元スレ提督「安価でますますみんなと遊ぶ」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ○
501 = 500 :
涼風「そんなにいいもんか? どれ、今はどんな感じだ」
提督「今はえっと……日産だっけ、あそこがトップを譲るかってところだ」
江風「あの赤い車も頑張ってるんだけどなぁ」
島風「速いよね!」
涼風「……」
提督「どうした、涼風」
涼風「もしかして、全員よくわかってないのに見てるのか」
江風「……おいみろよ、あの青い車追い上げがすごいぞ!」
提督「おお、本当だな!」
涼風(まあ、スポーツカーなんてあたいらに関係はないけどさぁ……)
502 = 500 :
提督「まあまあ、細かいことはいいじゃないか。みんなで仲良く見ようじゃないか」
涼風「だな……」
島風「でも、トップ速いねー」
提督「ブレーキングが上手いんだろ。後続もうまくふさいで抜かせないようにしてるしな」
江風「上三つは団子だから、いつ抜かれてもおかしくないんだよな」
海風「そこからは少し間が空いているから、後続は無理でしょうけど」
提督「だが、そっちはそっちで固まっている。なんにせよどこで仕掛けるか、それが結果を握るんだよな」
涼風(にわかっぽい感じで実況続けてんなぁ……ま、楽しそうならそれはそれで)
503 = 500 :
―執務室―
提督「車とか知らないのに見ても面白く……いや、面白かった」
提督「スポーツは先入観ない方が肩ひじ張らなくて見れるから、知らないなら知らないなりに楽しめる」
下2
505 :
506 :
―デパート―
提督「……」
天津風「何見てるの? ゲームセンター?」
提督「正しくはエアホッケーだ」
天津風「あなたって本当、こういう子供っぽい遊びが好きよね……」
提督「なにを! エアホッケーは海外で世界大会が行われているほどの有名スポーツだぞ!」
天津風「そ、そうだったの?」
提督「ああ。そこで天津風、一発どうだ?」
天津風「一発って言い方はちょっとアレだけど……いいわよ」
提督「よし、そうときまれば――」
提督「百円投入」
舞風「百円投入」
507 = 506 :
提督「……! 舞風、お前もか」
舞風「提督、この場は譲りませんよ」
提督「……」
舞風「……」
提督「かかってこい!」
舞風「かかってきてください!」
天津風「なにこれ」
萩風「なんなんでしょうかね」
提督「天津風、サポート頼んだぞ」
舞風「こっちもお願いね!」
天津風「私も!?」
萩風「いつの間にか参加することになってる……」
508 = 506 :
~~~~~~~~
提督「こいつでとどめだ!」カーン
舞風「リズムに乗りますよ!」コーン
提督「まだ甘い!」カーン
舞風「そっちこそ、遅いですよ!」コーン
天津風「あら、私も混ぜて欲しいのだけれどっ」ポーン
舞風(っ! 思ったより速い!)
