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元スレザコ「勇者と旅に出ることになった」

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701 = 700 :

所詮、ザコはザコなのだ

702 :

ザコが夢精するのは約束されてるから
指咥えて見てな

703 :

イカくせぇなぁ

707 = 249 :

ハートの記号が?になってるせいで、オカマがいちいち同意を求めるキャラみたいになってる・・・

713 = 249 :

今日はここまで。ザコの名前がザコである限り、強さが名前から出ることはないでしょう。

714 = 249 :

>>709
ありがとうございます

715 :

乙♡

716 :

乙♡

俺の携帯だと&aって表示される…

717 :

>>713 乙 ♥

718 :

おつなのおおお♡♡♡❤︎❤︎

719 :


おお!ハートだww

720 :

おつ♡おつ♥

721 :

オカマは本気になるとマッチョになるとかトグロ100%かな

722 :

>>721
強さで言うなら、恋姫無双の貂蝉とか……

723 :

本気になるとマッチョ……亀仙人……ビスケ……

729 = 249 :

ザコ「はぁ・・・はぁ・・・」

満身創痍の状態で俺はオカマが吹き飛ばされた方を見る。これで倒せてなければ負けが確定したと言っていい。

ザコ(補正来い補正来い補正来い補正来い補正来い補正来い補正来い補正来い補正来い補正来い補正来い補正来い!!!!)

だが俺の願いむなしく、煙が晴れた時に一人の男が立っていた。

オカマ「今のは危なかったわぁ」

ザコ「まじ・・・かよ・・・」

オカマ「あなたにしては良くやったわ。後でお姉さんとたっぷり楽しみましょうね?」

ザコ「悪いけど、それはごめんだ」

このまま負ければ、オカマは勇者のところへ向かうだろう。疲労した勇者じゃオカマには勝てない。

ザコ(だから俺は、あいつの仲間として、こいつを行かせるわけにはいかないんだ)

730 = 249 :

<ウオオオオォォォォォ!!!!!

オカマ「あら、勇者ちゃんの声ね。あの感じだと大司教様を倒しちゃったみたいねぇ。勝った後の相手を倒さないといけないのは心が痛むわぁ」

ザコ「大司教を倒された割には怒りとかないんだな」

オカマ「まあ私は半分傭兵みたいな感じだから、そこまで怒ってはないわ」

ザコ「なら諦めてくれたりしないか?」

オカマ「それは無理ね。男なら力で証明してみなさい?」

ザコ「それが無理だったから困ってるんだけどな・・・」

オカマ「うふっ、安心して。あなたは頑張ったから責任を感じる必要はないわ。それじゃあ、もう終わりにしましょう」

オカマ【homosexual...smash!】

俺はオカマの攻撃によって吹き飛ばされた。

731 = 249 :

ザコ(くそ・・・勝てなかった・・・)

ザコ(補正なんてなかったんだな。このまま壁にぶつかって終わり。だけど・・・)

ザコ(そんなのは嫌だ!!)

ザコ(考えろ!どうやったら勝てる?どうすれば今の状況から脱出できる?)

ザコ(思い出せ、教えてもらったことを・・・!)

ザコ(っ!そうだ、あの技なら!)

ザコ【防御の型・旋風!!!】

旋風は水流の応用版で、風の流れを逸らす技だ。これを使うことで俺は吹き飛ばされる軌道を変えた。俺は上へと飛んで行く。

ザコ(上手くいった!上手くいった!!)

732 = 249 :

ザコ(けどこっからだ!もう一回!)

ザコ【防御の型・旋風!!!】

もう一度軌道を変えて大教会に入ろうとしているオカマに向かって一直線に飛んで行く。

オカマ「!」

ザコ(気づかれた!けど今更止まれるか!!!)

オカマ「うふふっ、やっぱりあなた面白いわよ!!!【queer...smash!】」ムキムキッ

オカマは俺に向かって全力で攻撃しようとしてくる。あれを受けたらさすがに終わりだ。

ザコ(だからさらにもう一回!!!)

