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    元スレザコ「勇者と旅に出ることになった」

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    401 = 249 :

    拳士「もう一発!【ダイナマイトパンチ!!】」

    キメラ『ゴアアアァァァァァァ!!!!』

    拳士の攻撃が当たりかけた時、奴が突然叫び出した。が、もちろん意味はなく拳士の攻撃が直撃。しかし・・・

    拳士「なっ!爆発しねぇ!?」

    ザコ「!?」

    油断した拳士に奴が攻撃。吹き飛ばされてしまう。

    ザコ「拳士!」

    立ち上がった奴と目があった。来る!

    キメラ「ゴアァ!!」

    奴が突撃してくるので俺は呪文で迎撃する。

    ザコ「くそ!『ウッドキャノン!!』」

    402 = 249 :

    木の砲弾が奴に向かってまっすぐに進んで行くが・・・

    キメラ『ゴアアアァァァァァァ!!!』

    奴が叫んだ瞬間、木の砲弾が消滅した。

    ザコ(まただ!)

    竜王「っ!ザコ!避け・・・」

    竜王の声を聞き、避けようと俺が動くよりも早く奴の攻撃が俺に直撃した。

    ザコ「ぐあっ!」

    体に激痛が走る。骨が折れたり内臓が破裂したりはしてないみたいだ。

    ザコ(くそ!どうなってる!?)

    俺は奴の手に握られてしまう。

    キメラ「ゴアァァ・・・!」

    403 = 249 :

    ザコ「やっべ!何これどうしよう!」

    奴の手に力が加わる。

    ザコ「あああああぁぁぁぁぁ!!!!痛い痛い痛い!!」

    どんどん痛みが増してくる。体が苦しくなってきて、そして・・・



    拳士【爆裂拳!!!!】

    奴の手の力が抜けた。俺は地面へと落下。奴は拳士の攻撃をくらい、遠くへと吹き飛ばされる。

    拳士「よっしゃあ!!」

    ザコ「サン・・・キュー・・・」

    拳士「一緒に戦ってる仲間なんだから気にすんな!」

    キメラ「アアァァァァァァァァァァァァァァ!!!!」

    拳士「あ?」

    雄叫び、いや悲鳴か。どうやら今のが効いたらしい。

    404 = 249 :

    ザコ「あいつの雄叫び。どういうことかはわからないけど、魔法を打ち消す効果があるみたいだな」

    拳士「面倒くせぇな、おい、さっきみたいにやられてくれよ」

    ザコ「やだよ!!あんな痛いの二度とごめんだ!」

    拳士「だよなぁ・・・」

    キメラ「ゴアァ!アァ!!」

    拳士「あいつはまだやる気みてぇだし、厄介だな」

    あいつの力は確かに厄介だ。魔法を使おうとしても打ち消されこちらの魔力だけ消費してしまう。一度くらいなら雄叫びは防げそうだが・・・

    ザコ「なら仕方ない。一気に終わらせにいこう」

    拳士「?」

    ザコ『生成・大木!!!』

    405 = 249 :

    小さな苗から徐々に大きくなり巨大な大木へと変化していく。

    ザコ「よし、完成!」

    拳士「何をするつもりなんだ?」

    ザコ「フッ、教えてほしいか?」

    拳士「ああ!」

    ザコ「なら教えてやらなーい!」

    拳士「うぜぇよ、殴るぞ?」

    ザコ「真顔で言うなよ、嘘だよ嘘!俺がこの大木を作ったのは光合成をさせるためだ」

    拳士「光合成?」

    407 = 249 :

    この世界の魔力というのはあらゆる物に存在している。空気、光、生き物、etc...
    それらの魔力は空気なら吸う、生き物なら食べるなど、色々な方法で補給できる。

