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    元スレ提督「ウチは平和だなぁ」艦娘「表面上は」

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    351 :

    >>349
    勘のいい提督は嫌いなのです…

    352 = 1 :

    >>349

    明石「・・・・」ニ コ ッ

    感想ありがとうございます。
    サーセン。
    書き足してたら
    予定より遅れてます。
    今日中には投下します。

    353 :

    なんか一番最初の分析機能がどこぞのジジイ共が作ったあのシステムっぽくて嫌な予感しかしない

    354 :



    提督(ふぅ・・・仕事終わった)

    提督(一服しようとしたら・・・タバコがない)

    提督(明日になれば荷物で届くけど・・・)

    提督(ああ駄目だ・・・)

    提督(どうにも、タバコがないと落ち着かない)

    提督(未成年に余計な好奇心を与えないようにと・・・)

    提督(鎮守府内にはタバコは販売しないようにしてるし・・・)

    提督(立場上よろしくはないんだが・・・)

    提督(仕方ない。買いに行くか)

    提督(すぐに戻るから大丈夫だと思うが・・・)

    提督「何かあってからでは遅いからな・・・」

    ピッ

    提督『金剛、夜分すまない』

    金剛『・・・モウダメデス』

    提督『金剛? どうした?』

    金剛『っ室内通信!? 提督!? 提督ですか!!?』

    金剛(本物の提督デスゥ!! 失われた成分が体に・・・)ゾクゾクッ

    提督『ああ、大丈夫か? 具合でも悪いのか?』

    金剛『大丈夫デース!!今、大丈夫になりまシタ!!』

    金剛『進路クリア! オールグリーンです!』

    提督『よく分からんが・・・』

    提督「スマンが野暮用で少し出る』

    提督『少しの間、鎮守府を頼めるか?』

    金剛『え? どこか行くんですカ?』

    提督『ああ、20分程離れるだけではあるが・・・』

    提督『万が一のこともあるしな』

    提督『完全に自分のミスであり、恥ずかしくはあるのだが・・・』

    提督『君にしか頼めないんだ』

    355 = 1 :

    提督『無理なら無理と言ってくれていい』

    金剛(私にしか頼めない・・・)

    金剛(・・・私にしか・・・私だから・・・必要・・・ブツブツ)

    金剛(これって・・・ひょっとしてプロポーズですか!?)

    提督『・・・金剛? 無理なら無理でいいぞ?』

    提督『俺が我慢すれば良いだけなんだし・・・』

    提督(ちょっとキツイけど)

    金剛『全然無理じゃないデス!!!』

    金剛『我慢はよくないデスよ? さぁすぐ行きましょう!!』

    金剛『さぁ!!我慢せず!! 今すぐ!!』

    提督『おう・・・なんかスマンな』

    提督『欲しいものあるか? 買ってくるぞついでに』

    金剛『・・・欲しいモノですか?』

    金剛『2人で住む家・・・ですかネェ? なんちゃって!』

    提督『ああ、分かった。じゃあ頼んだぞ』

    ガチャ

    356 = 1 :


    金剛型の部屋

    金剛「~♪」

    金剛「提督ぅぅぅっーーーー♪」パタパタ

    比叡(さっきまで死んでたのに・・・すごい元気に)

    比叡(ベッドの上でうつ伏せになり・・・)

    比叡(足をパタパタしてる金剛お姉さま・・・可愛い・・)

    比叡(このまま標本にしたいなぁ)

    比叡(ねぇ・・・司令って多分コンビニかどっか行くだけよね?)ヒソヒソ

    霧島(多分ね。家なんて売ってたかしら)

    比叡(売ってるわけないじゃない)

    榛名(・・・なんで・・・ですか)

    榛名(・・・・なんで私を頼ってくれないんですか)

    榛名(・・・レベルなんですよね? 結局は)

    榛名(もっと強くならないと・・・モット・・・ドコマデモ)ハイライトオフ

    357 = 1 :

    暁型の部屋

    「なんで・・・なんで・・・」(盗聴中)

    (なんで司令官は私を頼らないの?)