ザコ【防御の型・旋風!!!】

オカマ「!」ムキッ

俺はオカマの攻撃を上手く回避した。
オカマに隙ができた。攻撃のチャンスだ!俺の力だけじゃ勝てないから、オカマの攻撃の威力を利用する!
旋風からの応用技・・・

ザコ【攻撃の型・突風!!!】

俺の起死回生の一撃がオカマに直撃した。

733 = 249 :

ザコ「はぁ・・・はぁ・・・もう立たないよな?」

オカマ「立てないわよ?喋れはするけど」

ザコ「うお!びっくりさせんなよ!」

オカマ「あらごめんなさい。安心していいわ、あなたの勝ちよ」

ザコ「それはわかってるよ。俺の完全勝利、お前は完敗、つまり俺の方が格上、お前は俺以下」

オカマ「そこまで言われるとイラッとするけど、まあその通りね」

ザコ「さて、勇者の前に新たなる敵とか出てこられても困るし、俺は行くぜ?」

オカマ「あら、動けるの?」

ザコ「いや死にかけだよ、意識朦朧としてるよ、両腕動かねえよ。どっちかというと回復目的だよ」

そう言うと俺は立ち上がり、大教会の中へと入っていった。

734 = 249 :

大教会の中は不自然なほど静かだった。魔法陣の上を避けて奥の階段へ向かう。

ザコ「ここか」

俺は階段を降りていった。正直もう死にそう、苦しい、早く回復したい。

ザコ(長えよこの階段。なんなの?俺を殺したいの?)

階段を降りると一本道真っ直ぐにが続いていた。これがまた長い。

ザコ(もうやだこの教会)

真っ直ぐに進んでいくと開けた場所に出た。

ザコ(やっと・・・見つけた・・・)

そこにはいた、満身創痍の勇者が、倒れている大司教や神聖騎士達が、頬を赤らめ勇者を見る僧侶さんと僧侶妹ちゃんが・・・

ザコ「あっ・・・」

俺は今日が勇者のハーレム創設記念日であることを察し、涙しながら意識を失った。

735 = 249 :

今日はこれで終わり。
ハート関連ばっかりだけどレスが多くて嬉しい。
ザコにメインヒロインなんてなかった。

736 :

乙なの♡

737 :

毒針使ってれば余裕で勝てたんじゃね?

738 :

ザコすげえ

739 :

結局勇者に持っていかれる
ザコの春なんてこないんか

740 :

乙です
ザコがんばれ♡

741 :

おちゅ

742 :

病室で目覚めた俺の視界に最初に入ってきたのは僧侶さんだった。

どうやら俺は五日も寝ていたらしい。
その間に体の傷はほとんど回復していた。さすがは教会だらけの町だ。

僧侶「本当にありがとうございました。私達のために迷惑をおかけして」

ザコ「良いって良いって!頼まれたんなら断れないし!(勇者が)」

あの後、大司教達教会の幹部と神聖騎士団の一部の人間達は騎士団によって捕まった。
復讐者とその仲間にも、キメラは倒せたものの逃げられてしまったらしい。

ただ納得がいかないのは、大司教は復讐者にそそのかされた事になることだ。大陸同士の仲を保つためだと言われたが、悪人だからといってそういうことをして良いとは思えない。

勇者もそれには怒っていたようだが、それが変えられることはなかった。

743 = 249 :

次に聞かされたのは新しい仲間についてだった。

ザコ「え!?僧侶妹ちゃんが仲間に!?」

僧侶「そうです。私も誘われたのですが、この町を元の良い町へと戻さなくてはならないので」

ザコ「なるほど・・・」

勇者の奴め、幻の「両手に花」を実現させようとしていたのか・・・なんて奴だ!

ザコ(けど男三人のパーティに女の子が入って大丈夫なのだろうか。勇者パーティの姫、略して勇パーの姫とかになったりしないだろうか・・・)

その後、僧侶さんは俺にもう一度お礼を言うと病室から立ち去った。
俺は彼女の後ろ姿を見て思った。

ザコ(やっぱりハーレム反対!!!!!)

