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    元スレザコ「勇者と旅に出ることになった」

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    451 = 249 :

    勇者「ああ、それなら炎勇者さんが抜いたらしいよ」

    ザコ「え!?あんな野郎が!?」

    勇者「あんな野郎って・・・聖剣に認められた人なのに」

    ザコ「でも嫌い!まずその聖剣ってのが何かわからないし!」

    勇者「え?」

    ザコ「いや、正直面倒臭いし覚えなくて良いかなって・・・」

    勇者「普通聞くと思う」

    ザコ「す、すみません!」

    勇者「ふふっ、仕方ないなぁ。勇者先生が教えてあげよう」

    ザコ(・・・ん?)

    452 = 249 :

    〈勇者先生が教える、聖剣講座!〉

    ザコ(何!?なんか始まったよ!?)

    勇者先生「この世界にはたくさんの精霊がいて、僕たちに加護を与えてくれる。けど精霊が加護を与えられるのは人だけじゃない」

    ザコ(表記まで!?)

    勇者先生「人が作った武器なんかにも加護は与えられるんだ。そういうのをまとめて魔導具と言うんだ」

    ザコ「な、なるほど」

    勇者先生「魔導具の中でも剣の場合は魔剣、弓の場合は魔弓というように武器の種類によって呼び方は変わるんだ」

    ザコ「へ、へー」

    勇者先生「ちゃんと聞いてる?」

    ザコ「戸惑ってる」

    453 = 249 :

    勇者先生「で、その中でも光の加護を受けた魔剣、それが聖剣なんだ」

    ザコ「ん?光の加護?」

    勇者先生「人に与えられるのが少ないってだけで武器にならもうちょっと与えられるよ」

    ザコ「ふーん」

    勇者先生「ちなみに加護無しで魔導具レベルの力を持つのが宝具、呪いの力で魔導具レベルの力を持つのが妖具だよ」

    ザコ「なるほど」

    勇者先生「で、宝具が加護を受けたのが神具だよ」

    ザコ「神具っていう割には結構ありそうだけど」

    勇者先生「加護を受けられる武具なんて少ないのにさらに元々魔導具並みの力を持ってるなんてほとんど無いよ」

    勇者先生「僕が知ってるので言うと炎勇者さんが引き抜いたのと騎士王が持ってるっていう物くらいかな」

    ザコ(騎士王!?敵にそんなの持たせていいんすか精霊さん・・・)

    454 :

    勇者先生「それで、わかった?」

    ザコ「うーん、まぎわらしい・・・」

    〈勇者先生のまとめ〉
    ・加護を受けた武具は魔導具
    ・光の加護を受けた魔導具は聖具
    ・加護無しで加護並みの力を持つ武具は宝具
    ・呪いの力で加護並みの力を持つ武具は妖具
    ・宝具が加護を受けたのが神具
    ・神具は凄い少ない

    ザコ(具がゲシュタルト崩壊してきた)

    勇者「まあ覚えれば簡単だよ」

    ザコ(あ、戻った)

    ザコ「まあ、ゆっくりと覚えます」

    455 = 249 :

    武の国出発まで後三日

    老人孫「お兄ちゃん!おじいちゃん、お弁当持ってきたよ!」

    老人「ふぉっふぉっふぉっ、そろそろ昼休憩としようかのう」

    門下生「「「うっす!」」」

    老人に弟子入りしたいという人も少し増えた。相変わらず無加護者限定だから大幅には増えないけど・・・

    ザコ「老人孫ちゃんのお弁当はおいしいなぁ・・・」

    老人孫「えへへ」

    ザコ(超可愛い)

    老人「それで雑魚よ、旅に出る日は決まったのか?」

    ザコ「ええ、三日後に出発します」

    456 = 249 :

    老人孫「お兄ちゃん行っちゃダメ!」

    ザコ「いやぁ、前も言ったけど俺は勇者の仲間だからね」

    老人孫「やだ!私お兄ちゃんと結婚するもん!」

    ザコ「よし残ろう」

    老人「今すぐ出ろ」

    ザコ「すいませんでした!」ドゲザッ!

