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    元スレ真美「はるるんのリボンを取ったら動かなくなった」

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    201 = 199 :

    真美「やよいっちのパンツ事件(第三話)は解決したんじゃなかったの?」

    やよい「うん。あれ以来、毎朝私がパンツを渡すことで、千早さんが私の家に忍び込むことはなくなったよ」

    千早「何の問題もないわね」

    「脳に問題があるよ」

    やよい「渡したパンツは翌日返してもらうんだけど、この一週間まだ一枚も返してもらってないの」

    亜美「訴えたら勝てるよ、やよいっち」

    やよい「今穿いているのを含めて、パンツがあと三枚しかなくて……」

    千早「ごめんなさい。こういうときどんな顔をすればいいかわからないの」

    真美「ぴよちゃんみたいにだらしないニヤけ顔だ」

    亜美「『あと三日で高槻さんのノーパン姿が拝めるわ』って顔をしてる」

    「ウソでもいいから、申し訳なさそうな顔をしとけばいいのに」

    真美「死ねばいいと思うよ」

    202 = 199 :

    「さっさと返しなよ、どろぼー」

    亜美「そうだよ、どろぼーお姉ちゃん」

    千早「私の名前がどろぼーになっている」

    やよい「『ゼルダの伝説 夢をみる島』だね」

    千早「悪夢だわ」

    真美「それはこっちのセリフだよ」

    亜美「それにしても、やよいっち詳しいね」

    やよい「プロデューサーにもらったんだよ、はいこれ」

    「初代ゲームボーイだ」

    真美「兄ちゃんは善意でプレゼントしたんだろうけど、DSやPSPを持ってないで
       初代GBだけ持ってると、逆にイジメの対象になりかねないよ」

    亜美「みんながすれちがい通信を楽しむなか、一人寂しくゼルダをやるんだね」

    やよい「…………」

    千早「よしよし」ダキッ

    やよい「えへへ。千早さんのお胸、ゲームボーイと同じ手触りかもっ」

    千早「フォォォォハァァァァア゙ア゙ア゙!!」ブルブル

    「やよいからの衝撃の一言で、更なる進化を遂げようとしている」

    真美「とどまるところを知らないね」

    203 = 199 :

    亜美「で、パンツはどこにあるの?」

    千早「おいしくいただきました」

    「やよい、このハサミで千早の腹を切り裂くんだ」

    やよい「うっうー!」シャキンシャキンシャキン

    真美「パンツを救出して、代わりに石を詰めるんだね」

    亜美「本当は怖いグリム童話だね」

    千早「冗談よ」

    「別にどっちでもいいよ、腹を切り裂ければそれで」

    真美「まこちんの目が濁ってる」

    亜美「あの目で幾千の女どもを孕ませてきたんだね」

    「どうやら命が惜しくないようだな」ギロッ

    亜美「あぁっ、孕んじゃう!陣痛イイ!!」

    真美「最近亜美は落ち着いてきたと思ったんだけどなぁ」

    204 = 199 :

    真美「ちょっと収拾がつかなくなってきたから、いったん落ち着こう」

    千早「深呼吸しましょう」

    真美「すー」

    やよい「はー」 → 千早「クンクン」

    亜美「ひっ」

    千早「ひっ」

    「ふー」

    亜美「う、産まれるッッ!!」

    千早「今日は亜美がおかしくなる番なのね」

    「明日は真美の番だね」

    真美「そんな狂ったゲームに参加した覚えはないよ」

    千早「3の倍数と3がつくレスの時だけアホになります」

    真美「千早お姉ちゃんは1の倍数の時だけ狂人になります」

    205 = 186 :

    むふってなった

    206 = 199 :

    真美「で、ホントのところはど→なの?」

    千早「心配しなくても家に置いてあるわ」

    亜美「なんですぐ返さないの?」

    千早「実は最近、春香に料理を教わってね」

    真美「うん」

    千早「先週から、お味噌汁を作るのに凝っているの」

    「おっと、オチが読めてきたぞ」

    亜美「もうこのへんで解散にしときますか→」

    千早「高槻さんのパンツでダシをとったお味噌汁を、早起きできたごほうびに毎朝飲んでいるの」

    真美「最悪のおはよう朝ご飯だ」

    やよい「」

    亜美「やよいっちが息をしていない」

    「お昼までもたないね」

    207 :

