元スレダンテ「シンカイセイカンねぇ」
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701 = 654 :
比叡
「ところで、あの・・・
こちらの方々は、えっと・・・どのようにお持ちすれば・・・?
さすがにむき出しというのは・・・」
ダンテ
「あぁ、そうだったな。
・・よし、握りの先に付いてる玉の部分を持っときな」
比叡
「え・・・は、はい。
で、では失礼しますねっ」スッ…
アグニ
「うむ」
ルドラ
「苦しゅうない」
比叡
「・・こう、ですか?」つ‡つ‡ サッ
ダンテ
「ああ、それでいい。 おい、お前ら」
アグニ
「うむ」
ルドラ
「しかり」
パァ
比叡
「わわっ!」ヒエー!
702 = 654 :
比叡
「っ・・・・・・あっ」つoつo
ダンテ
「それなら楽に持てるだろ。
・・だがまぁ、そのナリでもうるさいのは相変わらずだからな。
そこだけは諦めてくれ」huh..
アグニ
「ふむ。清々しい気分だ」
ルドラ
「しかり。我らは自由なり」
比叡
「あははは・・・」
ジー…
陸奥
(今度はなんか、しゃべる二つの玉に・・・)
「・・・これ本当にもう、どう書けばいいのよ・・・」
703 = 654 :
入渠場
チャプン…
如月
「・・・」スー…
睦月
(如月ちゃん・・・)ギュ…
―――
三水戦の部屋・吹雪たちの方
「うわー・・・すごー・・・! 本当に氷出てきたっ・・・」ツンツン…
「ケルビもひんやりしてて気持ちいいっぽい~」ダキー
「・・・フシュ」
吹雪
「・・・」
ガチャ
川内
「・・・」ス…
吹雪
「あっ、川内さん・・・。
・・・どうでした?」
川内
「うん・・・。
利根さんが言うには今日一日か、もしかしたら明日までかかるかもしれない、って・・」
704 = 654 :
吹雪
「そ、そんなにっ・・」
川内
「・・・元々、轟沈しててもおかしくなかったくらいの状態だから・・・」
吹雪
「・・・」
川内
「・・でもま、経過を見るに時間さえかければ大丈夫だろうってさ。
ゆっくり直せばいいって」
吹雪
「そう、ですか・・・。よかったっ・・・」ホッ…
川内
「・・うん、そうだね」フフッ
・・・
川内
「・・・そ、それでさ、吹雪」ソワソワ
吹雪
「はい?」
川内
「今日の夜戦のことなんだけどさっ」
吹雪
「・・・へ? 夜戦?」
(あれ? お説教じゃ・・・)
川内
「うん!夜戦っ!」
吹雪
「」
705 = 654 :
作戦室
大淀
「―では、このまま・・・?」
長門
「・・あぁ、酷なようだが轟沈級のダメージを被った艦の修復経過、
どのようになるのか、見ておきたい・・・」
大淀
「・・・利根さんの話では、遅々としてではありますが、回復してきているようです」
長門
(・・・)
「そうか・・・。
利根には引き続き、定期で経過をみて、報告するよう頼んでくれ」
大淀
「了解です」
長門
「・・・容態が急変したり、何か様子がおかしいようなら、もう構わずすぐに使ってくれ」
大淀
「勿論です。準備は既に万全ですよ」
長門
「・・・すまんな・・・」
大淀
「いえ」ニコ
706 = 654 :
―――
中庭
金剛
「そ こ で デス! すでに敵の動きを見切っていた私は、その一撃をこう・・・・パシっと!!」
ダンテ
「へぇ、すごいな。
やるじゃねぇか、コンゴウ」hahaha
金剛
「っ !!
・・ンフフ~っ////
ダンテとした特訓の成果デ~ス///」
霧島
「ふふふ」
榛名
「・・・」ニコニコ
比叡
「・・・」
707 = 654 :
こんにちは! 突然ですが、比叡ですっ!
一応、経緯を説明させていただきますと、
あれからなんやかんやあったんですけど、もう面倒なので強引に引っ張って連れて来ちゃいました!
代理補佐官から何か意味ありげな視線もありましたけど、それももう無視してきました! ごめんなさい!代理補佐官!
・・・それにしても―
「――っ!///」
「haha」
「フフフ」
比叡
(・・・よかった、元気を取り戻されたようでっ・・・)
「・・んふふっ!」
「む、この匂いは」
「ふむ、腹にクる匂いじゃな」
比叡
「」ビクーンッ!
