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    元スレ上条「ソードアート・オンラインか、やってみたいな」

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    251 = 245 :

    しばらくして


    上条「どこで食うか?」

    浜面「水汲みたいし、噴水の傍とか?」

    御坂「だったら、あの木あたりh?!」

    上条「お、いいな!」

    浜面「あの辺りにしゃがんで食うか」

    上条「御坂、そこでいいんだよな?・・・あれ?御坂?!」

    浜面「あれ、お嬢ちゃんどこ行った?」


    場所をさしたも美琴本人がいない、周りを見た。
    するといたが何やら様子がおかしい、目の前にはベンチに座った男女のペア、それをジーッと見つめてる。
    相手二人は困ってるようだ、ガンつけてんのか?じゃなくて!!

    252 = 245 :

    上条「ぬぁわぁぁぁにやってんだぁぁぁぁぁぁ御坂ぁぁぁぁぁ!」ズコ


    御坂「へぶ!!」

    浜面「お嬢ちゃんが、チンピラみたいなことやっちゃイケマセン!」

    御坂「いっったーーっ!って、あれ?私なにして・・・」

    上条「無意識かよ・・・」

    浜面「すみません、この子が迷惑かけて」


    「い、いえ・・・」


    「だ、大丈夫ですよ」


    上条「ほら、御坂も!」

    御坂「ごめんなさい・・・」

    浜面「大体なんでガン見してたんだよ・・?」

    御坂「なんか・・・ふとクリームが目に入って、つい・・・」

    上条「クリーム?」

    253 = 245 :

    上条が2人の手元を見た、どうやらこの2人は食事中だったらしくパンを持ってる、彼らがさっき買った黒パンだ。
    だが決定的な違いがある、それはパンの上に輝くクリームが乗っかってること。
    まるでヴァーチャルの世界を忘れる様に、それは滑らかに、うす金色に輝いてる


    浜面「お、おぉ」

    上条「う、うまそう・・」


    食欲には人間勝てない。さっきは美少女が覗いてたと思ってたら、今度はむさくるしい野郎2人が覗きこんできた。


    「はっ?!」


    「」モグモグ


    状況を理解した女の方は、すぐに食べた。あっけにとられてる男の方は、まだ1口も食べてない


    上御浜「「「」」」ジーッ


    3人にガン見されてる


    「あ、あの~よかったら・・・ドウゾ」


    上条「まじで?!」

    浜面「いや、そんな気を遣わなくても・・・」

    御坂「ありがとうございます!!」

    上浜「「うをぉい!!」」


    この少女は、すでに甘いものを食べたいという煩悩に支配されてるらしく、躊躇なくもらった


    上条「少しは遠慮と言うものをだな」

    御坂「いただきます!」パク!

    浜面「躊躇なく食ったよ、この子!」

    御坂「おいしー!!」

    上条「いや、だから遠慮を」

    御坂「あんたも食べてみなって!」

    上条「いやだk」ムグ「うんめぇーー!!」

    浜面「おいこら」

    上条「お前も食ってみろって!」ホレ

    浜面「ちょま、」モグ「・・・まいうーーー!!」


    久しぶりに美味しい物を食べたのか、3人ともなかなかなリアクションを見せてくれた

    254 = 245 :

    「ははは、みなさん中いいですね・・・」


    浜面「なんか、すみませんね・・・」

    御坂「ごちそうさまです!」


    「いやこっちも、喜んでもらえると嬉しいです・・・」


    上条「ありがとうございますね、ほんと」


    「・・・もしよかったら、これの手に入るクエスト教えましょうか?」


    浜面「まじで?!」

    御坂「ほんとに?!」

    上条「いいのか?!」


    「あ、ああ・・・こいつにも教えるつもりだったし」


    上条「ありがとうな!俺、カミジョウ!」

    御坂「私はミコト!」

    浜面「ハマーだ!よろしく!」


    「俺は、キリトだ」


    これが、俺達とキリトの初めての出会い


    この日出会ったこいつを、一生忘れないことになった


    255 = 245 :

    キリトにもらった情報によると、さっきのクリームは1個前の村で受けられる《逆襲の牝牛》と言うクエスト報酬らしい。
    そういえば俺らは、ほとんどクエスト受けてなかったことをつぶや居たらキリトは「何…だと…」と驚いてた。
    まあ正直クエストの仕組みもこの街の道具屋にあった、ガイドブックで知ったばっかりだったし・・・それよりも気になることを聞いた


    上条「さっきキリトが言ってた攻略会議だけど・・・」

    御坂「もちろん出ましょうよ!こっちだって情報が欲しいし」

    浜面「それは分かったけど、あいつ等には知らせるか?」

    御坂「まぁ、もう始まっちゃうっぽいし、知らせるだけしらせましょ!」

    上条「メッセは俺が送っとくわ」

    浜面「なら行こうぜ!そこの広場だしよ」

    上条「そうだな・・・送信完了っと」


    上条がメッセージを送信すると、一行は広場に向かった。
    向かったといってもすぐそばの噴水広場、そこにはすでに40人近くいた、これが今回ボス攻略に行く人々なのだろうか?

