「……で、やよいっち?その幽霊は、やよいっちに見つかったあとどうなったの?」

    やよい「それが、私に気づくと幽霊はものすごい早さで窓から逃げ出したんです」

    「……窓から?なんか幽霊っぽくないぞ」

    やよい「でも、洗濯機の前の窓は狭くて、とても大人が通れる大きさじゃないんです。
        私も通れるか試したんだけど、胸がつっかえて……」

    「うーん、やよいでも通れないとなると、確かに普通の大人じゃあ無理そうだなぁ」

    36 = 20 :

    「しかし、やよいを怖がらせるなんてひどい幽霊だな!許せないぞ!
      ……あれ?亜美、真美?なんだかやけに静かだな?」

    亜美「あ→……実はさ、知り合いに凄腕のりーばいす?がいてさ。
       その人に幽霊をやっつけてもらおうかなって」

    やよい「りーばいす?」

    「霊媒師、のことかな。実際に霊媒師が幽霊をやっつけるのか分からないけど、
      凄腕っていうなら是非お願いしたいぞ!早速今からお願いしに行こう!」

    真美「い、いや、その人すごく人見知りが激しくてさ。真美達だけでお願いしてくるよ」

    「そうか?なら悪いけど、よろしく頼むぞ」

    やよい「亜美、真美、ありがとう。よろしくね」

    亜美「おっけ→おっけ→、んじゃ真美行くよ→」

    真美「……お→」





    ━ボイトレの部屋━

    真美「……というわけなんだけど」

    千早「高槻さんを怖がらせる幽霊……許せないわ!」ギリッ

    亜美「本気で言ってんの?」

    千早「あら?あなた達は高槻さんのことを本気で心配していないの?」

    真美「どちらかというと千早お姉ちゃんの頭を本気で心配してるよ」

    37 = 20 :

    千早「冗談は置いといて」

    亜美「千早お姉ちゃんって冗談言えるんだね」

    千早「亜美、今日はやけに辛辣ね。前はあんなに私に懐いていたのに」

    亜美「千早お姉ちゃんのことは大好きだけど、正直言って同じ人種とは思ってないよ」

    千早「悲しいわね……でもいいの、いつの時代もトップアイドルは孤独な存在なのだから」

    真美「そんな大層なもんじゃないと思うよ」

    千早「話を戻すけど、高槻さんが怖がっているというなら洗濯物漁りはやめて
       直接お願いすることにするわ」

    亜美「お願いしたらくれると思ってるの?」

    千早「亜美ではまだ無理かしらね。これは大人の嗜みだから」

    亜美「パンツ被ってエクスタシーを感じるのが大人だってんなら、
       亜美大人になんかなりたくないYO!」

    千早「なんてこと……これが第二次反抗期というやつね……」

    真美「第二次性徴もおとずれてない千早お姉ちゃんに言われたくないよ」

    千早「ナンだとゴラァァァァ!!!!」アオイトリィィィィィ

    真美「ひっ、ごめんなさいごめんなさいごめんなさい!」

    38 = 20 :

    亜美「でも、頼めばくれると思ってるなら、なんでわざわざ洗濯物を漁ったりなんかしたの?」

    千早「パンツはあくまでも副産物よ」

    亜美「?」

    千早「私は時々夜中に高槻家に忍び込んで、おやすみからおはようまで
       高槻さんの暮らしをみつめているの」

    真美「不健康なライオンちゃんだね」

    千早「そして暮らしをみつめる任務をライオンちゃんに引き継いだ後で、
       お土産にパンツを拝借していたの」

    亜美「ライオンちゃんもいい迷惑だね」

    真美「まだまだツッコみたいことは山ほどあるけど、全部やってたら日が暮れちゃうから
       このへんにしとこう。さ、やよいっちのところに行くよ」

    千早「パンツをもらいに行くのね」

    真美「謝りに行くんだよ」

    39 = 20 :

    亜美「……というわけなんだ」

    千早「ごめんなさい、高槻さん……あなたを見守っているつもりが
       逆に怖がらせてしまっていたなんて……」

    やよい「い、いいんです千早さん、幽霊がいなくてホッとしました!
        夜の間ずっと見守ってくれていたこともすごく嬉しかったし」

    やよい「それに、『年頃の女の子はデリケートだから』って、わざわざ
        私のパンツだけ手洗いするために洗濯物を漁っていたなんて……。
        私の方こそ誤解してました、ごめんなさい!」カ゛ルーン

    千早「高槻さん……///」

    真美「納得いかね→YO!」

    亜美「まぁホントのことを話すと、やよいっちの精神衛生上よくないからね」

    真美「やよいっちの引きつった笑顔を見るに、薄々感付いてると思うけどね」

    40 = 20 :

    亜美「そして……」

    「うぅ……いい話だぞ……自分感動したぞー!」ガナハー

    真美「なんというかね」

    亜美「チョロ過ぎるYO!」

    「なんだよー、素直に感動するのはいいことなんだぞ!」

    真美「素直に感動することと、簡単に人の話を信じちゃうことは別だと思うんだ」

    亜美「ひびきん、振り込め詐欺とか引っかからないでね?」

    真美「『ハム蔵が事故を起こして賠償金が~』とか、あり得ないからね?」

    「えっ、なんでさっきの電話のこと知ってるんだ?」

    亜美「えっ」サァァァァ

    真美「さ、寒気が……」サァァァァ



    第三話 終わり

    41 :

