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元スレ勇者「 最終的に頼りになるのは自分の力だ」
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俺らは>>1様のために乙だけ言っとけばいいんだよ
22時になったらもう一回。
なんか今日で3分割投下になりましたが、せっかくなので投下します。
なんか今日で3分割投下になりましたが、せっかくなので投下します。
キラーパンサー「がるるるるるる!!」
勇者「…メラ!!メラ!!メラ!!」
ドドドドドドン!!
キラーパンサー「がるるるる!!」 ガブ!
勇者「ぎゃあっっ!?」
【 勇者は左腕を思いっきり噛まれた!! 】
メキッ…
勇者「だあああああっっっ!!!」 ドドドドドドっっ!!
【 素手勇者は噛まれた左手の指先をキラーパンサーの顔に向けて
メラを連射した!! 】
パンサー「きゃいん!?」
【 キラーパンサーをやっつけた!! 】
勇者「があ…あああ……いてえっっ!
ホイミ!!」
勇者「はあ…はあ……」
勇者「改めて見ると…西の森より、すごい深いぞここは……
平たい地面が無い程、草や根っこで覆われてる…、足場が悪いな。」
勇者「と、とにかく…!休める所を探さないと……!!」
魔界樹「ごあああああ!!!」
勇者「くそ!!…オマエも人面樹と同じで眉間が弱点なら、そうであってくれ!!
ばくれつけん!!」
ド ン ッ ッ !!
魔界樹「ごああああ!?」
勇者「や、やった!効いてる!!」
勇者「うおおおお!!メラ!!メラァッッ!!」
魔界樹「ぎゃああああ!!」 メラメラメラ…
魔界樹「」
勇者「はあ…はあ……
装備の御陰で早く動けるとはいえ、ここの魔物は絶対に油断できないタイプだ。
さ、さっきのキラーパンサーといい、この魔界樹…
この樹海は他の地方の魔物と違ってすごい…禍々しいな。」
勇者「…こいつの頭にある葉っぱも薬草かな??」
勇者「……おおっ」
勇者「すごい…!魔界樹の頭には上薬草に、上毒消し草が生えてるのか!!
どれも市場じゃそんなに売ってない高級品だ!!」
勇者「あー…いきなりこんなに安心できると思わなかった。
これなら傷やホイミの無駄遣いを抑える事が出来る。」
勇者「………うそお。
魔界樹って頭にリンゴも生えてるの??」
勇者「……うまそう」
勇者「いや、生はマズいな。
魔物のものとなるとなおさら…」
勇者「西の森のときみたく、焼いて食べよう。」
勇者「メラ」
りんご「」じゅうううう……
バリッッ! ぶじゅるる…!!
寄生虫「ぎょあああおおおおおお!?」
勇者「いいいい!?」
寄生虫「ぎょああおおおお!!ぎゃりょおろろろ!!」
寄生虫「ぎぎぎりゅうう……がっ」
【 リンゴの中に寄生していた虫は燃え尽きた。 】
勇者「ひいいいいいいいいっっ…!!」ガタガタガタッッ…
勇者「あ、ああああんぶぶ、ああああ…あぶなか…あぶなかった……うううう…っっ!」
勇者「……こ、こええ」ガタガタ…ッッ!
勇者「薬草には……よし、何もついてない。
一応持ってきた聖水に混ぜてから使用しよう。」
【 その日の夜 】
魔法王「東の勇者部隊が到着したそうじゃな。」
魔法使い「はっ ただいま神官や魔導士達が話を伺っております。」
魔法王「妾はその人達と話ことはできんのかの?」
魔法使い「…私が許可しても神官や魔導士達が拒むでしょう」
魔法王「むう…」
魔法使い「それにもう夜は遅いです。明日の職務もあるので
私はこれにて…」
魔法王「素手勇者…大丈夫かの?」
魔法使い「問題ないと思いますよ。
武器もなしに冒険してきたのですからきっと大丈夫でしょう」
魔法王「…そうか。すごい勇者じゃから大丈夫かの。」
魔法使い「では、おやすみなさい」
魔法法「おやすみ魔法使い」
【 時を同じくして、中央樹海のある場所…… 】
???「…俺はどこまで歩いたんだ。」
???「まさか……森の奥にあんな場所が……あんな奴らが住んでいるとは……」
???「はあ……はあ……っっあああ…力がっ 入らない……」
???「誰か…くそっ」
弓使い「こんなところで……っっ!!
