元スレザコ「勇者と旅に出ることになった」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ○
51 :
ホラゲの青鬼で脳内再生してしまってヒエッってなった
52 = 48 :
青鬼「まあいい。どれほどの力を持っているのか、見せてみろやぁ!!」
そういって青鬼はこちらへと近づいてくる。
ザコ「お前を見てると某ホラーゲームの奴思い出して怖いから許せん!」
ザコ『呪文・つるのムチ!!』
青鬼足元から蔓が出現する。その蔓は青鬼の足の上を通りもう一度見地面に突き刺さる。そして青鬼はそれに足を引っ掛け転んでしまう。
勇者「おぉ!!」
ザコ「これぞ応用技。呪文・プラントラップ!!」
53 = 48 :
とりあえず今はここまで
54 :
支援だけなら一流になりそうだな
おつ
55 :
勇者物でどうしてマクドって単語が出てくるんですかねぇ(伏線)
56 :
この世界でもパソコンあるのかよ
57 :
映画があるんだしおかしくはない
ナルトでもいつの間にかノーパソ出来てたし
58 :
コナンなんて一年間でPHSからスマートフォンになったんだから技術の進歩にツッコミは無用だな
59 :
勇者「すごいじゃんザコ!青鬼を転ばせるほどの強度をいつの間に!!」
ザコ「だって今ので魔力使い切ったからな」
勇者「えー」
青鬼「くそ・・・」
ザコ「勇者早く攻撃!!俺の魔力が無駄になるから!!」
勇者「そうだった」
勇者『呪文・ライト!!』
勇者の手のひらから勢いよく発せられた光弾が青鬼に直撃する。
青鬼「ぐっ・・ああああぁぁ!!」
ザコ「わかりやすい効き方してるな」
60 = 59 :
赤鬼「おいどうした!!」
黄鬼「何かあったのか!?」
青鬼「こいつら・・侵入者だ!」
勇者「しまった!」
ザコ「仲間きたぞ!!どうするんだよぉー!!!」
勇者「1体にダメージを与えているとはいえ3対1か・・・」
ザコ「勇者さん?俺も入れて?」
ザコ(やっぱこいつたまに悪くなるよな。初期のイケメンどこ行った!)
61 = 59 :
黄鬼「とにかく覚悟しろ?てめぇら生きて帰r痛て!!」
青鬼「どうした!?」
黄鬼「やべっなんか刺さったし!マジ痛てぇ!!」
赤鬼「あっ木の枝刺さってる」
黄鬼「まじ?抜いて抜いて!」
ザコ「ふっ、またもや俺のトラップにかかったのか」
赤鬼「なに!?」
ザコ「木で作った即席のまきびしだ。一個作ったら魔力使い切るけどな」
勇者「本当だ、すごい聖水減ってる・・・」
62 = 59 :
ザコ「しかも木で作ったからすぐ壊れる!恐るべき燃費の悪さ!」
勇者「それ自分で言っちゃ駄目でしょ!」
ザコ「さぁさぁ今のうちに攻撃!」
勇者「自分のペースで動きすぎだよ・・・」
黄鬼「地味に数多いぞこのまきびし!」
赤鬼「痛っ・・」
勇者『呪文・ライト!ライト!ライト!ライト!ライト!ライト!ライト!』
鬼達「ぐあああぁぁぁ!!!」
光魔法の連打の前に鬼達はなすすべもなくやられた。それはもう一方的に・・・
63 = 59 :
ザコ「なんだ、どれだけ強いのかと思ったらそんなにだったな」
勇者「いや、今回楽に勝てたのは運が良かっただけだよ。相手が末端の兵士で、俺が光魔法を使えたから下級魔法で勝てた。この勝負は本当に奇跡と言っていいよ」
ザコ(それに偶然鬼の弱点が足だったからまきびしが効いたし蔓で転ばせたのか・・・)
勇者「実際魔王軍の幹部となれば上級の光魔法でも簡単には倒せない」
ザコ「魔王軍・・・幹部・・・?」
勇者「そう。例えば「俺とかな」
ザコ「え?」
64 = 59 :
そこにはさっきの鬼よりもひとまわりもふたまわりも大きい鬼がいた。
勇者「嘘・・だろ・・・?」
??「そんなに驚くなよ。俺は今回は噂の勇者様がどんなやつか見に来ただけだからよ」
ザコ「魔王軍幹部なんて冗談だろ!?どうせ地方のボスとかそんなんだろ!?」
勇者「いや、こいつは本物だ。文献で見たことがある。魔王軍七幹部の一人、鬼王・・・」
鬼王「お、さすがにお勉強はしてるみたいだな」
ザコ(いきなり幹部戦ですか!?こんなの聞いてねぇぞ!!!!)
