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    元スレ八幡「強くてニューゲーム?」

    SS+覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×4
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    201 :

    強化相模とか所詮雑魚じゃないですかやだー

    203 :

    ハルノンはゾーマのマントみたいに弱体化してくれないかな…
    強すぎる

    204 = 200 :

    はるのんと八幡父が相対したらどうなるんやろ

    205 :

    はるのんの衣を剥ぎ取るのか…

    206 :

    毎回思ってたけどいくら八幡の親が放任主義でも講習代渡してそれっきりってありえるのか?

    207 = 200 :

    >>206
    家事も放任してるし、おかしくはないとおもう

    208 :

    はるのんは具体的にどうやって人心を掌握しているのか
    実際そうそううまくはいかなくないか

    209 :

    はまちSSはなんで糞みたいな雑談でスレのびまくるんや

    210 = 182 :

    どうも、>>1です

    たらたら書いていこうかね、次レスから↓

    211 = 182 :

    八幡(…で)

    川崎「よ」

    八幡「おう」

    川崎「相変わらずつまんなそうな顔してるよね」

    八幡「そうか?」

    川崎「うん」

    八幡「まぁ、今日は知り合いがいる分マシだがな」

    川崎「それってあたしのこと?」

    八幡「他に誰がいるんだよ」

    川崎「…そっか、まぁ勉強するのにあんま関係ないと思うけど」

    八幡「ごもっとも」

    川崎「いいから早くしなよ、もう時間ないよ」

    八幡「おう、すまんな」

    川崎「……アンタ、そんな奴だったんだね」

    八幡「そんなってなんだよ」

    川崎「いや、なんでもない」

    八幡「そうか」

    川崎「ほら、行くよ」

    八幡「はいよ」

    212 = 182 :

    ―予備校―

    八幡「…」

    川崎「…」

    八幡(なんか隣に誰か居るのって新鮮だな)

    川崎「…あ」

    八幡「どうした」

    川崎「いや、聞き逃した」

    八幡「ほれ、ノート」

    川崎「ん、ありがと」

    八幡「別に」

    川崎「…」

    八幡「…」

    川崎「…」

    八幡(…ホント話す事ねーな、まぁ講習中に話すってのもどうかとは思うが)

    八幡(しかし、せっかく前回はなかった展開だからな、今までみたいに先読みというか、とりあえず下手打ちはできん)

    講師「はい、今日はここまでです」

    八幡(あ、終わった)

    川崎「…ふぅ」

    八幡「おつかれ」

    川崎「ん、あんたもね」

    八幡「どっか適当に店入って話すか?」

    川崎「んー、まぁそれでいいよ」

    八幡「じゃあとっとと出ようぜ」

    213 = 182 :

    八幡(…で)

    川崎「なんでいちいち行動がトロいわけ?」

    八幡「いや、なんでもない」

    八幡(コイツと話すときはこのファミレスって決まってんのかね…って、なん…だと?)

    小町「あ、お兄ちゃん」

    八幡「お…おう」

    八幡(そしてコイツは…)

    川崎「あ、大志」

    大志「姉ちゃん」

    八幡(…まぁ、色々言いたいこともあるが、別にいいや)

    小町「あれー、お兄ちゃんが女の人といるー」

    大志「比企谷さんのお兄さんなんすか?」

    小町「うん、というかあの人は大志くんのお姉ちゃん?」

    大志「そうっす」

    小町「凄い偶然だねー」

    大志「そうっすね」

    八幡「なにしてんだよこんなところで、寝たんじゃねぇのか?」

    小町「そう思ったんだけどさ、寝れなかったからお兄ちゃん帰ってくるまで適当に散歩してようと思ったらたまたま
       大志くんに会ってさー、あ、こちら川崎大志くんね、小町の友達」

    大志「どうも、川崎大志っす」

    八幡(やはり小町といることが許せん!)

