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    元スレ上条「ソードアート・オンラインか、やってみたいな」

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    301 :

    おっつん

    303 :

    SAO発売が2020年だっけ?
    学園都市の技術はそこからさらに20~30年進んでるってことだよな?
    今更フルダイブが人気になるのか?

    304 :

    >>303
    レトロブームだろ

    または学園都市では能力主義で学生の間でフルダイブなんか流行ってないとかだろ
    フルダイブすると能力使えないんだからそりゃ流行らねぇだろ

    または学園都市側が能力開発の邪魔になるから意図して流行らせてないから学生にとっては新鮮なんだろ

    好きなの選べ

    305 :

    茅場さんが30年以上先取りするレベルの天才だったんだろ

    306 :

    >>303
    ☆から資金援助もらってた=合同開発?
    学園都市がフルダイブ機能を作れるなら茅場の技術は不要だから学園都市ではまだ作れてなかったんじゃね
    クロスSSでこまけえこと気にしたら負け
    茅場の天才っぷりが学園都市のフルダイブ技術より上だったってことでいいよもう

    307 :

    >>303


    その辺については補足します



    学園都市では嗜好品(ゲームなどの子どもの好きそうな奴)などは、税金が掛けられてるのでなかなか買えません。


    今回のナーヴギアとSAOはアーガスが必死に交渉した(茅場さんが☆に頼んだ)結果、


    SAOのセットでも外部より4割安く無課税で売られました、なので土御門や佐天さんも多少無理しても買えたのです。


    ですが、学園都市で最初に販売されたのは、1万個中の50個でかなり希少価値が高いです。(予約や取り置き一切なし)


    なぜ50個かと言うと、この50個が学園都市でのβテスト版となり、かなり無茶して販売しました。


    なので、学園都市からのプレイヤーはここではかなり少ないです。


    これでよろしいでしょうか?



    仕事中に上がってたからビックリした

    308 :

    回答サンクス
    でも土御門は金持ってるような気が…

    309 = 304 :

    お金を問題とするなら
    上位校の生徒は何の問題もなくなっちゃうね

    ここは
    こまけーことはいいんだよで通すか
    理詰めで問題ない理由を設定するか

    前者がオススメ
    違う作品なんだから当たり前でしょ

    310 :

    初春と御坂無双じゃね?

    311 :

    >>1がそういう設定を作りたいと思うなら作ればいいし、
    重要なのは世界(キャラ)がクロスしたらどうなるか、だと思うなら辻褄合わせは気にしなかったらいい

    俺は後者を期待してるが、まあ>>1がどっちを取ったとしても楽しめるな

    312 :

    SAOのキャラ出さないほうがいいと思う

    313 :

    >>312それなら見るな
    ふつうの禁書スレ行け

    314 :

    いやなら見るな的なフジTV理論はやめたほうがいい
    すでにSAOのキャラ出てきてるし>>312がスレ頭で意見してるんなら問題無かったな

    315 :

    >>1で旧作キャラも出るって言ってんだろ、嫌なら見るな

    316 :

    こんばんは!!


    さて、投下します

    317 = 316 :

    記憶がない。俺は1度経験してるが、今回は前回よりもまだいい。
    前回、と言うか俺の今現在の記憶の始まりは、病院のベットの上。
    カエル顔の医者曰く、脳が破壊されてて、二度と戻らないと告げられた。
    今回は思い出そうと思ったら、思い出せるが


    「思い出したらコロス」


    この様な物騒なことを御坂に言われた、俺もさすがに命は惜しいので思い出してない。
    キリトも記憶がないらしく、アスナに同様に脅されてるので、どうにも腑に落ちない感じだ。
    ちなみに、浜面は昨日のことがわかるらしいが


    「絶対に言えません・・・」


    教えてくれない。
    何度か問い合わせても教えてくれない、いつか聞けるか?
    ただ、今言えるのは


    「「不幸だ・・・」」

    318 = 316 :

    つい本音がこぼれた言葉が、キリトと被った


    さて、今現在の状況を説明しよう。
    俺達はこれからボス討伐に向かう、このゲームが始まって1カ月、初の大規模戦。
    他の奴と戦うのも初めてであり、何より連携も初めてだ。
    上手くやれるのか、俺?!


