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    元スレたしかあったジャンル「ベトナム帰還兵」

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    302 = 289 :

    「…じゃあな」

    「ああ、次に会うときは敵としてではなく…」

    &ボ「義兄弟として(ね)」


    ―――ブロロロ

    「……」

    (あの人もきっと昔は…俺と同じ様な事を思って組織の頂点に立ったんだろう……)

    (だがあの人は貫けなかった…染めるはずの世界に染め上げられたんだ……)

    「いいな、お前ら…私が頭を下げたことはオメルタに誓って決して他言するな」

    「……」

    「何、大幹部連中に知られたらうるさいからな…むこうが勝手にそういってるだけならなんら問題はない」

    「ハッ!!」(これが力だけじゃない…違った形の名誉ってやつか……)


    (俺は違う…貫いてやる……例え血以外のどんな代償を支払ってでも…俺は……)

    303 :

    仕事終えて帰ってきて書いててくれると疲れがとれるぜww

    304 = 289 :

    「――以上が交渉の結果だファミリー諸君」
         
    大コ「これは…」「やっ、やつらを弟分にできたのか!?」「だがそのかわり我々のテリトリーの一部を……」ザワザワ

    「ハッハッハッ、まさかここまでとは……いくら勝っていたとはいえあのまま戦争をつづけてたらあと何か月続いてたかわからん」

    「我々も疲弊していたしな…そのスキに他の連中につけいられるのも無い話とは言えんだろう」

    「それに考えてもみろ諸君……ヤツらが我々の弟分になったのだぞ『ヤツら』がだ!」

    大コ「確かに…」「それもそうだな…」「ただ潰すよりかは……」ザワザワ

    「やつらと我々が組んだら…しかも我々が主導権を握った上でだ。もう他の連中に狙われることはない…」

    「これは考えうる限り最高の戦果とは思わんかね?」

    大コ「ッ!!」ガタッ

    「ありがとうカルロ、どうだね?大幹部諸君。交渉の結果について異存はないか?」

    大コ「異議なし!!」「こちらも異議なしだ!!」「ああ!!」

    「フフフ…」(やべぇ俺かっけえええwwwwww)


    >>303うはwww俺明日への活力wwwwwww

    305 = 289 :


    「帰って来たぞ」

    「~~~~~~ッ!!!!」ガバッ

    「ちょっ!おま…」

    「帰ってきたぁ…ホントに生きて帰ってきてくれたんだぁ……///」スリスリ

    「あッ、当たり前だろ!!///」(かっ…可愛いすぎる……)

    「おとこぉ…ううっ……よかったぁ…本当によかったぁ……///」スリスリ

    「そッ、それより女!!式だ!!式をあげよう!!!」(おまえより呼び捨てのが使いかっていいんだよな、結局)

    「ッ!!うッ、嬉しい!!嬉しいぞぉ!!おとこぉぉ…!!!」

    ―――ギュウウウウウゥゥゥ

    「おっ、女!!くッ、苦しい!!」(幸せすぎて死ねるぜ……)

    306 = 289 :

    アンドリーニ家本邸

    司祭「男さん、あなたは女さんを妻とすることを望みますか」

    「望みます」

    司祭「順境にあっても逆境にあっても、病気のときも健康のときも、夫として生涯、愛と忠実を尽くすことを誓いますか」

    「誓います」

    司祭「女さん、あなたは男さんを夫とすることを望みますか」

    「のっ、望みます///」

    司祭「順境にあっても逆境にあっても、病気のときも健康のときも、妻として生涯、愛と忠実を尽くすことを誓いますか」

    「…誓いますっ!!///」

    司祭「では誓いのキスを」

    「!!」(きたあああああああ!!!!!)

    「……///」(つ、ついに……はっ、ははははは初めての……!!)

    (女、目ぇつぶってるよ…可愛いなぁ……)
          
    ―――チュ

    「ん…///」

    「…女///」

    「うぅ…こっちを見つめるな…はっ…恥ずかしいだろうが……///」

    307 = 289 :

    司祭「わたしは、ここにお二人の結婚が成立したことを宣言いたします。お二人が今わたしたち
       一同の前でかわされた誓約を神が固めてくださり、祝福で満たしてくださいますように」

    ―――ワアアアアアァァァァァ!!!!

