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    元スレ八幡「強くてニューゲーム?」

    SS+覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×4
    タグ : - 俺ガイル + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    751 :

    待ってます!

    753 :

    僕は熊本県熊本市に住んでいます。
    だから、千葉県についてはよく知りませんが千葉県を題材にしたライトノベルは内容が少しあれだと思うのでこういったものの二次創作は書かないでいただきたい。
    そして今ある二次創作も全てなくしていただきたい。
    ということで俺ガイル、俺妹等のSSを今すぐ終了してください。
    ご協力、よろしくお願いします。

    755 :

    待っとるぜー

    756 :

    書くます

    757 = 756 :

    八幡「……」

    八幡(さて……。そろそろ来るはずだが)

    雪ノ下「こんな夜中に奇遇ね」

    八幡「うお、あ……あぁ。そうだな」

    八幡(あれ。一回スルーしてからじゃないのかよ)

    雪ノ下「なにをそんなに驚いているの?私になにかやましいことでもあるのかしら」

    八幡「ないね」

    八幡(憧れならあるかもしれんがな)

    雪ノ下「そう。ところで、あなたはここでなにをしていたのかしら」

    八幡「ん?えーっとだな」

    雪ノ下「ごめんなさい」

    八幡「おい。なんで謝るんだよ」

    雪ノ下「言ってから気がつくだなんて私も酷な人間になってしまったのかもしれないわ。比企谷くんに居場所なんてない
        はずなのにね」

    八幡「そうだな。そろそろわかって、それで口に出さないでいてくれると俺的には助かる」

    雪ノ下「……?泣いているの?」

    八幡「泣いてなんかないぜ」

    雪ノ下「そう」

    八幡「そ……。それより雪ノ下。お前はどうしたんだ」

    雪ノ下「どうしたって。自動販売機の前に来て飲み物を買う以外になにか起こせるアクションがあるのかしら」

    八幡「ごもっともで」

    雪ノ下「……」

    八幡「疲れたのか」

    雪ノ下「え?えぇ、少し」

    758 = 756 :

    雪ノ下「珍しいわね。あなたが……」

    八幡「……?どうした」

    雪ノ下「いえ。ただ、口に出す前に自分のセリフの間違いに気がついただけよ」

    八幡「そうかよ」

    雪ノ下「……」

    八幡「そういえば」

    雪ノ下「なにかしら」

    八幡「そこの売店。パンさんグッズ売ってたっぽいぞ」

    雪ノ下「知っているわ。けれど、だからどうということではないと思うのだけれど」

    八幡「そうかい」

    雪ノ下「……」

    八幡「ストラップくらい、買ってやってもいいぞ」

    雪ノ下「いきなりなにを言い出すのかしら」

    八幡「掃除」

    雪ノ下「……?」

    八幡「手伝ってくれたろ?校内掃除。考えてみれば、俺はその礼をまだなにもしてない」

    雪ノ下「あれは別に恩を売ったわけではないわ」

    八幡「いいんだよ。由比ヶ浜にはもうお返しというか、あれしてるし。だから、なんというか……」

    雪ノ下「……」

    八幡「……感謝?」

    雪ノ下「なぜ疑問形なのかしら」

    八幡「しょうがないだろ。恥ずかしいんだ」

    雪ノ下「そう。まぁ、そこまで言うのならば、素直に受け取ろうかしら」

    八幡「おう」

    雪ノ下「ただし」

    八幡「……?」

    雪ノ下「まだいいわ。ここには欲しいものはないから」

    八幡「パンさんグッズか?」

    雪ノ下「パンさんじゃないわ」

    八幡「じゃあ、他に欲しいパンさんがあるのか?」

    雪ノ下「パンさんじゃないわ」

    八幡「いや。だって好きだろ?パンさん」

    雪ノ下「好きじゃないわ」

    八幡「……そうかよ」

    759 :

    おっ久々~
    頑張れ

    760 = 756 :

    雪ノ下「……ふふっ」

    八幡「……!」

    八幡(不覚にも、雪ノ下雪乃のその笑顔に心を揺らしてしまった。)

    八幡(今まで、見たことのない笑顔だった。苦笑いや嘲笑などの類の笑顔ですら全く見せない雪ノ下が漏らした笑顔は、
       まさに微笑みと言うべき暖かな表情だった)

    八幡(だが、今の俺との会話の中にそこまでお前を喜ばせるセリフがあっただろうか)