    (レベルだけなら金剛さんと同じじゃない・・・)

    (私の方が早く着任したのに・・・)

    (ずっと司令官のお世話をしてきたのに・・・)

    (なんで後から来た女に・・・)

    (頼ってよ・・・司令官・・・・)

    (モット・・・タヨッテヨ・・・)ハイライトオフ

    358 = 1 :

    廊下

    提督「さて・・・出るか・・・」

    提督「金剛のお使いをメモっておかないとな」

    提督「『2人で住む家』っと・・・変な名の商品だが・・・」

    提督「女性向の雑誌か何かだろう」

    提督(レベルで言えば雷も最高レベルではあるんだが・・・)

    提督(流石に幼い少女に任せるわけにはいかないからな・・・)

    提督「ん? あれは・・・初霜?」



    初霜(今日は散々だったなぁ・・・)グスッ

    提督「どうした? 具合でも悪いのか?」

    初霜「提督!? いえ、失礼しました! なんでもないです!」

    提督「急用は済んだのか?」

    初霜「え? 急用・・・?」

    提督「島風からそう聞いたが・・・」

    初霜「ええ、そうね。そうですね。もう大丈夫ですよ」ハイライトオフ

    提督「でも今、泣いていただろう・・・」

    提督「一体どうしたんだ?」

    初霜「・・・だって」

    初霜「せっかく・・・楽しみにしてたのにっ」

    初霜「やっと・・・秘書艦の仕事が来たのにっ・・・」

    初霜「全部・・・全部・・・ダメになっちゃった・・・」

    初霜「ずっと・・・ずっと待ってたのに・・・うう・・・」クスンッ

    359 = 1 :

    提督「・・・泣くな」ナデナデ

    初霜「でも・・・」

    提督「もう、今日の仕事は終わってしまったが・・・」

    提督「この後、時間あるか?」

    初霜「・・・え?」

    提督「ナイショの話なんだが・・・」キョロキョロッ

    初霜「・・・なんですか?」

    提督「ちょっと外に行くんだが・・・」

    提督「良かったら一緒に行くか?」

    提督「この時間は外出禁止にしてるが・・・」

    提督「まぁアレだ。俺と一緒なら大丈夫だ」

    提督「来るか?」

    初霜「行きますっ!! イキたいです!」

    提督「やっと笑顔になったな・・・」

    提督「女の子はそうやって笑っていた方がいい」

    提督「初霜は可愛いんだから・・・」ナデナデ

    初霜「・・・提督」キュンッ

    提督「メソメソしてたら将来美人さんになれないぞ?」ポンポンッ

    初霜「はいっ!」

    初霜(さっきまでの暗い気持ちが消えている・・・)

    初霜(提督・・・貴方と居るだけで私は・・・)

    360 = 1 :

    コンビニ

    店員「ッシャイマセー」

    提督「タバコ買いに来ただけだから・・・」

    提督「すぐに帰るけど、何か欲しいものはあるか?」

    初霜「え? 悪いですよそんなの」

    提督「ほら、お菓子でも漫画でも、好きなの一つだけ買ってあげるから」

    提督「好きなの選んでおいで?」

    初霜「・・・はいっ!」

    提督「店員さん」

    店員「ハイッ」

    提督「2人で住む家って商品分かります?」

    初霜「え!!?」

    店員「置いてますよ」

    初霜「・・・!!?」

    店員「こちらでよろしいですか?」

    提督「・・・確かに同じ名前だ」

    提督「これください」

    初霜「・・・随分可愛いもの買いますね」

    提督「お土産だよ。留守を頼んだ金剛へ」

    361 = 1 :

    店員「アリャッガト ゴザイマシター」

    提督「それで良かったのか?」

    初霜「はいっ!」

    初霜「私、飴玉大好きですよ?」

    初霜「沢山あって・・・」

    初霜「皆と食べられますし」

    提督「初霜は良い子だなぁ」ナデナデ

    初霜「~♪」

    初霜「ねぇ提督?」

    提督「なんだ?」

    初霜「手を・・・」

    初霜「手を繋いでもらっても・・・」

    初霜「良いですか?」

    提督「え?別に構わんが・・・」ギュッ

    初霜(暖かい・・・)

    初霜「ふふ・・・」

    提督「どうしたんだ?」

    初霜「私・・・今、幸せです」

    提督(良かった。元気になって)

    362 = 1 :

    鎮守府


    島風(あれ・・・? 提督?)

    島風(外行ってたんだ・・・)

    島風(・・・!!)