萩風「それはこっちの台詞でもありますよ」キン
天津風「あら、なかなかやるわね。じゃあ、これはどうかしらっ!」コォーン
萩風「壁にあてた販社でかく乱ですか。でも、それは無意味です」トス
天津風「なっ、止めた……!」
萩風「反射したくらいなら、全然簡単ですね」
天津風「……いいわね、なかなかに楽しめそうじゃない」
提督「……なあ舞風、二人超ノリノリだったな」
舞風「は、はい、そうですね」
509 = 506 :
―執務室―
提督「一番反応薄いやつがはまりやすい気がする」
提督「ちなみに結果的には天津風が僅差で勝ったけど、実力そのものは決行していたな」
下2
510 :
511 :
秋津州とバードウォッチング
513 :
―公園―
秋津洲「バードウォッチングに来たかも!」
提督「誰に説明しているのか、みたいな不毛な問いはしないぞ」
秋津洲「それで……b-度ウォッチングが何かわからないかも」
提督「バードウォッチングがわからないって、そのままだぞ?」
秋津洲「そのまま?」
提督「……鳥を観察するんだ。そのためにもカメラとかも持ってきたわけだしな」
秋津洲「へー、よくわからないかも」
提督「すぐに思考を放棄するなよ……」
秋津洲「とりあえず、鳥を見ればいいかも?」
提督「そうかも」
514 = 513 :
~~~~~~~~
秋津洲「うーん、あんまりいないかも」
提督「公園にいる鳥なんてカラスとか鳩とかスズメくらいしかいないしな」
秋津洲「う~、面白くないかも……」
提督「まあ、見るだけだとそうかもしれないな」
秋津洲「見るだけだと? 何かあるの?」
提督「なぜ今回、山ではなく公園を選んだのかというと、これを使うことができるからなんだ」
秋津洲「そ、それは……たべもの?」
提督「察しないのか? これをこう、ばらまくことで……」
バサバサッ
秋津洲「鳥たちが集まってきたかも!」
515 = 513 :
提督「ここの公園は餌付けが許されているからな。どうだ、秋津洲もやってみるか?」
秋津洲「いいの?」
提督「趣旨とは離れるかもしれないけど、別に大丈夫だろ」
秋津洲「わーい、じゃあいっぱい餌やりするかも!」
提督「じゃあ、俺はこっちの方で観察してるから」
秋津洲「わかったかも!」
提督(まあ、元々俺は自然の鳥ではなく人と戯れる鳥を撮りたかったわけだから、ちょうどいいんだけど)
秋津洲「……あ、あれ、鳥さんたちが寄ってこないかも~!」
提督「……あいつ、鳥から好かれてないタイプなのか」
516 = 513 :
―執務室―
提督「意外と公園の鳥を見るだけでも楽しかったりするのだが」
提督「今回はまあ、秋津洲に持ってかれたな」
下2
517 :
518 :
519 :
―談話室―
提督「DTMやってるなー」
ビスマルク「DTM?」
グラーフ「見たところレースのようだが……」
提督「え、お前ら知らないのか。自国でやっているというのに」
ビスマルク「し、知ってるわよ。車が競い合うんでしょ?」
提督「本当に概要だけだな……」
プリンツ「今はスーパーGTとの寄り合わせもあるので、詳細は変わる可能性もありますからね」
提督「それもそうか。まあ、テキトーなこといってるだけの可能性もあるが……」
ビスマルク「そ、そんなことないわよ!」
マックス「で、そのDTMがどうかしたんですか」
提督「ああいや、今ちょうどテレビでやってるなーって」
マックス「ドイツのレースがですか?」
提督「いんや、誰かが差しっぱなしのDVDに入ってた」
マックス(それって見てはいけなんじゃ……)
520 = 519 :
レーベ「でも、面白そうだね!」
ビスマルク「そうね、どれが優勝するのか当ててみたりするともっと面白いんじゃない?」
レーベ「それいいね!」
プリンツ(あれ、でもDVDに入ってたなら、すでに行われているレースじゃ……あ、でも単体のレースじゃわかんないか)
グラーフ「ふむ、ならば私はメルセデスのベンツだな」
マックス「……もしかして」
グラーフ「ふっ、いくら何でも速い車は知っているぞ」
ビスマルク「わ、私もメルセデスよ!」
グラーフ「後出しだな」
ビスマルク「私もそれにしようと思ってたのよ!」
プリンツ(メルセデスが優勝していたのは……いえ、いつの勝負かわからない以上、可能性としては十分にあり得る、か)
521 = 519 :
提督「……」
プリンツ「……アトミラール?」
提督「オイゲン、ある程度結果を知っているなら、こっちで傍観者となろうではないか」
プリンツ「傍観者?」
~~~~~~~~
ビスマルク「そこ、そこよ! あーもう! 抜けるでしょ!」
グラーフ「く……まどろっこしい……」
マックス「これドライバーが悪いんですよ、そうですよ」
レーベ「一位の人、すごく早いねー」
プリンツ「……あの、私たちを呼んだのって」
提督「まあ、レース本体を知ってたら、こういう見方もあるんだなっていう楽しみ方だ」
プリンツ「上等な趣味とは言えませんよ、アトミラール」ジト
提督「ははは」
522 = 519 :
―執務室―
提督「えーと、まあ趣味は悪かったかな」
提督「ただ、あんなわかりやすく盛り上がられると、こっちも楽しみがいがあったというか……反省はしない」
下2
523 :
睦月型と神風歓迎会
524 :
526 :
↑2春風はいないんですね?