ザコ(俺はリア充人生送るために加護を受けるための旅をしてただけでこんな・・・)
ザコ(こんな奴と戦う気ねぇよ!!)
65 :
鬼王「へへっ、それじゃあどれくらい強いのか見せてもらおうか。まあまだ弱いのはわかってるから」
鬼王「死なない程度に手加減してやるよ」
勇者「ザコ!逃げ・・・」
俺にはその時何か起きたか全く分からなかった。気づけば鬼王の攻撃で勇者が吹き飛ばされていた。気づけば鬼王が勇者に致命傷を与えていた。気づけば俺は鬼王に爪で切り裂かれていた。気づけば俺たちは・・・完全敗北していた。
66 = 65 :
俺は今まで感じたことのない痛みを感じてただ怯えることしかできなかった。
鬼王「まさかここまで弱えとはな。特に勇者の仲間。さすがに雑魚すぎるだろ」
ザコ「あっ・・・あっ・・・」ジワッ
俺は恐怖と痛みのせいで失禁してしまっていた。
鬼王「さすがに敵の前で失禁するか?」
勇者のほうを見ると、血を流している。今までの人生で見たことないような・・・いや、ある?見たことのない景色を思い出して俺は混乱した。
??「鬼王!!!!」
突如現れた誰かが鬼王斬りかかる。鬼王が少し押されているようだ。
67 = 65 :
ザコ(くそ・・・やばい死にそう。手加減されてるとはいえ幹部クラスの攻撃受けて死んでないとか奇跡だろ)
鬼王「くそ!中央警備か。うっとおしい奴らが来たもんだぜ」
ザコ(中央警備・・・?なんだよそれ。誰でもいいから追い払ってくれよ・・・
もうダメだ。意識が持たない。)
俺がその時最後に見たのは鬼王とほぼ互角に戦う誰かたちの姿と血だらけの勇者だった。
ザコ(くそ・・勇者・・・)
ザコ()
68 = 65 :
今日はこれで終わり。
このスレ初のシリアス。苦手。
69 :
おつ
70 :
>>65
色々気付き過ぎィ!
71 :
ホモは嘘つき
72 :
>>55
豊臣秀吉がまだ木下藤吉郎だった頃なんてバズーカとかミラーボールとかしまいには巨大ロボまであったんだから今更騒ぐ程のことでもない
73 = 65 :
目が覚めると俺はベッドの上だった。
どうやら生きてはいるらしい
ザコ(これは奇跡だな。神に感謝!)
まあその神が加護を与えなかったせいで旅に出ることになったんだけどな。
??「目が覚めたようだね」
そこにいたのは一人の美少女。神は金色で俺に微笑みかけている。これはメインヒロインですわ。
ザコ「誰だ?」
騎士「私は武の国で中央警備隊に所属している騎士だ」
ザコ「なにそれ・・・」
74 = 65 :
神じゃなくて髪でした!
75 = 65 :
引きニートである俺はこの世界の地理を全く知らない。鬼王が中央警備と驚いてたくらいだから有名なのだろうが、俺は全く知らない。
ザコ「そうだ、勇者は!?」
騎士「それが傷は回復したのだがまだ目を覚まさないんだ。切り裂かれただけの君とは違い、鬼王の攻撃を二発ともまともに受けたからね」
ザコ「そんな・・・」
騎士「それにしても、旅を始めたばかりとはいえ無加護の君が生きてるくらいだからさすがに一撃目は防げるはずなのに、何があったんだろうか」
ザコ(無加護ってばれてますやん・・・)
俺は勇者がやられた理由を知っている。
なぜなら勇者は俺を気にしていたせいで攻撃をくらったのだから。
76 = 65 :
ザコ「ていうかここは?」
騎士「三の街の病院だよ」
知らないうちに少し得していたらしい。
やったぜ!
騎士「目覚めたのが確認できたしもう行くよ。さすがに勇者くんの目が覚めるまで待ってたら時間がかかりすぎると思うからね」
ザコ(マジかよ!行かないでくれメインヒロインー!!!」
騎士「そんなに言わなくても、君が武の国に来ればきっと会えるさ」
ザコ(声に出てた・・恥ずかしい!)
