元スレ勇太「好きなんだ。……付き合ってくれないか」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★
201 = 191 :
六花「子供は風の子元気な子」
勇太「いや、これもう遭難するレベルだろ……それにリフト動いてないんじゃないか?」
凸守「リフトはゴンドラを動かす様に言っておいたデス。それに遭難の心配も無いデス!」
勇太「なんで言いきれるんだよ」
凸守「呑気に吹雪の中で遊ぶから遭難するんデス。なので凸守は考えたのデス!最初から遭難していれば遭難する心配は無いと!」
勇太「色々とおかしくて文句言う気にもならないな……」
凸守「別荘を出発→遊ぶ→遭難する→帰れない。これを回避するために、凸守は山頂に小屋を作っておいたのデス!」
森夏「……?」
凸守「なので、順番を変える為に別荘を出発したら、まず山頂の小屋で遭難するデス!そうすれば後は遊んで帰るだけデス!」
勇太「なるほど、まったく意味が分からないなな」
凸守「だから、別荘を出る→遊ぶ→遭難する→帰れない……を、別荘を出る→遭難する→遊ぶ→帰るに変更するのデス!」
勇太「多分それだと別荘を出る→遭難ごっこする→遊ぶ→遭難する→帰れないだろ……」
202 = 191 :
なんだかんだで山頂の小屋……
凸守「寒いデス……わびしいデス……」
勇太「これは……小屋が無かったら本当に遭難するレベルだな……」
森夏「私寒いの苦手なんだけど……」ガタガタ
凸守「その脂肪を沢山蓄えた体でよく言うデス……」
森夏「……なんか言った?クソ中房」
六花「すごい吹雪……未知との遭遇の予感がする。少し出かけてくる」
凸守「こ、この寒さで平然としているなんて……さすがマスターデス!」
六花「当然。寒さなんてなんともない」
勇太「そのマスクとゴーグルとカイロ数十個と大量の上着とスキーウェア数枚とマフラーを外してから同じ事言ってみろ」
凸守「マ、マスターが行くなら凸守もお供するデス……」
森夏「ちょっと、あんたは本当に遭難して死んじゃうわよ」
凸守「さぁマスター!いくデス!」ダッ
六花「では凍土探索を開始する」ダッ
203 :
もう一人ナチュラルに忘れてるような…
204 = 191 :
30分後……
森夏「あいつら遅いわねぇ……」
勇太「大丈夫だろ。凸守の家の使用人みたいなのが何人かついて来てたみたいだし」
森夏「そうなの?でも電話くらい……」
勇太「おっ、噂をすれば電話だ。……もしもし?」
六花「雪山を舐めてはいけない。まさかこの邪王真眼が遭難するなんて……」
勇太「遭難!?大丈夫なのか!?」
六花「平気。凸守が転んだと同時に10人くらい人が集まって私たちを別荘まで運んでくれた。別荘の使用人全て駆け付けたらしい」
勇太「そうか……ってか10人もいたのか……」
205 = 191 :
六花「今から二人でお風呂に入る。でも外は猛吹雪でゴンドラも止まって、そっちに戻れそうに無――っ――――て――か」プツッ
勇太「あれ?流石に電波悪いのかな……圏外か。繋がらなくなった……」
森夏「ねぇ、遭難とか言ってたけど大丈夫なの……?」
勇太「大丈夫だよ。二人は別荘まで運んでもらってのんびり風呂に入るってさ。でもゴンドラが止まって身動き取れないとかなんとか……」
森夏「本当にバカなんだから……じゃあ私たちも別荘に戻りましょ。こんな所にいたら凍死しちゃう」
勇太「……どうやって戻れば良いんだ?」
森夏「それは……来た時に乗ったゴンドラで……」
勇太「今は止まってるらしいし……ってか、例え動いててもゴンドラまでこの吹雪じゃ辿り着けないだろうな……」
森夏「じゃあ歩いて帰るの?」
勇太「それこそ無謀だろ」
森夏「電話は?」
勇太「……圏外」
森夏「……もしかして遭難してるの?」
勇太「……そうなんだ。……なんちゃって」
森夏「バカ!!」
勇太「ごめんなさい!」
206 = 191 :
勇太「でも場所は分かってるんだから吹雪さえおさまれば……」
森夏「……さむい」ガタガタ
勇太「大丈夫か?」
森夏「大丈夫な訳無いじゃない。もう、なんとかして!」
勇太「なんとかって言われても……遭難したときは裸になって肌で暖め合うとかしか……」
森夏「……富樫君って実はむっつりスケベでしょ」
勇太「い、いや、今のは知ってる事を言っただけで、別にするとかじゃ……」