北の国からの旅が…!!くそっ…!!」
【 同時刻 】
勇者「よし、聖水も撒いた。」
勇者「魔界樹のキャンプファイヤーも用意した。」
勇者「はああああああ~~~~~……」 ぐったり
勇者「メラ……ほんっっとうに覚えていて良かった。
火をつけれる事がこんなにもありがたいとは。」
勇者「家に帰ったら父に礼を言おう。」
勇者「考えてみれば父の言葉は全部旅で役に立った。」
勇者「………まさか父も素手で旅した事があったり、なんてね。」
ほーほー ぎゃーす!
勇者「……」
勇者「怖いけど寝よう。火も充分あるし大丈夫だろう。」
勇者「ねむい…」
【 翌日 】
勇者「ふああああ~~~…よく寝た。」
勇者「すげえ、まだ魔界樹燃えてるよ。…魔界樹はよく燃えて、燃えにくい。
何を言ってるのか、わからんけど。これも教訓になったぞ。」
勇者「おっと、魔界樹の腕を取って…と、」
勇者「よし、魔界樹のたいまつをゲットしたぞ。」
【 勇者は「魔界樹のたいまつ」をゲットした! 】
魔界樹のたいまつ … 魔界樹の腕の枝をたいまつにしたもの。良く燃えて、燃え尽きにくい。
勇者「あとは自分の体力の維持と、エルフの魔法水」
勇者「体力はまだしも、魔法水をどうやって手に入れよう……。」
キラーパンサー「ぐおおおおお!!」 ばっ!!
勇者「なに!?」
勇者「うわああ!?」
【 パンサーは勇者に覆いかぶさると、のど元に噛み付こうとした!! 】
勇者「うがあああ!!!だああああっっっ!!!」 ずぼっ!
パンサー「!?」
勇者「どうだ!!!噛めれるものなら噛んでみろ!!!
その間、ぼくはお前の喉まで腕をつっこんでやる!!」 ドタン!! バタン!!
パンサー「~~~~~~~!?」 じたばたジタバタ!!
勇者「うぎぎぎぎッッッ!!」
パンサー「~~~!!!……!!ッッ?!」
パンサー「………」 パタン
【 キラーパンサーは窒息死した。 】
ずぼぁ…っ
勇者「うう…腕が痛いっ また噛まれたかっ…
こいつ僕の腕を噛んでも平気ってことは、体の聖分の効果がここじゃ薄いってことなのかな?」
勇者「…まあいいや、とにかく魔法水を探す事に専念しよう。」
勇者「素手の修行は…全部終わってからだ!」
【 5日目 】
勇者「あああああああっっ!!やばいやばい!!非常にマズい!!」
勇者「もう5日も経ってしまった!!あああああっっっ!!どうしよう!!!」
勇者「あああああああああああああああああっっっっ!!」
キラーパンサー「があああああああああああっっっ!!」 バッ!!
勇者「だあああああああああああああっっっっっ!!!」 ボッッッ!!!
キラーパンサー「!?」 バキ!!!
勇者「あああああああああああああっっっっ!!!」 ガン!! ドガ!! ボゴ!!!
キラーパンサー「ぐああああああ!!!」 ガブ!!!!
勇者「じゃあああああああああっっっ!!!!」 ドウン!!ドドドドドドッッッ!!!
キラーパンサー「」
勇者「ああああああああああああああああっっっ」 ドウン!ドウン!! ドウドウン!!!
