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元スレモバP「俺がタイムスリップ?」

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1 :

「ふー、ライブツアーも大成功だったしやっと一息つけたな」

「今日も仕事がんばるぞー」



SSWiki :http://ss.vip2ch.com/jmp/1380275677

2 = 1 :

ガチャ


「おはようございます!」

ちひろ「!」

「どうしたんですか?そんな幽霊でも見るような顔して……」

ちひろ「……Pさん?本当にPさんなんですか……?」

P[いや、俺以外の誰に見えるんですか?」

ちひろ「Pさん……」

「ちひろさん……?」

ちひろ「ぐすっ、もう会えないとおもってたんですよぉ……!ひっぐ」

「!?」

3 = 1 :

「ちひろさん!?どうしたんですか!?突然泣き出して……」

ちひろ「だって、だって……ひっく。うえぇぇん!」

(え?え?なにこれ?どういうこと?)

(事務所にいつも通りに来ただけなのに、ちひろさんがマジ泣きして……!?)

4 = 1 :

「とりあえず、落ち着いてください!俺はどこにも行きませんし、ここにいますから!」

(とりあえず、ちひろさんが落ち着くのを待とう……)


---10分後

「落ち着きましたか?

ちひろ「はい。恥ずかしいところを見せてしまいました……」

「いえ、大丈夫ですよ」

「それよりも何があったんですか?教えてください」

5 :

鬼や悪魔すら恐れるちひろが泣くなんてただ事じゃない

6 = 1 :

ちひろ「それはこっちが聞きたいことですよ!」

ちひろ「半年もどこに行ってたんですか!?」

「!?」

「え、どういうことですか?それは……」

ちひろ「この半年間どこに行っていたのかと聞いているんです!」

7 = 1 :

---

(とりあえず、ちひろさんの行った事をまとめてみる……)

(イタリアツアーが終わってすぐに俺は無断欠勤を始めたらしい)

(連絡も取れず、大家さんに頼んで開けてもらった俺の部屋はもぬけの殻)

(その後、俺は消息不明。そして半年の月日が流れ、今日突然戻ってきた)

(捜索願いやチラシも配ったが、有益な情報はゼロ。事件に巻き込まれた可能性も視野に警察も調べてくれたらしい)


「どうなってるんだよ……」

8 = 1 :

「ちひろさん、俺は何一つ嘘はつきません」

「だから、これから言う事も信じてくださいね?」

ちひろ「……はい」

「正直、何もわかりません」

「普通に家に帰って、寝て起きて出社しただけです」

ちひろ「……嘘ついてる顔じゃないですね」

「当たり前です」

ちひろ「……わかりました。とりあえずみんなにはきちんと説明してください」

ちひろ「すごく心配してたんですから……」

「……」

9 :

放置から帰ってきたのか

10 :

なるほど、チャットが送られてきたのか

11 :

カムバックボーナスはちひろの泣き顔ですね、分かります

12 :

イタリアツアー後ってことは、雫とかすげー泣いたんだろうな…

13 = 1 :

ガチャ

早苗「おっはよーう!今日もいい朝だね!お姉さん頑張っちゃうよー!」

「おはようございます」

早苗「あ、P君おはよーう!」


早苗「……」すたすた

早苗 くるっ すたすた


「?」

早苗 じー

「何ですか?」

ぱーん!


「おうふっ!!」


早苗「えっ?えっ?」

「いきなり平手とはまた、随分な挨拶ですね……」

早苗 だっ


「ちょっと!?早苗さん、どこいくんですか!?」

ガチャッ!

(いきなり平手をくれたと思ったら、外に出て行っちゃった……)

14 :

これは良い設定
期待

15 :

よく事務所潰れなかったな

16 :

早苗さんは感情表現がヘタクソだからちかたないね。

17 = 1 :

「とりあえず、早苗さんを追いかけます!!」

ガチャ!

