元スレ提督「安価でよりみんなと遊ぶ」
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551 :
―食堂―
曙「市販のアイスは久しぶりだわ。ふふっ」パキッ
提督「何のアイスだ?」
曙「!? な、なによ!」
提督「そう敵意を向けるなよ。何を食べてるのか気になっただけだって」
曙「ふん、何でもいいじゃない」パクッ
提督「ほう、チューペットか」
曙「チューペット?」
提督「そのアイスの名前だが……知らなかったのか?」
曙「し、知ってたわよ!」
提督「ふーん……」
曙「な、なによ、言いたいことがあるなら言えばいいじゃない!」
552 = 551 :
提督「呼び名、どうせちゅーちゅーって言ってたんだろ? 可愛い言い方するなぁ」
曙「言って無いわよ!」
漣「いえ、言ってましたよご主人様」
曙「漣! 余計な事言わないで!」
提督「でも、ちゅーちゅー言っている曙を想像すると……」
漣「可愛いですよね!」
提督「そうだな!」
曙「て、適当な事言わないで!」
提督「ほほう、そんなことを言うのは、この可愛い唇か?」スッ
曙「ひゃぁっ!? さ、触るなクソ提督!」
漣「とか言っちゃいまして、ご主人様が居るのにこんな短いスカートをはくなんて、誘ってるんじゃないの?」サワッ
曙「漣も調子に乗らない! てかめくるな!」
553 = 551 :
提督「曙は可愛い反応するなぁ」
曙「あーもう! 朧助けて!」
朧「調子に乗っている二人を相手にするのは、ちょっと嫌かな」
曙「もー!」
潮「あの、提督……」
提督「ん? 潮も混ざるか?」
潮「今日の限定カツカレー、無くなっちゃいますよ?」
提督「何だと! こうしちゃおれん、そのために食堂に来たというのに!」ダッ
曙「はあ……何だったのよ……漣」
漣「ビクッ」
曙「後で一発、返させてもらうわよ」
554 = 551 :
―執務室―
提督「机の上に常温で解凍されたチューペットが……何この地味な嫌がらせ」
提督「曙はもっとよしよししたかったけど、時間的な都合がね」
↓2
555 :
陽炎とブランコ漕ぎを競う
556 :
557 :
こんなん絶対眼福ですやん
558 :
おっぱいぷる~んぷる~ん!!
559 :
―遊戯室―
提督「では、今からバレーボールをする」
高翌雄「バレーボール、ですか」
摩耶「というか、こんな部屋あったか?」
提督「即席で体育館っぽい内装で作ったんだぞ。今更やめるとかやめてほしいぞ」
妙高「はあ、わざわざ作ったんですか……」
足柄「というか、なんでそんな本気なの」
提督「ほら、今バレーボールの大会やってるだろ。だからな」
鳥海「司令官さんはいつもメディアに感化されてますね」
提督「いいじゃないか。バボちゃんだってかわいいしな」
羽黒「バボちゃん?」
バボちゃん「……」フリフリ
愛宕「あらあら~」
那智「かわい……はっ。な、何でもないぞ」
560 = 559 :
~~~~~~~~
提督「点数は14点で一セットな。あんまり長いと疲れるだろうし。あと四人だしポジションとか無しな」
那智「相手は高雄型か……14点ならすぐに終わってしまいそうだな」
摩耶「始まる前から敗北宣言か? 面白くねえな」
那智「……いいだろう、ならば受けてみろ。このサーブを!」シュッ バシュッ
摩耶「な……」
提督「あ、あれは大王様のような強烈なジャンプサーブ! 摩耶、反応できなーい!」
那智「どうやら口だけだったようだな」
摩耶「あ、あんなの返せるか!」
高雄「では、私に任せてもらいましょうか」
摩耶「ああ……」
561 = 559 :
那智「ふん、人が変わっても同じ事」
妙高「バボちゃん見れて興奮するのは分かるけど、あんまり調子に乗るのは駄目よ」
那智「こ、興奮などしていない!」シュッ バシュ
高雄「あら、甘いサーブですわよ」ポン
愛宕「いい高さね。えいっ」パァン
提督「おお、レシーブでクイックか! てか音やばいけどボールだいじょうぶか」
那智「なんだと……」
妙高「だから言ったのに」
足柄「でも、こうじゃなきゃ面白くないわ。楽に手に入る勝利何て、欲しくは無いもの」
羽黒(つ、ついていけそうにないかも……)
バボちゃん「……いやー、しかし、凄いですね」
提督「確かにな。……あ、バボちゃんは喋っちゃダメだぞ」
バボちゃん「……」
562 = 559 :
―執務室―
提督「ボールが耐えられなくなって終了した。一応妙高型優勢ではあった」
提督「しかし、バレーボールは本当にすごかった。他のスポーツもうまかったから選出したが、正解だった」
下2
563 :
白雪にサボテンをプレゼント
564 :
舞風とアブラゼミを採ってきて食べてみる
565 :
セミは幼虫の頃の方がパリパリしてて美味そう
566 :
食えんの?