    川崎「…顔」

    八幡「あ?あぁ」

    小町「大志くんのお姉さんなんですよね?」

    川崎「う、うん」

    小町「はじめまして!比企谷小町ですー、そこにいるるお兄ちゃんがお世話になっておりますー」

    川崎「別に世話なんてしてないけど」

    小町「いえいえー、もうウチのお兄ちゃんは本当にどうしようもないので一緒にいてくれてることがもうありがたい
       んですよー」

    川崎「……あんた、妹にこんなこと言わせて恥ずかしくないの?」

    八幡「恥ずかしいも何も、事実だし」

    川崎「…はぁ、まったくほんっとどうしようもないね」

    八幡「いいから座ろうぜ、こんなところで突っ立っててもよ」

    小町「じゃあこっちおいでよ、大志くんもいいよね?」

    大志「はい、大丈夫っす」

    八幡「あたりまえだ」

    川崎「ちょっと?」

    八幡(おい、だから大志絡みの時にその目に宿る眼光はなんなんだよ)

    214 :

    ブラコンぼっちとシスコンぼっち

    215 = 182 :

    小町「あ、そういえば大志くん、ちょうどいいしあの話しなよ」

    大志「あぁ、あれはもういいんすよ」

    小町「ん?どして?」

    大志「もう姉ちゃん、帰ってくるの普通の時間になりましたし、と言っても11時過ぎですけど」

    川崎「ちょっと大志、何の話?」

    大志「あぁ、姉ちゃんちょっと前まで帰り遅かったからさ、少し相談というか」

    川崎「変なことしなくていいのに」

    小町「でも、大志くんお姉さんのことかなり心配してましたよ?」

    川崎「……そうなの?」

    大志「うん、まぁでももう大丈夫だけどね」

    川崎「そっか、悪かったね」

    小町「でもどうしていきなり早く帰ってくるようになったんですか?」

    川崎「それは……あ」

    八幡「…え?なに」

    川崎「あんた、妹からその話聞いてたの?」

    八幡「いや」

    川崎「ほんとに?」

    小町「あ、それは本当です、小町はお兄ちゃんには何も言ってませんよ?」

    八幡「だからたまたまって言ったろ」

    川崎「…そっか、なら別にいいや」

    小町「またうちのお兄ちゃんがなんかやったんですか?ちょっとお兄ちゃん、早く大志くんのお姉ちゃんに謝りな
       さい」

    川崎「いや、むしろ逆で」

    小町「え?助けられたってことですか?」

    川崎「んまぁ、そうなんのかな」

    小町「そうですか!いやー、お兄ちゃんたまにはいいコトするじゃん、小町感激だよ」

    八幡「別になんもしてねぇよ」

    小町「まーたそうやって捻くれてー、ほら、ちゃんと大志くんのお姉ちゃんの顔を見て、大志くん」

    大志「がってんっす」

    八幡「は?」

    川崎「ちょっと大志」

    小町「お互いしっかり意思疎通を測ってみましょう」

    216 = 182 :

    八幡「う…」

    川崎「……」

    八幡(なんだこの甘い空気は、あ、小町が頼んだケーキのせいかな?)

    川崎「…ありがとう」

    八幡「え?いや」

    川崎「弟に迷惑掛けてたみたいだし、偶然だけどあんたが助けてくれたみたいだしさ」

    八幡「お、おう、まぁ、どうってことない」

    川崎「…うん」

    小町「きゃー!初々しいよ!大志くん!」

    大志「そうっすね!」

    八幡「おい、小町から離れろ」

    大志「あ、すいませんお兄さん」

    八幡「お兄さんと呼ぶな」

    川崎「ちょっと、あたしの弟いじめようっての?」

    八幡「いや、別に」

    小町「うわー、お兄ちゃん弱いなー」

    川崎「ほら、大志もやめて、そんなんじゃないから」

    大志「え、そうなの?」

    川崎「当たり前でしょ」

    小町「うーん、やっぱりまだ弱いかな」

    八幡「弱いってなんだよ」

    小町「ううん、なんでもー」

    川崎「……」

    八幡「…なんだよ」

    川崎「べ…別に、なんもないよ」

    八幡「そうかい」

    小町「クックックッ」

    大志「いいっすね、この感じ」

    川崎「大志、からかわないで」

    八幡(…まぁ、確かにかわいい)

    217 :

    ―数日後―

    八幡(はいっ!こちら比企谷八幡ですっ!今私は雪ノ下雪乃さんと二人で由比ヶ浜の誕生日プレゼントを選びに来て
       いまっす!)

