元スレシンジ「強くてニューゲーム」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★
1 :
………
リツコ『ミサト、可能な限り迅速にね』
ミサト「りょーかい、きちんと連れてくるわよ」
リツコ『…ついさっき戦自の第一防衛線で会敵したそうよ、この意味判るわよね?』
ミサト「…急がないと死ぬ、かしら?」
リツコ『違うわ、急がないと人類が滅びると言ったのよ』
ミサト「いざとなったらN2兵器を使ってでも足止めするでしょ」
リツコ『なら、巻き添えに気を付けてね、3番目の少年の命だけは必ず死守して』
ミサト「ハイハイ、それじゃまた後でね」
リツコ『ええ、待ってるから』
ミサト「………」ピッ
ミサト「……よりによってアレの襲来とサードチルドレンの受け入れが被るなんてね、とんだダブルブッキングだわ」
ミサト「………戦自の兵器じゃ足止めすら難しい、か………ホントに急がないとヤバいわね」ブォン!!
ミサト「待ち合わせには早いけど…っ!!」ギャギャギャ!!
シンジ「…………」
ミサト「…碇…シンジくん…?」ガチャ
シンジ「…………」
ミサト(…ネルフ本部の車両出入り口にどうして…偶然?)
シンジ「………」
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2 :
鉄板やな
期待
3 :
ミサト「…あなた、どうしてここが?」
シンジ「……偶然です」
ミサト(……偶然で来れる場所じゃないわよ…?)
シンジ「行かないんですか?」
ミサト「え、ああそうね」
シンジ「…なら早く行きましょうミサトさん」
ミサト「…自己紹介はしなくて大丈夫みたいね、碇シンジくん」
シンジ「大丈夫です…写真に書いてありましたから」
ミサト「そう、ならさっそく行きましょ?お父さんの所へ」
シンジ「……………はい」
4 :
………
ミサト「シンジくん、お父さんの仕事…どういうものかは知ってる?」
シンジ「………」
ミサト「……シンジくん?」
シンジ「…知りません、興味もない」
ミサト「………そう」
シンジ「…………」
ミサト「…じゃ、じゃあ…あなたが呼ばれた理由は知ってるかしら?」
シンジ「必要だからですよね、それだけです」
ミサト「…………ええと」
シンジ「ミサトさん」
ミサト「え、なに?」
シンジ「そこ、右に行くと迷いますよ?左に行かないと」
ミサト「え?」
シンジ「急いでるんですよね?左ですってば」
ミサト「………あ、ああうん」
シンジ「…………」
ミサト(………案内図なんて渡した資料にあったかしら?)
5 :
………
リツコ「………ミサト!?なによ随分と早いわね?」
ミサト「…本部出てすぐの所に居てくれたからね、助かったわ」
シンジ「………」
リツコ「…そう、この子が碇司令の」
ミサト「そうよ、サードチルドレン」
シンジ「………父さんは?」
ミサト「今は立て込んでるからもう少ししたら会えるわ、ちょっち待っててね?」
シンジ「…いえ、別に会わなくても大丈夫です、今は」
ミサト「……えっと…シンジくん?」
リツコ「………」
シンジ「リツコさん、本題に早く入って下さい、僕を呼んだ事の」
リツコ「…っ…あなた…知ってるの?」
シンジ「……そんなの…どうでもいいじゃないですか…どうでも」
ミサト「………司令が事前に説明していたの?」
リツコ「まさか、機密事項を司令自ら漏らすなんてあり得ないわ」
シンジ「………」
6 :
………
冬月「…碇、お前の息子が到着したそうだ」
ゲンドウ「………そうか」
冬月「どうする?まだ指揮権はこちらに委譲されておらんが」
ゲンドウ「時間の問題だ、既に目標は最終防衛ライン付近まで接近してきている、奴に通常の兵器は通用しないからな」
