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元スレ八幡「強くてニューゲーム?」

SS+覧 / PC版 /
スレッド評価: スレッド評価について
みんなの評価 : ★★★×4
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1 :

神様「そうじゃ」

八幡「いや、俺バトルとか巻き込まれたことないんですけど」

神様「まぁええじゃろうが」

八幡「というか、ここどこですか、そしてあなた誰」

神様「わしは神、そしてここはお主の夢の中じゃ」

八幡「はぁ…」

神様「とりあえずじゃ、お主だって記憶持ったままあの頃に戻りたいと思ったことくらいあるじゃろ?」

八幡「そりゃありますよ」

神様「じゃあ決定じゃ、お主はちと頑張りすぎじゃ、たまの休息として楽しむが良い」

八幡「わかりました」

八幡(ま、どうせ夢なんだろうしな)

神様「どこからがいいのじゃ?」

八幡「そうですね…じゃあ二年の最初、俺が『高校生活を振り返って』を平塚先生に提出したところから」

神様「了解じゃ、じゃあ行ってくるが良い」

SSWiki :http://ss.vip2ch.com/jmp/1385391474

3 :

―――――――――――

――――――――

――――

八幡(……あれ、俺いつの間に学校来たんだ?)

平塚「着いたぞ」

八幡「…は?あれ、平塚先生?」

平塚「何を言っているんだ君は、もうとぼけても無駄だぞ」

八幡「何がです?」

平塚「往生際が悪すぎないか?さっきもヘルニアがどうとかって」

八幡「…」

平塚「ほら、とにかくここに君を連れて着たかったんだ」

八幡「…どゆこと?」

平塚「まだ言うのかね」

八幡「いや、だってここいつもどおりの奉仕部の部室じゃ」

平塚「なに?君はここを知っているのかね?」

八幡「え…?知ってるも何も…あ」

八幡(なるほど、これは夢の中か…それじゃああの自称神様()のおっさんは中々いい夢を見せてくれてるな)

平塚「どうした?比企谷」

八幡「いいえ、なんでもありませんよ」

平塚「…?そうか、では」

4 :

期待してる

5 :

やり直しても何も変わらない気がする

6 = 3 :

平塚「雪ノ下」

雪ノ下「…平塚先生、入るときはノックをと」

平塚「おや、すまない」

雪ノ下「気をつけてください」

八幡(うーん、本当に戻ったみたいだ、セリフが若干違う気もするが…ま、そのへんは多めに見てやろう、誰に言って
   るんだ?俺は)

雪ノ下「…その人は?」

平塚「あぁ、彼は」

八幡「比企谷八幡です、よろしく」

雪ノ下「あ…えぇ、よろしく」

平塚「…どうした比企谷、いつになく明朗ではないか」

八幡「え?そうですかね?」

平塚「まるで君らしくもない」

雪ノ下「…どういう事ですか?」

平塚「いや、私の知っている彼は、なんというか…もっと卑屈で」

八幡「まぁいいじゃないですか」

平塚「う…うむ」

雪ノ下「……」

7 = 3 :

平塚「まぁ、見ての通り彼の根性は腐って…」

雪ノ下「なんですか?」

平塚「腐って…」

八幡「先生、どうしたんですか?」

平塚「いや…まぁいい、最初に考えてた事を言わせてもらうぞ」

八幡「どうぞ」

平塚「彼の根性は腐っているんだ、そのせいでの孤独を憐れむべきだ」

雪ノ下「そうなんですか?」

八幡「あ…あぁ、まぁ確かに周りからは孤立してる、でも別にそれだからと言って不自由はないんですがね」

平塚「え…あ…えっとぉ…」

八幡「どうしました?先生」

平塚「い…ッ!いいや!なんでもないぞ!とりあえず君にはここの部員になってもらうからな!」

八幡「ま、今までのペナルティってところですかね?」

平塚「…そうだ」

八幡「わかりました、なにをするのかは後で彼女に聞くことにしますよ」

平塚「わかった、それじゃ雪ノ下、あとはよろしく」

雪ノ下「え…ちょせんせ」

ピシャッ!

雪ノ下「…」

八幡「…座っていいか?」

雪ノ下「…ええ」

8 :

前にVIPかなんかであったな
焼き直しなのかな

9 = 3 :

八幡(凄い、この俺のコミュ力でここまで会話が成立するのか、やっぱりチート、アンサートーカー…違うか)

八幡(ただ…やはり相手が俺の主観では初見で無いところは大きいな、あまりプレッシャーを感じない)

八幡(なにより、今から何が起こるのか、そしてそれをすると何が起こるのか、それがわかるのはとてつもない
   ハンデだな、SERNがタイムマシンをあそこまで欲しがった理由も頷ける)

八幡(しかし、中学生の頃あれほどまでに夢見たことが、まぁ夢の中だけど本当に実現するとはな、素晴らしい・・・・!
   コングラッチュレーション・・・・・・!)

