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    元スレ勇者「 最終的に頼りになるのは自分の力だ」 

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    901 : ◆JKtjWo - 2013/02/17(日) 21:44:36.95 ID:ssb+JyAL0 (+60,+30,+0)



    【 次の日の朝 】


    賢者「素手勇者さん、素手勇者さん…起きてください。
       もう夕方の16時ですよ?」

    賢者「今日の夜は城でパーティなんですから起きてください!」

    勇者「はっ!」

    老人「おお、おきたか。」

    勇者「あ、賢者さんにおじいさん…」

    賢者「もうっこんなに遅く起きていては神様も自堕落だと注意してきますよ?」

    勇者「(…たぶん、賢者を小さい時に助けたのってエルフのことだろうな)」

    老人「わしらも、参加させてくれたぞい。
       あの魔法使い、えらく態度が変わったのお」

    賢者「き、きっと無実の罪で疑いの目を向けた事を神様に反省しているからだと思います!」

    勇者「(今思うと…夢のように感じるな……。館での出来事も、エルフとオークの村での生活も)」

    勇者「………」

    勇者「あっ…つーか賢者……髪の毛切られたんだよね、あのクソ女に
       生徒Aだっけ?」

    賢者「ふえっ!?あ、あれはその…」

    勇者「謝りにきた?あいつ。」

    賢者「……いえ」

    勇者「あの女…会った時にもう一度いてやる。」

    賢者「勇者さん…私は別に……」

    勇者「賢者、僕の信じる神様は
       他者を傷つけた人間は必ず謝罪して、心を入れ替えるように言っているんだ。」

    賢者「素手勇者さん……」

    勇者「さーてと、準備準備っと」

    老人「わしらも着替えとかしないとの。」

    賢者「……//」ぽーっ



    902 : VIPにかわりま - 2013/02/17(日) 21:47:00.70 ID:Yw/znXKr0 (+28,+29,-2)
    凶悪生ものになってる
    903 : ◆JKtjWo - 2013/02/17(日) 21:53:17.59 ID:ssb+JyAL0 (+60,+30,-144)

     【 その日、魔法の国の城では魔法王帰還と素手勇者を褒めたたえるパーティが開かれた。 】


     【 最初に魔法王のあいさつ
       魔物に攫われた事、素手勇者に助けられた事。
       自分の事よりも、何より他人を助けてくれるその気高さについて
       紙に書かれた言葉では無く、しどろもどろであったものの
       
       自分の言葉で精一杯に言っていた。 】


     【 その後、魔法使いからも同じように
       素手勇者への感謝の気持ちと、罪状への謝罪をだした。 】


     【 最期に素手勇者から簡単な一言であいさつは終わり、パーティがはじまった。 】

    904 : ◆JKtjWo - 2013/02/17(日) 21:53:47.45 ID:ssb+JyAL0 (+60,+30,+0)

    「すごいなー、あの素手勇者って人!!
     おれ、近くで見たけどマジで素手で戦ってるみたいだったぜ!!」

    「私も見た!!すっっっごい筋肉であつくるしいかなって思ったけど
     好みのタイプだったから問題なし!!」

    「ホントに素手で倒せるもんなのかよ、魔物をさ」

    「そりゃ俺らが今まで魔法だけでやってただけだからじゃね?」

    「普通素手でわざわざやる理由があるかねー?」

    「わたし素手で戦ってみよっかなー」

    「やめときなよ、ケガするよ。」

    「魔法を使えるからいいじゃん、そんなことしなくても!」

    「……いや、俺は魔法が使えなくなった時
     いつも逃げてばっかだった。あの素手勇者のように体を鍛えておけば」

    「だから魔力がたくさんあれば問題なし!」

    「でもすごいよなー、俺もきたえよっかなー」



    魔法王「素手勇者?おなかがいっぱいなのか?」もぐもぐ

    勇者「い、いえ!あまりにおいしくて…感激して。」

    魔法王「ふふっそれはよかったぞ。」ニコ

    勇者「(あーかわいいな。でも僕はロリコンじゃない)」

    賢者「私たちまで誘ってくださるとは…」

    老人「こんな機会滅多にないの…」

    魔法使い「いえ…数々の無礼を働いてしまった事へのせめてもの償いです。」

    魔法使い「本当に申し訳ないです」

    賢者「そ、そんな…」

    勇者「ほら、今はたくさん食べようよ。
       その話は後々」

    賢者「だ、そうですよ?神様も行っております
       はい、ワイン飲みますか?」

    魔法使い「あっ…」

    賢者「うふふ」

    魔法使い「…っ」

     【 魔法使いは微笑んだ 】

    老人「(べっぴんさんじゃの~)」

    905 : ◆JKtjWo - 2013/02/17(日) 21:56:20.03 ID:ssb+JyAL0 (+60,+30,-279)