    島風(なんで・・・なんで・・・)

    島風(初霜と一緒に・・・)

    島風(なんで・・・)

    島風(手を繋いでるの・・・)

    島風(なんで・・・そんな優しい笑顔を・・・)

    島風(初霜に向けるの・・・)

    島風(その笑顔は・・・)

    島風(私ニ向いテいたモノだったノニっ!!)ギリッ

    363 = 1 :

    金剛型の部屋

    提督「金剛?」コンコン

    金剛「お帰りデース!」

    提督「異常は?」

    金剛「ないデスヨ? 全然平和そのものでシタ!」

    提督「良かった。ああ、言われたお土産買ってきたぞ」

    金剛(!!!? もう!? どこかの土地を買ったんデスか!?)

    金剛(そこまで私のことを・・・)

    提督「はい」ポンッ

    金剛「・・・・え?」

    提督「ありがとうな金剛」

    提督(しかし変わったモノを欲しがるなぁ)

    提督「では夜も遅いしまた明日!おやすみ」バタン

    金剛「オヤスミナサイ」

    比叡「なんです・・・?」

    榛名「2人で住むお家・・・変わったお菓子ですね」

    霧島「子供向けのお菓子のようね」

    霧島「どうやら付属のチョコやウェハースで・・・」

    霧島「自分でお菓子の家を作るみたいね」

    比叡「2人のってのは、なんのこと?」

    霧島「恐らく、この付属しているグミの人形2人が住人なのでしょう」

    霧島「私の計算によると、ねるねるねる●の系統に当たる、」

    霧島「子供の想像力を培う遊べる系のお菓子ですね」

    金剛「・・・・・・」ハイライトオフ

    榛名(良かった・・・ 提督が盗られないで)ニコッ

    364 = 1 :

    初春型部屋の前


    初霜(ああ・・・楽しかった)

    島風「ねぇ初霜」ハイライトオフ

    初霜「あら・・・島風ちゃん」

    島風「どこ行ってたの?」

    島風「提督と2人で・・・」

    初霜「ちょっとね・・・」

    島風「ちょっとじゃ分からないっ!!」

    初霜「提督とコンビニ行っただけよ?」ハイライトオフ

    初霜「2人きりで」

    初霜「手を繋いできたの」

    初霜「ただそれだけよ?」

    初霜「そう、たったそれだけのこと」クスッ

    初霜「貴女のおかげね」

    初霜「提督が悲しんでいる私を見て・・・」

    初霜「連れ出してくれたの」

    初霜「そして2人で外出することが出来た」

    初霜「本当に貴女のおかげ」

    初霜「あ り が と う」ニコッ

    島風「っ・・・」ギリッ

    初霜「そうだ、島風ちゃんにも飴あげるね?」

    初霜「提督から買って頂いたの」

    初霜「はいっ」ポイッ

    島風「痛っ・・・」コツン

    365 = 1 :

    初霜「・・・ごめんなさい」

    初霜「手元が狂っちゃった」

    初霜「わざとじゃないのよ?」

    初霜「本当にゴメンナサイ」

    初霜「許してくれるわよね?」

    初霜「 友 達 な ん だ し 」

    島風「っ・・・! うん、大丈夫だから」

    初霜「それ・・・袋に入ってるから食べられるよ?」

    初霜「ほら・・・食べてよ」

    初霜「拾って・・・食べてよ」

    初霜「犬みたいに」クスッ

    島風「・・・・・・」キッ

    初霜「どうしたの?」

    初霜「食べないんだ」

    初霜「提督から頂いたモノなのに・・・」

    島風「・・・食べるよ」

    島風「 ア リ ガ ト ウ 」

    初霜「 ど う い た し ま し て 」

    島風「あはははは」

    初霜「うふふふふ」

    初霜「これで仲直りでいいですか?」

    島風「そうだね。仲直りだね」

    初霜「握手します?」

    島風「しようか」

    ギューーー

    初霜(痛っ・・・)キッ

    島風(痛っ・・・)キッ

    初霜「・・・」ニコッ

    島風「・・・」ニコッ

    島風「コレカラモ ヨロシクネ」

    初霜「エエ、コチラコソ」

    366 = 1 :

