元スレ刹那「別世界のガンダムだと…?」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ○
501 = 500 :
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
シン「フェニックスガンダム…!」
アプロディア『ハルファス…無理をさせます』
ハルファスは機体から青白い光を放ち始め、そのまま全身を青白い色で発光させた。
ハルファスの破壊されていた両腕、両足が修復されていった。
G・S「ハルファスガンダムの力の全てを解放しているのか」
発光するハルファスはフェニックスとフェニックス・ゼロに向かってクロス・ビームキャノンを発射する。
フェニックスとフェニックス・ゼロはハルファスからの攻撃を避ける。
その隙にハルファスは鳥型のMA形態に変形し、Gガンダムの下へ向かった。
ドモン「!――何を!?」
MS形態に変形したハルファスは、Gガンダムに右の掌を向け右手から放つ青白い光を浴びせた。
ドモン「!――ゴッドガンダムのエネルギーが回復している!」
G・S「エネルギーを与えているのか」
502 :
待ってた
503 = 500 :
ハルファスはW0の下へ向かう。
フェニックスとフェニックス・ゼロの前にGガンダムが立ちはだかる。
ドモン「足止めぐらいは!」
Gガンダムはマシンキャノンと頭部のバルカン砲を一斉に発射し、二機を攻撃した。
ガロード「俺がいて照準付けられるか?」
ロラン「あのままビームライフルを使うのは危険だろ…頭下げて!」
∀はビームライフルでフェニックスとフェニックス・ゼロを攻撃しながらハルファスを援護する。
ハルファスはW0に近づき、Gガンダムと同様の行為を行った。
ヒイロ「機体が動く!」
アプロディア『転移する場所は地球…位置は…バラバラになります』
続いて、ハルファスは全身から放つ青白い光でW0を包んだ。
W0は光の中に消えていった。
504 = 500 :
アプロディア『ハルファスの最大稼働は、私がコントロールするしかありません』
シン(機体がすごく無茶をしている…)
ハルファスはMA形態へと変形し、Gガンダムの下へ向かう。
フェニックス・ゼロはメガビームキャノンでハルファスを攻撃する。
ハルファスはその攻撃を受けるが、機体を包む光がビームを弾く。
ロラン「させない!」
∀はビームライフルでフェニックス・ゼロの相手をする。
Gガンダムに接近しGガンダムへ機体から放つ光を浴びせた。
ドモン「光に包まれる…」
Gガンダムは光の中に消えた。
ハルファスはすぐに∀の方へ向かった。
ロラン「アプロディア!」
G・S「食らえ」
フェニックスは∀の下へ向かうハルファスの前に立ちはだかり、ハルファスに向けてメガビームキャノンを発射した。
ハルファスはフェニックスからの攻撃を、機体を包む光で防ぎつつフェニックスへ向かって突進する。
505 :
アプロディア『シン・アスカ、力を貸してください』
シン「何…!」
アプロディア『ロラン・セアック、ハルファスの放つ光を浴びるのです』
アプロディア『バーニングフレア』
ハルファスを包む光はさらに増していき、光は青い炎のような形となる。
青い光の鳥となったハルファスは、さらに速度を上げフェニックスへ向かっていく。
シン「うおおおおおおおおおおお!!」
ハルファスはフェニックスに体当たりした。
G・S「――!」
フェニックスは機体に深いダメージを負い、機体を吹き飛ばされた。
G・S「……アプロディア…!!」
フェニックスは体勢を立て直し、機体を禍々しく感じさせるほどの赤色に発光させた。
フェニックスはハルファスと同じように機体中の傷、失った左腕を再生させていく。
506 = 505 :
アプロディア『ここまでの力を使っても……ロラン・セアック…!』
ロラン「間に合え!」
∀とハルファスは互いに接近し、ハルファスは機体から放つ光を∀に浴びせた。
そして∀は光に包まれ、姿を消した。
シン「ハァッ…ハァッ…!」
アプロディア「エネルギーが…」
ハルファスの機体が放つ光は弱まっていく。
∀を追撃していたが、目標を失ったフェニックス・ゼロはハルファスに目標を変え、最大速度を出して
ハルファスに接近し、ビームサーベルで光の弱まったハルファスの背部を斬りつけた。