    ザコ「てか10歳にしては幼すぎません?将来心配なんですけど」

    老人「ふぉっふぉっふぉっ、いじめる輩がいれば殺すから問題ないわい」

    ザコ(マジで殺りかねないからなこの人・・・)

    457 = 249 :

    老人「話は変わるがお主、確か魔石を持っていたじゃろう?」

    ザコ「ええ、まあ」

    俺はポケットから青色の石を取り出す。壱の村で貰ったビー玉サイズの魔石だ。

    老人「これを少し貸してはくれんか?」

    ザコ「なんでです?」

    老人「それはお楽しみじゃ」

    ザコ「うーん、まあわかりました。どうぞ」

    恐る恐る師匠に魔石を渡す。

    老人「ふぉっふぉっふぉっ、そんなに心配しなくても二日後には返すわい」

    458 = 249 :

    武の国出発まで後二日

    <ある廃墟>
    復讐者「キメラが一人も殺せなかった?」

    研究者「ええ、みたいですよ?他の奴らも重傷は負わせられましたが死なせてはいません」

    復讐者「チッ、見せろ!」

    研究者の持っていた新聞を半ば強引に奪う。

    復讐者「はぁ・・・なんだ失敗かよ。ん?」

    新聞の端、そこにはザコの写真があった。「無加護ながらも敵と戦った勇気ある男だ」などと書かれている。

    復讐者「あの雑魚がキメラと戦って生きてる?」

    新聞を見ると、どうやら中央警備の女騎士も認める存在らしい。

    復讐者「なるほどなぁ・・・」

    459 = 249 :

    復讐者「ああそうだ、良いこと思いついたぜ」

    新聞のザコの写真を指で撫でながら彼は言った。

    研究者「良いことってなんですか?」

    復讐者「俺はこいつに試練を与え続ける。たくさん追い詰めて、強くさせる。そして誰もが認める存在になったその時に・・・俺がこの手で殺す」

    研究者「うわぁ・・・敵育てるなんて相変わらずエグいこと考えますねぇ」

    復讐者「ククッ、きっと楽しいだろうなぁ。そしてこいつを倒したら、メインディッシュの勇者をいただく。ああ、考えただけでワクワクしてきた」

    研究者「あははははっ、本当あんたって面白いや」




    ザコ「うおっ、今ゾクっとした!可愛い女の子が俺の噂を!?」

    竜王(おったとしても男じゃろうなぁ・・・それも性格がおかしい奴)

    460 = 249 :

    書き溜め分投下!
    日常回的な。必殺技のアイデアは出てきたんで大丈夫。皆さんの出してくれた例ほぼ無視です・・・

    461 :

    おつ

    462 :

    金的とか目潰しとか猫だましとか

    463 :

    別にええんやで

    464 :

    乙乙

    465 :

    <中央大陸>

    「騎士王様」

    赤色の鎧を着た一人の男が騎士王に話しかける。

    騎士王「どうした?赤騎士」

    赤騎士「竜王が見つかったそうです」

    騎士王「何?」

    赤騎士「ええ、勇者の仲間の一人と契約し行動しているようです」

    騎士王「ふむ、そうか」

    赤騎士「黒騎士でも派遣しますか?」

    騎士王「いや、いい。俺が行く」

    赤騎士「なっ!騎士王様が直々にですか!?」

    466 = 249 :

    騎士王「・・・?なぜ驚く?」

    赤騎士「いえ、騎士王様が直々に出向くなんて珍しいことですから」

    騎士王「あいつとは旧知の仲だからな。それに、他の奴なら乱暴に扱うだろう?そういうのは好きじゃない」

    赤騎士「なるほど、さすがは騎士王様」

    騎士王「それで?その勇者の仲間というのは誰なんだ?」

    赤騎士「確かザコという名前でしたね、この新聞に写真が」

    騎士王「・・・っ!見せろ!」

    赤騎士から強引に新聞を奪い取る。

    騎士王(ザコ・・・何故お前が・・・)

    467 = 249 :

    騎士王「なおさら俺が行くしか無くなった」

    赤騎士「このザコという者がどうしたのですか?」

    騎士王「こいつは、俺にとって大切な人間だ」

    赤騎士「なるほど、それなら我々がついていくのは余計なことですね」

    騎士王「すまないな」

    赤騎士「いえ、私情ならば仕方ありません」

    騎士王「ありがとう」

    騎士王「それじゃあ、行くか」

    俺の載った小さな小さな記事で、様々な人間が動き出そうとしていた。

    468 = 249 :

    武の国出発まで後一日

    弟子騎士「お、来たようだな」

    ザコ「あれ、誰もいないんですね」

    今は朝早いが、この時間でも一人や二人くらいなら居てもいいのだが・・・

    弟子騎士「他の奴らには悪いが、今日は昼からにさせてもらった」

    ザコ「・・・」ワクワク

    弟子騎士「フッ、それでは教えるか。必殺技を」

    ザコ「う、うっす!!」

    弟子騎士「と言っても俺が教えるのはお前が期待してるような必ず殺す技では無い」

    ザコ「え?」

    469 = 249 :