    いいっすねー

    42 = 20 :

    ━第四話━

    43 = 20 :

    千早「ふぅ……」

    真美「千早お姉ちゃん、どったの?」

    千早「ええ、ちょっと悩んでいてね……」

    亜美「千早お姉ちゃんも人並みに悩むことがあるんだね」

    千早「そろそろ泣くわよ?」

    亜美「そんなこと言って、ホントは嬉しいくせに→」

    千早「あら亜美ったら、言うようになったわね///」ナデナデ

    亜美「えへへ……///」

    千早「うふふ///」

    亜美「えへへ……///」

    千早「うふふ///」

    亜美千早「エフッエフッエフッエフッ」

    真美「中学生になってから、亜美を遠くに感じることが多くなったよ」

    44 = 20 :

    亜美「そんで、何を悩んでるの?」

    千早「『天海千早』と『如月春香』……どちらを取るべきかしら、と」

    真美「千早お姉ちゃん、お酒は20歳になってからだよ」

    千早「飲んでないわ」

    亜美「ケツから摂取すると、通常より酔いやすいから危ないんだよ」

    千早「ケツからも摂取してないわ」

    真美「じゃあシラフでそんなこと言ってるの?」

    千早「おかしいかしら?」

    亜美「兄ちゃん」

    「今日は向かいの心療内科は休みだぞ」

    45 = 20 :

    千早「もし春香をお嫁さんとして迎えるのであれば、彼女は如月春香になる。
       もし私が天海家の婿養子となれば、私は天海千早となる。
       どちらの響きも甘美……でも私にはどちらか一つしか選ぶことはできない」

    亜美「どちらか一つなら選べると思ってるところが千早お姉ちゃんのすごいところだよ」

    「このメンタルの強さは雪歩にも学ばせたいな」

    真美「てゆ→か結局、千早お姉ちゃんははるるんとやよいっちと亜美の誰が本命なの?」

    千早「春香は嫁、亜美は妹、そして高槻さん……いえ、やよいは娘よ」

    亜美「千早お姉ちゃん、これドクターマリオってゲームなんだけど、是非やってみるといいよ」

    千早「私は正常だし、そのゲームはプレイヤーの病気を治すゲームではないわ」

    「こういうやり取りをみる限り、響と違って脳みそは足りてるんだよなぁ」

    真美「てゆ→か、亜美が妹なら私も千早お姉ちゃんの妹になるんだけど、そこらへん分かってるのかなぁ」

    千早「嫌かしら?」

    真美「嫌じゃないけど、パパとママには紹介したくないね」

    千早「私は体だけの関係でも構わないわ」

    真美「姉妹に肉体関係はないよ」

    46 :

    きが くるっとる

    もっとお願いします

    47 = 20 :

    ガチャ

    春香「おっはよーございます☆」

    亜美「あっ、はるるん」

    真美「おはよ→はるるん」

    「おはよう春香」

    千早「おはよう春香。今日もいい天気ね」ムネヲモミモミ

    春香「そうだね千早ちゃん!今日も一日頑張ろうね☆」クビレヲサワサワ

    亜美「兄ちゃん」

    真美「兄ちゃ→ん」

    「落ち着け、3対2でマトモなのはこっちだ」

    48 = 20 :

    亜美「てゆ→かはるるん、前からあんな感じだったっけ?」

    真美「どうもこの前のリボン強奪事件以来おかしくなったような」

    「そういえばリボンの色がいつもと違うような」

    春香「あっ、分かります?実はこの前千早ちゃんからプレゼントしてもらったんです///」

    亜美「なんていうか予想通りすぎるYO」

    真美「どこでこんな呪いのアイテム買ってきたのさ」

    千早「失礼ね、高槻さんのパンツの布を縫い合わせて作ったのよ」

    「こいつ頭がおかしいぜ」

    49 = 20 :

    亜美「やよいっちのパンツを勝手に使って、何も言われなかったの?」

    千早「ひとつひとつのパンツから少しずつ布を切り取ったから大丈夫よ。
       おかげで高槻さんのパンツはすべてTバックになってしまったけど」

    真美「さっき、やよいっちは娘って言ってなかったっけ?」

    千早「お母さん、そろそろやよいも色気を出していい年頃だと思ってるの」

    「こういう親が娘をジュニアアイドルにするんだな」

    亜美「でも兄ちゃんのそ→ゆ→DVDにお世話になってるクチでしょ?」

    「俺は事務所内で満足してるよ」

    真美「いおりんとかやよいっちの前で言っちゃダメだよ、そ→ゆ→の」

    50 = 20 :

    千早「それにしても、高槻さんのパンツが春香をこんなに淫靡にするなんて……。
       やよい……恐ろしい子……!」

    亜美「どう考えても製作者の邪念のせいだよね」

    真美「そういえば、千早お姉ちゃんってお裁縫できたっけ?」

    千早「残念ながらまったくの未経験者だったわ。おかげでこの有様よ」ボロッ

    真美「わぁ、指がボロボロ!」

    亜美「おまけに胸もえぐれてやがるぜ!」

    千早「お姉ちゃん、亜美が中学生になったからちょっと厳しくしつけようと思うの」

    亜美「ごめんなさい」


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