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    元スレ勇者「魔王の城複雑すぎワロタ……ん?」魔王♀「……う……あ」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×4
    タグ : - ステマ + - 一目惚れ + - 勇者 + - 勇者×魔王 + - 鞭打ち + - 鬼畜 + - 魔王 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    勇者(今、声が聞こえたような? 誰だ?)シズシズ

     ――バシィッ

    ???「くぅっ!」

    勇者(……悲鳴! この声、女か!)

    側近「くく、いい! 実にいい格好ですよ!」

    魔王「……この、不埒者が――ぐふっ!」バシィ

    勇者(――あっちからだ。鉄格子ってことは牢獄みたいだな)ダッ

    側近「んふ~、甘美な声だ。あとは口の利き方さえ覚えれば完璧ですなぁ」ニヤニヤ

    魔王「……ふっ、う……き、貴様――うぁっ!」ビクン

    側近「打ちすえられる者の魔力を消失させる〝約束されし凌辱の鞭〟! これさえあれば魔王といえど恐るるに足らず!」

    勇者(――魔王だと? あんな女の子が? なんで宙吊りにされてんだ?)

    2 :

    まーた気持ち悪いのが始まったよ

    3 :

    いやーん

    4 :

    しゃーねーだろここはVIPだ
    レゲーの雑魚敵みたいに無限に湧き出てくるよ

    5 :

    最近♀付くの多いな 、新鮮
    しえ

    6 :

    勇者x魔王か



    ありがち

    7 = 1 :

     ――ヒュンッ

    魔王「――あぐっ! ひっ! やぁっ!!」ギシギシ

    側近「ひひっ、娘らしい声も出せるじゃないですか。……おやぁ、汗以外の物が滴っていませんか?」

    魔王「よ、世迷言を――ひあ゛っっ!!?」ピシッ

    側近「おっと失礼、打ち所が悪かったようですな?」ニタァ

    魔王「……ぁっ、っ、……っ!!」ビクンビクン

    勇者(……よし、こっからなら)スチャ

    側近「くくっ、声を殺すので精一杯ですか。その頑張りも、いつまで持ちますかなぁ」

    魔王「……お……おの……れ」ググ

    側近「もはやあなたの時代は終わった。これからは私が魔界を統べる王となギャアッ!?」ズブ

    勇者「おっと失礼、刺し所が悪かった」

    8 :

    よくあるネタだけにどう展開するか期待

    9 = 1 :

    側近「に、人間!? あ、ありえぬ、ここは城の最深部――ギッ!」グリグリ

    勇者「……いや、確かにここまでくるのは大変だったがな」チラ

    魔王「……う……ぅ」グッタリ

    勇者(この状況、どう判断したもんかね)

    勇者「……魔王討伐しにきたんすけど、さっきの会話からすると今刺してるあんたが新魔王ってことでおk?」ズイ

    側近「ま、待て! 魔王はその女だ! 私はなんの関係も――ギャアッ!?」ビシャ

    魔王「……っ!」

    勇者「……すっきりしたぜ。魔族云々以前に男の風上にも置けねえわ」ズブリ

    側近「」ドサッ

    勇者「……さて」チラ

    10 :

    >>1に酉がある時点でマナー違反
    春厨かな?

    12 = 1 :

    魔王「……ハッ……ハァ」

    勇者「こっちも非常に困惑してるんだが、おまえ本当に魔王なの?」

    魔王「……貴様が、勇者か。よくぞここまで……ハァ……辿り着いた」ユサユサ

    勇者「……この状況でその台詞を言うか。つうか、マジなのか」

    勇者(……今さら女だから、とか言う気はさらさらないけど)

    魔王「……た、単独で我が居城の強者共を退けるとは……まこと、人にしておくには……惜しい力」ギシギシ

    勇者(ほとんど瀕死な上に身動きできない相手を殺れってのは……)

