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    元スレ女勇者「大丈夫!君は僕が守るよっ!」魔王「……はあ」

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    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - DQ + - ほのぼの + - ジョジョ + - ドラゴンクエスト + - 勇者 + - 女勇者 + - 神崎 + - 魔王 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    651 = 644 :

    魔王「いろいろやりましたね。まじんぎりとメラゾーマ、しっぷうづきとバギクロス」

    勇者「まわしげりとベギラゴンもやったね。あ~あ、ギガスラッシュ覚えたいー」

    魔王「(そしたら僕にビッグバンかジゴスパークを要求してくるんだろうなぁ…)」

    勇者「よし、じゃそろそろ…」

    魔王「城に向けて出発しますか」

    勇者「宿で寝よう。MPが無くなっちゃった」

    魔王「え?」

    勇者「へ?」

    652 = 632 :

    勇者「うぅ・・・さむい」

    魔王「そんな軽装で、外に出るからですよ」

    勇者「だって、宿出るときはちょっと涼しいくらいがちょうど良かったんだもん」

    魔王「・・・これを着てください」

    勇者「マント? ・・・いいの?」

    魔王「いいですよ、あげます。見てるこっちが寒くなります」

    勇者「・・・ありがと」


    <次の町>
    勇者「・・・魔法使いさん!! 僕に合うように作り変えてもらったよ!!」

    魔王「・・・どこですか?見当たりませんが?」

    勇者「ぬののふく!!」

    魔王(一応、伝説の武具なのになぁ・・・)

    653 :

    >>650
    ユネッサンですねわかります

    654 = 644 :

    勇者「パパっと進もう!」

    ~ゼウス前~

    魔王「スッゴい早く来たなぁ…」

    ゼウス「…どこから現れたんじゃおまえらは」

    勇者「細かいこと気にしたらダメだよっ!」

    ゼウス「…最近の若い子はよう分からぬわい。まぁ、久しぶりよのう」

    勇者「あれ、このおじいちゃん魔法使いさんの知り合いだったの?」

    ゼウス「(おじいちゃん…)」

    魔王「えぇ、まぁ…」

    ラスト展開が二つあるんだがどうしようかなぁ
    迷う

    655 = 635 :

    よしAだ

    657 = 630 :

    ふたつとも書く。これだろ?

    658 = 632 :

    勇者「・・・魔法使いさんと旅をして良かったよ」

    魔王「・・・何ですか急に」

    勇者「魔法使いさんと旅することで、ボクは無くしていた物を手に入れたんだ・・・」

    魔王「・・・それを言うなら私のほうこそ・・・」

    勇者「ううん・・・、そんなことじゃない」

    魔王「はい?」

    勇者「・・・『土踏まず』が、出来た」

    魔王「・・・今まで、どれだけ歩いてなかったんですか?」

    >>654
    流れぶった切ってすみません。これからROMります。

    659 = 644 :

    >>657

    両方かw

    じゃあさっきの話から分岐させるよ
    まずはパターンA

    660 = 644 :

    >>658

    いや、書いてくれて全く構わないのに…
    むしろ書こうぜ

    661 = 644 :

    ゼウス「時にお嬢さん、見たところ普通の旅人ではなさそうじゃが…」

    勇者「あ、女勇者って言います。よろしく!」

    ゼウス「勇者! ほお…、通りでこの城の突撃を食い止めたわけだ。いや、それはお主のおかげでもあるかの?」

    魔王「……」

    勇者「あったりまえだよ! 私の頼りになる仲間だもん!」

    ゼウス「仲間…か。お嬢さん―――いや、女勇者よ。こやつの正体を知らぬのか?」

    勇者「正体……?」

    魔王「………」

    662 :

    魔法陣グルグル思い出した

    664 = 637 :

    物語も終盤か…

    665 = 644 :

    ゼウス「さよう。正体を知らぬはずはないんじゃが、まぁ気付かぬのは仕方あるまいて」

    勇者「えっと…、待って待っておじいちゃん。何が言いたいのかよく分からないよー」

    ゼウス「女勇者、お前は何のために旅を始めた。何のために剣を握る」

    勇者「え…? それは決まってるよ! 人々を不幸にする魔物の長、魔王を倒すためだよ。ねっ、魔法使いさん!」

    魔王「………」

    勇者「魔法使いさん……?」

    666 :