森夏「当たり前でしょ!……でも、そうね。裸は流石に抵抗有るけど……服をきたままなら……」
勇太「それ、本気で言ってるのか……?」
森夏「こんな恥ずかしい事冗談で言わないわよ。背に腹はかえられないって言うか……寒いよりはマシって言うか……」
勇太「でも……」
森夏「富樫君、一応男の子でしょ。だから……早くしてよね……」
勇太「俺から!?」
森夏「こう言うとき抱きしめるのは男の子の仕事に決まってるでしょ。……ねぇ、早く抱きしめてよ。……寒いんだから」
勇太「わ、わかった、よし……うん、あー……よし!」ギュッ
207 = 191 :
緊急クエストらしいから旅に出てくる……。また書く
モリサマの太ももで勇太を射精させたい
208 = 189 :
最高です・・・最高です・・・
209 :
なんてとこで寸止めするんや
210 :
モリサマちゃん全身やわこそう
211 :
弾けろ理性
212 :
一色よりも存在感が薄いくみん先輩って…
213 :
こりゃもう服脱いでまぐわうように暖まるしかないよね!!
214 :
くみん先輩ちゃんと出てきてるじゃねーか
何言ってるんだいいかげんにしろ
215 :
しりとりって何やんの
216 = 215 :
すまん間違えた
217 :
爆ぜろ理性!弾けろ欲望!
218 :
森様ちゃんと裸で抱き合いながら繋がりたい
きっと作中で一番心地よさそうだね
219 :
実は凸守あたりが柔らかかったりする
220 = 219 :
勇太「…………」
森夏「…………」
勇太「えっと……少しは暖かいのか?」
森夏「何言ってるのよ……まだ十秒もたってないのに暖まる訳ないじゃない」
勇太「ああ……それもそうだな」
森夏「…………」
勇太「…………」
森夏「……そっちはどうなのよ」
勇太「どうって、さっき丹生谷が言った通り、十秒もたってないからまだ……」
森夏「そうじゃなくて。だ、だ……」
勇太「だ?」
森夏「だから、抱きしめた感想とかを聞いてるのよ……」
勇太「感想!?」
森夏「……」コクリ
勇太「あー……えっと…………柔らかい……かな」
森夏「……なんかいやらしい」
勇太「ええ!?」
221 :
きたこれ
222 :
パンツ被った
223 :
これを誰か薄い本にしてくれ
225 = 219 :
今日こそ寝落ちしないように早く来たん
226 :
よしかませ
227 = 219 :
勇太「言っとくけど別に胸が柔らかいとかじゃなくて、身体全体が柔らかいって意味で……」
森夏「なにそれ。太ってるって言いたいの?」
勇太「いや、そうじゃなくて!なんて言ったら良いのかな……」
森夏「……」
勇太「腕も、身体も、足も、とにかく全部柔らかくて気持ちいいんだよ」
森夏「……その言い方もエロいんだけど」
勇太「じゃあ、そういう丹生谷はどうなんだよ!その……抱きしめられてさ……」
森夏「あんまり気持ちいいものじゃ無いわね。身体もゴツゴツしてて柔らかくないし」
勇太「なんだ、けっこうバッサリ言うな……」
森夏「……でも、居心地は悪くないかな。身体もだんだん暖まってきたみたい」
勇太「俺は緊張しすぎて一気に暖まってきたよ」
228 = 219 :
森夏「はぁ……こうしてると少しはマシだけど、それでも寒すぎ……」
勇太「暖かいのは身体が触れてる部分だけだからな。俺なんて覆いかぶさる様に抱きしめてるからもっと寒いんだぞ」
森夏「ちょっと、恩着せがましい言い方しないでよ」
勇太「別に恩着せがましい言い方したつもりは無いけど……少しは感謝されても良いと思うだけだよ」
森夏「はいはい、感謝してますよー」
勇太「うわっ、今のめちゃくちゃ感じ悪いぞ」
森夏「フフッ、冗談よ。冗談。じゃあ、手貸して。手の平」
勇太「手の平?こうか?」
森夏「……雪山に来てるのに手袋してないなんてバカじゃないの?」
勇太「って、丹生谷もだろ」
森夏「私はすぐに帰るつもりだったの!……ほら、こうすれば少しは暖かいでしょ?!」ギュッ
勇太「なっ……お、お前、そんな……手を脇に……」
森夏「体温計って脇に挟むでしょ。あれってココの体温が高いからなのよね」ムギュムギュ
勇太「それはそうだけど……」
229 = 219 :
森夏「少しはあったまったでしょ?」
勇太(柔らかい柔らかい柔らかい柔らかい……手の平に何か柔らかい横乳的な、ああ、うわあぁぁ!)