    256 = 245 :

    上条「結構いるんだな・・・」

    御坂「そうね・・・」フゴ

    浜面「お嬢ちゃん・・・街入った時から突っ込みたかったんだけど。なんだその格好?」


    浜面が突っ込んだのは美琴の装備が変だからだ、別に武器が変わってるのではなく外見の装備が増えてる。
    具体的に言うと、頭は顔が隠れるほどのバンダナを巻き、体の方は布を巻いたようなマントを付けてる


    御坂「なんか昨日土御門さんに、人が多い所はこれ付けるようにって貰ったのよ」

    上条「ふぅーん・・・で何の効果があるんだ?」

    御坂「スキル見たけど何もないみたい」

    浜面「なんか・・・見た目は歴戦の手練れだなぁ・・・」

    上条「なんつーか、男にしか見えないな・・・」

    御坂「あぁ?!」

    上条「なんでもありません・・・」

    浜面「そ、それにしてもなんだな、誰だろうなこの会議を主催した奴は?」

    御坂「βなのかな、その人?」

    浜面「1000人だっけ?βテスターって」

    御坂「そうね、だけど全員はプレイしてないと思う」

    上条「なんで?」

    御坂「確率論よ。大体7~8割ぐらいだと思う」

    浜面「でも、何人かはここにいるだろ?」

    御坂「それは間違いないと思う」

    上条「でも、死んだ奴も多いんだろうな・・・」


    上条が言った通りSAOが始まって1カ月、死者は2000人に上る。
    正直最初にこの数字になった時、彼は信じきれなかった、初日で213人が死亡しそれでも1日約50人が死んでる。

    257 = 245 :

    御坂「あ、あれが主催者?」


    そうこう言ってると、1人の男が出てきた。
    格好はテンプレ的な勇者な格好で、顔も爽やかなイケメン、髪色も何故か水色。


    「はーい!それじゃ、5分遅れたけどそろそろ始めさせてもらいます!」


    ちなみに上条達がいるのは、最上段


    上条「あいつか?」

    浜面「なかなかの男前じゃねぇか」


    そのまま男が喋る


    「オレはディアベル、職業は気持ち的にナイトやってます!」


    浜面「なかなか面白いな」

    上条「嫌いじゃないぜ!ああゆうの」

    御坂「・・・私はパスかな」

    上条「なんでだよ?」

    浜面「顔がタイプじゃないのか?」

    御坂「そんなとこよ」

    上条「ふうーん、色々難しいんだな」

    御坂「」ハァ

    浜面(この子も、色々大変だな・・・ま!俺には関係ないけど)


    そうこうしている内に、ディアベルの言葉は続いた


    「今日、俺達のパーティが、最上階へ続く階段を発見した――

     ――遅くとも明後日にはたどり着くはずだ。第1層の……ボスの部屋に!」

    258 = 245 :

    上条「まじでか?!」

    浜面「もう見つけたのかよ?!」

    御坂「てっきり私達がトップかと思ってた・・・」

    上条「なんつーか、上には上がいるんだな・・・」

    浜面「まぁ・・・努力していこうぜ」


    上がいると確認し、3人が凹んでたら声が響いた


    「ちょお待ってんか!ナイトはん!!」


    学園都市ではあまり馴染のない関西弁、3人は前を見た。
    この時上条だけは、このゲームを貸してくれた友達のことを思い出してた


    御坂「何、あのサボテンヘアー?」

    浜面「サボテン?!・・・あぁ確かに。っぷ」wwww


    「」ギロ


    浜面「スンマセン」


    「………ふん!わいはキバオウってもんや」


    関西弁のサボテンヘアーは《キバオウ》と名乗った、明らかな偽名だが先のディアベル然り、本名でプレイする方がまれだ。
    ここにいる上条と美琴は、元々長くやるつもりはなかったので本名であるが。
    話をもどそう、このサボテンが話に割り込んできたのは、何かしら理由があるに違いない


    「こん中に、5人か10人ワビィ入れなあかん奴らがおるはずや」


    上条(何言ってんだこいつ)

    ディアベル「詫び?誰にだい?」


    「はっ、決まっとるやろ。今までに死んでった2000人に、や。」


    浜面(まじで、何言ってんだこいつ?) 