    【 1時間後 】 【 城内テラス 】




    勇者「……あー涼しい。ここから街が見えるんだ。綺麗だな」

    勇者「明日か明後日には、ここをでて東の国にでも旅立つか。」



    魔法王「お~い、素手勇者ぁ~」 とことこ

    勇者「おっ魔法王様。」

    魔法王「探したんじゃぞ、急にいなくなるから。」

    勇者「ああ、えっとちょっと風に当たりたくて」

    魔法王「そ、そうか…」もじもじ

    勇者「?」

    魔法王「……勇者はこれからどこかにいくのか?」

    勇者「ええ、東の国に行こうと思ってます。
       商業が盛んというので」

    魔法王「さびしくなるの」

    勇者「機会があったらまた来ますよ。」

    魔法王「ほ、ホントか!?」

    勇者「(正直微妙だけど…まあいいか)
       ただ随分先になりますよ?」

    魔法王「べ、別にかまわんぞ。」

    勇者「そうですか」

    魔法王「……あのな勇者」

    勇者「はい」

    魔法王「私には将来夢があるんじゃ」

    勇者「夢?」

    魔法王「うむ、笑わないで聞いてくれるか?」

    勇者「ええ、もちろんですよ。」

    魔法王「素手勇者だからこそ話すんじゃぞ?」

    勇者「ええ」

    906 : ◆JKtjWo - 2013/02/17(日) 21:58:36.86 ID:ssb+JyAL0 (+60,+30,+0)

    魔法王「……私はな、将来白馬に乗った王子様と結婚するのが夢なんじゃ」

    勇者「な、なるほど…(ダメだ、笑うな…こらえろ僕)」

    魔法王「おとぎばなしなんじゃが、私にはすごい魅力的なんじゃ。
        どんな魔物にも勇敢に立ち向かい、姫君を守って……」

    勇者「いいんじゃないですか?
       きっとそういう人は必ずあらわれますよ、なんせこの世にはたくさんの勇者が…」

    魔法王「もうあらわれたんじゃ。」

    勇者「へ?」

    魔法王「私を魔物から救ってくれて、しかも武器も持たずに素手で魔物に立ち向かい…」

    魔法王「ちょっと違うけど、その者は最近白馬の魔物にまたがっておった。」

    勇者「………」

    魔法王「………」

    勇者「…………」

    魔法王「………」

     【 魔法王はその澄んだ一目で素手勇者を見つめる 】

    魔法王「んっ……」

     【 魔法王は目をつむり、顔を上げ口をすこしだけ前に出す。 】


    勇者「……………」


    勇者「……………」

    勇者「……………」

    勇者「……………」

    勇者「……………」

    勇者「……………」

    勇者「……………」

    勇者「……………」

     チュッ

    907 : ◆JKtjWo - 2013/02/17(日) 22:00:30.70 ID:ssb+JyAL0 (+60,+30,-171)

    魔法王「あっ…」


     【 素手勇者は魔法王の額にキスをした 】


    勇者「…えっと、時間を下さい。」

    魔法王「…いいぞ。わ、私はいつでも待ってるからな!!」

     【 魔法王はドタバタと走りながら帰っていった…… 】


    勇者「(僕はロリコンじゃない……あんなに可愛くて美しい子がいれば誰だって  
        誰だって……)」

    勇者「…よし、寝よう」

    勇者「明日になれば気分は戻ってるはずだ。」




    【 勇者用の部屋 】



    勇者「…………」

    勇者「…………」

    勇者「…………」

    勇者「…………」

    勇者「…………」

    勇者「…………」

    勇者「頭から魔法王の顔が離れない。」



     【 勇者が眠れたのは夜中の3時過ぎだった 】



    【 魔法王の部屋 】

    魔法王「ゆうしゃ~~~~…」 ぎゅううう

    まくら「」




    908 : ◆JKtjWo - 2013/02/17(日) 22:01:20.73 ID:ssb+JyAL0 (+60,+30,+0)



