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元スレザコ「勇者と旅に出ることになった」

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251 = 249 :

竜王「とにかく奴だけは絶対に妾が殺す」

ザコ(ロリが殺すって言ってる。怖い)

武闘家「どうせ魔王と戦うならいつかは七幹部とも戦うことになるはずだ。やることは変わらないだろ」

勇者「うん。そうだね!」

ザコ「えぇー、俺あいつ怖いから戦いたくないんだけど」

竜王「何を言っておる。契約上協力するしかないのだぞ?」

ザコ「え!?お前の願いって結界の外に出ることなんじゃ」

竜王「契約すれば出れるのだからそれを願いにするはずないであろう」

ザコ「ええ!?」

勇者「じゃあこれからも旅についてくるしかないんだね!!」

ザコ「えええ!?」

252 = 249 :

加護の「というかまずそんな簡単に信じて良いのですか!?後悔しても知りませんよ?契約解除は今のうちですよ?」

ザコ「しないっていうかなんでそんな敵対心むきだしなんだよ」

加護の「決まってるでしょう!勇者には魔王を倒してもらわなければ困るのです!」

ザコ(おお・・・!やっぱ女神っぽいところあるんだな)

勇者「どうしてです?」

加護の「他の光の精霊達と賭けをしているのです。どの勇者が先に魔王を倒すか!」

ザコ(やっぱりクズじゃねーか)

253 = 249 :

ザコ「って、そんなにたくさん勇者っているのか?」

加護の「東西南北の大陸に一人ずつ光の精霊はいます。なので精霊の数は四人です」

ザコ「四人もいればもう少し与えることもできるんじゃないか?」

勇者「そう簡単にはいかないんだ。光の加護を受けられる人間はごく僅かしかいないらしいからね」

加護の「最近は一大陸に二人ほどいますね。ちなみにこの大陸は勇者と炎勇者の二人です」

ザコ「それじゃあ八人だろ?結構少なくないか?」

254 = 249 :

加護の「いえ!多すぎます!昔は四つの大陸合わせて一人しかいなかったのですよ!?多くて二、三人が普通でした」

竜王「魔王もさすがに焦っていたのじゃ。だからこそ妾達龍を仲間にしようとしたのじゃよ」

ザコ「なるほど」

ザコ「けどそういえば新しい王は飛龍王だったぞ?おかしくないか?」

竜王「飛龍達は妾達を裏切って妾が魔王軍に入る前から魔王側についていたからの。もちろん奴らもまとめて殺すつもりじゃ」

ザコ「怖い・・・」

255 = 249 :

勇者「そ、それじゃあ僕達はそろそろ帰りますね。長話しすぎたから急がないと」

加護の「そうですか。勇者、賭け事を無しにしても人類のために必ず勝ちなさい」

勇者「はい!」

かくして俺の加護を手に入れるための旅は終わった。加護は手に入らなかったけど、竜王の力を手に入れることができた。

竜王「そういえばお主、記憶にぷろてくとがかかっておるの」

ザコ「プロテクト?」

竜王「ああ。記憶の一部を無意識に封印しておる」

ザコ「まじかよなんか怖いな」

256 = 249 :

ザコ「ってここどこだ?勇者と武闘家はどこ行った?」

竜王「どうやら迷ったみたいじゃの」

ザコ「え?」

加護の『帰るときに迷わせますよ!?』

ザコ「あ・・・!」

竜王「本当に実行するとはのう」

ザコ「あの・・・糞女神いいいぃぃぃぃぃぃぃ!!!!」

加護を手に入れるための旅は終わったけど、また新しい旅が始まった。
今度は魔王軍を倒すための旅だ。

257 = 249 :

とりあえず終わり。
個人証明みたいなのやってみました。
できてなかったら恥ずかしい。

258 :

個人証明ってなんのことだ?と思ったら酉のことかw

259 :

ザコおめでと
おつおつ

260 :

女神陰湿すぎワロタ

261 = 245 :

女神カス

262 :

ゴッカスかな?