    ディアベル「キバオウさん。君の言う《奴ら》とはつまり……元βテスターの人たちのこと、かな?」


    「きまっとるやろ!!」


    「β上がりどもは――

    259 = 245 :

    要約すると、自分らをほっぽって金やらレアアイテムを、自分たちの物にしてるに違いない。
    だからいっぱい死んだ、だから謝って金とアイテムよこせと言ってる。
    もちろんこれに感情論が入ってるので、殆どのプレイヤーなら、そうだ、と思ってしまうだろう。だが


    上条「なんだかな~」

    浜面「ダダコネのガキかよ・・・」


    冷静に静観している者もいる、


    御坂「以外ね、あんたが冷静に物事聞くなんて」

    上条「そりゃそうだろ、だってあーだったらとか、言っても何も起こらないし」

    浜面「それに、βも結構死んでると思うぜ」

    御坂「・・・なんか、まともね」

    浜面「これが年の功ってやつよ」ドヤ

    上条「これが経験の差ってやつですよ、御坂君!」ドヤァ

    御坂「前言撤回、ムカつくはその顔」


    彼らの言動はさておき、何故ここまで彼らが、キバオウに賛同しないかと言うと、理由はある。
    だがそれは、挙手した人物によって言われた


    「発言いいか?」


    ガタイのよすぎる奴だ


    「俺の名前はエギルだ。キバオウさん――」

    エギルはキバオウに対して、ビギナーが死んだのはβのせいだ謝罪と賠償をしろと言うことか?
    尋ねるとキバオウは、せや、と答えた


    「情報はあったぞ」


    そう言って、エギルはポーチから1つの本を取り出した、それは上条達がこの街の道具屋で初めて手に入れたもの


    「このガイドブック、あんただって貰っていただろう」

    260 = 245 :

    上条「あれって、道具屋で無料配布してたやつだろ?」

    浜面「そうだな」

    御坂「おかげで、色々助かりました・・・」


    「……む、無料配布だと?」


    後ろの方で、驚きの声が上がった


    御坂「以外に知らない人も、多いみたいね」

    上条「・・・だな」

    浜面「でもあのサボテンは、貰ってたみたいだぜ」

    御坂「これを書いたのが、βってのを知らないんじゃない?」

    上条「まじで?」

    御坂「今あるやつしか読んでないけど、この情報量はきっとβの人じゃないと書けないからね」

    浜面「つか、これ書いてる人は参加してないのかな?」


    確かに、この情報量はビギナーの上条達にはとてもありがたいものだ。
    これを書いた人物、それはβ時代にかなり攻略してたものに違いない。
    だが、ここにいる者たちは初期装備に毛が生えた程度で、あまり大差はない。
    上条達に至っては、ほぼ初期装備と言っても過言ではない。つまり、現時点では見分けが付かない。
    このまま、魔女狩りのごとく探すのはあまりにも無駄だ

    261 = 245 :

    「キバオウさん、君の言うことも理解はできるよ。――」


    ディアベルも、βを吊し上げるよりむしろ積極的に協力してもらおう。
    と言う趣旨をキバオウに伝え、何とか納得させた。
    むろんβとは一緒に戦えないと言う物は去っても構わない、とのことだ。
    だが当のキバオウは


    「―――でもな、ボス戦が終わったら、キッチリ白黒つけさせてもらうで」


    まだあきらめきれない様子だ、不確定要素が残るが戦略会議は終了した。
    メリットを上げるとしたら士気を上げたことだろうか?




    この会議後からの、迷宮の攻略はかつてないほどのスピードで進み、翌日午後にはボスの部屋にたどり着いた。
    その日の夕方トールバーナの噴水広場にて再び攻略会議が開かれた


    会議ではボスの名前、その取り巻きの3匹の名前が伝えられた。
    しかし、情報はそれだけ、だが、会議の途中近くのNPCの露天商に、例の攻略本が置いてあったのだ。
    会議は一時中断し、参加者全員が攻略本を貰いに行った


    上条(うお!すげぇ!)

    浜面(前のもそうだけど、情報量がハンパねぇな)

    御坂(だけど、この情報量、ボスのHPやスキルまで・・・)


    上条達が驚くのも無理はない、そこにはボスの攻撃パターン、取り巻き達の特徴が事細かに書かれてた。
    そしてこの本は次の文で締められてた


    【情報はSAOベータテスト時のものです。現行版では変更されてる可能性があります】


    この分で、皆が思ってた疑問が消えた、これを書いたのはβだ。
    前までデカデカと書いてあったアルゴと言う名前、それはこれを書いた人物の名前だろう

    262 = 245 :

    「――みんな、今は、この情報に感謝しよう!」


    ディアベルはこう発言し、βを素直に受け入れる方向を示した。
    βを嫌悪してたキバオウが食いつくと思われたが、当の本人は今は踏みとどまっている


    この軍団の、実質リーダのディアベルによる発言は大体終わり、次の言葉が出た


    「――みんな、まずは仲間や近くにいる人と、パーティーを組んでみてくれ!」


    御坂「ふぇ!?」

    上条「どうした?素っ頓狂な声をだして?」

    浜面「ただ、何人かで、グループを作ればいいんだろ?」

    御坂「何でもないわよ!・・・そうよね・・・ここは学校じゃないものね・・・」

    上条「何言ってんだ?」

    浜面(あぁ・・・なるほどな)

    上条「なんだよ!気になるじゃねぇか」

    御坂「え、えーっと・・・」

    浜面「大将、そのへんにしとけよ」

    上条「?」

    御坂「・・・どうも」

    浜面「いいってことよ。ってか、周り見ると5人組か・・・2人足りないな」

    263 = 245 :

