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元スレ提督「バンドがしたぁい!」

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1 :

提督「……………」カリカリカリカリ

提督「ふうっ………これでよしっ、と」ポンッ

提督「よし、次の仕事は……」チラッ

書類の山「」ドッサリ

提督「…」

提督「もうやだー!!!」ガビーン!

提督「…提督になって早4年、毎日真面目に仕事をこなしてきた」

提督「多くの大規模作戦を経験し、堅実な艦隊運用で海軍の中でも目立った戦績を上げてきた」

提督「その結果、海軍随一の甲提督とか呼ばれるようになったが、そんなことはどうでもいい!!」

提督「俺はバンドがしたぁい!!!」

SSWiki :http://ss.vip2ch.com/jmp/1498803398

2 = 1 :

提督「あぁ…学生時代は良かったな…俺たちが寮に勝手に作った防音室で毎日のように練習してた…」

提督「ドラムの渡辺、ベースの斎藤、リードギターの田中、キーボードの中曽根…あいつらも今や立派な提督だ」

提督「また一緒にバンドをする…なんて事は俺達の立場が許してくれないだろうが、できるならまたやりたいなぁ…ん?」シミジミ

「提督?戦果の報告に参りました」コンコン

提督「おっと…報告か。入れ」キリッ

3 = 1 :

………次の日

提督「ふふふ、ふふふ…買ってしまったぞ………GibsonのJ-45!!!」ジャジャーン!

提督「音楽のない生活なんてもううんざりだ!これからは誰もいない時に心ゆくまで弾き語りしてやる!!」

「提督?戻ったわよ」

提督「あっやべっ隠さなきゃ。す、少し待て!」イソイソ

4 = 1 :

………とある日

「………最近なーんか変なのよねー」

「どうしたのです?」

「最近執務室の近くで変な音が聞こえるのよ」

「あ、暁も聞いたわ!!すごい小さい音だけど…誰かが歌ってるみたいな……」

「ええっ…!?な、何よそれ………」ガクブル

「…ハラショー」ガクブル

不知火「…執務室には提督がいるのではないですか?」

「だとするとあの音の出処は提督なんだけど…あの堅物が仕事以外のことすると思えないのよねー」

「うーん、たしかにそうね……何なのかしら……」





提督「どうして~♪君が~泣くの~♪」チャラーン



5 = 1 :

提督「何?執務室から妙な音が聞こえるだと……?」

「ええ。いろんな子が不安と恐怖を訴えてるわ。何か心当たりない?」

提督「いや、特に無いな。君たちがそう言うなら調査しておこう」

「助かるわ。それじゃ」ガチャリ

提督「……………」

提督(やべぇ…………やっぱ執務室で弾き語りはまずかったか………)ダラダラダラ

6 = 1 :

提督「はぁ………やっぱり駄目だったか………」

提督「執務室でギターなんか弾いてサボってると思われたら真面目で通ってきた俺のイメージは台無しだ。もう控えるか…ん?」コンコン

「提督、失礼します」

提督「どうした。入れ」

赤城「明日の演習の確認に参りました」ビシッ

提督「ふむ、赤城には今回の演習でも主力として戦ってもらうからな。殊勝な心掛けだ」

提督「演習は明日のヒトヒトマルマルより、呉の田中提督の第一空母機動部隊と行うぞ。田中提督の艦隊には失礼の内容に頼む」

赤城「はい、ありがとうございます。では失礼いたします」

提督「ああ」

ガチャリ

提督「………学生時代にバンドを組んでた田中か、会うのは卒業以来だな。少し楽しみだ」ウキウキ

7 = 1 :

