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    元スレ八幡「強くてニューゲーム?」

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    301 = 293 :

    >>300 ミス いきなりしてねぇよ→いきなりなんだよ、してねぇ

    八幡(…で)

    平塚「比企谷、君も行きなさい」

    八幡「いや、俺は火見てるんで」

    平塚「火なら私が見ておこう」

    八幡「そうすか」

    平塚「うん、素直でいいぞ」

    八幡「ども」

    三浦「ヒキオ」

    八幡「はい?うっ…」

    三浦「そんな顔すんなし」

    八幡「あ、あぁ」

    八幡(なに、どうしたの一体)

    三浦「さっきどっかでサボってたっしょ」

    八幡「いや、別件で動いてた」

    八幡(さすが女王、部下の行動を把握している、いや、俺は違うけど)

    三浦「そーなん?」

    八幡「あぁ、で、どうした」

    三浦「姫菜も結衣も隼人も小学生の面倒見てっから暇なの、見りゃわかるっしょ」

    八幡(戸部の名前がないんだが)

    三浦「つーかさ、アンタあーしのポーチ探すの手伝って」

    八幡「はぁ?」

    三浦「多分そのへんにあるから、ほら」

    八幡「いや、なんで俺が」

    三浦「コート譲ってあげたっしょ?文句言うなし」

    八幡(眼光が鋭いよ、怖いよ)

    八幡「…わかりました」

    三浦「見っけたら持ってきて、あーしそこのベンチ座ってっから」

    八幡「えぇ…」

    三浦「早くいけ」

    八幡「…はい」

    302 :

    なんか案外あーしさんと仲良くやってるw

    303 = 293 :

    八幡(んだよ、普通に置いてあるじゃねぇか)

    八幡「おい」

    三浦「はや、もう見っかったん」

    八幡「おう、これじゃねぇの」

    三浦「そうそう、これ」

    八幡「そんじゃ」

    三浦「ちょっと待てし」

    八幡「なに、まだなんかあんの」

    三浦「はい」

    八幡「っと…なにこれ」

    三浦「そこの自販でミルクティー買ったらブラック出てきたから、あーしブラック飲めないっしょ?」

    八幡(知らないっしょ)

    三浦「だからあげる」

    八幡「金は」

    三浦「いい、あーしアンタより金持ってっから」

    八幡「あぁ、そう」

    八幡(言い方はムカつくが、やはりいい奴だな)

    三浦「…ヒキオさ」

    八幡「ん?」

    三浦「別にブサイクじゃないのになんで友達いないん?普通に出来そうじゃん」

    八幡「さぁな、性格だろ」

    三浦「あ!それだわ!ヒキオちょーウケるしっ!」

    八幡「そらよかった」

    三浦「あっはははははは!」

    八幡(どこにツボったんだよ)

    三浦「あーウケたわ」

    八幡「もう行っていいか?」

    三浦「別に、あーしもそろそろ行くし」

    八幡「そうか、じゃあ先戻る」

    三浦「んー」

    八幡「…コーヒー、ありが…とう」

    三浦「気にすんなし、ハズレ捨てんのとか普通っしょ、それをたまたまヒキオにあげただけ」

    八幡「そうか、んじゃな」

    三浦「さっきも聞いたっつーの」

    八幡(失礼こきやした)


    304 :

    あれ?あーしさんにフラグが…

    305 = 297 :

    いつかあーしさんがメインの話がくるのだろうか。

    306 = 293 :

    八幡「……」

    留美「なにしてんの」

    八幡「ん、なんかしてるように見えるか?」

    留美「見えない」

    八幡「そういうことだ」

    留美「へぇ」

    八幡(なんでナチュラルに俺の隣に座るの)