    【 2日後 】 【 魔法の国 】




    魔法使い「…まだ魔法はうまく使えないみたいなの」

    勇者「きっとまた前みたいに使えるようになるよ。
       魔法王さまと一緒にいて、いつのまにかってのもあると思うし。」

    魔法使い「ありがとう。……素手勇者も元気でね」

    勇者「うん。そっちもがんばって」

    魔法使い「ええ」

    老人「素手勇者よ。これからも精進するんじゃぞ。
       お主の素手戦法はまだまだ伸びる。
       これはお主と出会えたお礼じゃ。」


    勇者「これは…?」

     【 勇者は「命の木の実」「ちからの種」を手に入れた! 】


    賢者「わ、私からもです!」

    勇者「?」

     【 勇者は「ふしぎな木の実」「まもりのたね」を手に入れた! 】


    勇者「これは…!?」

    老人「食してみい。己の身体能力を底上げしてくれる魔法の食べ物じゃ。」

    賢者「私の両親が東の国で、偶然手に入れたのらしいのですが
       私には必要ありませんし、勇者さんに食べてもらえれば…」

    勇者「あ、ありがとうございます!へー!
       本で見た事ありましたけど本当にあるとは…じゃあさっそく。」

     【 勇者は木の実と種を4つ食べた! 】

    909 : ◆JKtjWo - 2013/02/17(日) 22:08:52.68 ID:ssb+JyAL0 (+60,+30,+0)


    勇者「お、おおおおっっおおおお~~~~!?」

     【 勇者の能力がぐーんとあがった! 】

    勇者「ちからがみなぎってくる!…ような感覚がします。」

    老人「この種はお主がこれからの旅で得るもののきっかけにすぎない。
       今まで通りでええ。」

    賢者「あ、あの…!私も大賢者の職につけれるように勉強しています!!
       ゆ、勇者さんも将来はなにか大きな…」

    勇者「そうだね…まずは北の国に帰る事かな。」

    賢者「素手勇者さん…」

    勇者「じゃ、そろそろ僕はいきます。
       色々とお世話になりました!」

    賢者「お元気で…私の信ずる神様はあなたの旅の安全を願ってますよ」ニコっ

    老人「またあうときはもっと体型がごつくなったりしていてな(笑)」

    魔法使い「……あ、待って勇者。
         執事と一緒に何か勇者の役に立つものを
         城の宝物庫で探してたんだけど…」

    勇者「え!?」

    魔法使い「はい、コレ」

    勇者「…かま?」

    魔法使い「錬金釜よ。」

    勇者「れんきんがま??」

    魔法使い「うん。このカマにアイテムを2~3つ入れると
         瞬く間に、新しい道具に替えてくれるんですって。
         魔法の国に伝わる古い宝物の1つよ。」

    勇者「ええええ!?そんな高価なものは…」

    魔法使い「おねがい!」 ぐい

    勇者「あー」

     【 素手勇者は「錬金釜」を手に入れた!! 】

    勇者「……なら、ありがたく使わせてもらうよ!
       ありがとう!」

    魔法使い「ふふ」ニコっ

    魔法使い「あ、あとね!東の国に行く際に砂漠を通る事があるんだけど…
         素手勇者なら絶対大丈夫よね。相当鍛えてあるし」

    勇者「砂漠か…」

    魔法使い「一応、砂漠の前に村があるから詳しい話はそこで聞くと良いわよ。」

    賢者「素手勇者さんなら大丈夫ですよ!きっと!!」


    910 : ◆JKtjWo - 2013/02/17(日) 22:09:18.93 ID:ssb+JyAL0 (+60,+30,-267)


    魔法王「ゆうしゃ~!!」 とことこ


    勇者「げっ」

    魔法使い「魔法王様!?今は式典の準備のはずじゃ…」

    魔法王「ぜえ…ぜえ……素手勇者!
        もう行ってしまうのか!?まだ話したい事が…」

    勇者「…魔法王様」

    魔法王「…なんじゃ?」うるうる…

    勇者「……また来た時に色々と話しますよ。必ず」

    魔法王「勇者ぁ…」うるうる

    魔法使い「泣かないでください魔法王様…必ず会えますよ?」

    勇者「……じゃ、」

    老人「気をつけての」

    賢者「いってらっしゃい素手勇者さん」

    魔法使い「本当に…ありがとう。」

    魔法王「ゆうしゃー!必ず!!…待ってるぞー!!」



     【 素手勇者は魔法の国を後にした! 】



    【 素手勇者は色々といい装備を手に入れた!
      ユニコーンの角も手に入れた!! 
      錬金釜も手に入れた!!