シン「わあああああっ!!」
アプロディア『…あぁッ!』
ハルファスは再び機体を青白く発光させた。
フェニックス・ゼロはその光に押され、ハルファスの下から離れさせられた。
フェニックスはハルファスに接近しようとするも間に合わず、ハルファスは光の中に消えた。
507 = 505 :
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
――ソレイユ内部
ティファ「…」
ティファは自身の能力で、ガロードがこの世界を転移するまでガロードの動向を見ていた。
ずっと立ったまま、手を合わせ祈るような姿勢をとっていたティファは、ガロードが地球へ転移したことを知ると
その姿勢は足から崩れていき、ゆっくりと床に倒れた。
シャクティ「ティファさん!」
ティファ(ガロードがここから逃げることが出来て良かった…ガンダムXが刺されたときは心臓が止まる思いだった)
ティファ(ここから逃げてもガロードは酷い苦難に遭う…私なんかの為に、何度も死ぬような目に)
ティファ(ガロード…お願い…生きて…)
ティファ「ガロード……お願い……無事で…」
シャクティ「ティファさんッ、しっかりしてください!」
508 = 505 :
真武者は二機のフェニックス・ゼロの連携攻撃で機体が動かなくなるほどのダメージを受け、
騎士もターンXのシャイニングフィンガーよって、今まさに頭部を潰されようとしていた。
G・S「所詮はヴェーダのデータから作られたまがいもの、この程度か」
G・S「しかしアプロディア…あれではハルファスガンダム壊れてしまう」
G・S「だから自らの力を懸けて彼らを別の世界や地球に飛ばした後、自身は異次元空間で休みながら」
G・S「転移能力でサポートする…そういうことだろう」
G・S「しかし、そうやって君たちの戦力を強化して再び私に挑む前に、君たちが敗れる」
G・S「または私がもっと力を手に入れたらどうするつもりだ…」
G・S「D.O.M.Eは君たちを助けるために私からデータを奪われることを防ぐための保護レベルを下げてしまったのだ」
G・S「助けようとしないことで保ってきた高いセキュリティーを…」
G・S「…この力が手に入る」
フェニックスは真武者と騎士、宙を漂うGXディバイダーに目を向ける。
G・S「ヴェーダが管理するデータがあれば、より強力なMSたちを君たちにぶつけることが出来る」
G・S「私自身のパワーアップも可能だ」
509 = 505 :
G・S「――そうだな、私も名前を名乗ろう…最強の部隊の長として名前が欲しい」
G・S「マシンの名称“ジェネレーション・システム”ではなく、私自身の名前」
バルバトス「バルバトス――フェニックス、ハルファスと同じ悪魔の名」
バルバトス「私はフェニックスガンダム、ハルファスガンダムを越えた力と姿を得て、君たちに会う」
バルバトス「是非とも、新たな苦難を乗り越え私の前に再び現れてくれ、出来るモノならばの話だが」
バルバトス「さあ、新しい戦い…ガンダム大戦を始めよう」
510 = 505 :
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
――ガンダムUCの世界
MSZ-010ダブルゼータガンダム(以下ZZ)
ジュドー「なんて戦いだ…」
NZ-666クシャトリヤ
マリーダ「ガンダム…ガンダムは、敵!」
RX-0ユニコーンガンダム…デストロイモード(以下ユニコーン)
バナージ「…!」
ユニコーンとクシャトリヤはビームサーベルで激しく打ち合う。
マリーダ「もう一機…!」
マリーダはZZを捉える。
ジュドー「四枚羽…あの見た目、もしかしてネオ・ジオンのMSか!」
511 = 505 :
クシャトリヤはユニコーンから離れ、ZZへ襲い掛かった。
ジュドー「!――こっちに来る!」
ZZはダブルビームライフルでクシャトリヤを迎え撃とうとする。
ジュドー「…そうだ、あの時のターンXへの攻撃でビームのエネルギーがほとんど残ってないんだ!」
クシャトリヤは数機のファンネルをZZへ向けて放つ。
ZZはダブルバルカンでファンネルとクシャトリヤを攻撃するが避けられ、ファンネルはビームを放ちながらZZに襲い掛かる。