    ザコ「木の場合は光合成をすることで太陽の光の中にある魔力、空気の中の魔力、土の中の水分にある魔力を補給できる!」

    ザコ「そしてこの大木は俺が作ったから大木の魔力を好きに使えるってわけだ!」

    拳士「それぐらいなら俺にもわかるぜ?けどそれをどうすんだ?」

    ザコ「言ったろ?一気に決めるって。拳士、お前に光合成で貯めるだけ貯めた魔力を渡す。俺が何とかして雄叫びを防ぐからその魔力を使ってお前があいつを倒せ」

    拳士「おいおい、必殺の一撃であいつを倒せだ?難しいこと言いやがんなお前。けどまあ・・・」

    拳士「面白そうじゃん?」

    ザコ「本当頼もしいよお前」

    408 = 249 :

    とりあえず終わり。
    拳士はすぐ倒す予定だった。

    409 :

    乙乙

    410 :

    もう全然ザコじゃないな

    411 :

    ザコはサポ専かな?ww

    412 :

    良いコンビになってる…

    413 :

    なんかつまんなくなったな

    414 :

    >>413
    これはこれで面白い

    415 :

    普通に好き

    416 :

    木を生やしたり、木の弾丸を飛ばすのはうえきの法則だな

    417 :

    ザコって扱い難しいな

    418 :

    キメラ「ゴアアアァァァァァァ!!!!」

    拳士「さあ、行くぜ!!!」

    奴は再びこっちへと突進してくる。

    拳士「近づかせねぇよ!【飛拳!】」

    【飛拳】は攻撃の力を空気に乗せて飛ばす特技だ。飛んでいった攻撃は奴に直撃し、怯む。

    拳士「おらぁ!」

    拳士の追撃が一発、二発と直撃し奴にダメージを蓄積していく。

    キメラ「グアァ!アァ・・・!」

    効いてはいるようだが、倒れる様子は全くない。まさに化け物だ。

    拳士「へへっ!どうした!?その程度かよ!」

    そんな奴に拳士は挑発する。なんて奴だよ・・・

    419 = 249 :

    拳士「まだまだ行くぜ!」

    顔を狙おうと跳ぶ拳士。

    キメラ「ゴアアァァァァ!」

    奴は跳んできた拳士を叩き落そうとするが・・・

    ザコ【防御の型・水流!】

    俺が奴の攻撃を逸らし、拳士の攻撃が直撃。

    キメラ「ゴアアアァァァァァァ!」

    拳士「くそっ、効いてはいるんだけどなぁ」

    ザコ「けど魔力は溜まってきてる。いい調子だぞ」

    拳士「そうか!」

    420 = 249 :

    拳士「よし!これならどうだ?」

    拳士は奴の周りを高速でまわり始める。

    キメラ「ゴアァ?」

    ザコ(スピードで攻めるのか)

    奴は拳士がどこから攻撃してくるかわからず混乱する。

    拳士「こっちだぜ!!」

    後ろから拳士が攻撃しようとするが、ありえないような動きで後ろを向いた奴に攻撃を受け止められた。

    拳士「なっ!そんなのありかよ!」

    奴はそのまま攻撃しようとしてくるが、しっかりとガードしダメージを軽減、続いて攻撃を続ける。

    拳士「スピードが無理ならパワーだ!
    【気合!渾身!右ストレート!!】」

    ザコ(特技名長え・・・)

    奴は奇妙な動きで回避する。その結果、拳士の攻撃は掠っただけ。そのまま奴に叩き落とされる。

    421 = 249 :

    拳士「ぐはっ!巨体に似合わねえ変な動き方しやがるじゃねーか」

    拳士「ならこれならどうだ?」

    拳士【飛拳乱打!!!】

    飛拳を使った攻撃の弾幕。前方を埋め尽くすように攻撃することで奴にかわす余地を与えない。

    キメラ「ゴアァ!アァ!!!」

    一撃一撃が奴に当たりダメージを蓄積させていく。が、奴の腕の甲殻が大きくなったかと思えば、盾の役割を果たし攻撃を防ぐ。

    拳士「へへっ、なんでもありだなこいつ!」

    ダメージを与えられないとわかると攻撃を止める。飛拳は通じにくいことがわかった。拳士と奴は互いに睨み合う。

    拳士「まだまだこっからだ!」

    キメラ「ゴアアァァァァ!!!」

    422 :