      そして勇者は、旅立ったときよりもだいぶゴツい体型になった!  】






    勇者「あっ、食料もっと貰っておけば良かった。…まあいいか。」

    911 : ◆JKtjWo - 2013/02/17(日) 22:12:57.26 ID:ssb+JyAL0 (+60,+30,-116)


    【 魔法の国 外 】


    勇者「さて、と。東の国にでも行ってみるかな。
       商業で盛んっていうし、お土産とか買えるかな?」



    エーススライム「ピキー!!」

    勇者「む?…そういやエーススライムと勝負するのもあったけど…」

    エーススライム「ピキキー」

     【 エーススライムは身構えている 】

    勇者「このヘヴィメたるグローブ重いんだよな…
       これつけてても軽いと思えるまで、エーススライムは後回しにするかな。」

    エーススライム「ぴき?」

    勇者「じゃあねー」

    エーススライム「ぴ、ぴきー!?」

     【 エーススライムは置き去りにされた!! 】

    912 : ◆JKtjWo - 2013/02/17(日) 22:15:04.04 ID:ssb+JyAL0 (+60,+30,+0)

    【 数日後… 】
     

    【 南東の砂漠前の村 】


     わいわい  
     
          がやがや





    看板娘「砂漠を渡るなら、水をたくさん持っていった方が良いですよ!
        あと夜はすごく冷えるので、このマントも…」

    勇者「結構必要なんだね。」

    看板娘「そりゃ、砂漠には砂しかありませんからね。
        食べ物もほとんど手に入りませんし、魔物もいます。

        一応、砂漠にもオアシスを中心に村もありますが
        そういったところを目指せば、必ず東の村にたどり着けますよ。」

    勇者「よし、わかった。 
       じゃあ、砂漠に必要なの全部下さい。」


    看板娘「はーい」




    【 在庫倉庫 】

    看板娘「うわっあの人からもらったお金…半分くらい血とかでベトベトだ……
        かすかに魔物の魔力を感じる。」

    看板娘「ってことは相当な数の魔物と戦ってるわね。   
        勇者様かな!?
        それなら砂漠越えも大丈夫みたいね」





    【 店内 】

    勇者「しかし、このドラゴンメイルって日差しの熱も
       抑えてくれるのか。体の中がひんやりしたままだ。
       よし、これも教訓だ!」


    勇者「…あっ。せっかくだし、錬金釜で何か作ってから出発しよう。
       あとは砂漠に関する事もきかないと。」


    勇者「よし、この村で1週間くらい止まってから砂漠に行こう」




     【 勇者は宿屋に向かった! 】




    素手勇者の冒険はまだまだ続くぞ


    913 : ◆JKtjWo - 2013/02/17(日) 22:15:39.23 ID:ssb+JyAL0 (+57,+29,-7)
    つづく

    >>902
    あながち間違ってはいない…とおもう(笑)
    914 : VIPにかわりま - 2013/02/17(日) 22:17:03.55 ID:q/wsqIdAo (+26,+29,-23)
    ちょいちょい謎変換が多いなwwwwww
    順調に現地妻を増やしてるな
    915 : VIPにかわりま - 2013/02/17(日) 22:19:08.21 ID:oW1zjjw9o (+26,+29,-6)

    いいよいいよ

    少しぐらいなら気にしないから
    916 : VIPにかわりま - 2013/02/17(日) 22:19:15.73 ID:hjQzIexVo (+29,+30,-61)
    生徒Aに謝らせることをナチュラルに忘れる勇者であった!