    「今から救急車を呼んでたら間に合わないね」

    真美「真美達で蘇生するっきゃないっしょ→」

    亜美「医者の卵の実力をみせてやろ→じゃん!」

    「医者の子供のことをそう呼ぶのは初めて聞いたよ」

    真美「ここは、命の源・まこちんミルクをやよいっちにシュート・インするっきゃないね」

    亜美「ミルクは☆タンパク質」

    「やよいより先にお前らの息の根を止めてやる」

    真美「真美達の発言に他意はないよ」

    亜美「怒るということは、自分でも思うところがあるんじゃないかな?」

    「ごまかされるもんか!」マコリーン

    208 = 207 :

    千早「やめなさい!高槻さんの躰は、誰にも汚させはしないわ!」

    真美「なにいってんの?」

    千早「ここだけ見れば、私が超絶カッコよくみえるじゃない?」

    「確かに」

    亜美「文脈って大事だね」

    やよい「月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也」

    真美「あ、やよいっち」

    亜美「やよいっちが俳句を詠みはじめた」

    千早「確かに松尾芭蕉は俳聖だけど、奥の細道は俳句じゃないわ」

    「よくある勘違いだね」

    やよい「古池や 蛙飛びこむ 水の音」ドポーン

    真美「やよいっちが池に飛び込んだ」

    「やよいの身体に、べろちょろの魂が憑依したんだ」

    亜美「憑依合体だね!」

    千早「ずるいわ!私も高槻さんと合体する!」ドポーン

    真美「千早お姉ちゃんも池に飛び込んだ」

    亜美「こうして二人は池の底でいつまでも幸せに暮らしましたとさ」

    「それでは聴いてください。如月千早で、『約束』」



    歩こう~♪ 戻れぬ道~♪



    第十三話 終わり

    209 = 207 :

    ━第十四話━

    210 = 207 :

    捨て犬「クーンクーン」

    亜美「あっ、段ボールの中に犬がいる」

    真美「カワイ→ね→」

    雪歩「こ、こわいよぉ」

    亜美「まだ子犬だし大丈夫だよ→」

    雪歩「で、でも急に吠えるかもしれないし……」

    真美「じゃあ今からこの犬のことを『ひびきん』って呼ぼうよ」

    雪歩「それなら安心だね♪」

    「やめろよそんな遊び」

    211 = 207 :

    雪歩「あっ、捨て犬ちゃん」

    亜美「捨て犬ん、おっつ→」

    「自分の呼び名まで変える必要はないと思うぞ」

    真美「でもそうすると『ひびきん』が二匹になって、真美たち混乱しちゃうYO!」

    「私はこの状況に混乱しています」

    亜美「捨て犬んの口調がおかしくなってる」

    雪歩「本当に混乱してるんだ」

    「ていうか『捨て犬ん』ってなんだ?」

    真美「『捨て犬』って呼ぶと、呼び捨てしてるみたいで悪いかなって」

    亜美「亜美達も中学生になって、目上の人に対するレ→ギってやつを意識するようになったのさ!」

    雪歩「偉いね二人とも」

    「伝わらないなぁ」

    212 :

    順調にひでえw

    213 = 207 :

    雪歩「でもあの犬をひびきんって呼ぶことで、かなり恐怖が和らいだよ」

    「そ、そうか?ならいいけど。」

    雪歩「捨て犬ちゃんもこっちおいでよ。このひびきん、可愛いよ」

    「そうだな。どれどれ……」テクテク

    雪歩「キャァァァァァ!!」バシャッ

    「あっちィィィィィ!!」ゴロゴロ

    雪歩「ご、ごめんなさい……捨て犬ちゃんを捨て犬ちゃんって呼んでると
       なんだか捨て犬ちゃんが本当の捨て犬に見えてきて……」

    亜美「クソわかりづらいセリフだね」

    真美「混乱してきたよ」

    214 = 207 :