冬月「ATフィールドか…」
ゲンドウ「……すぐに戻る、少しの間頼むぞ冬月」
冬月「ああ」
ゲンドウ「…………」スタスタ
冬月「…三年ぶりの対面か」
7 :
これはちょっと期待
8 :
旧劇のシンジ君なのかな
10 :
ー初号機格納庫ー
シンジ「………」
リツコ「これが汎用人型決戦兵器、人造人間エヴァンゲリオン…その雛型である初号機よ」
ミサト「これが私達ネルフの、あなたのお父さんの仕事よ、碇シンジくん」
シンジ「…………」
ミサト「…驚かないのねあなた」
シンジ「……驚く必要ないですから」
ミサト「…そう」
ゲンドウ『…久しぶりだな、シンジ』
シンジ「…父さん…」
リツコ「…………」
ゲンドウ「…ふ…出撃準備」
ミサト「出撃!?レイは負傷中でしょう!?誰が…」
シンジ「……解りました」
ミサト「っ!!まさか、碇司令!?」
ゲンドウ「………そうか、赤城博士…説明を」
リツコ「……まるでこうなる事をわかっていたかのようね…まあ、いいわシンジくん、簡単にだけれど説明するわ」
シンジ「要りません、これに乗って、使途を殲滅する、わかってますから」
ゲンドウ『…………』
ミサト「……使途まで知ってる?一体どういう事よ」
リツコ「…司令」ジィ
ミサト「……機密事項…」ジィ
ゲンドウ『………言ってないぞ』
シンジ「…………」
11 :
まあただのミスだと思うが「使徒」な
12 :
逆行ものか…頑張れ
13 :
期待してしまった
14 :
冬月『…碇、指揮権がこちらに委譲されたぞ』
ゲンドウ「…そうか、目標は」
冬月『戦自のN2地雷で動きは止まっているが健在だ、暫くは動けんだろうが』
ゲンドウ「そうか」
シンジ「………」
ゲンドウ「…戦略自衛隊から指揮権が委譲された、各員第一種戦闘配備、エヴァンゲリオン初号機は直ちに出撃、目標を殲滅しろ」
ミサト「…シンジくん、良いのね?」
シンジ「はい」
ミサト「………ホントに、妙な程落ち着いてるわねあなた」
シンジ「僕はこの為にここに来たから」
ミサト「………」
ゲンドウ「………………………」
シンジ「……だから、やります…僕が乗ります」
ミサト「シンジくん、良いのね?」
15 = 14 :
最後のミサトのセリフはミス、無しの方向で
使徒だよねすまぬ
16 :
………
『エヴァンゲリオン初号機発進用意、第一から第五までの拘束アーム排除…リニアカタパルトへ移行…発進シークエンススタンバイOK』
シンジ「………」
マヤ『エヴァ初号機、パイロットとの神経接続開始、パルス安定、システムオールグリーン』
リツコ『………』
マヤ『シンクロ率……っ!?』
リツコ『マヤ?』
マヤ『し、シンクロ率ひゃ、176.9%!!』
リツコ『』ブフォ!!
ゲンドウ『』ガタッ
冬月『…………間違いないのかね?』
マヤ『ま、間違いありません!!』
冬月『…………どういう事か分かるか碇?』
ゲンドウ『……わからん』
ミサト『…えと、碇司令…よろしいんですね?』
ゲンドウ『………構わん』
ミサト『…では、エヴァンゲリオン初号機、発進!!』
シンジ「……………行くよ、母さん」
17 = 9 :
このシンジ君はどれくらい強い設定?
18 :
176.9か……、普通の使徒なら一撃だな、怖いのはゼルとラミくらいか?
19 = 8 :
精神攻撃はどうだろうな
20 :
ミサト『シンジくん、現在目標はN2地雷によるダメージを修復中のようで動きはないわ、この隙に慎重にで良いから攻撃を行って、良いわね?』
リツコ『………まずは歩いてみて、歩く事を考えるのよ』
シンジ「………」
ジャキッ!!
マヤ『初号機、プログレッシブナイフ装備!!』
リツコ『えっ』
シンジ「……フィールド全開…!!」
ゴッ!!