森夏「富樫君?聞いてるの?」
勇太「は、はい!?」
森夏「……だーかーらー、暖まったかって聞いてるのよ」
勇太「も、もちろん!手も身体の芯も暖まったよ!」
森夏「そう。だったら私の身体を暖める作業に戻ってよね」
勇太「身体を暖める作業?」
森夏「だから……また抱きしめてって言ってるの」
勇太「よし、わかった。じゃあ……」ギュッ
森夏「…………だから」
勇太「ん?」
森夏「ま、また恩着せがましく言われたくないから、今度は私からも抱きしめてあげるって言ってるの!」
勇太「それは抱き合うって事だよな?」
森夏「…………うっさいわね」ギュッ
勇太(まずい……胸が、すごくまずい……)
230 = 219 :
森夏「……ねぇ」
勇太「な、なんだよ」
森夏「どうして離れてくのよ」
勇太「いや、今こうして抱き合ってるだろ」
森夏「確かに抱き合ってはいるけど、どうして下半身だけ離れて行くのか聞いてるの」
勇太「これには色々事情が……」
森夏「富樫君の事情?とにかく足元が冷えてるんだからもっと引っ付いてよ」
勇太「だから事情が!」
森夏「その事情って何なのよ」
勇太「それは、その……男として仕方ない反応と言うか……」
森夏「何訳わかんない事言っ…………」
勇太「……」
森夏「えっと……う、うん、富樫君も男の子だもんね…………」
勇太「死にたいくらい恥ずかしい……」
231 = 219 :
勇太「言っとくけど、これは丹生谷にも責任があるんだからな」
森夏「な、なによ、私のせいでそんな風になったって言いたいの?」
勇太「そうだよ。抱きしめたり、脇に手を挟んだり……」
森夏「それは……だって、こんな風になるなんて思ってなかったから……」
勇太「普通なるだろ!?だってお前、丹生谷は……」
森夏「私は……?」
勇太「その……ほら、丹生谷って性格はこんなだけど、見た目はまあまあ可愛いって言うか、すごく可愛いって言うかさ……」
森夏「……恥ずかしくなる様な事言わないでよ。……ばか」
勇太「と、とにかく、丹生谷にあんなことしたり、されたりしたらこうなるのは普通だから!」
森夏「あー、もう!分かったから!!」
勇太「まぁ分かってもらえれば良いけど」
森夏「分かったから……早くもっと引っ付いてよ」
勇太「分かってない!?」
232 :
ほう
233 = 226 :
寝落ちにはまだ早い
234 :
すきま風をプレゼントして、もっと寒くしてあげようか
235 :
森夏「だってそうなるのは普通なんでしょ?」
勇太「確かにそういったけど……」
森夏「だったら恥ずかしがること無いじゃない。皆そうなるのが普通なんだから」
勇太「いや、恥ずかしいから!」
森夏「私は富樫君の羞恥心どうこうより、暖を取ることが大切なのよ」
勇太「俺の気持ちは!?」
森夏「またそうやってウジウジする!……もう良いわ」
勇太「酷い言われようだけど……なんとか助かっ」
森夏「私から引っ付くから。……なるべく接地面積増やすために足絡ませるからね」スリッ
勇太「ああっ……!」
森夏「……変な声出さないでよね」
236 = 235 :
森夏「ほら、こうした方が断然暖かいじゃない」
勇太「あんまり引っ付き過ぎるなよ……って言うか、もうこれ親のお腹に引っ付いてる子猿状態じゃないか……」
森夏「誰が子猿ですって?」
勇太「……すみません」
森夏「ん……ねぇ、富樫君……もう少しどっちかに寄って貰えない……?」
勇太「寄る?……こうか?」
森夏「そうじゃなくて……これよ」スリッ
勇太「な……っ!い、いきなり足動かすなよ!!」
森夏「仕方ないでしょ!さっきからずっと太ももの辺りに当たって気になるんだもの……」
勇太「だけど寄せろって言われても……」
森夏「分かったわよ、我慢すれば良いんでしょ……」
勇太「俺もいつまで我慢すれば……」
