元スレザコ「勇者と旅に出ることになった」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ○
751 = 249 :
クラーケン・・・
イカ固定ではないんですよね。タコのものもあるし。
753 = 749 :
そうなんだ
ごめん
754 = 249 :
ってことで今日はここまでです。
すぐそこまで迫っていると書いてあるものの、だいたいその場その場で書いてるのでどうなるかはわかりません・・・
まあ、長めのすぐだと思ってください・・・
755 :
マザー2みたいに覚醒パワーアップイベントないかな
756 :
乙
一回離れてまた戻ってきそう
757 :
>>755
(ザコの役目では)ないです
759 :
ザコさんは既にもう名乗ろうと思えばフツウを名乗れるんだぞ!
760 :
たとえフツウ120%でもやっぱり弱そうなんだけど
761 :
俺が退院し、ついに町を出ることになった。
勇者「それじゃあ、僕達は行くよ」
賢者「勇者様!また会えますよね!?ね!?」
ザコ(ホモ必死すぎ)
勇者「ああ。旅をしてればきっと会えるよ」
戦士「今度会う時は必ずお前より強くなるからな!」
武闘家「ああ。望むところだ」
僧侶妹「炎勇者様、本当にありがとうございました」
炎勇者「礼はもう散々聞いたさ。君も旅を楽しんでくれ」
僧侶妹「はい!」
戦士と賢者の傷の治療のため、炎勇者達はこの町に残ることになった。なので炎勇者達とはここでお別れだ。
762 = 249 :
炎勇者「では、またな」
戦士「またな!」
賢者「また会いましょうね!!!また!!!また!!!」
ザコ(ホモ必死すぎ)
勇者「うん!またね」
こうして俺達は炎勇者達と別れた。短い間とはいえ、共に戦った仲間だ。寂しくないといえば嘘になる。
ザコ(また会おうぜ。炎勇者、戦士、ホモ賢)
勇者「それじゃあ、僕達はもう行こうか」
ザコ「おう」
この時、俺はあいつの歪んだ感情を理解できていなかった。もし理解できていれば、ああはならなかったのだろうか・・・
763 = 249 :
俺たちが六の町を出る時には、たくさんの人達が集まっていた。
仲間である俺たちもそれなりの人気が出てきたようで、武闘家にも黄色い声援が飛んでいる。
<ユウシャサマー!
<ブトウカサマ!コッチムイテー!
<ソウリョイモウトー!ガンバレヨー!
<ユウシャサマ!アリガトウゴザイマシタ!
<ウオーン!ソウリョイモウトチャーン!!
ザコ(あれ・・・?)
声援を聞いていると、俺はある違和感を覚えた。
764 = 249 :
ザコ「俺のファンは・・・?」
勇者「き、きっとシャイな人達ばかりなんだよ。うん、そう、きっとそう」
ザコ「良いよ・・・結局俺のファンなんていないんだよ!」
「ザコくーん!!!」
ザコ「俺のファ...いや待てこの声は・・・」
オカマ「もう行ってしまうのね?」
ザコ「なんでてめえがいるんだよ!」
オカマ「私はあくまで大司教達に洗脳された人間の一人。しばらくはこの町から出れないけれど、牢獄に入れられることはなかったわ」
ザコ「えぇ・・・この際捕まれよ」
オカマ「うふっ、私を捕まえられるのは、あ・な・た・だ・け」
ザコ「・・・」ゾクッ
ザコ「お、俺行くからぁ!!」
765 = 249 :
勇者「えっと・・・良かったね」
ザコ「良くねえよ!!!」
武闘家「お前のことをわかってくれる奴がいつかは現れるさ」
ザコ「武闘家・・・」
なんだか武闘家のおかげで元気が出てきた気がする。
勇者「好きになってくれる人か・・・僕にもできるかな?」
ザコ「は?」
勇者「え?」
ザコ「お前、鈍感系なのかよ・・・」
勇者「???」
766 = 249 :
ザコ「お前のことを好きな奴はいるんじゃないか!?案外身近に」
勇者「うーん、僧侶妹は別に僕のこと好きじゃないよね?」
僧侶妹「は、はい...///」
勇者「ほら、ね?」
ザコ【雑魚の刻印!!!!!!!!】
勇者「ぐあっ」
俺は最近流行りの鈍感系主人公に一撃お見舞いしてやった。
勇者「うぐっ、地味に痛い」
ザコ「天然たらしが!!!」
勇者「ええ!?」
767 = 249 :
そうして俺達は六の町を出発した。
何回かの魔物との戦闘を終え、進んでいくとすぐ分かれ道へとたどり着く。
ここから真っ直ぐ行くと九の町、右左に曲がると七の町だ。
クラーケンが近づいているらしいから、少し急がないといけないな。
勇者「よし、じゃあ行こう!」
ザコ「おう!」
武闘家「ああ」
僧侶妹「行きましょう!」
俺達は進み始めた。未来への淡い期待を持ちながら、ただ前へ前へ。
この先起こることなんて、何も知らずに。
768 = 249 :
とりあえず六の町編終了ですね。見返してみるとそれなりに長い。スレの残りも少ないので駆け足気味になるかと・・・
そういえば、旅立ってからどれくらい経ったのか把握してない。やばい・・・今何月だよ・・・
769 :
>>768
乙
足りなくなったら次スレ立てれば良いんだぜ?