744 = 249 :

そしてそれから数十分後のことだった。勇者が駆け足でやって来た。

勇者「ザコ!!」

ザコ「っ!びっくりしたぞおい。病院なんだから静かにしろよ・・・」

勇者「あっごめん。それで、怪我は大丈夫なの?」

ザコ「ああ。二日後には退院できるってよ。さすが六の町なだけあるよな」

勇者「なら良かった・・・それで、話は聞いた?」

ザコ「おう。大司教達と復讐者達のその後と、僧侶妹ちゃんの話をな」

勇者「そっか。なら後は炎勇者さん達のことは?」

ザコ「あ、それは聞いてなかったな」

745 = 249 :

勇者「まず戦士は右腕が大変な状況だったけどなんとか治療できたみたいだよ。後遺症が残る可能性も奇跡的にないんだって」

ザコ(良かった。けどなんで戦士には仲間補正がかかってるの・・・?)

勇者「炎勇者さんと武闘家は軽傷、賢者は体の骨がバッキバキだったみたいでしばらくは入院するらしいよ」

ザコ(うわぁ・・・それはやだな)

勇者「それから、これからの予定なんだけど。とりあえずザコが退院した次の日には出ようと思うんだ」

ザコ「え?早くない?俺にスパルタすぎない?」

勇者「僕達としてはもう少しゆっくりしたいんだけど、今港町に向かってクラーケンが近づいてきているみたいなんだ」

ザコ「・・・え?」

746 = 249 :

クラーケン。巨大なタコのような姿をしていて、船を次々に沈めてきたため、人々から恐れられている。

クラーケンが近づいた港では、船を出さない決まりになっているため、勇者はクラーケンが港町の近くに着く前に船を出したいのだ。

ザコ「なるほどな。それなら納得だ」

勇者「ってことだから、それじゃあ僕は行くね」

ザコ「ああ。またな」

そう言って勇者は病室から出て行った。

竜王「ふむ、この時期にクラーケンが近づいてくるとは・・・勇者は中々の悪運の持ち主のようじゃのう」

ザコ「時期とかあんのか?」

竜王「そりゃあもちろんあるぞ。だいたいこの大陸にクラーケンが来るのは冬じゃからな」

ザコ「マジかよ、クラーケンと戦いたくなんてないぞ俺」

747 = 249 :

竜王「お主、全然知識がないくせになぜクラーケンの知識はあるのか?」

ザコ「おいおい知らないのかよ『船乗りタンゴと海の悪魔』を」

竜王「何じゃそれ」

ザコ「始まりの町じゃ有名なんだぞ!俺はこの話を何回も読んでるからクラーケンの怖さはわかってるつもりだ」

竜王「言っておくが、本のクラーケンと実物のクラーケンは比べものにならんからな?」

ザコ「わかってるよ。タンゴ率いる船乗り達を全滅させるほどだからな・・・」

竜王「ちょっと待て、死ぬのかタンゴ」

ザコ「ああ。手も足も出ずにな。初めて読んで以来、海が怖くて小さい頃は海が嫌いだったなぁ・・・」

竜王(最近の人間達の教育はどうなっているんじゃ・・・)

748 = 249 :

ザコ「まあクラーケンがどんなに恐ろしくてもお前がいるし大丈夫だろ」

竜王「お主、妾にばかり頼っていては強くなれんぞ」

ザコ「おいおい、魔王軍との戦いが終わるまでは一緒なんだし大丈夫だろ」

竜王「む、むぅ・・・」

ザコ(あ、困った顔をしてらっしゃる)

ザコ「まあ俺だって強くなれる機会がやってきたんだ。お前にできるだけ頼らないようにやれるだけのことはやるよ」

竜王「それならいいのじゃが・・・」

正直、この時の俺は魔王軍と戦うということを、軽く見ていたと思う。
だから、この時の俺は思ってもいなかった。

749 :

イカやろ

750 = 249 :









竜王との別れの日が、すぐそこまで迫っているということを・・・








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