    「おい!」


    後ろから掛けられたトゲのある言葉。
    思わず振り向くと、サボテンヘアーの男。
    キバオウ、俺達がサポートするE隊のリーダー、どうも元βに敵意を燃やしてるみたいだ。
    俺はそんなこと気にしないで、一緒にクリアを目指した方がいいと思うのだが


    「ええか、今日はずっと後ろ引っ込んどれよ。ジブンらは、ワイのパーティのサポ役なんやからな」


    「・・・っな!」


    何言ってんだこいつ


    上条「そんな言い方無いだろ!」

    御坂「そうよ!確かに足手まといかもしれないけど、それでもあたし達――」

    キバ「なら、その布外してもらおか?」

    御坂「・・・」


    前にも軽く触れたが、美琴は現在布で顔を覆ってる。
    それにはちゃんと理由があるが、それは今度まとめて話をしよう

    319 = 316 :


    キバ「外せないんやな?」

    御坂「・・・そうよ」

    キバ「なら大人しくしといてもらおか。顔隠しとるやつなんか信用できへんしな」

    上条「そこまで言うか――」

    浜面「わかった!!大人しくあんた達の狩り漏らしを相手にしてるよ」


    キバオウの言い草に観に来た上条の前に、浜面が出る。
    これ以上ヒートアップしても収集が付かないと思ってだろう


    上条「浜面!!てめ――」

    キバ「ほぅ。話が解るやないかい」

    浜面「ただ!お漏らしが多すぎると処理すんのも大変だからな。漏らし過ぎるなよ、サボテン」

    キバ「さ、さぼ、サボテン?!」

    御坂「・・・っぷ」

    アスナ「ぷっ・・・」

    キバ「・・・くっ、まあこんぐらいにしといたるわ」

    浜面「・・・ふぅ、何とかなったぁー」

    キリト「・・・よく言えたな」

    浜面「あん位余裕だよ。それより大将、ことを大きくするなよ・・・」

    上条「すまねぇ・・・」

    320 = 316 :

    アスナ「それにしても・・・何、あの言い方・・・」

    浜面「素人共は調子のんなってことかな・・・」

    キリト「かもな・・・」


    キリト(それとも・・・元βは調子乗るなって意味か?・・・)チラ


    キリト「・・・え?・・・」

    上条「どうした?」

    キリト「いや・・・なんでもない」


    「みんな、いきなりだけど――ありがとう!たった今――」


    耳慣れた美声が響く、騎士ディアベルによる挨拶が始まった。
    うおおっと言う歓声や滝のような拍手が混ざり、広場を揺らすような勢だ

    321 = 316 :

    浜面「いつもながら、盛り上げるのがうまいこと」

    上条「大覇星祭の時もうちのクラス、こんな感じだったかな・・・いや、もっと静かだったか」

    御坂「ま、お通夜気分で行くより、全然いいでしょ」

    上条「・・・それもそうだな」


    上条達が話してると、ディアベルの話は締めに入ってた


    「・・・勝とうぜ!!」


    また約40人の雄叫びが力強く響く、この時キリトは一か月前の始まりの町の1万人の絶叫に近いと思っていた

    322 = 316 :

    迷宮区までの大名行列は、全体的に和やかな雰囲気だ、むろん上条達もいつもと違い、心にゆとりがあるが


    上条「なんかなー・・・」

    御坂「なんかねー・・・」

    浜面「言いたいことはわかるわ・・・」


    まるでこれから、体育祭の騎馬戦でも始まるかの空気。
    嫌いではないが、リラックスしすぎだろと心の中で突っ込んだ3人


    アスナ(・・・あなた達もそうでしょ・・・)