    すでに大方の人は5人組ができてる、このままではアブレてしまう。
    浜面は考える、美琴はさっきの反応を見ると、どうも人見知りの感じがあるし、そこのツンツン馬鹿はデリカシーが無い所がある。


    浜面(ここは、俺が何とかしないとなぁー)


    上の方を見ると、2人組がいた


    浜面(あれは・・・)


    上の方を見ると、見た覚えのある人物が

    264 = 245 :

    浜面「おい!キリト」


    声を掛けた人物、それは


    キリト「お、おう・・ハマーだっけ?」

    浜面「おう!よく覚えてたな」

    キリト「そりゃ・・・あんな物乞いみたいな目、初めて見たよ・・・」

    浜面「その節は・・・どうもすみませんでした」

    キリト「1人か?」

    浜面「いや、この前の奴と一緒だよ。そこにいんぜ」


    浜面は、下の2人を呼び出し隣に座った


    上条「どうも」

    御坂「久しぶり」

    キリト「えーっとー・・・カミジョウと・・・ミコト?」

    御坂「覚えてくれて、ありがとう」

    キリト「お、おぅ・・・」

    キリト(こいつ、実はβか?)

    浜面「そうだ!パーティー申請いいか?これで5人だし」

    キリト「あぁ、いいぜ」

    上条「よろしくな!」

    御坂「よろしくね」


    3人は2人にパーティー申請を送った、2人はすぐにOKし2人のHPが表示された。
    キリトの名と、フードをかぶった女も名も。
    【asuna】そう表示された

    265 = 245 :

    御坂「アスナさんでいいのかしら?」

    アスナ「えぇ、よろしくね」


    少し距離のある言葉だった、


    さて、会議の方だが、各々のパーティが決まてからとんとん拍子に決まった。
    どうもディアベルはリーダー気質は本物のようだ、各チームの役割をてきぱきと決めていったが


    「うーん・・・」


    どうやら、俺らは悩むらしい


    ディアベル「君たちは、E隊のサポートをお願いしていいかな」

    キリト「了解!」

    ディアベル「重要な役目だから、よろしくな」

    上条「おう!まかせろ!!」

    浜面「やってやんよ!」


    ディアベルは、爽やかに笑顔を見せ、噴水広場の中心に戻って行った


    キリト「・・・サポートね」

    上条「?」

    御坂「どこが重要よ・・・」

    浜面「?俺達素人だからサポートにしたんじゃねえの?」

    アスナ「ボスに1回も攻撃できないまま終わっちゃうじゃない」

    上条「どゆこと?」

    御坂「つまり、邪魔スンナってよってことよ」

    浜面「そうなのか?」

    キリト「まぁそうだと思うけど・・・この人数ならスイッチやPOTローテできると思うんだけどな・・・」

    266 = 245 :

    アスナ「・・・スイッチ?ポット・・・?」

    キリト「知らないのか?!」

    上条「知ってるか?」

    浜面「さぁ」

    キリト「・・・マジで?」

    御坂「うん

    キリト「」ハァー


    キリトは頭を抱えた、どうやら俺らは重要な物を知らないらしい


    キリト「・・・後で、全部詳しく説明する。この場で立ち話じゃとても終わらないから」

    上条「あぁ・・・よろしく頼む」

    浜面「悪いな・・・手間とらせて」

    キリト(このアスナってやつもそうだけど、よくここまで来れたな・・・)


    キリト(マジでこの4人、ビギナーなのか?)


    キリト(その前に・・・なんであのディアベルは、俺以外が素人って分かったんだ?)


    5人ならスイッチなどができ、正直攻撃や盾役など役割を振ることができる。


    キリト(もしかして、アルゴから情報を買ったのか?)


    267 = 245 :

    2回目の攻略会議が終わり、周りの人が酒場などに流れて行った。


    上条「んで、どこで話す?」

    キリト「どっか適当な酒場にでも入るか?」

    アスナ「・・・・・・嫌。誰かに見られたくない」

    キリト「ならNPCのハウス・・・でも誰かは言ってくるか」

    浜面「だったら、俺らが借りているホテルの部屋はどうだ?鍵もかかるし」

    御坂「狭いから無理でしょ・・・だいたい。この世界の個室なんて部屋と呼べないでしょ」

    上条「そうか?」

    浜面「こいつとか、俺の昔住んでた部屋とかあんなもんだぜ」

    キリト「案外何とかなるぜ」

    アスナ「それは、あなた達男の子だからです!!」

    御坂「食事にまで文句は言わないけど、せめてもっとイイ所で寝たいわ!!」

    アスナ「しかもあんな部屋で50コルとか高すぎ!!」

    上条「・・・どうしよう浜面、俺リアルだとあれ位の部屋なんだけど」

    浜面「なんつーか・・・ドンマイ」

    上条「ってか、うちの女性陣が最近軽く不機嫌なのって・・・」

    浜面「これかもなぁ・・・滝壺も機嫌悪いし」

    キリト「探したらもっといい部屋あるんじゃないのか?多少値は張るけど」

    御坂「まずこの街、3軒しかホテルないじゃん!」

    アスナ「しかも、どこも似た部屋だったわ!!」

    268 = 245 :