たったった

(くっそ、一体どっちに行ったんだ!人通りが多くて先が見えない……!)きょろきょろ

「……Pチャン?」

「……え?」

みく「……Pチャンなの?本当に……?」きょとん

「みく……?」

18 = 1 :

みく「ずっと……どこ行ってたの?」ぐいっ

(うつむいて、袖を掴んで……)

(ここで泣かれるのはちょっとまずいな……)

(でも、早苗さんも追いかけなくちゃ……)

「ちょっといろいろあってな……」なでなで

みく「Pチャンの手、本物だぁ……」にこっ

みく「おかえりなさい、Pチャン!」

「ああ、ただいま」

19 :

みくにゃんマジ天使

20 :

10年くらいすっ飛ばした奴もみたいなぁ

21 :

設定よすぎ
期待

22 = 1 :

(意外と落ち着いてるな……。ちょっと予想外だ)なでなで

「みく。詳しい話はまた後でする。ちょっと急いでてな……」

「先に事務所で待っててくれないか?」

みく「……え?」

「ダメか……?」

みく「Pチャン、またどこかいっちゃの……?」ぐいっ

「どこへも行かないよ、約束する」

みく「そっか……」

みく「……」

「みく?」

ぱっ

みく「絶対約束にゃんだからね!嘘ついたらハリセンボンのますからね!」

「みく……」

みく「先に事務所でまってるにゃ。早く行った、行った!」

「ありがとう!」たったった





みく「……早く帰ってきてね、Pチャン」くすん






24 :

むふふ…

25 = 1 :

外を走り回って数十分、いや、一時間以上は経った。
それでも俺は早苗さんを見つけることができなかった……。


(もしかしたら、事務所に戻ってるのかもしれないな……)

(急いでいたせいで携帯も事務所においてきちゃったし……)

「一度、事務所に戻ろう。そうしたら携帯に連絡入れるくらいはできるしな」

26 = 1 :

ガチャ

「ただいま戻りましたー」

ちひろ「おかえりなさい。汗だくですね?」

「ずっと走り回ってましたから……」

「それよりも、早苗さんから連絡ありましたか?」

ちひろ「ああ、それならさっき」

ちひろ「今日はこのまま現場に入るから事務所には戻らないって電話がありました」

「そうですか……。よかった……」

ちひろ「明日、きちんと話してくださいね?」

ちひろ「あと、みくちゃんにも声かけてくださいね?」

ちひろ「『Pチャンが来るまで待つの!』って、お仕事ぎりぎりまでPさんのこと待ってたんですから……」

「わかってますよ。とりあえず、二人には留守電入れておきます」

「ところで、聞きたいんですが……」

「もう、みんなには俺が戻ってきたこと伝えましたか……?」

ちひろ「その件については少しお話があります……」

27 = 1 :

とりあえず今日はここまでです。

ご拝読ありがとうございました。
次回更新予定は明日の夜です

28 :

おつー
おもしろそう

29 :

みくにゃん可愛い



にゃ

30 :

久しぶりにログインしてみた状態か

31 :

765の方に現行で同じタイトルのあったなーなんて考えてたら全く毛色が違った

32 :

いいね、わくわくする

33 :

みくにゃんが健気過ぎて感動しました
一生みくにゃんのファンでいます

35 :


出だしでここまでわくわくさせる才能に嫉妬

37 :

みくにゃんが可愛くて悶えそうなのでみくにゃん迎えてきます

38 :

超期待
みくにゃん可愛すぎて僕の血圧急上昇

39 :

コンコンコン ガチャ

「失礼します」

社長「P君か久しぶりだな。話はちひろ君から聞いていたのだが……」ちらり

ちひろ「……」

「……」

社長「どうやら君の言葉にも嘘はなかったようだな」



40 = 39 :

「社長…」

社長「ああ、何も言わなくてもいい。君の処遇についてはまた別の機会に話そう」

社長「それよりも優先事項がある。本来は上の私達でなんとかしなければならないことなのだがね」


社長「君には……」

社長「この事務所を建て直して欲しいんだ」


「……どういうことですか?」

41 = 39 :

遅くなりましたが、このSSは本編?モバマスとの設定との食い違いがあります

その点にご注意ください

42 :

モバマス自体設定薄いから大丈夫じゃない?

