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元スレ勇者「 最終的に頼りになるのは自分の力だ」
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ルイーダ「……」
ルイーダ「あんたらどうみても未成年よね!?
ウチは未成年に酒はお断りよ!!さっさと金だけ払って出て行きな!!」
勇者「よ、酔いが醒めました。すみません」
騎士「うう~~気持ち悪い…」
ルイーダ「はやくしな!!」
【 村の宿屋 】
騎士「うえ~気持ち悪い~~」
勇者「はいはい。じゃあおやすみ」
騎士「おやすみ~うえ~」 バタン
勇者「はあ…同じ宿屋でよかった。
僕だって酔ってるのに…」
勇者「寝よっと」
勇者「…う~ん遅いパワーでスピードに勝つにはどうしよっかな。
オリハルコンも錬金釜で何かつかえそうだし……うーん」
勇者「…あっ!真空波とメラ使えば良かったな!!」
勇者「……」
勇者「ダメだ。周りの人に当たってしまう。」
勇者「……それよりも、はやてのリング装備してても避けるの大変だったな。」
勇者「あんまり装備に頼らないで足腰もやっぱ鍛えないとダメかな?
それか装備しても慢心にならないとか…」
勇者「そういや、いつも上半身でさけてるなー
今度は全身を使って避けるようにして…」
勇者「まあいいや、寝よう
あの子と戦ってから砂漠に行けばちょっとは
鍛えられるかな。」
勇者「ぐー…」
【 翌日 】 村
勇者「あれ、騎士さんいないな…」
勇者「あーそういえば、酒飲んじゃってたし二日酔いかな。」
勇者「よし、外でも散歩してこよう」
【 宿 】
騎士「うえええ…気持ち悪い……」
騎士「うえええええっっっ…」げろげろ
【 村の外 熱帯地域 】
勇者「暑い…」
勇者「なんか殺風景な場所だ。砂も多い。」
勇者「…ん?」
キメラ「くえー!!」
【 キメラがあらわれた!! 】
勇者「なんだあの魔物!!」
キメラ「うしゃー!!」 ゴオオオオっっ!!
勇者「あっっつううう!?」
【 キメラの火炎の息! 】
勇者「このやろう!!」
【 勇者はとびかかって殴ろうとした! 】
キメラ「くえー!!」サッ
勇者「くっ!?速い!!」
勇者「メラ!!!」バババババババッッッ!!
キメラ「ぐえ!?」
キメラ「きええええっっ!!」
【 しかし、あまり効いていない! 】
キメラ「ぼわあああ!!!」
ボッボボボボボ!!!
【 キメラはベギラマを繰り出した! 】
勇者「うわ!?うっそ!!こいつ火炎型なのか!?」
勇者「あちいいいいいい!?」
【 勇者は怯んだ! 】
キメラ「くええええ!!」 ビュン!!
キメラ「くえ!くえ!くええ!!」
ガッガッガッガ!!
【 キメラのつつく攻撃! 】
勇者「いた!?あが!?っぎゃあ!!」 ズテン!!
勇者「この野郎!!」 がしっ!
キメラ「ぐえ!?」
勇者「じぇらああああああああああっっっっ!!!」 ボ ン ッッッ
ぶじっ
キメラ「」
【 キメラは潰れた!! 】
勇者「あっ…がああっ!!痛い…痛い!!
くそ!!この魔物…鎧が無い所をピンポイントに…くそっ!
ホイミ!ホイミ!ホイミ!!」
勇者「…っふー。あー…痛みと出血はようやく消えた。
速いし、空も飛んでるし厄介だな。
グローブ外したいけど、こういう状況でも対応できるようにならなければ
いざって時に困りそうだし…
もうちょっと散歩したら帰って筋トレしよう。」
勇者「しっかし、ホントこのあたらい草木が全然ないな…
食料見つけるのも至難だぞ……」
キメラの死体「」
勇者「……」
キメラの死体「」
勇者「………」
勇者「……丁度いいや、こいつを持ち帰って料理できるか街の人にきいてみよう。」
ルイーダ「ちょっとアンタ!!店に何持ち込んでるのさ!!」
勇者「えっ キメラの死体ですよ。
これって料理にでも…」
ルイーダ「ふざけないで!!!キメラの料理なんか出せる訳無いでしょ!!」
勇者「えっじゃあ食べれないんですか?」
ルイーダ「食べれるけど、ウチでそんな料理は出しませんっ!!」
勇者「いた!?いたい!フォーク投げないで!!」
ルイーダ「うっさい!さわやかマッチョがキメラの死体持ってきたの見て
ビックリしてるのよこっちは!」
勇者「えー…」
【 街の空き地 】
勇者「メラ!
