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元スレザコ「勇者と旅に出ることになった」

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901 :

おつ

902 :


じゃあ4月から頑張れば良いよ!

903 :

おつおつおかえり

904 :

生存!

906 :

モフゥ

907 :

勇者「ここからはスピード勝負!長期戦で魔力も体力も少ないからね、一気に親玉を仕留めるよ」

ザコ「一気にってなぁ、いけるのか?」

勇者「うん、皆の力を合わせれば……ね」

ザコ「皆の力を合わせる……」

武闘家「なら、いけるな」

僧侶「やりましょう!」

武闘家も、僧侶妹も、勇者を信じている。もちろんそれは俺も同じだ。

ザコ「あぁ、やろうぜ!」

勇者「うん!」

さあ、ここからが俺達の反撃だ!

908 = 249 :

勇者「それで作戦なんだけど、うーん、やっぱり……」

ザコ「どうしたんだ?」

勇者「僧侶妹のハンマーを使って叩き潰そうと思ったんだけど」

ザコ「物騒!!!」

勇者「女の子に力仕事を任せるのは……なんというか……」

ザコ(おい!さっき皆の力合わせるって言ったじゃん!気持ちはわかるけど、内心かっこつけたばっかだから恥ずかしいんですけど!!!)

僧侶「……」ムスッ

勇者「あれ?僧侶妹、怒ってる?」

僧侶「怒ってます」

勇者「ど、どうして?」

僧侶「勇者様が私を全然頼ってくれないからです!」

勇者「!」

ザコ「やれやれ、勇者も女の扱いはまだまだだな……」

武闘家「あ、あぁ。そ、そうだな」

ザコ「ちょっとは付き合ってくれよ恥ずかしい!」

909 = 249 :

僧侶「私は!そんなやわな女じゃありません!力仕事だって出来ます!」

僧侶「回復だけが私の仕事じゃありません!もっと戦えます!皆頑張ってるのに、守られるだけじゃいられません!」

勇者「僧侶妹……」

ザコ(俺に惚れないかな僧侶妹)

僧侶「最初、隠していた私にも非はあると思います。けど、力があるって教えたからには、もっと私のことを頼ってください……」

勇者「分かった」

勇者「皆の力を合わせるなんて言い出しておいて、僕が一番信じてなかったね、ごめん」

僧侶「……」

勇者「改めて、皆の力を合わせよう!」

ザコ「……」

さあ、ここからが俺達の反撃だ!

910 = 249 :

勇者「よし!じゃあ手筈通りに」

武闘家「あぁ」

ワタモンA「モフゥ!?」

まずは、親玉の周りを守っているだろう小さなワタモン達。これは武闘家の起こす風で無理矢理道を作って突破する。

ワタモンB「モフゥ!!!」

ワタモンC「モフゥ!!!」

ザコ「あっ、ちょっと抜けてきてる!!!武闘家風を!風を強めて!!!ひゃっ!」

多少抜けてきたところで、少ない数なら倒すのは簡単。楽に突破できた。そして問題は……

僧侶「凄い大きさ……」

キングワタモン「モフゥ!!!!!」

ザコ「あれが親玉!?」

普通のワタモンの50倍以上はある、圧倒的な巨大さ。あんなのが襲ってきたらひとたまりも……あっ、ちょっと気持ち良さそう。

勇者「ザコ!頼むよ!」

ザコ「お、おう!やったるで!」

911 = 249 :

俺の仕事は親玉を倒すまでの時間を稼ぐこと。だけど、無数にいるワタモンと戦うなんて事は無い。親玉を隔離出来れば充分。

ザコ(集中しろ……!でかいの……とにかくでかいやつ……!)

ザコ【完全防御!!!!】

俺が作り出したのは、完全防御による巨大なドーム。それだけに集中しただけあって、完璧に……

ザコ「やべっ、上に穴空いてるよ……」

勇者「大丈夫!上に登ってくるまでの時間は稼げる!僧侶妹!!!」

僧侶「はい!」

僧侶妹が、巨大化させた魔鎚で親玉を叩き潰した。ヤバイ。

キングワタモン「モ……フ……!」

ザコ「半分叩き潰した!あと一発!!!」

912 = 249 :

僧侶「はぁ……はぁ……」

ザコ(やっぱり今の状態であのデカさはきつかったか……エロい)

ザコ(あっ、アカン!ちょっと力緩めただけでやばいわアカン!完全防御消えちゃう!堪えろ!堪えろ俺!!!)