    平塚「……」

    雪ノ下「あら」

    八幡「ん。どうした」

    雪ノ下「平塚先生。なにをこそこそしているんですか?」

    平塚「……!?」

    八幡(やっぱこの乙女の恥じらいというか。おどおどする感じ。年上の女性のこういう仕草はたまんないね。しずかわいい)

    平塚「な、なんで君たちがここに」

    八幡「いや、飲み物買いに来ただけですけど。先生こそどうしたんですか?」

    八幡(いや。知ってるけどさ。というか、これに参加するためにここ来たようなもんだし)

    平塚「う、うむ。……他の誰かには秘密だぞ?絶対だぞ?」

    八幡「ええ」

    平塚「その……。こ、これから……、ラーメンを食べに……」

    八幡(なんか、今回は少し可愛く見えるな。ちくしょう)

    平塚「ふむ。まぁ、君たち二人ならちょうどいいか」

    雪ノ下「はい?」

    八幡(さて。ラーメンご馳走になりますかね)

    761 = 756 :

    平塚「私はコンビニで酒盛り用の酒を買ってくる。ではな。気をつけて戻れよ」

    八幡「いいのか、それは」

    雪ノ下「……」

    八幡「どうした、雪ノ下」

    雪ノ下「いえ、なんでもないわ」

    八幡「そうかよ」

    雪ノ下「……少し、聞きたいことがあるのだけれど」

    八幡「え?」

    八幡(む。これは前回なかった展開だな……)

    雪ノ下「いいかしら」

    八幡「おう、なんだ」

    雪ノ下「少し長くなるかもしれないの。場所を変えてもいいかしら」

    八幡「あぁ、問題ない」

    雪ノ下「それじゃあ、そこの喫茶店に入りましょう」

    八幡「ん、ホテルの中じゃ都合悪いのか」

    雪ノ下「ええ、よくないんじゃないかしら」

    八幡「……?」

    八幡(かしら?まるで俺に気を使っているようじゃないか。雪ノ下)

    雪ノ下「それじゃあ、行きましょう」

    八幡「おう」

    762 = 756 :

    八幡(ということで、サ店に来た俺と雪ノ下)

    八幡「で?話しって?」

    雪ノ下「あなたは喫茶店に来て飲み物も頼まずに話を始めるのかしら。注文して、届くまで待っても話題は逃げないわよ」

    八幡「それもそうだな」

    八幡(納得したように見せて、俺は違和感を覚えていた。雪ノ下が、時間を稼ごうとしているように見えたのだ)

    八幡(自分から呼んでおいて時間を稼ぐというのもおかしな話だが、それ以上にあの雪ノ下雪乃がそれをする、ということに
       疑問を感じたのだ)

    八幡(そして、その疑問はある意味、今からどんな問をかけられるかを予知する効果を持っていた)

    八幡「……」

    雪ノ下「……」

    八幡(コーヒーを注文して、それがテーブルに届くまで、俺と雪ノ下は一度も口を開かなかった。)

    八幡(次に口を開いたのは、目の前に置かれたコーヒーを口に含んだときだった。雪ノ下が言葉を紡いだのは、それから
       さほど時間を取らなかった)

    雪ノ下「あなた、私になにか、隠し事をしていないかしら」

    八幡「それは、どういう意味でだ?」

    雪ノ下「そうね。意味合いとしては『言えないこと』かしらね」

    八幡(なるほど。例えば俺が戸塚に惚れてるとか、川なんとかさんのパンツを何回も見ているとか、そういった『言いたく
       ないこと』ではないわけだな。まぁ前者はある意味いろいろなところに広がってくれても構わんが)

    雪ノ下「時々、あなたは物事の展開を全て把握しているような、そんな不思議な……そうね、雰囲気とでも言うのかしらね。
        そんなもの感じたの」

    八幡「……」

    雪ノ下「三浦さんとの口論の時から、すでにおかしいと思っていたのよ。あなた、あんなに覇気のある人だったかしらと
        思って」

    八幡「……?意味がわからないな。だって初対面はあの部室でだろ?」

    雪ノ下「ええ、対面したのはね」

    八幡「というと?」

    雪ノ下「……私は、あなたのことを知っていたわ」

    八幡「……ほう」

    八幡(まさか、ここで白状するとはな)

    雪ノ下「……私は」

    八幡(なるほど、雪ノ下雪乃を躊躇させた理由はこれか)