【 そして…… 】
【 7日目 】
勇者「どこだよ……」
勇者「エルフの魔法水ってどこにあるんだよ…」
「ま、まさか…!お前がここに…!?信じられない!!
付いてきたのか!?北の部隊に!!」
勇者「ん?」
弓使い「はあっ…はあっ…あああ……お前、素手勇者だよな??」
勇者「…………」
勇者「……あああああ!!!君は!!確か僧侶に手を出そうとした…!!」
弓使い「ば、ばか!!声がでかい!!
ここにはキラーパンサーが生息して…
キラーパンサー「がああああああ!!!」
弓使い「ひっ」
勇者「爆裂拳!!!」 ボッボッボッボン!!
ドガガガガガ!!!
弓使い「なっ!?」
キラーパンサー「がああっっ!!」
勇者「くっ…!しつこいぞ!!メラ!!!」
バリバリバリバリバリバリッッッ!!!
パンサー「」 【 キラーパンサーは蜂の巣に焼かれた 】
弓使い「な…な!?お前!!さっきの素手の攻撃は…!!
今の呪文も…!!素手勇者…!!お前は、素手でコイツを攻撃できる上に…
まさか今のはメラゾーマなのか…!? 」
勇者「め、メラゾーマ??違うよ、今のはメラだよ。
ちょっと連射速度をあげたものだけだ……」
弓使い「あ、あははは…!!あはははは!!
そうだ!これは夢だ!!夢なんだ!!
素手勇者も北の部隊に受かってたんだ!!だから今素手勇者はここに…!!
ここっ!!ここここけかうこかか…!」
勇者「ちょ、ちょっと…!!
大丈夫か!弓使い!!」
弓使い「あへははははは…」
【 20分後 】
勇者「落ち着いた?」
弓使い「あ、ああ…ありがとう。生き返った。
恩に着る。」
勇者「いいって、いいって。
まさか君に会うは思わなかったよ。」
弓使い「フフフ…俺もだ。こんな樹海の中でもう死ぬかと思っていたがな。
お前に会えたのは神の導きだったな。」
勇者「ははは、僕も何度死ぬかと思ったか…」
弓使い「そうか…」
勇者「………」
弓使い「……」
勇者「……なんか君、最初にあった時と雰囲気ちがくない?」
弓使い「そ、そうか?」
勇者「失礼な良いかたすると、前はすごく偉そうな感じだった。」
弓使い「そ、そうだったのか。すまない…
それと、以前僧侶さんに手を出した事…本当に済まなかった。」
勇者「あー、あれか、いいよもう。
それにこんな時に、責めようとは思わないよ。」
弓使い「そうか…ありがとう。改めて助けてくれた事にも礼を言う。」
勇者「…とりあえず、君がここに倒れてたことも聞きたいな。」
弓使い「ああ、いいだろう。全部話すよ」
勇者「その後に、僕の事も言うよ」
弓使い「それはありがたい」
勇者「き、北の勇者部隊が全滅!?」
弓使い「こ、声がでかい!!」
勇者「ご、ごめん…」
弓使い「あれは…東の国から、この樹海の簡単な調査をする事から全ては始まったんだ。」
勇者「う、うん」
=================================================
【 樹海 】
北の隊長「ばかな!!まだ100メートルも進んでいないのに…
外の方角が…外の光が見えん!!」
戦士勇者♀「ど、どういうことですの!?
道が…さっきまで歩いていた道の後もないですわ!!」
勇者A♂「……!!これは一体!?」
勇者B♀「ふ、ふえええ…」
弓使い「(ふん…このようなことで乱れていては話にならん。役立たずどもめ)」
北の隊長「これは…皆のもの!!直ちに引き返すぞ!!