    留美「戻ってもすることないからここにいる」

    八幡「そうか」

    留美「ご飯、どうしよっかな」

    八幡「周りが食い終わった頃に戻ればいい」

    留美「八幡は?」

    八幡「俺は…まぁ、俺も気まずいからあいつらが終わるまでここにいる」

    留美「そっか」

    八幡「…」

    雪ノ下「なにをしているの?」

    八幡「おう」

    留美「…」

    雪ノ下「あなた、大丈夫だったのね」

    留美「…なにが?」

    八幡「この男に関わって無事で済んでよかった、ということよ」

    八幡「いや、俺とか変わった奴がほぼ無傷で済まなかったみたいな言い方すんなよ、そもそも人と絡んでねぇ」

    雪ノ下「そういえばそうだったわね」

    留美「…そっちの人も、八幡と同じ感じがする」

    雪ノ下「意味によっては私も反論させてもらうわよ」

    留美「…?」

    八幡「おい、あんまイジメんな」

    雪ノ下「…ごめんなさい、あなたと似ていると言われたことがあまりにもショックで…」

    留美「ううん、よくわかんないけど大丈夫」

    八幡「俺にはないの」

    雪ノ下「なにを言っているの?クズ谷くん、あなたに謝る理由があったかしら」

    留美「ねぇ」

    雪ノ下「なにかしら」

    留美「あんま、八幡のこと言うのやめてよ」

    雪ノ下「…!?」

    八幡「あぁ、いや、別に俺は大丈夫だからな、気にすんな」

    留美「…うん」

    雪ノ下「ど…どういうことなのかしら」

    307 :

    達観ぼっちたちの三角関係いいなww

    308 = 293 :

    留美「さっき友達になった」

    雪ノ下「そ…その男と?」

    留美「うん」

    雪ノ下「…比企谷くん、もう遅いでしょうけど警察に行きましょう」

    八幡「遅ぇのかよ」

    由比ヶ浜「ゆきのーん…ってあれ、ヒッキーとさっきの子」

    八幡「おう」

    雪ノ下「由比ヶ浜さん…」

    由比ヶ浜「ゆきのん?どうしたの?顔色悪いよ?」

    雪ノ下「とうとう比企谷くんが犯罪を…」

    由比ヶ浜「えぇっ!?ヒッキー!何したの!?」

    八幡「いや、俺は別に」

    留美「その人、私が八幡と友達になったって言ったらそうなったの」

    由比ヶ浜「えっ…」

    八幡「お前もかよ」

    留美「…八幡ってもしかして私より嫌われてたの?」

    八幡「いや、そんなはずはない、好きの反対は嫌いじゃなくて無関心のはずだからな」

    雪ノ下「…」

    由比ヶ浜「…」

    留美「…?」

    八幡「…」

    八幡(なにこれ)

    309 = 293 :

    ―ベースキャンプ―

    八幡「いただきまーす」

    八幡(あの後、雪ノ下と由比ヶ浜はこれでもかというくらいに俺を疑い、そしてそのたびに留美が弁護をはさむ
       という謎の泥試合が展開された)

    八幡(…やばい、ルミルミが良い奴すぎて泣きそう)

    戸塚「あれ、八幡」

    八幡「んなっ!と…戸塚!?」

    戸塚「うわぁ!ど、どうしたの八幡、いきなり大きな声だして」

    八幡「あ、あぁ、すまん、少し驚いてしまってな」

    戸塚「そっか、あっそうだ、ぼくもいただきまーす」

    八幡「ん、戸塚も今から飯か?」

    戸塚「うん、小学生の子が指切っちゃってさ、医務室に連れて行ってたら時間かかっちゃって」

    八幡「そうか、戸塚は偉いな」

    戸塚「ううん?そんなことないよ」

    八幡「いいや、そんなことあるさ」

    戸塚「それだったら八幡だってそうだよ」

    八幡「…?俺が?」

    戸塚「うん、だってさっき小学生の女の子と一緒にいてあげてたじゃない、あ、おいしい」

    八幡「あ、あぁ、あれは別に面倒を見てたわけじゃないんだ」

    戸塚「ん?そうなの?」

    八幡「あぁ、だからあげてたっていい方はちょっと違うかな」

    戸塚「ふぅーん、仲良くなったんだね、さすが八幡」

    八幡「はは、照れるな」

    戸塚「あ、このじゃがいも僕が切ったんだよ」

    八幡「そうなのか」

    戸塚「おっきすぎないかな」

    八幡「あぁ、ちょうどいいと思うぞ」

    戸塚「そっかぁ、よかったぁ」

    八幡(あぁ、天使が俺の目の前におられる…)

    310 = 293 :