    八幡(気高い彼女が顔を俯かせ、肩を震わせてまで告白しようとする姿を見て、俺は絶賛動揺中だ)

    雪ノ下「……っ」

    八幡(……しかし、どうやら目の前の彼女は決心を固めたようだ。ならば俺も、目を見据えて聞いてやらねばならんな)

    八幡「おう、なんだ」

    雪ノ下「私は、入学式の日にあなたを轢いた車に……乗っていたの」

    八幡(……あぁ、知っていたさ)



    763 = 756 :

    >>762ミス それから →そこから

    764 = 756 :

    雪ノ下「ごめんなさい」

    八幡「……いいさ」

    雪ノ下「『なにが』とか『なんで』とか言わないのね」

    八幡「俺はお前の気持ちを汲み取った。それだけだ」

    雪ノ下「……ありがとう、比企谷くん」

    八幡(しかし、雪ノ下は絶対にこの話だけはしないと思ってたんだがな。こりゃびっくりだぜ)

    雪ノ下「それで」

    八幡「ん?」

    雪ノ下「まだ、私の話は終わってないの」

    八幡「そうだったな」

    雪ノ下「……その。……っ」

    八幡「どうした」

    雪ノ下「……私は、あなたに責めてもらいたかった」

    八幡「それは、どういう」

    雪ノ下「なぜ……なぜあなたは話を続けることができるの?私だったら……きっと、きっと私があなたの立場なら絶対に
        許せない。それなのに……」

    八幡「……」

    雪ノ下「私のせいで、あなたは一人ぼっちになって……」

    八幡「いいや、それは違うな」

    雪ノ下「違わないわ!」

    八幡「……落ち着け、らしくないじゃないか。雪ノ下」

    雪ノ下「…………そうね。私らしくない、わね」

    八幡「場所、変えようぜ」

    雪ノ下「そうしてもらえると、助かるわ」

    765 :

    場所変えんなよ

    766 = 756 :

    八幡(……で)

    八幡「ここならいいだろ」

    雪ノ下「ええ」

    八幡(俺が雪ノ下を連れてやってきたのは、俺が泊まる部屋から見えた広い公園の一角だ。ここならすぐに戻れるし問題
       も少ないだろう)

    八幡「……少しは落ち着いたか」

    雪ノ下「そうね、助かったわ」

    八幡「……」

    八幡(雪ノ下が話を始めるまで、俺は待つことにした。そうした方が、きっといいと思ったからだ)

    雪ノ下「それで」

    八幡「おう」

    雪ノ下「……いいえ、あえて本題の方を進めさせてもらうわ」

    八幡「……」

    雪ノ下「私との会話でも、なぜか先を読んだようなことを言っていたし、千葉村での一件でも、あなたは鶴見さんが仲間
        ハズレにされているのを知ってたかのように動いていたもの」

    雪ノ下「それに、姉さんよ。あの人の様子がおかしいの」

    八幡「雪ノ下さんが?」

    雪ノ下「ええ。文化祭が終わってからというもの、なぜか比企谷くんのことを聞きたがるというか……」

    八幡「なるほどね」

    雪ノ下「もし、なにか理由があるのなら答えてもらえると嬉しいの」

    八幡「……悪いが、心当たりはないな」

    雪ノ下「……そう」

    八幡「だが、文化祭の日に話したある男の話、覚えてるか?」

    雪ノ下「ええ」

    八幡「もしかしたら、俺とあの話の男は、似てるのかもしれんな」

    雪ノ下「……今のが答えだと受け取ってもいいのかしら」

    八幡「ああ、いいさ」

    雪ノ下「……わかったわ」

    767 = 756 :

    休憩する

    769 = 756 :

    八幡「それと」

    雪ノ下「……」

    八幡「お前はさっき、俺になぜ責めないのかと聞いたな」

    雪ノ下「ええ」

    八幡「それはな、雪ノ下。あれが事故だったからってだけさ。その上お前が運転してたわけじゃないんだ。責めるのは、お門
       違いってところだろう」

    雪ノ下「それでも」

    八幡「いいんだよ。俺がいいって言ったら、もうそれは俺の中では良くなるんだ」

    雪ノ下「……」

    八幡「あとな、これだけは言っておくが、誰がなにをしようと、俺は絶対にぼっちだったに決まってる」

    雪ノ下「……そうね、私としたことがどうかしていたわ。失態ね。恥ずかしいわ」

    八幡「おう。それでこそ雪ノ下雪乃だと思うぜ」

    雪ノ下「あなたはあたしを肯定するほど私のなにを知っているのかしら」

    八幡「……」

    雪ノ下「なによ。その顔は」

    八幡「いいや、なんでもない」

    雪ノ下「そう」

    八幡(知ってるさ。多分、由比ヶ浜の次くらいにはな)