    盛り上がってまいりました

    667 = 630 :

    これは寝るに寝れないな

    668 :

    話の腰折って悪いが、ゼニスじゃねえ?
    オリジナルだから別にかまわないけどwwwww

    669 = 644 :

    ゼウス「そやつは何も答えんよ。いや…答えられん」

    勇者「どうして?」

    ゼウス「そこにいる者こそが女勇者、お前たち人間が恨み、憎悪している者。魔王じゃ」

    勇者「え……?」

    ゼウス「考えてみるがよい。この者は一度でも倒れたことがあるか。魔力が尽きた時があるか」

    勇者「それ……は…」

    魔王「……もう、このバリアを取ってもいいみたいだね」

    勇者「―――ッ!? 魔法使いさん、それ…っ!」

    魔王「……魔物の長たる象徴、赤い角だよ」

    670 :

    三倍速くなれる角と聞いて

    671 = 635 :

    シャア・・・謀ったな!

    672 :

    追いついた…だと……!?

    673 = 630 :

    最後のオチ用の角ネタ……ギャグに使ってごめんね

    674 = 644 :

    勇者「………」

    魔王「今まで黙っててごめんね…」

    ゼウス「全く、相変わらずの優しさじゃな。九百年前と何も変わらぬ。だからお主には魔王になったのじゃ」

    勇者「優しいから…、魔王に……?」

    魔王「九百年前、僕とゼウス、もう一人の男で存在する世界を決めたんだ。一人は魔界、一人は海、一人は天界」

    ゼウス「そこにいる魔王は争いを好まぬ。ゆえに自ら、魔界の王へと名乗り出た」

    675 :

    明日6時に起きなきゃいけないのに・・・
    でも俺は思い付いたね、寝なきゃいいんだwwwwww
    俺冴えてるwwww

    支援

    677 = 644 :

    魔王「そうして僕は魔界の王になり、現在に至るんだ」

    勇者「なんで……? なんで、魔王なら、魔物を抑えられなかったの。それで、どれだけの人が苦しんだと思ってるの?」

    魔王「………」

    ゼウス「おや、女勇者よ。お前は何を勘違いしておるのだ。お前たち人間こそ家畜を飼い、殺し、食しているではないか。鳥、魚、牛、草。魔物とて同じことよ」

    勇者「でも、でもっ……!」

    ゼウス「先ほども言ったであろう。魔王は優しすぎると。魔物を抑えられることも出来たが、それをしなかった。何故か分かるまい」

    678 = 630 :

    しえんしえん
    まだ起きてるぜ

    679 = 644 :

    勇者「……」

    魔王「魔物にも、家族がいるんだ。人に殺されて滅んだ家族を、僕は何回も見てきた」

    ゼウス「魔物を抑えると人が滅ぼし、魔物を抑えぬと人が滅ぼされる。その天秤の支点にいるとき、女勇者。お主はどちらを選ぶ。どちらにも正義があり、家族がある」

    勇者「……」

    魔物「だから僕は、魔界から抜け出したんだ。こんな天秤を何時までも保たせられるほど、僕は強くなかったから」

    勇者「それは……つまり」

    魔王「僕は王としての責務を放棄し、人界に逃げた。……ハハ、最低でしょ」

    680 = 635 :

    そりゃ顔忘れられるわw

    681 = 630 :

    シリアスだなwww

    682 = 644 :

    ゼウス「その際、魔王は自らの角を封じた。人としての外見と、桁外れの魔力を抑えるために」

    魔王「それからの僕は、重臣たちに慰安旅行って言ってついてきてもらって色々してもらった。人間の文化をいち早く学べるようにね。そしてそれを学習したら、はぐれたと見せかけて、重臣たちとは別行動をとった」

    勇者「でも、重臣だったら」

    ゼウス「まだ完全に封じていない最後の魔力で、重臣たちの脳から魔王に関する情報を削除させていったのだ」

    683 = 644 :

    魔王「魔物の命令はね、僕が全て出してるわけじゃないんだ。重臣に命令を出して、重臣たちが命令をそのまま伝える。だから重臣たちが僕を忘れれば、周りの手下も次第に忘れるんだ。……君の村の周りにいた魔物は、最初から僕の顔を知らなかったみたい」