霧島
「? 比叡お姉さま? お腹が空いていらっしゃるのでしたら、どうぞ?
軽食とはいえ、数は取り揃えていますし」
「おぉ、すまんな」
「なるほどの、出来た姉妹じゃ。フッフッフ」
比叡
「」(汗)
708 = 654 :
霧島
(・・・ん?)
「お姉さま、お声の調子が・・・。
・・・大丈夫ですか?」
比叡
「っ・・あ、あははーーっ!!
ごめーんっ!なんかちょっと調子悪いかもっ!
えっと! ・・ちょ、ちょっとお手洗いに行ってきますっ!」
霧島
「え」
(・・・工廠じゃないんですか?)
金剛
「ひ、比叡、あまり大声で言うことデハ・・・」
比叡
「ごめんなさい」(泣)
榛名
(・・・)
「・・・大丈夫ですか?比叡お姉さま・・・」
比叡
「だ、大丈夫っ!ありがとう榛名!」
榛名
「・・いえ・・・」
「む、どこか行くのか?」
「待て待て。せめてこの一つをじゃな」
比叡
「あ"っ!あーっと!これ包みいくつかもらっていくねっ!」パシッ
霧島
「えっ」
(化粧室でお召しになるのですか・・・? さすがにそれは・・・)
比叡
「そ、それじゃっ! すぐ戻ると思うからー!」
ダンテ
「・・・」
709 = 654 :
霧島
「・・・比叡お姉さま、いったいどうしたのでしょうか・・?」
金剛
「フーム・・・?」
榛名
「・・・」
ダンテ
(・・・ったく、アイツら・・・)
・・・
金剛
「ダンテ! 紅茶のおかわりはいかがデスカ!?」
ダンテ
「ああ、もらえるか。
なかなか見事なモンだ。コンゴウがいれたんだよな?」スッ
金剛
(!!)
「イエース!////
好みに合ってよかったネー!///」カチャッ コポポーッ
つc▽ スッ
ダンテ
「thx」カチャ
金剛
「Anytime...///」モジモジ…
霧島
(よかったですね、金剛お姉さま)
「ふふふ・・・」
710 = 654 :
ダンテ
「―」…ゴクッ
金剛
「♪」
霧島
(・・・頃合ですかね)
「・・お姉さま、そろそろ例のアレを」ボソ…
金剛
「! そうデスネっ。
楽しくてちょっと忘れてたネ・・・///」ボソッ
金剛
「ダンテ!」
ダンテ
「ん?」
金剛
「渡したいものがありマース」ンフフ~!
ダンテ
「あぁ、帰るときに言ってたヤツだな。楽しみだね」ha
金剛
「フッフ~ン/// ・・・ってアレ?」ゴソゴソ…
霧島
「・・・お姉さま?」
金剛
「・・・・・ないデスっ!?」
霧島
「え?」
ダンテ
「?」
711 = 654 :
金剛
「いったいどこに!?」
霧島
(・・・あっ)
「・・そういえば、傷などをつけてはいけないからと、
中庭へティータイムの準備でいろいろ運び出す前に、一度部屋のどこかに置かれていませんでしたか?」
金剛
「!! それデスっ!
ダンテ!ちょっと行ってきマス! どこにも行かずにここで待っててくだサイ!」
ダンテ
「・・お、おう」
金剛
「絶対デスヨ!? 約束デス! 行っちゃヤ デスヨ!」
ダンテ
「・・huh.
ああ、ちゃんと待ってるさ」ニッ
金剛
「っ//
すぐに戻りますカラっ!//」
霧島
「お供します、お姉さま」
金剛
「アリガトネ、霧島!
榛名! ちょっとの間よろしくネっ!」-☆
榛名
「え・・・は、はいっ・・」
金剛
「サンクスデース!」タタタタタッ
712 = 654 :
・・・
榛名
「・・・」…チラ
ダンテ
「―」…ゴクッ
榛名
「っ・・」
ダンテ
「どうした?」
榛名
「えっ・・」
ダンテ
「さっきから元気ないじゃねぇか。 海から戻ってからか?」huh
榛名
「い、いえっ! そんなことは・・・」
ダンテ
「ha.