    「……ぅ」ウルウル

    「女…そういえばまだちゃんといってなかった事があった」

    「…なっ、何だ?」ゴシゴシ


    「愛してるぞ」

    「ッ!!」

    「……///」

    「わっ…私も……だ///」



    「…すまない、ドン。ひとつだけワガママを聞いてもらっていいか」

    「へ///」

    「…殴らせろ」ボソッ

    「なに…///?聞こえな」
       
    ――――バキィィィィ

    「死ね!!死んじまえ!!!」ズガッ、ズガッ!!

    「はは…痛いけど……幸せ///」

    308 = 289 :


    「……ふぅ」ギシッ

    「……」


    大コ「オジキ~、泣かないでくださいよぉ…」「ハハ、オジキは昔から前ドンにべったりだったからな」「子離れできないってのとはちょっと違うか、ハハ」

    「うっ、うるせぇ…好き勝手いいやがって…これが泣かずにいられるか……」

    「フフ…///」

    ―――ワイワイガヤガヤ

    (あれだけの数の人間が犠牲になった殺意の応酬劇は…たった一枚の紙切れであっけなく終わった……)

    (ついこの前まで殺しあいを演じていた者達は、何事もなかったかの様にたわいのない談笑に花を咲かせ……)

    (今や武器が固く握りしめられていたその手の内にあるのは、酒や花束に変わっている…)

    (『金と名誉が命の価値よりも勝り――』か。フフ、確かに俺は……この世界のルールを変えることは出来なかった……)

    (血と硝煙の匂いがむせ返る程充満し、口より銃口がモノを言うこの世界の……だが)

    (だがこれからだ……今は無理でも少しづつ…少しづつ変えていく……)

    (この世界にも温もりはある。ファミリーという名の絆……むこうの世界のソレとは少し違うけど…その温かみは殆ど一緒だ……)


    「このパスタうめぇなぁ!!」「おいおい…あんまがっつくなよ。みっともねぇ」「ハハハハ、それでな。ジョルノの野郎~」ザワザワ


    (だからこそ俺は変えていくんだ……その目的は女と同じ……二度と家族の…ファミリーの血を流さないために……)

    309 = 289 :

    「……」

    「どうしたんだ?こんな所に座りこんで?今日の主役は私達なんだぞ!!」

    「ハハ…ちょっと酔っちゃったみたいでさ……」

    「まったく…みんなお前と話したがってるというのに」

    「今いくよ…よっと…ととととと」ムクッ

    ―――ガタッ

    「おいおい、大丈夫か?」

    「ハハ…ちょっと酔っちゃったみたいでさ……」

    「ホラ」サッ

    「悪いな…っと」ムクッ

    310 = 289 :

    「~♪」テクテク

    「そういえばさ…」

    「ん?」

    「もう結婚してたのに俺達、こうやって手をつないだの初めてだな……」

    「あっ…///」

    (今はただ信じるしかない。俺ならばできるんだと。生まれてからずっと、ついこの前までむこうの世界に身を置いていた俺ならば、と……)

    「そっ…そんな事一々言わんでいい……バカ者///」

    (信じて歩いていくしかないんだ……この地獄の窯の上を……)

    「私はもう…お前のものなんだからな……///」ギュッ

    (コイツと一緒に…どこまでも……)


    おわりんこ

    312 = 289 :

    長々と駄文にお付き合いいただきありがとうございました!!

    313 = 291 :


    愛してる

    314 = 303 :

    おもしろかったぞー

    ということで次の物語はいつだね?ん?

    315 = 289 :

    皆さま ありがとうです……
    また少し前書いたものですが貼って大丈夫なら明日にでも投下します

    316 :

    お疲れ様。おもしろっかったw
    話いいけど、も少し長くても面白いと思う。やったことなかったら見てみたいな

    317 :

    >>309

    「……」

    「どうしたんだ?こんな所に座りこんで?今日の主役は私達なんだぞ!!」

    「ハハ…ちょっと酔っちゃったみたいでさ……」

    「まったく…みんなお前と話したがってるというのに」

    「今いくよ…よっと…ととととと」ムクッ

    ―――ガタッ

    「おいおい、大丈夫か?」

    「ごめん…飲みすぎたみたいだ……」

    「ホラ」サッ

    「悪いな…っと」ムクッ


    ホントどうでもいい違いなのはわかるけど気づいて
    ああああってなったんではらせてくださいwwwセリフ2か所かぶってたww
    後でまたよかったら書いたもの投下しますね

