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    元スレ勇太「好きなんだ。……付き合ってくれないか」

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    みんなの評価 : ★★
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    751 :

    樟葉

    752 :

    終わってのか
    次も期待

    753 :

    凸守ただの変態じゃねぇか

    754 :

    >>750
    これ以上にないほどの働きだ

    755 :

    先生「富樫くーん。ちょっといいかしらー」

    勇太「はい」

    先生「今日丹生谷さん風邪で休みだったでしょ?このプリント家まで持っていってくれる?」

    勇太「俺がですか?それなら仲の良い女子とかの方が良い気が……」

    先生「そんな事言わないで。同じ部活に入ってて同じ委員長同士でしょ?」

    勇太「んー……わかりましたよ。これ持って行けば良いんですね」

    先生「うん♪じゃあおねがいねー♪」
     

    勇太「やれやれ……まあ別に良いんだけどさ……めんどくさい事になりそうって言うか……」

    六花「話は聞かせてもらった。本日は部活全員で丹生谷のお見舞いに行く」

    勇太「やっぱりこうなるよな……」

    756 = 755 :

    六花「実は私もずっと気になっていた」

    くみん「私はさっきまで知らなかったけど、二人はモリサマちゃんと同じクラスだもんねー。心配だよね」

    凸守「まったく、風邪を引いて学校を休んでいるとは……知らなかったデス!!」

    勇太「お前は学年が違うどころか中等部なんだから知らなくて当たり前だ」

    凸守「もししっていたら、凸守は、凸守は……もっと早くに弱りきった偽モリサマにトドメをさしてやるものを!!」

    くみん「私は添い寝してあげよーっと♪モリサマちゃんってふにふにで気持ち良さそうだよねー♪」

    六花「私は一度家に戻る。昔、怪しげな粉末で調合した変な薬があるからそれを飲ませてみる」

    勇太「よし分かった。お見舞いは俺一人で行く。おまえらは来るな」

    六花「どうして!?」

    勇太「お前達がくると間違いなく風邪が悪化するからだよ!」

    757 :

    汗で濡れた下着とパジャマの着替えを手伝うのデスネ!

    758 :

    おー
    きたー
    期待

    759 :

    たった2レスとかなめとんのか?お?

    760 :

    さいですね

    762 :

    丹生谷家

    森夏「ん……」ピピピ

    森夏「熱も下がったし明日は学校に行けそうかな……」

    森夏「なんかもう寝汗でベトベトだし……熱が下がったんだからお風呂入っても平気よね」

    「森夏ー、起きてるー?」

    森夏「ちょうど良かった。今からお風呂入りたいんだけど――」

    ガチャッ

    「森夏、お友達よ。お見舞いに来てくれたんですって!」ニヨニヨ

    森夏「なんでニヤニヤ……って言うかニヨニヨしてるのよ。それで誰が来たの?」

    勇太「よ、よう」

    森夏「富樫くん……?」

    「あっ、お母さんちょっと小洒落たお菓子でも買いに遠くの百貨店に行ってくるわね!」

    森夏「ち、ちょっと!」

    「夜遅くまで戻らないから富樫くん、シッポリ……ゆっくりしていってね!あと森夏の事お願いね!」ダダダッ

    勇太「ええ!?あの、ちょっと!!」

    森夏「…………」

    勇太「…………」

    763 :

    きたいしてぇる

    764 :

    オカンおかしいだろww

    765 :

    母親公認!!

    766 = 762 :

    勇太「とりあえず……調子はどうなんだ?」

    森夏「土日もずっと寝てたからだいぶマシ」

    勇太「そっか。大変だったんだな」

    森夏「……」

    勇太「……」

    森夏「ちょっと!何か話題とか無いの?」

    勇太「話題って言われてもなあ……やっぱり六花達も見舞いに連れてきた方が良かったか?」

    森夏「私の風邪を悪化させたいの?」

    勇太「だよな」

    森夏「他には?」

    勇太「そういえば丹生谷の部屋って普通なんだな」

    森夏「どういう意味よ」

    勇太「なんて言うかさ、普通の女の子っぽい部屋で」

    森夏「普通じゃないわよ!家具の配置から色まで風水で完璧に決まってるんだから」

    勇太「あ、そう……」

    森夏「はっ……!言っとくけど風水は中二病とかじゃないんだからね!」

    勇太「良いから落ち着けって。それこそ風邪が悪化するぞ」

    767 = 762 :

