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    元スレたしかあったジャンル「ベトナム帰還兵」

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    451 = 448 :

    誰かいるかお?

    452 :

    見てるよ

    453 = 448 :

    ありがとう…ごめん>>450転=畑部ねwwwwこんがらがっちった

    454 :

    誰も見てなんかいないんだからねっ

    455 = 448 :

    「ふぇっ…ひっく……」

    「これ…」サッ

    「いっ、いい!!泣いてなど…ひぐっ…いないっ……」

    「……」

    「……」グスッ

    「なぁ…取引しないか…?」

    「ぇ…?」

    畑部「ッ…」

    「畑部さん達を見逃してくれる代わりにさ、食糧を俺からも提供する。もちろん畑部さん達のに加えてね」

    「な…!?ななな何を……」

    畑部「やめてくれ…これ以上男君に迷惑は……」

    「いいんだよ。コレは俺がしたいからやってる…それにうちの冷蔵庫には食べきれない食材が一杯ある」

    畑部「……」

    「いっ、いや…しかし…」ゴシゴシ

    「ここで皆殺しにするより『アタマンとして』懸命な判断だと思うよ」

    「うぐ…」

    畑部(男君…なんて人なんだ君は……君は…)

    「ね?だから…」

    「むうぅ…」

    畑部(私達を助けるだけじゃなく…自分の身を削ってまで……)

    「なんなら食糧以外でも上げるからさ…服とか…色々…」

    「くううぅぅ…」

    畑部(女に逃げ道を…用意してやってるのか……)

    456 = 448 :

    「ふぇっ…ひっく……」

    「これ…」サッ

    「いっ、いい!!泣いてなど…ひぐっ…いないっ……」

    「……」

    「……」グスッ

    「なぁ…取引しないか…?」

    「ぇ…?」

    畑部「ッ…」

    「畑部さん達を見逃してくれる代わりにさ、食糧を俺からも提供する。もちろん畑部さん達のに加えてね」

    「な…!?ななな何を……」

    畑部「やめてくれ…これ以上男君に迷惑は……」

    「いいんだよ。コレは俺がしたいからやってる…それにうちの冷蔵庫には食べきれない食材が一杯ある」

    畑部「……」

    「いっ、いや…しかし…」ゴシゴシ

    「ここで皆殺しにするより『アタマンとして』懸命な判断だと思うよ」

    「うぐ…」

    畑部(男君…なんて人なんだ君は……君は…)

    「ね?だから…」

    「むうぅ…」

    畑部(私達を助けるだけじゃなく…自分の身を削ってまで……)

    「なんなら食糧以外でも上げるからさ…服とか…色々…」

    「くううぅぅ…」

    畑部(女に逃げ道を…用意してやってるのか……)

    457 = 448 :

    すまんミスった

    459 = 448 :

    「な、なにを考えているのですかアタマン!?取引等しなくても力づくで奪えば……!!」

    「……」

    「……」

    「アタマン…!!」

    「…いい」ボソッ

    畑部「……」

    「え?つ、つまり……」

    「もういいといってるんだ!!矢玉が勿体ない!!命だけは助けてやる!!」

    「ッ!?そっ、そんな――」

    「諦めろ、命令だ。二度は言わんぞ」チャッ

    「クッ…!!」

    畑部「……」

    「あっ、ありがとう!!ありがとう女さん!!」

    「お、俺達助かったのか!?」「やっ、やったァ…」「ハハハ……」ザワザワ

    「何故礼を言う?これはただの取引。お互いの利益を追求した結果、それだけだ」

    畑部(嘘だ…貴様はこんな取引に応じるような人間じゃない……絶対的優位が己の手中にあるのに……)

    「やっぱり女さんって…なんだかんだいって優しいよね…」

    「ばっ、馬鹿者…!!だからこれは取引だと言ったろう…そ、それにコイツ等から恒久的に搾り取るのも悪くはないしな…」

    畑部(自分の逃げ道を用意してくれた…男の好意が……かわせなかっただけだ……)

    「……」ニコニコ

    「クウゥ……///」

    畑部(お前は…ここでも……私の敵になるのか…)

    「もっ、もういい!!貴様等、食糧を持って引き上げるぞ!!用はすんだ!!」

    460 = 448 :

    畑部「男君ありがとうございます。おかげで助かりました」ペコッ

    「ハハ…いやいや……」(すっかりいつもの畑部さんに……)