    318 :

    律儀だなw
    楽しみにしてる

    319 = 317 :

    おっと・・・書き方が悪かったですね…
    少し前に書いたというより少し前にはったものです
    ええ、遊牧民なんですよ…それでも大丈夫でしょうか?
    物語然としてるのはあとはそれくらいしかないもので……すいません

    320 :

    俺は初だからwktk

    321 = 317 :

    パカラ、パカラ

    「んぐっ――」グビグビ

    「げふっ…!!むぅ、私としたことが二日酔いとは……ん?あれは…」

    「ハァ、ハァッ…!!やばい、遅刻する!!」

    (これはチャンス!!)

    「ダメだぁ…もっ、もう走れない……」ゼェゼェ

    「うおおおっ!!!遅刻だぁあああ!!どけどけどけぇえええい!!!」

    パカラッ、パカラッ!!

    「あ、女さ」ガシィ

    「掴まれええぇぇぇい!!」

    「いやあああぁぁぁぁっ!!?」

    「男!飯はふまへたか!?」ボリボリ

    「い、いえ…!!」

    「ならホイツを食へ!」ボリボリ

    「こっ、これは?」

    「ボルツだ!まあ羊や牛の干し肉みたいなもんだな、うまいぞ!!」ゴクゴク

    「どうも…」(すげぇ酒くさいんだけど……)

    「ぷはぁッ!!どうだ!?お前も飲むか!!!?」

    (馬乳酒…俺達たしか高校生だよね)


    見てない人がいてくれてる様なので一応落としてみます
    他にもココ見てる人でまだ見たことないようなら言ってもらえるとありがたいです
    なんというか嬉しいのでwwww

    322 :

    こいつぁ初見だ

    323 = 317 :

    パカラッ、パカラッ!!

    「で、でも女さんって結構平気で遅刻してるし割と時間には気にしない方じゃ…」

    「だっ、黙れ!!気が変わったのだ…!!」

    「はあ、そういえば女さんってどこに住んでるの?」

    「そうだな、そろそろ夏期にはいるから●●あたりになるな」

    「え、引っ越し?」

    「みたいなもんだ」


    ありがとん

    324 :

    俺も初見。

    遊牧民のジャンルは初めてだw つかベトコンとこれは新境地切り開きすぎwww

    325 = 317 :

    一応新ジャンルなんで思いついたら書いてねwww
    かき足したりとかあるからペースはそんな早くないので

    326 = 324 :

    むしろ早いとすぐにみなきゃって気分になるからおそめで助かる。朝起きてチェック、帰宅してチェック程度がベスト

    327 = 318 :

    遊牧民か・・・俺も初だわ

    >>326
    だよな

    328 :

    おお!新シリーズ始まったかww

    よしこれで週末は勝つる!!

    330 :

    学校

    「よってここの解は~」

    (しかし最前列で堂々といねむりか…)

    「くかー…くかー…」

    (ホント女さん態度悪いなぁ…先生も慣れっこだから気にしてないみたいだけど)

    「げふっ…」

    4時間目

    「今日は○△先生がお休みになったので急遽俺が代わりに担当することになった」

    (げっ…この先生ってかなり厳しいって聞いたぞ…女さんは……)

    「そこ私語やめろ、こらぁ!!てめぇら黙って俺の授業聞いてりゃいいんだ!!」

    「ちっ…」ムクッ

    (怒声で起きたか…)ホッ

    「おぃ眼鏡、なんでこの時○×は主人公に対してこのような態度とったかわかるか」

    「え、えーと…」

    「……」イライラ

    「さっさと答えろ!!えーとじゃわかんねぇんだよ!?」

    「……」ガサゴソ

    (なッ!?)