    戸塚「…ふぅ、おいしかったぁ」

    八幡「そうだな、ごちそうさま」

    戸塚「うん、やっぱりみんなで作るとおいしいよね」

    八幡「あ…んまぁ、俺は火見てただけなんだけどな」

    戸塚「でも八幡、お皿洗いしてたじゃん」

    八幡「料理関係ないぞ?」

    戸塚「ううん、すごく助かったよ、ありがとね?」

    八幡「お、おう…その皿も俺が洗っておくよ、こっちよこしてみ」

    戸塚「え?そんな、八幡に悪いよ、ぼくがやるよ」

    八幡「いいや、戸塚は遠くまで歩いて疲れてるだろ?そのくらい俺にやらしてくれ」

    戸塚「そっか、それじゃあお願いね?」

    八幡「任せろ」

    八幡(皿洗い程度で何を任せるんだっつーの、俺はバカかっ!)

    戸塚「終わるまで待ってるね?」

    八幡「そうか?先戻っててもいいんだぞ?」

    戸塚「八幡だって、ぼくが食べ終わるの待っててくれてたでしょ?だからおあいこだよ」

    八幡「わかった、ならなるべく早く終わらすからちょっと待っててくれ」

    戸塚「あんまり急いだら危ないよ?」

    八幡「大丈夫だ…って」

    戸塚「八幡!?大丈夫?」

    八幡「あぁ、包丁で切れちゃったみたいだ」

    戸塚「ほら、言ったそばからぁ」

    八幡「すまんな」

    戸塚「はい」

    八幡「…?」

    戸塚「絆創膏貼ってあげるよ、さっき予備で何枚かもらったんだ」

    八幡「お…おう、すまんな、頼む」

    戸塚「ちょっとまってね?」

    八幡(俺は何をやってるんだ!でも指切っただけで戸塚に絆創膏を貼ってもらえるなら安すぎるだろ、なに?ポイント
       還元なの?お客様感謝デーなの?あ、天使様でした☆)

    戸塚「はいっ、あとはぼくがやるよ」

    八幡「いや、もう大丈夫だ、それにあとは流すだけだしな」

    戸塚「それじゃあぼくも手伝うよ、一緒にやったほうが早いしね」

    八幡「あ、ありがとうな、戸塚」

    戸塚「ううん?気にしないで?」

    八幡(これは俺、明日死ぬな)

    311 :

    女王三浦さすがやな

    アラサーにお見合いイベント紹介してあげたい。

    312 = 293 :

    ―夜―

    八幡(やはり俺には戸塚の隣で寝るなんて無理だった)

    八幡(…というわけで外に出てきたわけだが)

    八幡「…」

    八幡(会議がないから雪ノ下と三浦が喧嘩することはなく、誰も居ません)

    海老名「あれ?比企谷くん」

    八幡「ん?あっ」

    海老名「どうしたの?こんなところで」

    八幡「いや、別に」

    八幡(予想もしなかった奴が来たな)

    海老名「ふぅん」

    八幡「…」

    海老名「静かだねー」

    八幡「そうですね」

    海老名「あっ、あれが織姫と彦星なんだよね」

    八幡「あ?あぁ、多分」

    海老名「なんで昔の人はあれを織姫にしちゃったんだろうね」

    八幡「…え?」

    海老名「もしもう一人も男の子だったら二人は年に一年だけの友情を図り合って…グフフ」

    八幡「あっはい、そーっねー」

    海老名「そういえば、なんか最近は比企谷くんのヘタレオーラが薄れてきてるからちょっとハヤハチは厳しくなっちゃ
        ってるんだよねー」

    八幡「いや、本人目の前にしてなにを」

    海老名「でもそのかわりにハチハヤのほうが…ゲヘヘ」

    八幡(三浦、来てくれー)

    313 = 293 :

    海老名「…うーん」

    八幡「…ん?なんすか、ジロジロ見て」

    海老名「ううん、やっぱりヘタレオーラが足りないと思うんだよね」

    八幡「それはどう捉えるべきなんすか」

    海老名「もちろん、私が残念がってるって思ってほしいな」

    八幡「はぁ」

    八幡(そういえばこの人とも一悶着あるんだよなぁ…)

    海老名「そういえば、他の三人は?」

    八幡「あぁ、部屋で寝てるんじゃないすかね」

    海老名「比企谷くんは寝ないの?」

    八幡「まぁ、昼間働かなかったせいであまり疲れてないんで」

    海老名「ふぅん…そっか」

    八幡「なにがすか」

    八幡(あ、しまった)

    海老名「本当は比企谷くんに惚れている戸塚くんだけど、二人の強気な男に迫られて…んばぁ!」

    八幡「あ、ちょ、大丈夫っすか」

    八幡(妄想で鼻血吹き出すとか何迅社だよ、ゆっりゆららしてんの?)