567 :
調理しだいで食える
568 :
抜け殻なら食えそうだけど本体食いたくねえ…
569 :
炙って食べたらエビっぽい味がしてうまい
今なら時期的にまだ捕まえられるから食べてみれば?
571 :
―庭―
提督「よーし、来たか舞風」
舞風「庭に出て、いったい何をするんですか? ダンス?」
提督「ダンスでもいいが、夏も終わるから、夏にしかできないことをしようと思う」
舞風「夏にしかできない事? ……花火、とか?」
提督「花火もいいが、今日は虫取りをしようと思う」
舞風「む、虫とり?」
提督「そうだ。セミは夏にしか出ないからな。ついでに……」ゴソゴソ
舞風「せめて、虫とりが好きそうな子を呼べばいいのに……あれ、何の用意をしているんですか?」
提督「たき火だ。セミを焼くためのな」
舞風「…………」
提督「その顔は察しているような顔だな」
舞風「……私は見ているだけでいいですよね」
提督「想像ついていて付き合ってくれるのなら、舞風も付き合い良いよな」
572 = 571 :
~~~~~~~~
提督「セミはコツさえつかめてれば、難無く捕まえられる。というわけで、アブラゼミをつかまえた」
舞風「火の準備は出来てますよ」
提督「流石だ舞風。わざわざ火の準備までしてくれるなんてな」
舞風「早く済ませて、提督とダンスの時間にしたいからね!」
提督「え、そんな約束したっけ……まあいいか。では、今から焼きまーす」
舞風「本当に、その……口にするの?」
提督「いや、意外と美味しいぞ。とはいえ、普通に焼くだけだと、風味が消えてうまみも減るが」
舞風「じゃあ、なんでわざわざ?」
提督「夏も終わるからな」
舞風(本当にそれだけなんだ……)
573 = 571 :
提督「ではさくっと焼いて……いただきまーす」パリパリ
舞風「ど、どうですか?」
提督「……うん、そこそこ」
舞風「そこそこ?」
提督「から揚げとかにするともっと美味いんだが、さすがに焼いただけだとな……」
舞風「じゃ、じゃあ食べたら動きましょ~。はい、お手を取って」
提督「そうだな。じゃあ、この後は踊るとするか」
舞風「はい!」
574 = 571 :
―執務室―
提督「食べるなら幼虫を素揚げだな。羽はちゃんと取った方がいい」
提督「というか、舞風には悪いことしたな……虫を食べるなんて、今じゃ殆ど無いのに」
↓2
575 :
576 :
577 :
リベッチオにジャパニーズ・パスタ(甘くないの)を食わせる
578 :
―公園―
陽炎「今日も付き合わせて悪いわね」
提督「なに、限定販売ならば仕方ないさ」
陽炎「お礼に……あ、あそこでワッフル売ってるし、奢るわよ」
提督「じゃあ、お言葉に甘えさせてもらおうか」
陽炎「ええ、その辺に座って待ってて」タッタッタ
提督「その辺、と言っても…………ベンチは埋まってるな……ん?」
~~~~~~~~
陽炎「待たせた……って、どこに座ってるの」
提督「ブランコ」
579 = 578 :
陽炎「もう、司令は子供っぽいんだから」
提督「いやいや、ブランコは凄いんだぞ。休憩代わりに座れるし、遊べる」
陽炎「ベンチとして使うのは子供の邪魔になるからやめなさい」
提督「子どもが来たら察して譲るさ。それより、陽炎」
陽炎「何よ」
提督「隣が空いてるだろ。座らないか」キコキコ
陽炎「……他に空いてないし、子供が来るまでだけよ」
提督「とかいって、実は座りたかったとか」
陽炎「そ、そんなわけないでしょ。はい、ワッフル」
提督「さーんきゅ!」
陽炎「パクらない!」