    再び攻防が開始。拳士が攻撃しつつ、危なくなったら俺が受け流す。そんな状況が五分、十分と続いていくと俺も拳士も集中力が無くなっていく。

    ザコ「はぁ・・・はぁ・・・」

    元々俺は前衛として戦う機会は少なかった。修行も二週間しかしていない。長く持つはずがなかった。

    ザコ【防御の型・水・・・】

    ついに逸らしきれず奴の攻撃が直撃する。

    ザコ「しまっ・・・!」

    拳士「ぐあああぁぁ!!」

    キメラ「ゴアアアァァァァァ
    ァ!!!」

    奴の攻撃が拳士に直撃。吹き飛ばされる。そして俺も攻撃を受け木に叩きつけられる。

    ザコ「ハァ・・・ハァ・・・」

    ザコ(今まで成功してたから慢心してた。二週間の練習でこれまで成功してたのが奇跡だったんだ)

    423 = 249 :

    奴は拳士の方へ近づいていく。拳士はダメージが大きいようで動けないでいる。

    ザコ「はぁ・・・はぁ・・・」

    キメラ「グゥ・・・ゴアアァァァァ!!!」

    拳士「!」

    奴は拳士のところへ行くと拳士を攻撃し始めた。何度も、何度も、何度も、何度も、何度も。

    拳士の体が血だらけになって、ピクリとも動かなくなった。まさか、死んだのか?遠いので確かめようがない。

    奴が振り向いてこっちの方を見る。
    嫌だ・・・死にたくない・・・

    ザコ(くそっ、作戦も失敗した。今の俺じゃ多分逃げられない。負けた、負けたんだ)

    ザコ(けど、どうせ死ぬなら頑張って一矢報いたいな)

    まだ完全に集まりきってはいないものの、膨大な魔力を秘めた大木の方を見る。

    ザコ「俺のせいで拳士が死んだかもしれないんだ。せめて相討ちじゃないとな」

    俺は大木の中の魔力を自分の体に移し始めた。

    424 = 249 :

    キメラ「アァ?」

    奴が大木の方を見る。拳士が倒され、俺が弱っていることで余裕ができたから気づいてしまったんだ。

    ザコ(おい、待てよ・・・)

    キメラ「ゴアァ・・・!」

    奴が大きく息を吸い込む。

    ザコ「待て、やめろ。それ潰されたらもう・・・」

    キメラ「ゴアァァァ!!」ボワアアアァァ!!!

    奴が口から火を吹いた。その火は真っ直ぐに進み大木を燃やした。

    ザコ「あ・・・あぁ・・・」

    大木が燃え尽きていき、同時に中の魔力も消えていく。もう勝つ手段は無い、俺は殺されるんだ。

    キメラ「ゴアアアァァァァァァ!!!!」

    奴が近づいてくる。俺は瞼を閉じて全てを諦めた。

    425 = 249 :

    目を閉じるとなんだか周りが静かになったように感じられた。なんだか心地いい、なんだか恐怖を感じない。
    今ならビビらずに死ねるな。
    ああ、けど死ぬ前に竜王に謝っておかないとな・・・

    ザコ「ごめん、竜王。俺やっぱり駄目だったよ」

    竜王「ザコ」

    ザコ「お前の力も手に入れて、使える呪文も増えて、師匠のところで修行して、この大会で色んな奴と互角に戦えて、確かに強くなったって思った」

    竜王「ザコ・・・!」

    ザコ「けど俺はやっぱり弱かった。これだけ頑張ってやっと普通になれただけで、俺は強くはなかったんだ」

    竜王「ザコ!!」

    ザコ「な、なんだよ!」

    竜王「もう終わっとる」

    ザコ「え?」

    俺はゆっくりと瞼を開く。最初に入ってきた光景は、真っ二つに切断された奴と、その前に立つ女騎士さんだった。

    ザコ(°Д° )

    426 = 249 :

    ザコ(え?何これ、俺たちがすげぇ苦戦した敵だよ?なんでこんなあっさり死んでんの?え?)