    海老名「うん、大丈夫」

    八幡「俺ティッシュ持ってますから、はい」

    海老名「うん…っほ、あびがとうで?びびがやぐん」

    八幡「無理に喋るとまた出ますよ」

    海老名「…ぐふ」

    八幡「ストップでお願いします」

    海老名「えーっ…っしゅ…」

    八幡「取って大丈夫なんすか?」

    海老名「うん、止まったよ」

    八幡「そうすか」

    海老名「それにしても、比企谷くんってそんなに喋るキャラだったんだね、結構見てたけどわかんなかったな」

    八幡「俺を見てたんすか?」

    海老名「うん、妄想のネタとしてね、ごちそうさまです」

    八幡「もうやめてくださいよ」

    314 :

    海老名さんが「ヒキタニくん」と呼ばないのは何かの伏線か?

    315 = 293 :

    海老名「さてと、そろそろ私戻るね?」

    八幡「はぁ」

    海老名「おやすみ」

    八幡「おやすみっす」

    海老名「…あっ、そういえば」

    八幡「…?なんです?」

    海老名「昼間の女の子、大丈夫だった?」

    八幡「え?」

    海老名「比企谷くん、はぐれちゃった子の班探してあげてたんじゃないの?」

    八幡「あ、あぁ、まぁそんなところです」

    海老名「面倒見いいんだね」

    八幡「そんなことないっすよ」

    海老名「そうかな」

    八幡「ええ」

    海老名「それじゃあ今度こそ戻るよ」

    八幡「わかりました」

    海老名「おやすみ」

    八幡「はい」

    八幡「…」

    八幡(見られてたんだな、黙っててくれたのか…まぁあの人ならなんとなく言いふらしたりしなさそうな気もするが)

    八幡「…」

    八幡(戻るか)

    316 = 293 :

    >>314
    多分だけど、この世界では葉山が八幡をヒキタニと呼んでないからっていう設定なんだけど、やっぱ
    おかしいかね

    今日はここまでにする、見てくれた人ありがと、おつかれちゃーん

    317 = 292 :


    いい感じに人間関係を構築している気がする
    主に女子と!
    そしてヒッキーロリコン待ったなし

    318 :



    ヒキガヤでも別におかしくはない
    でも気になるなら比企谷でヒキタニとも読めるからどっちでもいける

    319 = 314 :

    おかしくない。むしろ比企谷って呼んだ方が距離近い感じがして良い

    320 :

    乙、ルミルミこれはこのキャンプ後も登場期待していいですよね!?

    321 :

    色々なSSでよく見かけるけど八幡って~っすよ、とか言わないよね?気になってるのは俺だけ?

    322 :

    >>321
    敬語はそうならなかったか

    323 = 321 :

    >>322
    ざっと見た感じでははるのんにもめぐめぐにも静ちゃんにもそういう言葉遣いはしてないな

    324 :

    アニメではそんなかんじのニュアンスもあったから違和感はないかな

    325 = 297 :

    >>323
    静ちゃんにはしてた。
    課題について呼び出し食らったときに

    326 = 321 :

    >>325
    それはボケやツッコミで口調が変わるようなもんだろ?普通の会話ではしてなくね?

    327 = 322 :

    >>326
    年上と喋んないだけの同級生だよ

    328 = 292 :

    ただでさえ人間関係構築に前向きになってるこの八幡の語尾が多少変わってようが今更気にならない

    329 :

    ゲームだと留美の周りの環境壊さないルートあったよな
    まあ、この世界じゃもめごと起きそうにないが

    330 :

    てかここのルミの変化、ただのイレギュラーとして片付けていいのかな?