【 キメラの死体は勢い良く燃えた! 】
【 キメラの焼き肉が出来上がった。 】
勇者「………かじ」
勇者「!」
勇者「うまあああ!!
これはすごい!!あんなハゲの鳥なのに、こんなにウマいのか!!」
勇者「これを売らないなんてあの酒場のオバサンは偏見持ちだなー」
勇者「ヘヴィメタルハンマーーーーーッッッ」 ッッ ボ ン !!
【 勇者のせいけんづき! 】
騎士「大振りだぞ!!」 ザシュ!!
勇者「ぬあ!?」
【 勇者のドラゴンメイルに、騎士の斬撃が入る!! 】
【 一本! 素手勇者は負けてしまった… 】
勇者「くっそー……はやくておいつけないや。」
騎士「そのグローブを外してみたらどうだ?
そうとう重そうだが」
勇者「外しても良いけどね、僕はこれをならしたいから。」
騎士「ふむ、そうか…。」
勇者「はあ…はあ…。一日中戦ってたし結構疲れた…。」
騎士「そうだな。私もヘトヘトだ。」
勇者「じゃ、またね。」
【 その日のよる 】
勇者「いやし草と、どくけし草って合成したらどうなるかな?」
【 勇者は2つのアイテムを錬金釜にいれた 】
ぼかん!!
勇者「うわ!?」
勇者「……失敗?合成できないと、アイテムは吐き出されるのか。」
勇者「……」
勇者「あっこれって、よくよく考えたらいいことじゃん!!
無駄に使わないですむぞ!!おっしゃああ!!」
勇者「…食べ物も出来るのかな?」
【 翌日 】
わーわー
きゃーきゃー
勇者「…外が騒がしいな。」
【 村 】 外
東隊長「…というわけで、砂漠にはエレメント系のモンスターがうじゃうじゃ出て来るポイントがある。
1カ所にいるわけでもないので砂漠への道は、しばらく控えた方が良いです。」
村長「うむ、ありがとうございますじゃ。村のものにも伝えておきます。」
東隊長「ではこれより、我々はここで戦力の補給と人員の治療に当たります。」
村長「わしの家や、村の商品も存分に使ってくださいな。
やけどの酷い方もいるようで…」
東隊長「ええ、エレメント系の
東勇者A「くそ!魔力さえあればあんなやつら!!」
東勇者B「物理的な攻撃が効かないなんて反則よ。」
東勇者D「あー…おれ、魔法の勉強しといて良かった……」
勇者「……うおっ 東の勇者部隊?
結構ケガしてる人が多いな…」
勇者「こんちは。ホイミ入ります?
東勇者F「あ、どうも…」
勇者「ほいみほいみほいみー」
東勇者F「まあ…ありがとうございます。」
勇者「さっきエレメント系がなんとかって聞いたけど
ここから先の砂漠には強いモンスターがいるの?」
東勇者F「はい…、砂漠の中間辺りで「フレイム」「メラゴースト」などの
エレメント系のモンスターに出くわして…」
勇者「エレメントモンスターか…」
東勇者F「物理攻撃が効きにくいんです…
幸い、この部隊にいる人達の半数以上は魔法が使える人がいるので
なんとか、大事に至らずにすんだのですが…」
勇者「相当辛かったみたいだね…
70%くらいの人がケガしてるじゃないか。」
東勇者F「お恥ずかしい限りです。勇者の素質があるのに、このざまです…。」
勇者「そんなことないと思うよ。
無事にここまでこれたんだし。」
東勇者F「やさしいのですね。」
勇者「そう?まあ僕も勇者だけど。」
東勇者F「まあ…」
勇者「じゃ、もう1回ホイミかけとくね。それじゃ」
東勇者F「…本当に優しい方。」
【 村長の家 】
東隊長「…砂漠越えは1人でするのには辛いぞ。
たとえ、君が素手でここまで来たのが本当だとしてもだ。」
勇者「マジですか。」
東隊長「うむ、勇者が何十人も揃ったと言っても結局は肩書きだけの身分。
それでも大人数でさえ砂漠越えは辛いのだ。」
勇者「うーん…どうしようかな。」
東隊長「ルイーダの酒場で、仲間をあつめるのはどうだ?