八幡(よし、どうせ夢だ、はっちゃけまくってやる、はっちゃけ八幡ってなんかゴロがいいね)

八幡(とは言え、多分そこまででかい事は出来ないだろうがな、所詮俺なんだし…ま、後々起こる問題なんかもわかってるん   だし、たっぷり時間を掛けて考えて、雪ノ下や由比ヶ浜が一つも文句を言え無いくらいに完璧な解決を見せて
   やるぜ)

八幡(なんたって…夢だしな!)

10 :

乙 期待してる

11 = 3 :

雪ノ下「…」

八幡「…聞いていいか?」

雪ノ下「何かしら、と言うかいきなりタメ口を聞くのはいささか馴れ馴れしいんじゃないかしら」

八幡「お…おう、すいません」

八幡(しまった、これはキモい)

雪ノ下「…まぁ別にいいわ、なにかしら」

八幡「そうか、そうだよ、名前を聞こうと思って」

雪ノ下「雪ノ下雪乃よ」

八幡「そうか、俺は…まぁさっきも聞いたと思うが比企谷八万だ、よろしく」

雪ノ下「えぇ」

八幡「…」

雪ノ下「…」

八幡「…」

雪ノ下「…なにも聞かないのね」

八幡「あ?あぁ、まぁ本読んでるし、色々言われてもうっとおしいだろ、俺もそうだし」

雪ノ下「そう…」

八幡「おう」

雪ノ下「…」

八幡「…」

雪ノ下「…ゲームをしましょう」

八幡「ゲーム?」

八幡(来たッ!)

12 :

八万

13 = 3 :

>>11 ミス 八万→八幡ね

雪ノ下「そうよ、ここが何部かを当てるゲーム」

八幡「なるほど」

雪ノ下「それではどうぞ」

八幡「うーん、そうだな…」

雪ノ下「どうしたのかしら?」

八幡「そうだな…バスケ部か?」

雪ノ下「」

八幡(あれ、だだ滑った?)

雪ノ下「…ふふ」

八幡「あれ、今お前笑って」

雪ノ下「笑ってないわ」

八幡「でも確かに」

雪ノ下「笑ってないわ」

八幡「…そうですか」

雪ノ下「少しは真面目に答えてちょうだい」

八幡「じゃあ文芸部か?」

雪ノ下「その心は?」

八幡「本読んでるし、部屋にあまりものがない」

雪ノ下「外れね」

八幡「…じゃあなんだよ」

14 = 3 :

雪ノ下「今あなたとこうしていることがヒントよ」

八幡「はぁ」

八幡(わかってるよ、お前はこの後『あなた、女子と話したのは何年ぶり?』と言う)

雪ノ下「あなた、女子と話したのは何年ぶり?」

八幡(これ言ってみたかったんだよな、やべぇ、超カッコイイ、今はちょっと勇気でなくて無理だったがそのうち
   声に出してみようか)

雪ノ下「…比企谷くん?」

八幡「あ?あぁ、そうだな…中学以来だ」

雪ノ下「そう…つまりそういうことよ」

八幡「…つまりキャバクラみたいな」

雪ノ下「だまりなさい」

八幡「すみません」

雪ノ下「持つ者が持たざる者に手を差し伸べることをボランティアと言うの」

八幡「なるほど」

雪ノ下「困っている人に手を差し伸べるのが仕事よ、ようこそ、奉仕部へ」

八幡(すっげぇドヤ顔)

コンコン

雪ノ下「はい」

平塚「や…やぁ」

八幡「!?」

八幡(平塚先生がノックをしただと!?)

15 = 3 :

平塚「どうだ?雪ノ下」

雪ノ下「どう…とは?」

平塚「比企谷のことだ」

雪ノ下「なるほど、そうですね…」

平塚「…」

雪ノ下「正直、なぜ彼がここに来たのかがわかりません」

平塚「やっぱりそうだよなぁ…」

八幡(勝った)

雪ノ下「先ほど彼に最後に女子と会話したのはいつか、という質問をしたのですが」

平塚「うむ」

雪ノ下「彼は中学生の時だと答えたのですが、コミュニケーション能力に致命的とまで言えるような欠陥は
    見つかりませんでした」

平塚「なるほど、他には?」

雪ノ下「そうですね…おそらくですが、彼なりに空気を読んだのでしょう、最初私が本を読んでいる時に話しかけて
    来るような事はしませんでした」

平塚「それは単純にめんどくさかっただけだと思うが」

八幡(仰るとおりで)