    332 :

    >>331
    はいはい、おもしろいおもしろい

    333 :

    八幡ロリコン化不可避

    334 :

    細かいことにうだうだこだわってんじゃねぇよ潔癖症か

    335 :

    公式でもなんでもないんだから合わないと思ったら見ない。
    ただの一個人が暇潰しで投下してるんだから、そのくらいわかろうぜ。

    336 :

    言葉どうこう気にして>>1の更新止まったらそっちのほうがきついんですけどね



    そんな瑣末事を気にしてグダグダ言うならSSなんぞ読まないほうがみんなの為だろうよ

    337 :

    この程度で止まるんだったらどうせそのうち止まってただろうよ

    338 :

    とりあえず黙っとけってことだよ

    339 :

    最近はSS速報も治安がVIPに近くなってきたなぁ……

    悲しいよ…

    340 :

    どーも、>>1です

    ちょっぴり書くよーん、次レスから↓

    341 = 340 :

    ―翌日―

    八幡(…一応水着は持ってきたんだがな、入らないでルミルミを待つことにしよう)

    八幡(はっはっは、戸塚はかわいいなぁ)

    留美「…八幡」

    八幡「ん、よっ」

    留美「うん」

    八幡「昨日の夜はどうだった」

    留美「うん…いつもどおりだよ」

    八幡「そう…ん」

    留美「…うん、いつもどおり」

    八幡「おい、留美これ」

    留美「なに?八幡」

    八幡「なにじゃないだろ」

    八幡(留美の腕が明らかにおかしい、なんだこのあざは)

    八幡「…留美」

    留美「……」

    八幡「話したく、ないことか」

    留美「だって、いつもどおりだったよ」

    八幡「これがいつもどおりだとっ!?」

    留美「…っ」

    八幡「…すまん、あいつらが見てる、場所を変えてもいいか?」

    留美「別に、どこでも同じだし」

    八幡「じゃあ行くぞ」

    留美「うん」

    342 :

    状況悪化してんな

    343 :

    鬼女の出番か

    344 = 340 :

    八幡(…で)

    八幡「おら、とりあえずこれ、包帯巻け」

    留美「うん…」

    八幡(クッソ、なんで気づかなかったんだ…)

    八幡(服装の違いなんて、些細なこと過ぎて気にしてなかった、いや…気づけなかったんだ…)

    八幡(単純に虫刺され対策で長袖を着ていると思っていた…だが…そんなことにも気をつけるべきだった…!)

    八幡(今回初めて会った地点で、前回と違ったのは明らかだった!なぜ目に見える事をされていないのに留美は人を
       避けた?なぜ何もされていないのにアレほどまでに絶望していた!?そしてなぜ俺はそれらに目を向けられなか
       ったんだ!)

    八幡(油断どころの騒ぎですまされる問題じゃない、これは明らかに俺のせいだ、昨日気づいてやれれば少なくともこの
       あざは出来なかったはずだ!)

    八幡(最悪だ…かつて俺がこれほどまでに怒りを覚えたことはない…誰にだって?自分自身に決まっている!)

    八幡(それも、人生で初めて出来た友達だぞ?ふざけるなっ!)

    八幡(思い返せば、シグナルはあった!あの握手だ、普通するか?小学生が、それも周りを避け続けている子供が!
       どう考えてもあれは俺へのSOSだっただろうが!)

    八幡(俺は…初めて俺を嫌いになった…ははっ、雪ノ下、由比ヶ浜、俺が傷つくのを見ていられない?)

    八幡(俺が自分を守った結果がこれだっ!初めての友達だぞ!それなのに…俺は…)

    八幡「…うがああああああっ!!」

    留美「…ッ!!?ど、どうしたの八幡」

    八幡「す、すまん…留美…本当にすまない…」

    留美「なにがよ、それより八幡の手が…」

    八幡「こんなん…すぐに治る」

    留美「でも…痛そうだよ?」

    八幡「お前に比べれば…クソにも満たない程度だ、気にしないでくれ…」

    留美「…」

    八幡(……本当にすまない…留美…)

    345 = 340 :