    キリト「ああ・・・・なるほど。あんたら【INN】って表示しか見てないのか」

    御坂「だって・・・それが宿って意味じゃないの?」

    キリト「あれは低層フロアなら最安値で泊まれるって意味で、それ以外にも泊まれる部屋はあるんだよ」

    御坂「な・・・」

    浜面「へー、それはいいこと聞いたな」

    アスナ「そ、それを早く言いなさいよ・・・・」

    キリト「ちなみに、俺がこの街で借りてるのは、農家の2階で一晩80コルだけど、ミルク飲み放題のおまけつき」

    上条「ミルク飲み放題とか、いいなー」

    キリト「ベットもでかいし眺めもいいし、おまけに風呂までついて・・・」


    キリトが部屋自慢してると、閃光の速さでキリトの胸倉に2つの手が伸びてた。
    1つはアスナ、もう1つは美琴だ


    アスナ「・・・・なんですって」

    御坂「もう1回言って・・・」


    ドスの聞いた声が響く、正直目つきだけで殺されそうな感じもする


    キリト(へ?何、なんなの?あれ、不味いこと言っちゃった、俺?)

    269 = 245 :

    絶賛パニック中のキリト、現実では実の妹とすらコミュニケーションとるのすら下手な彼にとって、
    女性に胸倉を掴まれた時の対応なんて取れるわけがない。
    いや、現実でも2人同時に胸倉掴まれるなど滅多にないが・・・
    それはさておき、この何とも言えない状況、残り2人は


    浜面(こえー)

    上条(あれ?なんか、あのまま電撃とか飛んできそうなんですけど・・・)

    浜面(ってか、キリト大丈夫かよ?)

    上条(助けた方がいいのか?・・・)

    上条「あのー御2人さん・・・」

    御坂「だまってて!!」

    上条「はい・・・」

    浜面「黙っとこうぜ」ボソ

    上条「・・・そうだな」ボソ

    アスナ「・・・今、なんて言った」

    270 = 245 :

    キリト「ミルク飲み放題・・・?」

    アスナ「そのあと」

    キリト「べ、ベットでかくていい眺め・・・?」

    御坂「そのあと」

    キリト「ふ、風呂つき・・・?」

    アスナ「・・・・」

    御坂「・・・・」


    2人が黙り込む、そして手が離されると矢継ぎ早に


    御坂「あんたの部屋、1晩80コルよね?」

    キリト「は、はいそうです」

    アスナ「その宿、後何部屋空いてるの?」

    キリト「えーっと・・・」

    御坂「場所は?」

    アスナ「私も借りるから案内して!!」

    御坂・アスナ「さあ!!」

    キリト(借りたいってことなのか・・・?)

    271 = 245 :

    キリト「・・・あー、俺農家の2階借りてるって言ったよな」

    アスナ「言ったわ」

    御坂「それで?」

    キリト「それって、丸ごと借りてるって意味なんだ。ゆえに空き部屋はゼロ」

    アスナ「・・・・なっ!!」

    御坂「1階は?!」

    キリト「貸し部屋・・・なかった・・・です」コエェヨ

    アスナ「・・・・そのお部屋・・・」

    キリト「・・・言いにくいんだけど・・・10日分料金前払いしててさ。あれって、キャンセル不可能じゃん、だからその・・・・」

    アスナ「・・・・なっ」

    御坂「にっ・・・」


    つまりは、キリトが借りてるからまだ借りれないということだ。
    しかし、このままほかの家を探すのに時間をかけるのはもったいない、と言うより下手すると前の村に戻らないと無いのかもしれない。
    前の村に戻ったら明日のボス討伐に参加できないかもしれない

    272 = 245 :

    アスナ(こうなったら・・・・)


    御坂(やけくそよ!!)


    何かを思いついた少女2人は、すぐに行動に出た。
    それは膝を地面につけ、手を地につけ頭を地面すれすれまで持っていく、そう、これは


    アスナ「・・・あなたのところで」

    御坂「お風呂」

    アスナ「貸してください」

    アスナ・御坂「「お願いします」」


    土下座、キリトの目の前でこの少女2人は土下座したのだ。
    お風呂、それに入りたいがために、この2人は現実では絶対にありえない行動に出たのだ。
    ぶっちゃけ、こんなことやられたらされた側もビビる


    キリト(ええええええ?!なんでそうなるの?つか、そこまでして入りたいのかよ!)


