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元スレ勇者「 最終的に頼りになるのは自分の力だ」
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乙
しかし勇者補正のせいでもあるけど素手って臨機応変に態様できるな
というかRPGももっと拳の主人公増やして欲しい
なんでみんな剣ばかりなんだ
しかし勇者補正のせいでもあるけど素手って臨機応変に態様できるな
というかRPGももっと拳の主人公増やして欲しい
なんでみんな剣ばかりなんだ
>>515しつこいよ君。まとめいけ。
ゴメン、もう黙ろうみんなこのレスはスルーしてくれ。俺はもうROMる
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>>515しつこいよ君。まとめいけ。
ゴメン、もう黙ろうみんなこのレスはスルーしてくれ。俺はもうROMる
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>>515しつこいよ君。まとめいけ。
ゴメン、もう黙ろうみんなこのレスはスルーしてくれ。俺はもうROMる
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>>515しつこいよ君。まとめいけ。
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投下するときは20レス分ぐらいしてるしそれぐらいの更新で期待しないほうがいい
老人「ああ、とりあえず今日はもう寝なさい。
もしここに誰かきても誰もお前さんがここにいるとは疑わないじゃろう。」
勇者「……」
老人「『時代遅れの場所に人がよるもんか』といつもあいつらにいわれてるからのー」
勇者「……」
【 翌日 】 【 魔法の国 】 城
魔法使い「で?捕まえる事は出来なかったの?」
魔導士「はい…申し訳ありません……」
部下達「…………」
魔法使い「ヒャダルコ」
【 魔法使いが呪文を唱えると、彼女の持つ杖から
氷の刃が飛び出した!! 】
魔導士「!?」
魔法使い「何の取り柄も無い、素手の人間を取り逃がしたというの?
魔法族の恥ね。」
ドス!! ドスドス!!
魔導士「ぎゃああああ!?」
部下「……!」ガクガクッ
魔法使い「こいつを牢屋にぶち込んどきなさい!!
明日、もういちど町中を探しなさい!!
絶対にヤツを捉えるのよ!!!」
部下達「は、はい!!」
【 彼女の周辺にいた部下達は急いで、部屋から出て行った。 】
魔法使い「使えないわ…それでも魔力を宿した人間なのかしら。」
魔法使い「……」
魔法使い「前居た時は他の国だったから見逃してやったけど…
この国に来た事を後悔しなさい。素手勇者。」
執事「…魔法使い様」
魔法使い「何かしら?」
執事「国王様がお呼びです」
魔法使い「わかったわ」
【 魔法の城 】 魔法王の寝室
魔法王「おお!魔法使い!!
今日も悪人が出たようだが…大丈夫だったか?」
魔法使い「ご安心を。
この国の治安を守る魔導部隊を率いる者の1人として
どんなささいな悪時も見逃しておりません。
…本日は逃がしてしまいましたが、直に捕まえてみせます。」
魔法王「うむ。魔法使いは頼りになるな!魔法使いがいればこの国は安心じゃ!
魔法使い「そんなもったいないお言葉は…」
魔法王「妾はそう思ってるぞ。それで…今日は」
魔法使い「…今日も見ますか?