    323 = 316 :

    上条「にしても、MMOの移動の時ってこんな感じなのかな?」

    浜面「俺はやったことないから解んないな・・・キリトはあるか?」


    キリト「え?あ、あぁ。コントローラーとかキーボード、いじってるからそんな暇ないよ。
       尤も、フルダイブ型なんてこれが初めてだからな、何とも言えないよ」


    上条「・・・なるほどなあ」

    御坂「つまり、どゆこと?」

    上条「FFとかDQの移動みたいな感じ」

    御坂「あぁ、なるほど」ポン


    キリト(いや、それは違うと思うぞ)


    アスナ「・・・本物は、どんな感じなのかしら」

    キリト「へ?ほ、本物?」

    浜面「あぁ、カチコミ前の雰囲気ってことか?」

    アスナ「カチコミって・・・そうじゃなくって、実際に剣士とかいたら、怪物に挑みに行く時にどんな気分だったのか・・・そういうお話」

    上条「なるほどな」

    御坂「やっぱ、ピリピリしてたんじゃない?」

    浜面「いや、この後どこで飯食うかとか気楽だったんじゃね?」

    キリト「多分、それを日常にしてるんであれば、喋りたいことがあれば喋るし、なければ黙る。そんなもんじゃないかな?」

    御坂「このボス戦への光景も、日常になるのかな?」

    キリト「いずれはそうなるよ」

    アスナ「・・・ふふっ」

    上条「どうした?」

    324 = 316 :

    アスナ「笑って御免なさい。あなた達・・・変なこと言うんだもの。この世界は究極の非日常なのに、その中で日常だなんて」

    御坂「ははっ・・・確かにそうね」

    キリト「確かにそうだな・・・でも、確実に日常になるよ。今回のボスを倒しても、後99層残ってる」

    御坂「ここまで約1カ月、正直2,3年はかかるよ・・・きっと」

    上条「俺達はそのくらいの覚悟はした・・・キリト、お前もだろ?」

    キリト「あぁ・・・正直覚悟はしている」

    アスナ「・・・強いのね、あなた達」

    浜面「強くなんかないさ・・・」

    上条「もっと変な日常を送ってるからな」

    アスナ「わたしには、とても無理よ・・・」

    御坂「大丈夫ですって、一緒にがんばりましょ!」

    キリト「それに、上の層にはもっとすごい風呂があるんだぜ」

    アスナ「ほ、ほんとに?」パァァ

    アスナ「」ハッ

    アスナ「・・・思い出したわね」

    キリト「へへっ」

    上条「風呂、風呂・・・あぁ!昨日キリトが倒れたと思ったら、そこに御坂とアスナさんがいtおぱ!!」ドゴ

    御坂・アスナ「「言うな!!」」

    キリト・浜面((コエー))

    浜面「ってか、大将どうすんだよ?!」

    御坂「浜面さん達が運んでよ」

    アスナ「キリト君も運んでよ、それで腐った牛乳なしにしてあげるから」

    浜面「まじかよ・・・」

    キリト「うそだろ・・・」

    御坂「じゃ、おねがいね」

    キリト・浜面「「不幸だ・・・」」ヨッコラショット


    上条「」ズルズルズル

    325 = 316 :

    迷宮区最上階


    彼等は現在ボスの部屋の前にいる


    キリト「いいか、今日戦闘で俺達が相手する《ルインコボルド・センチネル》は、ボス取り巻きの雑魚扱いだけど十分に強敵だ」

    浜面「昨日言った奴か?」

    キリト「そうだ、こいつらは、頭と胴体の大部分を金属の鎧でがっちり守ってる」

    アスナ「つまり、私のレイピアだと喉元を貫けばいいと」

    キリト「そうだ」

    上条「俺達はどうしたらいい?」

    キリト「片手剣だから大丈夫だと思うけど、なるべく鎧がない所がいいな。ってか、いつ復活した?・・・」

    御坂「こいつは置いといて・・・相手がスタンしたら飛び込んだらいいんでしょ?」

    キリト「そんなとこだ」


    其々手順を確認し終えると、前の方でディアベルの声が聞こえた


    「――行くぞ!」


    彼がそう言うと、ボスの部屋の扉が開いた。

    326 = 316 :

