元スレ刹那「別世界のガンダムだと…?」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ○
251 :
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アプロディア(!――今度はガンダムXの世界に…)
アプロディア(まさか、ジェネレーション・システムの目的は…)
252 = 251 :
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GX-9900-DVガンダムXディバイダー(以下、GXディバイダー)
GW-9800ガンダムエアマスター(以下エアマスター)
GT-9600ガンダムレオパルド水中オプションS―1装備
ウィッツ「くそ、数が多い!」
GAT-04Dウィンダム
上空のウィンダムの群れは、海上を走るフリーデンへ襲いかかる。
GXディバイダーとエアマスターは空で、レオパルドは水中からウィンダムの侵攻を阻止する。
ガロード「ティファは渡さない!」
GXディバイダーはウィンダムの群れへ突っ込み、ウィンダムを撃破していく。
ガロード「渡すもんかぁぁぁ!!」
アルプス級陸上戦艦_フリーデン
ティファ「…ガロード」
253 = 251 :
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ジャミル「本当か?」
ティファ「はい、私を連れ去る為に、多くの敵がやってきます」
ティファ「みんなを危険に晒したくありません、私を降ろして下さい」
ガロード「何言ってるんだよ、そんなことできるわけないじゃないか!」
ガロード「俺たちが絶対に守ってやる。だから、心配すんな」
ティファ「…」
254 = 251 :
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シャギア「フリーデンを襲いに来てみれば…」
オルバ「とんだ邪魔者がやってきたね」
NRX-0013ガンダムヴァサーゴ(以下ヴァサーゴ)
NRX-0015ガンダムアシュタロン(以下アシュタロン)
DT-6800FAドートレス・フライヤー(以下ドートレスF)
円盤型のMAにより、ドートレスFは次々撃墜される。
NRX-044アッシマー
アッシマーはMS形態へ変形し、フロスト兄弟を襲う。
オルバ「兄さん」
シャギア「可変型か」
アッシマー部隊と交戦するフロスト兄弟率いる新連邦軍の部隊に高速で近づく機体が現れる。
ORX-005ギャプラン・・・MA形態
シャギア「少しは楽しめそうだ」
255 = 251 :
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ガロード「赤い光…増援か!?」
YMAF-X6BDザムザザー
ウィッツ「モビルアーマーか!」
エアマスターは水上を進むザムザザーに向けてビームを撃つ。ザムザザーは機体上面にエネルギーシールド――陽電子リフレクターを展開した。
エアマスターの放ったビームは、陽電子リフレクターにより、無効化された。
ウィッツ「ビームが効かない!?」
ザムザザーは全身に装備された砲門から攻撃を繰り出し、エアマスターとGXディバイダーを攻撃する。
ガロード「くそっ!」
256 = 251 :
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ロアビィ「二人の加勢に行きたいけど、これじゃあね!」
フリーデンの甲板に上がったレオパルドは、フリーデンに近づくウィンダム二機を撃破する。
トニヤ「陸地が見えてきたわ!」
サラ「このまま、逃げ切れれば…!」
257 = 251 :
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ヴァサーゴはメガソニック砲で接近するアッシマー四機を消し飛ばす。
シャギア「あとはオルバの追う可変機か」
MA形態のギャプランがヴァサーゴへ迫る。その後ろを、MA形態となったアシュタロンが追尾していた。
シャギア「行くぞ、オルバよ」
オルバ「了解、兄さん!」
ヴァサーゴとアシュタロンの連携攻撃に、ギャプランはMSとMA二つの形態を使い分けて対抗する。ヴァサーゴは上手くギャプランを翻弄し、ギャプランの注意を引き付けた。
ギャプランがMS形態となり、ビームサーベルでヴァサーゴに切りかかったところを、アシュタロンが背後からアトミックシザースを用いて羽交い絞めにした。
オルバ「どうやら下からの攻撃には弱いみたいだね」
シャギア「これが我等兄弟の力だ」
ヴァサーゴはビームサーベルでギャプランのコックピット部分を突き刺し、アシュタロンから解放されたギャプランは、海へと落下しつつ爆散していった。
258 = 251 :
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ザムザザーは水上から空中のエアマスター、GXディバイダーを相手しつつフリーデンを追っていた。
ガロード「あのバリアは、機体の上面にしか張れないんだ」
ガロード「俺が奴にバリアを張らせて隙を作る、ウイッツはその隙を突いてくれ!」
ウィッツ「おう!」
GXディバイダーはディバイダーを構え、表面の装甲を展開させた。
ガロード「高出力のハモニカ砲のビームなら…どうだぁ!!」
ディバイダーから発射された巨大なビームに、ザムザザーは陽電子リフレクターを展開して対応する。
259 = 251 :
ガロード(俺が狙ったのは、お前じゃない!)