    「あ~疲れた……」「痛っ…誰か俺のメガネ知らない…?」「コレ洗濯しなきゃな……」ムクッ

    (ん?そういえば別にコレ当たったところで少し痛いだけじゃ……)

    新畑「こっ、怖かったですぅ…」

    畑部「すぐに慣れますよ」ニコニコ

    「……」

    畑部「とりあえず射られちゃった人は保健室にいって、適当に絆創膏でもはっといくださいねー」

    国部「はぁ~あざになっちゃったよ…ったく」

    (なんか…)

    「ヒイイイ、タタール怖カッタ!怖カッタネ!!」ガクブル

    畑部「いや~やっぱり痛いのは嫌ですもんね!!」

    (ムカついてきたな…)



    男友「あいつら学校のグラウンドで何やってんだよ」

    462 :

    支援だぜ!男どうする気だWWWWWW

    463 :

    ワロタwwwほんとに何やってんだよwwwww

    >>1の作品で初めてのライバル登場にwktk
    支援支援

    464 :

    「はい、女さん。約束の食糧」ドサッ

    「おお、今日もすまんな……」

    「取引、でしょ?」

    「ぐ…そ、そうだだったな」

    「ホラ、袋開けて見てよ」

    「おぉ…これは…」パアァ

    「ごめんな、殆ど豚肉と鶏肉ばっかりで肉なんて毎日食ってるだろうに……」

    「いっ、いや…そうじゃなくてこんな高級品を……」

    「へ?高級…かな?」

    「豚や鳥なんて放牧生活じゃ使わない家畜だからめったに食えんのだ」

    「あ、そうなの…」

    465 = 464 :

    「ッ!!こっちには服まで……」

    「女さんに似合うかなって…姉のお古だけど……」

    「あぅ…これなんて可愛いなぁ…」キラキラ

    「そ、そう」(やっぱ…)

    「フフ♪どうだ男、似合うか?」ピトッ

    「似合うけど…それ後ろ前反対……」(なんだかんだいっても女の子だよなぁ、フフ…)

    「ほぉ、中々複雑な構造をしてるものだな。おっ、これもヒラヒラして可愛…」ピタッ

    「ん?どうかした?」

    「すっ、すまん…」

    「だから礼は…」

    「いやそうじゃなくて…スカートは…その……」ボソボソ

    「え?」

    「馬に乗る時…しっ、下着が……///」カアァァ

    「あっ…ご、ごめん…そういえば毎日ズボンだね……」(つか同じ服か……)

    「うむ。元はといえばズボンは我々遊牧民の発明だからな……」

    「へぇ…そうなんだ」

    「でもせっかく男がくれたんだ…このスカートは大事にとって置くぞ……///」

    「え?交易に出さないの?取引なんだし…」

    「うっ…い、いいのだ!!これはスベスベして気持ちいいから毛布代わりになるしな!!」


    「……」ギリッ

    466 :

    転校生さん何してはるんですか

    467 = 462 :

    転さん・・・
    >>1は他にも作品書いてるのかな?

    468 = 464 :

    畑部「あのー…男君?」

    「ん?」

    畑部「お弁当つくってきたんです。一緒に食べましょう」

    「えっ、また?毎日ホント悪いね…ありがとう……」

    畑部「いいんですよ。男君が食糧を差し出してくれたお陰で命拾いしたんですから。これくらい当然です」

    「命拾い…ねぇ」(ちょっと痛い目に合わずに済んだだけだろが…)

    畑部「ん?何かおかしな事言いましたか?」ニコッ

    「いや…」(とはいっても…遠慮してるのか、消費量が少ないのか…あるいはその両方なのか……)

    畑部「フフ、おかしな男君♪」

    「ハハ…///」(まったく食糧の要求量が負担にならない程度なんだけど……しかも)

    畑部「じゃあ食堂にいきましょうよ」

    「ん、そうだね」(おかげでこんな可愛い子が俺に弁当作ってきてくれるし…世の中何が福に転じるやら……)


    (糞ッ、畑部のヤツ…あれ以来やたらとお礼にかこつけて男に付き纏いおって…まさかヤツも男の事……)イライラ

    469 = 464 :

    >>466ごめん転=畑部でwwww

    >>467現行の終わり所を見失った無駄に長い新ジャンルジェントルマンの
       転校生さんとごっちゃになってwwwww

    470 = 464 :