    あーてかこの国だけで現地妻何人GETしてんだよ
    イオナズンで爆破してー
    917 : VIPにかわりま - 2013/02/17(日) 22:21:12.61 ID:0VtpKMhSo (+0,+8,-1)
    誰かイメージはよ
    918 : VIPにかわりま - 2013/02/17(日) 22:31:18.28 ID:k1DbZrfW0 (+30,+29,-14)
    >凶悪生もの

    くそっ、こんなので数ヶ月ぶりに大笑いしちまったwww
    作者さんありがとうw
    919 : VIPにかわりま - 2013/02/17(日) 22:43:03.87 ID:W0fdWFKno (+25,+26,-3)
    >>918
    タンノ君とかイトウ君だな
    920 : VIPにかわりま - 2013/02/17(日) 22:47:29.78 ID:z8AMHI4Co (+26,+29,-6)

    絵師様()が来たらまた荒れるからやめろ
    921 : VIPにかわりま - 2013/02/17(日) 22:53:53.85 ID:vCu8LLSio (+24,+29,-32)
    ドラクエモデルだけど主人公の現地妻の数だけはイースだな
    922 : VIPにかわりま - 2013/02/17(日) 23:06:47.26 ID:QH6imFl1o (+24,+29,-24)
    来たら終わってた乙

    現地妻また増えたけど重婚ENDみたいな感じにはして欲しくないな
    923 : VIPにかわりま - 2013/02/17(日) 23:33:36.70 ID:ayYnxwUYo (+1,+16,-2)
    おつ
    924 : VIPにかわりま - 2013/02/17(日) 23:45:11.07 ID:pyfkIw6Ao (+27,+29,-6)

    >>1が書きたいように書けば良いさ
    925 : VIPにかわりま - 2013/02/17(日) 23:46:47.90 ID:aWJeN3g5o (-9,+5,-3)
    926 : VIPにかわりま - 2013/02/18(月) 01:16:50.15 ID:j2oOOoy7o (+1,+16,-2)
    おつ
    927 : VIPにかわりま - 2013/02/18(月) 03:03:37.78 ID:2UHfLhAoo (-9,+5,-3)
    929 : VIPにかわりま - 2013/02/18(月) 07:46:17.85 ID:wAVyOymAO (+14,+24,-5)

    そろそろ次スレかな?
    930 : VIPにかわりま - 2013/02/18(月) 09:30:01.49 ID:HWe62ZXm0 (+19,+29,-6)
    重婚しても全員孕ませる体力ありそうだな
    俺も素手鍛えようかな
    931 : VIPにかわりま - 2013/02/18(月) 09:33:06.89 ID:oRa0QLoYo (+27,+29,-8)
    お前はまず重婚できるだけの頭数をそろえられない
    932 : VIPにかわりま - 2013/02/18(月) 10:22:59.16 ID:BepvMcLto (+15,+29,-3)

    >>928 マッチョしぃはお帰り下さい
    933 : ◆JKtjWo - 2013/02/18(月) 21:22:21.60 ID:G9XnvYIn0 (+34,+30,-65)
    >>914 >>915
    次はsaga入れたままにして
    ちゃんとした変換かチェックしときます。

    >>916
    正直私も素で忘れてしまいました。
    次の投下の前に生徒Aの10行レスを載せようと思ってます

    >>917
    ほかのSSではどうかわかりませんが
    そういうコメントがあって嬉しいです。

    >>918
    ミスでした。どうもです(笑)

    >>920
    まじすか


    とりあえずまた今週の土曜日の夜に投下します。

    そんで、次スレにいきます。
    934 : VIPにかわりま - 2013/02/18(月) 22:08:17.08 ID:WSuNDppqo (-9,+5,-3)
    935 : VIPにかわりま - 2013/02/18(月) 22:37:21.64 ID:avx8L2bR0 (+24,+29,-8)
    >凶悪生ものと素手で渡り合い
    想像したら吹いたww
    936 : VIPにかわりま - 2013/02/18(月) 22:39:01.40 ID:oRa0QLoYo (+27,+29,-3)
    きょうあくなまものじゃなくて
    きょうあくせいぶつだったのか
    937 : VIPにかわりま - 2013/02/18(月) 23:04:44.42 ID:508eNAdH0 (+30,+30,-125)
    乙でしたー。流石に生徒Aだけお咎め無しってのは納得いかんもんなぁ。

    googleIMEで「きょうあくなまもの」と入力してもやっぱり凶悪ナマモノがいの一番に出てくるなw
    魔物という単語はあまり一般的でないということなんでしょう。

    勇者の現地妻の数、下手すりゃアドルよりも上かも…w
    同じファルコム作品で言うなら攻略王ロイドが近いか?
    938 : VIPにかわりま - 2013/02/19(火) 21:46:29.03 ID:j3dEbCRi0 (+15,+25,-4)


    生ものは俺もフイタwww
    939 : VIPにかわりま - 2013/02/22(金) 08:25:06.75 ID:b24SJiXAO (+21,+27,-2)
    凶悪生もの

    もしかして:人間
    940 : VIPにかわりま - 2013/02/22(金) 08:48:40.63 ID:1M/Q5Rj6o (+25,+29,-23)
    >>939
    台所のシンクを定期的に洗わずに放置すると
    排水溝付近が凶悪生ものになるよ!