ZZはファンネルの攻撃を掻い潜り、クシャトリヤに向けて右手に持つデッドエンドジャイアントヒート・ホーク
(以下Gヒート・ホーク)による接近戦を仕掛けた。
ジュドー「こういうときはこんな武器の方がイイってね、あの青くて重たそうなザクに感謝しな…きゃッ!」
マリーダ「――メガ粒子砲は間に合わない!」
クシャトリヤはビームサーベルでZZに対抗した。
ZZのGヒート・ホークとクシャトリヤのビームサーベルがぶつかる。
マリーダ『ガンダム…!』
ジュドー「!――この感じ…あんた、ニュータイプなのか!?」
512 = 505 :
バナージ「…!」
ユニコーンが後ろからクシャトリヤに迫る。
マリーダ「挟み撃ち!」
マリーダ(!――マスター…“引き上げる”…)
マリーダ(――了解、マスター)
クシャトリヤはZZから離れ、ZZとユニコーンに向かって胸部のメガ粒子砲で攻撃し二機がその攻撃に対応しているうちに撤退した。
ジュドー「ふう…」
ユニコーンは機体の赤色の発光を止め、ガンダムの姿から一本角の真っ白なMSへと変わる。
ジュドー「ガンダムが、別のMSに変形した…」
その後、ユニコーンは動くことはなかった。
ジュドー「お、おい!」
ZZはユニコーンに近づく。
ジュドー「ダブルゼータの推進剤も少ない、何処か補給出来る場所を」
ジュドー「――あれは、ネェル・アーガマ」
513 = 505 :
今回はこれで以上です。見て下さった方、ありがとうございます。
保守して下さった方もありがとうございます。
514 :
乙!
前回見てなかったけど、騎士も武者もいるのか…いいなこれ
515 :
乙!
バルバトスなんて名前が付いたせいで脳内ボイスがあの人になってしまったww
516 = 505 :
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
――ネェル・アーガマ内部
ジュドー「外側もそうだけど、中身も変わってる気がするなぁ…ん?」
RGZ-95リゼル
RGM-89DジェガンD型
ジュドー「ここの世界のMSだったのか」
ジュドーの下に、三人の男性が近づいてくる。
ジュドー「あんたたちは」
ダグザ「話を聞かせてもらおう」
517 = 505 :
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タクヤ「スゲェよ!ガンダムダブルゼータだぜ!」
タクヤ「第一次ネオ・ジオン戦争でこの戦艦を母艦にして戦った、ガンダム部隊の一機だ!」
リディ「おい、静かにしろよ…お忍びであの白いガンダムを見に行っているんだから」
ミヒロ「あのガンダム、額の砲口が熔けていたわね…」
オードリー「…」
リディ「!…誰か来る」
ジュドー「おい、放せよ!」
「大人しくしろ!」
ジュドー「一人で歩けるっていうの!」
518 = 505 :
ミコット「男の子?」
オードリー(あの子ども…)
タクヤ「もしかして、ダブルゼータのパイロット!?」
ミヒロ「あの子どもが?」
タクヤ「ガンダムは代々あのくらいの少年が乗っていたんですよ」
ミヒロ「でも、おかしくない?」
タクヤ「そりゃあ、子どもが乗るのは普通じゃないでしょうけど」
ミヒロ「そうじゃなくて第一次ネオ・ジオン戦争に参加していたなら」
ミヒロ「少なくともあなたたちよりは年上になっていなきゃ…」
タクヤ「サイン、貰えないかな…」
ミコット「…」
リディ(あんな子どもが、ガンダムの…)
519 = 505 :
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ジュドー「部屋に閉じ込められちまった」
ジュドー「…あのモヒカンみたいな頭のオッサンめ」
ジュドー「といっても、俺の話なんて分かってくれるわけなんてないか」
ジュドー「無茶苦茶な話だもんな…」
ジュドー「…この世界の俺は、何しているんだろう」
ジュドー「ウッソのいる世界のときは、似た世界であっても、時代が遠すぎて考えもしなかったけど」
ジュドー「別世界とはいえ、8年後くらい…俺が戦っている戦争は実際にあったって軍人のオッサンが言っていたな」
ジュドー「…まだ戦争やってるんだろうか」
ジュドー「――!うわっ!?」
ネェル・アーガマが揺れる。
ジュドー「何だ、攻撃を受けたのか?」
