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    元スレ提督「安価でますますみんなと遊ぶ」

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    302 :

    ―工廠―

    明石「……」カーンカーン

    夕張「すみません明石さん、そちらの工具箱取ってくれますか?」

    明石「はーい。どうぞ」スッ

    夕張「ありがとうございま――」バキッ

    明石「あっ」
    夕張「あっ」

    ガシャーン

    提督「失礼するぞー……って、何やってんだ?」

    明石「その、工具箱の取っ手の部分が壊れて」

    夕張「道具が大惨事に……」

    提督「あっちゃぁ……壊れてるのもあるな。しゃあない、緊急メンテだ」

    明石「手伝ってくれるんですか?」

    提督「暇してたし、少しくらいなら」

    303 = 302 :

    夕張「ありがとうございます……」

    提督「まずは見るからに壊れてそうな物からだな」

    明石「さすがにそんなものは無いですよー。さっきまで使っていたんですから」

    夕張「でも、さっきの落下の衝撃がありますし、全ての工具を使っていたわけでもないですよね」

    明石「確かにそうかも……」

    提督「とりあえずさっさとメンテだ。まずはドライバー類だが……」

    夕張「落とした衝撃で散らばっちゃいましたね」

    明石「替えのも飛んでいっちゃってますね」

    提督「というか、このハンマー頭取れてる」

    夕張「そう簡単にハンマーが壊れるなんて……本当ですね」

    明石「良く見たらやすりも変えてません」

    夕張「あれ、このニッパー少し錆が……」

    304 = 302 :

    提督「……お前達、ちゃんとメンテナンスしてるか? 道具は基本だぞ?」

    明石「提督にそういうの言われるのは……正論ですけど」

    夕張「実際何も言い返せませんしね」

    提督「しかし、これじゃあ殆ど取り替えることになりそうだな」

    明石「そうですね。劣化した道具を使い続けるのにも問題がありますし」

    夕張「メンテナンスというより唯の買い替えになりますね」

    提督「今後はちゃんとメンテしておけよ。道具はキチンとメンテをしていれば推定の寿命よりはるかに生きる物だからな」

    明石「肝に銘じておきます」

    提督(……ふと思ったが、妖精さんに頼めば壊れた工具も修理してくれそうだな……いや、流石に管轄外か)

    305 = 302 :

    ―執務室―

    提督「結構な工具が使い物にならなくなってたから、しばらくは二人の仕事は休みかな」

    提督「まあ、ここ最近は平和だし、問題無いだろう」

    ↓2

    306 :

    >>293

    307 :

    長月菊月と一緒にちっこい野良イ級に餌付け

    308 :

    ―母港―

    菊月「長月、誰にも見られていないだろうな」

    長月「もちろんだ」

    菊月「そうか、ではいくぞ」


    提督(なーんて、なんか怪しい二人発見! 一体どこに向かおうとしているのだろうか、わくわく)


    ―近海の岩盤―

    提督(なんだってこんな場所に? 何も無さそうだが……)


    長月「出ておいで」

    菊月「大丈夫だ、ご飯も持って来てやったぞ」

    「あうー……?」

    菊月「まだ慣れてないようにみえるな」

    長月「しょうがない、こうして素直に出て来てくれただけでも良しとしよう」

    309 = 308 :

    提督「……な、なんだあの子。艦娘? いや、しかしあんな子は聞いた事無いぞ……」

    ヲ級「あれはイ級です」

    提督「珍しいな、そっちから話し掛けて来るなんて」

    ヲ級「今回は目的が同じようでしたので……」

    提督「はあ、なるほどな。しかし、あれはイ級には見えないが」

    ヲ級「こちらでも解明できていないので、突然変異で産まれたイ級としか言えませんよ」

    提督「突然変異ねぇ……あの子を連れ戻しに来たのか」

    ヲ級「一応様子を見に来ただけです。イ級の仲間達から仲間はずれにされたとはいえ放っておくわけにもいかないので」

    提督「なるほどな。そう言うことなら少し待ってろ」

    ヲ級「?」


    提督「二人共、こそこそどこか行ったと思ったら、こんな所に居たのか」

    長月「し、司令官……」

    菊月「む、これは……」

    提督「いや、弁明は必要無い。えーと、君ー?」

    「ぅー……」

    長月「警戒しているみたいだ」

    310 = 308 :