    …生理的に見たくないよ!
    941 : VIPにかわりま - 2013/02/22(金) 14:22:00.99 ID:lzmMrZdeo (-5,+4,-4)
    生物(なまもの)
    942 : VIPにかわりま - 2013/02/22(金) 19:46:00.46 ID:Qab9a3+jo (+24,+29,-15)
    それ以上○プワ島のナマモノのモーグラーを言うんじゃない!
    可愛いナマモノもいるだろ!
    943 : VIPにかわりま - 2013/02/23(土) 15:48:40.19 ID:b4oE/+lTo (+14,+26,-2)
    そろそろか
    944 : ◆JKtjWo - 2013/02/23(土) 22:50:58.38 ID:6rxVfyrU0 (+30,+30,-213)






    【 翌日 】


    勇者「この錬金釜にアイテム入れると、別のになるんだな。」

    勇者「よし、適当にやくそう×2でも入れてみよう。」


    【 やくそう×2を入れた! 】



     ピカッ!

    勇者「!?」


     【 なんと! 上やくそうができあがった!! 】

    勇者「うおおおお!!すごい!!なんだこれ!!
       初めて見たぞ、こんな釜!!
       錬金釜か…ありがとう魔法使い!!」


    勇者「今2個いれたけど、3個入れたらどうなるんだろう…」


     ぼわんっ!


     【 なんと! いやし草が出来上がった!! 】


    勇者「え!?これってオークの人達が部隊の子達の治療に使ってた薬草!?
       ……っへー、錬金すると簡単にできるもんだな。」

    勇者「薬草×2とか同じもの入れると、より高価なものが出来るけど…」

    勇者「はやてのリング×2とかどうなるんだろう。

    勇者「……」

    勇者「まだもったいないし、やめとこうかなー」

    945 : ◆JKtjWo - 2013/02/23(土) 22:51:40.44 ID:6rxVfyrU0 (+60,+30,-301)













     ウオーーー!!


          いいぞーーーー!!!


       もうちょっとだ!!



    勇者「なんか外が騒がしいな…なんだ?」



    騎士勇者「さあ、これでおしまいだ。」

    「ま、まいった…」



    「すげー!10人連続で勝ってるぜ、あの女!!」

    「か、かっこいい…!!」

    「剣さばきが速すぎてよくみえなかった…」





    「ち、ちくしょう…その宝石を手に入れられる所だったのに……」

    騎士勇者「ふふふ」






    勇者「なんですか?あれ??」

    「お?今な、あの女騎士さんがおもしろいことやっててな。
     あの人と戦って、勝てたら綺麗な宝石くれるんだとよ。」

    勇者「へー」

    「1回100G。今10連勝してるから1000G溜まってるな。」

    勇者「(ちょっとやってみようかな…
        このヘヴィメタルグローブになれるためにも。)」


    騎士勇者「もういないのかしら?
         それならば、今日はここまで…」

    勇者「あ!僕挑戦します!!」

    「おお!いいぞー坊主!!」

    「同じ剣つかいか!こりゃおもしろいぞ!!」

    「騎士が黒剣で、坊主は白か!」

    「うわー、あのひと顔の割には筋肉モリモリ…」

    「あはははは」

    946 : ◆JKtjWo - 2013/02/23(土) 22:52:35.83 ID:6rxVfyrU0 (+60,+30,-284)

    騎士「む、よし。では100Gを渡してもらおう。」

    勇者「はい。」

    騎士「(魔物の血がついてるな…)
       確かに受け取った。ルールは…」

    勇者「はい。」

    騎士「殺してはダメ。相手に参ったと言わせるか、武器を奪う。それだけだ。」

    勇者「はい。」

    騎士「私に勝てたら…この宝石オリハルコンをあげよう。」

    勇者「オリハルコン!?」

    騎士「知っているか?」

    勇者「いえ、初めて聞きました。高級な感じがしたので。」

    騎士「…まあ高級だ。
       では剣を抜け!!」

    勇者「いえ、僕は剣じゃなくて…



     【 勇者はヘヴィメタルグローブを構えた 】


    勇者「素手で戦ってます」

    騎士「…ほう、おもしろい。
       いざ勝負!!」


     バシュっっ!!!