    これは断れない状況だ、むしろ断ったら今度は剣先が飛んできそうだ


    キリト「あ、はい・・・どうぞ、ご案内します・・・・」

    273 = 245 :

    今回はここまで


    キリト、アスナなどSAOメンツ本格参戦です


    ではまた

    274 :



    ボス戦後の禁書勢の立ち位置はどうなることやら

    275 = 245 :

    >>274

    それも納得いただけるか解りませんが、考えてます

    276 :

    上条さん達とキリト達の絡みはずっと見たかったんだよなぁ
    乙です

    277 :

    ボス後のごたごたで、上条どういう立場に動くかが楽しみだな

    278 :



    思うんだが?!じゃなくて!?じゃね

    279 :

    どうでもいいよ
    疑問が先行するイメージなら?!であってると思うけど!?でも別にいい
    本当どうでもいい

    280 = 278 :

    >>279
    そっか、ならいいんだが

    281 :

    いまさらだが能力なしのSSはそのキャラである必要があるのだろうか

    と、ボス戦前になって思ってしまった。
    キャラ崩壊はいまのところ大丈夫っぽいけど崩壊しだして誰コレー状態になったら目も当てられない支援

    282 :

    禁書キャラで俺つえぇぇぇぇしなければいいよ

    >>281
    >>1でキャラ崩壊するって書いてあるし気になる人は読まない事をススメる

    283 :

    SAOとクロスすればどのキャラもデータ化されるんだからしゃーない

    言ってしまえばクロスssはキャラ読みを楽しむもんだろう

    284 :

    どうもー、こんばんわ


    では、投下します

    285 = 284 :

    キリトが借りてるのは、トールバーナ東の農家、学園都市ではめったにお目にかかれない牛舎まで付いてる。


    上条「でけぇな」

    浜面「お!水車もある」

    キリト「結構いいだろ?」

    アスナ「・・・そんなことはいいから」

    御坂「早く、案内して」

    キリト「ハイ・・・」

    286 = 284 :

    上条(こえーよ、マジで)ヒソ

    浜面(キリト、軽くトラウマになってるだろ・・・)ヒソヒソ

    上条(ってか、土下座終わって、すれ違いざまに――)


    御坂『喋ったら、コロス』


    上条(あんな声聞いたことねぇよ!)

    浜面(下手したら麦野より怖かったぞ!!)

    上条(やっぱ風呂って大事なんだなー)

    浜面(だな・・・)

    287 = 284 :

    2人がこそこそ喋ってると部屋に着いた、キリトがノブに触れ解錠音が響く。


    キリト「・・・ま、まあ、どうぞ」

    アスナ「・・・・ありがとう」

    御坂「・・・お邪魔します」


    部屋に入った途端、おもわずアスナと美琴は、本音を叫んでしまった。


    アスナ「な、何これ、広い!!」

    御坂「これで30コル差?!安すぎるでしょ!!」

    キリト「こういう部屋を速攻見つけるのが、けっこう重要なシステム外スキルってわけさ」

    上条「おじゃましまーす!うお、ひれー」

    浜面「どれどれ、お!なかなかいい趣味じゃん」

    キリト「そこのピッチャーに、ミルク入ってるから飲んでいいぞ」

    浜面「マジで?!サンキュー」

    上条「おい御坂!いただこうぜ・・・御坂?」

    288 = 284 :

    上条が呼んでも、美琴は反応せずある1点を見ている、アスナも美琴と同じ場所を見つめてる。
    【Bathroom】そう書かれたプレートが扉には下がってる。


    キリト「ふ、風呂場そこだから・・・・ご、ご自由にどうぞ」

    アスナ(どっちが・・・)

    御坂(・・・先?)

    キリト「あ、その結構広いから2人入っても大丈夫だぜ?」

    アスナ「・・・わかった」

    御坂「ありがとう・・・」


    そう返事をすると、2人は風呂場へはいっていった、そして確りと扉を閉める。

    289 = 284 :

    「「・・・」」


    沈黙が支配する。そりゃ知り合って日が浅いし、お互いフードや布で顔を隠してる。
    こんな状況でいきなり一緒に風呂に入る、とかレベルが高すぎる


    御坂(どうしよう・・・かなり緊張するんだけど・・・)チラ

    アスナ「・・・すごい・・・」


    アスナは一言、目を真ん丸にしてつぶやいた、何がすごいって風呂。
    かなりおっきい、自分が住んでる常盤台の寮の風呂よりでかい。これには美琴も


    御坂「・・・おおきい・・・」


    呟かずにはいられない


    アスナ「時間がもったいないから、早くはいっちゃいましょ」

    御坂「え、えぇ、そうですね・・・」ス


    ウィンドウを開き、武器防具解除のボタンを選択する。
    すると顔を覆ってた布、武器防具の類が消え、カットソーと短パン、ニーハイだけになった。
    次は衣類解除なのだが


    御坂(ここは学校のシャワー、ここは学校のシャワー、ここは学校のシャワー、ここは学校のシャワー、ここry)

    290 = 284 :

    人前で下着姿になるのは、中学2年の美琴にとって、パニックどころの騒ぎではないのだ。
    しかも隣にいるのは知り合いではなく、アスナと言う人物。
    フードからチラリ見えた顔は女性で自分とも年が近そうだった