ガロードはザムザザーへ直接撃ちこむのではなく、ザムザザーのいる水面へ向けてビームを放っていた。
水面にビームが当たったことによる爆発にザムザザーは巻き込まれ、機体上部をGXディバイダーに向ける形となった。
ウイッツ「もらったぁ!」
エアマスターはファイター形態(MA形態)となり、露出したザムザザーの機体下部へと接近した。
エアマスターはバスターライフルを連射して、止めに両肩のショルダーミサイルを撃ち込み、ザムザザーを撃破した。
260 = 251 :
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ロアビィ「上陸できた!」
シンゴ「あとはこのまま逃げ切るだけだ!」
トニヤ「――前方に熱源反応!」
フリーデンに陸地で待ち構えていたザムザザーが接近する。
ジャミル「待ち伏せしていたか!」
ウィッツ「もう一機いやがったのか!」
ガロード「くそっ、間に合え!」
261 = 251 :
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オルバ「兄さん、あれを」
MAK-005Sギャプラン改
シャギア「フン…」
262 = 251 :
フリーデンへと接近するザムザザーに、上空から巨大なビームが襲う。
ザムザザーは直ぐに、陽電子リフレクターで防御した。
サラ「上空にMS…?」
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ティファ「あの人です…」
GN-0000+GNR-010ダブルオーライザー(以下、00R)
刹那「ダブルオーライザー、刹那・F・セイエイ――世界を歪ませる存在を、破壊する!」
00RはGNソードⅢを展開し、ザムザザーへと向かっていった。
263 = 251 :
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フリーデンへと接近するザムザザーに、上空から巨大なビームが襲う。
ザムザザーは直ぐに、陽電子リフレクターで防御した。
サラ「上空にMS…?」
ティファ「あの人です…」
GN-0000+GNR-010ダブルオーライザー(以下、00R)
刹那「ダブルオーライザー、刹那・F・セイエイ――世界を歪ませる存在を、破壊する!」
00RはGNソードⅢを展開し、ザムザザーへと向かっていった。
264 = 251 :
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フロスト兄弟とギャプラン改の戦闘に、高速で接近するMAが現れる。
XXXG-00W0ウイングガンダムゼロ・・・ネオ・バード形態(以下MA形態)
ヒイロ「エピオン…?いや、違うか」
シャギア「これ以上ここにいても無駄か――オルバ、撤退するぞ」
オルバ「了解、兄さん」
フロスト兄弟は、残ったドートレス部隊と共に、引き上げていった。
ギャプラン改は、ウイングガンダムゼロ(以下W0)へと接近する。
265 = 251 :
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00Rはザムザザーの砲撃を避けつつ、ビームを撃ちこむ。ザムザザーは陽電子リフレクターを展開して守りつつ、反撃した。
刹那「ビームを完全に無効化するのか」
ガロード「緑色の光、あの装備、あの戦い方…まさか、刹那か!?」
刹那「なら、実体剣の攻撃で!」
00Rはザムザザーへと突撃した。GXディバイダーは、それを援護する。
刹那「もらったぁ!」
ザムザザーへと接近した00Rは、GNソードⅢで陽電子リフレクターごと、ザムザザーを切り裂き、ザムザザーを撃破した。
266 = 251 :
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ヒイロ「遅いな」
W0はギャプラン改の追撃を振り切り、W0が反撃に出る。W0はMS形態へと変形し、ギャプラン改と向かい合った。
互いに相手の方へ向かっていく。ギャプラン改はミサイルとビームを発射するが、W0はそれらを潜り抜け、ギャプラン改をビームサーベルで切り裂いた。
267 = 251 :
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ガロード「刹那…か?」