私の出身国は商業で盛んだし、なにより部隊以外にも多くの勇者の素質を持ち
冒険者として旅をしているものもいる。」
勇者「そういえば、そうでしたね。勇者の数ってかなり多いですし。」
東隊長「うむ。では、君の旅に神の加護があることを…。」
勇者「はい。どうもありがとうございました。」
【 村の外 】 魔法の国方面
騎士「では、私もいくとしよう。」
勇者「うん、元気で。」
騎士「…短い間だったが、お前に会えた事を忘れないよ。」
勇者「恥ずかしいな。」
騎士「ふふふ。では達者でな。」
勇者「……」
勇者「……酒場に行くかな。」
ルイーダ「ふーん、砂漠を越える仲間探しね。」
勇者「お願いします。」
ルイーダ「まあアンタ随分と鍛えてるようだし、素手勇者ってのもウワサで聞いた事あるからね。
…とにかく2階にいってきな。
同じように仲間募集の勇者様達がいるよ。」
勇者「ありがとうございます!」
ルイーダ「……ま、なんとかなるでしょ。」
【 ルイーダの酒場 2階 】
「おい!今のいかさましたんじゃネーのか!?」
「あ!?文句あんのかコラ!!このゲロンちょ!!」
「んだとコラーーーーーーーーーーー!!!!」
ぎゃーぎゃー
いいぞー! やれやれ!!
勇者「うわあ…」
遊び人「いらっしゃーい。なにか食べるー?」
勇者「あ、じゃあ…このパンサードイッチを」
遊び人「はいはーい♪ちょっと待っててねー」
勇者「……(すごく散らかってるな、2階)」
「おいこらあ!!なにガンつけてんだテメエ!!」
「あ!?自意識過剰なんじゃねーのかオイ!!」
「俺は勇者の素質を持ってるんだぜ!?俺と勝負するか!?あ!?」
「やったろーじゃんオイ!!」
ぎゃーぎゃー!!
わーわー!!
きゃーきゃー
勇者「(こんなところにいるのか?仲間になってくれる人…)」
勇者「(はあ…こんなことなら騎士さんに……あ、ダメだ。行く方向が違う…)」
ぽすっ
勇者「ん?なんだ…?」
ゴミ「」
勇者「なんだこれ…?」
【 勇者はゴミが飛んできた方を見る 】
ぎゃーぎゃー
わーわー
わいわい
がやがや
勇者「…?」
遊び人「おまたせー♪」
勇者「どうも。……おいしいな、コレ」
遊び人「でしょー?」
勇者「うまいうまい」
ぽすっ
【 勇者の背中に何かが当たった 】
勇者「ん?」
ゴミ「」
勇者「うわっまたかよ…」
勇者「だれだよ…」
わいわい
がやがや
不良勇者A「ん?なにか用ですか?」
不良勇者B「…なに?」
勇者「…いえ、別に。」
勇者「(騒いでるから、何か飛んでくるんだろ。きっと)」
勇者「もぐもぐ…」
勇者「もぐもぐ……」
ポスっ
ぽすっ
ぽすっ
くくく…
ふふふ…
勇者「!」 がたッ!
【 勇者はカウンターから勢いよく後ろを見た 】
勇者「おい!明らかに僕に当ててただろ!誰だ!?」
勇者「……」
し~ん……
し~ん
勇者「おい、もう全然騒いでないじゃないか。
てことは明らかに僕に向かってゴミをぶつけてたよな。」
不良勇者「ごめんごめん。君のすぐそばにあったゴミ箱に捨てようとしたんだけどね…
あたっちゃった♪」
勇者「なに?」
金髪勇者「ねーねー君も勇者かい?」
勇者「…そうだけど?」
金髪勇者「おー!ってことは、これから砂漠とかにいったりするの?」
勇者「そうだよ。それでここに一緒に行ってくれる仲間を捜しにきてたんだけど…」
不良勇者「へー、偉いねー。おれ感心しちゃうよ♪」
ねえ、すごい筋肉じゃない?