    331 = 330 :

    ありがとう、まったりいかせてもらいます

    332 = 330 :

    「女さん…」「やばいぞアレ…」「何やってるんんだ…?」ザワザワ

    「ッ!?おいてめぇ!!何やってるんだ人の目の前で!?あ!?」

    「腹帯を磨いている…」キュッキュッ

    「てめぇ今授業中だぞ!!解ってんのか!?」バンッ

    「だから何だ?」キュッキュッ

    (いつも態度悪いけど今回はなんか…挑発的というか……)

    「だから何だ、だと!?てめぇそれが先生に対する態度か!?」

    「なら言わせてもわうが…」ガタッ

    「うっ…な、なんだよ」

    「その先生という権威は何によって裏打ちされてるんだ?」

    「こ、こっちが教える立場なんだろうが!!てめぇらは――」

    「そうだ、そして貴様の専門は国語。だから余計に気に入らない…」

    「あぁ!?」

    「英語、数学なら交易やそれに伴う計算、化学、物理なら攻城兵器や投石機の弾道計算、世界史からはこれから行動の指針、教訓を導ける…」

    (何言ってるんだろう、この人……)

    333 = 330 :


    「どれも草原で生き、放牧地を拡大していくのに必要な実用的学問だ…だが国語は何の役に立つ?」

    (草原……)

    「てっ、てめぇ一体何を…」

    「我々は学者を…学問を重んずる……だがな、学問のための学問など我々には必要ない!!」

    「だから何だ!?てめぇのその態度は人に対して――」

    「貴様はどうだった!?」

    「ぐ…」

    「貴様の態度は最初から人に対する敬意をおろそかにしていた…」

    「我々は力ある者、力によって裏付けされた権威にのみ最大限の敬意を払う…そして我々にとっての力とは――」

    「……」

    「馬か弓の腕…あるいは技術、実用的な学問の有無だ……」

    「だから私は他の先生には常に敬意を払って接している」

    (堂々と寝てた気が…)

    「それに引き換え貴様はどうだ?そのような不毛な言葉遊びで敬意を払えと…?」

    「っざけんな!!てめぇいい加減に!!」

    「それとも―――」チャッ

    「ひっ…!?」

    「こっちの腕に覚えがあるというのならまた別だが……」キリキリ…

    334 :

    試演しよう

    335 :

    頑張りは認めるよっ

    336 = 330 :

    (ここ…学校だよね……)

    「う…ぁ…」ヘタッ

    「どうした?私に敬意を払わせたいのだろう?」ニヤリ

    「ぁ…ひっ…」タジタジ

    「力も無いくせに人に敬意を要求するばかりか、己は人に対して最低限の敬意すら払わないからこうなる…」

    「わ…悪かった……だっ、だから弓を下げ……」ガクブル

    「もう遅い…幸いここはコンクリートの床だ……血を流したとて何の問題にもならない」

    (本気で言ってるのかこの人……)

    「ひいいぃぃ…」ガクブル

    「驚いたな…度胸までないとは…最後くらい名誉をもって死にたいとは思わんのか……」

    「あ、あのー…」ガタッ

    「あの世で悔いるがいい…己の力と分不相応な振る舞いをしたことに……」

    「っ…!!」ブルッ

    337 = 330 :

    「あ…ぁぅ……」ジョオォォ

    「ちょっ、ちょっと…」ビクビク

    「男か、どうした?」

    「も、もうそろそろいいんじゃ……」

    「…そうだな。もう充分」

    男&先「……」ホッ

    「充分後悔する時間は与えた」キリッ…

    「!?」

    「やっ、やめ……!!」

    ―――ビイイイィィィン…

    「……」ブクブク

    「やめだ」

    「たしかに男の言うとおりこんな小便野郎私が手を下さずとも、放っておけばいずれ狼にでも喰い殺される」

    「はは…」ヘタッ

    「……」ブクブク

    「まったく…コイツも君みたいな好漢を見習って欲しいものだな」ゴソゴソ

    「なっ、何をして……」

    「戦利品の獲得」ゴソゴソ

    「……」

    338 = 330 :

    「フフフ…」ドッサリ

    (身ぐるみ全部剥いでる……)

    「そうだ、男にも分けてやろう♪」サッ

    「いっ、いやいや!!いいッ!!いいです!!」

    「遠慮するな。略奪品、戦利品を仲間に公平に分配するは草原の掟だ」グイイィィ

    「いやいやいや…!!」(なんか勝手に仲間にされてる…)

    「むぅ…なぜ受け取ってくれんのだ」

    「だ、だって…ホラ!!俺、大したことしてないし!!」

    「フフ、私が手を汚すのを止めてくれたというのに……謙虚だな、男は」

    「ハハ…」(謙虚…?)