刹那『そうだ。久しぶりだな、ガロード・ラン』
ガロード『お前、随分老けたなぁ』
刹那「俺がお前と会ったのは、今から4年前だ」
ガロード「4年!?」
刹那「どうやら、ハルファスによって転移させられる時期は世界ごとに違うらしい」
刹那「ジェネレーション・システムは、自由に次元を越えることが不可能なようだ」
ガロード「はるふぁす…?じぇねれーしょん?」
268 = 251 :
刹那「――!」
フリーデンの艦橋の前に赤い光が現れ、フェニックスガンダムが出現した。
フェニックスガンダム(以下フェニックス)は、フリーデンの艦橋にビームライフルを向ける。
ガロード「あの時のガンダム!」
ウィッツ「てめぇ!」
???『動くな』
ロアビィ「電子音声?」
ジェネレーション・システム(以下G・S)『私の名は、ジェネレーション・システム』
269 = 251 :
G・S『ガンダム・ワールドの、新たな歴史を創造する存在』
刹那「歴史の創造だと…?」
赤い光から、いくつもの黒い四角柱状の形をした機体が、フリーデンの甲板上に現れる。
ヒイロ「あれは…」
刹那「オートマトンか!?」
G・S『妙な動きを取れば、オートマトンはフリーデンの乗組員を殺害するだろう』
G・S『ヒイロ・ユイ、遠くから狙撃しようとする君のことだ』
ヒイロ「…!」
G・S『代わりに君たちの相手を用意しよう』
W0、00Rの前に、それぞれ赤い光が現れる。
GF-001NEファラオガンダムⅣ世(以下ファラオⅣ世)
MS-15Kギャン改
270 = 251 :
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ファラオⅣ世は自身に巻いている包帯を飛ばし、W0を捕らえ、引き寄せる。
そして、間近まで引き寄せた所を胴体のビーム砲でW0のコックピット目掛け攻撃した。
ヒイロ「っ!?」
W0は包帯に捕らえられながらも強引に避けるが、肩にビームを受けてしまった。
ヒイロ「ちぃ…!」
W0はビームサーベルで包帯を切り裂き、マシンキャノンで攻撃する。
ファラオⅣ世はダメージを受けるが、傷口からいくつもの管が飛び出し、傷を塞いでいった。
ヒイロ「自己修復機能だと?」
271 = 251 :
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ギャン改の大型ビームソードと00RのGNソードⅢがぶつかり合う。
刹那「ちぃ…!」
ギャン改のビームソードのリーチは00Rよりも長く、00Rはそれを活かした攻撃により苦戦していた。
272 = 251 :
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G・S『ティファ・アディール、どうする?』
ティファ「――わかりました」
ジャミル「ティファ…!」
ティファ「私は、行きます」
トニヤ「ティファ!」
ティファ「もう、いいの…みんな、ありがとう」
ウィッツ「くっそお!」
ガロード「ティファ、ティファァァ!!」
ティファ「さようなら、ガロード…もう、私のことは、いいから…」
ティファはフェニックスの掌に乗る。フェニックスは、ティファが潰れないよう握り、ゆっくりと上昇していった。
ガロード「ティファァァァァァァ!!」
273 = 251 :
G・S『さあ、お別れだ』
ティファ「!――やめて!」
オートマトンは起動し、フリーデン内部へ侵入を始めた。
ロアビィ「この…!」
レオパルドとエアマスターは、即座にヘッドバルカンで甲板のオートマトンを破壊する。
フェニックスは、スピードを上げて上昇していく。
ガロードは構えていたディバイダーを背中に装着させ、GXディバイダーを高機動モードへとシフトさせた。
GXディバイダーは速度を上げ、上空へと上昇していくフェニックスを追いかける。
274 = 251 :
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ヒイロ「修復できないように、するまでだ!」
W0はファラオⅣ世ツインバスターライフルを撃ちこみ、消し飛ばした。そして直ぐにMA形態へと変形し、フェニックスを追う。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