    八幡(なぜここに小町がいないか?そんなん、俺が聞きたい)

    八幡(雪ノ下に『付き合ってくれるかしら』と言われた時にすかさず『いいぜ』と返したわけだが、なぜか雪ノ下は
       小町を呼ぶ、と言う今回の最重要案件を粒子加速砲で吹き飛ばしやがった)

    八幡(なんてな、本当はわかってる、川崎の件を俺一人で解決したせいで雪ノ下と由比ヶ浜は小町とエンカウント
       しなかったんだ、雪ノ下が小町を知ってるわけがない)

    八幡(というわけで俺は雪ノ下と二人でここにいる)

    雪ノ下「比企谷くん、何をぼけっとしているのかしら」

    八幡「あ?お…おう、すまん」

    雪ノ下「まぁ呼び出したのは私なのだから今ここでとやかく言うことはしないわ」

    八幡「そりゃありがたい」

    雪ノ下「一応聞いておきたいのだけれど、あなたは由比ヶ浜さんの趣味に心当たりはあるのかしら」

    八幡「よくわからん、だがまぁ、出会うきっかけが料理だったんだし、それ関係でいいんじゃねぇか?」

    雪ノ下「……」

    八幡「んだよ」

    雪ノ下「い…いいえ、全く期待していなかったものだから驚いてしまって」

    八幡「それ全然褒めてないからな」

    雪ノ下「けなしてもいないのだけれど」

    八幡「…わかってる」

    雪ノ下「へ…変な空気にしないちょうだい」

    八幡(お前のせいだろうが)

    雪ノ下「……まぁいいわ、ここでぐだぐだ言っていてもしょうがないし、早く行きましょう」

    八幡「そうだな」

    218 = 217 :

    八幡(…で)

    雪ノ下「……」

    八幡(雪ノ下がパンさんのぬいぐるみを飽きしめている)

    雪ノ下「…ふふ」

    八幡(まぁ知ってはいたけどよ、何回見ても慣れなすぎるだろ)

    雪ノ下「…あら」

    八幡(しかし、ここで俺は由比ヶ浜ともう一人、ヤヴァイ人と会うんだよな、いやだなぁ…マジで嫌だなぁ…)

    雪ノ下「…比企谷くん?」

    八幡(由比ヶ浜はぶっちゃけ会わなければいいし、最悪会ってもいくらでも言い訳は浮かぶ、だが)

    雪ノ下「…どこかしら」

    八幡(あの人だけは勝てる気がしない、と、言うわけで、俺は戦わない)

    雪ノ下「あ、比企谷くん、勝手に行かないでちょうだい」

    八幡(幸いあの人と対峙しなければ"ならない"場面はないし、どもったりしないで適当に流してれば興味も持たれない
       だろ…本当にそうか?……無理だろうなぁ~)

    雪ノ下「比企谷くん」

    八幡「うおっ…雪ノ下か、用事は済んだのか?」

    雪ノ下「なんのことかしら」

    八幡「いや、店の中見てたみたいだったし」

    雪ノ下「見ていないわ」

    八幡「いやだって」

    雪ノ下「見ていないわ」

    八幡(かわいい)

    八幡「そうか、ならボケっとしてて悪かったな」

    雪ノ下「べ…別に大丈夫よ」

    八幡「じゃあプレゼント探そうぜ」

    雪ノ下「ええ」

    八幡(あぁ、どうしよっかなぁ……)

    219 :

    はるのんクルー?

    220 :

    ガハマくる?