520 = 505 :
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AMS-129ギラ・ズール
アンジェロ専用ギラ・ズール(以下アンジェロ機)
MSN-06Sシナンジュ
フル・フロンタル(以下フロンタル)「見せて貰おうか、新しいガンダムの性能とやらを」
シナンジュは一機でネェル・アーガマ、ジェガンD型やリゼルの部隊を相手にし、圧倒する。
アンジェロ「フッ…流石は大佐だ――我々は後方で待機していればいい」
『了解』
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ジュドー「クソッ、ジェネレーション・システムの手先が来ているかもしれないのに!」
ジュドー「――通信が聞こえる…ミネバ・ザビ!?ネェル・アーガマに、何でいるんだ!?」
521 = 505 :
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
・
・
・
ジュドー「ガンダムタイプのMS…あの変形するガンダムか、それを渡せって言ってる」
ジュドー「ラプラスの箱って…」
ジュドー「…赤い彗星…シャアじゃなくて、フル・フロンタル」
フロンタル『――要求が受け入れられないなら、貴艦は撃沈する』
オードリー『――』
ジュドー「ネオ・ジオンのお姫様…」
バナージ『オードリー!』
ジュドー「ネェル・アーガマの人たちはあの変形するガンダムを渡す気はない」
ジュドー「フル・フロンタルっていう人も一歩も引く気はない…それに何か強そう」
ジュドー「このままじゃやられる」
ジュドー「…あのフル・フロンタルってヤツを退けられれば」
バナージ『あの赤いMSをやっつければいいんでしょう!やりますよ!!』
522 = 505 :
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
――MS格納庫
バナージ「あの赤いMSをやっつければいいんだ、やっつければ!」
バナージ「…やってやる」
バナージはZZを視界に捉える。
バナージ「――あれは…ガンダム?」
ジュドー「よう」
バナージ「――!」
523 = 505 :
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「カタパルトにガンダムが!」
オットー「あの所属不明のガンダムも出ているだと…止めさせろ!」
ダグザはブリッジに入室するアルベルトに気づいた。
ダグザ「――貴様ッ、あの二機のガンダムを!」
アルベルト「全員の要求を摺り合わせたまでだッ…」
アルベルト「ユニコーンの性能は折り紙つきだ」
アルベルト「それにMSZ-010ダブルゼータはこの時代でも十分に活躍できる優れた名機」
アルベルト「我々が逃げる時間は稼いでくれる」
ダグザ「ラプラスの箱の在り処であるMSと別世界から来たというような少年を出すとは」
ダグザ「どれほど危険か」
アルベルト「彼らは戦ってくれるよ」
524 = 505 :
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
バナージ「…ガンダム、ダブルゼータ」
バナージ(ジュドー・アーシタ…別世界から来たという話…)
バナージ(ミネバ…オードリーが小さいときに自分はネオ・ジオンと戦っていた)
バナージ(第一次ネオ・ジオン戦争…)
バナージ(――MSを使って戦争ごっこをしているマシン、ジェネレーション・システム)
バナージ(この世界にも、そのマシンの手下がくるかもしれない…そして)
バナージ「俺がジュドーと、様々な世界から来たガンダムたちと共に戦う、仲間かもしれないって…」
525 = 505 :
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ジュドー「ダブルゼータのエネルギー、持つかな…あのデブのおっさん」
ジュドー「ハイメガ・キャノンも壊れたまんまだ」
ジュドー「俺にダブルゼータで戦えっていうなら、ちゃんと整備しておいてくれよ…!」
ジュドー(…ここは俺のいる世界とは違う、こっちの因縁とかは関係ないんだ)
ジュドー(今はこの場を切り抜けることを考えろ、ジュドー!)
