元スレ利根「提督よ、お主なかなか暇そうじゃの?」 金剛「…………」
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101 = 1 :
提督「三人も邪魔だと思ったら偽装を降ろして構わん。錆びてしまうかもしれんが、大事に保管するぞ」
響「じゃあ、私はもう降ろしておくね」ゴソゴソ
提督「いくらなんでも判断が早すぎないか」
響「一年以上も艤装無しで暮らしていけてるみたいだから、大丈夫だと思ったよ。それに、これからは無駄に体力を消耗する訳にもいかなくなるだろうしね」
提督「聡明な子だ」ナデナデ
響「────」
提督「さて、三人は利根の所へ戻って釣りをして貰って良いか」
金剛「提督はどうするデス?」
提督「私は塩を回収してくる。今以上に塩は必要になるはずだ」スッ
金剛「あの塩田デスか。了解しまシタ」
提督「では、行ってくる」スタスタ
金剛「…………提督って、全くやらしい目をしまセンでシタね」
瑞鶴「うん。初めは恥ずかしかったけど、あの真剣な目を見たらそんな気持ちも無くなったわ。むしろ、丁寧に直してくれて嬉しかった」
響「……………………」スリスリ
金剛「? 頭を撫でてどうしたデスか、響?」
響「ん。人に頭を撫でられるのって、思ったよりも気持ち良いものだと思ってね」
金剛「…………」
瑞鶴「そうなの?」
響「私はそう思ったよ。今まで考えた事もなかったけど、良いものだね、あれは」
瑞鶴「へぇ。今度、私もお願いしてみようかしら」
響「正直、私は病み付きになりそうで少し怖い」
瑞鶴「そ、そこまで?」
響「自分でもビックリさ。落ち着けるって言えば良いのかな。とにかく、何かが解れていきそうな感覚がするんだ」
瑞鶴「ふーん?」
金剛「…………」
金剛(あの手が、テートクのものであれば良いのにと思うのは、私だけなのでショウか……)
……………………
…………
……
102 = 1 :
今回はここまでにしておきます。またいつか来ますね。
お仕事と平行していて投稿がかなり遅いんだ。ごめんよ。
103 :
役者が揃ったかな?
乙です
105 :
おつー
恋愛感情のない男女関係でメタルギアのスネークとザ・ボスを思い出したわ。まぁあれは色々と別物な気がするけど
106 :
良いものです
107 :
乙でした
108 :
乙!
これ、響が運よく鎮守府に帰られて第六駆逐隊の面々に話したら、全員移住してきそうだな。
109 :
性欲ってどうしてるんやろか
110 :
解脱しすぎててそんなんなくなってそう
111 :
スポーツ感覚でやってそう
112 :
前は解体したら(ネタバレにより省略)だったけど、今回は……?
113 :
瑞鶴「……やる事がないんだけど」
利根「三日で暇で死にそうになったか。思ったよりも早いのう」
瑞鶴「畑の拡張も終わっちゃったし、お魚も夕飯の分も獲り終わってるし、塩田とか水の確保の仕方も教えて貰ったし……何をすれば良いのよ」
提督「好きにだらけていて良いぞ。ここでの敵の一つは暇潰しだ」
響「……本当に随分と自由だね」
金剛「私も、もっと生きるのに必死になると思っていまシタ」
提督「ここまでだらける事が出来るのも珍しいものだろう。話を聞く限りでは普通、その日の食料と水を確保するだけでも相当な時間と労力が必要になるらしい。私達は運が良いんだろう」
瑞鶴「漂流して運が良いって言えるのかどうかは分からないわね……」
響「暇ではあるし色々な物は無いけれど、のんびりと出来て生きるのにそこまで苦労はしないっていうのは充分に運が良いと思うよ」
利根「考えが年相応ではないのう。頭が良いのか、それとも見た目が子供なだけで長生きしておるのかの?」
提督「その口調であるお前が言うと違和感を覚えるな」
利根「口調は仕方がなかろう。それとも、提督は嫌いか?」
提督「いいや。利根らしくて良いと思っている。むしろ、無理に変えようとしないでくれ。その時は私が困惑する」
利根「ほう。提督を困った顔を見れるのならばやってみても良いかもしれんのう?」
提督「一週間くらい部屋で吊られたいのならばやってみろ」
利根「やらぬ……絶対にやらぬ……」ビクビク
瑞鶴「……吊るす? どういう事?」
提督「私が罰としてよくやっていたものだ。縛り上げて部屋に吊るし上げるんだ」
響「……それって、縄を食い込ませて痛めつける罰なのかな」
114 = 1 :
利根「痛くはないぞ。痛みは無いが、下着が見えて恥ずかしかったというのと……何よりも仁王立ちしている提督が閻魔のように怖くてのう……」
利根「今では羞恥こそ無いが、どうしても怖さが身に染み付いていて……今でも条件反射的に怖いんじゃ……」ビクビク
響「……想像出来ないね。怖いイメージが全然無いんだけど」
金剛「私も怖いイメージはほとんどありまセン」