刹那「トランザム!!」
00Rもトランザムを起動し、それによりパワーアップしたGNソードⅢで大型ビームソードを叩き折った。
そして、ギャン改のシールドミサイルを避けて懐まで飛び込み、コックピット部分にGNビームサーベルを刺し込む。
00Rは爆発するギャン改から離れ、フェニックスの下へと向かった。
275 = 251 :
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フェニックスはフェザーファンネルを射出し、ガロードへと向かわせる。
ガロード「!――ビットか!」
フェザーファンネルはGXディバイダーを取り囲み、攻撃する。
ガロード「動きがカリスのより単調なんだよ!」
ガロードはフェザーファンネルの動きを見切り、上手く避けつつフェニックスを追う。
ガロード「ティファを返せぇぇぇぇ!!」
G・S『さあ来るのだ、私の下へ…待っているぞ』
ティファ「ガロードッ!」
フェニックスは赤い光に包まれ、消えていった。
276 = 251 :
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ガロード「アプロディアって奴なら、ティファの所へ行けるんだな!」
刹那「だが、今回の様に強力な敵が襲いかかってくる」
ガロード「今までだって倒してきたんだ――それに、GXなら負けない!」
刹那「ティファ・アディールから来るなと言われてもか」
ガロード「何ぃ!?」
刹那「ティファ・アディールの声が、聞こえた――ガロード・ランに、自分のことはもういいと伝えてくれと」
ガロード「お前、もしかしてニュータイプ…なのか?」
刹那「違う――俺は、イノベイターだ」
ガロード「イノベイター?」
277 = 251 :
刹那「…ジェネレーション・システムは、自らの目的の為に彼女の力を利用しようとしている」
刹那「それを見過ごすわけにはいかない」
ガロード「だったら尚更だ!ティファは絶対に俺が助ける!」
刹那「何故、そこまでして彼女を助け出そうとする」
刹那「彼女の強大な力を世界の破壊に利用させたくないという使命感か?」
ガロード「強大な力とかそんなもん関係ない!」
ガロード「俺はティファを助けたいんだ!――好きなんだから当ったり前だろ!!」
刹那「…」
ヒイロ「無駄だ、そのバカには言っても聞かない」
ガロード「なんだとぉ!?」
刹那「行こう、ガロード――彼女を、助け出しに」
ガロード「うん!」
278 = 251 :
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サラ「無事に帰ってきなさい」
トニヤ「ちゃんとティファを連れてね!」
ウィッツ「ヘマすんじゃねぇぞ」
ロアビィ「俺たちが行くことは無理みたいだからねぇ…ギャラも出ないみたいだし」
シンゴ「武器や弾薬とかは用意したからな」
キッド「あのガンダム乗りたちに迷惑かけんなよ~?ガンダム坊や」
テクス「くれぐれも、無茶はしないようにな」
ジャミル「ティファを、よろしく頼む」
ガロード「みんな…俺、絶対にティファと帰ってくるよ!」
279 = 251 :
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刹那「…」
ヒイロ「嬉しそうだな」
刹那「ガロードを見ていると、仲間を思い出す」
ヒイロ「一人の女の為に、命を懸ける…か」
280 = 251 :
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W0、GXディバイダー、00Rの前に、ハルファスガンダムが現れる。
刹那「行くぞ」
ガロード「おう!」
三機のガンダムは、ハルファスと共に青白い光に包まれ、次元を越えていった。
281 = 251 :
今回はこれで以上です。
見てくださった方、ありがとうございます。
282 :
乙
登場機体のセンスがヤバイ
次も期待して舞ってる
283 :
マイナー機のオンパレードだったな
285 = 284 :
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ドモン「ぐっ…」
JDG-0010XデビルガンダムJr.(以下DGJr.)