    菊月「向こうもお腹が空いているはずだ。ご飯を持って近付くというのはどうだろう」

    提督「それだ。ほーれほれー。美味しい御飯だよー」

    「うー?」ノソノソ

    提督「お、おー。寄ってきてくれたぞ!」

    長月「そうみたいだな」

    菊月「しかし、司令官は何も言わないのか?」

    提督「この子と戯れていた事か? まあ、いいんじゃないかな」

    長月「適当だな」

    提督「一応理由はあるぞ。この子自体に害は無いと言うのもだし、特に鎮守府に連れ帰ろうとしているわけでもないからな」

    長月「連れ帰ろうとすると嫌がるからな」

    菊月「だからこうして様子を見に行っている」

    提督「ふーん、やりすぎない程度にしろよ」

    長月「もちろん」

    菊月「こちらも抜かりない」

    提督「さて……」

    「モソモソ……」

    提督「癒されたら俺は帰るとするよ」

    長月「なんだか司令官がご飯をあげただけみたいだな」

    菊月「確かにな」

    311 = 308 :

    ―執務室―

    提督「仲間外れにされた人型のイ級な……」

    提督「……まあ、放っておいても大丈夫か。あの様子だとヲ級が回収しそうだしな」

    ↓2

    313 :

    早霜とバーで飲み明かす

    314 :

    ―鳳翔の店―

    提督「居酒屋だしここもバーだろ」

    早霜「誰に言っているんですか……?」

    提督「ごほん、さて早霜、今日は奢りだ。好きに飲むといい」

    早霜「今日、何かありましたか?」

    提督「何にもないぞ。個人的に祝いたいこともあるが、早霜には何にも関係ないしな」

    早霜「?」

    提督「それとも、こうして俺と飲むのはいやか?」

    早霜「意地悪ですね……」

    提督「ははは、冗談だ」

    315 = 314 :

    早霜「でも、珍しいですね、司令官が誘ってくださるなんて。どうして私なんですか……?」

    提督「その疑問が答えではある」

    早霜「疑問が答え、ですか?」

    提督「ああ、まあ詳しいことはいいじゃないか。今はゆっくりと飲む時間だ」

    早霜「よくわかりませんけど……納得しておきます」

    提督「そうしておけ」

    早霜「では、とりあえず一杯……いただきますか?」

    提督「じゃあ、貰おうかな」

    早霜「では、どうぞ……」

    316 = 314 :

    ~~~~~~~~

    提督「んー、結構時間たってるな」

    早霜「そうですね……でも、早く感じます」

    提督「奇遇だな。俺もそう感じていたところだ」

    早霜「ウフフ、気が合いますね……」

    提督「一応朝まで飲み続けるつもりだけど、早霜は大丈夫か?」

    早霜「私としては、一緒に朝日を眺めるのも悪くないと思いますけど……」

    提督「愚問ってことか。そうだな、じゃあ付き合ってもらうか」

    早霜「はい、司令官のおそばに……ウフフ」

    317 = 314 :

    ―執務室―

    提督「こうしてゆっくりとした時間を過ごすのも悪くない」

    提督「ただし朝までは次の日が開いてる時に限る」

    下2

    319 :

    青葉と一緒にスニーキング取材

    321 :

    青葉「司令官、取材の許可を貰いたいのですが」

    提督「わざわざ許可を取ってくるなんて珍しいな。だが、そういうことは秘書官に……」

    青葉「なぜ司令官に聞いたのか、言わなくてもわかりませんか?」

    提督「ああ、そういうことな。だったら、俺も付き添わせてもらおうか」

    青葉「監視ですか?」

    提督「それこそ言わなくてもわかるだろう」

    青葉「そうですね、失礼しました」

    提督「じゃあ、早速動くとしようか」

    青葉「はい!」

    (またなにかしようと企んでいるわね……)

    322 = 321 :