    「よう糞虫!!相変わらずカサカサと目障りだな!!」

    畑部「おはようございます、害虫さん。相変わらず視聴覚両方に強烈に訴えてくる気持ち悪さですね」

    「まぁ、確かに地に這いつくばってる様な糞虫とは存在感が違うという事だけは認めてやろう!!」

    畑部「またいつにもまして無駄に元気ですね…鬱陶しい……」

    「フフ、いいことがあったからな!!知りたいか!?男から服のプレゼン――」

    畑部「その分のエネルギーがお胸にいけばいいんですけど…」ボソッ

    「なッ…!?こ、これは馬上で弓を射やすくするためわざと押さえてあるのだ!!このデブがっ!!!」

    畑部「害虫さん、デブの意味わかってます?いくらご自分の胸が貧相で悔しいからって人間様をデブよばわりですか?」

    「んだとコラ?貴様んトコの糞畑にボロ小屋、全部焼き払ってやろうか……あぁ?」ゴゴゴゴ

    畑部「あらぁ~?なんならこっちも害虫さん達のボロテント全部焼き払ってすっきりさせて差し上げてもいいんですよ?」ゴゴゴゴ



    「おい…どうしたんだ?あの2人…」「っていうか畑部さんキャラが……」「あの温和な畑部さんはどこに…」ザワザワ

    (前は教室で喧嘩する事無かったのに……何故だか前にもまして仲悪くなってんな……)

    471 :

    ようやく見れた…

    472 :

    遊牧民こわいおww

    473 :

    >>1はRuinaのキレハ絶対好きだな

    と言ってわかる人がいたら全俺が泣く

    474 :

    >>469
    ちょっやっぱりか!ジェントルマンの方も楽しく読んでるぜ!
    頑張れよ支援!

    475 :

    >>473 ごめん、知らなかったおwwwwぐぐったら興味でてきた

    >>474 サンクス!!ただ忙しいのとジェントルマンそろそろいい加減
        終わらせたいのでちと遅くなるかもです…すまん

    476 :

    おけ!待ってるぜ支援

    477 = 476 :

    定期アゲッ

    480 :

    定時アゲッ

    481 :

    「おーい!!男おぉぉぉぉぉぉ!!」ドドドドド

    「女さん…さすがに校舎内はマズイって…また謹慎にな」

    「そ、それより何か気付いた事…ないか?」クルッ

    「え?」

    「だっ、だから!!その…着てるモノ…とか……」ボソボソ

    「あー俺が上げた服着てきてくれたんだね」(何かすごいゴワゴワしてる気が…)

    「う、うむ!!軽くて着心地がいいからな!!」チラッ


    畑部「クッ…」ギリッ


    「ふふ♪」

    「女さんソレ…」

    「似合ってるか男?」

    「今度は裏表反対…」

    「何…そうなのか。難しいモノだな…」ヌギヌギ

    「ちょっと!?何こんな所で脱いで…!!」

    「む、何かマズいのか?」

    「いえ…」(皮の鎧がびっしり…通りで……)

    「どうだ!!これでバッチリか!?」

    「うん…バッチリ……」(薄手の上着なのに…)

    482 = 481 :

    キレハ可愛いおwwwwwごめんただでさえアレなのに…
    余計に遅くなりそうで… 一応新ジャンルだから思いついたらよろしゅう

    483 = 481 :

    「でもそんな鎧なんて…まさかまた戦争する気じゃ…」

    「用心だ、用心。いつ何があってもいいようにな」

    「……」

    「それに男には戦争なんて言ったが我々の世界のソレは別段特別な事じゃない…コレは必要最低限の装備だぞ」

    「相変わらず大変そうだね…」

    「そっ、そんな事は無い!!お前のおかげで最近はまったく食い物には困らんのだからな…!!」

    「ならいいけど…困った時は俺にも相談してくれよ、な?」

    「…っ」ジーン

    「ん?女さん…?」

    「うっ…ありがとぅ…男ぉ……」グスッ

    「ハハ…」(最近分かったけど意外と女さんって泣き虫だな…)

    484 = 481 :

    畑部「男君!!」

    「あ、畑部さん」

    「チッ…」

    畑部「今日はお菓子も作ってきました!!一緒に食べましょう♪」

    「!!」

    「そっ、そんな…そこまでして貰ったら…たいした事してないのに……」

    畑部「いいんです!!」キッパリ

    「でも…やっぱり悪い気が……」

    畑部「…いけないんですか?」ボソッ

    「へ?」

    畑部「……お礼じゃなきゃ…私が男君に作ってあげたいってだけじゃ…いけないんですか?」

    「え…」ドキッ

    「なっ…」(コイツ…やっぱり……!!)