    騎士「ふぅー、あんまり手応えなかったね」

    ザコ(マジで?)

    騎士「ザコ君、よく頑張ったね。もう大丈夫だ」

    ザコ「本当に?」

    騎士「ああ」

    ザコ「良かったぁ・・・!」

    あまりの安堵に涙が溢れてきた。良かった生きてる!

    ザコ「って拳士は!?」

    騎士「私の仲間が転移結晶で国まで送ったよ。だけど助かるかはわからない」

    ザコ「そうですか・・・」

    それでも生きてる可能性があるだけ良かった。

    427 = 249 :

    ザコ「ていうか、この調子だと大会は・・・」

    騎士「中止だよ、他のところでも似たようなのが現れたからね」

    ザコ「他のところにも!?」

    騎士「ああ、と言っても魔物化したのはこいつだけだけどね、他は乱入して来た奴らが手当たり次第に襲い始めたんだよ」

    ザコ「えっと、勇者達は?」

    騎士「安心してくれ、無事だ」

    みんなの生死を確認してやっと力が抜ける。抜きすぎたせいで涙を流し、鼻水を垂らし、失禁しているが気にしない気にしない。

    ザコ「良かった・・・頑張って良かったよ俺」ナミダハナミズシッキン

    かくして武の国での武術大会は幕を閉じた。中止という残念な結果に終わったが、それでもこの大会は俺にとって大きな経験になった。

    428 = 249 :

    武術大会編一応終了!
    え?あっけない?これでも頑張った方!

    429 :

    おもらしおつ

    430 :

    モヤモヤ感は有るけど乙

    431 :

    修行開始して二週間の人間が変に勝ち進んだり優勝したりすると違和感あるので、こういう展開になって良かった

    432 :

    ザコは乱入者と戦った英雄かそれとも乱入者にボコられた被害者か
    それによって爺さんの道場の名声が変わるな

    433 :

    女騎士はザコの過去のザコさを知ってる訳だし、それを踏まえて魔物化した乱入者を足止め出来たんだから爺さんの評判は上がるだろうなぁ

    434 = 249 :

    勇者「そっちも大変だったんだね」

    ザコ「ああ。死ぬかと思ったぜ」

    武術大会が終わって三日が経過した。
    俺は今久しぶりに勇者と武闘家と宿屋で会った。

    ザコ「けどそっちはそっちでやばかったんだろ?」

    勇者「うん、けど魔物化しなかった分楽だったかな」

    武闘家「そこまでの手応えは感じられなかったな、俺もそっちに行きたかったぞ」

    ザコ「変われるなら変わって欲しかったよ!」

    勇者も武闘家も、かなり強くなったことがわかる。修行を受けたからかはわからないけど、相手の力というのがなんとなくわかるようになった。

    435 = 249 :

    武闘家「勇者、お前は見違えるほど強くなったな」

    勇者「そ、そうかな?へへっ、嬉しいな」

    ザコ(同じへへっなのに拳士のと全然違う・・・)

    ちなみに拳士はなんとか一命を取り留めた。骨はバッキバキに折れてたらしいがな。

    ザコ「それで?いつここを出るんだ?」

    勇者「うん、僕たちもだいぶ強くなったしそろそろ出発する時期だと思う」

    武闘家「俺は後三日居られれば充分だ」

    勇者「僕はもう全然大丈夫だよ」

    ザコ「俺は四日欲しいな、用事があるんだ」

    その用事とは、武術大会が終わったその日に遡る。

    436 = 249 :