ジュドー「バナージ」
バナージ「え?」
ジュドー「しっかり援護するから、心配するな」
バナージ(こっちが年上だってのに)
バナージ「…お願いします」
ジュドー「発進準備、完了!」
バナージ「――強制解除!」
ユニコーンガンダム…ユニコーンモード(以下ユニコーン)とZZの二機はネェル・アーガマの近くで戦う
シナンジュからのカタパルト発進時の狙撃を避けるため、カタパルトの射出による発進ではなく
自身の機体のバーニアを噴射して発進した。
526 :
ジュドーとバナージってめちゃくちゃ仲悪そうだよな
527 :
乙
これからどれだけのガンダム乗りが集まるかと思うと胸熱
一瞬、フル・フロンタル(以下丸裸)と見えたのは俺だけではないはず…
529 :
フロンタル「ガンダム…二機か」
RGZ-95リゼル
リディ「あの子どもたちが乗っているのか」
ユニコーンはビームマグナムを構え、シナンジュに照準を合わせる。
ビームマグナムから放たれたビームは、シナンジュの隠れる大型デブリを粉々に破壊した。
シナンジュはすぐにそこから離れ、ユニコーンからの攻撃を回避する。
ジュドー「あのビームライフル、なんて威力だ」
ジュドー「よし!バナージ、ビームライフルで援護してくれ!」
フロンタル「来るか」
シナンジュはビームライフルでZZを攻撃する。
ZZは攻撃を回避しながらミサイルランチャーで攻撃しつつシナンジュに接近し、Gヒート・ホークを振るう。
シナンジュはZZの攻撃を避け、ZZから離れる。
バナージ「今だ!」
ユニコーンはビームマグナムでシナンジュを狙い撃つ。
530 = 529 :
フロンタル「チッ」
シナンジュは攻撃を回避して二機のガンダムから離れる。
バナージ「待て!」
ユニコーンは離れるシナンジュにビームマグナムを撃つ。
ビームマグナムから放たれたビームはシナンジュに回避され、そのビームは
流れ弾となって後方で待機していた三機の内、一機のギラ・ズールの機体を掠めた。
そのギラ・ズールは装甲が溶解し、爆発した。
アンジェロ「掠めただけで…!」
アンジェロ「大佐ァ――!」
アンジェロ機は両手に持つランゲ・ブルーノ砲・改でユニコーンを狙い撃つ。
ユニコーンはそれを避け、シナンジュを追う。
531 = 529 :
ZZはシナンジュに再び接近戦を仕掛けていた。
ジュドー「おおお…!」
フロンタル「また敵となるか、ガンダム!」
シナンジュはビームサーベルでZZのGヒート・ホークを受け止めた。
ジュドー「!――あんた、赤い彗星のシャアなのか!」
フロンタル『世界が私にそう望むのならば』
ジュドー「何言ってる…!」
バナージ「下がれよ!下がってくれないと、オードリーが!」
ユニコーンがビームマグナムでシナンジュを攻撃する。
シナンジュは攻撃を回避するため、ZZから離れた。
ジュドー「あ、待て!――ッ」
ZZは自身を狙って放たれたビームを回避した。
アンジェロ「ガンダムゥ…!」
532 = 529 :
バナージ「…弾切れ!」
ユニコーンはビームマグナムのエネルギーパックを交換する。
そこをシナンジュは見逃さず、攻撃しようとする。
フロンタル「…!」
シナンジュは自身を襲うビームの攻撃を避けた。
リディ「迂闊だぞ、ガンダム!」
片足を失っているリゼルはメガ・ビームランチャーでシナンジュを攻撃する。
バナージ「ありがとうございます!」
ジュドー「そこだ!」
ZZはダブルビームライフルでの攻撃でアンジェロ機を攻撃し、ランゲ・ブルーノ砲・改を破壊した。
バナージ「…やれる、これなら」
バナージ「オードリーを…守れる!」
533 = 529 :
ジュドー「!――あれは…」
ジュドーはジェネレーション・システムがMS部隊を送り出すときに現れる赤い光を見た。
赤い光から三機のMSが現れる。
MS-18Eケンプファー
RX-79BD-1ブルーディスティニー1号機(以下BD1)
アンジェロ「何だ…?赤い光から、MSが…」
バナージ「あれって…ガンダム!?」
バナージ「ジュドー!もしかして、あいつらがジェネレーション・システムの!」
ジュドー「ああ、手下たちだ」
フロンタル「ほう…これがその増援か」
ボリス『私はボリス・シャウアー…ガンプラマイスターだ』
バナージ「通信!?」
ボリス『君たちのガンプラビルダーとしての実力、そしてガンプラの能力…見せて貰おう』
リディ「何を言っているんだ、こいつ…」
ボリス『相対するは、フォーエバーガンダム』
GPB-X78-30フォーエバーガンダム
534 :
ビギニングはクマッガイしかわからん…これを機に見るか
536 :
お待たせ、Bガンダムしか無かったけど良いかな?