    弟子騎士「これはむしろその逆、俺が圧倒的攻撃力を持つ中央警備の奴らと互角に戦えるように考えた、必ず殺されない技だ」

    ザコ「必ず殺されない技?」

    弟子騎士「その名も絶対防御、俺の使える一番の防御技だ」

    ザコ「絶対防御・・・!」

    弟子騎士「ああ、この技はどんな攻撃も防げる」

    ザコ「それなら水流でいいんじゃないんですか?」

    弟子騎士「あまりに力が強すぎるとそらすことが出来なくなる。そこで防御してダメージを軽減することが大切なんだ」

    ザコ「なるほど」

    弟子騎士「よし、始めるか」

    470 = 249 :

    弟子騎士「まあ物は試しだな。今から十分間、好きなだけ攻撃してこい。特技も魔法も好きなだけ使っていい」

    ザコ「へっへっへ、俺だって強くなったんですよ?」

    弟子騎士「いいから来い、時間がないんだ」

    ザコ「よし、【攻撃の型・ハートブレイク!!】」

    弟子騎士【絶対防御】

    弟子騎士の周りを青色の何かが包みバリアのような形になった。

    俺は十分間、持てる力を全て使って弟子騎士を攻撃した。だけどその攻撃は一度もそのバリアを突破することは無かった。

    ザコ「これが絶対防御・・・すげぇ」

    弟子騎士「どんな感じかはわかっただろ?さあ、練習開始だ」

    471 = 249 :

    弟子騎士「まあ、妥協点と言ったところか?」

    練習を開始してから6時間ほど経過した。12時を少し過ぎてしまったが、なんとか習得することが出来た。

    弟子騎士「絶対防御習得・・いや、絶対ではなく完全レベルか?【完全防御】習得おめでとう」

    ザコ「あざっす・・・」

    老人「ふぉっふぉっふぉっ、終わったようじゃのう」

    ザコ「あ・・・師匠!」

    老人「ほれザコよ、受け取るんじゃ」

    師匠が投げた何かを咄嗟にキャッチする。

    ザコ「おっとっと、これは・・・」

    老人「お主の魔石をペンダントにしたんじゃよ、ポケットに入れたままだと無くしそうだしのう」

    ザコ「ありがとうございます!」

    472 = 249 :

    老人「ふぉっふぉっふぉっ、それではザコよ。勇者の仲間として活躍し、この道場をもっともっと大きくさせておくれ」

    ザコ「もっとマシなこと言えないんですか?」

    老人「仕方ないじゃろう!お主に言うことなんてそれくらいしか無いんじゃから!」

    ザコ「酷い!」

    弟子騎士「もう黙ってろジジイ。ザコ、お前はおそらくもっと強くなれる。自信を持て、少なくともすでにお前は最弱じゃない」

    ザコ「あ、ありがとうございます!」

    俺は道場を見渡す。約一ヶ月ここにはお世話になった。感謝しか無い。

    ザコ「本当にありがとう・・・」

    俺は道場に別れを告げた。

    473 = 249 :

    武の国出発当日

    勇者「ザコ、準備はできた?」

    ザコ「ああ、大丈夫」

    武闘家「では行くか」

    ザコ「え!?武闘家に清潔感がある!」

    武闘家「な、なんでそんなに驚くんだ?」

    ザコ「お前昨日まで生ゴミを汚水に漬けたみたいな匂いしてたから心配だったんだよ!」

    武闘家「修行する場所がゴミ溜めみたいなところだったからな」

    ザコ「ガチでゴミの匂いだったんだ」

    474 = 249 :

    勇者「そういうザコは珍しく汗臭かったよね」

    ザコ「珍しくってなんだよ!そういうお前は無駄に良い匂いだったじゃん」

    勇者「ああ、花の香りのするシャンプーを使ってたからね」

    ザコ(女子・・・!?)

    勇者「花と言えば庭園は花がいっぱい咲いてて綺麗だったよ」

    ザコ(女子・・・!?)

    武闘家「おい、そろそろ行くぞ」

    勇者「あ、うん!」

    ザコ(こいつ本当に男・・・?)