まっすぐだ!!全員真後ろに進め!!今来た道を引き返すぞ!!」
キラーパンサー「ぐああああああ!!!」
魔界樹「げへはははへはあああっっ!!!」
髑髏の剣士「どおおおおおお!!!」
勇者B♀「ふえええ~んこわいよー!!」
戦士勇者♂「そらあ!!」 ズバンっっ!!
パンサー「ぎゃ!?」
北の隊長「魔物に構うな!!まっすぐに戻れ!!私が後ろで魔物を引きつける!!
全員まっすぐ…
髑髏の騎士「っしゃあ!!」 ズバッ!!
北の隊長「うぐあ!?」
戦士♀「隊長さん!!くっ…なんてことに…!!」
北勇者達「う、うわあああ!!帰り道に魔界樹の群れが!!」
北勇者達「いやあああ!!メラミ!! ヒャダルコ!!!」
【 各勇者達は次第にバラバラに戦闘をする事になった… 】
北の隊長「ま、まて…!!バラバラになるな!!
入ってすぐにこんな事になる森で、散り散りになっては…!!」
戦士♀「きゃああ!?」
勇者A♂「おああああああ!?」
弓使い「くっ…!なんという失態だ!!この私がこんなところで…だと!?」
====================================================
勇者「そんなことが……!」
弓使い「…………」
勇者「それで弓使い…君だけが生き残って??」
弓使い「…いや、」
勇者「まだ生きてる人が!?」
弓使い「…すまん、言葉が悪かったようだ。まだ全員…北の勇者部隊は存命だ。」
勇者「えっ」
弓使い「…まだこの続きなんだが」 ガタガタ…
勇者「こ、この森には何が…」ゾクッ
弓使い「……続けるぞ」
====================================================
【 結果、北の勇者部隊が散り散りになって…俺も1人になってしまった。 】
弓使い「はあ…はあ…!!くそ!!!ふざけるな!!!私がこんな場所で惨めに死ぬだと!?」
弓使い「このビッグボウガンで仕留められない魔物はいなかったはずだ!!
なのに…なのに……!!」
弓使い「わ、私は……もし、森を出れなかったら……し」
弓使い「……………」
弓使い「う、ううう……ううう…!!」ガタガタ…
=====================================================
勇者「………
弓使い「そうやって怖くなってるときだったよ」
=====================================================
???「あ、あなたもはぐれてしまった方ですね!」
弓使い「む!部隊のものか!?
…!?」
【 …それはそれは一目で惚れるくらいに美しく
今は妖艶だとおもうほどの女性だったよ 】
???「ああ!どうしましょう!!ここにもはぐれた方が!!」
弓使い「き、貴様!!誰だ!!部隊のものではないな!!」
【 なんてことは言ってたが、内心喜んだもんさ。1人で迷ってたからな。】
魔女メイド「…私はこの森にある洋館ではたらく魔女メイドでございます。」
弓使い「魔女…メイド??」
魔女「急いでください!私の同僚が、
あなたと同じ部隊の方々を屋敷に保護しています!」
弓使い「なんだと!」
【 はやく安全な場所に行きたかったオレは、ほいほいその女の
言う事を信じて、後について行き… 】
【 樹海の中でたたずむ洋館に案内された訳だ。 】
北の隊長「お、おお…弓使い!!すまなかった!!私のせいでお前達を酷い目に…!!」
弓使い「別に…気にしていませんよ。」
【 格好つけてた事が今にも恥ずかしい… 】
わいわい…
がやがや…
【 洋館のホールには部隊全員がいたよ。
ケガはしていたが、屋敷のメイド達が治療していた 】
弓使い「………ふう」
【 安堵した俺は、そのまま屋敷で部隊全員と一緒にお世話になった。 】
================================================
勇者「…………」
弓使い「…俺以外は、まだそこにいる。」
勇者「なんとなく…だけど、嫌な予感が」
弓使い「続ける…ぞ」