    投下完了。
    初霜と島風は仲直りして仲良しになりました。
    近いうちにまた投下します。

    おやすみなさい

    368 :

    もう麻薬なんや、提督

    おつ

    369 :

    深海組で癒されたい

    371 :



    歩くヤンデレ製造機なのか提督は…

    372 :



    果たしてここの提督は テ/イトク に成らずに済むのだろうか

    373 :


    ヤンデレ(しかも艦娘)をどう対処すれば提督はハッピーエンドになるんだろう…

    374 :

    はやく雷ちゃんは着任のスピードを競うのではなく着床のスピードを競って欲しいと思った

    375 = 1 :

    深海


    ル級「最近は妙な連中が増えてきた」

    ル級「我らは負の存在。憎み、恨み・・・」

    ル級「人類を根絶やしにすることこそが・・・」

    ル級「我ら唯一の存在意義だと言うのにっ!!!」

    ル級「何が非戦だ!何が平和だ!」

    ル級「虫唾が走る・・・」

    ル級「者共、腑抜けた連中の目を覚まさせる為・・・」

    ル級「その鎮守府の艦娘共を沈めにいくぞ!」

    ル級「行くぞ! 出撃!!」

    リ級「了解」

    チ級「了解」

    ヌ級「ハイ」

    ト級「了解」

    ロ級「了解」

    ル級「見ていろ・・・」

    ル級「ワケのわからん天使や神など・・・」

    ル級「そのようなものを妄信しているバカ共め・・・」

    ロ級(・・・私も入信してるのは黙っておこう)

    チ級「リーダー!」

    ル級「なんだ!!」

    376 = 1 :

    チ級「そろそろ海上に出ます!!」

    ル級「よし、総員衝撃に備えろ!!」

    ザバーン


    ル級「海上に出たな・・・」

    チ級「リーダー!」

    ル級「なんだ!!」

    チ級「前方に渡り鳥です」

    リ級「おお・・・美しい」

    ト級「美味しそう」

    ヌ級「お腹すいたね」

    ロ級(早く帰りたい・・・)

    ヌ級「艦載機のカメラで撮っておきます」

    ル級「許可しよう」フッ

    チ級「リーダー!!」

    ル級「今度はなんだ!」

    チ級「2時の方向・・・クジラですっ!!」

    ト級「でけぇ・・・」

    ロ級「すごいなぁ・・・」

    ル級「あまり無為に近寄るなよ・・・」

    ル級「海の生物を意味も無く傷つけることは許さん」

    チ級「分かってますって」

    377 = 1 :

    ト級「あっ潜っちゃった」

    リ級「最後に良いモノを見れたな」ハハハ

    ヌ級「やめてよ。その最後の晩餐みたいなノリ」

    リ級「なぁに所詮は噂だろ? 実際戦えば分かるさ・・・」

    リ級「強いって噂の奴は大抵弱かったりするもんだ」

    ト級「100戦練磨の私達が負ける方が難しい」

    リ級「何時も通り沈めて、また人間共を殺しに行こう」

    チ級「・・・っ リーダーッ!! 」

    チ級「11時の方向、敵です!! 目標補足!!」

    ル級「何ィ!!? よし!! 掛かれ!!」

    ル級「これより、敵を殲滅するっ!!」

    ル級「何時も通りにな・・・」

    全員『了解っ!!』

    ロ級(戦いたくないなぁ・・・髪が痛んじゃう)

    そして彼女達は遠征帰りの
    天龍の部隊に襲い掛かった。

    378 = 1 :

    少しだけ投下
    また後で投下するでち

    379 :

    乙。
    さりげなく死亡フラグたてていくスタイル

    380 :

    髪がいたむ…うっ頭が

    381 :

    そして髪飾りだけが波間を漂う…

    382 = 373 :

    沈んだ(死んだ)深海棲艦が艦娘にまた戻るとかあったらいいのに…

    383 :

    沈めてしまう→その戦闘でのドロップが沈めてしまった娘
    とか申し訳なさと切なさがやばいゾ

    384 :

    提督が深海にさらわれて謎のビデオが鎮守府に届くか提督が普通の女性と結婚する展開が見たい(愉悦)

    385 :