    留美「…私は…大丈夫だから」

    八幡「…」

    留美「だから、八幡は気にしないでよ」

    八幡「なら、なぜ今日は半袖のワンピースなんだ?」

    留美「…」

    八幡「俺は…その服装は俺に助けてもらいたいんだと解釈したい…いいや、絶対にそうであって欲しい」

    留美「…ごめんね」

    八幡「どうして謝るんだ?」

    留美「…」

    八幡「俺は…お前を助けたい…」

    留美「いいよ、いつものことだから」

    八幡「やめろ」

    留美「本当に…ひっ……あいじょう……」

    八幡「やめるんだ、留美」

    留美「……っく…だっえ…あちあんが……」

    八幡「俺に助けを求めろ」

    留美「…へぇ?」

    八幡「いや、頼む、留美」

    留美「…な…に?」

    八幡「俺に、お前を…助けさせてくれ」

    留美「…うっ…うん……」

    八幡「まかせろ、絶対に俺がなんとかしてやる」

    留美「うん…う……ん」

    八幡「…泣いていいんだ、もう我慢するな」

    留美「…ひっ……くっ……うぅ……」

    八幡「…」

    八幡(自分を捨てろ、徹底的に落ちろ、もう夢だとか現実だとか、そんなことは関係ない)

    八幡(絶対に、コイツを助ける)

    346 = 340 :

    ―数十分前―

    由比ヶ浜「あれ?さいちゃん、ヒッキーは?」

    戸塚「八幡ならそこの木のところに…あれ?」

    由比ヶ浜「あれー?どこ行っちゃったんだろ」

    雪ノ下「どうしたの?」

    由比ヶ浜「あ、ゆきのん、ヒッキーがいなくなっちゃって」

    雪ノ下「…別に大した事ではないと思うのだけれど」

    由比ヶ浜「まぁ、そうだけどさ」

    小町「ウチのごみいちゃんが迷惑を掛けてすいませんね」

    由比ヶ浜「心配なんてしてないよっ!どうせヒッキーのことだし、一人で散歩でもしてるだけだと思うし」

    戸塚「そうだね、八幡なら大丈夫だよ」

    雪ノ下「すこし気にしすぎじゃないかしら」

    由比ヶ浜「…うん、そうだねっ」

    小町「あっ、小町一回日焼け止め取りにログハウスに戻るんでそのついでにちょっと探して来ますよっ」

    由比ヶ浜「あ、それならあたしも」

    小町「いえいえー、そんなこと結衣さんにはさせられませんよっ!おにいちゃんのことは小町に任せてくださいっ!」

    由比ヶ浜「そ…そっかー、それじゃあ、お願いね?」

    小町「あいあいさー!それじゃあ行ってきます!」

    347 = 340 :

    小町「お兄ちゃんはーどーこかなー」

    八幡「……っ…」

    小町「あっ、ログハウスの中に……ん?」

    八幡「…うがああああああっ!!」

    小町「…ッ!?え!?なに!?」

    留美「でも…痛そうだよ?」

    小町(そ…そーっと、窓際に……)

    八幡「お前に比べれば…クソにも満たない程度だ、気にしないでくれ…」

    小町(あれ、昨日の女の子…だよね)

    留美「…私は…大丈夫だから」

    八幡「なら、なぜ今日は半袖のワンピースなんだ?」

    小町(…わんぴーす?お兄ちゃんなんの話を…)

    八幡「俺は…その服装は俺に助けてもらいたいんだと解釈したい…いいや、絶対にそうであって欲しい」

    小町(も…もうちょっと中を…)

    八幡「俺は…お前を助けたい…」

    小町「…!?」

    小町(えっ?えっ?なんの話!?)

    留美「本当に…ひっ……あいじょう……」

    八幡「やめるんだ、留美」

    留美「……っく…だっえ…あちあんが……」

    小町(お兄ちゃんが泣かせた!?いやいや、状況からして違うでしょ!?)

    八幡「俺に、お前を…助けさせてくれ」

    留美「…うっ…うん……」

    八幡「まかせろ、絶対に俺がなんとかしてやる」

    留美「うん…う……ん」

    小町(お兄ちゃんが…そんなことを…)

    小町(お兄ちゃんが小学生を抱きしめてる…じゃないでしょ!一体どうしちゃったの!?雪乃さんとか結衣さんとかに
       話した方が…ううん、違うなー)

    小町(とりあえず、お兄ちゃんに話を聞いてみなくちゃ)

    348 = 340 :

    ちょっと休憩

    349 :

    まってた

    350 = 340 :

    休憩おしまい、書く、次レスから↓


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