    亜美「それにしてもゆきぴょん、捨て犬んが本物の捨て犬に見えるなんて、感受性が高いね」

    真美「さすが765プロ一のデスポエマーだよ」

    雪歩「そうかな……えへへ///」

    捨て犬「765プロには他にもデスポエマーがいるの?」

    亜美「まこちんが時折、珍妙な毒電波を発信するね」

    真美「まったく、夫婦そろってアマアマなんだから」

    雪歩「夫婦だなんて……そんな恥ずかしい///」キャッ

    捨て犬「ふふ、アツアツ過ぎて見ちゃいられないね」

    「そろそろこっちを見てほしいぞ」

    215 :

    わけがわからないよ

    216 = 207 :

    「どうして自分はお茶をかけられたんだ?」

    亜美「さっき言ってたじゃん」

    雪歩「ひびきんは本当は捨て犬だけどひびきんと呼ぶことで響ちゃんに見えてきて怖くなくなったけど
       捨て犬ちゃんは本当は捨て犬じゃないけれど捨て犬ちゃんと呼ぶことで本当の捨て犬に見えてきて怖い」

    「もう一回頼む」

    雪歩「ひびきんの本当を捨て犬だからひびきんも呼ぶことの響ちゃんと見えてきて怖くなくなったから
       捨て犬ちゃんで本当と捨て犬じゃないだから捨て犬ちゃんが呼ぶことの本当は捨て犬で見えてきて怖い」

    真美「ひびきん?捨て犬ん?ん?犬?いぬいぬ?イヌヌヌヌヌnnnnnn」ヴーヴーヴー

    亜美「ああっ、真美が混乱している」

    雪歩「今日は真美ちゃんがおかしくなる番なんだね」

    捨て犬「やれやれだぜ」

    217 = 207 :

    雪歩「ところで、このひびきんどうしようか?」

    亜美「事務所で飼えないかな?」

    「律子に相談してみるかー」



    ━765プロ━

    律子「ダメよ」

    亜美「え→なんで→」

    律子「生き物を飼うということは、そんな簡単なことじゃないの。
       大体、事務所で飼ったら毎日面倒みれないでしょう?」

    「ですよねー」

    亜美「でもそれじゃ、捨て犬んがかわいそうだよ!いつも一人ぼっちなんだよ?」

    律子「仕方ないじゃない」

    亜美「事務所に来れないときは、自分でご飯食べてもらうようにするから!」

    律子「そんなこといって、捨て犬はよく他の動物のエサを食べているそうじゃない。
       周りに迷惑をかけるようなやつは、この事務所では預かれないわ」

    「なぁ雪歩」

    雪歩「なぁに?」

    「律子は、さっきまでの自分たちのやり取りを知らないはずだよな」

    雪歩「どうだろうね」

    「律子と亜美が言っている『捨て犬』ってのは、本物の捨て犬のことでいいんだよな?」

    雪歩「お前がそう思うんならそうなんだろう、お前ん中ではな」

    218 :

    亜美「じゃあ亜美はここで、数学的な解決方法を提案するよ!」

    雪歩「数学的?」

    亜美「最近学校で習った、ホ→ケ→シキってやつを使うのさ」

    「なぜかタートルネックのビジョンが脳裏をよぎったぞ」

    律子「面白そうじゃない、聞いてあげるわ」

    亜美「まず、1日の食費をX円、一ヶ月の間に事務所に来る日数をY日として……」

    律子「ふんふん」

    亜美「対象の体重がZで、Z=41kgを代入し……」

    律子「なるほど」

    亜美「最後に、段ボールの中に捨て犬んを代入し、捨て犬んのケツの穴にニンジンを代入するのさ」

    律子「やるじゃない。見直したわ」

    「なんだかチンプンカンプンだぞ」

    律子「つまり、響と捨て犬を置換したのよ」

    「もっと分かりやすく頼む」

    亜美「今日から、あの段ボールがキミの家だ」

    「な、なんだと」

    律子「餞別はくれてやるわ」ズポッ

    「あひぃぃぃぃィィィィン!!」



    真美「ヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌ」ヴーヴーヴー



    第十四話 終わり

    219 :

    このスレが完走した時何人かの読者は狂ってしまっていると思う

    220 :

    せやな。キャラと読む側が向かいの精神病院送り。

    221 :