528 :
グラーフ「アウディ……強いな」
ビスマルク「総合はBMWじゃない!」
レーベ「すごく面白かったね」
マックス「……結果、知ってましたね?」
提督「だからこそ参加しなかったわけだしな」
プリンツ(なんだかんだでみんな楽しそうで良かった)
529 = 528 :
―睦月型の部屋―
提督「歓迎会だおらぁ!」
睦月「睦月型……じゃないんだよね?」
提督「新型だからな。でも、お前達ならそう言うことを構わずに祝ってくれるだろう」
睦月「もちろん!」
長月「……その新型って、もしや神風型か」
提督「良く分かったな」
長月「私達に話をふるという事はそう言うことかと考えただけだ」
如月「神風型……私達にとっては先輩で良いのかしら」
菊月「この鎮守府の着任順ではこちらが先輩になるのだがな」
三日月「そういうのは来てからでも良いでしょう、まずは準備しないと」
提督「というわけで、突貫作業行くぞー」
530 = 528 :
~~~~~~~~
パーンパーン
皐月「着任おめでとー! で、いいのかな?」
望月「いいんじゃない? クラッカー鳴らしたからもういいよね……」ノソノソ
提督「もっちーはぶれないなぁ」
神風「作戦中なのにこんな……いいの?」
弥生「うちはいつもこんな感じ……」
神風「やっぱり不服よね」
弥生「怒ってないです」
卯月「うーちゃんたちも作戦の息抜きもしたいから、こういうのは大歓迎ぴょん!」
提督「うーちゃんは悪戯とかいっつもしてるから、息抜きとか必要無いだろ」
卯月「イタズラと息抜きは別物だぴょん!」
531 = 528 :
神風「な、なんだか変な鎮守府ね」
文月「すぐなれるよ~」
長月「そうだな。これでもやることはやっている、心配することはない」
神風「そ、そう。信頼しているのね」
長月「まあな」
提督「さあて、まずは歓迎会の一発芸を」
皐月「自信満々だね」
弥生「面白くなかったらどうするんですか」
提督「え……ご、ごめん、そんなに怒るとは」
弥生「怒ってないです。その反応わざとですよね」
提督「おう。そして今は怒っているのも気付いている」ダッ
卯月「しれーかんが逃げたぴょん! 追えー!」
神風「……信頼、できるのかしら?」
長月「……」
三日月「だ、大丈夫ですよ! ……多分」
532 = 528 :
―執務室―
提督「春風の着任は少しずれるらしいとのこと。また別に歓迎会をしておくか」
提督「というか、初っ端から懐疑的視線を送られていたのだが、何かしたっけ」
↓2
534 :
ストレッチマンのコスプレをして北方棲姫と駆逐棲姫に会いに行く
535 :
あきつ丸が>>424の報告書をまとめやがったので仕方なく聴く
536 :
―???―
提督「……」E:黄色のタイツ
ヲ級(また何か始めましたね……あ、このお茶美味しい)
北方棲姫「それなにー?」
駆逐棲姫「どうしてそんな格好してるの?」
提督「……怪人ヲ級、覚悟しろ!」
ヲ級「ブーーッ! ごほっ、ごほっ……な、なんで私に矛先が向くんですか!」
提督「二人共、ストレッチパワーでこいつをやっつけるぞ!」
北方棲姫「すとれっちぱわー?」
提督「腕を伸ばしたり体を解したりする運動の事だ」
駆逐棲姫「人間ってそんなことするんですね」
提督「そんなにおかしなことか? 体が無い奴も居るから習慣が無いのかな」
537 = 536 :
ヲ級「それで、私が敵とは一体……」
提督「そうだ、怪人ヲ級よ、ストレッチパワーを受けてみるがいい!」
ヲ級「そもそもストレッチパワーとはなんですか!」
提督「さあ、みんなでこのポーズをとるんだ!」
ヲ級「私はスルーですか」
北方棲姫「こうでいいのかな……」
駆逐棲姫「んー、ストレッチって言うのがどういうのか分からないから……」
提督「わからない? そうだなぁ、こんな感じで」スッ
駆逐棲姫「あっ、ありがとうございます」
ヲ級「……馴染んでますね」