デスアーミー
デスビースト
デスバーディ
暗雲渦巻く、荒れた大地で、二機のガンダムをDGJr.と、デスアーミーの軍団が囲い込む。
GF-13-021Gガンダムシュピーゲル(以下シュピーゲル)
シュバルツ「デスアーミーたちが融合して、あのような形になるとは…!」
286 = 284 :
DGJr.は、デビルガンダム四天王を模したビット、四天王ビットをGガンダムとシュピーゲルに差し向ける。
ドモン「またあの攻撃か!」
Gガンダムに高速で接近するビットの一つは、グランドガンダムを模した角を出し、角から電撃を発してGガンダムに浴びせた。
ドモン「ぬわぁぁぁぁ!!」
シュバルツ「ドモン!」
残り三つのビットがGガンダムを襲う。
一つは、ヘブンズソード、一つはウォルター、一つはマスターガンダムを模した形となり、電撃により動きを封じられているGガンダムに迫る。
シュバルツ「ぐっ…!」
シュピーゲルはGガンダムの助けに入り、四天王ビットを追い払おうとするも、マスターガンダムを模したビットが二つのビットに注意を引かれたシュピーゲルにダークネスフィンガーを浴びせた。
シュバルツ「ぐああああ…!」
ドモン「シュバルツ――!」
287 = 284 :
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
DGJr.の攻撃の前に膝をついたGガンダムとシュピーゲルに、デスアーミーやデスビースト、デスバーディの大群が近づく。
その後ろに構えるDGJr.さらに、DGJr.両隣から赤い光が現れる。
MA-09量産型ビグザム
二機の量産型ビグザムは、Gガンダムとシュピーゲルへ向けて機体中央部の大型メガ粒子砲発射のチャージを開始した。
ドモン「くそ…!」
Gガンダムとシュピーゲルの前に、二つの青白い光が現れる。
288 = 284 :
LM314V24_V2アサルトガンダム(以下V2)
System-∀99ターンエーガンダム(以下∀)
二機の量産型ビグザムは、Gガンダムたちに向けて、メガ粒子砲を発射した。
ウッソ「ガンダム!」
ロラン「いっけぇぇぇ!!」
迫る巨大な二本のビームを、V2アサルトはメガ・ビーム・シールドで、∀はシールドから発生させたIフィールドで防いだ。
続けて、上空から三つの青白い光が現れた。
290 = 284 :
DGJr.や量産型ビグザム等の背後から、幾つものビームが放たれる。
DGJr.は咄嗟に避けるが、一機の量産型ビグザムはビームの直撃を受け、爆発した。
RX-78ガンダム・・・ウェイブライダー搭乗
MSZ-006ゼータガンダム(以下Z)・・・現在はウェイブライダー形態
MSZ-010ZZガンダム(以下ZZ)・・・現在はGフォートレス形態
もう一機の量産型ビグザムはガンダムたちに反撃しようと、メガ粒子砲の発射態勢に入ったが、ビームライフル、ハイメガランチャー、ダブルビームライフルから一斉に放たれたビームによって撃破された。
291 = 284 :
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ガロード「シュバルツ、大丈夫か!?」
シュバルツ『少年か…強くなったな』
ドモン「今は休んでいてくれ、シュバルツ」
刹那「あとは俺たちがやる」
292 = 284 :
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
DGJr.はガンダムたちの攻撃から逃げつつ、デスアーミーたちの群れに対し、両目から放たれる赤い光を浴びせた。
デスアーミーは互いに集合しあい、融合していく。
カミーユ「あれは」
一機、また一機とDGJr.が完成されていった。
アムロ「複製を作り出したのか!」
ジュドー「化け物かよ」
三機のDGJr.はデスアーミー軍団とともにガンダムたちに襲い掛かる。
293 = 284 :
シン「あの化け物、どんどん増えていくんじゃ…」
ロラン「これ以上あれを増やさない為には」
ウッソ「まず元となるあの一つ目たちを全部倒せばいいんですね」
ジュドー「いや、あれを見ろ!」
DGJr.の下半身から、の影から、デスアーミーたちが降りてくる。
刹那「あのガンダムからデスアーミーが生まれている…」
ドモン「自己増殖…DG細胞の三大理論の一つ」
ヒイロ「全て破壊すればいい」
カミーユ「デカブツを優先的に破壊しつつ、一つ目の数を減らす」
キラ「あの赤い光を撃たせなければ!」