マヤ『初号機ATフィールド展開!!目標のフィールドを中和していきます!!』
リツコ『え?』
シンジ「………うああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」
初号機「ウオオオオオオオオオオオオオオッ!!」バクン
マヤ『が、顎部装甲破損!!シンクロ率更に上昇中…現在208.24%!!」
リツコ『まさか暴走!?』
マヤ『いえ、システムに異常ありません全て正常です!!』
リツコ『…あり得ないわ!!』
ミサト『…レイの軽く7?8倍のシンクロ率か』
冬月『…勝った、のか?』
ゲンドウ『…さあ』
21 :
おいゲンドウ
22 :
ゲンドウが弱気ww
23 :
ワロタwwwww・・・司令しっかりしろよ
24 :
サキエル「…っ!!」
カッ!!
シンジ「ッッ!!」
ドゴォン!!
初号機「ヴォッ!!」キィン
マヤ『目標活動再開、初号機に対して攻撃!!』
ミサト『初号機は!?』
日向『健在です、ダメージ皆無!!』
シンジ「……コイツっ…!!」
サキエル「…!!」ギュイン!!ギュインギュイン!!
初号機「ヴォァ!!」キィン!!
リツコ『光線の弾幕ね、これでは近づけない…!!』
ミサト『近づけさせないつもりか、ライフルは!?』
マヤ『無理です!戦闘区域付近の兵装は先程のN2地雷の影響で使用不能!!』
青葉『アンビリカルケーブルもこれ以上は無理です!!』
ミサト『…ちょっち不味いわね』
25 :
冬月『…碇、どうする?』
ゲンドウ『まだわからん』
サキエル「…っ!!っ!!」ギュイン!!ギュイン!!
シンジ「……ぐっ!!」
リツコ『初号機のATフィールドはかなり強力だけどいつまでも展開出来るかわからないわね』
ミサト『………』
シンジ「………っ…この!!」
ヒュゴッ!!
マヤ『初号機、プログレッシブナイフを投擲!!』
ガシュッ!!
サキエル「…っ!!?」
シンジ「今だ…!!」ブシュッ!!
マヤ『目標に命中!!続けて初号機アンビリカルケーブル排除、内部電源に切り替わります!!』
ミサト『シンジくん!?』
リツコ『無茶よ!?』
シンジ「……っ!!」ズダンッッ!!
26 :
……………
………
……
シンジ「……」ムクリ
シンジ「………ここにはやっぱり来るんだ」
ー病室ー
シンジ「……嫌いだな、この天井」
27 :
なるほど…
タイトルの意味は
強くて→前世界の経験でシンジが成長
ニューゲーム→新たな世界での物語
…あってる?>>1
28 :
きたい
29 = 26 :
第一話
使
徒 襲来 終
30 :
>>27
釣りなのか判別し辛いな
31 :
>>27
ニューゲームの殆どの内容が一巡経験者のループ物だから大体合ってると思うよ
32 :
テーンテテーンテテーテテテテーテテーテンテテーテテー♪
むやみやたらと強いシンジにビビるネルフ職員達
展開が予定外だと焦り貧乏揺すりをするゲンドウ、それを見てため息をつく冬月
見せ場が無くて空気になるレイ
シンジの心にあるものは一体何であるのか?
この次もサービスサービス♪(テーテン♪)
33 = 32 :
ねる、じゃーな
34 :
おやすみ続き待ってる
36 :
いい
37 :
期待してる
ぜひ書き上げてくれ
38 :
………
プシュ
ミサト「…目が覚めたみたいね、気分はどうかしら?」スタスタ
シンジ「…別に、普通です」
ミサト「そう、悪くないのなら構わないわ、身体検査も異常は無かったし」
シンジ「………」
ミサト「……さて、どの辺りまで覚えているかしら?」
シンジ「使徒を倒すまでは覚えてます、その後は気を失って、気が付いたのがついさっきですよ」
ミサト「…気絶した原因に心当たりは?」
シンジ「…………さあ、知りません」
ミサト「きっと緊張の糸が切れたのね、いきなりの実戦だったんだし」
シンジ「………」
ミサト「……………」
シンジ「………」
ミサト(…しっかし無愛想ね、碇司令の息子なだけあるわ…はぁ…)
39 :
EVAのループ物はシンジがはっちゃけたり、ストーリーがはっちゃけたりしてるせいか
シンジが普通に無愛想なのが珍しいww
40 :
この前見たのは開き直ってたな
41 :
…………
………
……
ミサト『シンジくん!?』
リツコ『無茶よ!?』
シンジ「……っ!!」ズダンッッ!!