そんなに気落ちしてるんじゃ、それは無理があると思うぜ」
榛名
「っ・・・
すみません・・・」
ダンテ
「・・・ハッ、やっぱ似てやがるな。お前さんら姉妹ってのは」
榛名
「え・・・?」
713 = 654 :
ダンテ
「ついさっき、ヒエイも似たような顔をしてやがったのさ。コウショウでな」
榛名
「っ !!
比叡お姉さまが・・・っ」
ダンテ
「あぁ」…スー
榛名
「・・・・・・あの、・・・話を聞いていただいても・・・よろしいでしょうか?」
ダンテ
「・・おう」
・・・
ダンテ
(・・・)
「・・へぇ」
榛名
「・・・金剛お姉さまも比叡お姉さまも、霧島も・・・・・・
榛名一人だけが生き残ってしまいました・・・」
ダンテ
(艦船時代の記憶ってやつか。
・・・ヒエイにいたっては自沈、か・・・。 アイツ・・・)
「だがそりゃ、昔の話なんだろ?」
榛名
「それは、そうなのですが・・・
・・・今ここに、姉妹で居られるということはとても幸せなことだと思っています。
でも・・・もしかしたら、いずれはまた・・・」
ダンテ
「・・・huh.
ムツからはいろいろ聞いたが、さすがに歴史のお勉強まで受けたわけじゃねぇからな。
その手の話は俺じゃわからねぇな」
714 = 654 :
榛名
「っ・・・」
ダンテ
「・・・だから、運命なんてモノも俺には知ったこっちゃねぇのさ」
榛名
「え・・?」
ダンテ
「つーか、元々俺はそういう宗教だの神様だのってのには・・・・・あぁ、神様には一度だけご縁があったか。
ha, まぁ、正体はただのノロいデカブツだったんだが」
榛名
「・・・?」
ダンテ
「あぁ悪い。なんでもねぇ。
とにかく、だ。
俺が信じてるモノってのはそういうわけのわからねぇモンじゃなくて、
もっと身近にある、確かなものだけなのさ」
榛名
「身近に・・・?」
ダンテ
「ここにいる娘っ子はみんな、ソイツを持ってるみたいだけどな。
・・もちろん、お前もだ。ハルナ」
榛名
「っ・・・榛名にも・・・」
ダンテ
「あぁ。それを持ってるヤツってのは、総じて皆強いヤツらだ」
榛名
(・・・)
715 = 654 :
榛名
「・・・」
ダンテ
(・・・)
「huh..
だがまぁ、今回沈みかけた娘っ子がいたみたいに、そういうことが"ない"ってわけでもねぇよな。
そのときは俺がなんとかしてやるさ」
榛名
「っ! ・・・本当ですかっ?お姉さま方も、霧島もっ・・・」
ダンテ
「あぁ、ちゃんと守ってやるよ。お前さん含めて、姉妹全員な」
榛名
(!)
「榛名の、ことも・・?」
ダンテ
「姉妹全員がいねぇと意味ないだろ。
というか、ここにいる全員だな。そういう約束なもんでな」ha
榛名
「・・・本当にお優しい方なのですね、あなたは・・・。榛名にもこんなにっ・・・
・・あ、あのっ//」
ダンテ
「ン?」
榛名
「えっと、そのっ・・・、こ、今後ともっ! 姉妹共々、どうか末永くよろしくお願いしますっ!////」
ダンテ
(?)
「・・あぁ、任せときな」ニッ
榛名
「っ・・・はぃ////」
716 = 654 :
―――
比叡
「あともう少しの辛抱ですから、お願いしますね?」
アグニ
「すまんな」モグモグ
ルドラ
「んまい」モグモグ
比叡
「・・フゥ」
・・・
タタタタッ
比叡
「ただいまーっ」
榛名
「ぁ、お帰りなさい、比叡お姉さまっ」
比叡
「ふぃー・・・。
・・ってあれ? どうしたの榛名、えらくご機嫌じゃない?」ポスッ
榛名
「うふふっ、何でもありませんよ、比叡お姉さま。榛名は大丈夫ですっ」ニコニコ
ダンテ
「―」…ゴクッ
比叡
「ふーん・・・」
(?)