    鎮守府付近の海域


    天龍「オラオラァーーーー!!!」

    ト級「ギャァァァァ!!!?」マップタツ

    ドカーーーーンッ

    天龍「いきなり仕掛けて気やがって!!」

    天龍「オラァっ!! どうした!? そんなもんか!!」

    天龍「これでも俺は本来の戦闘力の1/6程度しか出してないんだがな・・・」

    リ級「なん・・・だ・・・と!?」

    ル級「皆!怯むなっ!! こけおどしだっ!!」

    天龍「ふふふ・・・俺は力がありすぎてな・・・」

    天龍「本来の戦闘力はSSSクラスではあるが・・・」

    天龍「あえて力を抑え、Bクラスに甘んじている」

    天龍「それでも貴様ら程度はそれで十分だがなっ!!!」

    ル級「くっ・・・」

    (また設定が増えてるのです・・・)

    天龍「俺を本気にさせてみやがれっ!!」

    天龍「まだ左目の封印すら解いてないぞ?」

    天龍「だが・・・それでいい」

    天龍「封印が完全に解かれたとき、世界が終わるからな」

    ロ級(・・・世界が終わる・・・?)

    ロ級(まさか彼女も神の使いの・・・)

    386 = 1 :

    天龍「俺はこのクソみてぇな世界が好きなんだよ」

    天龍「だから、あえて使わない」

    天龍「てめぇらの罪(とが)と世界じゃ釣り合わないからなぁ!!」

    (相変わらず何言ってるか分からないのです)

    ロ級(こんな恐ろしい者が地上に居たとは・・・)

    天龍「なぁ・・・アカシックレコードよ・・・」

    ロ級(・・・アカシックレコード!?)

    ロ級(海底の古代遺跡に書いてあった・・・あの!?)

    天龍「てめぇの言いなりには・・・ならねぇぞ?」

    天龍「俺は運命に抗ってみせる・・・」

    ロ級(運命に抗う? どういう意味?)

    天龍「そのために今ここに居るんだからな」

    ル級「なんだ・・・コイツはさっきから何を言っている・・・?」

    ル級(よく分からんが・・・只者じゃない・・・)

    ル級(眼が・・・眼がやばい・・・)

    天龍「ふふふ・・・恐いか?」

    「また始まったわね」

    「何時ものことなのです」

    「・・・かっこいい」

    「・・・何時か夢から覚めるさ」

    「私もそうだった・・・」

    「そして苦しむことになる」

    「その時の反応を見て見たいね」

    龍田(可愛いわぁ・・・)

    387 = 1 :

    天龍「全く・・・皮肉なことをしてくれる・・・」

    天龍「最悪を止めるために俺(さいあく)を使おうとするとはな」

    天龍「まぁコレも世界の意思ってことか」ヤレヤレ

    ロ級(世界の意思・・・!?)

    天龍「だが・・・今は使われてやるさ」

    天龍「裏に居る本当の黒幕を誘い出すまではなっ!!」

    ロ級(黒幕・・・?)

    ロ級(倒すべき真の敵は・・・別にいる?)

    ロ級(分からない・・・)

    ロ級(今は少しでも情報を・・・)

    天龍「さて・・・次はどいつだ?」

    天龍「冥府に誘う俺の剣の餌食になる奴は・・・」

    天龍「コイツ(剣)はてめぇらの血を求めているみたいでな・・・」

    天龍「衝動が抑えられねぇ・・・」

    天龍「俺じゃなければ、とっくにコイツの衝動に呑まれて・・・」

    天龍「体を支配されているだろうな・・・」

    天龍「最強の魔剣と・・・」

    天龍「それを制御できる最悪の使い手が出会っちまったワケだ・・・フッ」

    ル級「ええいっ!!コケ脅しを!!!」

    「この前は6対6の翼が生えるって言ってたのにね」

    「体を操られる設定に戻ったのです」

    「・・・」ワクワクッ

    388 = 1 :

    天龍「・・・お喋りも終わりだ」

    天龍「さぁ・・・お前らを案内しよう」

    天龍「暗く・・・奈落の底・・・」

    天龍「どこまでも続く・・・無限の闇・・・」

    天龍「全ての概念が届かない隔離された無の世界へ・・・」

    天龍「カルマに溺れて朽ち果てろっ!!」

    天龍「行くぞっ!!」

    天龍「てんっ!! りゅーーーーざんっ!!!!」

    天龍(やべっ!? 汗で剣が手からすっぽ抜けたっ!!)