雪ノ下「かと思えば、こちらから質問したらレベルの低いジョークを言ったり」

平塚「なん…だと?」

八幡「いや、俺は本当にバスケ部かと」

平塚「本当にどうしたんだ比企谷!」

八幡「いや、近いですよ、それに別にいつもどおりですって」

八幡(しまった、このまま奉仕部を外れて戸塚とイチャイチャするのもいいが…というかここに居ないと戸塚と
   会えないじゃん…ま、そういうのも含めてここに入れないと暇になるんだ、黙っておこう)

16 = 3 :

今日は終わりにする

それじゃあ読んでくれた人、ありがとう、おやすみ

22 :

うっとうしいね

23 :

面白い、期待してます

24 :

なにこれ面白い

26 :

いつもの八幡と神様が出てくるシリーズの人?

28 :

どうも>>1です

それじゃあ少し書く

29 :

やはり俺の青春ラブコメは間違っていない

30 = 28 :

平塚「うーむ…」

雪ノ下「…」

八幡「…」

八幡(沈黙が重い)

平塚「…よし」

雪ノ下「…?」

平塚「やはり最初に考えていたとおり比企谷にはここにいてもらう」

雪ノ下「いいのですか?」

平塚「なに、どうせ彼のことだ、数日たったらまたいつものように戻るさ、そうなってからまた連れてくるのも
   面倒であるし、なにより部員補充という面では彼は適任だろう」

雪ノ下「まぁ…そうですね」

平塚「比企谷もそれでいいな?」

八幡「あえ?は、はい、いいですよ」

八幡(まさか確認されるとは…いつも俺の意見なんか聞かな聞かなかったくせにどういうわけだよ)

平塚「そういうわけだ、雪ノ下、よろしくしてやれ」

雪ノ下「了解しました」

平塚「それでは今日はもう遅いから解散だ、雪ノ下、鍵はここで預かろう」

雪ノ下「はい、それでは」

平塚「うむ、気をつけて帰りたまえ」

八幡「…」

平塚「どうした比企谷、君も帰っていいんだぞ?」

八幡「あっ、わかりました、それじゃあ」

平塚「うむ、また明日」

31 = 28 :

―家―

八幡「ただいまー」

小町「あ、お兄ちゃんお帰りー」

八幡「小町、飯は?」

小町「あー、小町も今帰ってきた所だからまだ用意してないんだよねー」

八幡「そうか、なら俺が作るよ」

小町「え?珍しいねー、お兄ちゃんなんかいいことあった?」

八幡「いや、別にいつもどおりだよ」

小町「そっか、どういう風の吹き回しかはわかんないけど、じゃあお願いしよっかな」

八幡「おう」

小町「でもお兄ちゃん、どうせチャーハンでしょ?」

八幡「まぁ、そんなとこ」

小町「だと思った、でもそれだけだと寂しいから小町もなんか作るよ」

八幡「そうか、すまんな」

小町「なに食べたい?」

八幡「小町が作るものならなんでもいいよ」

小町「うっ…も、もぉばかぁ!そういうこと言ってぇ!」

八幡「なんだよ、じゃあ北京ダックって言ったら出てくるのか?」

小町「あ、そーゆーことね、はいはい」

八幡「…ま、強いて言うなら玉子焼きとかかな」

小町「おっけ!小町お兄ちゃんの為に頑張って作るね?あ、今の小町的にポイント高い!」

八幡「お兄ちゃん的にもポイント高いぞ」

小町「だからそーゆーこと言うなってばぁ!」

八幡(カワイイのう)

32 = 28 :

八幡(…で)

小町「いっただっきまーす」

八幡「いただきます」

小町「…うん、まぁおいしい」

八幡「そりゃよかった」

小町「…」

八幡「…」

小町「…」

八幡「…」

小町「ねぇねぇお兄ちゃん」

八幡「ん?」

小町「玉子焼き美味しい?」

八幡「うん、世界一おいしい」

小町「そこは適当に言ってよ!」

八幡「いや、だってうまいから」

小町「ほんとなんか変なお兄ちゃん」

八幡「なにがだよ」

小町「んーとね?なんていうか、『俺は全てお見通しだぜ』みたいな態度というか…」

八幡(鋭い!なにこの妹、本当にエスパーなんじゃないの?)