717 = 654 :
榛名
「あ、ダンテさん、お召し物にお菓子が・・」サッサッ
ダンテ
「お、悪いな」ha
榛名
「いえいえ。うふふふっ」スッ…
霧島
(ふむ・・・)
比叡
「・・・」ササッ ササッ ←裾にお菓子を突っ込んでる
金剛
「・・・ンフフ♪」
・・・
金剛
「それで、ダンテ! コレなんデスガっ!」つO
ダンテ
「・・・ほぅ」
718 = 654 :
おまけ4 ~私と彼の初めての出会い~
「ねっ ダンテ! オトコプターって出来るっ?」
「い、一人前のレディーになる前に一度くらいは経験しておいてもいいわよねっ!」
「ン? なんだそりゃ」
「私が説明するよ」
「はわわっ」
木陰より
ジー…
足柄
「・・・ハァ」
ごきげんよう。 突然だけど、足柄よ。
実は私、今 恋をしているの・・・。
・・・あれはとある日の朝―
―――
足柄
「あ"ぁ"ー・・・生き返ったわぁ・・・」コツコツ
この日は、前日の二日酔いが辛過ぎて迎え酒をしたら、余計に具合が悪くなったから
頼みのカツをたくさん食べて体調を回復させた後、食後の腹ごなしに外を散策していたの。
そうしたら―
コツコツ
スタスタ
ダンテ
「・・おっと」ピタッ
足柄
「あ、ごめんなs・・っ」
ある角を曲がったとき、ぱったりと・・・
彼と出会ったの―
719 = 654 :
ダンテ
「・・・」←工廠へ行く途中
足柄
「・・・」
足柄
(・・・え? 男の人っ? この鎮守府に? ・・・え? ・・・・・・あっ!例のあのっ)
「・・あ、あ、えっと・・・っ」
ダンテ
(・・・アン?)
「・・・」スッ… ←足柄に寄る
足柄
「んにゃっ!?///」
サクッ
足柄
「・・・ふぇ?」
モグ…ゴクンッ
ダンテ
「・・・」
足柄
「・・・ぇ」
ダンテ
「・・トンカツってヤツだろ?これ。 一切れ、髪に付いてたぜ」ニッ
足柄
「」
720 = 654 :
足柄
(う・・・
にゃ――――――――――っ/////)
721 = 654 :
これが、私と彼の出会いだった。
「あははははっ!///」
「はやいのですーっ///」
「HA HA―」
「暁!二回連続なんてズルいわっ!私ももう一回!」
「私もやってみたいな・・・//」
木陰より
ジー…
足柄
「・・・ハァ」
あの日から・・・
あの人を見かけては、遠くから眺めながら、ため息をつく毎日・・・。
足柄
「・・・」チラッ ←木陰から乗り出す
ワイノワイノ
hahaha
722 = 654 :
話しかけることはおろか、近づくことすらできない・・・。
こんなことじゃ、知り合うなんて夢のまた夢・・・。
まさか、自分がこんなにも臆病な性格だったなんて・・・
・・・これが本当の意味でのk
「・・・アン?」
「あら?どうしたの?ダンテ」
「ふぇ?」
シュバッ
足柄
「っ・・////」ハァハァッ ←in 木陰
(・・・)
「どこを見てるんだい?」
「誰かいたのです?」
「・・huh. いや、なんでもねぇ」
足柄
「・・あ、あぶなかったわっ・・・///」フゥ…
足柄
(・・・)
「・・はぁぁ・・・」
723 = 654 :
お疲れ様でした
だいたいオフ編2/5終了かも
おわんねぇ・・・w
なんか戦闘は嫌だとか前に言いましたけど早く行きたくなってきた・・・w
724 :
多めの投下乙です!
725 :
抜けてた
>>716の後
比叡
「ところでお姉さま居なくない? どうしたの?」
榛名
「あぁ、それでしたら―」
「お待たせデース!」フリフリ
比叡
「あ」
榛名
「お戻りになりましたねっ」
・・・
霧島
「すみません、慌しくて・・・」
ダンテ
「気にしてねぇよ」
榛名
「ダンテさん。紅茶がもうありませんね。おかわりいかがですか?」
ダンテ
「ん、おう」
榛名
「はい。カップ、失礼しますね」フフッ
カチャ …コポポ
榛名
「どうぞっ」つc▽ スッ
ダンテ
「thx」カチャ
榛名
「いえ。いつでも仰ってください♪」
霧島
「・・・榛名?」
榛名
「あら、何? 霧島」
霧島
(先ほどとは打って変わって・・・・・まぁ、大丈夫そうだし、いいのかしら・・・?)
