元スレたしかあったジャンル「ベトナム帰還兵」
新ジャンル覧 / PC版 /みんなの評価 : ○
151 = 148 :
女「そして…お前が私を……愛してくれるハズが――」
――チュ
女「――ッ!!?」
男「払うよ、全部払う…だから信じてくれ……」
女「なっ…そっ…」
男「どんなツケだろうがどんな因果だろうが受け止めてやる」
女「そんな…やっ…やめろ……私は気づいたんだ……私がこんな幸せであっていいハズが…」
男「だから俺が全部そんなもん引き受けてやるっていってるだろ」
>>150男と会いたいってのが強かったので五体満足で帰れてたらここまで苦しくなかったかも
152 = 148 :
女「よっ……よせ…死んでしまうぞ…ぐっ、軍曹みたいに……」ブルブル
男「女ちゃんが俺の事を信じてくれるならそんなリスクくらい……」
女「うそっ…嘘だ…こっ…こんな…」
男「こんなこと嘘でいうか…女ちゃんが壊れていくのも死んでしまうのも俺にはとても耐えられない」
女「…お…とこ……」
男「今度は俺が強くなる番だ、俺が女ちゃんを守る番だ。」
女「…うぅ…ぉ…とこ…」
男「これ以上何も女ちゃん一人が……背負う必要なんてないんだ!!」
153 :
女「しっ…信じていいのか?」
男「何度も言ってるだろ」
女「あっ……甘えてもいいのか?」
男「もちろん」
女「じゃっ…じゃあもう一回キスしてもらっても――」
――チュ
男「どうだ?」
女「…っ」
154 = 153 :
女「げっ…現実…だ…やっ、やっぱりこれは……ゆっ…夢じゃないんだな……?」ペタペタ
男「当たり前だろ」
女「フフ…嘘だろ……きゅっ…急に消えたり…してくれるなよ?」ペタペタ
男「ああ」
女「――っ!!」
ギュウウゥゥ
女「男…おとこぉ…ほんとに…うぅ……」ポロポロ
男「ちょ…くっ苦しいよ…」
女「ほんとに…ぐすっ……男なんだ……」ポロポロ
男「女ちゃん…」
女「わっ…私は…えぐっ…うっ…うぅ……」ポロポロ
男「……」
女「うわああああぁぁぁ!!!ずっと!!ずっとこうなれたらって!!わっ、私は!!ナムの地獄にいた時から!!」ポロポロ
隣「うるせええええええ!!!!ぶっ殺すぞ!!!!死ね!!死んじまえ!!!」ドンドンドン
155 :
色んな意味で泣ける
156 :
女「うぅ…ひっく……///」グスッ
男「フフ、まだ泣いてる。ホント泣き虫だよなぁ」
女「うっ…うるさぃ……ぐすっ……わっ、私より……弱わっちぃくせに…うぅ……///」スリスリ
男「あっ…そっ、そうだ」グイッ
女「っ…どっ…どこに……」ウルウル
―――パサッ
男「はい、コレ」
女「なっ…服?」
男「女ちゃん寝巻きもないし外着もないだろ?妹といいの探しに行ったんだ」
女「あっ、あの女の子は…妹だったのか……?」
男「うん。俺センスないってよくいわれるからさ。サイズも女ちゃんに近いし
頼んだんだ。そりゃまあ家族だからね……」
女「……」チャッキ
男「女ちゃんにみせたことない顔ってのは確かにあったかも――」
ガンガンガンッ!!