    畑部「そ、それに大した事ですよアレは!!血も涙もない害虫さんを止めてくれたんですから、ねー?」チラッ

    「貴様ァ…」チャッ

    畑部「あら?何か?」スラッ

    485 = 481 :

    (畑部さんまで背中から短槍を……)

    「フフ、どうした?腰がひけているぞ?」

    畑部「そうですか?害虫さんこそ胸がへこんでますよ」

    「ッ!!きっ貴様あぁぁぁぁ!!」ダダダダ

    畑部「ッ…!!」

    「まっ、まあまあまあまあ!!」ガシッ

    「そこをどけ!!男ッ!!コイツは馬にくくり付けて引き摺りまわした上で殺すッ…!!」ジタバタ

    畑部「あれぇ?そんなに怒っちゃって…よっぽど『胸』の事言われるの嫌みたいですね♪」

    「うがああああぁぁぁ!!!」ジタバタ

    「畑部さん!!これ以上刺激しないでッ…!!」ガシィィ

    「殺す!!殺す!!殺す!!全身の穴という穴から熱した金を流しこんで殺してやるッ!!」

    畑部「まぁ確かに害虫さんには同情しますよ……私がもしそんな胸だったらと思うともうとっくに生きては―――」

    「2人共いい加減にしろッ!!」

    畑部「うっ…」

    「ひッ…!!」ビクッ

    「これじゃあ…俺がこの前止めた意味ないじゃんかよ……」

    畑部「…ごめんなさい」

    「だってコイツが…!!」

    「女さん!!」

    「す、すまん…」グスッ

    486 = 481 :

    畑部「……」

    「……」グスッ

    「色々あるのは分かるけど…とりあえず戦いは終わったんだから仲良くしてみない?」

    「男…前にもいったハズだぞ…」

    畑部「仲良くする必要なんてありません」

    「だからさ…俺が今回みたいに助けられるとしたら……仲良くだって出来ない事無いだろ?」

    「ふん…」

    畑部「無理です」

    「まぁそう言わずに…あっ、そうだ!!せっかく畑部さんがお菓子持ってきてくれたんだし…女も一緒に……」

    畑部「…何ですかソレ、私は男君に持ってきたんですよ」ムスッ

    「こんなヤツの作ったモノ等こっちから願い下げだ…それに私は昼に食事なぞ……」

    「な、なら俺もポテチとか持ってるし…そんなに食べなくてもいいから……一回くらい仲良く話してみるというか……」

    畑部「……」

    「むぅ…」

    「ね?一緒に楽しく食べながら話したらきっと……」

    畑部「男君がそこまで言うなら…」

    「仕方…無いな…一回だけだぞ」(コイツの男に対する気持ちも…知りたいしな……)

    487 :

    紫煙

    488 = 481 :

    畑部「じゃじゃーん!!」パカッ

    「おぉ…すごいおいしそう…」

    畑部「えへへ…」

    「う…」(私のご馳走には…一度だっておいしそうなんて言わなかったくせに……)

    畑部「たっぷり食べてくださいね!!」

    「じゃお言葉に甘えて…」ボリボリ

    「ふん…男のお菓子のが全然おいしそうだぞ……」

    「―――ッ!!おいしいっ!すんごいおいしいよ!!」

    畑部「クッキーは得意なんです♪」

    「女さんも食べてみな!!すごいから!!」

    「私はいい…そんな虫ケラが作ったモノ等……」プイッ

    「またそういう事を…でもホントにおいしいよ」

    畑部「こんな頑固な害虫ほっときましょう。どうせ味だって解らないんですから」

    「だから畑部さんも…」

    489 = 481 :