    221 :

    しかし残念
    大魔王からは逃げられない

    222 :

    魔王ここからニューゲームしてたらどうなる

    223 = 220 :

    ゆきのんデート

    224 :

    はるのんはいずれエンカウントするやろ

    225 = 217 :

    雪ノ下「…なぜそんなに距離を取るのかしら」

    八幡「いや、勘違いされんだろ」

    雪ノ下「別にあなたと私が一緒に歩いていたとしても、その価値から恋人に見えるという可能性は限りなく0に近いと
        思うのだけれど」

    八幡「価値とか言うなよ、いやそうじゃなくて、俺一人で女物の店入ったら不審者扱いされるだろうが」

    雪ノ下「なるほど」

    八幡「だからお前が店の中いる間は外で待ってるんだよ、なんかおかしいか?」

    雪ノ下「あなたにしては殊勝な心がけだけれど、今回ばかりはそれでは困るの」

    八幡「なぜ」

    八幡(わかってるけど)

    雪ノ下「自慢ではないけれど、私は一般の女子高生と離れた価値基準を持っているのよ、私のセンスに任されると
        困るわ」

    八幡「じゃあどうすればいいんだ」

    雪ノ下「この際仕方ないわ、あまり距離をあけないようにしてちょうだい」

    八幡「…というと?」

    雪ノ下「言わなければ分からないの?」

    八幡「いや、わかるわかる、つまり恋人のように振る舞ってもいいが勘違いだけはするなってことだろ」

    八幡(毒舌封殺!!)

    雪ノ下「わかっているならいちいち聞き返さないでちょうだい」

    八幡「すいまめん」

    雪ノ下「バカにしているの?」

    八幡「いいえ」

    雪ノ下「はぁ…まぁ、あなたがバカなのは今に始まったことではないしいいわ、早く行きましょう」

    八幡「はいよ」

    226 = 217 :

    雪ノ下「どうかしら?」

    八幡「すげぇ似合ってる」

    八幡(今回は断定してみる)

    雪ノ下「……そう…かしら」

    八幡「おう」

    八幡(微妙に違うな)

    雪ノ下「…ありがとう、けれど、私のことではなくて、由比ヶ浜さんにどうかしら、と言う意味よ」

    八幡「それは由比ヶ浜には似合わないだろ、なんかもっとぽわぽわした頭の悪そうなもののほうが喜ぶんじゃないの」

    雪ノ下「ひどい言い草だけれど、的確なのが反応に困るわね……」

    八幡「このへんは?」

    雪ノ下「そうね…えぇ、これにするわ」

    八幡「ああ、いいんじゃないの」

    八幡(さーて、今回はどうすっかな)

    八幡(また犬の首輪を着ける姿も見たいっちゃ見たいが、なんとなくかわいそうな気もするしな)

    八幡(…うん、このネックレスにしとくか、ショウウィンドウの真ん中だし、ハズレはしないだろ、値段も手頃だし)

    八幡(変に高いのプレゼントするとか気持ち悪いし、なにより俺の財布にはそんなに金が入っていない)

    雪ノ下「終わったわ」

    八幡「そうか」

    227 = 217 :

    八幡(…で)

    雪ノ下「取れない」

    八幡(雪ノ下は絶賛クレーンゲームと格闘中である)

    雪ノ下「あっ…難しいわね」

    八幡(しかし、これは神のイタズラか、悪魔の罠か……悪魔の罠だよ!(セルフツッコミ)前回よりも格段に取りや
       すい位置に積まれてて俺でもいけそうだ)

    雪ノ下「ッ!……」

    八幡(ならば)

    八幡「お前、へったくそだな」

    雪ノ下「なっ……そこまで言うのならあなたは相当うまいのでしょうね」

    八幡「まぁ見ててみ」

    八幡(神よっ・・・・・!俺を祝福しろっ・・・・・・!)

    八幡「ほっと…あ」

    八幡(ぐにゃ~)

    雪ノ下「…ふふっ」

    八幡「え?」

    雪ノ下「ふふふ……ぜ、全然ダメじゃないの、比企谷くん」

    八幡「待って、もう一回やらせて」

    雪ノ下「ええ、あれだけの大口を叩いたのだから取ってみなさい」

    八幡(クレーンと呼吸を合わせろ…ここだっ!オーバー…じゃなかった、あ、でもいけそう)

    八幡「いい感じだな」

    雪ノ下「あら」

    八幡(おぉ、取れた取れた)