………次の日、演習終了後。某居酒屋

提督「いやぁ~久しぶりだな田中!頑張ってるみたいじゃないか!」

田中「お前に言われたかねえよ!まさか俺の虎の子の空母機動部隊があんなにあっさりやられるとは思ってなかったぜ………」

提督「ははは!まあウチの艦隊は強いからな!」

田中「全く…ウチの艦娘もお前のとこの艦娘みたいにしっかりとしてくれればいいんだが…」

提督「ん?お前のところは違うのか?」

田中「んー、まあお前の鎮守府とは雰囲気は違うな。もうちょいウチはゆるゆるな感じだぜ。お前のところみてえに最前線じゃねえから仕方ねえのかもしれねえけどよ」

提督「ゆるゆるな感じって…どういうことだ?」

田中「どうしたもこうしたもねえよ。あいつら、俺のことをお兄ちゃんか何かだと勘違いしてやがる。まあ、俺も楽しいから良いんだけどな」ハハハ

提督「楽しむのは結構だが、ちゃんと仕事はしろよ?」

田中「学生時代散々馬鹿やってたオメェには言われたかねえよ!!」

提督「ははは!違いないな!!」

8 = 1 :

田中「あの頃は楽しかったな。毎日お前が率先してみんな集めてセッションしてたっけか」

提督「そうだな…あれ以来もうバンドはしてないけど…たまにやりたくなるよ」

田中「あれ、お前音楽辞めちまったのか?あんなに好きだったのに」

提督「提督やりながらなんてできるわけ無えだろ!!第一メンバー集まらないし…」

田中「艦娘とやればいいじゃねえか。俺はそうしてるぜ」

提督「……!?!?!?」ビクッ

9 = 1 :

提督「艦娘と…バンドを組むのか?」

田中「ああ。今日の演習で戦陣切って艦載機飛ばしてた蒼龍いるだろ」

提督「ああ、あの勇敢な子か」

田中「あいつはボーカルだ」

提督「!?」

田中「後ろの方からチマチマ援護を送ってた瑞鶴。アイツはドラム」

田中「最後まで大破せずに艦載機を飛ばし続けてたグラーフはベースだ」

田中「そんで、ギターの俺を加えて4人でバンドをやってるぜ」

提督「何だと…!?」

10 = 1 :

田中「はじめはやっぱり上手くできないんだけどな、あいつら練習頑張るから今は結構レベル高いこともできるようになってるんだぜ」

田中「その成長の過程を見守ってくのも楽しいぞ」ハハハ

提督「………」

田中「そうそう、今度ウチの近くのハコでライブやるんだよ。お前見に来るか?」

提督「あ、ああ。暇があったら行くよ」

田中「おう。お前んとこの艦娘も連れてこいよ。ほいチケット」

提督「お前…チケット売りたいだけだろ」

田中「ははは!毎度あり!」

11 = 1 :

とりあえず以上。
もしよろしければ登場させてほしい艦娘を好きに書いてくれると助かります。その子が提督とバンドを組むかもしれません。
あんまりレスつかなかったら適当に自分が出したい艦娘出します。

12 = 1 :

キャラ紹介

・提督
海軍随一の敏腕提督としての呼び声が高いが、実は音楽が大好き。戦争がなければたぶんバンドマンをしていた。
興味を持って様々な楽器に手を出しているため、ギター以外の楽器も色々弾ける。絶対音感持ち。

13 :

武蔵お願いします

14 :

長月辺りとかどうなるか見てみたい。

15 :

ここの提督でもバンジョーはできないと思う

16 :

雲龍とか
イメージ的にどうなるか気になる

17 :

早霜はシューゲイザーならぬアドミラルゲイザーで歌いそう

18 :

本当は吹雪見て見たいけど、バンドやってるとこが想像つかないので飛龍か日向姉貴とかどうでしょう

19 :

舞風で

20 :

17駆は結構バンド映えしそう

21 :

天龍ちゃん

22 :

龍田はドラムやってそう

23 :

皆さんレスありがとうございます。レスをいただいた艦娘の中から適当に選んでいきます。
今回選ばれなくてもまた今後出すかもしれないんで、そこはご勘弁。

>>15
提督「海軍学校のブライアン・ジョーンズと呼ばれた俺をなめるなよ…?」

24 = 1 :