    ゼウス「そういうわけだ。……もう一度聞こう。女勇者よ、お前は何のために旅に出た。何のために剣を握る。そして―――誰を倒す」

    勇者「私は……」

    684 :

    どっちだ…

    685 :

    ソードマスターヤマトが頭の中で再生されて台無しになった

    686 = 644 :

    ゼウス「……ふ。まぁ急くことはない。何もお主を責めているわけではないのじゃからな」

    魔王「……それよりゼウス、僕は君に聞きたいことがある」

    ゼウス「何かな?」

    魔王「天界を治める君が、なぜ人界にいる。性格からして、平和のためには決して見えない…。この城で町に突撃するとき、僕と女勇者がいなければあの町は滅んでいた」

    ゼウス「ふっ……何を言うかと思えば。決まっているであろう、魔王、お主の手下の魔物を滅ぼしてやろうと思ってな」

    魔王「―――っ!」

    勇者「………」

    687 = 637 :

    なんだ…と…

    688 = 630 :

    超展開

    689 = 644 :

    魔王「…じゃあ、なんで町を襲った」

    ゼウス「決まっておる。あそこの町付近には魔物が数多く分布している。手っ取り早く排除するにはそれが一番だった」

    魔王「…ゼウス。君はいったい魔物と人間、どちらの味方なんだい」

    ゼウス「愚問だな。――ワシに味方など必要ない。必要なのは心を満たす支配感のみじゃ」

    勇者「………った」

    魔王「?」

    勇者「決まった、って言ったの」

    690 = 644 :

    休憩

    シリアス展開はソッコーで考えながら書いてるから、ぽつらぽつら穴あるだろうけど、怒らないでね…

    691 = 630 :

    休憩wwww
    合間に投下したら怒られそうだから黙ってまってよう

    692 = 637 :

    >>690ここまできたんだ、自信を持って2通りとも完結してくれ

    693 :

    >>690
    がんばれー!
    楽しみにしてるよ!

    >>691
    おk。自分も自重組みw

    694 = 644 :

    ゼウス「ほう…。ならば答えを聞かせてもらおうか」

    勇者「―――色々考えたけど、私頭悪いんだ。薬の見分けもつかないし、他人に迷惑かけちゃうし、後先考えないし。だけど、それで後悔したことなんてないの。自分の通ってきた道だけは残したかったから」

    魔王「……」

    ゼウス「それで?」

    勇者「おじいちゃんと、魔王の話を聞いて、自分だけじゃなくて色々なものを知った。……正直まだ混乱してるけど、これだけは言える」

    ゼウス「……」

    勇者「おじいちゃん、ううんゼウス。人と魔物の命を軽々しく見てるアナタだけは、絶対に許さない――!」

    695 = 644 :

    >>685
    俺の頭でも再生されて微妙にモチベーション下がったじゃないかwww

    てかけっこう他の書き手さんを待たせてるな…

    696 = 630 :

    待ってるというかwktkしてるww

    697 = 644 :

    ゼウス「ほう……。剣を向けるか。どうだ魔王よ、人間が一神であるワシに勝負をかけようとしておる」

    魔王「女勇者……、僕は―――」

    勇者「魔王、君が王としての責務から逃げたことは許せない」

    魔王「………」

    勇者「でも、全てを知ったつもりになって、舞い上がっていた自分はもっと許せない」

    魔王「…そんなことはないよ。僕がキチンとしていれば、君はこんなことにはならなか、」

    勇者「黙って」

    魔王「……」

    勇者「魔王も許せない。絶対に。だけど、ここにいるのは、」

    勇者「―――魔法使いさんだから」

    699 = 644 :

    魔王「―――!」

    勇者「料理が上手で、世話好きで、私のワガママをなんでも聞いてくれた魔法使いさん。――私からの最後のワガママ。ゼウスを、一緒に倒そう。魔物と、人間のために」

    魔王「女勇者さん…。はい、そのワガママ、聞き届けました」

    ゼウス「ククッ。衰えた魔王と、所詮は人間の小娘がなにをほざく。――来い、ワシはお前らを超越する」

    勇者「……!」

    魔王「――!」

    700 = 630 :

    ちょっとお高い存在かと思ったらラスボスでワロスwwww


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