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    元スレ提督「ウチは平和だなぁ」艦娘「表面上は」

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    551 = 1 :


    鈴谷「これから鈴谷は寝ます!」

    提督「まだ時間あるし構わんが・・・」

    鈴谷「提督は鈴谷の枕になるのですっ」

    提督「え?」

    鈴谷「肘置きを後ろに下げて・・・こうすれば・・・」コテンッ

    提督「寄りかかりたいだけか・・・」

    鈴谷「人に寄りかかると楽なんだよ?」

    提督「寄りかかられる人は重たいんだが・・・」

    鈴谷「酷いなー! 女の子に重たいってさ!」

    提督「いや、鈴谷は軽いんじゃないか?」

    鈴谷「ブブー! もうダメですぅー! 鈴谷は傷つきました」

    提督「ごめんな? そういうつもりじゃなかったんが」

    鈴谷「・・・罰して着くまで・・・このままで居ること ///」

    提督「・・・着くまでだからな?」ヤレヤレ

    鈴谷「分かってるって! じゃあ、おやすみ~」

    提督「じゃあ俺は本でも読むか・・・」パラ・・・

    鈴谷(提督分補給~♪)スリスリ

    後ろの客(チッ・・・イチャイチャしやがって・・・)

    車内販売の人「・・・・・・ビッチめ」ボソッ(ハイライトオフ)

    後ろの客「!!!?」ゾク

    552 = 1 :

    新幹線内 降車口付近

    車内販売の人「・・・・・・」キョロキョロ

    ピッ・・・プルルル

    車内販売の人「もしもし?」

    青葉『はい? 川内さんですか?』

    車内販売の人(川内)「変装して車内に潜入したよ」

    青葉『司令官の様子はどうです?』

    車内販売の人「・・・今の所は」

    青葉『そうですか・・・でも貴女の仕事は・・・』

    車内販売の人「分かってる。鈴谷の監視はついでだって」

    車内販売の人「東京に着くまでの・・・」

    青葉『東京で2人きりにさせるのは不安ではありますが・・・』

    青葉『今はやるべきことは別にありますので』

    車内販売の人「うん。分かってる」

    青葉『あまり無理しないでくださいね?』

    青葉『見つかったら面倒になります』

    車内販売の人「そんなヘマしないって。じゃあね」ピッ

    553 = 1 :

    投下完了しました。
    また今晩か明日くらいに・・・


    何時も
    感想ありがとうございます。

    >>536
    世の中にはエッフェル塔とケッコンする女性もいるようですな

    >>539
    すいません、その通りであります

    554 :


    監視がつくとは思ったが、やはり軽巡3姉妹が適役が……

    555 :

    乙です。
    さすが夜戦ニンジャ、マンシンヌカリナシ。

    てかもう、五航戦すると娼鶴がツボにはいってこれはもうアカンやつです。

    556 :

    部下の行動を把握してないとか管理職としては無能
    まあSSだからいいけど

    557 = 543 :

    >>556は若いのにかわいそう

    558 :

    艦娘は提督にバレないように内密に動いてるから
    提督が把握してたら逆に不味いわけで
    タイトルの会話のような状況じゃなくなるじゃないか

    559 :

    まあ、ここまで常軌を逸した連中だったら把握できなくてもしゃーないわ

    560 :

    わかった方が逆に怖くてなんもできねえよ
    誰か一人選んだり自分から手出したらアウトなのに

    561 :

    どうして増殖しないんだ?

    562 = 558 :

    鈴谷が可愛いからいいじゃないか

    563 = 544 :

    無能と言うか天然ジゴロだな
    自分が知らないうちに部下はおろか近隣住人から憲兵まで篭絡しているという・・・

    564 = 1 :

    町内

    若者3「ヒマだなぁ」

    若者1「なぁ・・・海に出て見ねぇ?」

    若者2「海? ヤバくね?」

    若者3「深海棲艦が出たらどうすんべ」

    若者1「出ねーよ。この辺のは全部やっつけたって」

    若者2「たまに出るらしいじゃん?」

    若者4「たまにだろ?」

    若者1「今日で春休み最後だしさ・・・最後なんかやりたいじゃん?」

    若者4「度胸試しって奴か」

    若者1「そうそう。度胸試し。マジパネー」

    若者3「いいねぇ・・・行こうぜ」

    若者2「マジ? マジでヤバくね?」

    若者1「ヤベェから面白いんじゃん」

    565 = 1 :