「・・ふっ。
いえ、なんでもないわ」
榛名
「そう?」ニコニコ
→>>717へ
727 :
これで吹雪や比叡 が3ンテ時代並みのアグルドやケルちゃんコンボを繰り出せたら恐ろしいなぁ…
728 :
>>727
可能な限り、当人っぽい戦闘スタイルにしていく予定です。
みんながみんなスタイリッシュにはならないですね。
吹雪に至っては最後の最後まで、本人が使いこなせるようにはならないですし。
729 = 728 :
ティータイム終了後、一度解散して夕食までの合間
金剛型の部屋
榛名
「楽しかったですね、お姉さま♪」
金剛
「イエースっ! 最高のひと時デシター///
プレゼントも喜んでもらえましたシィ・・///」
霧島
「夕食までは、あと1時間ほどですね」
金剛
「待ち遠しいデース! 今日こそは絶対にダンテと一緒に食べマス!」
榛名
「先手必勝ですねっ!お姉さま!
榛名も及ばずながら、ご協力させていただきますっ」
比叡
「・・・」
ワイノワイノ
デースデース♪
比叡
(・・今、かな・・・)
「あの、三人とも。ちょっと話があるんですけど、いいですか?」
金剛・榛名・霧島
「?」
730 = 728 :
比叡
「・・・」
つoつo
金剛
「・・・ンー?
比叡、これがどうかしたんデスカ?」
霧島
「どこかの伝統民芸品の玉のようにも見ますが・・・」
榛名
(顔・・・?)
比叡
「・・・もういいですよ、お二方」つoつo
アグニ
「うむ」
ルドラ
「先の物は大変に美味であったぞ」
金剛・榛名・霧島
「」
731 = 728 :
提督室
ガチャ
ダンテ
「戻ったぜ」
陸奥
「・・・おかえり」φカキカキ
ダンテ
「・・・」
・・・
陸奥
「一時間近くもお茶会? さぞ楽しかったんでしょうねぇ」φカキカキ
ダンテ
「・・・huh. ま、楽しくなけりゃ長居はしねぇな」
陸奥
(っ・・・)
「・・いいわねぇ。 私はずっとここで報告書をまとめるのに悪戦苦闘してたけどっ
あぁー・・・なんだか手まで痛くなってきたわねぇ・・・」
ダンテ
「・・・」カサッ
・・・
ダンテ
「ヘイ、ムツ」
陸奥
「・・・何よっ」フィッ ←顔を上げる
ダンテ
「・・・」ヒョイ
陸奥
(!)
「むぐっ」
ダンテ
「土産だ。いくつかもらってきた。 そろそろお前も息抜きなんてどうだ?」ha
陸奥
「・・・//」モグモグ…
732 = 728 :
陸奥
「お茶入れるわ。あなたもいるでしょ?」
ダンテ
「いや、俺は―」
陸奥
「いるでしょ?」
ダンテ
「・・・あぁ、もらえるか」
陸奥
「はぁ~い♪」…ンフフッ
―――
翌日
報告・会議終了後、工廠・試射場にて
明石
「なるほど・・・だから、そちらの仕様の場合は―」
ダンテ
「あぁ、そうだ。こっちのリングのパーツのがいいな」
明石
「ふむ・・・ わかりましたっ! ありがとうございますっ」
ダンテ
「おう」
明石
「お二人もご協力、どうもです!
・・・すみません、調整用とはいえ、何度も呼び出してしまって・・・」
翔鶴
「いえっ」
浜風
「私たちの兵装のことなんですし、当然です」
壁|ω・`)コソ
733 = 728 :
明石
「では私は設計図を書き直してくるので、ちょっとの間だけ失礼しますねっ!」タタタッ
ダンテ
「ああ」
翔鶴・浜風
「・・・」
・・・
翔鶴
「あの、代理補s・・・陸奥さんは今日は?」
ダンテ
「あぁ、なんでも今日はお前さんらのお偉方に報告しないといけねぇことがたんまりあるんだと。
だから合流はだいぶ遅れるそうだ」
翔鶴
(!)
「そ、そうなんですかっ」
浜風
(・・・)
「あの、射撃なんですが、今一度見ていただいてもいいですか?」
ダンテ
「おぅ、構わねぇぜ」
アリガトウゴザイマス!
