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    元スレ八幡「強くてニューゲーム?」

    SS+覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×4
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    401 = 356 :

    陽乃「いくら弱い雪乃ちゃんでも、普通の子には負けないよ」

    八幡「どういうことです」

    陽乃「君は普通じゃないって言ってるの、わからないかな」

    八幡「…」

    陽乃「黙るのは禁止だぞ?」

    八幡「俺が雪ノ下に勝ってる、と言いたいんですか?」

    陽乃「そうだよ、それも雪乃ちゃんの扱いにも慣れてるときた、もしかして、比企谷くんって前にも雪乃ちゃんと会って
       るの?」

    八幡「いや、そんなわけ」

    陽乃「だよねーっ!って言うか比企谷くんと会ってても普通は覚えてるわけないか!」

    八幡「そ、そうですよ、はは」

    八幡(一体どういうことなんだ、というか今回、この人は俺と雪ノ下の事をどこで見ていたと言うんだ?)

    八幡(次に会うのは花火大会のはずだし、それ以前にあそこに俺と行くのは由比ヶ浜のはずだ)

    八幡(つまり、どう考えてもこの人がこの地点で俺の事を深く知っているわけがないんだ、いくらこの人でもひと目見た
       だけの人間の心の中まで覗けるわけがないだろ)

    八幡(……本当に、ひと目しか見られていないと言い切れるだろうか)

    八幡(例えば、一番考えられる礼は平塚先生だ、俺に興味を持った雪ノ下さんが先生に俺のことを尋ねた…いや、それな
       ら広くても奉仕部の中で起きたことだけだろう、明らかにそれを超えている)

    八幡(なら、由比ヶ浜はどうだ?今回アイツが俺の知らないところで会っていたという可能性はないだろうか…いいや、
       あるとしても、それでは逆に情報量に欠ける、由比ヶ浜に状況報告をさせるなど無理だ)

    八幡(ならば、小町か?アイツならば…いいや、由比ヶ浜よりは可能性があるがやはり違うだろう)

    八幡(この世界の雪ノ下さんは雪ノ下と仲がいい…ありえない、由比ヶ浜のプレゼントを買いに行った時の雪ノ下の顔は
       とてもそう思えるものじゃなかった)

    八幡(だとしたら…一体……)

    陽乃「比企谷くん?」

    八幡「あ、はい」

    陽乃「なんで黙っちゃったのかな?もしかして話す気になった?」

    八幡「別に」

    陽乃「もうっ、釣れないなー」

    八幡「…」

    八幡(もしや…)

    402 :

    あなたが神か

    403 = 356 :


    八幡「雪ノ下さん」

    陽乃「うん?なに?」

    八幡「よしえさん、元気ですか?」

    陽乃「…………あれ、比企谷くん、彼女のこと知ってるの?」

    八幡「えぇ、一度あの店に妹と言ったことがあるんで」

    陽乃「でもなんでそんなことを聞くのかな、もしかしてあの店で私の事見たことあったの?私あそこの店の常連なんだ
       よっ?」

    八幡「ええ、なんで初めて会った時にわかりました」

    陽乃「それにしては随分と他人行儀だったよねぇ」

    八幡「えぇ、雪ノ下さんが俺を知っているとは思いませんでしたから」

    陽乃「そっかぁ、比企谷くんがそんなこと覚えててくれるなんて嬉しいな」

    八幡「記憶力はいい方なんですよ」

    陽乃「そっか」

    八幡「変なこと聞いてすいませんでした」

    陽乃「そうだね、ちょーっとストーカーっぽくて気持ち悪いかなー」

    八幡「すいませんね」

    八幡(やっぱり、考え過ぎなのか?)