    若者4「どうせ、なんも起きねぇよ」

    若者1「ちょっと沖に出て、すぐ帰ればいいさ」

    若者2(俺だけ非参加だとバカにされる・・・)

    若者2(下手したら仲間から五航戦扱いだぜ・・・)

    若者2「まぁ・・・いいんじゃね? 行くわ」

    若者1「浜辺に手漕ぎのボートあったべ?」

    若者3「手漕ぎwww マジ受けるww」

    若者2(大丈夫かなぁ)


    こうして、春休みで気が緩みきっていた

    若者達4人は無断で沖へ出て行った。

    漁師1「ん? あれは・・・」

    漁師2「どうした?」

    漁師1「たっ大変だ!! あれを見ろ!! ガキ共が・・・」

    漁師2「何だって!? あれは・・・あの馬鹿共っ!!」

    566 = 1 :

    鎮守府近海

    タ級「南方棲鬼様の先遣隊としての任務は偵察だが・・・」

    リ級「倒せるなら・・・倒してもいいんですよね?」

    チ級「ああ、やっちまおうぜ」

    リ級「そうですよ! 我々エリート部隊に勝てる奴なんざ居ませんよ」

    リ級「力の差を見せ付けてやりましょう!!」

    タ級「しかし、榛名と言う戦艦・・・相当厄介そうだぞ?」

    イ級「ならば、その鎮守府を爆撃して・・・」

    イ級「指揮官を殺した方が早いのでは・・・?」

    タ級「・・・確かに」

    タ級(その鎮守府の提督を殺害すれば・・・)

    タ級(鎮守府は機能しなくなる)

    タ級(大手柄を立てれば・・・)

    タ級(南方棲鬼様・・・いや、南方棲鬼を出し抜いて・・・)

    タ級(私が南方海域のニューリーダーになれる・・・?)

    タ級「ふふふ・・・私にも運が向いてきたようね」

    ロ級「前方に何か居ます・・・」

    ヌ級「人間のようですが・・・こちらに気付いたようです」

    リ級「見つかって鎮守府へ報告されたら面倒ですね」

    チ級「我々は隠密行動中だからな」

    タ級「よし、皆殺しにしろ」

    チ級「へへへ・・・あいつ等、怯えてやがるぜ・・・」

    567 = 1 :

    深海棲艦と遭遇した若者達は恐怖で震えていた。

    若者2「やべぇよ!!深海棲艦だ!!」

    若者4「まじ・・・?」

    若者3「どうすんだよ! まじヤベーじゃん!!」

    若者1「逃げんぞっ!! 早く!! お前らも漕げよ!!」

    若者2「だから止めれば良かったんだよ!!」

    若者1「うるせぇ!! 早く!! 逃げんぞ!!!」

    若者3「こっち見たっ!! やべぇ!!見つかった!!!」

    若者4「急げ!!早く陸地に・・・」

    若者3「あいつ等っ! こっちに向かってきてるぞ!?」

    若者2「逃げろ!!」

    若者1(クソッ・・・全部俺のせいだ・・・)

    若者1(俺が余計なこと言わなければ・・・)

    若者1(こいつ等を巻き込まずに済んだのに・・・)

    568 = 1 :

    一方・・・

    浜辺にある町の漁業組合では・・・

    漁師1「どうすんだよ・・・」

    漁師2「漁も限定的とは言え・・・出来るようになったのに」

    漁師3「あのガキ共のせいで何かあったら・・・漁なんて出来なくなるぞ?」

    漁師1「なんてことをしてくれたんだ・・・」

    漁師2「でもよう・・・深海棲艦に遭遇するとは限らないだろ?」

    漁師3「そうだけどよ・・・もし何かあったら?」

    漁師1「提督さんにどう顔向けすりゃいいんだよ!! こんなに良くして貰って置いてよぉ」

    漁師1「チクショウ・・・折角上手くいってたのに!!」

    漁師4「すいません、その馬鹿ガキの一人は・・・多分ウチの息子です」

    漁師1「なんだって・・・・!?」

    漁師2「アンタのとこの・・・せがれか・・・」

    漁師4「本当にすいませんっ!!」

    漁師3「まぁ・・・何かあるって決まったワケじゃないしな・・・」

    漁師5「大変だ!!! ガキ共が返ってきた・・・・」

    漁師1「良かったじゃねぇか!! 何が大変なんだよ?」

    漁師5「・・・深海棲艦を引き連れてきやがったっ!!」

    他の漁師『!!!!?』

    それは最悪の事態だった。

    やむ得ず、鎮守府に連絡をすることになった。

    569 = 1 :