538 = 536 :
提督「じゃあ、皆で来たところで数を数えるぞ! いーち!」
北方棲姫「にー」
駆逐棲姫「さーん」
ヲ級「……えっ、私も言うんですか? し、しー」
提督「ごー! ストレッチパワーがここに集まってきただろう」
北方棲姫「なんとなく、そんなかんじがする!」
駆逐棲姫「なんとなくですけど、そんな気も……」
ヲ級(それは気のせいだと思いますが……)
提督「よし、それじゃあ今日の所は帰るな」
北方棲姫「またね!」
駆逐棲姫「また遊びに来て下さい」
ヲ級(この人の要件これだけ? というより、敵の総大将を平気で送り出すというのも……やっぱり一番恐ろしいのはあの人間かもしれません……)
539 = 536 :
―執務室―
提督「部屋に置いておいても腐るだけかと思って着て来たが、反応が無かったな」
提督「うーん、深海でストレッチマンは流行ってないのか……うむ」
↓2
540 :
541 :
542 :
金剛力士像の顔を金剛に差し替える
543 :
コンコン
「あきつ丸であります。報告書を持ってきたのであります」
提督「報告書? まあ、いい、入れ」
あきつ丸「失礼するのであります」ガチャ
提督「さて、何の報告書だ? 何か報告が必要になる事は任せていなかったと記憶しているが」
あきつ丸「これは秘書官殿からのであります」
提督「秘書官が? 一体何の報告書だ」
あきつ丸「執務室爆破による被害、またその事件の詳細をまとめたものであります」
提督「…………」
あきつ丸「提督殿?」
提督「いや、その報告書はいい、そこにおいておいてくれ」
544 = 543 :
あきつ丸「ですが、自分には報告書を口頭でお伝えする義務が……」
提督「そんな義務は無視だ。あれは唯の事故だ」
あきつ丸「しかし、どのようにして起こった事故かは提督殿もきちんと把握する必要があるのであります」
提督「それは後で確認しておく」
あきつ丸「提督殿がそういうときは見ないと、秘書官殿から教えて貰ったでありますが……」
提督「くっ、秘書官め……ええい、早く説明するがいい」
あきつ丸「はっ! 事故当日午後過ぎ、謎の砲撃により執務室は……」
提督「謎の砲撃?」
あきつ丸「威力自体は砲撃ではないのでありますが、提督殿がいる方から放たれているので、誰かの砲撃という線が濃厚との調査であります」
提督「誰かの砲撃、ねぇ……」
あきつ丸「明石殿も『戦艦の主砲でもここまで木端微塵にはならない』と言っていたのでありますが、他に可能性が考えられないのでこうなったであります」
提督「戦艦の主砲でも……」
545 = 543 :
あきつ丸「あ、ですが、明石さんは今まで以上に執務室を頑丈にしたので、安心して頂戴とも言っていたのであります」
提督「そ、そうか……」
あきつ丸「……提督殿は忘れたと仰っていたようでありますが、自分に何か隠しているのでありますか」
提督「な、なーんにも隠してないぞ」
あきつ丸「……」
提督「……」
あきつ丸「……まあ、いいであります」
提督「ほっ……」
あきつ丸「さて、被害については奇跡的に壁以外にほとんど損傷が無かったらしいであります。衝撃でいくらか壊れたものもありますが」
提督「ふーん」
あきつ丸「提督殿が大切にしていたっぽい執務室のガラクタについては木端微塵……とも報告されているのであります」
提督「――なん、だと……」
546 = 543 :
~~~~~~~~
提督「ショックでほとんど聞いていなかった……いや、ガラクタといえばガラクタなんだが」
提督「ああ、やはり報告なんて聞くべきでは無かった……結局謎の砲撃ってことになってるし……」
↓2
547 :
548 :
五月雨と一緒に五月雨に打たれる
549 :
みんなの評価 : ○
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