勇者「後は僕がやる。僧侶妹は休んでて」

僧侶「はい……」

さて、ここまで追い込まれた親玉はどう動く?普通に攻撃したところで無駄。このままじゃ確実に殺される。
ん?この閉鎖された環境、使えそうだな。

勇者(なんて、考えてるんじゃない?)

キングワタモン「モッフウウゥゥゥゥ!!!!!!!!」

親玉はその体を一気に分裂させ、大量のワタモンを生み出した。完全防御によるドームを逆に利用して、数で攻めようという魂胆のようだ。

今増やした数で無理でも、大量のワタモンに紛れれば外のワタモンが入ってくるまでの時間が稼げる。けど、それも読んでる。

勇者「これで終わりだ」

913 = 249 :

ザコ「なんだあの数……」

俺が驚いているのは、親玉が出現させたワタモンの数……ではなく、空中に浮かぶ光球の数だ。

ザコ(ほんとにあれ、長期戦で弱ってるんだよな?)

俺には、なんだかこの森に入る前よりも強くなっているように思える。
差が広がっていく。

勇者(これだけあれば充分か……?)

勇者『ライトシャワー!』

無数に浮かぶ光球が一斉に降り注ぐ。

ザコ(あれこれ俺も当たる!?)

そう思った時には俺は武闘家に抱えられていた。僧侶妹も一緒だ。光球の位置よりも高く飛び、当たるのを回避した。

キングワタモン「モフ……」

ワタモンの親玉がなんだか可哀想だ。増やしたワタモンもすぐに倒され、その光は少しずつ自分へと迫ってくる。

ザコ(だけどまあ、俺達の勝ちだ)

光球の内の一つが、一匹のワタモンに当たった時。完全防御の外も中も含め無数にいたワタモン達は、一斉に消滅した。

914 = 249 :

無理矢理終わらした感が拭えない……
けど、これからも頑張ります!モチベ上げます!

915 :


まってたで~

917 :

おかえりおかえり

918 :

おつ
ところでザコが戦闘中にまで余計なこと考えててこいつ結構余裕あるぞww

919 :

ザコは報われてほしいが報われないからこそザコなのか...?

920 :

魔王軍は特殊能力付きの使い方を間違えたのだ

921 :

ワタモンとの戦いを終えた俺達は、弐の村でしばらくの療養中。
一週間以上戦い続けて無くなった体力や魔力を、食べ物をいっぱい食べてお日様の光をいっぱい浴びて回復している途中だ。

弐の村の人達は村を救ってくださった救世主だー!なんて言って凄い色々してくれる。なんか申し訳ないなぁとも思うけど、ここで一生暮らしたいとも思う。元ニートの悪い癖だね。

ザコ「それで、ここにはどれくらい居るんだ?」

勇者「まあ完全に回復して、万全な状態になったらすぐ出るし。一週間も無いね」

ザコ「えー!なんでー!もちょっとお世話になろうぜー!」

勇者「なんでそんな子供みたいなの……ほんの少し前までワタモンに森が支配されてて、ただでさえ食料とかが少ないのに、それを優先的に回してもらってるんだ。申し訳無くて長居なんて出来ないし、するべきじゃない」

ザコ「ふぇぇ……正論だよぉ……」

俺は泣いた

922 = 249 :

ザコ(そんなこんなで数日経ちました)

かなり体力も回復して、そろそろこの村出ようか?なんて状態です。早い、早すぎる。

武闘家なんかは普通に体鍛えだした。もう準備万端らしい。俺は俺で元が少なすぎるのですぐに回復した。ほとんど竜王頼りだったし……

ザコ「けどもう少し居たいなぁ」

数日過ごして分かったけど、この村のきのこ料理は旨い。これからも毎日三食食べ続けたいくらいに旨い。しかしそんなきのこ料理ともお別れなのだ。俺はとても悲しい。食べるのが好きな竜王もきっと悲しいだろう。いや、長く生き続けたらそんな執着とか無いのだろうか?

そういえば、一緒に旅しているのに、俺は竜王のことをあまり知らない。勇者や武闘家や僧侶妹の昔の話もあんま聞いたことないなぁ。

ザコ「よし、アレをやるか!!!」

竜王「アレ?」

ザコ「パジャマパーティー」イケボォ……

竜王「……」

ザコ「ノーコメントって、悲しいね」

923 = 249 :

ザコ「てことで勇者!!!パジャマパーティやろうぜ!!!」ガチャ!!!

勇者「え!?あっ、うん。良いけど」

ザコ「後で俺の部屋来いよ!!!」ガチャ!!!

勇者(なんかいつもより凄い騒がしいな……)

ザコ「僧侶妹!!!パジャマパーティやろうぜ!!!」ガチャ!!!