金髪の女騎士は去って行きました。くそ!!!!!
77 = 65 :
今はこれで終わり。
78 :
どうせ別の新しいヒロイン候補が現れる
ザコが思い描いていたタイプと逆のタイプ(性格が)
79 :
メインヒロインは勇者なんで…
80 :
数日後、俺は動けるまでに回復しました。町が壊滅しかけた原因となった鬼達を倒した功績で報酬がザックザク!しかも勇者が目覚めるまで町にいていいという。太っ腹だぜ!!
ザコ(てことでね、この世界が今どうなってるのかというのを調べるために図書館にやってまいりましたー)
ザコ(あんま本とか読まないんでわかりやすいものが、お?これなんかどうだろうか)
『世界の常識大全集』
ザコ(恐ろしいほどにそのままじゃねぇーか)
81 = 80 :
ザコ(魔王軍についてはどこにあるのだろうか。あった!『p456魔王軍七幹部』厚いなこれ)
魔王軍七幹部とは魔王を除いた7匹の最強の魔物達のことを言い、それぞれが王の名を冠している。
強い順に騎士王、竜王、獣王、鬼王、腐王、闇王、智王がいる。
それぞれが恐ろしい力を持っており、あったら逃げるのが賢明だぞ!
ザコ(逃げれたら苦労しないんだけどな)
とりあえずこの本を読むことで知識を蓄えることができた。魔物と魔獣に分かれているとかいう情報も知った。学校で習うらしいけどイジメにびびってたから授業なんて聞いてないぞ!
82 :
?「英雄王がいないではないか!」
83 = 80 :
<一週間経過>
ザコ(やっべぇどうしよ、超暇なんですけどぉー!図書館の本もニート時代に培った超高速読術で制覇してしまったしな)
ザコ(よし!クエストでも受けるか!)
町にあるギルドにやってまいりました
ザコ「なるほどなるほど、危険度3以上しかないのか・・・」
ザコ「俺だけじゃ死ぬし、帰るか!」
ザコ(ってダメだろ!頑張るって決めたんだ、目指せ脱雑魚!!)
ザコ(そうだ!仲間を探そう!募集したり!されたり!)
84 = 80 :
ザコ(俺のレベルがたぶん今10くらいにはなってるんじゃないだろうか。順調進んできたから補助でならいけるはずだ)
〔初心者歓迎!レベル15以上募集!〕
〔上級者募集、レベル30以上〕
〔ワイワイやりましょう!レベル12以上募集〕
ザコ「・・・」
その時俺は女騎士に言われたことを思い出した。
騎士『三の街の病院だよ』
騎士『三の町の病院』
騎士『三の町』
ザコ「ああああああぁぁぁぁ!!!!」
85 = 80 :
ザコ(二の町から三の町への旅路をすっ飛ばしたせいでその分の経験値が俺たちにはないんだ!!)
ザコ(やばいぞ、選択肢がすげぇ減るぞ・・・)
ザコ(DQNは嫌だ、DQNは嫌だ、DQNは嫌だ、DQNは嫌だ、DQNは嫌だ、DQNは嫌だ!)
〔レベル制限なし!周辺でレベル上げしましょう!〕
ザコ「これだー!!!!」
ザコ「これに!参加!したい!です!」
マスター「え?あぁ、待ってろよ、すぐに呼んでくるから」
86 = 80 :
炎勇者「無理だ」
ザコ「えええぇぇぇぇ!!!」
ザコ「なんで!レベル制限ないんじゃないの!?」
炎勇者「レベル制限はないが、それは加護があればの話だ。加護がなければ話にならん」
ザコ「ふざけんな!納得できるか!」
DQN戦士「言ってる意味わかんねぇのか!?雑魚に用はねぇんだよ!!」
ザコ「ワカリマシタ」(納得いかねぇ!俺と勝負しろ!!)
ザコ(DQNがいるならこっちから願い下げだわ!バーカ!!!)
87 = 80 :
今はこれで終わり!
88 :
その内に「負け犬上等!」とか言いそうだな、ザコ
89 :
ザコおとなしく呪文の個人練習でもしてろよww
90 :
ザコ(なんだあいつら!炎勇者って言ったか?勇者ならもっと聖人になれよ!うちの勇者を見習え!!)