    長方形の薄暗い部屋、入ると壁にあった松明がぼっ、ぼっ、と奥へ順々に光ってく。
    そして、奥へ行くと巨大な玉座が現れる。
    そこには何者かが座ってる、ここからでも解るほどの巨体。
    その者を全身照らし出す前に動いた、俊敏に宙を舞い一回転、地響きと共に着地、
    そして部屋全体を震わせるような咆哮、

    獣人の王《イルファング・ザ・コボルドロード》

    いかにもゲームに出てきそうな風格に、右手の持つ斧、腰にある巨大な湾刀。


    御坂「ミノタウロスに刀とか、またベタなこと・・・」


    美琴が感想を漏らすが敵は奴1匹ではない、

    後ろの穴から3匹の取り巻き《ルインコボルド・センチネル》が飛び出てきた。

    その3匹が一斉に向かってくる、そのうちの1匹に猛ダッシュする2人、キリトとアスナだ。
    2人の息はぴったり合ってた、まずキリトがコボルドの長斧をガードし振り上げる。
    そして「スイッチ!」の言葉と共にアスナのレイピアが喉元に当たる、見事な連携だ

    327 = 316 :

    上条「す、すげぇ・・・」


    見とれてしまった上条だったが、その刹那


    キリト「カミジョウ!そっち行ったぞ!!」


    キリトの言葉と共に我に返る、キリト達が相手してたコボルドが今度は彼に目標を変え向かってくのだ。
    すぐさまガードしようとするが、距離が近い


    上条(やばい!)


    ガキィィィ、と金属のぶつかる音が鳴る。
    何とかガードしたがかなり無理な体勢だ、力を入れようにも難しい。
    よく見ると剣がもう一つある


    浜面「大丈夫か大将!!」

    上条「浜面!!サンキュー」


    浜面が寸でのとこで入ってくれた、だが彼もかなり無茶な体勢だ。
    コボルドはそのまま押し潰そうとさらに力を入れる


    御坂「なにやってるの!!早く押し上げて!!」

    上条「解ってるけどっ・・・こいつはっ・・・」ググ

    浜面「結構っ・・・きびいかもっ・・・」ググ


    スキルを発動させようにも、このまま押し上げようとしても、力が入りにくい


    328 = 316 :

    上条(このままだと・・・はっ!?そうか!)

    上条「浜面!!」

    浜面「なんだよ!!」

    上条「このまま押し倒されるぞ!!」

    浜面「は?!何言って――」

    上条「ずべこべ言わず、やるぞ!!」

    浜面「ック!!わかったよ!!」グン


    足の力を抜き、そのまま後ろに倒される。そのさなか


    上条「せえぇぇやっ!!」ガン


    上条はコボルドを蹴り上げる、そのままコボルドは宙に舞い転がり美琴の前に行く


    御坂「なるほどねっ!!」ザン!!


    頷きながら美琴はコボルドに一撃を見舞いした、コボルドは光の結晶となり消えた


    キリト「GJ!!」

    アスナ「そっちも」

    上条「サンキュウ!!」

    浜面「お前もな!!」

    御坂「ありがとう!!」


    お互いの褒め合う、前の方から「2本目!!」と声が聞こえる。
    見るとボスコボルドのHPが1本消えてる、そして再び《センチネル》が追加される


    キリト「行くぞ!!」

    上条「おう!!」


    そして、その追加されたコボルドに彼らは向かっていった

    329 = 316 :