    御坂「」チラリ


    アスナの方を伺う、彼女も武器防具を解除したらしく、フードがなく容姿が解る。
    初めて顔を見る、長い栗色の髪、凛とした顔立ち、上品そうな雰囲気、


    御坂(ほえー)


    美琴は見とれてしまった、ものすごい美少女だ。
    現実と同じ顔のSAOの世界であって、ここまでの美人を美琴は今まで見たことがない。
    いや、現実でも早々いないだろう


    アスナ「」ス


    アスナは衣服解除のボタンを押し、下着になる


    御坂「なっ・・・」


    美琴は絶句する、年が近いというのは顔を見て確信したが、体の方は違った。
    ゆったり目のカットソーだったので解らなかったが、ずっしりと小さくなく、
    かと言って大きすぎない綺麗な乳、やわらかそう


    御坂(ま・・・まけた)ガク


    アスナ「?ど、どうしたの?伏しちゃって??」


    御坂「ナンデモナイデス」orz

    291 = 284 :

    一方、外の野郎面子


    上条「」ソワソワ

    キリト「」チラチラ

    浜面「そんなに緊張すんなって」

    上条「いやでもな・・・」

    キリト「こういう経験初めてで・・・」


    壁1枚隔てたとこで、身内でない女性プレイヤーが風呂に入ってるこれを緊張しない童貞はいない。
    浜面が余裕?そおゆうことだよ


    浜面「まあ、終わるまでゆっくりミルクでも飲んでましょうや」

    上条「くつろぎ過ぎだろ・・・ってか、悪いないきなり部屋まで押しかけちゃって・・・」

    浜面「ほんと、うちのお嬢が迷惑かけて・・・」

    キリト「いやいいんだよ・・・それより、あんた等はリアルでも仲良いのか?」

    292 = 284 :

    上条「まぁ、仲良いのか?」

    浜面「俺とこいつは結構遊んだりするな、SAO居るのは偶然だ」

    キリト「ふうーん・・・」

    浜面(会話下手か?・・・)

    浜面「それにしても、あんたの剣、こいつのと違うけどやっぱクエスト報酬ってやつなのか?」

    キリト「あぁ・・・森の町でクエストがあるんだよ、結構簡単だからやってみたらどうだ?」

    上条「へー、そんなのあったんだ・・・クエストのやり方知ったの最近だからなー」ガクシ

    キリト「おかげで、厄介事に巻き込まれてるけどな・・・」

    上条「厄介ごと?」

    キリト(やばっ!?)

    キリト「なんでもない!こっちのことだよ」

    上条「なんだよ・・・気になるじゃねぇか」

    293 = 284 :

    キリト「それよりもさ!!よく来れたな此処まで」

    上条「ん?あぁ、いや、結構死にかけたんだって・・・、俺結構不幸だからなー」

    浜面「大概お前の不注意だけどな・・・」

    上条「なんだよ・・・それより、スイッチとかのことは2人が出てからでいいか?」

    キリト「そうだな・・・2度手間は避けたいしn」コンコン

    上条「?!」

    部屋にノックの音が響く、しかし特殊なリズムだ


    浜面「誰か来たのか?」


    キリト(やばい!このリズムはアルゴだ!どうする俺?
    こいつらはなんとかなっても、シャワー中のアスナ達はやばい!!どうする俺?窓から飛び出て逃げるか?)


    上条「どうした、キリト?」

    浜面「出なくていいのか?」

    キリト「あ、あぁ・・・今出る・・・」

    キリト(こうなりゃ、出たとこ勝負だ)


    キリトは、扉に向かいドアを開ける

    294 = 284 :

    キリト「よ、よう。めずらしいなあんたがわざわざ部屋まで来るなんて」

    「?まあナ。それよりも、キー坊誰か部屋に招くなんてサ」

    キリト「第1層を攻略する関係で、い、今だけパーティー組んでんだよ!」

    「?まあいいサ。それよりも、クライアントがどうしても返事がほしいってサ」

    キリト(またかよ・・・)

    「それよりモ。お前たち、ツッチーの仲間だロ」

    上条「そうだけど・・・なんで知ってんだ?つか、土御門の知り合い?」

    浜面「ここ2,3日は一緒にいないぜ?」

    「オレっちのお得意様なんだよ、キー坊と同じでナ」

    上条「なら名前もしってるのか?」

    「知ってるよカミジョウ、それとハマー」

    浜面「んで、あんたは何なんだ?」

    アルゴ「オレっちはアルゴ、情報屋サ」

    295 = 284 :

    上条「アルゴ?・・・どっかで聞いたような・・・」

    浜面「そう言えば、なんか覚えがあるような・・・」

    アルゴ「これのことだロ?」ヒョイ


    アルゴが掲げたのは攻略本だった、そうこの人物こそがこの本の著者アルゴである。
    上条達が聞いたことあると思ったのは、この本の表紙下部にデカデカと書いてある

    【大丈夫。アルゴの攻略本だよ】

    と書いてあったからだ。だが最新刊での最後の一言で推測すると


    浜面(つまり、こいつはβってことか?!)ハッ

    296 = 284 :