    ル級「ガッ」パンッ ドサ

    チ級「リーダーっ!!!?」

    ロ級(あの天龍とか言う艦娘が・・・)

    ロ級(剣を高速で射出して・・・ル級の頭が吹っ飛んだ・・・)

    ロ級(バラバラに・・・・)

    リ級「貴様ァァァァッ!!!!!」

    龍田「・・・五月蝿いなぁ」ボソッ

    スパッ

    リ級「・・・え」

    ドカーーーーンッ

    ロ級(・・・見えなかった)

    ロ級(何かを軽く振り回したら・・・)

    ロ級(リ級の上半身と下半身が別れて・・・)

    ロ級(あああ・・・ああ・・・あ・・・)

    389 = 1 :

    天龍「ほら・・・来いよ?」

    チ級「貴様ら・・・許さんぞ・・・」

    天龍「ほぉ・・・良い眼だな・・・」

    天龍「実に心地よい殺意だ」

    天龍(・・・やばい・・・少し恐い)

    天龍「名前を聞いておいてやろう」

    チ級「・・・チ級だ」

    天龍「・・・地球?」

    天龍「・・・ハハハハハハっ!!」

    天龍「そうか・・・テメェが『セカイ』か!!!」

    チ級「な・・・何を言っている・・・?」

    「ほら天ちゃん、さっき飛ばした剣よ」スッ

    天龍「俺を三つ目のハゲみたいに呼ぶんじゃねぇよっ!!」←レベル82

    「・・・・・・ふぅん?」←レベルMAX

    天龍「・・・怒鳴ってスイマセンしたっ!!」ペコペコ

    (しまらないなぁ・・・)

    天龍「・・・さて・・・セカイを壊すとするか」

    チ級「ワケの分からないことをっ!!!」

    チ級「仲間の仇・・・討たせてもらうぞ!!!」

    天龍「おせぇよ・・・天龍式・古剣術、参の型・・・」

    天龍「鳳凰殲滅(フェニックス・デストロイ)っ!!」

    チ級「うばぁ!?」スパッ

    ドガーーーンッ

    「ただ勢いで剣を振っただけだけどね」

    「何時ものことなのです。もう慣れっこなのですよ」

    390 = 1 :

    ロ級(チ級が・・・やられた・・・)

    ロ級(だめだ・・・逃げないと・・・撤退・・・)スー

    龍田「後はアイツだけね」

    ヌ級「ふんっ・・・計算も出来ないのか・・・」

    ヌ級(ロ級もまだ健在のハズ・・・)キョロキョロ

    ヌ級「居ない!? 私一人だっ!?」

    「だからそう言ってるじゃない」

    「一隻か・・・楽勝だね」

    「でも慢心はダメだ」

    「最後まで油断せず全力で叩き潰そう」

    「徹底的に」

    ヌ級「馬鹿な・・・我らがこうも容易く・・・」

    ヌ級(なんだこいつ等・・・)

    ヌ級(この異常なまでな強さ・・・)

    ヌ級(こいつ等の指揮官は危険だ・・・)

    ヌ級(ここで消しておかなければ・・・)

    「ちょっと可愛そうなのです・・・」

    「電?」

    「敵とは言え、戦意を喪失しているなら・・・」

    「殺さなくても・・・いいんじゃないんですか?」

    「・・・またそんなことを」

    「戦意を取り戻して、再び目の前に現れたら・・・」

    「その時は情けを掛けず、戦えばいいのです」

    「どうせ何時でも殺せるのです」

    391 = 1 :

    龍田「それもそうだけどね・・・」

    龍田「敵を見逃せば・・・」

    龍田「その敵が味方を殺すことになるのよ?」

    龍田「助けた相手に自分が殺されることもあるかもしれない」

    龍田「それがもし貴女の大事な人だったら・・・?」

    「そう・・・ですね」

    ヌ級「・・・私は簡単には終わらんぞ!!」

    ヌ級「最後の力で全艦載機を飛ばし・・・」

    ヌ級「貴様らの鎮守府を火の海に変えてくれる!!」

    ヌ級「貴様らの指揮官も終わりだなっ!!」

    ヌ級「ハハハハハッ・・・・ハハ・・・は?」

    ヌ級(なんだ・・・空気が変わった・・・?)