    老人「ありがとう!ありがとう!」

    ザコ「師匠!?土下座やめてください!」

    老人「お主のおかげで入門者が増えたんじゃよ!これも無加護ながらも必死に戦った勇気ある男だと女騎士様が言ってくださったおかげじゃ!」

    そう、女騎士さんが言ってくれたおかげで俺は一躍有名人。新聞にもちょこっと取り上げられたりもした。

    ザコ(じゃあ女騎士さんに言ったらいいんじゃ・・・というツッコミは、もうちょっと感謝されることの優越感に浸りたいのでやめておく)

    ザコ「てことは道場は残るんですか?」

    老人「ああそうじゃ!」

    ザコ「良かった良かった」

    437 = 249 :

    老人「それでザコ、ここに残らんか?
    お主は充分に才能がある。ここでもっと鍛えればもっと伸びるぞ?」

    老人孫「え?お兄ちゃん、どっか行っちゃうの?」

    ザコ「ああ、俺は勇者の仲間だからね。勇者が旅立つというなら俺もついていくよ」

    老人孫「竜王ちゃんも?」

    竜王「妾は憎き魔王軍へ復讐せねばならんからな!それとちゃんをつけるでない!様をつけろと言っておるじゃろう!」

    竜王と老人孫ちゃんは見た目の大きさは一緒くらいなので仲良くなっていく。どっちも10歳くらいだからなぁ・・・可愛いよぉロリ!

    弟子騎士「おい、俺の子供をなんて目で見てるんだ?」

    老人「殺すぞ」

    ザコ「わっ!びっくりした、親戚の子を見る目ですよ、それ以上でもそれ以下でもありません」

    ザコ(てか師匠超怖え・・・)

    438 = 249 :

    老人「それで弟子騎士よ、何の用じゃ?」

    弟子騎士「ああ、お前も急ぐのだろ?結局二週間しか鍛えられなかったからな、一つ技を教えてやろうと思ってな」

    ザコ「技?」

    弟子騎士「ああ、そうだ。今日は時間がないから、一週間後ここに来い。その時に教えてやる」

    弟子騎士「俺の必殺技をな」

    ザコ(必殺技!いい響きじゃねーか!)

    老人「お前がそこまでするのは初めてではないか?」

    弟子騎士「ここまで本気で鍛えたのが初めてなだけだ。それ以外の理由はない」

    ザコ「・・・」ニヤニヤ

    弟子騎士「ニヤニヤ笑うな気持ち悪い!教えないぞ!?」

    ザコ「すいませんでした!」ドゲザッ!

    439 = 249 :

    ザコ「それじゃあ一週間後、また来ます!」

    俺は道場から立ち去る。必殺技、楽しみだな・・・

    弟子騎士「おいジジイ。なんであんな嘘を言った?」

    弟子騎士は、ザコが道場から立ち去るとそう言った。

    老人「ふぉっふぉっふぉっ、実際早く覚えていたではないか」

    老人孫「?」

    弟子騎士「ああ、確かにあいつは技をすぐ使えるようになった」

    弟子騎士「けどあれは少し違う。きっとあいつは、かつて似たような戦い方をしていて、なんらかの原因で忘れたんだ。それを俺たちの修行によって思い出した。俺にはそんな風に見えたぞ」

    老人「ふぉっふぉっふぉっ、それは別にわしらが気にすることでは無いじゃろう?わしらの道場に残らないなら、あやつの事情はわしらにとっては関係無いのじゃからのう」

    弟子騎士「はぁ・・・お前のそういうところが嫌いだ」

    440 = 249 :