僧侶「ごめんね。まだやる事が……」

ザコ「勇者も来るぜ」

僧侶「行きます」

ザコ「後で俺の部屋来いよ!!!」ガチャ!!!

ザコ「武闘家!!!パジャマパーティやろうぜ!!!」ガチャ!!!

武闘家「( ?ω? ) スヤァ…」

ザコ「……」

ザコ「^^」カチャリ...

かくして第一回、勇者達のドキドキパジャマパーティが始まろうとしていた……!

924 = 249 :

今日は終わり。記号どれ使えるか調べてから書き込めば良かった。今回はネタネタのネタ。

927 :

モッフゥ!

928 :

おつスヤァ、一人だけ機会を逃した武闘家の明日はどっちだ

929 :

勇者「急にどうしたの?」

ザコ「いやぁ、皆の事もっと良く知りたいなぁと」

僧侶「私も知りたいです!」

武闘家「……」...zzz

ザコ「話したく無いなら話さなくていい!けど俺は話す!武闘家起きろ!」

武闘家「俺は……寝てな……い」

ザコ(眠そう、なんかごめんよ)

ザコ「よし!話すぞ!俺が産まれたのは勿論北の大陸、の始まりの町だ」

正直昔の事はあんまり覚えてないんだけど。まず俺の父さんは俺が小さい頃に女作って出て行ったらしい。それからは母さんが女手一つで育ててくれた。だから母さんには凄く感謝してる。

勇者「あれ、けどザコ……ニート……」

ザコ「お願いだからその目やめて俺泣くから」

それで、金が足りねえから俺は普通の学校じゃなく教会で色々なことを教わった。だいたい訳ありだったりは教会とかで教わるんだ。エルフとはそこで会ったんだ。

僧侶「エルフ?」

ザコ「いじめっ子でな……それはもう恐ろしい事を色々されたさ」

武闘家(駄目だ寝るな……堪えろ……)

930 = 249 :

エルフとその他にさんざん虐められて当時は辛かったなぁ。それを引きずって16越えて一年ニートしてたってわけだ。

ザコ「けど母さんにいつまでも迷惑かけられないからな!ちょうど勇者が旅立つ日だっていうからワンチャン狙って酒場行ったんだ」

ザコ(まあ惨めなのが嫌だったってのもあるけど)

勇者「そこで僕と出会ったのか」

ザコ「ああ。そういやあの時は勇者俺口調だったな」

僧侶「!」ガタッ

ザコ(最近主張激しいなぁおい!)

勇者「勢いで始めたからね。仕方ない……」

武闘家「勇者!」

勇者「な、何?そこ追及されると結構恥ずかしいんだけど」

武闘家「俺を殴ってくれ」

勇者「突然何!?」

武闘家「眠たくて……仕方ないんだ」

ザコ「だったら俺に任せろ」

ザコ「おりゃあ!!!!」ドンッ!

武闘家「ハッ!」

勇者「!?」

ザコ「寝てやり過ごそうとしたらこうやって叩き起こされたもんだ。虐められた経験はこういう時に役立つ」ドヤァ

僧侶「ス、スゴーイ!」

931 = 249 :

ザコ「さあ俺は話したぞ!やっぱり聞きたいからトラウマでも何でも話しちゃえよコノヤロー!」

竜王「突然始めて何が狙いかと思ったが、やはりそういう事じゃったか」

ザコ「勿論お前も対象だぞ竜王!契約してんだからちょっとくらい話せよ!」

竜王「むぅ……」

勇者「よし!じゃあ次は僕が話そう!」

僧侶「!」ガタッ

勇者の過去はあまり想像つかないな。
何か壮絶な過去があったりするのか、それとも平凡なのか。小さい頃から聖人っぷりを発揮してたりとか。

勇者「僕が産まれたのは北の大陸の始まりの町!じゃないんだよね」

ザコ「え、マジ?」

僧侶「!」ガタッ

勇者「大マジだよ!僕が産まれたのは東の大陸の魔法の国なんだ」

932 = 249 :

今日はここまで。
まずい、月一が当たり前になってしまっている。
次こそはペースを……

933 :

ペースをもっと落とすんですねわかってますよ
お月さま

935 :

おつ
目新しいことは協会ぐらいだったがいい感じの滑り出しだ、あと僧侶と武闘家がかわいい生き物になってるww

937 :

すみませんもう少し時間を……

938 :

生きてたんか!

939 :

待ちましょうとも

940 :

まだ。思い付かない。

941 :

もうザコを異世界に飛ばそう

942 :

やりたかった通りが一番だけど場面転換や邪魔が入ったり先延ばしや中断だって思いのままでいいのですよ


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