    勇者「う!?」 サッ  ギャギイッッ!!


     【 騎士の突きを、勇者は間一髪で避けた!! 】

     【 ドラゴンメイルに傷がついた! 】

    騎士「(ほう、よけたか…。それに良い鎧を着ている。)」

    勇者「…おらあ!!」   ボッッッ!!

     【 勇者は騎士に急接近!!
       回転しながら懐に潜り込み…殴った!! 】

    947 : ◆JKtjWo - 2013/02/23(土) 22:53:29.30 ID:6rxVfyrU0 (+60,+30,+0)

    騎士「ぬ!?」

     【 騎士は咄嗟に盾でガードした!!しかし… 】


     バキッッッバキバキバキ!!!

    騎士「な!?」

    勇者「うわっ」

     【 なんと、グローブは騎士の持っていた盾を粉々に破壊した!! 】

    騎士「ぐおおっ!?」 ずざああっ!


     【 騎士はとっさに後ろに飛び退いて、膝をつく 】


     うおおおおお!!!


          すげーーーーーー!!

    あの素手やろうなにもんだ!?

               どんな鍛え方してるんだよ!!


      いいぞ坊主ー!!やれー!!


    勇者「よ、よし…盾は破壊した。」    

    勇者「うおおおお!!!」  ボッッ!!

     【 勇者のせいけんづき! 】

    騎士「おそい!!」 サッ

     【 しかし攻撃は外れた! 】


    騎士「っしゃあ!!」 ブン!!

    勇者「うおあ!?」 サッ  ギャギイン!!

     【 ドラゴンメイルに傷が付いた! 】

    騎士「そらそらそらそら!!」 ザザザザザっっ!!

     【 騎士の連続突き!! 】

    勇者「うおおおおっ!?」 ふんふんふんふんッッ!!


     【 勇者は上半身を捻らせたりして、騎士の斬撃をすれすれでよけていた! 】

    勇者「(は、はやい…!攻撃できる隙がない!!)」

    騎士「すごいのはパワーだけか!?
       スピードはこちらが上だな!!」

    勇者「何を!?」 ボッッ!!

    騎士「(大振りで隙がでかい……やつの動きが遅いか、あのグローブが重いか……)」

    騎士「そこ!!」 どか!!

     【 騎士は勇者を蹴飛ばした! 】

    948 : ◆JKtjWo - 2013/02/23(土) 22:53:56.69 ID:6rxVfyrU0 (+60,+30,+0)

    勇者「うげええ!?」 ずででん!!

    勇者「く、くそ…!(は、はやすぎてどうしよう!?)」

    勇者「だおらああああ!!!」 ボッッッッッ!!!

    騎士「!? 今度は速い!?」 シュン!!

    勇者「(はずした!?)」

    勇者「あっ」


     【 勇者の拳はグローブの重さで勢いを落とさず、地面に拳が命中した!! 】



     バゴオオオオンッッッッッ!!!! バキバキバキ!!!


    勇者「いってえええ!?」

     【 勇者の拳は地面に突き刺さってしまった!! 】

    騎士「…パワーだけは恐ろしいな。
       (危なかった…こいつ、とんでもないくらい鍛えてあるな。)」


     うおおおおお!!!

    どうなってんだ!?
            
          なんてパワーだ!!

      あいつホントに何者だ!!



    勇者「くっ」

    騎士「さあ、拳を地面から抜け。勝負の続きと行こう。
       お前は久しぶりに楽しませてくれそうだ。」

    騎士「そして私の速さに付いて来れるかな?」

    勇者「くそっ…このままだと負ける!!
       でもこのグローブでの特訓にはもってこいだ…!!