ザコ「こりゃなんとかして俺だけで戦わなければならないのか・・・?」
ザコ「こうなりゃしかたない!レッツバトル!!」
<三の町周辺>
ザコ(と、意気込みつつ来たわけですが)
蜂型魔物「・・・」ブーン
ザコ「どうしよう、勝てない。ドヤ顔でプラントラップしてやるつもりが飛んでちゃ意味ないだろうが!」
91 = 90 :
ザコ『呪文・まきびし!』
蜂型魔物「・・・」ブーン
ザコ「飛んでるから意味がない!」
ザコ『呪文・つるのムチ!』
蜂型魔物「・・・」ブーン
ザコ「さすが俺!雑魚すぎて届かない!」
ザコ(ていうか俺の呪文のレパートリー少なすぎ?)
蜂型魔物は仲間を呼んだ!
蜂型魔物A、B「・・・」ブーン
ザコ「!?」
92 = 90 :
蜂型魔物A、Bは仲間を呼んだ!
蜂型魔物A、B、C、D「・・・」ブーンブーン
ザコ「着々と仲間増やしてるー!!」
ザコ(やばいどうしよこれ、やばいぞやばいぞ)
ブーンブーンブーン
ザコ(どうすれば勝てる・・・!?図書館で呼んだ魔術本に何か・・・)
ブーンブーンブーンブーン
ザコ(めんどくさかったから全然読んでねえー!!!)
ブーンブーンブーンブーンブーン
ザコ「てかさっきからうるさいぞ蜂野郎!!!」
蜂型魔物A〜Z「・・・」ブーンブーンブーンブーンブーンブーン
ザコ「」
93 = 90 :
ザコ「えっと・・・蜂って案外近くで見ると可愛いね」ニコッ
蜂型魔物A〜Z「・・・」ブーンブーンブーンブーンブーンブーン
蜂型魔物A〜Zの毒針攻撃!
ザコ「やっぱ可愛くないいぃぃ!!」
俺が諦めかけたその時だった、突如現れた少年が一瞬にして蜂型魔物の群れを倒したのだった。
武闘家「大丈夫か?」
ザコ「ヒャイ、ライジョウブレス」
武闘家「大丈夫じゃなさそうだな・・」
94 = 90 :
今日はここまで。
名前欄の個人証明みたいな奴ってどうやってるんですか?
95 :
とりあえず「2ch トリ」でクグレ
それかトリップでクグレ
96 :
乙。ここ読んでごらん
■ SS速報VIPに初めて来た方へ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1456407164/
97 :
DXライジョウブレス
98 :
俺は今酒場にいる。俺の命を助けてくれた武闘家に少しでもお礼がしたかったのだ。
武闘家「あの蜂に刺されると麻痺して動けなくなるから次から気をつけるといい」
ザコ「わかりました!」
武闘家「そういえばあの蜂からドロップした物を渡していなかったな」
ザコ「ドロップ?」
武闘家「知らないのか?」
もちろん知っている。何冊読んだと思ってるんだ。魔物は敵の区別の一つだ。闇の魔力で誕生したのが魔物。元から存在していた動物が魔力によって凶暴化したのが魔獣である。
99 = 98 :
ザコ(この町は大体の説明パートらしいな。って何思ってるんだ俺・・・)
魔獣の場合は・ぎ取る場合があるが、魔物の場合は死ぬと消滅する。その時にアイテムを落としたりする場合があるのだ。これがドロップアイテムである。
ザコ(蜂を倒したところでろくなものが無かった。毒針なんて何に使えばいいんだよ)
そう思っていると彼が口を開いた
武闘家「お前はなぜ一人でクエストを?」
ザコ「俺は無加護だから誰もパーティーに入れてくれなくて・・・」
武闘家「そうか」
そう言うと彼は一枚の紙を見せた
入門生募集と書いてある。道場の勧誘の張り紙らしい。
100 = 98 :
武闘家「もし迷惑じゃなければ、明日ここに来るといい」
ザコ「それはつまり?」
武闘家「俺がお前を鍛えてやる、ということだ」
ザコ「ほんとですか!?」
武闘家「ああ」
俺にとっては嬉しいことだ。体術を覚えれば魔力が少なくてもそれなりに戦える。
ザコ(この町で説明パートと修行パートを両立するのかって何思ってんだ俺)
みんなの評価 : ○
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