    ―食堂―

    提督「取材といっても、本人に聞いても素直に答えてくれるわけないだろう」

    青葉「そんなことは百も承知しています。長く報道してきた青葉を甘く見ないでほしいですね」

    提督「なるほど、何か案があるようだな」

    青葉「今回は周囲の人にインタビューをするんです」

    提督「それだけならいつもと変わりないと思うが……」

    青葉「後ろからこっそりついていきながら、対象と会話した直後の人にインタビューを行うんですよ」

    提督「……なるほど、直前までの印象が残っているから、本音を引き出しやすいということか」

    青葉「その通りです。では、さっそく対象が動き出したようなので、行きますよ」

    提督「おう」

    323 = 321 :

    ~~~~~~~~

    「別に特別仲良くないわよ。まあ、頑張ってるとは思うわ、クソ提督相手にね」


    明石「いろいろお世話になってますし……根を詰めすぎないように気を付けてほしいですね」


    伊良湖「すごいですよね……いろいろ尊敬しています」


    58「気にかけてくれてたでちねー。提督もあまり迷惑かけないように気を付けてね」


    神通「しっかりした子ですよ。私としても学ぶことが多いです」


    提督「なんか思ったより高評価なんだが」

    青葉「司令官の付き合いに同情する部分も多く見えましたしね」

    提督「後をつけてもこれといって面白いことはなかったし……で、どうするんだ、面白そうな記事にはならなさそうだけど」

    青葉「これはこれで需要がありそうですし、このまま記事にしますよ」

    提督「本人には無許可のままでか」

    青葉「多分許可貰えませんし。司令官も同じ権限持ってますし、大丈夫ですよね!」

    提督「……遠回しに、記事にしたことがばれたら俺のせいにするという……やっぱ青葉、記事にするのは……って、居ない!」

    324 = 321 :

    ―執務室―

    提督「記事にしたことがばれたら絶対乗り込んでくるだろ……」

    提督「いつでも逃げれるように窓は開けておこう」

    下2

    326 :

    時雨の癖っ毛とも戦う

    327 :

    提督「ありません」

    時雨「なんでいきなり投了?」

    提督「いや、夕立に勝てなかったのに時雨に勝てるわけないなって」

    時雨「どういうことかよくわからないけど、やってみなければわからないと思うよ」

    提督「ううむ、じゃあやってみるか?」

    時雨「? うん」

    提督「なら一時間後にお風呂場に集合だ」

    時雨「……えっ」

    提督「一緒に入るぞ」

    時雨「えっ」

    328 = 327 :

    ―風呂場―

    時雨「勝てないって、くせ毛のことだったんだね」

    提督「むしろ、それ以外に何かあるか?」

    時雨「それ以外って……うん、僕が悪かったみたいだね……」

    提督「? まあいいや、始めるぞ」

    時雨「どうぞ……」

    提督「一応夕立の時のように確認……うん、知ってた」

    時雨「どうかしたのかい?」

    提督「予想通り、勝てなかったなって」

    時雨「ああ、そうなんだ……」

    329 = 327 :

    ~~~~~~~~

    提督「夕立と同じ結果になってしまった……」

    時雨「うん……」

    提督「……なんだか、いつにもまして言葉少なだな」

    時雨「こ、この状況で平然としゃべれるほど、僕は気にしてないわけじゃないから」

    提督「気にしてない……ああ、もしかしてデリカシーなかったか」

    時雨「もしかしてじゃないからね……」

    提督「すまん、すぐに出ていく」

    時雨「あっ」

    提督「どうした?」

    時雨「そのだね……僕も、夕立にやってもらったようにしてほしいな、とも思うよ」

    提督「……! ははは、時雨も可愛いなぁ」

    時雨「夕立がうれしそうに話すものだから、気になってたんだよ……」

    330 = 327 :

    ―執務室―

    提督「くせ毛には勝てません。諦めてください」

    提督「時雨も何だかんだで本気で嫌がってなかったみたいでよかった」

    下2

    333 :