    雪ノ下「…やるわね」

    八幡「あぁ、ほれ」

    雪ノ下「なにかしら」

    八幡「俺いらねぇし」

    雪ノ下「………あ、あなたに施しを受けるつもりはないわ、自分の糧くらい自分で」

    八幡「いいんだって、俺が持ってても不気味なだけだし、それにそんなに嫌なら俺が今ここでそれを落とすから
       拾ったことにすればいいだろ」

    雪ノ下「そんな惨めな真似はしないわ」

    八幡「いいから、ほれ」

    雪ノ下「…では、仕方なく私が預かるわ」

    八幡「そうしてくれ」

    雪ノ下「……ふふ」

    228 = 221 :

    デートじゃないですかこれ

    229 :

    気のせいだろ

    230 = 224 :

    まあ遊んではいるな

    231 :

    姉のんの出番あるよな…

    232 = 217 :

    八幡(さて…そろそろ来るぞ…来るか…来るか……?)

    陽乃「あれー?雪乃ちゃん?あ、やっぱり雪乃ちゃんだ!」

    八幡(来たあああああああああああああああああ!!)

    雪ノ下「姉さん」

    八幡(やっぱり来ちゃったよーもー、なんでかなー)

    陽乃「こんなところでどうしたの?ってこの子、すっごい嫌そうな顔してるけどなんで?」

    八幡(あ、あまりにも嫌すぎて顔に出てたか)

    八幡「い…いいえ、あのー、雪ノ下のお姉さんでいいんですか?」

    陽乃「そうだよ!で、君は?雪乃ちゃんの彼氏かな?」

    八幡「いいえ、同級生です」

    陽乃「またまたーそんなこと言ったら雪乃ちゃん泣いちゃうよ?」

    八幡(…あれ?心なしか前回より雪ノ下がさらに鋭い目つきで睨みつけてる気がするな、どうでもいいけどファイヤーの
       にらみつける使ったことある奴っているの?)

    陽乃「おっと、自己紹介してなかったね、私は雪乃ちゃんの姉の陽乃です、雪乃ちゃんとは仲良くしてあげてね?」

    八幡「比企谷です」

    八幡(あ、でもさすがに少しは耐性ついたな、どもりまくりというわけでもない)

    陽乃「比企谷……へぇ」

    八幡「なんですか?そんなジロジロ見てもなんもありませんよ」

    八幡(少しくらいは反撃してやろう、アリが象を噛む程度だけど)

    陽乃「ううん、比企谷くんね、よろしく」

    八幡「はぁ…」

    陽乃「…君、なんか不思議な雰囲気の人だね、妙に達観しているというか」

    八幡「…え…え?」

    八幡(な…何だこの人は!絶対にやばいって!おかしいでしょ!)

    陽乃「でもお姉さん、君みたいな人嫌いじゃないよっ!」

    八幡「そ……そうですか」

    八幡(ダメだ、動揺を隠し切れない)

    雪乃「姉さん、もういいかしら、特に用がないなら私達はもう行くけれど」

    陽乃「うーん、そっか、まぁ今日は私も用事あるから退くよ、でも比企谷くん面白そうだからそのうち貸してね?」

    雪乃「だから恋人ではないといっているでしょ」

    陽乃「その辺もまた今度聞くからいいよ、それじゃあまたね?雪乃ちゃん」

    雪ノ下「…」

    陽乃「それと…」

    八幡「…え?」

    陽乃「お姉さんに隠し事は無駄だからね?比企谷くん」

    八幡「別になんも隠してないっすよ」

    陽乃「ほんと?…まぁそれならいいんだけど、またねっ」

    八幡「はぁ……」

    八幡(…どういうことだってばよ)


    233 :

    バレてる……だと

    234 = 221 :

    エスパーか何かかよ
    やばいだろ

    235 = 224 :

    鬼が化けてんだろ

    236 :

    さすが魔王…

    237 :

    本編でもだいたいこんな感じだからな

    238 :

    はるのん怖いわー

    239 = 217 :

    ―自宅―

    八幡「ただいまー」

    八幡(…小町いないのか)

    八幡(しっかしビビったね、雪ノ下さんやばすぎるよ、ヤバスギルラップって感じ、違うか)

    八幡(結局、由比ヶ浜とは会わなかったな、これも川崎があの時点で予備校に行ってたのと同じ現象なのか?
       バタフライ・エフェクトだっけ)