    陽乃「……ふふっ、やるなぁ………」

    八幡「…?」

    陽乃「ううん?なんでもないよ?」

    八幡「そうですか」

    陽乃「それよりも、ちゃんと話してみ?」

    八幡「…そうですね、話せるところだけでいいですか?」

    陽乃「うん、まぁしょうがないかな、比企谷くんはヘタレだもんね」

    八幡「助かりますよ」

    陽乃「それじゃあ」

    八幡「ええ、実はですね………」

    404 = 396 :

    よしえってだれだっけ?

    405 = 356 :

    ちょっと休憩する

    はるのんに一矢報いるためにはこれくらい些細な事じゃないと無理だと思った、結局無理だったけど
    ドラマCD聞いてない人、すまん
    そういう人は>>>401から>403の陽乃「それよりも、ちゃんと話してみ?」まで飛ばしてください

    406 :

    寝てた

    少し書く

    408 = 406 :

    陽乃「そっか、比企谷くんって見た目どおりバカなんだね」

    八幡「すいません」

    陽乃「でもまぁ、そんなんでウジウジしてるようじゃ、雪乃ちゃんは任せられないな」

    八幡「いや、そうじゃなくて」

    陽乃「君は自分をなんだと思ってるの?」

    八幡「…」

    陽乃「君が傷ついても傷つかない人のほうが多いよ?わかってる?」

    八幡「もちろん」

    陽乃「なーらっ、そんなこと考えてないでシャキッとしなさい、迷惑掛けちゃいけない人のことだけ考えてればいいよ、
       あとは比企谷くんが傷つこうが死のうがいいと思うっ!」

    八幡「…」

    陽乃「あれー?まさか泣いちゃう?」

    八幡「いや、逆に気が楽になりましたよ」

    陽乃「でしょー?さすが私っ!冴えてるぅ!」

    八幡「そうですね」

    陽乃「でも勘違いしちゃダメよ?君はバカだからそう思うかもしれないけどっ!」

    八幡「…?」

    陽乃「迷惑と心配は、違うんだよっ?」

    八幡「は…はぁ」

    陽乃「ほーら、わかってない」

    八幡「すいません」

    陽乃「まぁそのうちわかるようになるよ、ねっ」

    八幡「そう思うことにしますよ」

    陽乃「あらあらまぁまぁ、比企谷くんかわいいな~、うりうり」

    八幡「ちょ、頬を突くのをやめてください」

    陽乃「ははっ、そうだね、雪乃ちゃんが嫉妬しちゃうしっ」

    八幡「それはどうだか」

    陽乃「それじゃあ、お姉さん帰るね?」

    八幡「ええ」

    陽乃「あっ、それと最後に」

    八幡「なんですか」

    陽乃「せっかくなんだから、楽しまなきゃ」

    八幡(また意味深なセリフを)

    陽乃「それじゃぁね?比企谷くん」

    八幡「ええ、さようなら」

    八幡「…」

    八幡(そのうちわかる…か)

    409 = 406 :

    すまん、もう眠い、寝る

    読んでくれた人、ありがとう、おつかれちゃーん

    410 :

    いやいやいくらなんでも全知がすぎるっしょ
    ループしてるよねこれ確実に

    411 :

    なんで八幡が陽乃への疑いを確信仕様にしないのかマジ疑問

    412 :

    こりゃあ、100年以上ループしてるぜ

    413 :

    ルーパーvsルーパー。
    基本性能でもう負けじゃないですかー

    414 :

    はるのん:レベル19(累計転生レベル186000)

    415 :

    よしえって誰だっけ?ドラマCDに出てたの?

    416 = 414 :

    うろ覚えだけど7巻特典の文化祭打ち上げで行ったお好み焼き屋さんの人だったかな

    417 :

    原作以外での新しいキャラってなんかなぁ…まぁモブだしあんま考えなくていいか

    418 :

    ルミルミ編は逃げないで書ききって欲しかった。
    記憶をついで成長してるかしてないのか、後の葉山一派とのフラグを構築できるのか楽しみだったんだが。

    だいたい「対決」って、それで状況が変わることがあり得ないことは散々書かれてるし、
    だから八幡とゆきのんが存在しているというに。

    はるのんとの会話が面白いだけにもったいねえ。

    419 :

    状況かなり変えたな……
    しかし八幡も踏んだり蹴ったりだわ。
    圧倒的に癒やしが足りないんだね。
    小町はポイント低い。

    やっぱりサキサキが最高だのん

    420 :

    やっぱり留美がナンバーワン!