    勇太「普通と言えば丹生谷も普段と変わらないな」

    森夏「?」

    勇太「ほら、よく女の人は化粧で顔が変わるって言うだろ?なのに普段と変わらないから」

    森夏「普段から化粧なんてしてないし。そんなの当たり前じゃない」

    勇太「えっ?丹生谷って化粧とかしてないのか?」

    森夏「なんで驚くのよ。小鳥遊さんだってしてないでしょ?多分他の連中も」

    勇太「いや、うちの部員は特殊って言うか……クラスの女子は結構みんな化粧してるだろ」

    森夏「なに?富樫くんは私が可愛くないから普段から化粧しろって言いたいの?」

    勇太「そ、そうじゃなくて!普段から化粧無しでこんなに可愛いって事に驚いただけで……」

    森夏「なっ…………よ、よくそんな恥ずかしい事言うわね」

    勇太「は、半分はお前が言わせたんだろ!」

    森夏「あー、もう。富樫くんが変な事言うから何か暑くなってきたじゃな……ぃ…………」

    勇太「ん?」

    森夏(しまった、私お風呂入ってないし寝汗とかでベトベトのテカテカなんじゃ……!?)

    768 = 762 :

    森夏「私ちょっとお風呂入ってくるから」

    勇太「いきなりだな。じゃあ俺はそろそろ帰」

    森夏「よっ……とと、あれ?」フラフラ

    勇太「あぶないっ!」ギュッ

    森夏「ッッ!?」

    勇太「お前なあ、ずっと寝てたんだから急に立ち上がるなよ。フラフラじゃないか」

    森夏「わ、わかったから、少し離れてよ……」

    勇太「なに言ってんだ。風呂入るんだろ?風呂場まで肩かすから」

    森夏「いいってば!」

    勇太「こんなフラフラして階段から落ちたらどうするんだよ」

    森夏「うぅー……」

    勇太「なんだよ」

    森夏「嗅いだら殺すから……」

    勇太「はあ?」

    森夏「だから……私のにおい嗅いだら殺すって言ってんの!!」

    勇太「嗅ぐか!どんな変態だよ!!」

    769 = 762 :

    勇太「なあ」

    森夏「なによ」

    勇太「この鼻を挟んでる洗濯バサミって必要なのか?」

    森夏「取ったら殺すから」

    勇太「……」

    森夏「ほら、さっさと行くわよ」

    勇太「ああ」

    森夏「……」

    勇太「……」

    森夏(富樫くん何も喋らないし……ちょっと酷いこと言い過ぎたかな……)

    勇太(冷静になってみたら……丹生谷の身体柔らかいな……)

    森夏(一応謝っといた方が良いよね……)

    勇太(特に時々手にあたる胸が……あれ?もしかしてパジャマだから下着付けてなかったり……)

    森夏「ねぇ、富樫くん……」

    勇太「ご、ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!!」

    森夏「は?なんで富樫くんが謝るのよ?」

    771 = 762 :

    脱衣所

    勇太「さて、脱衣所まで来たし。俺はそろそろ帰るかな」

    森夏「ちょ、ちょっと!」

    勇太「ん?」

    森夏「今富樫くんが帰ったら誰が鍵を閉めるのよ」

    勇太「そっか。じゃあ先に帰るから丹生谷が鍵を」

    森夏「そうしたら誰が玄関から脱衣所まで肩をかしてくれるのよ!」

    勇太「ええー……」

    森夏「いいから富樫くんは部屋で待ってて。あと部屋の物に触ったら」

    勇太「わかったよ。まったく……風呂から出たらまた呼んでくれよ」

    森夏「……うん」

    勇太「それより丹生谷、あのさ……」

    森夏「な、なによ……」

    勇太「そろそろ洗濯バサミ取ってもいいか?」

    森夏「あっ」

    772 = 762 :