    「はあ、はあ・・・」


    肩で息をする、別HPが黄色になったわけではない。
    初めての剣での長い闘い、美琴は少し精神的に疲れただけだ。
    別に剣を全く使ったことがないわけではない、能力で過去砂鉄の剣を作ったこともあるし、それで戦ったこともある。
    だが、このような長い闘い、特に近距離戦はあまりない


    御坂(結構精神的に来るのね・・・無意味に肩で息してるし・・・)


    「大丈夫か?」


    御坂「?!」


    美琴に声を掛けたのは


    御坂「まだまだ余裕よキリト君・・・」


    お互い背中を向けて周りを見る、見たとこ瀕死の者はいない

    330 = 316 :

    キリト「なら結構!すごいな、初心者でここまでやるなんて」

    御坂「リアルでも色々あったからね・・・そっちもさすが経験者ってとこね」

    キリト「・・・いつから気づいてた?」

    御坂「・・・やっぱそうなんだ・・・最初は宿以外にも泊まるとこあるって言った時。
     攻略本にも書いてなかった情報なのに、いくらなんでも知るの早過ぎよ」


    キリト「結構速いな・・・」

    御坂「確信したのは、この戦いの前のコボルドの説明。いくらなんでも詳しすぎるもん、1回経験しないとあそこまで的確に言えないよ」

    キリト「なるほどな・・・俺も結構甘いな・・・で、俺をせめるのか?」

    御坂「そんなことしないよ、私達仲間でしょ!」

    キリト「仲間か・・・」

    御坂「少なくとも・・・私たちは絶対にしないよ」

    キリト「上条達もか?」

    御坂「えぇ・・・あいつは困ってる奴がいたら絶対に助ける、そんなやつよ」

    キリト「まるでヒーローみたいだな・・・お人よしのっ!!」ザン

    キリトが近づいてきたコボルドを切り掃う

    キリト「俺も、あんたに聞きたいことがある!!」

    御坂「何よ!!」

    キリト「・・・長くなるから、この戦い終わってからな!!」

    御坂「・・・わかった」


    上条「そっち行ったぞ!!」


    御坂「とりあえず、早く片付けましょっ!!」

    キリト「おうっ!!」

    331 = 316 :


    「何話してるんだ、あいつ等?」


    「そっち行った!!」


    「っつ!!」ガン


    曲刀で抑える、前回と違い今回は力が入る


    「スイッチ!行くぞ!!」


    「わかった!!」


    浜面の掛け声とともにアスナが体勢に入る、そしてコボルドの喉元に《リニアー》が炸裂する


    浜面「すげえなアンタ」

    アスナ「そっちこそ、なかなかね」

    浜面「俺は、やることやって生き残るだけさ」

    アスナ「生き残るね・・・」

    浜面「仲間や女のためにな」

    アスナ「え?!彼女いるの?」

    浜面「お!気になってた?もしかして」

    アスナ「まさか・・・あなたみたいなチンピラ負け犬フェイスに彼女できるんだな~と思って」

    浜面「そこまで言うか・・・」チキショウ

    アスナ「・・・こんな日常もいいかもね」

    浜面「?なんだ・・・」

    アスナ「なんでもないわ・・・さ!次いくわよ」

    浜面「おう!!」



    332 = 316 :

    「あいつ・・・滝壺に怒られるぞ・・・」


    「どうした!カミジョウ!?」


    「なんでもt!!・・・ない!!」ザン


    上条がコボルドを振り払う、後ろにはキリト。
    状況はプレイヤーたちがかなり有利な方で、ボスコボロドのHPもあと少しで残り最後のバーに入る。
    そして、コボルドの方も上条やキリト達がかなり片づけてる。E隊のキバオウ達も善戦してるが、速さではこちらの方が速い


    キリト(これなら、キバオウも文句ないだろう・・・)