    鎮守府


    「司令官・・・もっと強く抱きしめて・・・」

    メカ提督『わかった』ギュー

    「響! 写真! 写真撮って!!」

    「・・・早く変わってくれないか?」パシャ

    皐月「早くしてよー」

    三日月「私はナニしてもらおうかしら・・・」

    弥生「・・・ゴクリ」(妄想中)

    陽炎「まだぁ?」

    「しまった!カメラ持ってこなかった!」

    飛龍「私を前に入れてくれるなら持って来るけど?」

    「ううーーー」

    不知火「・・・・・・遅い」ボソッ

    明石「はーい! 列を乱さないでね!」

    放送『司令代理、至急執務室へ戻ってきてください』

    金剛「どうしたんでしょウ・・・?」

    570 = 1 :

    執務室

    金剛「どうしまシタ?」

    大淀「付近の港から連絡があり、深海棲艦が現れたと・・・」

    金剛「ホワイ!? すぐ艦隊を編成して・・・」

    バーーーンッ

    明石「ちょっと待った!!!」

    金剛「なんデス?」

    夕張「それが、待機中の第一艦隊はみんなヘブン状態で・・・」

    金剛「え!? まともに動ける艦娘が居ない!? 皆何してるデース!!?」

    大淀「しかし、6隻からなる通常の艦隊ですよ? 脅威ではありませんよ」

    金剛「私一人でも十分デスけど・・・鎮守府を空ける訳には・・・」

    大淀「一応、代理ですからねぇ」

    明石「それなんですが、メカ提督を使って見てもよろしいですか?」

    金剛「へ? あれ戦闘も出来るんデスか?」

    夕張「元々は戦闘用ですからね・・・」

    大淀「民間人に被害が出ると提督の評価が落ちます」

    大淀「ただちに事態を収拾しなければいけませんね」

    金剛「分かりまシタ。メカ提督を戦闘に出すのを許可しマス」

    夕張「よしっ!! テストが出来る!!」

    571 = 1 :

    明石「遠隔操作で命令可能なんで・・・執務室のモニターで中継しましょう」

    ポチ ウィーン

    夕張「このモニターでメカ提督の様子を確認出来ます」

    金剛「いいからさっさと出撃させてヨ!! 何かあってからじゃ遅いデス!」

    大淀「一応民間人の救出を優先してくださいね? その後に敵を皆殺しにしましょう」

    明石「では・・・メカ提督、発進、目標は近海漁港、民間人の救出を最優先・・・」ポチ



    娯楽室

    大鳳「やっと・・・私の番に・・・」

    メカ提督『最優先コード受諾、作戦行動を開始する!』

    大鳳「・・・え?」

    メカ提督『提督ジェット・・・ON』 ゴォーーーーーー

    ズカーーン パラパラ・・・

    突如、メカ提督の背中に金属の翼が出現、天井をぶち破って飛んでいった。

    それを、その場に居た艦娘達は口をぽかーんと開けて見ていた。

    誰も事態を飲み込めなかったのだった。

    大鳳「・・・私の・・・番・・・は?」


    572 = 1 :

    漁港

    漁師1「早く!!ここまで来い!糞ガキ共っ!!」

    若者1「あと少しだ!!」

    陸地まで後100Mもない。逃げ切れるかは五分五分。

    若者2「嫌だ!!死にたくない!!!」

    若者3「助けてぇぇぇ!!!」

    若者4「もっと早く漕げよ!!」




    ヌ級「艦載機発進・・・」ゴォーーー

    無数の艦載機が若者目掛けて飛んでいった。

    その場に居た人間は誰もが目をつぶった。

    もうダメだと諦めた。

    しかし、突如、何かが飛んできて艦載機は全て空中で爆発した。

    ヌ級「なんだ!!!?」

    573 = 1 :