吹雪「はぁ…音楽に興味がある子ですか…」

提督「ああ。田中提督からライブのチケットをもらってな。私だけでは彼らも寂しいだろう」

吹雪「そうなんですか!私それいきたいです!実は私も結構音楽聞くんですよ?」

提督「何?そうなのか?」

吹雪「はい。ロシアの音楽をよく聞いています」

提督「なぜロシアなんだ…」

吹雪「昔からロシアが好きなんですよね。実はロシア語も勉強しているので多少喋れますよ」

提督「お前とは4年の付き合いになるが…知らないことばかりだな」

吹雪「ふふふ、それはお互い様じゃないですか?」

提督「まぁ、そうだな…それじゃあライブの件、頼んだぞ吹雪」

吹雪「はい。何人か心当たりがあるので声かけてみますよ。それでは失礼します」ガチャリ

提督「ああ…ふぅ…」

提督「これで音楽に興味を持ってくれる子が出てきてくれるといいんだが…」

25 = 1 :

……ライブ当日、とあるライブハウス

ワイワイニギニギ…

提督「それにしても…結構来てくれたな」

吹雪「ええ。長月ちゃんが音楽好きなのは知ってましたからまずは長月ちゃんに声をかけて…」

長月「あとは私が誘ったという寸法だ」

雲龍「…」ボー

早霜「…」ボー

武蔵「ふふふ、楽しみだ」ワクワク

舞風「よーっし!!今日は盛り上がるぞー!」ピョンピョン

提督「長月と舞風が音楽が好きなのは知っていたが…武蔵と雲龍は意外だったな」

武蔵「そうだったのか?私は君が音楽好きだということのほうが意外だったぜ?」

雲龍「ええ。提督は仕事の鬼っていうイメージがあったので…」

提督「う…俺の同期に聞かれたらひっくり返りそうなセリフだな」

26 = 1 :

渡辺「ははは、そうそう。君はいっつもバカ騒ぎしてた。それで一緒に教官に怒られたりしたっけか。ね」バシッ

提督「うおっ!?…お前、渡辺か!!久しぶりだな!!!」ビクッ

渡辺「うん、久しぶりー。今日はどしたの?田中くんのバンドを聞きに?」

提督「ああ。この前演習したときに誘われてな。お前は?」

渡辺「私は今日田中くんの艦隊と演習だったの。あ、こっちは私の艦隊の龍田と天龍ね。ほら、挨拶しなさい」

龍田「かねがね噂はお聞きしております~。龍田です~」ペコリ

天龍「渡辺第一艦隊旗艦の天龍だ。よろしく頼むぜ」ペコリ

提督「そうだったのか…おい、お前らも渡辺提督に挨拶しろ」

吹雪「あ、失礼しました。吹雪です。…提督、こちらの綺麗な方は?」

提督「俺の同期の渡辺だ。今は確かラバウルの司令官だったな」

渡辺「うん、横須賀の君たちとは今までなかなか一緒する機会がなかったからね。よろしくね~」

長月「長月だ」

武蔵「武蔵だ。よろしく頼むぞ」

雲龍「雲龍です」

舞風「舞風でーっす!!よっろしくー!!!」

27 = 1 :

提督「それで、田中の出番はいつ頃なんだ?」

渡辺「田中くんたちはトリのはずだから…3つ後かな」

提督「なるほどな」

武蔵「…すまん、よくわからないんだが」

渡辺「ああ、ごめんね。このイベントはワンマンじゃないから、いろんなバンドが出演してるの」

長月「じゃあ出演するバンドが3つで、最後に田中提督たちのバンドが出てくるというわけだな」

渡辺「うん」

早霜「いろんなバンドが聞けますね」

雲龍「そうね、楽しみ…」ボー

28 = 1 :

フッ…

舞風「あ、照明が落ちましたね」

提督「ああ、そろそろ始まるぞ」

………

29 = 1 :

ジャァァァァァン!アリガトウゴザイマシター!ワァァァァァァ!!!!