私の氷魔法を」ニコ
【 魔導士は杖から、氷の結晶を無数にまき散らした。
結晶が薄暗い部屋の光に反射し、幻想的な空間を作った!」
魔法王「わぁ~♪」
魔法使い「ふふ、次は風の魔法を使いますね…」
魔法使い「(なんという純粋な笑顔…どんな幼子よりもむじゃきで美しいわ
この笑顔を守るために、私は……両親の後を継ぐ。)」
魔法使い「(そのために、些細なミスでも犯してはダメ。)」
魔法王「お?魔法使いー、頬に傷があるがケガしたの??」
魔法使い「御心配なく、魔法王様。ちょっと切れただけで大丈夫ですよ。
さあ、次は炎の魔法を見せますね。」
魔法王「おお~♪」
魔法使い「(…この頬の小さな傷。これも返さないとね。
この方に気遣いされるなどもってのほかだわ。)」
【 翌日 】
勇者「ふあああ…よく寝た。」
勇者「……」
勇者「これからどうしよっかな…」
老人「…そうそう、お主の寝てる間に魔導士どもが来たわい。」
勇者「え!?」
老人「大丈夫じゃ。
あいつら、家の中を見て汚らしいと思ったんじゃろうな。
嫌な顔してすぐ帰って行ったわい。」
勇者「そ、そうですか。」
老人「さ、朝食を食べ終えたらお前さんに見せたいものがある。」
勇者「はあ…」
【 オンボロ道場 】 中庭
勇者「中庭って、この国の城壁に対して作られてるんですね。」
老人「そうじゃ、城壁に的を置いたりして射撃の訓練なんかもあったぞ。」
勇者「おお…」
老人「それに、ワシの家は裏路地と、城壁に面しているから
余程の事が無い限り裏路地から勇者の姿が見える事はまずなかろう。」
勇者「やった!」
老人「騒ぎが落ち着くまで、ここでゆっくりするとええ」
勇者「いいんですか?僕一応罪人ってことになってますけど…」
老人「おぬしみたいな人間に会えて嬉しいのじゃ。
だからそのお礼だ。」
勇者「おじいさん」
老人「そんな暗い顔するでない!
ほれ、お前さんの実力をみせてみい!!」
老人「丁度20メートル先、城壁に的が置いてあるじゃろ?
おまえさん、メラを色んな種類で放てるって言うし見てみたいの。」
勇者「あ、いいですよ。」
老人「ありがたや、ありがたや。
せっかくじゃし賢者も呼ぼう」
賢者「……」ぷるぷる
勇者「じゃあ、いきまーす」
勇者「メラ!」 ドウン!!
ドバ!!
【 勇者の放ったメラは、的を打ち抜いた! 】
老人「ほう…(メラにしては、速度もややはやく威力もあるの)」
賢者「ふえ……」ぷるぷる
勇者「えーっと、つぎは隣の的に散弾式っと…」
勇者「………」 ボオッ…
【 勇者は握りこぶしを作った!
拳の中で、炎のエネルギーであるオレンジ色の光がどんどん大きくなって行く!! 】
勇者「メラ!」 ぶわ!!
ビュババババ!!
ドオン!! ドンドン!! ドオン!! ドドン!!
【 勇者が、拳に溜まったエネルギーを振って拳を開くと
大小バラバラの複数のメラが的の周囲に向かって着弾した。 】
老人「ふむ…なるほどな。」
賢者「ひええ…」ぷるぷる
勇者「…で、次が連射型。」
勇者「……」 ピッ
【 勇者は残った的に向けて、人差し指を向けた 】
勇者「メラ!!」
バババババババババババババッッッ!!!
バリ! バリバリ!! ババリ!! バリバリバリ!!
【 指先から、極小のメラが次々と放出され
的を蜂の巣に焼き尽くして行く!! 】
バババババババババッッババッッ バッッ…… プスン
勇者「あ、魔力が切れました。」
老人「うむ、ごくろう。」
勇者「僕の使うメラはこんな感じです。」
賢者「………」ぽか~ん
勇者「えーっと…」
老人「おまえさん、素手での戦いで色々答えを導きだしているようじゃの。」
勇者「え…」
老人「素晴らしいぞ。ここまでメラを工夫してるとは。」
勇者「あ、ありがとうございます!」
老人「では少し経ったら、今度は素手の方を見せてもらうぞ。」
勇者「はい!」
賢者「お、お茶をどうぞ…。ふえっ」 ぷるぷる
勇者「(そ、そういう小動物みたいな表情は正直かわいい…)
老人「では、いつも素手でどんな風に戦ってるかみせてもらっていいかの?」
勇者「…じゃあ、せいけんづき!!」 ボッッ!!
勇者「ばくれつけんっっ!!」 ヒュバババッ!!
勇者「石つぶて!!」 ヒュン! ヒュン! ビュン!!