    次の瞬間、凄い速さでヌ級の頭部に蹴りを入れた存在が居た。

    ヌ級は海面を数回バウンドすると巨大な水しぶきを立てて沈んだ。

    直後、海中で爆発が起きて、凄まじい爆発音と共に再び海水が宙に舞う。

    漁師1「・・・なんだ?」

    漁師2「鳥・・・か? 飛行機か・・・?」

    漁師3「あれは・・・」

    漁師達『提督さんだっ!!!?』

    そこには提督(メカ)が居た。空中に浮遊し、深海棲艦を睨みつけていた。

    提督は若者達が乗る手漕ぎボートを掴むと、そのまま陸地に着地した。

    若者達は事態を飲み込めておらず、皆呆けていた。

    漁師1「て・・・提督さん・・・なのかい?」

    提督『ああ、ここは危険だ、離れていなさい』

    そう言うと、再び空を飛び、深海棲艦に向かう。

    若者1「あの人が・・・提督・・・」

    574 = 1 :

    投下完了

    感想どもです。
    初書きなもんで色々甘くてスイマセン。

    また後で投下します。

    575 = 555 :

    乙です。
    てか一般人にまで五航戦普及してんのかよwwwwww

    577 :

    自虐は五航戦の始まり

    578 :

    五航戦と言う造語が何で一般人のも伝わってるんだよwww
    つーかまた提督本人が居ない間に信仰が深まるのか…

    579 :

    提督さん自身は普通にしてるだけなのに関わる者全て堕ちていく

    580 :

    >>1、毎回の更新お疲れさまです。楽しく読んでいます。

    しかし、今回の東京での会議……まさか女憲兵さんが早くも再登場ですか!?
    そして、メカ提督がライダーキックを噛ましたように見えました。

    581 :

    ライダーってより翼出てきて空飛べるってので、
    グレートマジンガーやゲッターロボの方が思い浮かんだ

    582 :

    タ級「なんだあれは!?」

    イ級「人間が飛んでいる?」

    チ級「あの軍服・・・奴が提督なのでは?」

    ロ級「提督って奴は空を飛べるのか!?」

    リ級「考えて見れば・・・艦娘を指揮する者が・・・」

    リ級「艦娘より弱いハズがない!!」

    タ級「全力で奴を撃て!! かかれーーー!!!」



    執務室

    大淀「すごい・・・空を飛べるんですね」

    明石「ええ、もちろん」

    夕張「翼が大気中のイオンをなんちゃらかんちゃらしてまして」

    金剛「民間人に被害が出る前で良かったデス」

    大淀「さっさと敵を全て殺してください。被害が出る前に・・・」

    金剛「ええ、騒ぎになると不味いデース!! 深海棲艦を早く皆殺しにするデース!!」

    明石「そうですね、騒ぎが大きくなる前に終わらせましょう」

    明石「デストロイモード・・・オン」ピッ

    583 = 1 :

    チ級「下等な人間如きが・・・図に乗るなよ!!」

    提督『ピーーーー』

    イ級「え!? なんだ・・・・?」

    提督『デストロイモード ガ 発動シマシタ。 敵ヲ完全消滅サセマス』

    ロ級(なんかヤバそう・・・)

    提督はイ級に迫るとそのまま鷲づかみにする。

    イ級「はっ離せっ!!!」

    提督『破壊・・・破壊スル・・・』

    イ級「ギャァァァァ!!!」メキメキ・・・グチャ

    イ級はまるでアルミ缶のようにメキメキと潰されてボールになった

    それを蹴り飛ばし、音速で飛んできた玉(元イ級)がチ級に直撃し、チ級は木っ端微塵になった。

    ロ級は必死に撃ち続け、応戦したが・・・空を自在に飛び回る提督には当たらず翻弄され、

    ついには提督を見失ってしまった。

    ロ級「なっ・・・・!?」

    再び捉えた時には、目前に迫っており、提督の手から繰り出されたビームの刃が最後に見た光景だった。

    リ級「糞っ!バケモノめ!!」

    タ級「落ちろ!!! 落ちろぉぉ!!!!」

    提督『提督・・・ビィィィムっ!!!!』

    タ級「何っィィィ!!?」

    リ級「ギャァァァ!!?」

    目から放たれたビームの直撃により、リ級は爆発。

    誰がどう見ても一方的な戦いであった。

    584 = 1 :