       あれ?」




    騎士「?」


    勇者「…!!……ん~~~~!!!!ふん!!!」 ぐいっ ぐいっ


     【 勇者の拳は突き刺さったまま抜けない 】

    949 : ◆JKtjWo - 2013/02/23(土) 22:54:27.35 ID:6rxVfyrU0 (+60,+30,+0)

    勇者「………」

    騎士「………」

    勇者「……参りました。腕抜けないです。」

    騎士「……ぷっ。あはははははははは!!
       何をやっているんだお前は!!!あははははははは!!」

    勇者「だれかー!!抜くの手伝ってー!!」


     なんだよオイ!終わりかよ!!


    ぎゃははは!おもしろかったぞ坊主!!


        おーい!だれかスコップ持ってきてくれー!!

       しかし、地面のひび割れがすごいなオイ。


    勇者「はあ…このグローブを使いこなすには相当かかりそうだ。」

    騎士「そうだな。とても重そうだ。」 

    勇者「うん、重いんだ。」  ぐいぐい

    騎士「ふふふ、勝負は私の勝ちだな。」

    勇者「わかってるよ。」  ぐいぐい

     ズ~~~ボッッッ

    勇者「あ!抜けた!!ありがとうございます!!」


     おうよ!つぎは気をつけろよー


     はーおもしろかった!帰るかな。


     お昼御飯は何にしよっかな…





    騎士「ふう…宿代も溜まったし、私も帰るかな。
       ところでお前、名前はなんていうんだ?」

    勇者「勇者だよ。
       あと皆からは素手勇者って言われてる。」

    騎士「ほお…素手で戦ってるいるからか?」

    勇者「まあね。剣は持ってるけど、貰ってから一度も使ってない。」

    騎士「なんだって?…ふふふ。」

    勇者「おかしい?」

    騎士「いや、気に障ったなら謝ろう。」

    勇者「そんなことないさ。」

    騎士「……ところでどうだ?
       お昼を一緒に食べないか?お前に興味がわいた。」

    勇者「そりゃどうも。僕もお腹すいたし行こうかな。」

    騎士「(…………そんなに重いのかこのグローブ??)」


     【 騎士はまじまじとグローブをみた。 】

    950 : ◆JKtjWo - 2013/02/23(土) 22:55:17.04 ID:6rxVfyrU0 (+60,+30,+0)



    【 ルイーダの酒場 】


    騎士「へー、北の国からね…」 ぐびぐび

    勇者「うん、ずっと素手で戦ってきた。」 ぐびぐび

    騎士「よくできるね。そんなこと。
       戦う時に色々不便じゃない?」

    勇者「まあね。魔法もそんなに使えないし
       できるだけ相手の弱点見つけたら、そこを狙ってる」

    勇者「…じゃないと大けがするもんでさ」 

    騎士「ふふふ、ホントにおもしろいな。」 ぐび

    勇者「最初の頃はスライムと戦うのも難しくて…」

    騎士「うん」

    勇者「それで力がついてきて
       バブルスライムと戦ったら、毎度全身返りスライムまみれ」 ぐびぐび

    騎士「あはははは!」

    勇者「森では遭難して毎日人面樹とかと戦ってたよ。」

    騎士「あははははっ」

    勇者「笑い事じゃないよ…遭難はもう嫌だ。」

    騎士「それで、ここまで危ない目にあってきたんだろ?
       相当鍛えられる訳だ。
       剣相手に丸腰でよく突っ込んでいくよ。」

    勇者「まあ髑髏の騎士とかキラーパンサーとかとも戦って
       刃物相手にも多少慣れた。」

    騎士「キラーパンサーに素手で??
       …さすがの私でもそれは出来ないな。」

    勇者「おっ、じゃあその部分は僕の勝ちだね」 ぐびっ

    騎士「いーや、私も倒せるようになるよ」 ぐびっ

    勇者「いーや、僕は素手でこれからも行くよ。」

    騎士「それ別に普段と同じじゃん。あははははは!!」

    勇者「はっはっは…」

    騎士「あーおもしろっ
       なんか気が合うね。私たち。」

    勇者「じゃあ、オリハルコン頂戴」

    騎士「だーめ。私に勝ったら上げるよ。
       もちろん私はサーベル、あんたはそのクソ重たいっていうグローブつけての勝負で」 ぐびっ

    勇者「おーし、やってやろうじゃん。 ぐびっ
       絶対かって、オリハルコンもらうぞ」ぐびっ

    騎士「ふふふ~ん」ぐびぐびっ

    勇者「うけけけ」ぐびぐびっ

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