    面白すぎて読むのをやめられないしな

    222 :

    「お父さん」じゃなくて「時臣さん」ってのがな……優雅に嘆きそうだ

    223 = 222 :

    ごめんなさい誤爆しました

    224 = 218 :

    高木社長の誕生日のお話を書きます

    225 = 218 :

    ━第十五話━

    226 = 218 :

    亜美「しゃちょ→、誕生日おめでと→」

    真美「誕生日だからなんか買ってよ→」

    亜美「亜美、シャネルの財布がいいな→」

    真美「真美はヴィトンのバッグ→」

    社長「あれれー、おかしいぞー」



    あずさ「あらあら、まるでキャバクラみたい」

    春香「キャバクラって誕生日でもタカられるんですか?」

    あずさ「行ったことはないけれど、そんなイメージね」

    律子「奴らキャバ嬢は、話の整合性よりもテンポを重視するからね」

    あずさ「私たちと一緒ね」

    律子「つまり、765プロはキャバ嬢集団だったのよ」

    春香「驚愕の新事実ですね」

    貴音「面妖な」

    227 = 218 :

    雪歩「すみません、冒頭に『━7月6日・765プロ━』が抜けていました」

    「まったく、雪歩はおっちょこちょいだなぁ」

    雪歩「昨日の真ちゃんが、すべてを忘れさせるほど激しかったから……///」

    「あはは」

    雪歩「うふふ」

    「あはははははは」

    雪歩「うふふふふふふ」



    亜美「ああっ、二人の周りにおびただしい量の蝶の死骸が!」

    真美「毒電波のせいだね」

    亜美「ちなみに、まこちんとゆきぴょんは今日、765プロにはいません」

    真美「その方が幸せだろうね」

    228 = 218 :

    律子「誕生日といえば、先月の23日が私の誕生日でした」

    社長「おお、そうだったね。ちょうどいい、亜美くん真美くん、律子くんに何か買ってもらいなさい」

    亜美「は?」

    真美「何言ってんの?」

    亜美「誕生日の人にはプレゼントを買ってもらうんじゃなくて、買ってあげるんだよ」

    真美「社長、ボケちゃったの?」

    社長「あれれー、おかしいぞー」

    「社長、その流れからのそのセリフは、本当にボケて幼児退行したように見えますよ」

    社長「今度、ヨハネスブルグに765プロ支部を作ろうと思うんだがね」

    「ごめんなさい」

    229 = 218 :

    「それにしても、もう夏真っ盛りだな」

    春香「随分強引な話題転換ですね」

    「社長の誕生日トークじゃ、これ以上話が広がらないからな」

    社長「ひどいっ」

    小鳥「はいはいおじいちゃん、もう部屋に戻りましょうね」

    社長「ぴよさんや、お昼ご飯はまだかのう?」

    小鳥「いやですねぇ、一昨日食べたじゃありませんか」

    律子「幸せそうな老夫婦ですね」

    小鳥「嫁と舅のつもりだったのだけど」

    社長「同じく」

    「いやいや、金婚式を過ぎた夫婦のイメージが鮮明に浮かびましたよ」

    亜美「もういくつ寝ると~♪」

    真美「お葬式~♪」

    社長「キミ達」

    230 = 218 :

    ガチャ

    伊織「おはよー……なによここ、あっついわねー……」

    亜美「あっ、いおりんだ!」ダキッ

    真美「いおり→ん!」ダキッ

    伊織「暑苦しいっ!」

    亜美「亜美、シャネルの財布がいいな→」

    真美「真美はヴィトンのバッグ→」

    伊織「会って早々モノをねだるなんて、いい根性してるじゃない」

    春香「でも今日の伊織からは、何かいいものをくれそうな雰囲気がする」

    あずさ「その手さげ袋には、何が入っているのかしら」

    伊織「めざといわね、アンタ達。パパがお中元でもらってきたのよ。
       余らせちゃうから、事務所に持っていきなさいって」

    亜美「ヒャッハ→!水ようかんだ→!」

    美希「デコちゃんは神様なの!デコ神様なの!」

    真美「おデコから慈愛に満ちた光が差し込んでくるぜぇ→!」

    伊織「アンタ達には感謝の気持ちってもんがないのかしら?」

    「暑いのに元気だなぁ」

    小鳥「まぁ、嬉しいのはわかりますけどね。ぬるくならないうちにいただいちゃいましょう」

    231 = 218 :