43 :

SSなんて好きなように書いていいのさ

45 :

社長「君には、この事務所の現状について話しておかなければならないね」

社長「正直なところ、いろいろと芳しくはないのだよ」

「それは経営面でのことでしょうか?それなら、私にできることは微々たるものかと思うのですが……」

社長「まぁ、まずは話を聞いて欲しい」

社長「君が一番理解しているとは思うが、この事務所は君に頼りすぎていた」

社長「所属アイドルのプロデュース、マネジメントにスカウト、営業業務……」

社長「そんな君がある日突然いなくなった」

社長「その穴はとてつもなく大きいものだった」

社長「事務所の経営面への影響もだが、それ以上に所属アイドルへの影響においてはそれが顕著だった」

46 = 45 :

社長「ちひろくん」

ちひろ「はい」

ドサドサ

ちひろ「Pさん、これは半年間の業務記録とアイドルについての資料です」

「こんなにたくさん……」

ちひろ「それだけしなければならないことが多かったんです。Pさんの穴を埋めるためには……」

社長「私やちひろ君、あとは私の知人に頼んで何とか業務を回す事はできた」

社長「君が残してくれた企画と資料もあったからね」

社長「だが……」

社長「多くのものが壊れてしまった」

47 = 45 :

社長「心に傷を負ったものもいる、離れていった取引先もいる」

社長「そして……」

社長「事務所を離れる事になったアイドルも……」

「!」

「一体、どういう事なんですか!?」

社長「全ては現場管理の不備。つまりは経営者たる私の責任だ。君に責任はない」

社長「つい2ヶ月前の話だ。経営に行き詰ったこの事務所へ、大手のプロダクションから引き抜きの話があった」

社長「そのアイドルは事務所を救うために自らこの事務所を離れた」

社長「結果として、その移籍金で事務所は存えることができた……」

ちひろ「現場の詳細については後で私からお話します」

社長「ありがとう」

48 = 45 :

社長「君が不在だったことについて、またアイドルとの再会については慎重にいかなければならない」

社長「君は事故に巻き込まれ、半年間意識不明だったということにしておく。納得のできる理由が彼女達には必要だ」

社長「そして、彼女達にはその旨を伝える」

社長「だが、一斉に君に会いにこられたのでは現場が破綻してしまう」

社長「彼女達のケアを含めてね」

社長「だから、こちらからスケジュールの合間に君との時間を設定させてもらう」

「……わかりました」


社長「君にはまた負担を掛けてしまう。本当に申し訳ない」

「いえ、大丈夫です。気になさらないでください」


社長「ありがとう」


---

(というわけで、今後の身の振り方が定まった。
事務所のアイドル達との再会についても考えなければならない。


俺としては昨日ぶりなのだが、彼女達には半年間の空白がある。

正直、不安もあるがするべきことは多そうだ。)

49 = 45 :

「とりあえず、資料には目を通しておきます。その後、お話を聞いてもいいでしょうか?」

ちひろ「もちろんです。量が量なので口頭で説明するよりもそちらのほうが助かります」

「ありがとうございます。たぶん、二日もあれば読み終わるとは思います」

ちひろ「無理しないでくださいね」


ガチャ

「あ、ちひろさん。おはようございます」

50 = 45 :

ちひろ「橘ちゃん。おはよう」

(……橘ちゃん?前はありすちゃんって呼んでいたのに?)

「おお、ありす。おはよう」

ありす「……」

(……あれ?なんだろうこの雰囲気……)

(嫌悪感というか、あまりいい表情じゃないな……)

ありす「下の名前で呼ばないでもらえますか?」

ありす「どちら様かは知りませんが……」

ありす「年下相手とは言え、初対面の相手に呼び捨ては失礼ですよ」

「!?」


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