    雪ノ下「それよりも、もう戻りましょう。さすがに時間が経ちすぎてしまったわ」

    八幡「そうな」

    雪ノ下「それじゃあ、私は先に戻るわね」

    八幡「おうよ」

    雪ノ下「それじゃあ、また明日」

    八幡「また明日」

    雪ノ下「……」

    八幡「……?」

    八幡(雪ノ下が振り向いた瞬間、彼女は何かを言ったように見えたが、俺にはよく聞こえなかった。いや、難聴とかじゃな
       くて、多分世間の人間の大多数が聞こえないであろう霞むような声だったからな。そりゃしょうがないさ)

    八幡「……ふぅ」

    八幡(コーヒーでも飲んでから戻るか)

    770 = 756 :

    今日はここまで

    それじゃあ読んでくれた人、おつかれちゃーん

    772 = 765 :

    おっぱい

    773 :

    おつかれー

    777 :

    まだ疲れてないのだぜ~

    778 :

    めっちゃ更新きてた!嬉しい!

    779 :

    まだかなー

    781 :

    実はこのSSは僕の7年間の遠距離恋愛がベースになっています。
    もちろん、秒速5センチメートルと絡ませるためや特定を防ぐために、無理やり時系列や場所、内容はいじっています。
    でも各キャラの言い回しなどは当時のをそのまま使っています。そしてこのSSに登場するキャラにも全てモデルがいます。
    ちなみに男はSSの内容を盛り上げるためにモテる設定でしたが、僕は一度も告白されたことがありませんし、
    告白したのも小学生の時からずっと好きだった幼馴染のモデルになっている女の子に中学の時に告白をしたのが唯一です。
    そしてこれからもずっと死ぬまで好きでい続けたい子もその子です。
    ちなみにイケメンのモデルの奴も本当にあんなくそ野郎で幼兄のモデルになった人にボコられました。

    じゃあ何でこんなことを蛇足で書くかというと、『あの映画』だけが遠距離恋愛の結果じゃないということを知って欲しかったからです。
    すごく上からな発言になってしまっていますが、『距離』に負けなかった『二人』が少なからず実在するんだってこと、
    そしてその『距離』に勝つためには、このSSでもキーワードになっていますが、『想いをちゃんと伝え合うこと』、そして『大事な二人だけの約束を交わし、果たすこと』、
    これが『距離』に勝つために大切なことなんじゃないかということを僕の実体験をもとにこのSSで皆さんに伝えたかったからなんです。

    以上で蛇足は終了です。気分を害された方がいたら本当に申し訳ありません。
    でもこれから、遠距離恋愛に挑もうとしている方、もしくはすでに途中の方、そして遠くに好きな人がいる方になんらかの考えるきっかけになればと思っています。
    また、あの『秒速5センチメートル』という映画には僕自身とても考えさせられました。確かに僕もあの映画を見て凹みましたが、「あんな結果にならないためにも」と、遠距離恋愛に絶対に負けないという気持ちが逆に強くなったきっかけにもなりました。
    そのおかげで僕は7年という年月を乗り越えて彼女と一緒になれました。なので、皆さんにもそういう風にあの映画を捉えてもらえれば、あの映画を見たことも決して無駄ではないと思えるのではないかと思います。

    では長々と書いてしまいましたがこれで本当に本当に終わりです。ここまで読んで頂いて本当に本当にありがとうございました。

    782 :

    >>781
    どこを縦読みすればいいの?

    785 :

    まだかなー

    788 :

    もう無理だろ

    789 :

    更新待ってます

    790 :

    もう更新はないの…?

    791 :

    待ってるよ

    792 :

    待ち続ける

    793 = 792 :

    待ち続ける

    794 :

    待っとる

    795 :

    更新はよ

    796 = 795 :

    更新はよ

    797 :

    あと一月か

    798 :

    待つ

    799 :

    ルール改定で2ヶ月ルールになったから数日以内に>>1の書き込みがないと強制HTML化だよ

    800 :

    いつの間に2ヶ月のなったんだ知らなかった
    まあ確かに2ヶ月で十分だわな


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