    美希「ところでデコちゃん」

    伊織「なによ」

    美希「おにぎり味の水ようかんがないよ」

    伊織「ないわよそんなもの」

    美希「使えないデコなの」ペッ

    亜美「脳の栄養が全部デコにいっちゃったんだよ」

    伊織「アンタ達ィィィィィ!!」

    春香「栄養があると、デコってハゲ広がるんですか?」

    「水をやり過ぎて根腐れするようなものかな」

    貴音「過ぎたるは及ばざるがごとし、ということですね」

    伊織「アンタ達、全部聞こえてるんだからね」

    232 = 218 :

    小鳥「まぁまぁ伊織ちゃん落ち着いて。さぁさ、みんなで食べましょう」

    亜美・真美・美希「はーい」

    伊織「まったく……」

    「ありがとな、伊織」

    伊織「べ、別にアンタのために持ってきたワケじゃないんだからっ!///」

    律子「部屋の気温が上がっていく」

    小鳥「これは流石に勘弁してほしいわね」

    伊織「うるさいうるさいうるさいっ!」



    貴音「ところで」

    あずさ「どうしたの、貴音ちゃん」

    貴音「先日社長室でワニ子の口からブチまけられたブツと、この水ようかんの色はよく似てますね」

    春香「」

    伊織「何言ってんだコイツ」

    美希「しょ、食欲が……」

    亜美「この場にある水ようかんをすべて自分のモノにするつもりなんだ」

    真美「恐ろしいまでの独占欲だね」

    貴音「ふふ、女は嫉妬深い生き物なのです」

    伊織「何言ってんだコイツ」

    233 = 218 :

    亜美「こうなったら、一番強烈なウンコ話をした人が全部の水ようかんをもらえることにしようよ!」

    真美「絶対負けないかんねっ!」

    貴音「ふふ、受けて立ちましょう」

    伊織「何がコイツらをここまで駆り立てるというの」

    美希「デコちゃん、大発見なの。おにぎりに水ようかんを混ぜると、おはぎになったの」

    伊織「アンタ、この水ようかんが一ついくらだと思ってるの?」

    美希「0円だよ?」

    伊織「タダより高いものはないということを教えてあげるわ」



    ワーワーギャーギャー

    律子「ホントこの暑い中、よくあんなに騒げるわね」

    あずさ「でも、楽しくていいわねぇ」

    コンコン

    小鳥「社長、水ようかんをお持ちしました」

    社長「」

    小鳥「社長?」

    社長「」

    小鳥「し、死んでる」

    亜美「もういくつ寝ると~♪」

    真美「お葬式~♪」



    警察1「これは単なる事故です」

    警察2「事件解決ですね」

    ???「あれれー、おかしいぞー」

    「誰だお前は」







    社長「死んでないよっ」



    第十五話 終わり

    234 :

    もはや誰が常人かわからんね

    235 :

    面白いがこのスレ見てると正気が削がれて行く気がするなww

    236 = 218 :

    ━第十六話━

    237 = 218 :

    伊織「ねぇ、プロデューサー」

    「どうした伊織」

    伊織「最近やよいの姿が見えないんだけど」

    亜美「あれ、いおりん知らないの?」

    真美「やよいっちは今頃、千早お姉ちゃんと仲良く池の底に沈んでるよ」

    伊織「なんですって?」



    小鳥「真美ちゃんの言い方だと、まるで真美ちゃんが二人を沈めたみたいでドキドキするわ」ハァハァ

    律子「胸のドキドキは、アンチエイジングに効果的らしいですよ」

    あずさ「まぁ本当?じゃあ小鳥さん、さっそく池の底に沈んできてくれませんか?」

    小鳥「お前がいけよニセあずにゃん(笑)」

    あずさ「あらあら、キレイなうちに死にたいみたいですね」

    小鳥「キレイだなんてそんな……///あずささんも、かわいいですよ」

    あずさ「あらあら///」

    亜美「仲間うちでお互い『キレイだね』『かわいいね』って言い出したら終わりだね」

    真美「独身アラフォーコースまっしぐらだね」

    あずさ「池の底と言わず、二人をトルコ風呂に沈めてあげる計画を思いついたわ」

    「それは楽しみですね」

    伊織「そろそろ話を戻していいかしら」

    238 = 218 :