提督「はっはっは」キーコキーコ
580 = 578 :
陽炎「……」キコキコ
提督「んー、美味しいな」ビュンビュン
陽炎「気に行ったのなら、良かった」キーコキーコ
提督「あんまりワッフルは食べないからなー。型とか無いから自力じゃ作りにくいってのもあるし」ビューンビューン
陽炎「へぇ、珍しいわね」ビュオンビュオン
提督「!? ……まあ、俺だってっ、何でも作ってるわけじゃ無いしっ」ブオンブオン
陽炎「そうなんだっ!」ブンッブンッ
黒潮「あれ、陽炎と司令やん」
不知火「一回転しそうな勢いね。危ないし、見なかったことにしましょう」
黒潮(あー、関わりたくないだけなんやなー)
581 = 578 :
―執務室―
提督「ワッフル食べながら喋りながらブランコを漕ぐと言う高等技術」
提督「実際、ワッフル落ちてもおかしくなかったよな」
↓2
582 :
583 :
584 :
秋月、照月と川の字になって寝る
585 :
―吹雪型の部屋―
提督「白雪ー」
白雪「はい、私ですか?」
提督「白雪にプレゼントだ」
白雪「わ、なんでしょう」
提督「サボテンだ」
白雪「……え?」
提督「ミニサボテンだ」
白雪「……」
586 = 585 :
~~~~~~~~
白雪「と、いうわけで貰ったんだけど……」
叢雲「本当に司令官ってたまによく分かんないことするわよね」
初雪「サボテンは意外と大変……」
磯波「あ、聞いた事ある。梅雨時期は湿気多いから水は少なくとか、季節で水をあまりあげなくても良いこともあるとか」
深雪「え、サボテンの癖に水いるのか」
吹雪「結構枯らす人も多いみたいだよ」
白雪「そうなんだ。育てるの、大変かも……」
吹雪「駆逐艦も飽和してきて出撃も減ったし、他に趣味を見つけたらっていう、司令官の気遣いだったりして」
叢雲「それはないわね」
白雪「司令官自身も、そんな感じじゃ無かったしね」
吹雪「だよねー」
白雪「でも、そっか……うん、今から売店で、育て方の本が無いか聞いてくる」
587 = 585 :
―売店―
白雪「明石さん、サボテンの育て方が書いてある本は無いですか?」
明石「サボテン? ……あ、ああ、あるけど」
白雪「本当ですか!」
提督「お、あげたサボテン育てる気になってくれたのか」
白雪「司令官。せっかくのプレゼントですし、ちょっと、育ててみたいと思ったんです」
提督「うむ、喜んでくれてなにより」
明石「はい白雪さん。これがその本」
白雪「ありがとうございます。これお代です。では、さっそく部屋に戻っていろいろ見てみますね」スタスタ
提督「大事に育ててくれよー」
明石「……あれって、鎮守府の景観を良くするために、花を買って来てほしいって霞さんに言われて買ってきた奴では?」
提督「いや、サボテンじゃ景観が良くなるわけないでしょって怒られたから、プレゼントしたんだ」
明石「理由が酷いですよね」
提督「……」
588 = 585 :
―執務室―
提督「サボテンだって可愛い花を咲かせるんだよ。時間がかかるけど」
提督「そう思えば、吹雪型はあんまり相手にしてあげれてないし、丁度良かったのかもしれない」
↓2
589 :
潜水艦娘に夏休みの宿題を手伝ってもらう
590 :
一航戦と二航戦をみんなでお祝い
592 :
―食堂―
提督「おめでとー!」パァン
赤城「えーっと……何がでしょうか?」
提督「改二だよ改二。一航戦と二航戦の改二が出来るようになるって」
赤城「え?」
飛龍「改二、ねぇ」
蒼龍「(どう思う、加賀さん)」