770 :
>>768 乙!
雑魚の刻印付けられたらスゲー屈辱的だな
771 :
もちろん最後は勇者とザコがくっつくんだよな?
ホモでも良いぞ!!!
772 :
ナチュラルに賢者を数の外にする畜生勇者
773 :
六の町を出て二日経過。女の子が仲間に加わってドッキドキっス。
虎型魔獣「ニャー」
ザコ「おお・・・見た目とのギャップ凄えなおい」
武闘家「まあ、油断しないでいこう」
現在の戦い方は、前衛が武闘家、中衛が勇者、後衛が俺と僧侶妹といった感じ。
武闘家が率先して攻撃し、勇者は呪文で攻撃しつつ前衛に出たりする。そして後ろから僧侶妹が回復し、それを俺が護衛する。
俺暇じゃないんですかね、とか思うんだが、案外来るので焦る・・・
そうこうしているうちに武闘家が虎型魔獣を倒した。魔獣なので剥ぎ取らなければならない。
そこで俺様参上!華麗に剥ぎ取っていく。
774 = 249 :
正直これくらいしないと役に立ってる気がしない。マジで。
俺はナイフを取り出し、ギルドで換金できる部分を慎重にとっていく。
ザコ「よし、終わったぞ」
今回は特に収穫なし、残念。
勇者「そろそろ日が暮れるね」
すでに太陽が落ちかけ、暗くなり始めている。少し準備を始めるのが遅れたけど、これくらいなら問題無い。
すぐにテントの準備を終えた。
さすがに男三人のテントに女の子が入ったらいろんな意味でやばいのでテントは二つご用意。
夕食を食べたら特にやることは無い、
風呂?水魔法使えば脱がなくてもあら不思議!溢れ出る清潔感!
ザコ(何だよ、水場行けよ、あっ!見ちゃった!みたいな展開こいよ。マジで)
俺の願いむなしく無事夜は明けた。
そして、七の町に到着だ。
775 = 249 :
ザコ(正直七の町には何もありません。挙げるなら酒場が多いくらい。なので各々装備を直してそれで終わり)
それじゃあ暇なので町をぶらぶらと回ることにする。
僧侶妹「ザコ君!」
ザコ(お?お?)
僧侶妹「私もついていっていいかな?」
ザコ(はい、このSS恒例の口調変化。みんなはもう慣れたかな?いやまあ今回の場合は、僧侶としてではなく仲間として的な感じで理由はあるんですけどね、ええ、はい)
ザコ「いいけど、別に目的なんか無いぞ?」
僧侶妹「うん、それはわかってるんだけど。初めての旅だから、いろいろ見ておきたくて」
ザコ「そっか、ならちゃんと周りに注意しとけよ?ククッとか変な笑い方する奴に捕まったりしたら助けられないし」
ザコ(もうね、最高っすよ。これはメインヒロインっすよ。まあ僧侶妹が好きなのは勇者なんですけどね!!)
776 = 249 :
と、二人で町を歩いていると酒場が目に入った。俺みたいな奴にはまだはやいね。
ザコ(・・・?)