    魔王「……グッ……私に忠誠を誓うならば……世界の半分をくれてやろう。……どうだ……悪い話では――」

    勇者「……とりあえずその縄、解いていいかな」

    魔王「……ぇ」


    >>10 つけてたのは見過ごし すまん

    13 = 1 :

    魔王「お、下ろせ! 自分で歩ける!」グイ

    勇者「その衰弱っぷりじゃ絶対無理だって。三歩以内に地面とキスすることになるぞ」

    魔王「……くっ、人間などにこんな……屈辱だ」ボソ

    勇者「……さっきの格好の方がよっぽど屈辱じゃねえか」

    魔王「」グサ

    勇者「魔王が縛られて鞭打たれて泣いてるなんて、まったく前代未聞だぜ」

    魔王「な、泣いてなどない!」

    勇者「目ぇ真っ赤だけど」

    魔王「……う、うるさい! 生まれつきだ!」ゴシゴシ

    勇者「おまえ、実はあまり強くないの?」

    魔王「……ハッ、魔貴族の純血種を舐めるな。貴様ごとき肉片にするのに一分とかからんわ」

    勇者「……お姫様だっこされながら言っても決まらねえぞ?」

    魔王「だ、だから下ろせとさっきから何度もっ!」ジタバタ

    勇者「ちょ、こら、落ちるって! 暴れるなってぇの!」

    14 :

    ほう

    15 :

    >>1のトリップ見たことあるな
    スレタイ忘れたけど勇者が2つ夢の中でどうのこうのって話書いた人か?

    17 = 1 :

    勇者「で、その魔貴族様がなんで三下ごときに拘束されてたわけ?」テクテク

    魔王「……魔王とて万能ではない。油断していた上に弱点を突かれてはどうしようもなかった」

    勇者「弱点?」

    魔王「見ての通り、私は肉体派ではないからな。魔力を封じられれば貴様ら人間共と大して変わらん」

    勇者「なんで魔力が使えなかったんだ? あの妙チクリンな鞭のせいか」

    魔王「あれは、ただの鞭ではない。魔道士殺しの神器だ。やつは勝手にけったいな名前を付けてたがな」

    勇者「……へぇ、どんな効果があるんだ?」

    魔王「叩かれると思考力が鈍り、体内の魔力が霧散する。あとはなし崩し的にああなった」

    勇者「なるほど、そりゃ災難だったなぁ」ナデナデ

    魔王「……っな、なにをするっ!」

    勇者「あ、わりぃ。つい」

    18 :

    ちんちんおっきした

    19 :

    えっちになったら起こして

    20 :

    この酉・・・義妹の人か

    21 :

    ふぅ…
    続けろ

    22 :

    そうかトリップつけてるのは●●の人か~とか言って欲しいっていうサインなのか
    わかったよ!

    23 :

    ぱんつ炊飯器に入れてきた

    24 :

    酉付けてるとかキモ
    ありきたりでつまらないのに^^

    25 = 1 :

    魔王「待て、その階段を上がらねばダメだ」

    勇者「ああ、こんなところに階段があったのか」

    魔王「……おまえ、王の間にはまだいっていなかったのか?」

    勇者「行こうとしているうちに着いた先があそこだよ――って笑うな!」

    魔王「……あぁ、すまん。しかし、あそこは王の間より行くのがよほど大変なはずなんだが」

    勇者「……だろうな、もう半日も迷ってたからな」トントン

    魔王「……」ポンポン

    勇者「……ごめん、やっぱ笑ってくれた方がマシかも」

    26 = 1 :

    勇者「ところで、どんくらい牢屋に入れられてたんだ?」

    魔王「……さぁ、昼も夜もわからなかったからな。おそらく、三日くらいは経つと思うが」

    勇者「へぇ……って、そんなにかよ!?」

    魔王「ああ。休む間もなくいたぶられたせいで、体力も魔力もからっぽ同然だ」

    勇者「……みたいだな。どんくらいで回復しそうだ?」

    魔王「この程度の傷、一両日休めば再生する。あ、そこの柱手前を左」ビシ

    勇者「……あい。それで、なんで牢屋に入れられる羽目になったんだ」

    魔王「何を他人事のように。半分は貴様のせいでもあるのだぞ」

    勇者「俺のせい? なんでだよ?」

    27 = 4 :

    トントンって何?西濃運輸なの?