うん、ゴリラみたいー
かおはそこそこかっこいいのにねー
でも不良クンにはかなわないよー
不良「ははは、照れるな」
勇者「………」
不良「まあ…その、ゴミ当てちゃってごめんね♪」
勇者「………まあ、いいよ。」
金髪「ボソ(ぷくく…)」
不良「ボソ(なんだよアイツ、だっさ(笑)今時あんな格好とか…wwww)」
勇者「…………」
勇者「……」
ぽすっ
勇者「………」
勇者「………イラっ」
ぽすっ
ぽすっ
ぽすっ
ぽすっ
勇者「おいッッッッ!!!!!」
不良勇者「は?なに??」
金髪勇者「大声だすなよ。うっせーなー」
ホスト勇者「うっざ…なにこいつ……」
ギャル勇者「あはははは!それはいいすぎー★」
勇者「ゴミくらい、自分で捨てにいけよ!!
聞いてるのか!?」
不良「ちっ…うるせーなー……
あとで捨てにいきますよ。後で。」
勇者「あ!?おい、お前ふざけてるのかよ。」
不良「は?」
金髪「もーなに??」
ホスト「つーかオレたち勇者に何か用ですか?勇者さん」
勇者「おまえら、僕にゴミを投げつけてきただろ。」
不良「だからそんなことしてませんて」
勇者「ふざけるなよ。明らかに狙ってただろ。」
「じゃあ、証拠みせてみろよー」
「遊んでるのにじゃまするなよーボケカス」
勇者「なっお前ら、さっき喧嘩してたはずじゃ…」
不良「昨日の敵は今日の親友?ってやつですよwwww」
金髪「おれたちマジ親友なんで」
「ぎゃはははははは」
遊び人「ちょっと…」
勇者「おい、とにかくな。ゴミは自分で捨てにこいよ。
仮にも勇者だろ?」
不良「はあ?だから証拠ですよ。証拠。」
勇者「証拠?」
不良「俺らがゆうしゃどうこうじゃなくて証拠が無きゃ意味ないじゃないですか
勇者以外の人でも証拠があるなら、そいつが犯人ですよ。」
勇者「……きみらのなかで僕にゴミを投げたのは誰だ!?」
し~ん…
くくく…
ぷっwww
勇者「……イライラ」
不良「まあ落ち着いてくださいよ。勇者さん。」
勇者「おまえか?」
不良「あ?」
勇者「お前がぶつけたのか?さっき声がちょっと聞こえたぞ。」
不良「はあああ?」
次スレ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1361630870/l50
です。たぶんこの2で素手勇者は終わりだと思います。
丁度物語は半分過ぎたので
乙乙
無礼な人間にはお仕置きが必要だよな。
「正直に名乗りでないならこのコインと同じ目に合わせるぞ」とか言ってコインを綺麗に2つ折りにしてやれば協力的になってくれるかもね。
無礼な人間にはお仕置きが必要だよな。
「正直に名乗りでないならこのコインと同じ目に合わせるぞ」とか言ってコインを綺麗に2つ折りにしてやれば協力的になってくれるかもね。
とりあえず埋め。
余談ですが、最初サキュバスの話は自分で書いてても「長いな…」と思ってました。
そんで色々削ってできたのがあれでした。
でも読み返してみても長かったです(笑)
ついでに、出て来るキャラに某男卑女尊学園アニメをイメージして出したのもいます。
埋め
余談ですが、最初サキュバスの話は自分で書いてても「長いな…」と思ってました。
そんで色々削ってできたのがあれでした。
でも読み返してみても長かったです(笑)
ついでに、出て来るキャラに某男卑女尊学園アニメをイメージして出したのもいます。
埋め
ここまで見てくださった方々、本当にありがとうございます。
これからも続きをかいていきますので、よろしくお願いします。
うめ
これからも続きをかいていきますので、よろしくお願いします。
うめ
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