男「おっ…女ちゃんなにを!?」
女「祝砲だ……私は…私はこの日を…一生忘れない……」グスッ
隣人「もしもーし、なにコレ?嫌がらせですか?ねぇ嫌がらせですか?」トントン
157 = 156 :
女「これから私は…男と…その……つ、付き合ってるってことで…いいんだよな?///」
男「ああ、それにね。できたら結婚もしたい」
女「なっ!?けっけけけけけ結婚!!?///」カアァァァァァ
男「いや?」
女「いっ…嫌じゃないけど…男の両親とか…お前自身にますます負担を……」
男「だからいったろ?女ちゃんを守るって、戦うんだよ」
女「きっ、君の両親とか……!?それは…」
男「違う、政府とだ」
158 :
男「実はあのデート以来俺はこれでも色々勉強した……」
女「男…」
男「調べて見てびっくりしたよ…退役軍人局の怠慢…軍病院のたらい回し…IMA捜索の予算削減……女ちゃんだって…」
男「女ちゃんだって明らかにPTSDだったのに……女ちゃんの睡眠薬…見た事あるけどあれが
治療の代わりにだされたモノだと知った時は…」ブルブル
女「従軍以前から情緒不安定だったとか…色々理由をつけられてな……」
男「ああ、ヤツらの常套手段らしいね。これは――」
女「……」
男「これは完全に合衆国への忠誠を誓った女ちゃん達への裏切り行為だ」
女(こんな……)
男「しかもヤツらは懲りずに第2第3のベトナムを作ろうとしてる。
帰還兵問題を放っておいてね……」ギリッ
女(こんな目も…できたんだな…男……)
159 = 158 :
男「今も街頭には多くの無名の英雄達が雨露を凌ぐ場所すら無く、
貧困と飢えといわれなき迫害に苦しんでいる……」
女(強くなったんだ……男は…私が思ってたよりずっと……ずっと……)
男「俺は決めたんだ」
男「この先もっともっと勉強してこの現状をたくさんの人に知ってもらうようにする。
女ちゃんをこの理不尽から救い出すために…」
女「男…お前……」
男「……でもこの戦いはきっとこの先何十年もかかる…どんな時も傍にいて
どんな時も一緒に戦ってほしい……いいかい?」
女「こっ…答えるまでもないだろ……これは私の…いや我々の戦争だ……」グスッ
男「じゃっ、じゃあ結婚……してくれますか?」
女「ひゃ…」グスッ
男「……」
女「……ひゃい///」
2人の戦争はまだ始まったばかり――完
161 = 158 :
長々と駄文に付き合ってもらってすいませんでした
一応これで完結です。ありがとうございました
162 = 160 :
VIPの方では終わったからこっちは放置されるかなーと思ってたw
あっちでも乙したけど、こっちでも再度乙!
163 = 158 :
>>162わざわざこっちでもwww本当にありがとうございます
164 = 160 :
さて
このスレどうする?w
165 = 158 :
>>164どうしようwww新ジャンルとはいったものの…
確かにこのテーマはきついwwww
誰か書いたり……はないよなぁ…
166 = 160 :
長編が終わった後って、ちょっと寝かせないと新ジャンル的な皆で書くってのがあんま無いかも?
ジャンルではなく、一つのストーリーとしてスレを見ちゃうからねー
過去作品とかを貼ったりってどうだい?
167 = 158 :
>>166それこそベトナムまったく関係なくなるがwww
まとめにも乗ってるかもだがそれでもいいならのっけてみます
168 = 160 :
あー、良いの良いの
過去作品だろうと貼っちゃって、雑談したりなんだりしないとこの板ってめっちゃ残るよww
多分だけど、このスレが落ちるのってこのままだと半年以上先くらいになるぞw
169 = 158 :
>>168マジかwwwじゃあ見たことあるかもだけど落としていきまふ
170 = 158 :
新ジャンル「コーサ・ノストラ」
男「あはは、そうだね、ところでさ」(転校してから2日目、友達も一人できたし先行きいいなぁ)
男友「ん?」
男「いっつも俺の隣の席空いてるんだけどここ誰が座るの?」
男友「ッ!?・・・そ、それはだな」ダラダラ
男「・・・どうかしたのか?」
チャア~ラララララァララララララァ~(愛のテーマ)
男友「・・・ひッ、ひい!?きたぁ!!!」
男「なにこの音楽・・・」
171 = 158 :
女「……」カツカツカツ
男(あっ、すごい綺麗な子がはいってきた…この学校の制服じゃないみたいだけど…)
ピタッ
男「なっ…」(目の前に…)
女「お前が男か…話は聞いてるぞ転校生だってな」
男「はっ、はい…」
女「なかなかいい面構えだ。私の名は女…困ったことがあればいつでも我々を頼ってくれ、歓迎するぞ」
男「はあ…えっ、もしかして俺の隣の人ですか?」(我々?というか生徒だったのか…?)