提督「これで二つ目が終了…次が田中達か」

渡辺「そうだね…それにしても君のところの艦娘、すごいノリの良さだね…」

長月「ライブを見るのは楽しいな、なあ舞風!!!」ピョンピョン

舞風「うん!すっごい頭振っちゃったよ!!!」

早霜「ふふふ、明日筋肉痛になるわよ?」

ワーワー!!

提督「おう…俺もちょっと驚いてる…」

武蔵「まあ基本的に鎮守府にいてはこういう体験はできないからな」

雲龍「うん。たまにはこういうのも良いわね」

30 = 1 :

吹雪「しかし次で最後ですか…時間が流れるのは早いですね」

渡辺「それがライブの醍醐味だよ」

吹雪「そういうもんなんですか…あ、照明落ちましたね」

雲龍「田中さんたちの出番ね。暗幕が上がるわよ」

スルスルスル……

「皆さんこんにちはー!!「The ruler of sky」です!!今日は最後までいてくれてありがとうございまーす!!」

イェェェェェェ!!!ソウリュウチャーン!!!!!ドヤドヤドヤ

武蔵「あいつ…蒼龍か!和服以外は初めて見たな」

吹雪「そうですね。いつもと全然イメージ違うなー…」

「あはは、ありがとうございます。それじゃあさっそく一曲目行きたいと思います。最後まで盛り上がっていってくださいねー!!」

イェェェェェェェェェ!!!!!!!!

田中「…」ジッ

グラーフ「…」コクッ

瑞鶴「…」タン、タン、タン、タン

ギュィィィーン!!ギャギャギャギャッ!!

ワーワー!!………

………

31 :

アイドルなのに音楽に興味ない那珂ちゃんに失望しまかぜ
ファン辞めます

32 = 1 :

ジャァァァァァン!!!キュルララララギイイイイン!!キュルルル…

「ありがとうございました!!!」

ウオオオオオオオオオ!!!!!イェエエエエエェェェェェ!!!!!フゥゥゥゥゥ!!!!

渡辺「いやー、田中くん相変わらずギター上手かったね」

提督「そうだな。それにしても…あの瑞鶴、お前よりかドラム上手いんじゃないか?」

渡辺「最近叩いてないからなー…もしかしたらそうかも…」

提督「ははは、お前もか…ん、どうした長月。そんな間抜けな顔をして」

長月「すごかった…もう終わってしまったのか…」ポー

舞風「いやー、汗が気持ちいいねえ…」

武蔵「そうだな。いやぁ、今日は来てよかったよ」

雲龍「そうね、いいストレス発散になったわ。提督、ありがとうございます」

提督「そうか、そりゃ良かったよ」

33 = 1 :

田中「おうお前ら!!!来てくれてありがとな!!どうだった!!!」

提督「相変わらずむちゃくちゃに暴れてたなお前は…なんなんだよあのソロ」

渡辺「あのソロに合わせられるドラムの子はすごいね…」

田中「おっ!だってよ瑞鶴!!ほめられてんぞ!!」

瑞鶴「あ、ありがとうございます…みんなと練習したからね!」テレテレ

吹雪「提督?この後はどうするんですか?」

提督「ん、そうだな…田中、このイベントって打ち上げとかあるのか?」

田中「おう!軽く片付けたらすぐ始めるぜ」

提督「この後に打ち上げがあるみたいだぞ。お前らも参加していくか?」

舞風「もちろん!!蒼龍さんたちとも話してみたいですし!!」

武蔵「そうだな。私も少しあいつらと話してみたい」

早霜「ご一緒いたします」

雲龍「…」ポー

提督「…よし、じゃあ俺たちは打ち上げに参加してくぞ」

吹雪「了解しました」

渡辺「私たちも残ってこっか」

天龍「ん、そーだな」

龍田「楽しかった~」

34 = 1 :