    475 = 249 :

    ザコ「で、次はどこに行くんだ?」

    武闘家「武の国から行くとすれば二つルートがあるな」

    武闘家「五の町、六の町までは同じ道順だが、西の大陸に行くなら七の町に、この大陸の冒険を続けるなら九の町に進むんだ」

    ザコ「へー、で?どっちなんだ?」

    勇者「もう少し強くなりたいなら九の町の方だけど、もう充分強くなったから、七の町方面を進んで港町を目指すよ」

    ザコ「なるほど」

    竜王「西の大陸か・・・」

    ザコ「そこがどうかしたのか?」

    竜王「西の大陸には飛龍の里がある。つまり、飛龍達と戦うことになる可能性が高いのじゃ」

    ザコ「は!?」

    ついに俺達は武の国を出発した。だけどまだ俺達の旅は始まったばかりだ。

    476 = 249 :

    投下終了。
    絶対防御は簡単に説明するとポケモンのまもるみたいな感じです。

    才能があるかもしれない。特別な力を授かった。なんかラノベ主人公のテンプレをザコは進んでる気が・・・

    477 = 461 :

    おつおつ
    楽しみ

    479 :

    別にいいじゃん乙

    480 :

    絶対防御を完膚なきまでに粉砕される展開はよ

    481 :

    まあ雑魚も徐々に強くならないと話進めにくいだろ

    482 :

    ザコ「えっと・・・もう着いちゃったよ。五の町」

    武の国を出て三時間。俺たちは五の町に到着した。思ったよりも早く着いたので拍子抜けしてしまっている。

    勇者「じゃあとりあえずクエストでも受ける?久しぶりに」

    ザコ「そういえば俺らって全然クエスト受けてないよな」

    武闘家「まあ冒険者狩りに襲われたり武術大会に出ろと言われたりしたからな」

    ザコ「対人ばっかの勇者っていったい・・・」

    勇者「こ、これから頑張るんだよ!」

    ザコ「そう言う奴ってだいたいやらないよね」

    勇者「と、とにかく行こう!」

    483 = 249 :

    <冒険者ギルド>

    勇者「さあ受けよう!すごく強いところ行っちゃおう!!」

    ザコ「えぇ・・・」

    武闘家「まあ久しぶりに三人で戦うんだ。強すぎるのも駄目だぞ、勇者」

    勇者「もちろんわかってるよ」

    勇者「うーん、そうだな。よし!」

    勇者&炎勇者「「これにしよう!」」

    武闘家「!?」

    勇者&炎勇者「「ん?」」

    ザコ「oh・・・」

    484 = 249 :

    勇者「君は・・・」

    ザコ(なんでいんだよこいつ、本当やだー!DQN嫌い!!)

    戦士「よお!お前、あの時の奴だろ?」

    ザコ(あれ?)

    戦士「あの時は悪かったな、勇者のパーティに入ったことで舞い上っちまった」

    ザコ「あ、大丈夫です」

    戦士「いや、納得いかねぇ!一発殴ってくれ!」

    ザコ「大丈夫です!」

    戦士「殴ってくれよ!」

    ザコ「大丈夫です!!」

    485 :

    <ナグレヨ!!
    <イヤホントダイジョウブナンデ!!

    勇者「えっと、炎勇者さんはどうしてここに?」

    勇者「ああ、仲間に入ってくれないか説得している人がいてな。つい先ほど仲間にしたばかりだ」

    賢者「ど、どうも勇者様!お、俺!賢者って言います!よ、よろしくお願いいたします!」

    勇者「うん、よろしく!」

    賢者「///」

    ザコ「!?」

    <スキナダケナグレ!!!

    ザコ「本当もう大丈夫なんで!」

    486 = 249 :

    賢者「あ、あの!」

    勇者「どうした?賢者」

    賢者「俺!その、勇者様たちとたたた戦ってみたいです!」

    ザコ(すごい緊張してるよ・・・)

    勇者「ああ、良いよ!やろう!」

    ザコ「勇者!?人と戦いすぎって話になったばかりだよな!?何言ってんの!?」

    勇者「あ、ごめん。つい流れで」

    武闘家「では移動するか」

    487 = 249 :

    勇者「ここを使わせてもらっても大丈夫ですか?」

    町の師範「いえいえ、勇者様にならいくら使ってもらっても構いませんよ!」

    ザコ(勇者二人に貸せって言われて貸せない奴なんていねぇよ)

    そこらの道場を借りることになった。
    回復魔法陣があるタイプ。やっぱり武の国での戦いほど安心感ないなぁ・・・

    勇者「それでは先に2勝した方の勝ちということでいいか?」

    勇者「うん、大丈夫だよ」

    ザコ「おいおいおい、なんで俺らも戦うことになってるんだよ。お前もそう思うだろ?武闘家」

    武闘家「よし戦士。俺と勝負だ」

    戦士「良いぜ!俺の力見せてやるよ!」

    ザコ(やる気満々じゃないですかやだー)

    488 = 249 :

    賢者「じゃあ必然的に俺の相手はあなたですね!」

    ザコ(賢者って!明らかに上級職感溢れる奴と戦えだと・・・?)