    森夏「はぁー……久しぶりのお風呂気持ちいい」

    森夏「身体もしっかり洗わなくちゃ」

    森夏「別に富樫くんがいるからとかじゃなくて、ごくごく普通の意味で」

    森夏「頭も洗ったし……あっ、そうだ。富樫くんにドライヤーしてもらおっと♪」

    森夏「それくらいは病人の特権よね!」

    森夏「さて、そうと決まればお風呂あがって、着替え着替え……」

    森夏「着替え……着替え…………無い!?あっ、そうか……着替え持って下りるの忘れてた」

    森夏「とりあえず汗くさいけどさっきのパジャマと下着を――」

    洗濯機「うん、ごめん。それ無理」グウィィィン

    森夏「……どうしよう」

    773 = 762 :

    そしてモリサマちゃんはバスタオルだけを巻いて勇太のいる部屋へ

    昨日は寝落ちしました。また書きます

    774 :

    素晴らしい

    775 :

    おいしく食べてもらうために身を清めてるんですねわかります

    776 :

    1stシーズンの直接の続編じゃないのか

    だけどそんなことはどうでもいいもっとやれ

    777 :

    >>776
    シチュ的には繋がってないかもしれないけど
    物語的には続きなんじゃないかね

    778 :

    全員終わったらハーレムルートお願いします

    779 :

    おおぅ
    パンツ脱いで待ってるぜ

    780 :

    やっぱりモリサマちゃんの胸はきもちいいんです?

    781 :

    昨晩挟んでもらったけど水風船みたいにふよふよだったよ

    782 :

    >>781
    それ水風船だよ

    783 :

    >>781
    お湯入れるドールじゃ仕方ないな

    784 :

    コンコン

    勇太「はーい……じゃなくて、丹生谷の部屋なんだから普通に入って来たら良いだろ」

    森夏「富樫くん、今から目をつむって。私が良いって言うまで開けないで」

    勇太「なんだよいきなり」

    森夏「いいから!!」

    勇太「わ、分かった」

    森夏(大丈夫よ森夏……今日の占いでも思い切って大胆に行けば全てOKって書いてたし)

    森夏「言っとくけど、もし勝手に目を開けたら呪い殺すから」

    勇太「分かってるって」

    森夏「…………」

    ガチャッ

    森夏(うぅっ……なんで着替えがある方向いて座ってるのよ!)

    勇太「……まだか?」

    森夏「まだに決まってるでしょ!!って言うか、今からは口も開かないで!耳もふさいで!!」

    勇太「えぇー……」

    森夏「早くする!!」

    勇太「ああもう、やれば良いんだろやれば!」

    森夏(大丈夫……サッと着替えを取って部屋から出て着替えるだけなんだから……)

    785 = 784 :

    森夏「……っ」ソロソロ…

    勇太「……」

    森夏(よし、着替えは手に入ったし後は部屋から出れば……)

    勇太(いつまでこんな状態続ければ良いんだ……?足がしびれそうだしちょっと伸ばすか)スッ

    森夏「そーっと……そーっと……あっ、……ええ!?ちょっ!!」

    バタン!!

    勇太「な、なんだ今の音!?大丈夫か丹生……谷…………」

    森夏「いたた……おもいっきり膝ついちゃったじゃない……」

    勇太「桃……あっ、いや!だ、大丈夫か丹生谷?なんか OTZ みたいな格好だけど……」

    森夏「大丈夫な訳……あっ…………」

    勇太「えっと……」

    森夏「いっ……いやああぁぁぁぁぁ!!富樫のド変態!!!!」バチコーン!

    勇太「へなっぷ!!」

    森夏「富樫くんのばかああぁぁー!!!!」

    勇太「初めて見た……女の子ってあんな風になってるのか……ゴフッ」グッタリ

    786 = 784 :

    20分後……

    森夏「勢い余って飛び出しちゃったけど……よく考えたら私にも落ち度はあったのよね……」

    森夏「うぅー……でも絶対見られた。絶対、全部……」

    森夏「どんな顔して部屋に戻れば良いのよ!!」


    勇太「はあ……丹生谷戻って来ないけど帰った方が良いのかな」

    勇太「でもさすがに勝手に帰る訳にはいかないし……」

    勇太「参ったなぁ……不可抗力とは言え、さすがにアレはまずかったよな……」


    森夏「はぁ……」



    勇太「はぁ……」

    787 :

    よいではないか

    788 :

    早くにぶたのおっぱいにダイブしろよ

    789 :

    なにが初めてだよ、妹の全部みてるだろ

    790 = 787 :

    なんでお前らキレ気味なんだよwwwwww

    791 :

    羨ましい

    792 :

    ガチャッ…

    森夏「……」コトッ

    勇太「……?」

    森夏「ジュース……喉渇いてるでしょ」

    勇太「ああ……ありがとう」

    森夏「……い、いっとくけど、さっきのは富樫くんも悪いんだからね!」

    勇太「えーっと……そろそろ俺は帰ろうかな」

    森夏「どうしたのよ急に」

    勇太(死ぬほど気まずいからだよ!)