ア、ワタシモッ
金剛
「・・うーーっ・・・」
734 = 728 :
―――
金剛型の部屋
金剛
「―というわけなんデス・・・」
比叡
「はぁ・・」
榛名
「はい、お二とも、ストローの方も用意できましたよ。どうぞ」
アグニ
「うむ、すまんな」
ルドラ
「真、出来た娘じぇ」フッフッフ
榛名
「そんなっ・・・榛名にはもったいないお言葉ですっ//」
金剛
「というか、そもそも―」
比叡
「・・・」チラッ
アグニ
「ふむ、うまいな」ズー
ルドラ
「この菓子も大変んまいぞ」モグモグ
霧島
「うふふ、お口に合ったようで」
比叡
(思いのほか、打ち解けちゃってるなぁ。 うん、さすがは私の自慢の姉妹っ)
「・・へへっ」
金剛
「―って比叡! 聞いてマスカっ!」
比叡
「・・・聞いてますよ・・・。
それで、話しかけることも出来ないまま帰ってきたという話でしょう・・・」
金剛
「うっ・・・・ダ、ダッテっ!
なぜか射撃の訓練?をしていて、話しかけられるような感じでもありませんでシタシ・・・」
比叡
(・・・うーん、お姉さまがこのようでは・・・)
735 = 728 :
比叡
「ん?射撃?」
金剛
「翔鶴と浜風がダンテから教わってマシタ・・・
ナンデカはわかりませんケド、羨ましいデス・・・」
比叡
(・・・あー)
金剛
「翔鶴も浜風もダンテから銃もらってマシタ!」
比叡
「借りられてるだけだと思いますけど・・・」
金剛
「似たようなものデース!」
比叡
(全然違うと思いますけど・・・)
金剛
「私もダンテから何かほしいデースっ!」ジタバタッ
比叡
「・・・はぁ。 落ち着いてください、お姉さま。
あれは本当に借り物だそうです」
金剛
「・・・そうなんデスカ?」
比叡
「ええ。なんでも間に合わせだそうです。 ちゃんと本人用にカスタムされた物ができるまでの。
なんか、翔鶴さんや浜風ちゃんの要望も・・・あ・・・」
金剛
「・・・比叡、やたら詳しいデスネ」
比叡
「」
736 = 728 :
金剛
「比叡、知ってるコト全部話すデース・・・」
比叡
「はい・・・。
えーっと・・・昨日、ダンテさんを探しに行ったときに、実は工廠に行ったんですよ」
金剛
「? ダンテは昨日そこにいたんデスカ?」
比叡
(お姉さま、話聞いてませんでしたからね・・・)
「ええ、そうです。
そこで明石さんに会いまして。そのとき、拳銃の設計図を書いてらしたんです。
それを見せてもらいながら、少し話しを―」
・・・・
金剛
「・・・ヘー」
比叡
「・・・それで、デザインとか構造とかもなるだけそっくりにしてほしいらしいですね」
金剛
「・・・shit!
やっぱりただの羨ましい話じゃないデスカァ!」
比叡
「ははは・・・」
・・・・
金剛
「うーっ・・・!
SHIRIGOMIなんてしてる場合じゃなかったネ! こうしちゃいられないネー!」タタタタタッ!
バタンッ
比叡
「・・・結果オーライ、なのかな・・・?」アハハ…
737 = 728 :
霧島
「あら? 比叡お姉さま、金剛お姉さまはどちらに?」
比叡
「ダンテさんのところー」フゥー…
榛名
「ふふふっ。
それじゃ、榛名たちはお茶請けを取ってきますね」
比叡
「あ、はーい」
アグニ
「ありがたい」ズズー
ルドラ
「んむ」ムグムグ
―――
工廠
ダンテ
「・・・」スタスタ
壁|∧´)チラッ
天龍
「おーい!ダンテー!」ブンブン!
龍田
「こんにちは~」コツコツ
金剛
(!)