小町「すっごい余裕持ってる感じがするんだよね」

八幡「…ま、別に余裕なくなるほど頑張ってないしな」

小町「そっか、ならいいや」

八幡「おう」

小町「ごちそうさま!小町勉強するからもう戻るね?」

八幡「おう、皿は洗っとく」

小町「ありがと、じゃね」

八幡「頑張れ」

33 = 28 :

―自室―

八幡(なんてすらすら進むんだ、とっても楽しい)

八幡(特にあの先生と雪ノ下の動揺っぷりったらなかったな、ニアにはめられた時の月くんくらいはビビってんじゃ
   ないの?)

八幡(しかし、なんか眠くなってきたな、寝るか)

八幡(…ん、待てよ?これ、夢なんだから寝たら覚めちゃうんじゃないの?」

八幡(うーむ、すっげぇもったいない気がするが…まぁいいや、楽しかったし)

34 = 28 :

八幡「…あれ」

八幡(これは…戻ったのか?)

小町「お兄ちゃーん?起きてるー?」

八幡「あ、あぁ、起きてるよ」

小町「時間ないからね、早く降りてきてよ」

八幡「おう」

八幡(そうだ、カレンダー…あ、戻ってない、と、言うことは…)

八幡「まだ夢の中じゃん、ラッキー」

八幡(じゃあ二度寝しても…いや、夢の中とはいえ小町を待たせるわけにはいかんな)

八幡(さっさと着替えて行くか)

35 = 28 :

―学校―

八幡(ふぅ、間に合った)

由比ヶ浜「あ…」

八幡「ん?おう」

由比ヶ浜「あ、うん、おはよう…ってえええええええええええええええええええええええ!?」

八幡「んだよ…あ」

八幡(しまった、またやってしまった)

由比ヶ浜「ヒッキーが挨拶してくれた…しかも自分から…」

八幡(あー…ほっとくか、ここで色々話すと後がめんどくさそうだ)

八幡「それじゃあ」

由比ヶ浜「あ、うん…」

八幡(まだ固まってるし、どんだけビビってんだよ、アイツ)

由比ヶ浜「…」

36 :

強すぎるワロタ

37 = 28 :

八幡(…で)

八幡(由比ヶ浜の視線が凄い)

由比ヶ浜「…」

八幡(何?勘違いしちゃうじゃんか…そうか、そういや夏休みにアイツ)

八幡(…あれどうすっかな、多分少し早く会場出れば最後まで言わせることも可能だろうな)

八幡(しかし、夢の中とはいえ、わかってると緊張してくるな)

由比ヶ浜「…あ」

八幡(迷うな、別に夢なんだからいいじゃないか、と割りきって遊ぶのも、まぁそれはそれでいいんだが
   目が覚めた時にメチャクチャ死にたくなる危険があるからな)

八幡(つーか、これ本当に夢なのか?いくらなんでもリアルすぎるというか…考えもびっくりするほど冴えてるし
   な、まさか…)

八幡(なんてな、そんなことあるわけがない)

由比ヶ浜「あ…あのさ」

八幡「え?…うおっ」

八幡(ビビったぁ…考えてる時に来るとか、それなんてギャルゲー?)

由比ヶ浜「ヒッキー、今朝さ」

キーンコーンカーンコーン

八幡「チャイム、なったぞ」

由比ヶ浜「あ…うん」

八幡(按ずるな、お前はどうせ今日の放課後にうちの部室に来るんだ、話はそれからでも遅く…ん?)

八幡(それ、たしか由比ヶ浜が誰かにクッキー焼くからうまく作りたいって依頼だったよな、もし今の話が
   …可能性は極々低い…うん、低いと思うがその話だったらどうなってたんだ?)

八幡(…なんか変な気分だな)

38 = 28 :

―放課後―

八幡(さて、部室に行くか)

平塚「比企谷、部活の時間だ」

八幡「知ってますよ」

平塚「まさか帰ろうとなど…え?」

八幡「なんですか?」

平塚「いや…別にわかってるんならいいんだ…ホント…うん」

八幡(先生、その反応かわいすぎます、この人こんなにカワイイよ、誰かマジでもらってあげて)

八幡「…もう行っていいですかね」

平塚「あーあぁ、大丈夫だ、途中で気が変わって帰ろうなどとは思わないように」

八幡「そしたら先生の拳が飛んでくるんでしょう?」

平塚「あえ?…まぁ、そうなるな」

八幡(クク…心のなかを読まれて動揺しているな…ッ!?…なんてな、これも先生が言ってたんですよ)

八幡「それじゃあ」

平塚「う…うむ、雪ノ下の足を引っ張らないように」

八幡「気をつけますよ」

39 = 28 :

八幡(…)