263 :


鳥はつけといた方が良いかもなそれで出来てるよ

264 :

現在俺たちは武の国に向かっている。四の町には特に大きな問題もなかったため、クエストを受けて金を稼いだらすぐに出発した。

竜王「さっきから何を言っているのじゃ?」

ザコ「うおっ!突然出てくるなよ」

竜王「しょうがないであろう!暇なのじゃから!」

勇者(現在ザコの首から黒い蛇みたいなのが生えてます)

ザコ「幼女化しないのか?」

竜王「この姿が一番楽なのじゃ」

ザコ「けど首から黒蛇生えてるとか嫌なんだけど。絶対変な目で見られるし」

竜王「安心せい、町ならともかく国になら契約者がいることは多いからあまり珍しくはないわい」

265 = 249 :

ザコ(違和感あるなぁ・・・)

こういう不便なところもあるが竜王の力というのは便利だ。竜王のブレス攻撃を応用して火属性呪文を再現できるから手数が増える。

ゴブリンA〜C「ギギィー!!」

武闘家「ん、ゴブリンか」

ザコ「ここは俺に任せろ」

武闘家「あ、ああ」

ザコ「くらえ。『火炎!』」

俺の手のひらから炎が放射される。それはゴブリンのところに届く前に広がっていき、三体まとめてダメージを与えた。

勇者「全体攻撃できるのは便利だね」

266 = 249 :

ザコ「まあまだ初級並の力しか出せないけどな」

勇者「けど木と火って場合によっては燃えそうだよね」

ザコ「やめろ」

竜王「安心せい!妾は氷属性のブレスも出せるからのう。これで三属性じゃ!」

ザコ「へぇー、思ったより凄いんだなぁ」

竜王「お主・・・絶対妾が竜王であることを忘れておるじゃろ」

ザコ「そそそんなこたぁねぇっすよ!!」

武闘家(わかりやすいな)

267 = 249 :

勇者「みんな、武の国が見えてきたよ」

ザコ「おお、外壁しか見えない」

武闘家「近そうに見えてまだまだ着くまでかかるからな」

ザコ「よし竜王、飛ぼうぜ!」

竜王「良いぞ。体が耐えきれなくなって死んでもよいのならな」

ザコ「え?死ぬの?」

竜王「まだ妾の全て力を受け止めきれるほどの器ができておらんからな。羽を生やせるほどではないわい」

ザコ「まじかよ」

268 = 249 :

その日は野宿をして過ごし、そして次の日。ついに武の国へと辿り着いた。
国の形は円形でドーム型の結界が覆っている。

ザコ「でっかいなぁ・・・」

俺と勇者の住んでいた始まりの国も大きかったがそれよりも大きい。
とりあえず宿屋に荷物を置いた後、別行動をすることになった。

勇者「とりあえず僕は国王様への謁見に行ってくるよ」

ザコ「ああ、わかった。武闘家はどうするんだ?」

武闘家「武器を見て回るに決まってるだろう!?」ワクワク

ザコ(露骨にワクワクしてるな)

ザコ「さて、何をするかな」

269 = 249 :

今はとりあえず終わり。
武の国で何をしよう・・・

270 :

天下一武闘会だな

271 :

今度こそ修行パートかな

272 :

竜王の器となりうる肉体を手に入れる
修行で

273 :


さっさと力使えるほうがいいよな
木と合わせた技とか

274 = 249 :

ザコ「とりあえず武器を新調することにした」

竜王「私営店に来るとは、お主に目利きの才能があるとは思えんがな」

ザコ「おいおいおい、俺は目だけは良いんだぜ?」

竜王「ほうほう」

ザコ「弓とかクロスボウ、スリングショットとか色々あるな」

ザコ「ん?これは?」

「それは銃だね。西の大陸で広く流通している遠距離型の武器だよ」

ザコ「あっ・・・騎士さん!」

騎士「やあザコ君。すっかり元気になったね」

ザコ「はい。三の町ではお世話になりました」

275 = 249 :

騎士「君はここで何をしているんだい?」

ザコ「ぶ、武器を買いにきまして」

騎士「なるほど、君は何を使っているんだい?」

ザコ「弓と魔法です」

騎士「魔法はどういう系統の魔法を?」

ザコ「攻撃系とトラップ系です」

騎士「・・・?弓を使うのに遠距離攻撃の魔法を使うのかい?」

ザコ「ええ、まあ」

276 = 249 :

ザコ「俺は斬ることのできる武器を持つと震えちゃって」

騎士「なるほど、何かトラウマがあるんだね」

ザコ「俺の覚えている限りでは何も無いんですけど」

騎士「なるほど・・・」

騎士「とりあえず弓ならこれなんてどうかな?」

めっちゃ高いの渡された。やべぇよやべぇよ。

ザコ「お金そんなに無くて・・・」

騎士「なら掘り出し物を探すしか無いね」

ザコ(ついに俺の『眼』を使うときが来たか)

277 = 249 :

ザコ(俺の無駄に良い目を使い掘り出し物を手に入れる!)