    漁師1「すげぇ・・・」

    長老「おお・・・あれは・・・・」

    漁師2「長老!? 逃げてなかったのか!?」

    長老。漁師の中で最古参の老人である。

    物知りで、仲間からは親しみを込められて「長老」と呼ばれていた。

    長老「世界が危機に満ちたとき・・・天から戦いの神・・・武神が舞い降りる・・・」

    長老は語りだす。

    長老「戦いの神はその武を持って、争いを調停し・・・世界は光に包まれる・・・」

    漁師3「なんです? それは」

    長老「古い・・・神話じゃ・・・この地域に伝わるな・・・」

    漁師1「・・・神話」

    誰もが空を見上げたその時である・・・

    ちょうど、雲が途切れ、隙間から差し込む太陽の光が提督を照らした。

    まるで天から降りてきた神のようにも見えた。

    長老「あの方は武人様の生まれ変わりにちげぇねぇ・・・」

    長老「言い伝えの通りじゃ・・・天を翔け・・・悪を滅する・・・武神様・・・」

    585 = 1 :

    タ級「糞っ・・・なんだコイツは!?」

    提督『提督・・・カッターーーー!!!』

    タ級「ひっ!?」

    提督『提督パーーーーンチっ!!』

    タ級「腕が飛んで来た!!!?」

    タ級(冗談じゃない・・・指揮官の方が遥かに危険じゃないかっ)

    タ級(本当に人間かコイツ!?・・・もはやこれまでか)

    タ級(南方棲鬼様・・・謀反を一度でも考えたことお許しください)

    タ級(最後に・・・南方棲鬼様に奴のことを報告せねばっ)

    提督『超・提督砲・・・フルパワー』

    タ級「奴に気をつけてください・・・奴は・・・奴は・・・」

    提督『ファイヤーーーー!!』

    タ級「ぐわぁぁぁぁーーーーーーー!?」

    タ級「馬鹿な・・・脆弱な人間如きに・・・』

    タ級「この私が・・・・私がぁっ!!!!」

    タ級「馬鹿なぁぁぁぁ!!!!」

    タ級「認めん・・・認めんぞぉぉっーーーー!!」

    タ級は体全体からバチバチとスパークを放出すると

    力尽きて海面に倒れ、爆発して消滅した。姿を残さず完全に・・・

    586 = 1 :

    漁師達『やった! 倒した!! 助かったぞ!!』

    漁師1「提督さんがこちらに来る・・・」

    提督『大丈夫だったか』

    漁師4「ありがとうございますっ!! 息子が・・・本当にすいませんでした!」

    若者1「すいませんでした!!」

    若者2「本当にすいません・・・」

    若者3「俺達なんでもします!!」

    若者4「ごめんなさい・・・こんなことになるなんて・・・」

    漁師2「なぁ・・・提督さん・・・」

    漁師2「こんなことになっちまったんだ・・・」

    漁師2「もう・・・漁業は無理だろうか・・・」

    漁師1「俺達は約束を破っちまった・・・」

    漁師1「消して無断で海へ出ないって約束を」

    若者2「そんな!! 悪いのは僕らです・・・処罰なら僕達が!!」

    若者3「そうですよ!! 漁師の人は何もしてないです!」

    提督『何か勘違いをしているようだな』

    提督『処罰をするつもりはない』

    全員『!!!』

    587 = 1 :

    提督『漁業も今まで通り続けて構わない』

    漁師1「え・・・? いいのかい・・・?」

    提督『若者よ』

    若者達『はいっ!!』

    提督『過ちは誰にでもある』

    提督『人間だからな・・・』

    提督『大切なのは、その過ちを二度と繰り返さないことだ』

    提督『今後は軽率な行動は慎むんだ』

    提督『その行動が・・・家族や周りの人を心配させること・・・』

    提督『よく覚えておきなさい』

    長老「武人様・・・お助けくださってありがとうございます」

    長老「ありがたや・・・ありがたや・・・」

    提督『当然のことをしただけです。では、私はこれで』

    そう言うと提督は空へ飛び上がり帰っていった。

    全員「ありがとぉーーーー!!」

    その場にいた者は皆笑顔だった。

    皆、実に清々しい気持ちだったのだ。

    588 = 1 :