537 :
フォーエバーガンダム(以下フォーエバー)は背部の四基のビームキャノン型ファンネルを射出して、
ビームライフルによる攻撃とともにユニコーンたちに攻撃を仕掛けた。
ケンプファーもフォーエバーに続く。
アンジェロ「こちらは攻撃してこない…味方か?」
フロンタル「そうだ…あのMSたちを利用して、ユニコーンを捕獲する」
フロンタル「――いや、一機は違う」
ジュドー「!――何だ?」
バナージ「青いジムが…」
-WARNING-
EXAM SYSTEM PROGRAM START
538 = 537 :
BD1の緑の眼は赤色となり、真っ先にユニコーンの方へ向かった。
バナージ「何!?」
BD1は装備しているマシンガンでユニコーンを攻撃する。
バナージ「うっ…!」
ユニコーンはBD1からの攻撃をシールドで防ぎつつ、BD1から離れる。
BD1はユニコーンを追いかけていく。
ジュドー「バナージ!」
ボリス「仲間の心配をしている場合かな?」
ジュドー「くっ…!」
539 = 537 :
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
バナージ「振り切れない!――!?」
ユニコーンは待ち伏せていたクシャトリヤからのメガ粒子砲による攻撃に襲われた。
ユニコーンはシールドのIフィールド発生装置を作動させつつ、攻撃に対処する。
マリーダ「援護します」
フロンタル『感謝する、だが気を付けてくれ』
マリーダ「!」
BD1はクシャトリヤに標的を変え、攻撃を仕掛ける。
フロンタル「そいつも敵だ。見た目は旧世代のMSだが中身は違う…手強い相手だ」
フロンタル「(ジェネレーション・システム…)随分と面倒なものを寄越してきたな」
マリーダ「ファンネル…!」
クシャトリヤはBD1に向けてファンネルを射出し、攻撃を仕掛けた。
BD1はファンネルからの攻撃に過敏に反応し、攻撃を回避しつつ、自身の進路を妨げる場合は
ビームサーベルで斬り落としてクシャトリヤに接近していく。
マリーダ「ファンネルが…」
フロンタル「この反応、まるで――」
マリーダ「ニュータイプ…!?――だが」
マリーダ「それならば私が感じるハズだ!」
540 = 537 :
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ボリス「エグザムシステム…ニュータイプを裁くためのシステム」
ボリス「ニュータイプの放つ脳波に反応すると、パイロットの意思に関係なく
ニュータイプを倒すために行動する狂戦士へと変貌する」
フォーエバーはZZの攻撃を避けつつ、ファンネルとビームライフルによる攻撃でZZを押していく。
ジュドー「こいつ…強い!」
ZZとフォーエバーの戦闘にリゼルと戦っていたケンプファーが加わる。
リディ「ガンダムのパイロット!ソイツは見た目こそ旧型だが、突撃力が半端じゃない!」
ケンプファーは前傾姿勢でZZへ向かって突き進み、ショットガンで攻撃する。
ZZは瞬時にケンプファーからの攻撃に対して回避行動をとったが、左足にいくつかの弾丸が命中する。
ジュドー「クソッ…!」
ボリス「もらったぞ」
ジュドー「!」
フォーエバーはZZに接近し、ビームサーベルを振り下ろす。
ZZは右手に持つGヒート・ホークで対応したが、フォーエバーはビームサーベルでGヒート・ホークの柄を切断した。
541 = 537 :
ジュドー「こんのおおおおおお!」
ZZは手に残ったGヒート・ホークの柄をフォーエバーに投げつけ、
続けてダブルバルカンとダブルビームライフルによる攻撃でフォーエバーと再び接近してくるケンプファーを遠ざけた。
アンジェロ「後ろをとったぞ、ガンダム!」
アンジェロ機がZZの背後にビームサーベルで斬りかかる。