    伊織「やよいが池に飛び込んだのって、先週の話でしょ?」

    亜美「そうだよ」

    伊織「じゃあ今も池の底に沈んでいるっていうのはおかしいわ」

    真美「いや、そのりくつはおかしい」

    伊織「今までアイドルが何度ドロドロに溶けても、翌日には元に戻っていたじゃない」

    亜美「ドロドロに溶けても、性のリビドーがあれば元に戻れることは実証済みだよ」

    真美「いおりんも以前、目の当りにしてるじゃん(第7話)」

    伊織「それはそうだけど……」

    亜美「いおりん。辛いのはわかるけど、現実を受け止めなきゃ」

    真美「死んだ人は生き返らないんだよ」

    伊織「やよい……」グスン





    やよい「……イオリチャーン……サビシイヨォ……」ヒュードロドロドロ

    伊織「キャァァァァァ!?」ビクッ

    239 = 218 :

    やよい「ドッキリ大成功!」ピョンピョン

    千早「よかったわね、高槻さん」

    伊織「や、やよい!?」

    「驚かしてすまなかったな。二人はPVの撮影で一週間ほど海外に行ってたんだ」

    やよい「ごめんね、伊織ちゃん……寂しかった?」

    伊織「そ、そんなワケないわよっ!私を驚かせた罰として、明日一日ショッピングにつきあってもらうからねっ!」

    やよい「えへへ、いいよ♪」ダキツキッ

    伊織「///」



    亜美「まったく、お熱いねぇ」

    あずさ「甘すぎて砂を吐いちゃうわ」ザー

    真美「じゃあ真美はその砂でお城を作る!」

    律子「じゃあ私は税理士になる」

    「じゃあ俺は警察官だ」

    あずさ「なら私はウェブデザイナーになるわ」

    千早「大原 大原 本気になったら大原♪」

    小鳥「私はお嫁さんになるわっ!」

    亜美「それはサポート対象外です」

    240 = 218 :

    あずさ「ところでPVって何の話ですか?」

    「今度、千早とやよいで期間限定の新ユニットを組むことになったんだ」

    伊織「あらそうなの」

    「ユニット名は『ダブルH~Hinnyu & Hinkon~』だ」

    真美「千早お姉ちゃん、よくOKしたね」

    「間奏部分で千早がやよいの脇をなめるダンスを取り入れることで、納得してもらった」

    千早「苦渋の選択だったわ」ニヘラニヘラ

    律子「千早の表情とセリフがあってないわ」

    あずさ「よくあることね」

    亜美「やよいっち、よくOKしたね」

    やよい「正直、千早さんと一週間も一緒なんて虫唾が走る思いだったけど
        このお仕事に成功すれば、前の家を買い戻せるっていうから……」

    伊織「苦渋の選択だったのね」

    真美「ちなみに、PVはどこで撮影したの?」

    千早「南米のチリよ」

    やよい「地図でいうと、ここだよ」ユビサシ

    亜美「わぁ、ぺったんこだ!」

    「そうだろう?千早にピッタリだと思ってな」

    真美「むしろペッタリだね!」

    亜美「それにしては凹凸があり過ぎるかなぁ」

    千早「あなた達をまとめて塵にしてやるわ」

    241 = 218 :

    伊織「ところで、姿が見えないといえば」

    律子「何?」

    伊織「この前事務所に水ようかんを持ってきた時、真と雪歩がいなかったわね(第十五話)」

    亜美「あの二人はその日、朝から晩までラブホテルにいたよ」

    あずさ「あらあら、小娘どもが調子に乗っているわね」

    真美「それは別に、羨ましがらなくてもいいんじゃない?」

    あずさ「羨ましくなんかないもんっ」

    律子「あ、かわいい」

    小鳥「この週刊誌に、その時の様子が載っているわ」

    千早「なになに?『アイドル萩原雪歩、イケメンホストと密着デート!?』ですって」

    律子「ちょうど今、朝のワイドショーでその特集がやってるわ」

    ピッ

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    司会『それでは、話題のイケメンホストに登場してもらいましょう。どうぞ!』

    『じゃーん!イケメンホストは、実はボクでした~☆まこまこり~ん♪」

    キャー! ステキー! ダイテー! ウマレルゥゥ! オギャー!