勇者「肘打ち!踵落とし!!」
勇者「回し蹴り!!」
勇者「そして、真空波!!」 ぶおん!!
スパッ!!
老人「!!」
賢者「えっ」
勇者「使うワザとかはこんな感じです。
あとは、その場その場の状況で魔物を倒せるよう
戦い方も……こう、自由にやってます。」
勇者「素手で何も持ってない分、色々なものをつかって戦うときもあります。」
老人「うむ…そうか。」
老人「…賢者よ。」
賢者「は、はい!」
老人「ワシに、バイキルトとスクルトと…それにピオリムをかけておくれ。」
賢者「えっ」
勇者「えっ」
老人「素手勇者よ。ワシはとくに現役を引退したが
手合わせくらいは出来るぞい。」
勇者「!!」
賢者「あう…じゃ、じゃあかけますね。」
【 賢者は「バイキルト/スクルト/ピオリム」を唱えた! 】
老人「おうふ…」
勇者「なんだ…?」
【 老人の体が光り輝く! 】
老人「…さすがに年じゃから身体能力を上げさせてもらったぞい。
わしの見た感じ…パワーだけならお主の方が上じゃがな。」
勇者「は、はあ…」
老人「ふふふ…いくぞい!!」 ビュバ!!
勇者「おう!?」 ヒュン!!
【 勇者は体を捻らせて、手刀を避けた!! 】
老人「ほう、やるのー。
じゃが、練習だからといって止まってるようじゃいつか痛い目に会うぞ!!」 ガン!!
勇者「ぬわ!?」 ズデン!
【 素早い足場らに、勇者は仰向けに倒れる!! 】
老人「ずあっ!!」 ズオ!!
【 倒れた素手勇者に、すかさず老人の突き! 】
勇者「おあ!」 ゴロゴロ…!
老人「素早い、転がり避けじゃ。
そのくらいの速さなら今後も精進すれば問題なし…」
勇者「はあ…はあ……!」スッ
老人「隙がでかい!!」 ドウン!!
勇者「ごあ!?」
老人「素手勇者よ…油断するなと行ったはずじゃ。
まさかワシがヨボヨボで、攻撃したらポックリ逝きそうだと考えては折るまいな?」
賢者「お、おじいさま…もう一度スクルトとピオリムです!!」
【 賢者が魔法を老人にかける 】
老人「おうっふ…賢者よさっきの魔法がまだ効いてるわい。
重ねがけでパワー以外素手勇者より勝ったかの??」
勇者「えっと…」
老人「ばかもん!油断はするなと行ったはずじゃ!!
いくぞ!!手加減はせん!!」
ドウン!!
ガン!!
勇者「う、おおお!? いて!? んが!?」
老人「そらそらそらそら!!」 びゅびゅびゅびゅ!!
【 老人の拳の嵐に、すかさず両手ではじきながら交代する素手勇者! 】
とんっ
素手勇者「!」
【 しかし、城壁に追い込まれた!後ろに逃げ場がなくなった! 】
勇者「ば、ばくれつけん!!」 ボッッ!!
老人「おっと!」 ヒュン!
【 勇者の爆裂拳を、後方に下がり間一髪で下がる老人! 】
勇者「はあ…はあ……」
老人「……勇者よ。お主素手で戦うときはどういう風に考えて戦っていたかの?」
勇者「そ、それは…」
老人「わかりやすく説明してくれ。」
勇者「とにかく必死でした。素手だけでしたので、生き残れるようになんでもつかって戦って…
油断しないように…」
老人「ワシはお前を殺せる人間に見えるかの?」
勇者「えっ」
老人「お前を食い殺せる魔物なら、お前さんは
自分が死なないようにするため、神経を研ぎすませ目の前の敵を倒す事に集中するじゃろう?」
勇者「え、ええ…」
老人「わしは?」
勇者「えっ」
老人「わしじゃよ。自分より弱い、または命の危険を及ぼす可能性の低い相手にはどう戦う?」
勇者「そ、それは…!」
老人「そういった相手にも実戦と同じように集中する事じゃ。」
勇者「は、はあ…」
老人「たとえ、練習とわかっていても培った経験はいずれ力になるのじゃ。
慣れたものを初心に返すと言っても良いかの?