    28 :

    ポンポンの方がわかりにくいわ

    29 = 1 :

    魔王「貴様が屠ってきた配下たちの中には、抑止力の役割を果たしている者もいた」

    勇者「……俺が倒してきた連中が、魔族の秩序を保っていたっていうのか?」

    魔王「みんながみんなそうとは言わんがな」

    勇者「……」

    魔王「相対した者の中には敬意に値する者たちもいたと思うが、いかがか?」

    勇者「……確かに、正々堂々と挑んできたやつも何人かいたけど」

    魔物「有力者がことごとく倒れ、現王権の結束が弱まれば野心を抱く者も出てくる。当たり前の話だがな」

    勇者「魔族も一枚岩ではないってことか」

    魔王「そういうことだ。人間ほどわかりにくくはないがな」

    勇者(……はは、ごもっとも)

    30 = 1 :

    魔王「……それにしても、ずいぶんと派手にやってくれたようだな。城が静まり返っている」

    勇者「一応無駄な戦いは避けたつもりなんだけどな」

    魔王「希少金属系の魔物相手でもか?」

    勇者「」ギク

    魔王「……図星か、わかりやすいやつだ」ニヤ

    勇者「……はぁ、それ、よく言われるんだ」

    魔王「だろうな。顔に出ていた」

    勇者(まさか魔王の城で言われるとは思わなかったけどさ)

    魔王「……まあよい、眠るにはこちらの方が都合がよかろう。……胸を借りるぞ」コテン

    勇者「お、おい!?」

    魔王「少し疲れただけだ、案ずるな」

    勇者「あ、案じてなんかねえ」プィ

    31 = 1 :

     ――ギィ

    勇者「……へぇ。ここがおまえの寝室か」キョロキョロ

    魔王「いかにも。意外と普通だったか」

    勇者「……まぁ、天蓋つきのベッド以外は」バタン

    魔王「寝具は手先の器用な小鬼共に誂えさせた。ここも一応は城だからな」

    勇者「みたいだな。よいしょっと」ドサッ

    魔王「……大義であった。褒めてつかわす」フン

    勇者「運ばせといて偉そうに」

    魔王「……そうか? 別に普通だと思うが」

    勇者「育ちのよさはわかったよ。じゃあ、出直すわ――っと、なんだ」ガシ

    魔王「待て、当面の間はここにいろ」

    勇者「……はい?」

    33 = 19 :

    えっちと聞いて

    34 = 1 :

    魔王「……鈍いやつだな。説明せねばわからんのか?」

    勇者「申し訳ないが、さっぱりわからん」

    魔王「少しは察しようと努力しろ、脳が腐るぞ」

    勇者(……今のところ、口の悪さだけは魔王級だな)

    魔王「勇者ならば困ってる者を見捨てるなと教わらなかったのか。今の私の状況を考えろ」

    勇者「……するってーとなにか。あんたが復調するまで寝ずの番をしてろと?」

    魔王「別に寝ずにいろとは言っていない。鍵さえ閉めておけば寝ても構わん」

    勇者「……ははーん?」ニヤニヤ

    魔王「……なにがおかしい」ジロ

    勇者「一人で寝るのが怖いのか」

    魔王「なんっ……」

    勇者「まさかなぁ。仮にも魔王ともあろうことがそんなことで――」

    魔王「……悪、かったな」ジワ

    勇者「」

    35 = 14 :

    所謂つり橋効果か

    36 = 1 :