    「アテが外れたやろ。ええ気味や」


    上条・キリト「「?!」」


    近くからキバオウが声を掛けてきた


    キリト「・・・なんだって?」

    上条「おい!!どおゆうことだよ!?」

    キバ「ふん!ならコイツに聞いてみいや。昔、汚い立ち回りでボスのLAを取りまくってたコイツにな。・・・俺は聞いただけや」

    上条「LA?」

    キリト「・・・誰に聞いた・・・どうやってβ時代の事調べたんだ?」

    キバ「決まっとるやろ。《鼠》や、奴から情報買ったちゅとったわ。ハイエナ探すためにな」

    キリト「・・・アルゴ?!」

    キリト(違う、アルゴは元βの事絶対に言わない)


    上条「アルゴって・・・あの人か、おい!何なんだよ?!」

    キバ「ギャーギャーウッサいやっちゃな、そこのβに聞いとき」

    上条「それって――」

    333 = 316 :

    「ウグルゥオオオオオオオオオオオオ」


    《イルファング・ザ・コボルドロード》の雄叫びが上条の会話を遮る、ディアベルたちがHPを最後の1本まで削ったのだ。
    そして穴から最後の《ルインコボルド・センチネル》が出てきた。


    キバ「雑魚コボ1匹くれたるわ。あんじょうLA取りや」

    キリト「・・・」グッ

    上条「・・・キリト」

    キリト「・・・カミジョウ・・・今は――」


    浜面「大将!!」


    不意に浜面の声が聞こえた、見るとコボルドを相手にしている


    浜面「早く来てくれっ!!」


    キリト「行ってやれよ・・・」

    上条「キリト・・・」

    キリト「・・・後でまとめて話すよ・・・」

    上条「・・・あぁ、わかった。後でちゃんと話せよ」ダ

    キリト「あぁ・・・」


    上条が行った後


    アスナ「・・・何を話してたの?」

    キリト「いや・・・。――まずは、敵を倒そう」

    アスナ「・・・えぇ」

    334 = 316 :

    上条「浜面!!」

    浜面「来たかっ・・・上にあげるぞっ!!」グッ

    上条「わかった!!」

    浜面「せいっ・・・やっ!!」ブン


    浜面が先と同じようにコボルドを宙に蹴り上げ、


    上条「うをぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」


    上条がそのまま突っ込みコボルドを引き裂く、見事に決まりコボルドは結晶となって消えた


    上条「大丈夫か?浜面?!」

    浜面「なんとかな・・・大体片付いたか?」

    上条「そうっぽいな・・・」

    御坂「大丈夫?!2人とも!」

    上条「おう!!御坂の方は大丈夫っぽいな」

    御坂「私を誰だと思ってるのよ。ってか、少しは心配してよ・・・」

    上条「?なんか言ったか?」

    御坂「何でもないわよ!!バカ!」

    上条「?」

    浜面(やれやれ・・・)


    「だ・・・・・・だめだ、下がれ!!全力で後ろに跳べ―――――ッ!!」

    335 = 316 :

    絶叫が聞こえた、聞き覚えのある声キリトだ。
    キリトが前方のC隊、ディアベルたちに向けた言葉だった。
    見るとさっきまで居たはずの《イルファング・ザ・コボルドロード》がいない。
    どこだ、上を見ると宙高くにいて体を捻ってる。そして、スキル《旋車》が発動する。
    ディアベルを含むC隊は吹き飛ばされ、床に叩き伏せさせられる。
    平均HPゲージは黄色まで削られてた


    浜面「ウソだろ・・・一撃で半分持って行った・・・」

    上条「」ダッ

    御坂「ちょっとあんた!!」

    浜面「あいつ助けに・・・」


    上条は走った、全速で


    上条(間に合えっ!!)