瑞鶴「ジッと目の奥を見てくるのが怖かったくらいかしら……」
利根「知らぬ方が良い事もあるものじゃ……」
提督「酷い言われようだな」
利根「事実ではないかー」ノシッ
提督「確かにそうだな」
響「…………」ジー
利根「うん? どうかしたのかの?」
響「ん、少し気になってね」
提督「何がだ」
響「そうやって背中にのしかかるのって、本当に落ち着けるものなのかと思ったんだ」
提督「……どうなんだろうな。普通ではないような気もする」
利根「我輩は物凄く落ち着くぞ」
響「少し、試させてもらっても良いかな」
提督「利根次第だな」
利根「ん? なぜ我輩なのじゃ?」
提督「今お前がのしかかっているからだ」
利根「そうじゃったな。我輩も構わぬぞ。ほれ」ペシペシ
提督「人を乗り物みたいに扱うんじゃない」
115 = 1 :
響「それじゃあ、お言葉に甘えて」ソッ
提督「……軽いな」
利根「提督よ、それは遠回しに我輩が太っておると言いたいのかのう?」ジッ
提督「身長の差を考えろ。それと、素直な感想だ」
利根「それなら良いかの。──ああそうじゃ響よ。もっと体重を掛けた方が良いと思うぞ」
響「流石にそれは提督が辛くならないかな?」
利根「我輩は普段から体重を少し掛けておる。提督ならば適度な重量感を欲しておるじゃろう」
響「本当かい、提督?」
提督「利根が全てを言ってくれた。問題無いぞ」
響「それなら……」ノシッ
提督「ふむ……それでもやはり軽いな」
瑞鶴「……なんだか親子みたい」
金剛「私は親戚の子供に懐かれてるお兄さんに見えマース」
響「思った以上に良いものだね、これは。優しい人の体温は、とても心地良い」
利根「……………………」チクチク
利根「?」ジッ
金剛「どうかしまシタか、利根?」
利根「や、何やら胸に虫かゴミでも入ったのかと思うてな。チクチクするぞ」ヌギヌギ
瑞鶴「ちょっ!? な、なな何たくし上げてるのよ!?」
提督「…………」スクッ
響(おっと)スッ
116 = 1 :
響「それじゃあ、お言葉に甘えて」ソッ
提督「……軽いな」
利根「提督よ、それは遠回しに我輩が太っておると言いたいのかのう?」ジッ
提督「身長の差を考えろ。それと、素直な感想だ」
利根「それなら良いかの。──ああそうじゃ響よ。もっと体重を掛けた方が良いと思うぞ」
響「流石にそれは提督が辛くならないかな?」
利根「我輩は普段から体重を少し掛けておる。提督ならば適度な重量感を欲しておるじゃろう」
響「本当かい、提督?」
提督「利根が全てを言ってくれた。問題無いぞ」
響「それなら……」ノシッ
提督「ふむ……それでもやはり軽いな」
瑞鶴「……なんだか親子みたい」
金剛「私は親戚の子供に懐かれてるお兄さんに見えマース」
響「思った以上に良いものだね、これは。優しい人の体温は、とても心地良い」
利根「……………………」チクチク
利根「?」ジッ
金剛「どうかしまシタか、利根?」
利根「や、何やら胸に虫かゴミでも入ったのかと思うてな。チクチクするぞ」ヌギヌギ
瑞鶴「ちょっ!? な、なな何たくし上げてるのよ!?」
提督「…………」スクッ
響(おっと)スッ
117 = 1 :
利根「取り払おうかと思ったのじゃが、どうかしたのかの?」
提督「やめんか」ペシッ
利根「あいたっ! 何をするんじゃ提督よ」
提督「普通の子は人前で躊躇無く服など脱がん。肌を晒すのは極力控えろ」
利根「むー……ん? チクチクが無くなったぞ」モドシモドシ
響「落ちたのかな?」
利根「恐らくそうじゃろうな。提督が頭を叩いたおかげかの?」
提督「さて、どうだろうな」
利根「まあ、良かった良かった」
金剛「……なんだか、フリーダムなのは利根だけのような気がしてきまシタ」
提督「私も大概自由奔放だと思うが」
瑞鶴「いやぁ……確かに中将さんも自由だけど、常識があるじゃない」
利根「我輩が常識知らずなのはこの島での暮らしのせいじゃな」
提督「私も同じ時間を過ごしているはずだが?」
利根「ほれ、二人きりだった時の飼い主に似たのじゃよ」
提督「ならば、今の飼い主に似るよう頑張って貰おうか」
利根「時間が解決してくれるじゃろう。この島に来た当初もそうであったしの」
響「……そう言えば、二人は何年ここに居るんだい?」
提督「二年くらいだ」
利根「正確には二年と約八ヶ月じゃな」
瑞鶴「二年半以上!? よくそんなに暮らせてるわね!?」
金剛「ワーォ……」
響「……正直、驚いたよ」
118 = 1 :
利根「いやはや、こう口に出してみると長い間のんびりとしておるんじゃのう」
提督「そうだな。もはやこの暮らしが普通になってきているよ」
瑞鶴「……私も利根さんみたいに解放的になっちゃうのかしら?」
提督「私がそうならないよう監視しておこう」
瑞鶴「お願いします」ペコッ
提督「任せておけ」