女「…ああそうだ、長い付き合いになりそうだな。長い付き合いにな」
クラスメート 「あ、あいつ目ぇつけられたぞ…」「大丈夫かしら…」ザワザワ
男友「…ひぃいいいい」ブルブル
男(なんかクラスの視線が…)
172 = 160 :
方向性は一緒じゃねーかwwwwww
173 = 158 :
男「なんだよ、こんなところに呼び出して」
男友「ハァハァ…」チラッ
男友「…よし、誰もいないな」
男「どうした?さっきからなんか変だぞお前」
男友「…いいか、あまり女さんにはかかわらないほうがいい」
男「なっ、なんでだよ」
男友「悪いことはいわん…お前のためだ」
男「たっ、たしかに黒ずくめの格好で変わった話し方だったけど、別に悪い人じゃ――」
男友「ッ!!お前はなんにもわかってないんだ!!!」
女「おーい、男ォ」
174 = 160 :
なんかハルヒ思い出した
175 = 158 :
>>172 こんなんばっかなんでwwww
176 = 158 :
男友「ッ!!いっ、今いったことは絶対口外するなよ!!頼むぞ!!」
男「あ、ああ」
男友「じゃっ!!」ダッ
女「誰かいたのか?」
男「い、いや…」
女「そうか、じゃあ一緒に昼飯なんてどうだ?」
男「えッ!?いいんですか!」(これはフラグ!?)
女「ああ遠慮するな、フフフ…」
177 = 160 :
把握した
178 = 160 :
膝の上に黒猫がいそうだww
179 = 160 :
さるさんはレス数の方が重要だから、
支援する人居る時はサクサク投下して平気だよー
180 = 158 :
女「待たせたな、ファミリー諸君」
コ「いえいえ、ゴッドマザーそちらの少年は?」
女「こいつは転校生の男だ…なかなかいい面魂をしているだろう…是非我々と友好的な関係を築いてもらいたいものでな」
男「おっ、女さんこれは…?」(黒ずくめの怖そうなお兄さんがいっぱい並んでるんですが…)
女「紹介しよう。この頬に傷のある男がジアンカーナ、頼りになる男だ。んでこいつが――」
男(たッ、助けて…)
>>178確かにwww見たことないみたいでよかった…
182 = 158 :
女「じゃあ、一通り紹介も終わったし…」
男(やっと飯か…)
女「食前のお祈りだ」
女&コ「主、願わくはわれらを祝し、また主の御惠
によりてわれらの食せんとするこの賜物を祝したまえ。
われらの主キリストによりて願い奉る。 アーメン。
聖父と聖子と聖霊との御名によりて。アーメン。」
男「…女さんクリスチャンなの?」
女「ああ…ファミリーの連中はみんなそうだ、さあ食おう!!」
>>179そっか!!じゃあ割とぽいぽいいきます
183 = 160 :
薄暗い部屋しか想像出来ない
>>182
今度どっかでさるさんとか支援用のコピペ作っとくわー
184 :
終わったのか帰還兵……
男を上手く銃の代わりに使いこなしてくれるだろう、乙
この話にどういう曲が出るかと思って
Semper Fidelisとか海兵隊賛歌とか聞いてみた
185 = 158 :
男「…うわぁ、すごい豪華だね」(イタリア料理のフルコース…)
女「そうか?いつもと特に変わらんが。おいヴィットリオ。男についでやれ」
コ「へい」トクトクッ…
男「こっ、これお酒じゃ…!?」
女「それがどうかしたのか?ネロ・ダーヴォラだ…本場シチリアの上物だぞ」
男「い、いえ…」(学校の食堂で堂々と飲酒…もしかして女さん不良ってやつか…?)
>>183普通の学校の食堂だけどねwwwありがたすぎる…
186 = 158 :
>>184見てくれてマジでありがとう…まだ見てないならよかったらコーサ・ノストラ
も見てくだせい…!!