    大将:勇者
    中堅:武闘家
    先鋒:ザコ
    VS
    大将:炎勇者
    中堅:戦士
    先鋒:賢者

    ザコ(なんだろう、俺の名前から感じる違和感。明らかに場違い)

    勇者「ふむ、そうだな。勝ち抜き戦といこうか」

    勇者「ザコ、頑張って!」

    賢者「!」

    賢者「ぜ、絶対負けないからな!」

    ザコ「えぇ・・・」

    489 = 249 :

    賢者(頑張ります!見ててください、勇者様!)

    ザコ(なんでヒロインを巡る戦いみたいになってるの?てかヒロインじゃねぇ、プリンスだわ)

    ザコ「えっと、始める前に一つ聞きたいんだけどさ」

    賢者「な、なんだよ」

    ザコ「勇者が男だってことはわかってるんだよな?」

    賢者「わ、わかってるに決まってるだろ!」

    ザコ(えぇ・・・軽く引くわ)

    勝ち抜き戦
    第一勝負:ザコ対賢者

    ザコ(よし、とりあえずこのホモ賢は倒したいな)

    賢者「容赦はしない・・・行くぞ!」

    490 = 249 :

    今日は終わり。
    ルールはまあ、参ったって言わせたら勝ちってところですね。500で一大陸終わらないのは予想外ぃ・・・

    491 :

    ザコがんばアッーれ

    492 :

    ホモ賢者なんてヤっちまえ!

    493 :

    ホモ賢言うなww
    ワロタ

    494 :

    そういえば勝ち抜き戦のはずなのに直前に先に2勝したほうがって書いちゃってるよ・・・
    ルールは勝ち抜き戦の方です。

    495 :

    勝ち抜きなのに先に2勝って大将戦う気ないですやんww

    496 :

    町の師範「そ、そそそれでは始め!」

    ザコ(まずは先手必勝!)

    ザコ『ウッドキャノン!』

    勢いをつけて木の砲弾を発射。賢者の方へとまっすぐに向かっていく。

    賢者『スプラッシュソード!』

    が、木の砲弾は賢者の作り出した水の剣によって真っ二つにされてしまう。

    ザコ「!」

    賢者「ゆ、勇者様!お、俺!勇者様と同じ属性なんです!!」

    勇者「そ、そうなんだ。う、嬉しい・・・よ?」

    賢者「喜んでもらえるなんて!か、感激です...///」

    ザコ(うへぇ・・・相当気持ち悪いなこいつ)

    497 :

    賢者(勇者様勇者様勇者様!)

    賢者『激流!!』

    良いところを見せたいからなのだろうか、無駄に魔力を使って大きな激流を作り出した。

    ザコ『冷凍の風!』

    氷の力で激流を凍らす。

    賢者「!」

    ザコ「くらえホモ賢!【攻撃の型・ハートブレイク!】」

    賢者「くっ!」

    俺の攻撃をギリギリでかわす賢者。

    賢者『スプラッシュソード!』

    ザコ【完全防御!】

    498 = 249 :

    別スレに送信してしまった・・・
    一応そのスレでも伝えましたがごめんなさい。

    499 = 249 :

    俺の周りを包む緑色のバリアが水の剣の攻撃を防ぐ。

    賢者「何!?」

    ザコ「そのままタックル!」

    賢者「グハッ!」

    完全防御を纏ったまま突撃してやった。ダメージはでかいはずだ。
    と言っても回復魔法陣の上なので回復するのだが・・・

    ザコ(参ったって言わせるの面倒臭すぎるだろ!)

    正直このままじゃ終わりそうにない。

    ザコ(そうだ!良い事思いついた)ニタァ

    ザコ「竜王、今から言うことを勇者に伝えに行ってほしい」

    竜王「むぅ・・・この竜王を雑用に使うとは」

    ザコ「頼むよ」

    竜王「仕方ない、行ってやろう」

    500 = 249 :

    俺は竜王に要件を伝えた。俺の首から少し角の生え始めた黒色の蛇が分離。
    勇者の方へと進んでいく。

    賢者「フッ、馬鹿なのか?自ら弱くなるなんてな」

    ザコ「黙って来いよ!」

    賢者「ああ、良いだろう!『スプラッシュソード!』」

    ザコ【完ww全ww防ww御ww】

    賢者「ああああぁぁぁ!鬱陶しいな!このバリア!!」

    ザコ「ヘイヘーイ!勇者に良いとこ見せんだろ?ガンバガンバ!」

    賢者「ならバリアを解除しろ!」

    ザコ「ならしてやるよ。一部だけだけどな」

    バリアに小さな穴を開ける。

    ザコ『ウッドバレット!』


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