響「利根さんも初めは普通だったんだよね?」
利根「どうじゃったろうか。我輩はいつも普通にしておるからのう」
提督「初めはしっかりと一般的だったぞ。私のベッドに潜り込んできてから徐々にこうなり始めた」
金剛「何かシタのデスか?」
提督「いや。何もしていない。強いて言うならば、その日は寒かったからお互い身を寄せ合ったくらいか」
瑞鶴「そ、それってつまり……」ドキドキ
提督「瑞鶴の考えているような事はしていない。一度たりとも手を出していないよ」
利根「そんな余裕は無かったからのう」
瑞鶴「……そうなんだぁ」
響「なんでそんなに残念そうにしているんだい?」
瑞鶴「やっ、ちょ、ちょっと気になっただけよ? うん、本当よ?」
金剛「これは相当気になっていたデスねー?」クスクス
響(あ、まただ)
瑞鶴「あ、う……そ、んな事よりっ! 金剛さんが珍しく笑ってるわね!?」
金剛「!」
119 = 1 :
利根「あからさまな話題逸らしじゃのう……」
瑞鶴「イヂられるのって苦手なのよ……。すっごく恥ずかしいんだからね?」
利根「ほう。ほうほう」ニヤニヤ
瑞鶴「ぅー……中将さん、助けて……」
提督「……なるべくさせないようにはするが、少しは受け入れてやってくれ」
利根「つまるところ、提督もイヂりたいと思うたのじゃな?」
瑞鶴「そんな!?」ビクンッ
提督「……ノーコメントだ」
瑞鶴「う、うぅー……」
金剛「……………………」
響「…………」チラ
響(自覚、していなかったのかな)
響「…………」クイクイ
金剛「っ」ビクッ
金剛「……どうかしましたか、響?」
響「ん、なんでもないよ」
金剛「?」
提督(……ふむ)
…………………………………………。
120 = 1 :
ひっそりと投下してひっそりと投下終了。また今度来ますね。
ラストが思い付いたので、この物語も一先ず安泰です。だけど、金剛さんの時のように終わる終わる言いながら一スレ跨ぐような事は無い。はず。
どこまで続くかはこの五人次第ですね。
122 :
利根、下着つけてたのか
123 :
いい雰囲気
期待
124 :
乙乙
>>122
そりゃ観測者がいれば、それはもう「シュレディンガーのパンツ」じゃなくなるからな。
存在か非存在かのいずれかに収束するさ。
125 :
>>124 観測されなければ履いていなかったかもしれない……と?
126 :
全ては神(運営or絵師)のみぞ知るってとこだな
127 :
だが、現時点では吊るされた当時の事しか言及されていない
128 :
なんでイジりがイヂりになってんの?
気持ち悪いし直して欲しい
正直仮名遣いぐらい間違えるとは思えないしわざとなら諦めるけど
129 :
バカはレスしないでね
130 :
>>128
気持ち悪いし書き込まないでほしい
131 :
>>1酉付けてお願いします
132 :
これ以上どう酉をつけろというのか
133 = 131 :
誤爆ごめんなさい
134 = 128 :
>>129 >>130
ちょっとぐらい自分が間違ってるのかもと思う気持ちを持ってくれ
135 = 130 :
>>134
日本語の問題じゃなく、キモいと注文つける貴様が間違っている(断言
136 :
荒れるから触れちゃダメよ
137 = 128 :
>>135
そりゃ悪かったな、文章が気持ち悪いじゃなくて読んでてもどかしいって意味だ、それぐらいは読み取ってくれると思った
138 :
もどかしい、と、気持ち悪い、は意味もニュアンスも全然違うんだよ坊や。文脈から真意を読み取ってほしいのならまず用語用法から学んでおいで
139 :
>>137
他人の文章にケチ付けるなら、自分はもっと文意・文脈の伝わりやすい文章を心がけたらどうかな?
ふてくされる前にさ。
140 :
気持ち悪いが気分が悪いって意味なら全然違う事無いからな
141 :
仮名遣い間違えてるのは事実なのに見当違いに叩き過ぎだろ
142 :
使い間違いじゃないからね?
いちいち文句をつけるようなら読むなよ
誰も読んでくるなんて頼んでないし目障りだわ
143 :
いや間違いだよ
144 :
嫌なら読むなよ。文句つけやがって
145 :
いやそのりくつはおかしい
146 :
間違ってないし、正しいわけでもない
ただの表記の違いに気持ち悪い、直せと聞いてもない文句を垂れる屑はまとめで読んで、そこのコメント欄にでも書いてくれ
間違いだ正しいだって騒ぐ連中もな
147 :
ここまで荒らし
148 = 128 :
いつまで言ってんのお前ら
149 = 145 :
>>148
いや発端のお前が言うことじゃねえよwwww
150 = 130 :
お前ら騒ぎすぎでしょ
みんなの評価 : ☆
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