八幡「うーす」

雪ノ下「あら、来たのね」

八幡「まぁな」

雪ノ下「…」

八幡「…」

雪ノ下「なぜ、何も言わないの?」

八幡「あえ?どうせ言っても答えないだろうが」

雪ノ下「そんなことは無いかもしれないわ」

八幡「あるんだよ、それがお前だ」

雪ノ下「私?…なぜあなたに私の事がわかるのかしら」

八幡「別に、ただの勘だ」

雪ノ下「そう…」

八幡「おう」

八幡(…つーか由比ヶ浜が来ないな…あ、そうだ、まだ俺があのセリフ言ってないじゃん、順番間違えたなコイツ…って
   だから誰に言ってるんだっての)

八幡(まぁ、とりあえず)

八幡「じゃあ一つ聞くけど、お前さ、友達いんの?」

40 :

はい、地雷はいりまーす

42 :

神様シリーズいくつかあるの?
このぼくに教えるがよい

43 = 28 :

雪ノ下「……そうね、まずどこからどこまでが」

八幡「はい、いいよもう」

雪ノ下「…バカにしているの?」

八幡「してねぇよ」

雪ノ下「なら何故聞いたのかしら」

八幡「あー、俺と友達になってほしかったから」

雪ノ下&八幡「ごめんなさい、それは無理」

雪ノ下「…!?」

八幡(また勝手しまった、敗北を知りたい)

雪ノ下「なぜ…わかったの?」

八幡「いや、お前ならなんとなくそう言うと思ったんだよ」

雪ノ下「…ストーカー?」

八幡「ちげぇよ」

雪ノ下「…そう、あなた、不思議な人ね」

八幡「よく言われる」

八幡(主に最近)

雪ノ下「…いいわ、とにかくあなたと友達になる気はないの、諦めてちょうだい」

八幡「そりゃ残念だ」

雪ノ下「…」

44 :

愚かなる>>42
イエスマン 八幡 と検索するがよい

45 = 28 :

>>43 ミス、勝手しまった→勝ってしまった
それと俺はその神様シリーズの人じゃない、被っただけ、神様シリーズの人、すいません

―翌日―

平塚「まさか君が調理実習に参加するとは」

八幡(呼ばれるの面倒臭かったからいやいややったのに、参加しても呼ばれんのかよ)

平塚「協力は出来たのかね?」

八幡「いいえ、俺は皿洗いだけしたので、それと試食の時はトイレに行って終わるまで戻りませんでした」

平塚「やるなら最後までやったらどうかね」

八幡「先生は他人と同じ釜の飯を食えるんですか!?俺は絶対に嫌だね!誰か知らない奴の唾液が入ったものが
   食えるか!全く話にならない!帰る!」

平塚「おい、逆ギレして帰ろうとするなコラ」

八幡(クッソ、どちらにせよ逆ギレは効かないのか)

平塚「…一応言い訳は聞いてやろう」

八幡「別に自分の仕事はしましたし、それに俺が居なければ班の奴らも食べる量が増えて嬉しいでしょう、小学生の
   ときだって、休んだ奴の分カレーが余ったらみんな喜んでましたし」

平塚「そんな人の喜ばし方はいらん」

八幡「とにかく、今回は呼ばれる必要は無いはずです」

平塚「む…まぁそうなんだが…」

八幡「それじゃあ俺、部室行くんで」

平塚「あぁ、そうか、次は最後までやるように」

八幡「…約束はできませんが」

平塚「全く、中途半端にこなすからたちが悪いな」

八幡「それほどでも」

平塚「褒めてない!」

八幡「うごぉっ…ッ!」

八幡(久々に食らったぜ…)

46 = 28 :

―部室―

八幡「…」

雪ノ下「…」

八幡(…そろそろだな)

コンコン

八幡(お、来た)

雪ノ下「どうぞ」

由比ヶ浜「し、失礼しまーす」

八幡「…」

由比ヶ浜「あれ?」

八幡(お、悲鳴じゃない)

由比ヶ浜「な、なんでここにヒッキーがいるの?」

八幡「俺ここの部員だし」

八幡(うーむ、やはり一度話してるせいか若干物腰が柔らかい)

八幡「まぁ座んなよ」

由比ヶ浜「あ、ありがとう」

八幡(相変わらず俺紳士)

雪ノ下「由比ヶ浜結衣さんね?」

由比ヶ浜「あ、あたしのこと知ってるんだ」

八幡(何も言うまい)

47 = 28 :

とりあえずここまで

読んでくれた人ありがとう、お疲れちゃん

48 :

面白いな

49 :

ちょっとこの八幡強すぎませんか?

50 :

メル・ギブソンのハート・オブ・ウーマンみたいだ


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