ダンテ
「ん・・・おう」
738 = 728 :
天龍
「なぁなぁ!」タタタッ
龍田
「すみません~」
ダンテ
「いや、丁度いいところに来たな」
天龍
「へ?」
龍田
「?」
金剛
(・・・)
・・・・
ダンテ
「今からコイツをアカシの所まで持っていって、その自前の剣に埋め込んでもらってこい」
つO
天龍
「えっ こいつは・・・?」つO⊂
ダンテ
「お土産ってやつだな。コンゴウからだ。あとでお礼言っときな」ha
天龍
「・・お、おぉ! 前に言ってた改造ってヤツか! わかった!すぐ行ってくるっ!」タタタッ
龍田
「あら~、よかったわね~天龍ちゃん」ウフフ~
(お礼どうしようかしら~)
金剛
「・・・ムー」
739 = 728 :
タタタタッ
コツコツ
ダンテ
「・・・huh」
金剛
「ヘイ、ダンテ!」
ダンテ
「ン・・・あぁ、今度はコンゴウか。
どうした?」
金剛
「・・・さっき、天龍に私があげた玉、渡してましたヨネっ?」
ダンテ
「見てたのか。
・・・悪かったな。せっかく俺につってくれたのにな。
だが、あれは俺が持ってるよりもテンリュウが使えるようになった方が良くてな」
(レベル的にな)
金剛
「・・・・・わかりマシタ。そういうコトなら仕方ないデスネ・・・」
ダンテ
「・・すまねぇな」
金剛
「いいデスヨ、物分りの悪い女ではありまセン・・・。
でも・・・」
ダンテ
(・・・)
「なんだ?」
740 = 728 :
金剛
「・・・私も何かほしいデース・・・ダンテからっ・・・プ、プレゼント・・・とかっ」ボソッ
ダンテ
「・・コンゴウ、今からちょっといいか?」
金剛
「えっ
・・・は、はいデスっ!///」
―――
工廠・開発室 夕張の所
夕張
「・・・うーん、やっぱりどう考えても・・・」カシャン
ギルガメス
「・・・」
ダンテ
「ヘイ、ユウバリ。
アカシから聞いてるか?」スタスタ
金剛
「ハァイ、夕張ー?」コツコツ
夕張
「あ」
741 = 728 :
・・・・
夕張
「・・・」
金剛
「・・・?」
ダンテ
「・・・」つ○
…ズズッ ガシャ!
夕張
「!?」
金剛
「Wow!」
オリジナル・ギルガメスを模して製作された、夕張・妖精さん作の艤装に
ダンテの手により、ギルガメス・コアが組み込まれる。
それは見た目的には、艤装にコアが取り込まれるというよりは
コアが艤装を飲み込み、同化しているように見えた。
…ガシュー…
ダンテ
「これで、仕上げ完了だ。
ほれ、コンゴウ」
金剛
「!!
まさかの新兵装プレゼントデース!?//」
ダンテ
「作ったのは、ほぼユウバリとヨウセイ=サンだがな。
大したもんだぜ」ha
夕張
「あ、うん。 ど、どうもっ・・・」
(なんか蒸気機関の問題が簡単に解決した・・・)
妖精さん
「♪」
742 = 728 :
・・・・
シュッ シュンッ
金剛
「・・・oh」グッ グッ…
ダンテ
「なかなかいい筋だ」ha
金剛
「サンクスデースっ・・・//」
ダンテ
「コンゴウ、腕を引いて力を入れてみろ。イメージでいい」
金剛
「えっと・・・こう、デスカ?」ググッ…
ギルガメス
「・・・」
…キィーンッ バシュンッ!
金剛
「Whoa!!」
夕張
「あっ スチームっ・・・」
ダンテ
「hm, 上出来だ」
743 = 728 :
…シュー… ブシューーッ!!
金剛
「・・・コ、コレどうやって止めるんデスカ!?」
夕張
「え・・・えぇっ!!」
ダンテ
「そのままちょっとジャンプしてみろ。軽くでいい。サイドロールでもいいぞ。
・・あぁ、服が汚れちまうか。ha
お前ならガードでもいいけどな」
金剛
「よ、よくわかりませんがやってみマースっ!」
・・・・
金剛
「・・・フゥー、なんとかなったデース」ホッ…
ダンテ
「基本的な使い方はそれくらいだ。
あとはまぁ慣れだな。いろいろ試してみればいい」
金剛
「hm, なるほど、了解デース!」
・・・・
金剛
「でもこれ、海上で間違えちゃったら大変ネー。暴発とか・・・。
海上では飛べませんし、ガードですかネ・・・?」
夕張
「・・・あー、一応飛べるとは思う・・・」
金剛
「・・・エ?」
744 = 728 :
夕張
「スチームのエネルギーを推進力にして、爆発的に作用させれば飛べるはず・・・。
その兵装、応用の幅はかなり広いはずよ」
金剛
「・・・oh-!」
・・・・
夕張
「その感じだと、足も同様にしてスチームが使えるはずだから、それを足裏から真下向けて一瞬だけ放出さえれば・・・」
金剛
「・・・んっ」シュー…
ボヒュッ!!