    そして時は現在に戻る。

    旅に出るのは五日後。そう決めた後、俺は勇者達と別れた。そして、国の外壁の近くで俺はそいつを見つけた。

    ザコ「せめて挨拶くらいして行けよ」

    俺が話しかけたのは、俺の幼馴染にしていじめっ子、エルフだ。

    エルフ「なんだ、ばれてたんだ」

    エルフ「それで、なんで追いかけてきたの?私は君をいじめた張本人、普通関わらないようにすると思うんだけど。Mなの?」

    ザコ「違えよ。一つ聞きたいことがあってな」

    エルフ「聞きたいこと?」

    ザコ「ああ。俺は今まで無加護だからいじめられてたんだって思ってた、けど違った。無加護でも中央警備になる人だっていたし、道場を開いて家族と幸せに暮らしている人もいた」

    ザコ「国の中や今までの町でも、無加護でも普通に暮らしている人もいた。
    けど俺はいじめられていた。だから他に理由があるんじゃないのかって、そう思ったんだ」

    エルフ「普通に思い出せばいいと思うんだけど・・・」

    441 = 249 :

    ザコ「俺もそう思ったさ。けど小さい時の記憶がすごく曖昧で、正直なんでいじめられて、なんて言われてたかは靄がかかったみたいに全然思い出せないんだ」

    エルフ「やっぱりまだ思い出せていないんだね」

    ザコ「え?」

    エルフ「ううん、何でもない。続けて?」

    ザコ「あ、ああ。それで実際にいじめてたご本人なら知ってるんじゃないかって思ってな」

    エルフ「うん、そっか」

    ザコ「それで実際どうなんだ?」

    エルフ「確かに君がいじめられてたのは無加護だからじゃないよ」

    エルフ「・・・私が君をいじめたのは、君の才能に嫉妬したからだよ」

    ザコ(俺の、才・・・能・・・?)

    その時の俺は、エルフの言った意味がわからなかった。俺がその言葉の真意を知るのは、まだ先の話だ。

    442 = 249 :

    投下終わり。
    ザコの過去についてはいろいろ考えていましたが、改めて文にするとん?ってなって困ってます。後必殺技とかまったく思いついてない、なぜ書いた俺!

    443 :

    バキの消力でいいじゃん

    444 :

    ストナーサンシャインを使わせよう(提案)

    445 :

    リボルケイン(ボソッ

    446 :

    元は暗殺術なんだから、クリティカル系のものかな

    447 :

    回避・カウンター・打撃と既に揃ってるからにゃぁ……。
    あと武術的な要素であるのは、投げと極めとカウンターからのコンボくらいじゃない?

    >>446
    それ、ハートブレイクじゃね?>クリティカル系

    448 :

    メガンテとかは?

    449 :

    武の国出発まで後四日

    <病院>

    ザコ「よお、来たぜ」

    拳士「お前!一緒に戦った戦友なのに来るのが遅いぞ!」

    ザコ「お前よりも優先度の高い事情があったんでな」

    拳士「おまっ・・・!まあいいや、まさかお前が勇者の仲間だったとはな、驚いたぜ!」

    ザコ「フッ、まあな」

    拳士「なあ!勇者ってどれくらい強えんだ!?」

    ザコ「どうだろうな、お前よりおそらく強い・・・かな」

    拳士「案外微妙なんだな、けど戦ってみてえな!!」

    ザコ「あ、四日後にはここ出るんで」

    拳士「は!?」

    450 = 249 :

    拳士「せめて俺の体が治るまで待ってくれよ!」

    ザコ「やだよ!全治一ヶ月だろ!?待てるか!」

    拳士「くっそー!戦えると思ったのによー!!!」

    ザコ「ちょっとうるさいぞ」

    拳士「ああ悪い。そういやお前聖剣広場には言ったのか?」

    ザコ「なんだそれ」

    拳士「その名の通り聖剣が刺さってる広場だよ。先代勇者が突き刺したらしいんだが資格が無いと抜けないらしいぜ?」

    ザコ「へぇー」

    ザコ(勇者は行ったのか?聞いてみるか)


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