ガロード「天下無敵のガンダムがこれだけ集まっているんだ」
アムロ「やるぞ!」
294 = 284 :
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
一機のDGJr.は胸部から巨大なビーム、メガデビルフラッシュをガンダムたちに放ち、
ガンダムたちはそれを回避しつつデスアーミー軍団を破壊していく。
もう一機のDGJr.は下半身の殻に自身を包み込み、
上空にいるフリーダム、00R、V2、ウェイブライダーに向かって、回転しつつ突撃する。
四機はそれを避け、旋回して再び突撃してくるDGJr.に向かってビームを撃ちこむ。
DGJr.はビームの攻撃によって勢いを殺されていき、遂には吹き飛ばされた。
295 = 284 :
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
インパルスがブラストシルエットの火器をフル稼働させて、Gガンダムは超級覇王電影弾でデスアーミーたちを撃破する中、
∀は一機のDGJr.の四天王ビットの攻撃を受けていた。
ロラン「くっ…避けきれない」
アムロ「ヒゲのガンダム、逃げてください」
ガンダムが四天王ビットにビームを当て、∀から退かせる。
DGJr.は四天王ビットを一度戻し、今度はガンダムへ向けて射出する。
ガロード「ディバイダーで…!」
ガンダムの下に、GXディバイダーがやってくる。
296 = 284 :
アムロ「その腰に付けているの、グレネード弾じゃないですか?」
ガロード「何でそれを――そうか!」
GXディバイダーは腰のグレネード――X-グレネーダーを投げる。そして、瞬時に盾を構えた。
アムロ「起爆させます!」
近づく四天王ビットの前で、ガンダムはX-グレネーダーを撃ち抜き、爆発させた。
その大きな爆風により、四天王ビットは怯んだ。
ロラン「今だ!」
∀とガンダム、GXディバイダーはビームを撃ち込み、四天王ビットを破壊した。
297 = 284 :
ヒイロ「あの武器さえ破壊されれば」
四天王ビットを失ったDGJr.に接近するW0に、上空からデスバーディたちが襲い掛かる。
ジュドー「援護してやるよ、羽根つきのガンダム!」
ZZはダブルビームライフルとミサイルの発射でW0に近づくデスバーディ等を破壊する。
W0は、ガンダム、GXディバイダー、∀と駆けつけたインパルスの攻撃によって
身動きが取れずにいるDGJr.へ向けて、連結したツインバスターライフルを構える。
ヒイロ「破壊する」
発射されたツインバスターライフルのビームは、DGJr.を撃破した。
298 = 284 :
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ZとV2はDGJr.と空中戦を展開し、そのDGJr.を援護しようとするデスアーミー軍団を
フリーダムはフルバーストで撃ち落としていく。
ウッソ「一つ目に近づかせないようにしないと!」
カミーユ「赤い光を出す頭を潰す!」
ZはハイメガランチャーをDGJr.の頭部目掛けて放つ。
DGJr.はそれを殻に籠ることで防ぎ、回転しつつ再び開き、四天王ビットを射出した。
ウッソ「メガ・ビーム・シールドで!」
V2はメガ・ビーム・シールドを展開し、前方部分にV2を覆うように巨大なビーム・シールドを
発生させた。
299 = 284 :
ウッソ「この中へ!」
カミーユ「よし」
ZはV2の後ろにつく。四天王ビットはビーム・シールドを避けて、
ビーム・シールドの展開していない後方へ回る。そこには、Zが待ち構えていた。
カミーユ「来たな、ビーム・コンフューズ!」
Zは四天王ビットに向かって、ビームサーベルを投げ、そこにビームを当てる。
それによって広く拡散されたビームは、四天王ビットにダメージを与え、怯ませた。
300 = 284 :
ウッソ「いけぇぇぇ!」
V2はヴェスバーを発射し、DGJr.に直撃させる。
そのダメージで、DGJr.は地上へと落下した。
カミーユ「逃がすか!」
Zはウェイブライダーへと変形し、V2と共に追いかける。
キラ「これで…!」
フリーダムも二機に合流し、それぞれ使えるだけの武装による攻撃を放った。
DGJr.は地上に叩きつけられる前に、バラバラにされた。
みんなの評価 : ○
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