初号機「ヴォォォォォォォォォ!!!!」
サキエル「…!!!!」ズガッ!!
マヤ『目標腕部にエネルギー反応!!』
リツコ『いけない!!』
ミサト『シンジくん!?』
シンジ「……………ッッ!!」クンッ
サキエル「ッッ!!」
ズガンッッ!!
42 :
ミサト『…紙一重で避けて、コアを手刀で…』
リツコ『………レイはおろかセカンドでも無理よあんな動き、シンクロ率が高いだけじゃなくかなりの経験を積まないと』
マヤ『も、目標完全に沈黙しました!!』
サキエル「………」ゴボッ…ドボドボドボ…
ズズン…
初号機「……………」
シンジ「………」
冬月『…………予定外だな』
ゲンドウ『…ああ』
サキエル「」
シンジ「…………」
シンジ「…ごめんね」
44 :
第二話
閉
じ
た心
45 :
シンジ「…それじゃ、僕行きますから」
ミサト「行くって…シンジくん?」
シンジ「…僕の部屋、手配してくれているんですよね?」
ミサト「……ええ、本部に近い所にあるマンションを用意してるわ」
シンジ「地図、貰えますか?一人で行きたいんで」
ミサト「……シンジくん、子供なんだから少しは甘えても良いのよ?」
シンジ「大丈夫です、一人が好きなだけですから」
ミサト「………そう」
シンジ「…………それじゃあ」スタスタ
ミサト「…シンジくん、待ちなさい」
シンジ「………」
ミサト「…お父さんと同じ所には住まないで良いの?希望すれば…」
シンジ「必要ありません、父さんも僕とは暮らしたくないはずですから」スタスタ
ミサト「…………」
46 :
ー病院、通路ー
シンジ「…………」スタスタ
シンジ(…地図貰うの忘れちゃった…まあ良いか多分前と同じだから)
シンジ(…………ミサトさん、怯えた目をしてた、当たり前か…そうなるように戦ったんだから)
シンジ「…………っ!!」ピクッ
綾波「………」
シンジ「…綾波…」
綾波「あなた、だれ?」
シンジ「……っ……」スタスタ
綾波「待って」
シンジ「………」ビクッ
綾波「どうして泣いてるの?」
シンジ「…………どうだって良いだろ、綾波には関係ない…!!」タタタ
綾波「そう」
綾波「…………」
ゲンドウ「…………………」
47 = 44 :
………
シンジ「……ここで合ってるよな…」ガチャ
シンジ「………開いてる?」キィ
ミサト「あ、お帰りなさいシンジくん」
シンジ「…ミサトさん!?な、どうして?!」
ミサト「なんでって、引っ越し?」
シンジ「…はぁ!?何ですかそれ!?」
ミサト「やっぱりね、未成年の独り暮らしって、ちょっち不味いわよ、だから私がね」クスッ
シンジ「………ミサトさんがここに住むって事ですか?」
ミサト「ん?違う違う、逆よシンジくんが私のマンションに来るのよ?」
シンジ「………」
ミサト「あ、荷物はついさっき業者が運んだから♪じゃあ行きましょシンちゃん?」ニコリ
シンジ「行きませんよ」
ミサト「えーでも」
シンジ「………帰って下さい」
48 :
おらワクワクしてきたぞ
49 :
シンジ「余計な事しなくていいですから、迷惑です…!!」
ミサト「……けっこうはっきり言うわね、うーん」
シンジ「ミサトさんははっきり拒否しないと強引に話進めますからね」
ミサト「そうかしら?」
シンジ「しかし自覚無しで」
ミサト「…私の事よくわかるわね?」
シンジ「分かりますよそりゃ、いつもそうやって色々自分がめんどくさい事僕に……っ…」
ミサト「…面識あったかしら?記憶に無いけど」
シンジ「……いえ、なんでもありません」
ミサト「…ま、いっか♪それじゃ行きましょシンちゃん?」ニコリ
シンジ「……………」
50 = 49 :
しかし自覚無しで←×
しかも自覚無しで←○
みんなの評価 : ★★
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