ジュドー「うざったい!」
ZZはバックパックからミサイルを斉射し、アンジェロ機に攻撃する。
ジュドー「ッ!?」
フォーエバーはファンネルでZZに再び攻撃を仕掛ける。
ジュドー「!」
542 = 537 :
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
BD1はシナンジュに標的を変え、攻撃を仕掛けていた。
フロンタル「無茶な戦い方だ。とても人が動かしているとは思えん」
フロンタル「それに、ヤツから感じる殺気は歪だ、無理やり発せられているような」
BD1はシナンジュのビームライフルによる攻撃を避けきり、間近にまで迫る。
フロンタル「接近戦を仕掛けるつもりか!」
シールドにあるビームアックスの刃を出し、ビームソードアックスで対抗しようとした
シナンジュにBD1は腹部両脇の有線ミサイルを撃ち込んだ。
フロンタル(接近戦の間合いでミサイルを撃ち込んでくるとは、自身にもダメージが来るぞ!)
シナンジュは咄嗟にシールドで防御し、ミサイルから機体を守る。
シールドはミサイルが直撃し、爆発したことで砕け、シナンジュは爆風から逃れるためにすぐにその場から離れた。
フロンタル「ぬっ!」
BD1がビームサーベルでシナンジュに斬りかかる。
シナンジュは空いた左手にビームサーベルを持ち対抗した。
BD1は自身の放ったミサイルの爆風に対してシールドを犠牲にする代わりに自身へのダメージを免れていた。
543 = 537 :
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
バナージ「この四枚羽根のMSやっぱり強い…!」
マリーダ「今度こそ捕える!」
バナージ「接近される…!ビームマグナムは当たらない、ビームサーベルを!」
マリーダ「遅い!」
ユニコーンはビームマグナムをしまい、右腕前腕部のビームサーベルを使おうとした瞬間クシャトリヤに体当たりされた。
体当たりによって吹き飛んだユニコーンはデブリに激突する。
バナージ「…!ぁ…」
クシャトリヤはビームサーベルを取り出し、ユニコーンを襲う。
バナージ「――やられる…!」
マリーダ「抵抗出来ないように腕を切り裂く」
バナージ「(オードリー…)俺は…!…ぁぁあああああああ!!」
ユニコーンの機体の隙間が赤く発光し全身の装甲が展開する――ユニコーンはデストロイモードへと変身した。
544 = 537 :
マリーダ「ガンダム…!」
「――!」
フロンタル「――何だ?」
シナンジュと戦っていたBD1は何かに吸い寄せられるようにシナンジュの下から離れていく。
マリーダ「…速い!」
ユニコーンはクシャトリヤとの戦闘を互角以上に進めていく。
バナージ「―――…!」
『排除スル…!』
バナージ「声!ジム頭か!」
ユニコーンとクシャトリヤの戦闘にBD1が入り込む。
バナージ「あのジム頭から発せられる殺気…パイロットからじゃない」
『宇宙を乱ス…消エテシマエ…!』
バナージ「!――頭…!」
バナージ「頭にある機械が、パイロットを狂わせている!」
バナージ「頭さえ潰せば!」
546 :
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ジュドー「ビームのエネルギーがやばい…!」
リディ「こいつら…何故ネェル・アーガマを攻撃しないんだ!俺たちばかり狙って――しまった!?」
フォーエバーが放ったビームに、リゼルは咄嗟にシールドで防御した。
リディ「う…!」
ボリス「フフフ…」
リディ「…戦いを楽しんでやがるのか…!」
ジュドー「すばしっこい!」
ケンプファーを相手にするZZにフォーエバーがファンネルで攻撃する。
ジュドー「!――おおおおおおお!」