    八幡(しかし、これであんまり調子こいてるとイレギュラーに潰される可能性があるってことがわかったな、気を
       つけよう)

    八幡(…って、だから別に夢なんだから…いいや、うん、そろそろこの考えも捨てたほうがいいのかもしれん)

    八幡(いや、別にこれが現実だと思い始めたとかじゃなくて、単純にそのほうが面白いかもと思ったからだけど)

    八幡(正直、雪ノ下さんにこれ以上突っ込まれたらポロッと話してしまう可能性がある、まぁ多分『厨二乙』とか言わ
       れるだけだろうとは思うが…あの人はそんなこと言わないか)

    八幡(まぁそんなことばっか考えててもな、今日の雪ノ下、結構かわいかったし、それでチャラということにして
       おこう)

    小町「ただいまー」

    八幡「おう、お帰り」

    小町「あ、お兄ちゃんいたんだ」

    八幡「俺がこの時間にいないと思うか?」

    小町「ううん、ぜんぜん……と、この前までは思ってたんだけどね、最近は違うかなー」

    八幡「どういうこと?」

    小町「えーっとねー……ううん、やっぱりいいや、小町じゃ説明できなさそうだし」

    八幡「そうか」

    小町「さてと、晩御飯何にする?」

    八幡「食いに行こうぜ」

    小町「あら珍しい、まぁでもそうだね、小町もちょっと疲れたし」

    八幡「どこ行ってたんだよ」

    小町「当ててみ?でもお兄ちゃんも知ってる人と遊んでたよ」

    八幡「大志か?大志なのか?」

    小町「違うよ、お兄ちゃん、顔がキモい」

    240 = 217 :

    八幡「でも俺が知ってるのなんて相当絞られるぞ」

    八幡(雪ノ下は俺といたし、川崎は大志が違うならなさそうだ、材木座…ない、すると…」

    八幡「…由比ヶ浜か?」

    小町「ピーンポーン!」

    八幡「え、どこで知り合ったんだよ」

    小町「この前総武校の近くで遊んでたらたまたま会ってさ、それで由比ヶ浜さんのほうから声掛けてくれたんだよね」

    八幡「へー」

    八幡(これがアトラクタフィールドってヤツですか)

    小町「でもお兄ちゃん、由比ヶ浜さんとちゃんと会えてたんだね」

    八幡「まぁ同じ部活の部員だし」

    小町「へぇー、すっごい偶然だねー、なんか最近はお兄ちゃん関係だとこんな事ばっかだね」

    八幡「たまたまだろ」

    小町「そっかな…まさか…運命じゃないの!?お兄ちゃん!」

    八幡「ないない」

    小町「いやー、大志くんのお姉さんと言い由比ヶ浜さんと言い、お兄ちゃんもやりますな~」

    八幡「置いていくぞ」

    小町「あっ、待ってよお兄ちゃん!」

    八幡(…小町もなんか感付き始めてるのか?いや、雪ノ下さんならまだしも、小町にそんなことはないだろ)

    小町「何食べに行くの?」

    八幡「そうだな、じゃあラーメン」

    小町「さすがお兄ちゃん、小町が食べたいものわかったんだ」

    八幡「おお、やるな俺」

    小町「それじゃ行こっ」

    八幡「おう」

    八幡(…大丈夫だよな)

    241 = 217 :

    今日はここまでにして寝る

    それじゃあ見てくれた人ありがとう、おつかれさん

    243 :



    楽しみに待ってます

    244 :

    ・・・ラーメン。
    平塚格闘家と遭遇しそうな気が。

    245 :

    コナオトシとかハリガネとか普通は通じるもんなの?

    246 :

    替え玉あるようなところだと通じるんじゃないの

    248 :

    ヒッキーとはるのんはある意味似てるから相性良さそうなんだけどね
    シスコンで精神的にはボッチっぽいし

    249 :

    苦手と八幡が言ってる時点で相性もないぜ
    どちらかというと川崎だろ

    250 :

    どこか似てるところがあると感じるからこそ苦手だと思うのかもな
    八幡が一皮むけたらすごいかみ合いそうではある
    何気に海老名さんとかいろはすあたりとも合いそうな気がする


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