金剛
「Woo!!」
ヒューンッ
夕張
「・・・うあー・・・自分で言っといて何だけどほんとに飛んだぁ・・・」
(でも本当にすごいわ、これっ・・・!)
ダンテ
「hahaha」
745 = 728 :
金剛
「No-! 飛びすぎたネー!」←天井近くまで
ダンテ
「おっと」←エアトリック
ダキッ
金剛
「っ!?////」
スタッ
ダンテ
「やっぱまだ練習が必要なみたいだな、コンゴウ」
金剛
「そ、そうデスネっ・・・///」ギュ…
夕張
(・・・)
「・・ふむ」…
金剛
<ARMS>
戦乙女ヴァルキュリス(Lv.2)
譲与されました。
金剛
<STYLE>
ヴァルキリー(Lv.2)
習得しました。
746 = 728 :
予告1 ~もうこれ全部、お姉さま一人でいいんじゃないですか?~
霧島
「―金剛お姉さま! 敵影、見えてきました!」
吹雪
「っ・・・!」ググッ…
天龍
「おいおいおいおい! 聞いてた話と違うじゃねぇか! ウジャウジャいやがるぜぇ!」
龍田
「ふふふっ♪ 天龍ちゃん、口角が上がってるわよ~♪」
天龍
「ハッ!
当たり前だろっ、やっとコイツが試せるんだからな!」
金剛
「同感デース!
ダンテに貰ったこの装備で必ず戦果をあげてみせマース!」
比叡
(製作は主に夕張ちゃんだったって聞いてますけど・・・)
榛名
「お姉さま、ご指示を!」
金剛
「私が先行シマス! 皆さんは後から来てくださいネー!」
島風
「えー」
吹雪
「・・え?」
天龍
「・・あん?」
747 = 728 :
ボヒュッ!! ヒューンッ
天龍・吹雪・榛名
「っ!?」
島風
「オゥッ!?」
霧島
「と、飛んだっ・・・!?」
比叡
「パ パ、パンツ!お姉さま!パンツがっ!!」ヒエェーイ!!
金剛
「バァーーニィングゥゥウーーーッ ラァァァァブゥーッ!!!」
-バーニングラブ-
ザッバァァァアーッ!!!
金剛
<Valkyrius>
バーニングラブ
…ただのフルハウス(ライダーキック)。
748 = 728 :
敵駆逐艦s
「ギギィ…」ボスンッ……プカー…
金剛
「hu.. まだまだたくさん居ますネェー」グッグッ ←拳慣らし
…ガシャ!
群れの中心に飛び込んだ金剛。
余波を逃れた敵艦の照準が向けられる。
霧島
「・・っ! お姉さまっ!!」
比叡
「あぁっ!」
..キィーンッ バシュンッ!
金剛
「甘いデースっ!」グッ!!
-オーバー♡フロー-
ゾッバァァァアーッ!!!
金剛
<Valkyrius>
オーバー♡フロー
…ただのショック(フルスチーム)。
749 = 728 :
榛名
「す、すごいっ・・・!」
霧島
「あれが新兵装っ・・・」
比叡
「・・・!
お姉さまぁ!まだ生き残りがっ!」
敵駆逐艦
「ギッ!」ガシャ バァンッ!
金剛の側面にいた生き残りの敵艦の砲撃が放たれる。
金剛
「oops! 恋はっ!」クンッ ←バックステッポゥ
「駆け引きもっ!」バシュンッ! ←スチームチャージ
「大事デスカラネー!」ビュンッ!! ←右ストレート
ドゴォッ!!
敵駆逐艦
「ギャッ!?」ボスンッ!!
金剛
<Valkyrius>
バック&アプローチ
…早い話がドロー&ストレイト。
750 = 728 :
金剛
「ヘイヘーイ!もう終わりデスカーっ!」シュッシュッ
HAHAHAHA-!!
比叡
「わはーっ!お姉さまー!!」ブンブンッ
霧島
「・・・もうこれ全部、お姉さま一人でいいんじゃないですか?」
榛名
「え、えっと・・・」
天龍
「」
龍田
「あ、あらあら~・・」
島風
「オー」
吹雪
「・・・っ! でもまだまだ来てますっ!!」
島風
「あ、じゃぁ次は私のばーん」カチャリッ カコンッ
吹雪
「え・・・島風ちゃ ・・あれ?い、いないっ・・・」
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