237 = 235 :
森夏「あれから結構立つのに誰も助けに来ないわね」
勇太「まぁ向こうも場所は分かってるし遭難って程でもないからな」
森夏「……」
勇太「……」
森夏「ちょっと、黙り込まないでよ!寝たら死んじゃうかも知れないじゃない」
勇太「そんなこと言ったって話す話題があまり無いし」
森夏「……富樫君ってさ、小鳥遊さんの事が好きなの?」
勇太「六花の事?そうだなぁ…………はあ!?」
238 = 235 :
森夏「眠気覚ましよ。ほら、さっさと答えてくれないと眠くなっちゃうでしょ!」
勇太「だからってなんでそんな話になるんだよ」
森夏「それは、なんとなく……ほら、富樫君と小鳥遊さんって家も近いし、何だかんだ言っても仲良さそうだったし……」
勇太「別にどうだって良いだろ。答える義務が無い」
森夏「あるわよ……」
勇太「どうして?」
森夏「だから……ちゃんと答えてくれないと困る人がいるのよ!」
勇太「なんなんだ……?急に大きな声出すなよ」
239 = 235 :
森夏「他にも一緒に学校を登下校したり、中二病でもないのに小鳥遊さんの部に入ったりしてるじゃない」
勇太「登下校は通る道が同じなだけだし、部活は……」
森夏「部活は?」
勇太(あの時、丹生谷が気になって入ったなんて言えないな……)
森夏「ねぇ、部活はなんなのよ」
勇太「そういう丹生谷こそ、どうして部活を続けてるんだよ。マビノギオンだかは回収を断念したんだろ?」
森夏「私は…………私の事はどうだって良いでしょ」
勇太「だったら俺の事もどうだって良いだろ?」
森夏「…………」スリスリ
勇太「なっ、あっ……お前…………ちょっ」
森夏「ちゃんと言うまでスリスリするの止めないから」スリスリ
勇太「ちょっと、ストップ!ストッ……言うから、このままだと大惨事になるから!」
森夏「だーめっ、言ったでしょ?言うまで止めないって……」スリスリ
勇太「言う、言うって!俺はあの時、丹生谷が入ったから、部に入ったんだよ!」
森夏「……ふーん」スリスリ
勇太「に、丹生谷!足、止まってない、止まってないから!」
森夏「あっ、ごめんなさい」
240 = 235 :
勇太「あぶなかった……桃源郷が見えてたぞ……」
森夏「ふーん、そうだったんだ……」
勇太「……丹生谷、昨日の晩御飯は?」
森夏「ふーん、そうだったんだ……」
勇太「おい、どこ見てるんだ?返事も空返事だし」
森夏「……え?何か言った?」
勇太「大丈夫か?何か変だぞ?」
森夏「そりゃ……こんなに引っ付いてたら変な気分にもなるわよ」
勇太「変な気分って……」
森夏「吊橋効果だっけ?ほら、高いところでドキドキしてるだけなのに、相手を好きになったと勘違いするやつ」
勇太「それと今、どう関係あるんだ?」
241 = 235 :
森夏「遭難して死んじゃうんじゃないかってドキドキと、富樫君が気になってドキドキ……って錯覚してるとか……」
勇太「いや、大袈裟すぎるだろ。さっきも言ったけど、遭難って言っても場所とかは特定されてるんだから」
森夏「そっか……じゃあこのドキドキするのは……吊橋効果じゃないんだ……」チラッ
勇太「まぁ男女が抱き合えばだいたいはドキドキするんじゃないか」
森夏「……富樫君ってこう言うところ鈍感よね」
勇太「?」
242 = 235 :
また寝落ちする前に寝る。また書く
243 :
おつ
244 :
スリスリやめないでぇ!
245 :
うっ
ふぅ乙であった
246 :
そのまま遭難してしまえ!
247 :
だめだ…もう…がまんできない
248 :
パンツが弾けた
249 :
爆ぜろパンツ
250 :
弾けろリビドー
みんなの評価 : ★★
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