勇者「(弓使いの顔が青ざめてる…恐ろしい魔物がいたのか!?)」
おおう、まさかの投下とは嬉しい限り。
それにしても他の勇者連中だらしねぇなw
それにしても他の勇者連中だらしねぇなw
================================================
【 その館は魔法の国の偉い学者兼冒険家が、樹海の研究で住んでいる洋館だった 】
【 屋敷周辺には結界がはられて、魔物が侵入できないようにしてあった。 】
北の隊長「そうか…ここのご主人の寛大な心には感謝しきれない…」
メイド「主人はあいにく、多忙のみでして…
私から伝言致します。
おそらく、あなたがたがここを出発できるようになっても
ご主人様は仕事で、あわないかと…」
北の隊長「いや、いいんです。
我々を助けてくださったことに文句などありません。
しかし…すごい道具をお持ちだ。」
メイド「はい。これはこの森で迷わないように作られたランプです。
この光は魔界樹が嫌いな光で
道を覆ってたりする魔界樹を遠ざけたりします。
あと、数時間魔物を寄せ付けない強力な香水など…」
北の隊長「なるほど…そのランプで我々をみつけ…
先程から漂ってる、この甘い匂いで……本当にありがとうございます。」
メイド「いえいえ♪
ともかく勇者様達は、ここでゆっくりしていってください。
ご主人様は既に人数分のランプ、香水を用意してくださってあります。」
北の隊長「本当に感謝しきれない…」
メイド「ただ…香水はかけてすぐ効くものではないので、
体にしみこませる必要があるんです。」
メイド「就寝前につけさせてもらっても宜しいでしょうか?」
北の隊長「もちろんです!」
メイド「なじむには遅くても2週間ほどですが…」
北の隊長「構いません…皆を危険にさらしてしまった責任ですので…」
メイド「了解しました。」
【 その香水が、そもそも間違いだったんだ。 】
==============================================
勇者「ゴクリ…」
弓使い「ふう……」
【 弓使いは額の汗をぬぐう… 】
弓使い「それでだな…」
魔界樹「ぐあああああああああああああ!!!」 ガサガサ!!
弓使い「!?」
勇者「メラ」 ピっ
ドルルルルルルルルルルルッッ!!!
バリバリバリバリ!!
魔界樹「」
勇者「ごめん、続きを…いいかな?」
弓使い「あ、ああ……」
===============================================
【 勇者A♂ 弓使い の部屋 】
弓使い「香水か…これで本当に大丈夫なのか??」
勇者A♂「大丈夫なんじゃないか?
丸腰のメイドさんがランプ片手に来たんだ。
ここに来るまで魔物が避けてたのをオレはみたぜ。」
弓使い「そうか…ならうまく利用させてもらうとしよう」
勇者A♂「感謝の気持ちをちゃんとしとけって…」
弓使い「こ、これでもしてるつもりさ…」
勇者A♂「しかし遅くて2週間か…
体がなまりそうだな…」
弓使い「屋敷の前には広い広場もあるし
ここの主人から許可がとれれば演習ができるだろうな」
勇者A♂「なるほど…それはいいな。」
弓使い「もう夜も遅いな、
寝るとしよう」
勇者A♂「ああ、お休み」
【 豪華な食事、治療、庭での演習…香水がしみ込むまでの間、
そうやって過ごしたんだ。 】
==========================================
魔界樹「ぐしゃあああああ!!!」
勇者「真空波!!」 ぶん!ぶん!!
ズ バ ン !! ズ バ ン !!
魔界樹「」
勇者「ごめん、ここにも魔物がくるみたいだっ!」
弓使い「……それでだな」
===========================================
【 丁度その洋館に来て3日くらい立ったかな… 】
【 庭 】
勇者A♂「さすがですね…隊長は、その見事な剣さばき…惚れ惚れしますよ。」
隊長「照れるではないか…あんまり大人をからかうもんじゃないぞ。」
勇者A♂「いえ!自分は本当に隊長を尊敬しているんです!