加賀「(姉妹艦でもない私達が同時に来るなんてありえないでしょう。また提督のドッキリか、勘違いでしょうね)」
提督「おいおい、何隅っこで内緒話をしているんだ。パーッといこうぜ、パーッと」
飛龍「パーッとって、もしかして食堂陣取ってるけど、まさか他にも呼んでる?」
翔鶴「そうですよ。先輩方の改装という事で、少しばかり規模が大きいんですよ」
雲龍「まだ今は私達だけだけど」
蒼龍「(早く止めないとこれ、下手すると私達も恥をかくことになるかも)」
加賀「(鎮守府を巻き込むのは本意ではないわね……)」
593 = 592 :
加賀「すみません、提督――」
瑞鶴「ねえ、提督さん」
提督「なんだ瑞鶴。ん? 加賀も何か口に出そうとしてたな」
加賀「……いえ、此処は譲ります」
瑞鶴「珍しいわね……それで提督さん、四人が同時っておかしくない?」
提督「そうか?」
瑞鶴「二航戦の二人は姉妹艦だから同時は分かるけど、一航戦の二人は姉妹艦ですらないじゃない」
提督「……たしかに」
瑞鶴「手間が違うし、ガセ情報なんじゃない?」
赤城「(へえ、なかなか目ざといですね)」
加賀「(嫉妬で言っただけじゃないかしら)」
飛龍「(それでもこういう場面は褒めてあげなよ)」
蒼龍「(加賀さんが五航戦の子に厳しいのは分かってるけどね)」
594 = 592 :
瑞鶴「それで、どうなの?」
提督「う、うーん、それは……」
霞「カス司令官、此処に居たのね」
提督「秘書官じゃないか。ちょうどいい、改二の事だが……」
霞「改二? 妖精さんが言ってたことなら、五航戦の改二の事よね」
提督「……」
霞「それよりあんた、演習命令出したなら、ちゃんと編成しときなさいよ。あの子達困ってたわよ」スタスタ
提督「……」
加賀「はぁ、提督はやはり提督でしたね」
翔鶴「そ、その言葉は……す、すみません。今はフォローできそうにありません」
赤城「(加賀さんが悪態をつく結果になったわね)」
飛龍「(一発逆転されたような気分だろうしね)」
蒼龍「(後輩に抜かれたってことでもあるしね)」
瑞鶴(改二……ふふっ)
雲龍(改二の装備、貸してくれるくらいは……)
595 = 592 :
―執務室―
提督「噂程度の情報を鵜呑みにしてはいかんな」
提督「とりあえず、適当な祝い事にすり替えて、なんとか切り抜けられたが……」
↓2
596 :
597 :
由良の髪を丹念にとかす
599 :
―長良型の部屋―
提督「……」ガチャ
由良「な、なに? 提督さん?」
提督「……」スタスタ
由良「その、無言で近寄られると怖いんだけど」
提督「……」ナデナデ
由良「ひゃっ!?」
提督「失敗したんだよ~、慰めてくれよ由良~」
由良「慰めるって……じゃ、じゃあなんで撫でてるの」
提督「由良の髪のさわり心地はいいから、これが俺にとっての慰めなんだ」
由良「何それ……別に良いけど」
600 = 599 :
提督「ふんふ~ん♪」シュルシュル
由良「え、提督さん、髪解くの?」
提督「ちゃんと結い直してやるから、許してくれ」
由良「……ちゃんと直してね?」
提督「はいはいーっと」シュルッ
由良「提督さんって、髪弄るの好き、なの?」
提督「んー? なんでそう思うんだ?」
由良「だって、前にも私の髪、楽しそうに触ってたでしょ?」
提督「あのときは好きと答えたはずだが」
由良「もしかして、私には髪だけなのかなって、そう思って……」
提督「はっはっは、面白い事を言うな」スッスッ
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