    「司令官さん、労わってもらえるという話は今も有効なのですか?」

    提督「ああ、クソコラじゃ気に入らないと言って、後でまた考えるって言われた奴か。いいぞ」

    「説明口調が気になるのですが……ええと、お付き合いしてほしいのです」

    提督「すまん、俺には故郷に残してきた大切な人が……」

    「嘘なのです」

    提督「嘘なんだけどな。で、どこに付き合うんだ?」

    「二時間後に鎮守府の前に集合してほしいのです」

    提督「分かった。で、どこに?」

    「失礼するのです」バタン

    提督「……意趣返しか。電もなかなかやるではないか」

    334 = 333 :

    ―喫茶店―

    提督「……お、おしゃれだな。前に来た頃と雰囲気が大分違って見えるぞ……」

    「模様替えしてから女の子に人気のお店なのです。司令官さんは落ち着きませんか?」

    提督「俺も空気くらいは読むからな……周りカップルだらけだし、そうじゃないなら女性ばかりだぞ」

    「今日はカップル割りをしているから当然なのです」

    提督「へー、カップル割り……ん?」

    「さらにカップル限定の特別メニューもあるのです」

    提督「待て待て待て、この展開読めるぞ。それはだめだ、自分の見た目を考えろ」

    「司令官さんがアレな人に見られても、電には何の影響もないのです」

    提督「絶対俺の事恨んでるよなぁ!?」

    「店員さん、ご注文いいですか?」

    店員「どうぞ」

    提督「ちょ、え、マジで」

    「このカップル限定『イチャラブパニックDXパフェ~ハートに盛られて☆ズッキュン~』が欲しいのです」

    店員「え……」チラッ

    提督「ほらやっぱり見られた! てか、そのパフェそんな名前だったの、羞恥心ないの!?」

    「羞恥心に関しては司令官さんが言えた言葉ではないの思うのです」

    335 = 333 :

    ~~~~~~~~

    「ん~~美味しいのです♪」

    提督「……」

    「まだ気に掛けているのですか? 普段からそういう視線で見られているから、慣れていると思っていたのです」

    提督「俺だって体面は気にするからな……鎮守府では実の家のように思ってる所もあるし」

    「そうなのですか」

    提督「はぁ……」

    「……司令官さん、そのまま口を開けててください」

    提督「あー?」

    「あーん、なのです」スッ

    提督「あむっ…………ああ、確かに美味しいな」

    「来た甲斐、あったと思いましたか?」

    提督「もう一口欲しいかな」

    「しょうがない司令官さんなのです」スッ

    提督「ちょっと待て、頬にクリームついてるぞ」

    「そうなのです?」ゴシ

    提督「そっちじゃない。じっとしてろよ……あむっ」

    「あっ……もう、司令官さんの方が羞恥心が無いのです」

    336 = 333 :

    ―執務室―

    提督「店から出る時、暖かい視線で見送られたんだが、どういうことだったのか」

    提督「まさか本気でカップルに見られていたとか……まさかな」

    ↓2

    337 :

    初月の髪跳ね(耳っぽくなってるの)にも挑む

    338 :

    陸奥とバーで語らい

    339 :

    >>293

    340 :

    ―鳳翔の店―

    提督「さーて、今日も飲むとしようかねー」

    陸奥「あら、提督も?」

    提督「そういう陸奥もか。せっかくだし、一緒に飲むか?」

    陸奥「いいわね、たまにはそういうのも」

    提督「鳳翔、まず二人分頼むー」

    鳳翔「はい。飲みすぎないように気を付けてくださいね」

    提督「今日はしっかりしたお姉さんもついてるから大丈夫」

    陸奥「あら、しっかりしたお姉さんって私のこと?」

    提督「ああ。嫌だったか?」

    陸奥「いえ、たまにはそういう役回りも面白いかもしれないわね」

    341 = 340 :

    ~~~~~~~~

    提督「で、最近何か困ったこととかないか?」

    陸奥「どうしたの、突然」

    提督「こういう席ではやっぱり愚痴から始まるかなと思って」

    陸奥「飲みといえば愚痴の言い合いもあるけれど……特にはける愚痴はないわお」

    提督「なんだ、つまらん」

    陸奥「つまらんって、もう」

    提督「……なら、何もないならなおさら一人でここに飲みに来ていた理由が気になるな」

    陸奥「それを言うなら提督もよ」

    提督「俺は単純に飲みたいなーっと思っただけだけど」

    陸奥「なら、私の答えもそれよ」

    342 = 340 :