187 = 160 :
食堂でこの集団だけ浮いてんだろーなw
189 = 158 :
女「フフフ、おいヴィットリオ。いい時計をしてるな。最近やたらはぶりが良いようだが?」
ヴィ「へへ…なっなに、思わぬ小金がはいったもんで…」ギクッ
女「そうか…なあおい、このタラバガニのスパゲッティはやたらおいしいな、ジアンカーナ」
ジ「へぇ…確かにこのタラバガニのスパゲッテイはいけますね。お前もそう思うだろ?ヴィットリオ」
ヴィ「そ、そうか?俺ぁこのラザニアのがこ、ここ好みだけどなぁ」ブルブル
女「どうした?ナイフを持つ手がふるえているぞ、ヴィットリオ」カチャカチャ
ヴィ「…ハハハ、ハ」
女「フフフフ」
男(何、この空気……)
190 = 184 :
単にカニが苦手で震えてるんですよw
191 :
乙 面白いぜw
続きもガンバって管せぇ
192 = 158 :
女「もう一度だけいう、どうしてだ?」カチャカチャ
ヴィ「な、なんのことだかさっぱり…へへ」ブルブル
女「そうか…残念だ、ジアンカーナ」クイッ
―――バアキイイイイイィィィ!!!
ヴィ「ぐあああっああああ!!」
男「ひっ、ひいいいいいッ!?」
女「おい、ジアンカーナ。今度から床に叩きつけてくれ…飯がこぼれてしまう」カチャカチャ
ジ「すいません。ゴッドマザー」
男(く、食ってたトマトスパゲッティに血が!!)
ヴィ「おっ、俺が悪かったぁあああ!!頼む助けて!!助けてくれ!!」
調子こいてサルさんくらってたwwww
195 = 158 :
ヴィ「たっ、たかがベレッ!!いやタラバガニを2箱くすねただけじゃ!!」
女「……」ヒュッ
―――ザグッ
ヴィ「ぎゃああああああああ!!!」ドクドク
男(ナッ、ナイフを手の甲に!?)
女「……なぁヴィットリオォ、そういう問題じゃあないんだぁ、わかるよなぁ?」グリグリ
ヴィ「がっぁああ、ひぐぅうう、たっ助け!!」
女「貴様はオメルタの掟を破った……ソレは血によって贖わなければならない」グリグリ
ヴィ「うった、たっすけ……ぐがぁああ!!!」
女「喚くな、みっともない…客人の前だぞ……これ以上ファミリーの名誉をけがすな。ジアンカーナ」
ジ「クーラーボックスとビニールシートを頼む…硫酸もだ……いつもと同じサイズで構わん」
男「あばばばばばばばばばば」
>>193ありがとん!!注意する!!
>>194料理はファミリーが勝手に用意したものですwww場所は食堂
196 = 160 :
しえんぬ
197 = 158 :
女「いやぁ~今日の食事は楽しかったなぁ!!」
男「うぅ…」(パンツがぐしょぐしょだ…)
女「どうした?元気ないぞ?」
男「あっ、あのヴィットリオさんは…?」
女「ん?どうなったかってか?」
男「うっ、うん…」
女「教えてもいいが…本当に知りたいのか?」ニヤリ
男「ッ!!や、やっぱいいです……!!」ゾクッ!!
男(み、みんなが恐れてる理由がわかった…この人は不良なんてモンじゃない…もっとこうなんか――)
女「…あいつはな、ファミリーの中でも新参者だった」ボソッ
男「へ…?」
198 = 160 :
女ベタ惚れじゃねーかww
199 = 158 :
女「いつかはしでかすと思ってた……そんな眼をしてたからな」
男「……」
女「私だって好きでやってるわけじゃない…だが我々は名誉をもっとも重んずる人間だ」
男「……」
女「これしかやり方を…知らないんだよ……」
男「女さん…」(これがさっきと同じ女さん…?なんて……なんて淋しそうな――)
女「フフ…女さんはよそよそしいからやめてくれ」
男「え?じゃあなんてよべば…」
女「皆は私のことをドンとかゴッドマザーとよぶが…そうだな、男をファミリーじゃないから…おっ」
男「…」
女「おっ、女…ちゃ……んで頼む///」
男「プッ」
女「なッ、なにがおかしい!?///」
男「いや意外とかわいい所もあるんだなって」(なんでもないです)
女「……ッ!!!はっ、恥ずかしいことをいうな!!///」
200 = 160 :
やだなに、かわいい
みんなの評価 : ○
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