………打ち上げ、宴もたけなわ

ワイワイザワザワ

舞風「すっごい歌上手でしたね!!感動しちゃいました」

「えへへ…そんなことないよ…」テレテレ

天龍「いやいや、めっちゃかっこよかったぜ!!」


グラーフ「…んくっ…ぷはぁっ…」グイッ

武蔵「…おっ、なかなかやるな」ゴクゴク

提督「おいお前ら、飲むのは良いがほどほどにしろよ…」


田中「はぁー、みんな楽しんでくれたみてえでよかったぜ」

渡辺「そうだね、田中くんもかっこよかったよ」

田中「ははは!そりゃ当たり前だ!!なあ瑞鶴!!」

瑞鶴「ちょっと…そんな話私に振らないでよ」

雲龍「ふふっ」クスクス


ザワザワザワ…

35 = 1 :

提督「なあ田中、せっかく渡辺もいるんだし、ちょっとやらねえか」クイッ

田中「お!お前ならそういうと思ったぜ!!やろうぜやろうぜ!」

渡辺「えー?でも私しばらく叩いてないよ?」

提督「いいからいいから。グラーフちゃん、ベース借りるよ」ヒョィ

グラーフ「別に構わないが…あなたが弾くのか?」

田中「お、こいつを舐めちゃあいけねえぜ。こいつは音が出るもんなら何でも弾きこなすって海軍学校じゃ話題だったからな」

長月「え、提督、ベース弾けるのか?」

提督「ああ。昔少し齧っててな…WarwickのPJか。いい趣味してるぜ」ジー

武蔵「へえ…そりゃまた意外だな」

雲龍「これは楽しみね」

田中「よし、あーあーあー。皆さん、楽しんでますか~?」

イェエエエイ!!

田中「いぇ~い、元気があるようでよろしい。実はね、今日は僕が学生時代にバンドを組んでた友人が見にきてくれたんですよ」

田中「そいでね、せっかくだしこれから彼らとジャムセッションをします。酒の肴にでも聞いといて」

イェェェェェイ!!

提督「…」ブゥゥゥゥン…

渡辺「…」ドンドンドンタン…タタタン

武蔵「」ワクワク

長月「」ワクワク

36 = 1 :

提督「準備できたか?」

田中「いつでも行けるぜ」

渡辺「こっちも大丈夫だよ!」

提督「よし、それじゃ行くか」

渡辺「1,2,3…」タタドド

提督「…」ブゥゥゥン

田中「…」チャラララッ

ベベベベボボッベーチャラララララー

瑞鶴「わぁ…すごい洒落てるわね。ためた感じのリズムが良い感じ…」

グラーフ「ああ。提督のギターが若干前に出てるのをベースがうまく支えている。彼、相当できるぞ」

提督「…」ベベベベボボッ

長月「…そうなのか?」

「まあ、即興であそこまでできる人ってなかなかいないよね」

グラーフ「そうだな。…それにしても良いベースラインを引くな、彼…」

37 = 1 :

タタドドタタドドタタドドドドタン…

瑞鶴「ん、そろそろ提督さんのソロかな」

グラーフ「雰囲気的にそうだな」

吹雪「そんなのわかるんですか?」

グラーフ「まあ、なんとなくだが…ほら来た」

田中「」キュィィィィン!!ギュルルゥゥゥ…

キロリロキロリロキロリロ

雲龍「すごいソロ…」

早霜「すごい速弾きですね…」

田中「よし来い!!」ギャァァァン!!

提督「おうよ!!」ブゥゥン!

ティリーンテレリレレリレテレリロ

瑞鶴「ギターソロをベースソロで返した…!?」

舞風「提督…すごい…」

ベベッボベベッペジャラララッ

グラーフ「すごいな彼…スラップからコード弾きまで…まるでビクター・ウッテンだ…」アゼン

吹雪「それにしても提督…楽しそうな顔してますね…。あんな顔初めて見ました」

武蔵「初期艦の吹雪でもそうなのか」

吹雪「はい…いつも眉間にしわを寄せてましたから…。本当に楽しそう」

提督「…」ニコニコ

38 = 1 :

ジャァァン…

ゥォォォオオオオオオオ!!!!スゲエゾベースノアンチャン!!!ドラムノコモマジパネエ!!!ワァァァァァァァ!!!