    ヌ級(なんだ!? この寒気は・・・空気がピリピリしてる・・・?)

    「司令官を殺す? 殺す? コロ・・・」

    「それはダメなのです」ハイライトオフ

    「絶対に・・・ダメなのです」

    「それはあってはダメなこと・・・」

    「折角見逃してあげようと思ったのに・・・」

    「残念なのです」

    「貴女はもう死ぬしかないのです」

    「死んでください」スパッ

    ヌ級(あれ・・・視界が2つに・・・違う・・私g)

    ヌ級は一瞬でバラバラになった。

    392 = 1 :

    天龍「こいつ・・・俺の提督を殺す・・・だと?」

    天龍「フザケタこと言いやがって・・・」ハイライトオフ

    龍田「ふふふ・・・ほんとうに・・・」ハイライトオフ

    龍田「言っては行けないことを言ってくれたわねぇ・・・」

    龍田「提督を殺す・・・?」

    龍田「それは冗談でも許されないわね」

    龍田「そんなことを言う者は世界から消さないと」

    「そんな存在が居るってだけで虫唾が走るわね」

    「司令官にそんなことを言う奴は・・・」

    「塵一つ残さず消さないと・・・」ハイライトオフ

    「そうだね・・・あってはならないことだ」ハイライトオフ

    「絶対に・・・・絶対に」

    「消さないと・・・」

    「この世界から・・・・」ハイライトオフ

    「消滅させるのです」

    既にバラバラになっていたヌ級の残骸に執拗に砲撃を加えた。

    ヌ級だったモノはこの世からチリ一つ残さず完全消滅した。

    393 = 1 :

    龍田「さぁ帰りましょうか」

    天龍「ふふふ・・・恐いか・・・」

    (全然恐くないわ)

    (天ちゃんは可愛い系なのです)

    (ちょっと痛いけど)

    「しかし・・・なんで天龍は髪を伸ばしているんだい?」

    「腰まで髪の毛が伸びているのです」サワサワ

    天龍「あ?」

    「他の鎮守府の天龍だと短髪じゃないか」

    龍田「昔、忘年会の出し物として・・・」

    龍田「天龍ちゃんが長髪のウィッグを付けたのよ」

    龍田「そしたら提督が可愛いって言ってくれたみたいでね」

    龍田「それから伸ばし始めたみたいよ?」

    天龍「なっ!? 違げぇよっ!! ///」

    天龍「気分だよ!! 気まぐれだ!!」

    (嘘が下手ね・・・)

    天龍「それにさ、長髪の方が剣を振ったときに・・・」

    天龍「髪がファサッってなるしカッコいいだろ!!」

    「それより早く帰って司令官に報告しましょ」

    「そうだね。資材も早く届けないと」

    394 = 1 :

    深海のどこか


    ロ級「教祖様、戻りました」

    ヲ級「どうでしたか」

    ロ級「私には襲い掛かってきませんでした」

    ヲ級「戦いに参加しなければ・・・襲い掛かってきません」

    ヲ級「彼女達は天からの使いなのですから・・・」

    ヲ級「襲われるのは邪悪な魂の持ち主のみです」

    リ級「何か分かったのか?」

    ロ級「断片的ですが・・・」

    ロ級「どうやら・・・アカシックレコードに・・・」

    ロ級「アクセスできる権限を持っているようです」

    リ級「なん・・・だと・・・!?」

    信者達『ざわ・・・ざわ・・・』『まじか』『うそっ!?』

    ヲ級「やはり・・・運命は既に決まっているのですね・・・」

    ロ級「私は運命に抗うと言う発言が気になりました」

    リ級「抗う・・・? では神は・・・」

    ヲ級「恐らく・・・破滅の運命にある世界を・・・」

    ヲ級「変えようとしてくださっているのです」

    信者達『おおっ!!!』

    ロ級「それとまだ気になることが・・・」

    ロ級「天龍と言う者がしきりに口にした言葉」

    ロ級「『ふふふ恐いか』に何か意味があるように感じます」

    ロ級「これは何かのメッセージなのでは?」

    リ級「確かに何度も言うのは意味があるんだろうな」

    395 = 1 :