    421 :

    2週目八幡がはるのん相手に一矢報いる的なの期待してがそんなものはなかった

    422 :

    むしろヒッキー一周目ですでに、はるのん数周目なんじゃ…

    423 :

    ヒッキーは中二かじった高二病だからニーチェとか好きそうだしループしても変わらなそう

    424 :

    なんでageてんだよアホ

    427 :

    ↑ハイハイわろす

    429 :

    野糞に構うな

    430 :

    スレ立て荒らしもやって調子に乗ってるけど、いずれ焼かれるし無理して叩く事もない
    気持ちは判るけどな

    432 :

    荒らしゎダメだょ??

    433 :

    面白い 続き期待してます

    434 :

    最近俺ガイルssによく沸く荒らしのゴミクズに負けず頑張ってください>>1

    435 :

    続き待ってます

    436 :

    一応生存報告だけ

    他にも書いてるのがあるからある程度固まらないと書けないんよ
    すまぬ

    437 :

    前にいくつも並行してやって結局1つしか完結させなかった作者いたからな
    あんな奴みたいにならずにこれも並行してやってるやつも全部完結させてくれ
    期待してる

    438 = 436 :

    八幡(なにかが引っかかる)

    八幡(陽乃さんが俺と同じ状況に置かれていると断言出来ない理由はそれだ)

    八幡(まず初めて会った時のことだ、あの人がいちいち『不思議な雰囲気な人』だなんて言うか?)

    八幡(いいや、答えはノーだ、もし全て知っているのなら、あそこで俺を言いくるめたはずだ、少なくとも、曖昧な表現
       だけはしない)

    八幡(それに、あの人の質問には、どこか小町と共通するところがあった、まぁこれは完全にただの感覚だが、マジで
       ドリーマー)

    八幡(…さっきだって、あの人は『全部だよ』と言った)

    八幡(一見、私はお見通しだから全てゲロして楽になれ、と聞こえるが、それはきっと違う)

    八幡(なぜなら、あの人は雪ノ下陽乃だからだ、あの人ならきっと雪ノ下とのことだけを聞いてくるはずだ)

    八幡(あの人が俺や由比ヶ浜の事情なんて知りたがるはずがない、もうそれは確実だ)

    八幡(だから、俺をからかう、あるいは動揺させる為にあんな事をを言ったんだ、知っているようで、知らないから)

    八幡(それに、あの後のセリフが雪ノ下絡みだったことも引っかかる、あのタイミングで俺が雪ノ下の扱いに慣れてる
       だなんて話、会話に全く一貫性がない)

    八幡(さらに、あの『せっかくなんだから、楽しまなきゃ』と言うセリフもよく考えてみればおかしい)

    八幡(あの人は、俺に何を楽しめと言ったのか)

    八幡(由比ヶ浜との花火か?文化祭か?修学旅行か?)

    八幡(いいや、違うな)

    八幡(あれは、雪ノ下をうまく扱えている俺に対する言葉だ、だから答えは雪ノ下と共にする行動、それも本来なら
       ば雪ノ下さんが知らないはずのもの、つまり、前回にはなかったことをしろ、と言う意味だろう)

    八幡(つまり、あくまで"雪ノ下をうまく扱えている俺"に対するセリフなのであって、決して前回の俺に向けられた
       言葉じゃない)

    八幡(ということは、あの人は前回の俺を知らないということになる)

    八幡(だが、その場合、俺と同じ状況の人間が、雪ノ下さん以外に存在することになるな…)

    八幡(それに、何度考えても、あの人が雪ノ下以外のことを知ろうとすることは絶対にない、あの人は俺の事を聞きた
       いんじゃなく、"俺に関わった時の雪ノ下雪乃"を知りたいんだ)

    八幡(話の流れ的に見れば一貫して見えるが、ところどころ穴が穴がある)

    八幡(これが違和感の正体なのか?)