    「大体こんな栄養価の無さそうなモノ……」ブツブツ

    畑部「ホラ、遠慮せずにもっと食べてくださいね」

    「う、うん…」

    畑部「あっ、そうだ。あーん♪」

    「あーん」

    ―――パクッ

    「…ってええッ!?」

    畑部「どうかしたんですか?」

    「いっ…いあ急でふぃっくりしたといふか……」ボリボリ

    「き、貴様ァ!!今のは怪しげな動きは何だ!!」

    畑部「何ってあーんですよ、親しい男女がやる食べ物の食べ方です」

    (いきなりで考える暇さえ無かったけど……)ボリボリ

    「なっ、何だと…!?図々しい事をするな!!貴様は男と親しく等ないだろうが!!」

    畑部「害虫はこんな事言ってますけど、どうですか男君?私達親しいですよね」

    (いま俺…畑部さんに……)ドキドキ

    「どうなんだ男!?こんなヤツ親しい訳無いよな!?」

    「ん…えっ…?な、何が?」

    畑部「フフ、私にあーんされてボーっとしてましたね」

    「おとこぉ…」グスッ

    「え?ヘ…?」

    491 :

    「……」グスッ

    「フフフ」

    「なっ…何かよくわかんないけど……」

    「とりあえず女さんもポテチだけじゃなく一個食べてみたら?せっかく一緒におやつしてるのに……」

    「……」

    「こんなおいしいモノが作れるならって…多分嫌ってても見直すと思うよ…?」

    「じ、じゃあ…」

    「うんうん」

    「男があーんってして…食べさせてくれ……///」

    「え…」

    「ッ!?なっ、何馬鹿な事言ってるんですか!!男君困ってるでしょ!!」

    「何…そっ、そうなのか…?」

    「いや、ハハ…」

    「私と男は親しくは…ないの……か?」

    「ホラ、見なさい。聞かなくてもわかるでしょう?嫌がってるんですよ」

    「別にそういう訳じゃ……」

    「そっ…そんなぁ……」グスッ

    「解ったら無茶な事いって優しい男君を――」

    「あ、あーん…」

    「!!」

    492 = 491 :

    ごめんまたやった 転=畑部ですよ

    493 :

    もう気づかなくなったわ

    494 = 491 :

    (自分がやるのも…ドキドキするもんだな……)ドキドキ

    「……///」ボリボリ

    畑部「くッ…」

    「やっ…やっはりわはひと男は…しひゃしいんだよな……?」ボリボリ

    「う、うん…」(何言ってるんだろう…)

    「聞いたか?残念だったな…フフ……///」

    畑部「……」

    「味どうだった?俺はおいしかったと思うけど……」

    「む…」(そういえば確かに…)

    畑部「…味が分かればの話ですけどね」ムスッ

    「……」

    (この反応は…絶対内心おいしいと思ってる……後は素直に……)

    「たしかに…まぁまぁうまい…」

    「うっ、うん!!うまいよね!!畑部さん!!女さんもうまいって…」(おお…!!)

    畑部「まぁまぁがちょっと引っ掛かるんですが……」

    「で、でもうまいっていってるよ」

    畑部「そう…ですね……意外と味…わかるみたいですね……」

    (これは…結構いい感じに……)

    「私が作った料理のが上だがな」

    畑部「はぁ!?」

    (あぁ…やっちゃった……)

    495 = 491 :

    (何で…わざわざそういう事を……せめて同じくらいとか……)

    畑部「今…信じられない言葉が聞こえちゃった気がするんですが……気のせいですよね?」

    「貴様は耳が聴こえんのか?まぁ無理もないか…虫ケラだもんな……」

    (それにどう考えたって……)

    畑部「へ、へぇ~…食べられればなんでもいいような害虫さんが……私より料理が上手い……」プルプル

    「見てくれだけの貴様等の料理よりはな…うまいといってやっただけ感謝して欲しいくらいだ」

    (見てくれだけじゃなく味でも負けてるだろ…バリエーションが少なくならざるえないのは分かるけど……)

    畑部「いっ、一度だけ…一度だけ撤回のチャンスを差し上げます…」

    (うぅ…この流れは………)

    「はて?何か撤回するような事があったかな」

    畑部「……」

    「……」

    畑部「なるほど…よくわかりました…」サッ

    「あぁ……」チャッ

    (まっ…また武器を……)

    畑部「よっぽど…土の肥やしになりたいんですね……」ゴゴゴゴゴ

    「よほど…明日の朝日を拝みたくないとみえるな……」ゴゴゴゴゴ

    496 :