    アナウンサー『これで雪歩ちゃんのファンも一安心ですね』

    雪歩『ファンの皆さん、心配かけてごめんね♪』きゅっ

    ウォー! ユキポー! キュッテシタ! デンパガー! アババババ!

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    亜美「茶番だね」ペッ

    真美「公共の面前で、毒電波を流さないでほしいなぁ」ヤレヤレ

    伊織「そもそもラブホテルに入ったことが問題だと思うのだけど、私がおかしいのかしら?」

    242 = 218 :

    律子「まぁそんなわけで、あの日は真・雪歩・千早・やよい以外は全員いたわね」

    真美「そうだね」

    伊織「誰か忘れている気がするわ」

    あずさ「気のせいよ」

    伊織「そうかしら?」

    亜美「神がそうだと言っている」

    小鳥「ああっ、亜美ちゃんがさっきの毒電波にやられているわ」



    ――――――――――――――――――――
    ―――――――――――――――――
    ――――――――――――――

    ━公園━

    長介「響お姉ちゃんはなんで段ボールの中にいるの?」

    「あいつらが泣いて謝るまで、ここにいるって決めたんだ」

    かすみ「このニンジンは何?」

    「心が折れそうになったら、このニンジンを見て、あいつらへの憎しみを思い出すんだ」

    長介「臥薪嘗胆だね」

    かすみ「いいの、ハム蔵?」

    ハム蔵「気のすむまでやらせてあげよう」

    いぬ美「私たちは温かいスープを作って、響の帰りを待ちましょう」

    捨て犬「そうですね」

    長介「響お姉ちゃんは優しい家族を持って幸せだなぁ」



    第十六話 終わり

    243 :

    響…ガンバレヨ

    244 :

    SUN値がゴリゴリ削れて行くなww

    245 :

    何が怖いってこんだけ狂ってて話が繋がってるところだ

    246 :

    そして続きを楽しみにしてる自分がいるってところだ

    247 :

    今さらですが、第一話・第六話にスカトロ描写がある旨、Wikiに注意書きを入れました。
    ついでに1レスSSも書いてあるので、よろしければご覧ください。

    http://ss.vip2ch.com/jmp/1340565510

    248 = 247 :

    ━第十七話━

    249 = 247 :

    ━車の中━

    ブロロロロ

    真美「兄ちゃん、今日の収録どうだった?真美たちイケてた?」

    「急に共演したアイドルのモノマネをノンストップで披露したときはびっくりしたけど、好評だったからよかったよ」

    雪歩「私はどうでしたか?」

    「急に共演したアイドルのケツの穴をスコップで掘ろうとしたときはびっくりしたけど、好評だったからよかったよ」

    真美「好評だったの?」

    「気持ち良かったらしい」

    雪歩「どうしようもないアイドルだね」

    真美「ゆきぴょんがね」

    250 = 247 :

    プルルルル

    雪歩「電話ですよ、プロデューサー」

    「そうか。スピーカーモードにしてくれるか?」

    真美「は→い」

    ポチッ

    千早「もしもし、千早です」

    「千早か、どうした?」

    千早「実は困ったことになってしまって……」

    雪歩「どうしたの?」

    千早「秋葉原のパソコン屋さんにいるのだけど、売り物のパソコン周辺機器を間違えて壊してしまったの」

    真美「千早お姉ちゃん、機械音痴だもんね」

    千早「弁償しなければならないのだけど、手持ちが足りなくて……」

    「わかった、すぐ行く。何を壊したんだ?」

    千早「『桂言葉のおっぱいマウスパッド』と書いてあるわ」

    「それは機械じゃないな」

    雪歩「本当に間違えて壊したのかなぁ」


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