その美しさ…まるで隊長をあらわしてるかのようなんです!」
隊長「ば、ばか…そんなに近づくな……ほら!練習を続けろ!!」
勇者「…はい!」
隊長「まったく…//」
弓使い「(あいつ…何やってるんだか……)」
【 今まで真面目だった勇者A♂が、その日やけに
隊長相手にはりきってたのが発端だ。】
===============================================
勇者「勇者A♂くんが…隊長をナンパ?」
弓使い「まあ…そうなるな。ともかく、その時は変に思わなかったんだが……」
弓使い「驚いたのは、次の日の夜だ。」
勇者「えっ」
【 4日目の夜、俺はトイレにいきたくなって目が覚めた… 】
弓使い「……勇者A♂?」
【 ふと横を見たら、彼の姿が見当たらなかった…
たぶん俺と同じでトイレだろうと思ってたんだ。 】
ジャー
弓使い「…トイレにはいなかったな。
ほかのメンバーとはあったが。
すれ違ったか。まあいい。」
【 自分の部屋に戻る時、戻れる通路は複数あったから
なんとなく隊長の部屋がある通路をあるいたんだ。 】
弓使い「(…隊長の部屋から明かりが漏れてる)」
弓使い「(立派だな…夜遅くまで作戦でも練ってるのだな)」
【 たぶんこの屋敷に来てから自分の無力さを無意識に思い知ってたんだと思う。
今まで他人を小馬鹿にしていたが、そう思わなくなっていた。】
「…!」
「………!……っ!……めだ!!」
「………!!…」
し~ん
弓使い「…声?」
===========================================
弓使い「声がしたんだ。勇者A♂と隊長の声が」
勇者「二人の?」
弓使い「…………」
勇者「………」
弓使い「………」
勇者「弓使い?」
弓使い「……何してたと思う?」
勇者「えっ」
弓使い「何してたと思う?その二人」
勇者「なにって…」
弓使い「なにかだよ…」
勇者「え…今後の相談とか……」
弓使い「……」
勇者「あ、まさか意外にも勇者Aくんが、隊長に猛アタック!?」
弓使い「猛アタックならまだよかったな。」
勇者「えっ」
弓使い「部屋を覗いた俺も悪いが…
セックスしてたんだ、その二人。」
勇者「ぶほっ」
弓使い「………はぁ」ぶるぶる
勇者「セックスってあの、セックス?」
弓使い「そうだ、セックスだよ。」
勇者「男性と女性が××××××××××××××××××」
弓使い「××××××××××××だよ」
勇者「マジで!?」
弓使い「だ、だから声がでかい!!」
勇者「ごめん」
勇者「へえ…二人の中はそこまで急接近したんだ。」
弓使い「違うな。急接近させられた。」
勇者「ええ?」
弓使い「ああ…今思い出しても……疲れが溜まる。」
勇者「辛くなったらホイミかけるよ」
弓使い「…ありがとう」
勇者「うん」
==========================================
「隊長…!隊長っ!」
「あっっ!…やぁ……だめっっ……そんなに…強…く! ん///」
「はあ…はあ…はあ…!」
「あっ…や……///~~~!!!」
弓使い「(ゆ、勇者A♂のやつ…実はやるほうだったのか……それにしても)」
「~~~!!っっ///」
弓使い「(隊長…あんなに乱れて……普段男勝りの人があんなに色っぽく…)」
弓使い「(いかんいかん!他人の恋路を邪魔をする趣味は無い!!)」
【 自室の前 】
弓使い「ちっ…嫌なものを見てしまった……早く寝よう。」
巨乳メイド「あらぁ?弓使いさん…眠れないんですかぁ??」
弓使い「うお!?」
メイド「あっ…ごめんなさい~、急に立っていて……」
弓使い「あ、ああ……別に私は……」
メイド「~?♪」
【 その子、妙にぴっちりしたメイド服をきてて
胸がはりさけそうだった。おまけに表情も……その時は眠たそうな顔だな
って思ってたんだ。 】
弓使い「…おやすみなさい」
メイド「ボソ…あん♪残念 はい、おやすみなさいませ」
弓使い「…………」
【 その夜は眠れなかった。その前の出来事に驚きを隠せなかった事と、もう1つ… 】
【 妙に勃起していた。心臓がバクバクするし自慰行為もしたかったが…
興奮して…眠れなかった。】
=============================================
勇者「……」
弓使い「…言っておくが全て事実だ。」
勇者「えっと…まあいいや。」
弓使い「…それでだ。その日を境に皆おかしくなって行った。」
勇者「みんな…!?」
============================================
【 男子トイレ 】
「だ、だめだよ…こんな場所だと気づかれちゃう//」
「いいじゃないか…!それに意外とみんなこっそりやってるみたいだぜ?