    「ぼっ、暴力はだめだよ!!」

    「男…そこをどけ…コイツに勇気と無謀の違いを教えてやる……」

    畑部「そうですよ…殺しはしません……せいぜい眼球を抉るくらい……」

    「充分まずいって…!!」

    「まずい…?運が悪かったらこの世から虫ケラが一匹いなくなるだけ…万万歳じゃないか……」

    畑部「それも害虫ですよ…フフ」

    「いやいやいや!!だっ、大体コレ料理の話だろ!?勝負なら料理でするべきじゃ…!!」

    畑部「……」

    「ふむ…それもそうだな」

    「うんうん!!だからココはひとまず――」

    畑部「それじゃ勝敗は見えてますけどね……」

    「フフ、自信無いのか?」

    畑部「ッ!!そんなわけ――」チャッ

    (えっ…まさか女さん……)

    「ほらな?だからすぐモノを突き出してくるんだろ、さっきも…」

    (マジで料理畑部さんより上な自信あるのか…?アレを食べて…いやまあ……)

    畑部「ちっ、違います!!これは害虫のくせに生意気な事言うから!!料理の腕なんて私のが勝ってるに決まってます!!」

    「なら正々堂々料理で勝負したらいい…簡単な話だ」

    畑部「ぐっ…」

    (暴力沙汰を回避してくれたのは…ありがたいんだけど……)

    497 :

    畑部「そもそも…勝負ったって料理作ってきてないじゃないですか…だからそんなことが……」

    「何をいうか、我々は常に食糧を携行してるぞ…」ガサゴソ

    (まさか…)

    「見ろ!!」ババーン

    畑部「何ですか…その醜い肉片は……」

    「ボルツ…」(正気か…?天と地の差が……)

    「フフ♪さすがは男だ!!よくわかってるなっ!!」

    「前食べさせてもらったからね…」

    畑部「って、ていうかまさかそれが…私のクッキーよりも勝ってるとでも……」プルプル

    「無論、ただ貴様のも中々いい線はいってたぞ。この料理に関しては僅差だな」

    (謙遜になってないよ女さん……)

    畑部「なるほど…こっ…これは一体……どういたったお料理で…?」プルプル

    「家畜の肉を冬場に零下で乾燥させ、2年程かけて槌や臼でつきかためて圧縮した上に細かくほぐしたモンだ」

    畑部「それって保存…食じゃ……」プルプル

    「時に貴様のくっきーとやらの賞味期限はいつまでだ?」

    畑部「大体乾燥に注意させていれば2週間くらい……」

    「ハッ!!注意…!?こっちは特別な事などしなくても10年以上持つぞ!!」

    畑部「私のクッキーまで…保存食扱い……」プルプル

    「この前男に食べてもらったのも15年前のモノだしな」

    「ぶッ!?」

    「なんともなかっただろ?」

    「あの後くだしたんだけど…」

    498 = 497 :

    「さ、さらに牛一頭分もの肉がこの小さな牛の膀胱で作った皮袋に入る!!」

    (スルーされた…)

    「つまりこの袋一個にある量だけで我々は一か月分以上の食糧をまかなう事ができるという事だ…フフフ」

    畑部「……」イライラ

    「栄養価、携行性、保存性、量ともに満点。果たしてクッキーとやらにそんな事が―――」

    ―――ブチッ

    畑部「だから保存食じゃねぇっつってんだろッ!!」ビュッ

    「ッ!!」サッ

    「ひいぃ…!!」

    「落ち着け。別に保存食とはいっていない、食糧として当然のメリットを上げただけの事だ。槍を下せ」

    畑部「いいですか?これはお菓子…味が第一……お生憎だけどこっちは害虫さん達と違ってそんな切羽詰まってないんですよ…?」

    「味だけとってもこっちの方が上だと思うが…」

    畑部「味だけ…とっても……」ビキビキ

    (やばい…)

    「味だけは負けてるとでも言うと思ったか?」

    畑部「まさかぁ…害虫さんがそんな利口な訳ないですもんね……」

    (嫌な予感がしてきた…一番恐れてた事が起きそうな……)

    畑部「じゃあこうなったら…」チラッ

    「そうだな…」チラッ

    「……」ソ~

    女&畑部「どこにいくんだ(ですか)男(君)?」

    「ッ!!」ビクッ

    「どちらの方がよりおいしいか…」

    畑部「男君に決めてもらおうじゃないですか」

    (終わった……)

    499 :

    気長にマターリ支援支援

    とか言いながら一日一回は見にきてしまう


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