    八幡「…」

    八幡(仮説だが、あの人が言った"全部"とは、あの人が知らない俺と雪ノ下の出来事)

    八幡(つまり、今回の雪ノ下と俺との間に既に起きた事だ)

    八幡(もし、俺があの人の立場にいたら知らないことだけを聞くに決まってる)

    八幡(つまり、深読みさせるセリフも、全てを見通しているような言い回しも、ブラフなのだろう、質問の真意はそこに
       ある、自分を相手より大きく見せるための立ち回り、まったく敬意をはらいたくなるレベルだ)

    八幡「…」

    八幡(わからない、だが思いだせ、留美の時と同じだ)

    八幡(前回あって、今回なかったもの)

    八幡(今回あって、前回なかったこと)

    八幡「…」

    八幡(ダメだ、あと一歩で…)

    八幡(…わからん、もう寝てしまおう、もとより俺はわからんことは深く考えない性質なんだ、性にあわん)

    八幡「…」

    439 = 436 :

    なんとなく書きたくなってしまっただけだから一レスだけで今日はおわり、短すぎてごめん

    見てくれた人、おつかれちゃーん

    440 :

    おつかれちゃん

    441 :

    ルーパーじゃないよ、か……
    >>1の中の人も大変だな

    442 :

    おつ

    443 :

    ワクワク

    444 :

    わくわくしてきたぞ

    447 :

    おつかれちゃーんってもしかして絶望放送のさのすけ?

    449 :

    どうも、>>1です

    それじゃあ書くべ、次レスから↓

    450 = 449 :

    ―駅前―

    八幡「…」

    由比ヶ浜「あ!ヒッキー!」

    八幡「ん、おう」

    由比ヶ浜「遅れてごめーん、待った?」

    八幡「いや、そんなに」

    由比ヶ浜「…そっか」

    八幡(俺と由比ヶ浜がここにいるということは、言わずもがな、花火大会の日である)

    八幡(本当はどうかとも思ったんだがな、これ以上前回と違うことして話が崩れるのは勘弁だ、それに、今日ココに来な
       いと相模とエンカウント出来ずに、実行委員立候補のとき支障が出るやもしれん)

    八幡(いや、別にそれだけじゃないけどさ)

    由比ヶ浜「まさか、ヒッキーから電話が来るなんて思わなかったよー、ヒッキー、掃除の日に結構暗い顔してたからさ、
         誘うのやめたんだけどね、よかったー」

    八幡「あー、いやまぁ、掃除手伝って貰ったし、その詫びだ」

    八幡(あの後、サブレはウチで預かったが、由比ヶ浜が帰ってきた日、コイツは俺を誘おうと…いや、正確に言うと誘い
       のセリフを途中でやめていた)

    由比ヶ浜「そっか…へへ、嬉しいなー」

    八幡「それに、あんな所で話切られたら気になるだろ」

    由比ヶ浜「だから電話くれたの?」

    八幡「おう」

    由比ヶ浜「気にしてくれたんだ」

    八幡「深読みすんなよ、ほれ」

    由比ヶ浜「…?」

    八幡「早く行こうぜ、メインの目的は小町のお使いなんだから」

    由比ヶ浜「あたしはついでなんだっ!?」

    八幡「そうだよ」

    由比ヶ浜「まったくもー…」

    八幡「…ついで続きに一つ」

    由比ヶ浜「んー?なにー?」

    八幡「浴衣、随分似合ってるぞ」

    由比ヶ浜「…!え、えへへ…そうかなぁ…って!待ってよ!ヒッキー!」


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