その時俺は、異変に気付いた。得体の知れない恐怖を感じ、俺は僧侶妹と物陰に隠れる。
僧侶妹「ざ、ザコ君!?」
ザコ「静かに」
そう俺が促すと僧侶妹も口を閉じて酒場の様子を伺う。
そして数秒後、あられる人影。ニタニタ笑いながら酒場から出てきたそいつは、男の生首を両手で抱えていた。
ザコ「!」
そのままそいつは闇の中へと消えていった。俺も僧侶妹も、数秒の間呆然としてしまった。
僧侶妹「ザコ君!」
僧侶妹に声をかけられ、我に返った俺は、今しなければいけないことは何かを考えた。
777 = 249 :
ザコ(正直あれ見た後だと可能性は薄いけど・・・)
ザコ「僧侶妹ちゃんは酒場に行って、助けられそうな奴がいるか見てきてくれ。中は酷いことになってると思うけど、やれるなら回復を。俺はあいつが戻ってこないか見張ってるから」
僧侶妹「う、うん」
俺の説明を聞いた僧侶妹はすぐに酒場の中へと入っていった。想像はつく、恐らく酷い惨状になっていることだろう。
だが彼女はすぐに出てこなかった。助けられそうな人に回復魔法をかけているのか・・・ちょっと凄いな。俺ならきっと失禁するから。
感心していると、遠くから足音が聞こえてきた。さっきのやつの音と似ている。早く逃げて、警備隊でも呼ばないと。
俺は僧侶妹にそのことを伝えるため、すぐに酒場へと入った。
まず視界に入ってきたのは、一面赤に染まった床。そしてテーブルの上に乗せられた生首。
ザコ「え・・・あ・・・ぎゃああああああああああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
失禁はしなかったが、失態はおかしてしまった。
778 = 249 :
今日はここまで。見返すと少しは文章力も上がった・・・のでしょうか?
全て終わったら後付けのところを整理して、自己満の完全版でも書きたいですね。
781 :
ザコ(やべぇやっちまった!)
ザコ「僧侶妹!は、早く逃げよう!」
僧侶妹「けどまだこの人が・・・」
男「いや、俺はいいから・・・早く逃げるんだ・・・」
男の傷はまだ治りきっていない。ここで俺達が逃げれば確実に助からないだろう。ただ、俺達が残ったところであいつに勝てる保証も無い。
ザコ(勇者なら、勇者ならどうする?見捨てるか?いや、あいつなら・・・)
あいつならきっと、見捨てるようなことはしない。
ザコ「僧侶妹は回復を続けろ!」
僧侶妹「は、はい!それで、ザコ君は?」
ザコ「俺はあいつと戦ってくる。僧侶妹は、回復が終わり次第すぐにここから離れて警備隊を呼んでくれ!」
僧侶妹「はい!」
786 = 249 :
今日はこれで終わり。
展開早くしすぎた問題発生中。
787 :
>>786 乙!
何故か「ククッ……良い顔だ」と脳内で変換された
788 :
乙
僧侶妹がマミったかと思った
796 = 249 :
僧侶妹は、自分の体の二倍はありそうな巨大なハンマーで奴を吹き飛ばしたのだ。
ザコ(°Д° )
僧侶妹「あ、あの、これは違うの!ハンマーの力で、見た目ほど重くなくて……」
僧侶妹「それに、精霊の加護の力だし、竜化したザコ君ほどの力も出ないから!」
ザコ(そういう問題なのだろうか)
と、僧侶妹の見た目からは想像もできない力に驚愕しつつも、奴が吹き飛ばされた方を見る。
???「アハッ、無駄に目の良い契約者に、無駄に力の強い僧侶……面白い、面白いよ!!!その首、すごく欲しい!!」
結構なダメージをくらったはずなのに、倒れる様子はなかった。
???「けど、今回は重傷だから断念するしか無いか……」
???「次は刈るからね、その首。仲間のと一緒に」
ザコ「あ、待て!」
そう言って奴はその場から逃げ去った。
一見すれば俺たちの勝ち。しかし、逃げられたことと、標的だと認識されたことに、俺は一抹の不安を感じていた。
797 = 249 :
今日はこれで終わり。
凄くザコが雑魚じゃないけど、あくまで竜化したザコだからセーフだよね。
798 :
地力を上げるしかないな、後いい装備も欲しいだろ
799 :
目がいい設定が活かされてるな
ザコ《100%》大したことなさそう
ザコ《100%竜化》ちょっと強そう
勇者《100%》強そう、かっこいい
勇者《100%竜化》絶対強い、かっこいい
みんなの評価 : ○
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