ザコ「・・・」

騎士「・・・」

ザコ「・・・」

騎士「・・・」

ザコ「駄目だ。まったくわからない」

騎士「まあしょうがないか・・・」

結局良い感じのやつを選んでもらいました。俺の目はあくまでよく見えるだけでした。過度な期待は厳禁だな。

278 = 249 :

ザコ「ありがとうございました!」

騎士「お礼は良いよ。ただ選んだだけだからね」

ザコ(選んでくれただけで充分なんだよなぁ・・・)

騎士「それじゃあ私は行くよ」

ザコ「さようなら!」

ザコ(何のイベントも無かったぜ!)

竜王「ふー、やっと行きおったか」

ザコ「お前なんでずっと隠れてたんだよ」

竜王「中央警備はめんどくさい奴が多いからの、関わりたく無いのじゃ」

279 = 249 :

とりあえず終わり。あんましやること思いつかないね。

280 = 271 :

強敵出してザコをギリギリまで追いつめてみよう

281 = 270 :

力を手に入れたんだしとことん鍛えようぜ

282 :

武の国ってことは色んな武の達人がいるハズだよね

例えば…加護無しだけど必死の努力で登りつめた人とか

283 :

のじゃロリ竜王的にはザコが飛龍王や魔王を倒せるレベルになってもらわないと困るんだよね?
毎夜毎夜耳元で「強くなるのじゃ~、修行するのじゃ~」とささやかれ続けるザコ……ご褒美かチクショウ!

284 :

女騎士さんと別れた後、俺は適当に店を見て回っていた。途中で防具を買ったりして装備を整えた。さすが武の国、武具の質が段違いだ。

ザコ「ん?このでかい建物はなんだ?」

俺が見つけたのは巨大な円形の建物だ。中からは歓声が聞こえる。

竜王「おそらく闘技場じゃな。ほれ、そこのモニターで戦いの様子がわかるじゃろ」

ザコ「お、本当だ・・て、勇者!?」

勇者と女騎士さんが戦っている。
主人公っぽいことやってるなぁ・・・

ザコ「さて、俺は何しようかな」

「動くな」

ザコ「へ?」

285 = 249 :

背中に感じる手の感触。
怖い怖い怖い怖い怖い!

??「俺の質問に答えろ。変なそぶりを見せたら殺す」

ザコ(こ、殺す!?)

??「お前は勇者の仲間か?」

ザコ「だ、誰だ?」ガタガタ

??「お前は俺の質問に答えてればいいんだよ。もう一度聞く、勇者の仲間なのか?」

ザコ「そ、そそそそうだけど」ガタガタ

??「そうか、ならちょっと付き合って貰うぜ?」

ザコ「す、素直に行くわけ無いだろ?こここんなところで騒ぎを起こせばお前はすぐに捕まるはずだ」ガタガタ

??「そりゃそうか、まあ無理矢理来させるんだけどな」

そいつがポケットから何かを取り出した。危険を察知して離れようとするが遅かった。

??『転移』

286 = 249 :

そいつがそう言った瞬間。一瞬にして周りの景色が変わった。

ザコ「!?」

??「魔石に転移呪文の術式を書いてあるんだ。転移結晶って言うんだぜ、これ」

ザコ「は!?てかお前誰だよ!」

??「俺か?俺の名前は復讐者、巷で噂の冒険者狩りってやつだな」

ザコ(冒険者狩り・・・!)

ザコ「その冒険者狩りさんが俺に何の用だ?」

復讐者「ん?いや、ただ俺が勇者を殺したくてな、仲間のあんたを人質として出せば戦ってくれるかと思ったわけだ」

ザコ「勇者を!?」

287 = 249 :

復讐者「ああ。だからお前を無力化させて貰うぜ」

ザコ(くそ!どうする!?どっかの路地裏みたいだが、後ろの壁が高すぎる。それに武の国の建造物に魔法は効かない。だから壊すこともできない!)

竜王(さあザコ、お主の力を見せてみろ)

ザコ(ど、どうしよ・・・?)

復讐者「ククッ・・・諦めろ。お前じゃ逃げられねえよ」

そう言った途端、復讐者の腕がみるみる変化していく。あれは・・・

竜王「あれはおそらく魔物の腕じゃ。しかも、龍の一種・・・!」

ザコ「は!?どうなってんだよ!」

288 = 249 :

復讐者「まずは一発目だ」

復讐者の手のひらに炎が集中していく。

ザコ「くそ!!」

ザコ『火炎!!』

復讐者『炎火』

どちらも火属性、だけど復讐者の炎の方が大きい。中級か!?