    その通りだ、彼女は元βテスター。
    普段バカ面と言われたりする浜面だが、今までの本を読んだらソコまでは軽く推測できる、それは上条とてそうだ


    アルゴ「ま、オニーサンの思ってる通りで大体あってるヨ」

    浜面「・・・まあいぃ、とりあえず例を言っとくよ」ス

    上条「この本で助かったのは事実だしな」ス

    アルゴ「そう言ってもらえると、書いたかいがあったヨ」アクシュアクシュ

    上条「そんで、キリトに用があったんじゃないか?」

    アルゴ「そうダ。キー坊、例の事だけどナ」

    キリト「なんだよ・・・」

    アルゴ「今日中なら、3980コル出すそーダ」

    キリト「・・・さ・・・」

    キリト(さんきゅっぱ?!どんだけだよ!)

    上条「・・・何の話だ?」

    浜面「あまり詮索しないのが、大人のマナー」

    アルゴ「その通リ!で、どうするんダ?」

    キリト「」チラ

    キリト(あまり、大事にさせたくないから)

    浜面「キリト、なんか重要な話っぽいから、俺達でてようか?」

    キリト「・・・そうしてくれると助かる、悪いな」

    上条「大丈夫だって、終わったら呼んでくれよ」

    キリト「あぁ、分かった」


    バタンと扉が閉まる音が響く、

    297 = 284 :

    アルゴ「結構いいやつそうだナ」

    キリト「そうだな・・・で、この《アニールブレード》の事なんだけど――」



    廊下、扉前にて



    浜面「どうだ聞こえるか?」

    上条「無理、全然聞こえねぇや」

    浜面「やっぱSAOだとシステム的にダメなのかな・・・」

    上条「でも、キリトの顔、相当困ってたぞ」

    浜面「クライアントとか言ってたからな、アルゴが何かしらの案件を持ってきたんだろ?」

    上条「だけど、その案件でキリトは困ってるんだろ?」

    浜面「そうなんだけどなー、ってか、お前はやっぱキリトを何とかしたいのか?」

    上条「そりゃ困ってんだから、何とかしなくちゃいけないだろ?」

    浜面「はぁ・・・この考え方が上条のヒーローたる所以なのかもな」

    上条「?」

    浜面「なんでもねぇよ、」

    キリト「終わったぞー」ガチャリ

    298 = 284 :

    上条「早かったな」

    浜面「あれ?あのチッコイノは?」

    キリト「アルゴなら隣の部屋に・・っ!?」

    上条「ん?(どうしたんだ?)」

    キリト(やばい!そこの部屋だとアスナとミコトが!!)


    キリトが慌てて中に戻る、だが


    「わああ?!」

    「・・・きゃあああああああああああああああ」

    「・・・いやああああああああああああああああ」


    驚声と悲鳴が盛大に辺りに響いた後


    キリト「へぶ!!」ドサ

    上条「キリトどうした!!!」


    倒れたキリトに慌てて近づく上条、だが・・・


    上条「へ?ぶべら!!」ドサ

    浜面「か、上条!?」


    キリトと上条がいきなり、すっとんきょんな声を出して倒れた。
    もちろん死んだのではなく、ただ気絶しただけだ。
    浜面は2人に近づき


    浜面「お、おい!!上条!キリト!しっかりしろ!!いったい何が――」

    「浜面さん・・・」

    「・・・・なにやってるんですか?」

    浜面「?!」

    299 = 284 :

    そこには2人の少女がいた、2人とも風呂上りなのかカットソーなどの衣類だけで、防具類はつけてない。
    SAOだと着替えは一瞬なので、タオルを巻いて湯上りの煙が出ることななく、すぐ着替えることができる。
    つまり、浜面は2人の裸を見たわけではない、一瞬の差で回避したのだ


    浜面(つまり、こいつらは見ちったわけか・・・かわいそうに。・・・っつーか)

    浜面「なんで御嬢さん達は剣を持っているの?」


    浜面尋ねた理由は少女たちの格好だ、先に述べた通り美琴とアスナは衣類だけで防具はつけてない、だが手には剣が握られている。
    まるでこのまま彼を攻撃する直前のようだ、目つきは冷徹にゴミを見下げるがのごとく、麦野とは違うベクトルの恐怖を感じる


    浜面(何これ・・・なんでこうなってるの?俺)

    御坂「ねぇ・・・・浜面さん?」

    浜面「は、はい!!」

    アスナ「このことなんだけど・・・」

    御坂「今すぐ忘れて、二度と思い出さないのと」

    アスナ「今この場で、記憶を消されるの」

    御坂・アスナ「「ど・っ・ち・が・い・い?」」

    浜面「ぜ、前者でオネガイシマス」

    300 = 284 :

    今回はここまで、



    SAO勢が心理描写少ないのは合えてです


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