    森夏「ねえってば!答えなさいよ!」

    勇太「と、とにかく、お邪魔しました」

    森夏「ちょっと、富樫くん!」

    勇太「悪い。今はまともに顔見れないから……」クルッ

    森夏(今はまともに顔見れない……顔を見れない……顔も見たくない……?)

    勇太「じゃあ――」

    森夏「富樫くん……!」ギュッ

    勇太「はい!?」

    森夏「ごめんなさい……私が悪かったから……」

    勇太(どうしてこうなった……)

    793 = 792 :

    勇太(後ろから抱き着かれてるから背中に色々あたって……)

    森夏「……」

    勇太「えーっと……別に怒ったりしてる訳じゃないからさ」

    森夏「……ほんとに?」

    勇太「本当だよ。だから少し離れて、落ち着いて」

    森夏「富樫くんって男の子なのに胸板が厚くないんだ」ペタペタ

    勇太「うわあぁ!あんまり変な所ペタペタ触るなよ!って言うか、丹生谷は胸板と言うか、その……いろいろと付きすぎだろ」

    森夏「あっ、富樫すっごくドキドキしてる。女の子にこういう風にされると富樫くんでもドキドキするんだ」

    勇太「当たり前だ!さっきから背中に……その、胸が当たってるし」

    森夏「うん。しってるわよ。わざと当ててるんだから」

    794 :

    積極的なモリサマーかわいい
    俺にもしてくれ

    795 = 792 :

    森夏「ねえ富樫くん。部活始めた頃にも聞いたけど、どうして富樫くんはあの部に入ったの?」

    勇太「なんだよ急に」

    森夏「だって、あの時は何かうやむやになって聞けてなかったから」

    勇太「それは……べ、別にどうだって良いだろ?」

    森夏「富樫くんが入った時、小鳥遊さんが言ってたのよ」


    六花『本日付けで勇太もこの部に入る事になった』

    森夏『あれ?富樫くんって部員じゃなかったの?』

    六花『なんども勧誘したが頑なに拒否されていた。おそらく管理局から何かしらの妨害があったと思われる』

    森夏『ふーん……でもどうして急に入る気になったのかしら?』

    六花『よく分からないが丹生谷が入ったと聞いて慌てて入部してきた』


    森夏「って言う事があったんだけど」

    勇太「……」

    森夏「どうして急に入る気になったの?」

    勇太「そ、そそ、それは……」

    森夏「ふふっ♪いま富樫くんの身体ピクッてしたよ?心臓もさっきよりドキドキしてきたみたい……」

    796 = 792 :

    勇太「そういう丹生谷こそ、なんか背中越しにドキドキしてるのが響いてるし!」

    森夏「だって仕方ないじゃない。富樫くんに抱き着いて、死んじゃいそうなくらいドキドキしてるんだから」

    勇太「だったら少し離れた方が……」

    森夏「こらっ、話しそらさない!私は富樫くんが入部した理由を聞いてたの!」

    勇太「だからそれは……に、丹生谷こそどうなんだよ!」

    森夏「私?私はマビノギオンを回収するためだけど」

    勇太「そういえばそうだったっけ……でも回収は難しくて最近は諦め気味だろ?」

    森夏「そうね。回収はもう諦めたわ」

    勇太「だったらどうしてまだ部を続けてるんだ?」

    森夏「入った理由はマビノギオンだったけど……辞めない理由は他にあるのよ」

    勇太「辞めない理由?」

    森夏「その先は富樫くんが入部した理由教えてくれないと私も言わないんだから……」

    797 = 792 :

    勇太(丹生谷がいたから入ったなんて言えるわけ無いよな……)