    若者1「親父・・・いや、父さん・・・ゴメン」

    漁師4「いや、いい。お前が無事だったんだから」

    漁師4「親としては・・・それが一番嬉しいんだ」

    若者1「俺達が・・・俺が・・・バカだったよ」

    若者1「俺、心を入れ替える。沢山勉強して・・・」

    若者1「沢山頑張って・・・人を救えるような仕事がしたいんだ」

    若者1「あの・・・提督さんのように」

    漁師4「ああ・・・ああ・・・」

    若者1「泣くなよ父さん・・・俺も・・・泣いちまうじゃないか」

    親子は抱き合い、大きな声で泣く。

    他の人はその光景を優しく見ていた。

    他の若者も心を入れ替え、別人のようにマジメになった。

    それぞれの夢に向かい歩んでいくことになる。

    この一連の騒動はすぐにウワサで広まり、提督は一部から『武神』やら

    『戦いの神』などと、今まで以上に祭り上げられていくが・・・

    本人は最後まで事情が飲み込めず分からなかったと言う・・・

    589 = 1 :

    執務室

    金剛「あれ・・・やりすぎじゃないデスか!?」

    大淀「なんでビームとか撃つんです!? 市民に見られてるのに!!」

    明石「・・・てへぺろ☆」

    金剛「・・・」イラッ

    明石「ちょっ!!? 無言で殴りかからないでくださいよ!!」

    夕張「ちょっと色々詰め込み過ぎたかな・・・でもビームは欲しかったし」

    大淀「なんか性格変わってませんでした? メカ提督」

    夕張「あれ? 性格設定が英雄モードになってました」

    金剛「どうすんデスか!! あんなに大勢に見られて!!」

    明石「まぁ・・・大丈夫ですよ(多分)」

    夕張「人間って非現実なことは受け入れないですから・・・」

    夕張「すぐに夢かなんかだって勘違いして噂も風化しますって」

    金剛「なんかあったら怒られるのは私デースっ!!」

    明石「あっ帰ってきました」

    メカ提督『戻りました』バチバチッ

    夕張「あれ・・・? なんか火花が散ってる?」

    明石「あちゃ・・・ダメージ受けてますね」

    金剛「・・・まさか爆発しないデスよね?」

    明石「大丈夫ですよ」

    590 = 1 :

    ガチャッ

    陸奥「なんかメカ提督がどっかに飛んでいったんだけど・・・・」

    大淀「陸奥さん・・・?」

    陸奥「あれ?ここに居たのね」

    陸奥「持ってくけど良いかしら?」ガシッ

    金剛(あっ このパターン・・・・)

    明石「陸奥さんっ!! 触っちゃだめっ!!!」

    メカ提督から出ていた火花が陸奥に飛び火した。

    陸奥「きゃぁぁぁぁぁ!!!?」

    提督『ほわぁぁぁぁぁあぁ!!?』

    ドカーーーーーーーンッ

    そして執務室は吹っ飛んた。

    メカ提督はバラバラになり再生不可能になった。

    591 = 1 :

    入渠中

    陸奥「なんで何時も・・・」ボロッ

    金剛「全部、明石のせいダヨ!!」ボロッ

    明石「ええ!? 私ですかっ!?」ボロッ

    金剛「変なもの作るからっ!!」

    夕張「そうですよ! どうしてくれるんですか!!」ボロッ

    金剛「オメーもダヨ!!」

    明石「しかし・・・なんでメカ提督のパーツ1個も見つからないの」

    夕張「木っ端微塵に吹っ飛んだんですかねぇ」

    結局、妖精さんに無理を言った結果、執務室は翌日までに修復された。

    事前に危険性を感じて机の下に退避した大淀だけは無事だった。

    大淀(陸奥さんが来た時点でこんな予感はしてました・・・)

    592 = 1 :