あ、もしかしてお前さん実戦ばかりで逆に組み手とかしてなかったり??」
勇者「あ、はい。自分はずっと魔物と毎日のように戦ってたので、人間相手の戦いはあんまり…」
老人「ふむそうか…」
老人「まあいい……行くぞ!!」 ギュン!!
勇者「おわ!!」 ぶん!!
ど す !!
勇者「あっ」
【 老人の攻撃を、ギリギリとかわした勇者は
彼のお腹にカウンターを決めてしまった!! 】
老人「うえっぷ…」
勇者「だ、大丈夫ですか!?おじいs…
どか!!
勇者「…ごが!?」
老人「わはは!油断はするなと何度も言うじゃろうが!!
おぬしルール無用の実戦に慣れすぎて、ルールが2重にもなってる組み手の戦いが若干苦手なようじゃの!!」
老人「それでよく大会で勝ち進んだわい!!大会は組み手じゃないからか!」
勇者「く、くっそ…!!」
老人「とりあえず続けてみるかの!
ほっほっほ!」 タタタタタタ!!
【 老人は中庭を走り続け、素手勇者をかく乱させた!! 】
勇者「は、はやい…」
勇者「どう接近するか…」
老人「隙あり!!」
【 後ろから急接近する老人!! 】
勇者「くっ……」
【 結局素手勇者は思うように戦えず、老人にボコボコにされました。 】
【 夜 】
勇者「ふう…」
老人「どうじゃった?組み手は??」
勇者「なんというか…いつもよりやりにくい感じでした。
戦ってたのが魔物や、試合の選手ではなかったので…」
老人「ほっほっほ…そうじゃろう、そうじゃろう」
勇者「明日も組み手してもらっても良いですか?」
老人「そりゃ無理じゃ。ワシ今日ので限界じゃ。」
勇者「えっ」
老人「昔、素手で戦った事のあるワシでも
引退してから10年以上もたつし年なだけじゃ。」
老人「お主とずっと戦う事は出来んわい。」
勇者「そ、そうですか…」
老人「それにお主には修行の必要は無いかもな」
勇者「えっ」
老人「少し前から商人お噂で聞いた素手勇者の伝説…
北の国ではスライムを何百匹も倒し、その後も素手で旅をつづけている…」
勇者「はい」
老人「ここまで素手でくれば充分修行を積んでる事になる。
あとの素手の戦いは勇者の好きにしたらええ。」
勇者「…いつもどおり??」
老人「そうじゃ。変に考える必要は無い。
これからの旅もお主のいつもの考えで行けば良い。」
勇者「あー…なるほど。」
老人「じゃが、1つ忠告するとなると…」
勇者「?」
老人「今日みたいな油断はしないことじゃ。
いつかそういう場面がくるからの。」
勇者「は、はあ…」
老人「うむ、わしからお前に話す事は以上!
さあ寝るぞい。」
勇者「は、はい」
【 さらに1週間後… 】
【 中庭 】
勇者「………………」
賢者「………………」
勇者「………………」
賢者「………………」
勇者「………………」
賢者「………………」
勇者「………………」
賢者「………………」
勇者「………………」
賢者「………………」
賢者「…はい、めいそうの時間は終わりです!」
勇者「あががが…あ、足が……」
賢者「あ、足の痛みでへこたれてるようでは精神統一はまだまだ先なのです!」ぷるぷる
勇者「精神統一ね~…こうやって正座して目をつむってるだけで魔力って増えるの?」
賢者「た、たった1日の修行で増えません!