溜まってるんだよ。好きな子への思いにさ。」
「あっ///」
弓使い「(あ、あぶなかった…くそっ トイレでするなよ…)」
【 部隊の異性同士でくっつくやつもいれば… 】
=============================================
【 隊員の部屋 】
「め、メイドさん……まずいっすよ。」
「なにが…ですか?」
「お、俺…メイドさんとは!」
「一目惚れ…ではダメですか?」
「!!…メイドさん! !」
「あんっ♡」
弓使い「…自室のドアくらい締めろよ。」
=============================================
【 ホール 】 階段の裏
戦士♀「勇者B♀さぁん…//」
勇者B♀「ふえっ んっ チュっ レロ… 私も…」
【 女性に至っては同性同士でしているものもいた 】
弓使い「(いったいどうしたんだ…ふぬけすぎだろ)」
=============================================
勇者「…っ!」
【 勇者は前屈みになった… 】
弓使い「おまえ…勃起したのか?」
勇者「ご、ごめん……」
【 数分後 】
勇者「…それでみんなセックスするようになったの?
館のメイドさんも混じって??」
弓使い「ああ……」
勇者「で…でも、そういうのもある事なんじゃないかな?あははは」
弓使い「……人間同士の間ならまだよかった」
勇者「…………」
弓使い「……皆が1日中セックスに溺れるようになったのは香水をつけて
10日目。」
弓使い「…俺はその時までしていなかったが、それは幸運だった。」
勇者「はあ…」
弓使い「なにせ…館にいるメイドは…全員!
「サキュバス」っていう淫魔なんだからな…!」
勇者「は!?サキュバス!!?」
弓使い「……ああ、そうだ。」
弓使い「サキュバスの群れに…部隊は精神的に全滅させられた!」
勇者「そんな…」
つづく
戦士って序盤にスライムに囲まれてたときに助けてくれた戦士だよな
乙
乙
乙でした
そういやドラクエ8だけやったことないからモンスターのレベルアップの感覚がようわからんな…
まぁ7も3DSで出でるし、8もその内リメイクされるだろうな
そういやドラクエ8だけやったことないからモンスターのレベルアップの感覚がようわからんな…
まぁ7も3DSで出でるし、8もその内リメイクされるだろうな
>>640
ドラクエ5で例えると結婚の婚約指輪の場所が、いきなりデモンズタワーと天空の塔?みたいな感じです。
ドラクエ5で例えると結婚の婚約指輪の場所が、いきなりデモンズタワーと天空の塔?みたいな感じです。
独り言程度の感想ならいいんじゃね?
十何レスも消費するからおかしくなる
十何レスも消費するからおかしくなる
期待しちまうから投下じゃないときはせめてsage入れておいてくれよ
まんま国語の授業とかであった事ですが。
感想=話題に対して、一言or1回だけ何かいったりする。コメント。
雑談=話題に対して、複数人or決まったグループで何度もソレに対して話し合う。議論。
あと、次回の投下ですがたぶん「Rー18」になっちゃいます。
そういった展開が苦手な方はご了承ください。
では水曜日か土曜日の夜にまた来ます。
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