    イ級「発言よろしいでしょうか」

    ヲ級「許可します」

    イ級「ふふふの部分ですが、『ふ』が3つあります」

    イ級「これは奇数です」

    リ級「確かに毎回3回なのに意味が?」

    イ級「こうは考えられないでしょうか・・・」

    イ級「3とは奇数、つまり割り切れない不完全な数字」

    イ級「不完全な生命体の我々を表しているとしたら?」

    リ級「何っ!?」

    信者達『!!!』

    リ級「つまり・・・」

    リ級「『不完全な状態が恐いか?』と言う意味か?」

    ヲ級「恐らく・・・それが神(提督)からのメッセージ」

    ヲ級「救われたければ信じろ・・・そういうことなのです」

    ヲ級「信じれば完全なる存在へなれる・・・」

    ヲ級「そこに我等の求めるアルカディア(理想郷)が・・・」

    ヲ級「戦わなくて良い・・・希望と平和に満ちた世界・・・」

    ヲ級「やはり神は私達を見捨てては居なかったのです」

    396 = 1 :

    ロ級「私の見立てですが天龍という者・・・」

    ロ級「彼女はどうやら天使ではなく・・・」

    ロ級「魔に近い存在と思われます」

    ロ級「言動からの推測ですが、世界を終わらせる力があるように言ってました」

    リ級「!!!!!?」

    イ級「世界を終わらせる・・・?」

    ロ級「左の眼がその鍵だという発言を聞きました」

    信者達『恐ろしい・・・』『世界が終わる・・・?』『まるで悪魔だ・・・』

    ロ級「さらに、龍田と言う者は・・・恐らく天使かと」

    リ級「何を根拠に?」

    ロ級「頭に輪がありました。間違いないかと」

    イ級「天使に続き悪魔・・・そのような者まで従わせるとは・・・」

    イ級「やはり神・・・神に戦いを挑む等愚かなこと」

    リ級「その天使は大天使榛名様と同じ存在だと言う事か・・・」

    ヲ級「恐らく違います」

    ヲ級「榛名様の力を目の当りにした私には分かります」

    ヲ級「あのお方の力はもはや別次元・・・」

    ヲ級「絶対に敵対してはなりません」

    ヲ級「我々が救われる為には・・・」

    ヲ級「一度、神へ謁見する必要がありますね」

    ヲ級「神よ・・・我等に救済を・・・」

    『救済を・・・』

    397 = 1 :

    南方棲鬼「ふんっ・・・くだらない」

    南方棲鬼「最近、妙な連中が息巻いていると聞いて見に来て見れば・・・」

    南方棲鬼「何よこれは・・・」

    南方棲鬼「妄想もここまでくれば立派ね」

    南方棲鬼「その榛名とやら・・・私が沈めてあげる」

    南方棲鬼「私の部隊でね・・・」

    南方棲鬼「その後はその鎮守府を壊滅させて・・・」

    南方棲鬼「そうすれば妙な連中も黙るでしょう」

    南方棲鬼「さぁて・・・殺しにいきましょうか」

    南方棲鬼「南方部隊っ!! 出るわよ!」

    配下達『仰せのままにっ!!』

    南方棲鬼「目標は戦艦榛名! そしてその鎮守府!!」

    配下達『戦艦一隻?』『楽勝だな』『少しは楽しめるのかね?』

    南方棲鬼「頼もしいじゃない。フラグシップのこの子達だけでも十分かもね」

    南方棲鬼「出撃する!! 殺戮の宴の始まりよ!」

    配下達『うぉぉぉぉっ!!!』




    少し離れた場所

    戦艦棲姫(ほう・・・南方が動くか・・・)

    飛行場姫(お手並み拝見といきましょうか・・・)

    398 = 1 :

    投下完了。
    電ちゃんは、敵であっても助けたいと思う優しい女の子です。
    この鎮守府の天龍ちゃんは長髪です。

    近いうち投下すると思いますが、
    オリョクル(仕事)があるんで週末になるかも。

    後、人間の女性は出す予定ですよ。

    399 = 384 :

    やったぜ。
    まぁ皆良い娘だから一般人と結婚カッコガチしても祝福してくれるよきっと

    400 :

    たぶんそれ痛みとか苦しみとか嫉妬とか憎しみって名前の祝福(呪い)だと思うんですけど(名推理)


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