全ては神の導きなのです!!あ、あなたが素手で戦い続けたように
毎日めいそうすることで、神の加護から精神に魔力がそそがれるのです!!」
勇者「そ、そう…すごいね神様は。」
賢者「当然です!!」
勇者「お、おう」
【 その日の夕食 】
勇者「ごくごく…」
老人「……」
賢者「……」プルプル…
勇者「うん、やっぱり聖水はうまいな。」
老人「…いつも思うが聖水は飲み水ではないぞ。
森で遭難した話はきいて驚いたが」
勇者「水分も、リンゴくらいだったのでいっそのこと聖水のむようにしたんです。
最初は変な味で飲みにくかったんですけど、慣れれば結構クセになるんですよ。」
老人「それで、ミイラに噛みつかれたとき…」
勇者「ミイラの顔が浄化しました。
ほぼ毎日聖水飲んで、聖水で体を洗ってたから体の成分が聖質になったんんでしょう。」
老人「そ、そうか…(はじめてきいたわい、そんな話。)」
賢者「ふえっ…せ、せいなる水の使用方法を犯すのは…か、神への冒涜です!!
あなたに裁きを、あ…与えます!!」
勇者「わああ!!フォーク投げてこないでえ!!」
老人「やれやれ…」
【 食堂 】
勇者「あービックリした。
ぼく別に神様の冒涜とかそういうの考えた事無かったけど…」
老人「ちょいと孫には訳ありでの。」
勇者「……」
老人「賢者が幼い頃、中央大陸の森で遭難したときがあるんじゃ。」
勇者「そ、遭難!?」
老人「そうじゃ、賢者が遭難して1時間くらいだったかの。
賢者がうずくまって、泣いていると目の前にそれはそれは美しい女性と
逞しい男性がいたそうじゃ。」
勇者「ほう…」
老人「その人達が森の外に出してあげると言っていて
賢者が手を差し伸べた所、気づいた時には
賢者ははぐれた両親のもとにいたそうじゃ」
勇者「へー!すごい不思議な話ですね!!
森の妖精??」
老人「さあ…ともかく、その後賢者は、自分を助けてくれたのは
神様と女神だと信じ込み
故郷の東の国からわしの住むこの家に来て
魔法学校に通っている。というわけじゃ。」
勇者「な、なるほど…なんだか悪い事しちゃったかな。」
老人「気にする事は無い。
ちょっと、真に受け過ぎな所もあるが賢者は真面目なんじゃよ。」
【 さらに数日後… 】
老人「おまえさんにコレを渡しておこう。」
勇者「これは…はやてのリング??」
老人「おまえさんにやる。これでその鎧と、元々持ってるのをあわせてかなりすばやく動けるはず。」
勇者「………そうですか。」
老人「うむ。」
勇者「お世話になりました。」
老人「なんの。久しぶりに楽しませてもらったせめてもの礼じゃ。」
勇者「僕も、町の地図をもらったのですごく助かります。」
老人「なんのなんの。これからも頑張りなさいよ。」
勇者「はい!」
勇者「賢者さんには、朝あいさつをしましたが
学校から帰って来たらよろしく言っといてください。」
老人「うむ、」
勇者「ではお世話になりました!」
老人「みつからんように気をつけてな。
門に近づいたら一気に外までダッシュじゃ。
閉まってたらメラでぶちこわしゃええ。」
勇者「はい!」
【 裏路地 】
【 はやてのリングを2つ装備した素手勇者は
まるでゴキブリのごとく、地を這うようにすばやく移動した。 】
【 あくまで裏路地から出口の門までのルートを
地図を確認しつつ慎重に向かった。 】
【 そして… 】
勇者「ライトセーバーは、布につつんで杖みたいに持つようにした。
柄の部分に布を丸めればそれっぽいな。」
勇者「…さっきも人とすれ違ったが
気づかれた気配はなかった。よし。」
勇者「…この国には二度と来たく無いな。
おじいさん達ともまた会えるかどうかわからないけど。」
今回の聖水飲むシーンで始めてヘルシアを飲んだ時のことを思い出した乙
乙乙!
「今も昔も、カラテを極めた奴が上に行く」ととあるニンジャが言ってたっけ…
「今も昔も、カラテを極めた奴が上に行く」ととあるニンジャが言ってたっけ…
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