ZZは接近してきたケンプファーを蹴り飛ばし、ダブルビームライフルで
迫る四基のファンネルを狙い撃ち、一度の発射で同時に二基撃ち落とした。
残りの二基がZZを攻撃する。
547 = 546 :
ジュドー「!」
ZZは直ぐに回避行動に移ったが、腕や脚にファンネルが放ったビームが掠める。
ボリス「そこだ」
フォーエバーはZZがケンプファーからダメージを受けていた左足にビームを撃ち込む。
ビームはZZに命中し、ZZの左足が破壊された。
ジュドー「わあああああ!」
リディ「ガンダム!――紫色、やらせるか!」
アンジェロ「チッ、邪魔をするな!――あの光は…」
リディ「今度は青い光…!また敵が出るのか!?」
青白い光からMSが出現する。
ジュドー「あの光から出るのは俺たちの味方――ガンダム!」
Gセイバー…スペースモード(以下Gセイバー)
548 = 546 :
マーク「何だ!?サイド・ガイアの警備をしている最中に光に包まれて…!」
ジュドー『そこのガンダムのパイロット!』
マーク「子どもの声…!?しかもあの機体はGセイバーに似ている」
ジュドー「悪いMSに襲われているんだ、助けてくれ!」
マーク「どういうことだ、何故イルミナーティのMSに乗っている!」
ジュドー「いるみなーてぃ?…とにかく助けてくれ、やられちゃうよ!」
ボリス「Gセイバー…宇宙世紀220年代のガンダム――その実力見せて頂く」
ケンプファーがGセイバーに襲いかかる。
マーク「!――襲ってくるなら倒すぞ!」
549 = 546 :
ケンプファーとGセイバーは互いに攻撃を行いつつ接近していく。
マーク「機動性が高いようだが、Gセイバーだって負けてはいない!」
Gセイバーとケンプファーは互いにビームサーベルに持ち替え、接近戦を始める。
Gセイバーは左腕のビーム・シールドを起動し強引にケンプファーのビームサーベルを受け止め、
ビームサーベルでケンプファーの機体を切り裂いた。
アンジェロ「ビームのシールドだと…?」
ジュドー「俺たちの時代と同じ位のMSの大きさでビーム・シールドを使ってるってことは」
ジュドー「ウッソの前の時代…それとも、また違う世界のガンダムか?」
ボリス「機動性の高いケンプファーを倒すとは、背中と腰の大型スラスターは伊達ではないということか」
マーク「あれもGセイバーに似ている…!」
攻撃してくるフォーエバーにGセイバーは応戦する。
ZZもフォーエバーに向かっていく。
550 = 546 :
ジュドー「ガンダムのパイロットのお兄さん、協力してあのガンダムを倒すんだ!」
マーク「子どもは下がっていろ、あのMSの相手は僕がする」
ジュドー「一人じゃ無理なんだよ!」
フォーエバーは自身の周囲に赤い光を出現させ、破壊された分二基に加え
さらに四基のファンネルを呼び出した。
マーク「…そうかもしれない」
ジュドー「ファンネルは俺に任せてくれ――あの武器は俺の方が得意だ!」
マーク「ファンネル?」
ジュドー「敵のガンダムの周りを飛び回っているヤツ!」
マーク「僕はガンダムってヤツを倒せばいいんだな――了解!」
Gセイバーはフォーエバーへ向かっていき、ZZはフォーエバーがGセイバーの方へ
向かわせた八基のファンネルを攻撃する。
Gセイバーはファンネルからの邪魔を受けることなく、フォーエバーとの
ビームライフルでの撃ちあいに入った。
フォーエバーはファンネルを装着している部分に装備されていて、ファンネル分離中に
使用可能となる小型ビーム砲も用い、Gセイバーを攻撃する。
Gセイバーはフォーエバーの攻撃を避けつつ、またビーム・シールドで受け止めていき接近していく。
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