提督「いやー、楽しかった。やっぱ最高だなお前ら」ニコニコ

田中「ああ。斉藤と中曽根がいないのが悔やまれるな」

提督「あいつらは北方戦線だからな…仕方ないよ」

渡辺「そうだね…それにしても楽しかった…またバンドやりたいなぁ」

田中「渡辺も艦娘とやったらどうだ?」

渡辺「そーだね…おーいてんりゅー!!!」

テンリュー、バンドクモー!!ウワッ!!テイトク!!!ダキツクナヨ!!!

39 = 1 :

田中「今日のコレでお前のところの艦娘も多少興味を持ってくれたんじゃないか?」

提督「そうか…!このタイミングで誘えば…俺が音楽好きってこともアピールできたし!!」

田中「おう、行って来い行ってこい」

提督「よし、おーいふぶ…」

長月「なあ提督…」

提督「あ、ああ長月。どうした?」

長月「提督とか蒼龍さんたちを見てたら私もバンドをやりたくなったんだ」

提督「(おっしゃ、来た!)うん、それで?」

長月「それでな…私と吹雪と武蔵と雲龍と舞風でバンドを組もうって話をしてたんだ。提督にいろいろ教えてもらえると助かるんだが…」

提督「ああ、構わないぞ。楽器はそれぞれ何をやるんだ?」

長月「私がギターで吹雪がボーカル、武蔵がベース、雲龍がキーボード、舞風がドラムだ」

提督「ああ、その辺の楽器なら全部弾けるから俺が面倒見てやれるぞ」

長月「本当か!助かる!!おーいみんな!!!」タッタッタ

エ、ホントニ!ヤッター!!

提督「よし、やったぞ…これで俺の鎮守府ライフにようやく音の波が…ってあれ?」

提督「これじゃあ俺がバンドをできなくないか?」

提督「…」

提督「まいっか!」

40 = 1 :

今日のところは以上!早霜はバンドスタッフ的なアレをやるそうです。
次回からは本格的な練習パートを書きたいと思っています。更新はおそらくかなり不定期になるかと。それではまた。

41 :

おつ

42 :

音楽ってなんかいろいろ難しい言葉が出てくるよね
それをよくわかんないなーと思いながら見ているのも楽しいんだけど

43 :

早霜がバンメンに食われて音楽性の違いで解散するとこまで読んだ

44 :

早霜が自身を弄んだ男で悲鳴の音楽を奏でる

46 :

神保彰「その気になれば一人で全部できるようになれるよ!」

48 = 1 :

>>42
あ、申し訳ないです…。次回からわからなさそうな用語は解説を書いておきます。それでもわかんない場合はググると吉。
とりあえず前回の用語解説を置いておきますね。リンクの音楽は長いのもあるのでBGMにでもして聞いてやってください。

49 = 1 :

undefined

50 = 1 :

用語解説

・ハコ
ライブハウスのこと。なぜハコと言うかは知らないが全国で通じる。バンドマンが練習に使うリハスタ(リハーサルスタジオ)とは別。

・ソロ
ギタリストが曲の間でボーカルが歌ってないときに目立つためにやるアレ。ちなみにギターソロの間のボーカルは何もすることがないため若干気まずい。あんまりテクに走ると他のメンバーがついてこれなくなるため即興でやろうとすると案外難しかったりする。
提督はベースでこれをやっているが、ギターソロに比べて相当な技術を要する変態の所業なので決して一般的ではない。提督みたいにジャムセッションの途中にかっこつけてやろうとすると多分大恥かくことになるから気をつけること。

・ジャムセッション
何人かが楽器を持ち寄って即興で合わせること。グルーヴ感が何よりも重要になるため、成功するかどうかはベースやドラムの技量にかかっている。
何も事前に打ち合わせをしないでやることが多いためその時の気分や参加するメンバーによって大きく雰囲気が変わる。気が合う人とやると最高に楽しい。雰囲気的にはこんな感じのモン。https://m.youtube.com/watch?v=KYQ2fu8eixM


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