ザコ「おされてるおされてる!!こんな狭いところじゃかわせないぞ!」

竜王「むぅ・・・しかたあるまい、体は熱くなるが我慢せい」

ザコ「へ!?」

竜王「体を借りるぞ」

ザコ(竜王)『灼熱!!』

289 = 249 :

竜王(相手が格上すぎるの・・・これでやっと互角とは)

ザコ(熱っ!熱っ!!これが竜王パワーかよ!中級のくせに威力が強すぎる!出してる俺が溶けそうだ!!)

ザコ(しかも魔力がぐんぐん減っていく!これ使いこなせるようにならないといけないのかよ!!)

復讐者「お?なんだ強いじゃねーか」

二つの炎がぶつかり合い爆発を起こす。

ザコ(反動と火傷で右腕動かねえ!!けど・・・)

ザコ「まだ左手が・・・ある!」

ザコ『ウッドキャノン!!』

復讐者「!」

俺の放った木の砲弾が復讐者へと迫る・・・が。

復讐者『ファイアウォール』

炎の壁で簡単に阻まれてしまう。
相性悪すぎません?

290 = 249 :

ザコ「もう一発!『ウッドキャ・・』って出ない!」

竜王「もう魔力切れじゃと!?早すぎるぞ!!」

ザコ「仕方ないだろ!!」

復讐者「二発目だ」

復讐者『炎・・』

ザコ(やばっ!)

『電撃!』

復讐者「ぐっ!」ビリビリビリ

復讐者「あぁくそ・・・誰だよ」

エルフ「なんとか間に合ったね」

ザコ「エルフ!」

291 = 249 :

8

ザコ「お前なんでいんの?」

エルフ「今それ関係ないから。一旦引くよ!」

エルフに抱えられ風魔法で壁を越える。

復讐者「ああ・・・ムカつくなぁ。せっかく良いところだったのに」

復讐者「もう頭さえ残ってればそれで良いか?殺しても、死体さえあれば殺りあってくれるよな・・・」

復讐者『マグマハンド』

地面から出現した巨大な溶岩の手が俺とエルフに迫る。

ザコ「どうすんだよ!来てるぞ!」

エルフ「安心して。後は勇者様がなんとかしてくれる」

292 = 249 :

途中で書き込んでしまったから書き溜め分の番号が・・・恥ずかしい

293 = 249 :

勇者『激流!!』

溶岩の手のさらに後方。そこから飛んできた水流が溶岩の手に当たり、溶岩の手を冷やし、固まらせる。

ザコ「勇者!」

復讐者「やっと来た・・・か」

勇者「よかった、間に合った。さて・・・お前が冒険者狩りか?」

復讐者「ああ、そうだぜ」

勇者「選手交代!僕が相手だ!」

復讐者「ククッ・・ハハハハハッ」

復讐者「ああ、やっとこの手で殺せるよ。人類の希望・・・勇者様」

294 = 249 :

はい終わり。番号はスルーしてください!書き溜めても急ピッチ感がでるのがなんだかなぁ・・・

295 :

それほど気にならないけどなあ
乙です

297 :

別にssだから展開早くていいんやで

298 = 249 :

番外編 <弱点>

ザコ「竜王の弱点は尻尾」ギュッ

竜王「ふにゃ!」ビクッ

ザコ「エルフの弱点は耳の尖った部分」サワッ

エルフ「ひゃっ!!」ビクッ

勇者「何してるの?ザコ」

ザコ(ちなみに勇者の反応は首)

ザコ「ほれ」ガシッ

勇者「ひゃっ!」ビクンッ

ザコ(こいつ本当に男なんだろうか・・・)

残念ながら武闘家の弱点はわかりませんでした。確かめようとしたら半殺しにされるしできねぇよ!!

300 :

勇者「お前、なんで僕を狙うんだ?」

復讐者「ククッ・・・別に・・お前には恨みはねえよ。ただ・・・勇者っていう存在が嫌いなんだよ」

勇者「そうか、なら躊躇はしないよ」

復讐者『炎・・・火!』

勇者『アクアウォール!』

復讐者の放った炎を勇者の作り出した水の壁が防ぐ。

復讐者「チッ・・・」

勇者(相手は壁側。こっちが有利だ)

勇者『激流!』


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