    提督「……はぁ、なんか流石って感じがするよ」

    陸奥「でも、最近は提督も大人しいわね」

    提督「そうかぁ?」

    陸奥「……う、うーん、比較的といったところかしら。ほら、こうしてのんびり飲むこともなかったでしょう」

    提督「一人じゃあなかったけどな」

    陸奥「私が来なかったら一人じゃない」

    提督「結果オーライだ」

    陸奥「……やっぱり、大人しくなったとかそんなことはないわね」

    提督「褒め言葉だな」

    陸奥「ま、理由なんてどうでもいいわね。今はこの時間を愉しみましょう」

    提督「ああ、乾杯」

    陸奥「乾杯」

    343 = 340 :

    ―執務室―

    提督「やばい、相手が陸奥だと飲みすぎてしまう……」

    提督「……まあ、その分楽しかったしいいか」

    下2

    344 :

    >>293

    345 :

    >>293

    346 :

    熊野に答えがすべて「と」「とう」になる問題を次々に繰り出して台詞を誘ってみる

    347 :

    ―談話室―

    提督「この部屋にピアノが入荷されたぞ」

    飛鷹「へー、結構良いものじゃない」

    提督「やっぱり、分かる人にはわかるものか」

    飛鷹「まあね」

    提督「しかし、問題が一つある」

    飛鷹「あら、何かしら」

    提督「立派なピアノも、使われなければ唯の置物だということだ」

    飛鷹「ああ、そういうことね」

    提督「邪魔になるなら、いっそ物置に置いておこうかなー」

    飛鷹「提督は演奏できないの?」

    提督「さすがに楽器に関してはリコーダーくらいしか出来んなぁ」

    飛鷹「珍しいわね」

    提督「人をなんだと思ってるんだよ……」

    348 = 347 :

    飛鷹「……なら、私が教えてあげよっか?」

    提督「いいのか? というか、飛鷹はピアノ出来るのか」

    飛鷹「ええ、これでも元豪華客船よ」

    提督「それもそうか。……ということは、もしやあの隼鷹も?」

    飛鷹「やらせてみる?」

    提督「お、おう……」

    飛鷹「じゃあ、呼んで来るから……」
    隼鷹「何か呼ばれた気がしたんだけどー」

    提督「噂をすればってやつだな、どうだ隼鷹、一曲」

    隼鷹「一曲って……ピアノ? なんだか、このためだけに呼ばれたって感じがするねぇ」

    349 = 347 :

    ~~~~~~~~

    提督「……」~~♪

    飛鷹「へえ、それなりに出来るじゃない」

    隼鷹「でも、まだ音が軽いな。こう、ガツンと来ないわ」

    飛鷹「初心者にしてはなかなかだと思うけれど?」

    隼鷹「初心者にしては、な」

    提督「隼鷹、急に口がでかくなったな」

    隼鷹「でも、この隼鷹サマの演奏には惹かれただろう?」

    提督「ぐっ、たしかにその通りだ……」

    隼鷹「まあ、礼さえもらえればあたしとしては何でもいいんだけど。おっと、そこは右手を移動させた方が良いぞ」

    提督「はいはい、礼ね」

    飛鷹「飲み過ぎには気を付けなさいよ」

    隼鷹「……あたしが言うのもなんだけどさ、礼=酒って即決されるのは何だか腑に落ちないんだけど」

    提督「日ごろの行いを考えろ」
    飛鷹「日ごろの行いを考えなさい」

    隼鷹「提督、そこテンポ違うぞ」

    提督「くっそ、こっちで仕返ししてくるとは、隼鷹らしくない……」

    350 = 347 :

    ―執務室―

    提督「さすがに一日そこらで上手くなれるはずもない。日を見て練習しよう」

    提督「しかし、あの隼鷹があんな繊細な演奏するとはな……元豪華客船は伊達じゃない」

    ↓2


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