    一方・・・

    別の海域

    ル級「南方棲鬼様!!先遣隊から・・・連絡が」

    南方「伝えよ」

    ル級「え・・とですね・・・」

    『提督に気をつけろ 奴は 空を飛ぶ、目から怪光線を出す 皆殺された』

    ル級「とのことですが・・・どうします?」

    南方「はぁ!?」

    ル級「・・・ですよね」

    南方「提督って人間の指揮官よね?」

    ル級「そうですね。その認識でよろしいかと」

    南方「あいつ等はマジメに任務を遂行しているのか!! くだらん嘘を・・・すぐに連絡しろ!」

    ル級「それが・・・連絡がつきません」

    南方「何が『ちょっと先行して見て来ます! なぁに・・・すぐ戻ります』よ・・・あいつ等め・・・」

    ル級「どうされますか?」

    南方「通信を切って遊んでいるとは良い身分だな・・・そんな奴らは知らん!! 捨て置け!!」

    ル級「ハッ!」

    593 = 1 :

    金剛型姉妹部屋

    榛名(えへへ・・・提督の頭部・・・捨てるなら貰ってもいいですよね)ハイライトオフ

    榛名(キスの・・・練習を・・・ふふ///)チュッ

    榛名(提督・・・提督・・・テイトク・・・)チュッチュッ


    初春型の部屋

    初霜(こっそり拾った提督の右腕・・・腕を組む練習・・・///)キャッ

    初霜(たくましい腕・・・)

    初霜(これ・・・腕枕も出来るかしら)ハイライトオフ


    陽炎型の部屋

    不知火(司令の・・・右足・・・)ハイライトオフ

    不知火「・・・」ペロペロ

    不知火「司令の味がします・・・」

    陽炎「ちょっと・・・私にも貸しなさいよ」ハイライトオフ


    白露型の部屋

    春雨「司令官の・・・下腹部・・・ハァハァ」ハイライトオフ

    村雨「ちょっと・・・私にも・・・」ハイライトオフ

    夕立「見つけてきたの私っぽい!」ハイライトオフ

    時雨「作り物だと分かっていても興奮するね・・・」ハイライトオフ

    春雨「司令官のウィンナー・・・美味しい・・・」チュパチュパ


    594 = 1 :

    ドイツ部屋

    プリンツ(提督さんの胸・・・・)ハイライトオフ

    プリンツ「・・・ハァハァ」ペロペロ

    Z1「そろそろ貸してよ・・・」ハイライトオフ

    Z3「独り占めはよくないわ」ハイライトオフ

    ビスマルク「そうよ・・・早く舐めさせて」ハイライトオフ


    第六部屋

    (提督さんの左腕なのです・・・)

    (ゆびを・・・こうして)クチャクチャ

    「・・・はぅ////」

    「早く・・・返して・・・」ハイライトオフ

    「私の・・・テイトク・・・」

    「雷のじゃないだろう」ハイライトオフ

    「長女である私のものよ」ハイライトオフ


    五航戦の個室

    翔鶴「提督に左足・・・ハァハァ・・・・提督ぅ」ハイライトオフ

    翔鶴「踏んで・・・私を・・・ああっん・・・もっとぉ」

    瑞鶴「・・・翔鶴姉ばかりずるいよ」ハイライトオフ

    瑞鶴「私もやる・・・」ペロペロ

    瑞鶴「提督さん・・・ハァハァ」

    バラバラになったメカ提督は・・・

    それぞれ別の人の手に渡って再利用されていた。

    『資材の再利用』の任務はこうして達成されたのだった。


    595 = 1 :

    投下完了しました。

    感想ありがとうございます。

    >>580
    未定ですがまた出すかもしれません

    ちょっと風邪ぽくて熱あるので
    次回は2~3日ほど先になるかもしれません。

    イケそうでしたらイクのーってことで。
    おやすみなさい。

    596 = 1 :

    ×『資材の再利用』

       ↓

    『資源の再利用』

    でした。

    頭がぼーとしてて・・・申し訳ないです。
    脳内保管してくださると助かります

    597 :

    乙やで

    598 :

    みんな喜んでるところ悪いんだけどさ、所詮ホンモノの提督じゃないよね…
    やっぱりホンモノを捕まえてこそよ

    599 :

    本物に手を出すなんて五航戦だから

    600 :

    乙です 無理しないでねー
    提督なら今鈴谷の隣で寝てるけど?


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