    魔王「……あんな、あんな目に遭わされれば……誰だって」エグエグ

    勇者「わ、悪かった、謝る。軽率な発言だった」

    魔王「じゃあ、残ってくれるのか?」ジィ

    勇者「そういう目で見るな。逆らえなくなる」

    魔王「……」ウルウル

    勇者「ほんとお得な性格してんなてめえは! ……わかったよ、目覚めるまでだぞ」

    魔王「そうか! さすがは勇者と呼ばれるだけのことはある」

    勇者「調子のいいやつ。……それより、何か食うもんないか。小腹が減ったんだが」

    魔王「わかった、それくらいなら残存魔力でもどうにかなる。すぅぅぅ――」ピタ

    勇者「ん?」

    魔王「いやぁぁぁぁぁぁぁ! 誰かあああぁぁぁぁっっ!!」

    勇者「ちょ、てめっ!」

     ――魔王♀は助けを呼んだ! なんと旅の料理人軍団が現れた!

    勇者「」

    37 :

    続けて

    39 = 1 :

    勇者「……」パクパク

    料理長「こんにちは、旅の料理人です。なにをご所望でしょうか」

    魔王「向かいの貯蔵庫の食材で適当なものを作れ。調理場は右隣にある」

    料理長「かしこまりました。5000Gになりますがよろしいですか?」

    魔王「安いものだ。な、勇者」

    勇者「……あ、え、俺が払うの? ――5000G?」

    魔王「おまえが食べるのだ。おまえが支払うのが当たり前だ」

    料理長「さぁ……さぁ!」

    勇者「……ちょ、ちょっと待ってくれな。ひーふーみー、……これでいいか」

    料理長「毎度ありがとうございます。――てめえら、気合入れっぞぉ!」

    料理人たち「応ッ!!」

    料理長「では、少々お待ちくださいませ」バタン

    40 = 1 :

    勇者「あいつら、人間だよな」

    魔王「オークにでも見えたか?」

    勇者「約一名。じゃなくて、こんなところでなにやってんだ?」

    魔王「……さぁ。以前話したときには、料理は国境を越えるだとかなんとか」

    勇者「……へぇ。人生って色々あんだな」

    ???「――こんなスープ使えるか! 作りなおせ!」バシャ

    ???「――ち、ちくしょう! こんな店こっちからやめてやる!」ダッ

    ???「――見込みがあるからこそ……師匠はおまえに厳しくしてんだぜ?」フッ

    ???「――すみません、師匠! 俺……俺!」ウウウ

    勇者「……シュールだ」

    魔王「否定はしない」

    41 :

    ほう

    42 = 38 :

    裏でなにやってんだよ

    43 :

    ふむ

    44 :

    ニュースの特集でよくあるよね私怨

    45 = 1 :

    勇者「う、うめえ! こんな美味いもんがこの世にあったのか!」モグモグ

    魔王「……そうか、なによりだ」

    勇者「この肉、なんの肉なんだろ。全然獣臭くないのにすごくジューシー」

     ――グゥー

    勇者「」チラリ

    魔王「///」カァ

    勇者「……た、食べるか?」

    魔王「……いらん。腕が上がらん」プイ

    勇者「三日も食ってないんなら腹だって減ってるんだろう? 食わせてやるよ」

    魔王「だ、だれがそのような赤子じみた真似できるか!」

    勇者「怪我人なんだから遠慮するなって。ほれ、口開けろ」スス

    魔王「……くっ。……れ、礼は言わんぞ///」アーン

    46 :

    何で>>1トリップ外したし
    付けといて分かりやすい事はあっても不都合な事はないだろ
    それにあの作品の人がまた書いてるなって分かった方が嬉しい

    47 = 19 :

    >>46
    VIPでコテは荒れる要因だから覚えたらその件にはもう触れない方がいい

    48 :

    この魔王は外見年齢どれくらいなんだろうか
    ランスのカミーラ様的なので想像していいんだろうか

    49 :

    最初に勇者がやった ズブリ って
    つまりそういうことだよな?


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