    森夏「私には言いにくい理由?」

    勇太「うえぇ!?」

    森夏「はぁ……もう良いわ。また機会があったら教えてもらうから」

    勇太「ああ……なんかごめん」

    森夏「べつに謝らなくても良いわよ。私、この距離感も嫌いじゃないから……」ギュッ

    勇太「この距離感って、完全に零距離だけど……」

    森夏「そういう意味じゃないわよ。ほんと……富樫くんのばか」

    勇太「?」

    森夏「……」

    勇太「あ、あのさ……いつまでこうしてるんだ?」

    森夏「……もしかして富樫……嫌?」

    勇太「いや、そんな!丹生谷の身体柔らかいし良い匂いするし、嬉しいけどさ」

    森夏「そういう事はハッキリいうのに……」

    798 = 792 :

    勇太「なんて言うか……もう色々と限界だから……」

    森夏「なにが限界なの?」

    勇太「それはその……」

    森夏「私の身体が柔らかいとか言ったけど、そこは言えないんだ。それ以上に恥ずかしい事なの?」

    勇太「そ、そうだよ」

    森夏「ふーん……じゃあもっと身体ひっつけで抱き着いちゃおうかな」

    勇太「はあ!?」

    森夏「ふふっ、冗談よ。冗談」パッ

    勇太「おっ……とっと。なんだ、こんどはやけにあっさり解放してくれたな」クルッ

    森夏「だって……私も色々と限界だったんだもん」

    勇太「丹生谷……」

    森夏「?」

    勇太「顔が真っ赤だし目もなんか潤んでるぞ?まだ熱っぽいんじゃないか……」

    森夏「そうね。誰かさんのせいでまた熱が出たかも」

    勇太「俺のせい!?」

    森夏「うん。全部富樫くんのせいなんだから……」

    勇太「えっと、ごめんなさい」

    森夏「でも富樫くんのおかげで元気も出てきたわ。今日はありがとう、富樫くん♪」

    勇太「そうやっていちいち可愛い顔するのやめろ!なんかドキドキするだろ」

    799 = 792 :

    勇太「じゃあ今度こそ本当にそろそろ帰ろうかな」

    森夏「もう帰っちゃうの?病人を一人にして?」

    勇太「そう言われても、もう夕方だし……今日は俺が帰って夕飯作る日だから」

    森夏「もし……また後ろから抱き着いたらもう少しいてくれる?」

    勇太「ええ!?」

    森夏「……冗談よ。今日はありがとうね。うちももうすぐお母さんが帰ってくるから――――ん?噂をすれば電話だわ」


    「もしもーし♪森夏ー?あっ、もしかしてお邪魔だったかしら?」

    森夏「なにバカな事言ってるのよ」

    「もう、怒らない怒らない♪お母さんね、今日は友達の家に泊まって帰らないから♪」

    森夏「はあ!?帰らないって……ご飯とかどうするのよ!一応病人なのよ!?」

    「彼氏くんがいるじゃない♪せっかく気をつかってあげてるのに♪」

    森夏「あのねえ……」

    「あっ!でもする時はちゃんと避妊――」

    ピッ

    勇太「えっと……」

    森夏「あのバカ親……」

    800 = 792 :

    勇太「帰って来ないのか?」

    森夏「友達の家に泊まるって」

    勇太「それじゃご飯とか大変じゃないか?」

    森夏「べつに一日くらい食べなくても死なないわよ」

    勇太「父さんは?」

    森夏「出張であちこ回ってるから今月は帰らないんじゃないかしら」

    勇太「……」

    森夏「そんな心配そうな顔しなくても平気よ。これでもけっこう元気だし」

    勇太「はあ……ちょっと待ってろ」

    森夏「?」

    勇太「あー、もしもし樟葉か?実は今日帰るの遅くなりそうでさ、夕飯頼むよ」

    勇太「え?いや、違うよ。一色だ一色。うん、うん……じゃあ悪いけど頼むよ」ピッ

    森夏「……」

    勇太「で?なに食べたい?」

    森夏「……あ、ありがとう」モゾモゾ

    勇太「ええ?なんでこのタイミングでベッドに潜り込むんだ!?」

    森夏(うぅー……富樫くん、富樫くん、富樫くん!富樫くん大好き……!)

    勇太「丹生谷?」


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