    だが、彼のダッシュも虚しく


    「グルゥオ!!」


    イルファングの攻撃がC隊の1番前、ディアベルに下った。
    いや、上がったの方が正しいのかもしれない。
    ディアベルは攻撃を喰らい宙に浮かび、無残にも上下幾重にもの攻撃を喰らう。
    そして、最後の1撃で20メートルぐらい吹き飛ぶ、その先にはキリト達がセンチネルを切り掃い助けに向かおうとしてる

    336 = 316 :

    「おい!!兄ちゃん!!上!!!」


    野太い声、両手斧使いのエギルの声が響く。
    上条は上を見るとディアベルを吹っ飛ばしたイルファングが、今度は彼を目標にし直情から落ちてくる


    上条(やばい!)


    慌てて剣を構えガード姿勢に入るが、このままでは正直力負けする


    上条「」スッ


    目を閉じ覚悟を決めた


    ズギン!!!


    ずっしりした音と重さが体に響く。だが、切られた感覚はない


    「・・・何やってるのよっ」


    「諦めるなんて、お前らしくないぞっ!!」


    声、美琴と浜面の声、2人が来てくれた。イルファングの刀を3人掛で抑える


    上条「・・・わりいっ・・・ありがとうっ・・・」

    御坂「お礼ならっ・・・後でっ・・・殴らせなさいよっ・・・!」

    浜面「それもそうだけどっ・・・この後っ・・・どうするっ」

    上条「最初のっ・・・パターンはっ」

    御坂「絶対にっ・・・無理!!」

    浜面「まず・・・蹴り上げるっ・・・自信がっ・・・ねぇ」

    上条「やばいっ・・・な」


    3人ともダメかと思った、その時


    「ぬ・・・おおおおっ」

    雄叫びと共にイルファングが後ろに下がる、両手斧使いエギルがフォローしてくれたのだ


    「B隊!少し引き付けろ!!」


    「「「「おう!!!」」」」


    御坂「た、助かった・・・」

    上条「ありがとう・・・ございます・・・」


    「例はいい、早くPOTしろ」


    浜面「は、はい!」


    「あと、騎士様を見てきてくれよ」


    上条「・・・わかった」

    337 = 316 :

    上条達はその場を離れると、ディアベルが吹っ飛んだ方へ走りながらポーションを飲む。
    SAOのポーションはすぐ回復するのではなく、ジワジワ回復していくタイプなので時間が掛かる。
    なので回復中は後ろに下がり、HPが多い者とスイッチする。
    しかし、このポーション不味い。
    話は戻りディアベルの元に近づく上条達


    上条「おい!!大丈夫か!!おい!!」


    キリトに抱えられてるディアベルに声を掛ける、だが反応が薄い。
    全身に切り傷を意味する赤いエフェクトがあるが、あまりにもゲーム的過ぎて現実味がない。


    「・・・うっ」


    御坂「?誰か!ポーションはないの?!」

    キリト「俺のが――」


    キリトがポッケからポーションを出そうとするが


    「」ス


    キリト「?!」


    ディアベルがキリトの手を抑えた


    「・・・後は、頼むキリトさん。ボスを、倒」パリン!!


    言葉を言い終える前に、ディアベルの体は砕け散った。さっきまで倒してたモンスターと同じように



    これが、上条達がSAOで初めて体験する  人の死

    338 = 316 :

    今日はここまで


    戦闘シーンは難しいぜ


    今度で、第1層ラストになります


    では、また来週

    339 :



    しかし御坂の一人称は「私」
    「ゆう」ではなく「いう」ね

    340 = 316 :

    >>339


    ご指摘ありがとうございます

    341 :

    おつですの

    343 :

    神だな、ここまででもスゲー面白かった!!

    344 :

    ディアベルはーん!!

    345 :



    ・・・

    細かいようだけどこれは治した方がいい

    346 :

    三点リーダ使ってくれた方がいいな

    347 :

    a

    348 = 347 :

    a

    349 :

    あまり言いたくないけど、文書下手すぎ。

    小学生向けの本を数冊読んだほうがいいよ。

    350 :

    まるで禁書が小学生向けじゃない言い方だな


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