    「にしても服や下着まで取ってどうするつもり…」

    「交易に使えるだろう。我々自身が提供できるのは毛皮に毛織物、乳製品くらいしかないからな」

    「……」

    340 = 330 :

    (あっ、女さんだ……あんな事するから女さんの周りだけ綺麗に人が……)

    「……」

    「け、今朝はありがとう」

    「うむ…」

    「あれ?女さんはお昼食べないの…?」

    「シッ…」

    「?」

    ジイィィィ(雲を睨んでいる)

    「やはり…一雨くるな……男、傘はもっているか?」

    「いや、でも今日の降水確率は10%未満って天気予報で――」

    「もっているのかと聞いている」ギロリ

    「い、いえ」

    「そうか!!なら今日は降り始める前に一緒に下校してやろう!!」

    341 = 330 :

    「え…」(女さんと下校……?)

    「途中まで一緒だからな。何、ほんのついでだ。気にするな」

    「はあ、えと……お昼は?」(馬じゃないならなぁ…アレ、ケツ痛くて……)

    「ん?飯なら今朝食べただろ」

    「え、たったあれだけ?」

    「今週の頭に羊を半頭食べたからな、あと2週間は毎朝干し肉一枚と馬乳酒で充分だ」

    「はぁ」

    「それに普段だって二食しか食わん」

    「すごいね女さん…」(そんなんでよくあんなに動き回れるな)

    「なあに、直におまえも慣れるさ」

    「お、俺もって?ちょっと女さんソレどういう…」

    「フフフフフ」

    342 = 330 :

    キーンコーン

    「ホントだ、雲行きが怪しくなってきた」

    「すぐに降り始めるぞ、乗れっ!」グイッ

    「ども…」

    「飛ばすぞ!!しっかりつかまれえええええいい!!!!」

    「はい…」(つかまるったって腰に手を回すしか……)

    「いくぞ!!ハイヤアアアアァァァァァァ!!!!」

    パカラッ、パカラッ!!

    「ちょ!!女さん!!お、落ちる!落ちるってぇえええ!!!!!」

    「しっかりつかまれえええええ!!!!」

    「は、はいいいいぃぃッ!!!」ギュウウゥゥ

    「きょ、今日は調子がいいな///!!この分なら雨が降る前に余裕で宿営地に着くぞ!!!」

    (い、今宿営地ってきこえたような…気のせいだよな……喋ったら舌かみそうだし……ン?)

    ムギュ…

    「――――ッ!?」

    「あ…」

    「きッ、貴ッ様ぁぁぁぁあああああ!!///」カアアアァァ

    343 = 330 :

    メエエェェ…ヒヒ~ン

    「…というわけで」

    「……」

    「貴様には罰として今日は我が宿営地で寛、いや働いてもらう。ん?なんだその目は?」

    「いえ…」(今、絶対寛いでっていった…)

    「ならきりきりと歩け」

    「でっ、でもそこらじゅうに家畜の糞が……」

    「だからどうしたというのだ?」ヌチャヌチャ

    「なんでもないです…」

    「まあなんだ、その……とっ、とりあえずもう雨がふるだろうからさっさとゲルの中にはいれ!」

    「はあ、おじゃましまーす…」


    比較的かきやすい気がするから見てて思いついたらどんどん書いてくだせぃ

    344 = 330 :

    ザアアアァァァ…

    「うおっ」

    「どうかしたのか?」

    「いや、すんごいご馳走の山だなぁって」(山盛りの酒と肉が……)

    「そうか?いつもこんなもんだぞ」

    「でも女さん、あんまりご飯食べないって今日……」

    「うっ…い、いやそれはだな。えーと…」

    「……」ニヤニヤ

    「クウッ…!!」

    346 = 330 :

    グツグツ

    「遠慮するな。たっぷり食えよ」ゴロッ

    「えっ…」(肉塊を茹でただけ…)

    「ほふした?」ガツガツ

    「あっ…味付けとかしないの?」

    「ほれ」トン

    (塩のみですか…)

    「農耕民共の塩と違って我々の塩はおいしいぞ」

    「あっ…ホントだ…」(塩だけおいしい)

    347 = 330 :

    「男、馬乳酒は飽きただろ。シミーン・アルヒだ!飲め!!」

    「いっ、いやもう――」

    「遠慮するな!!」グビビビ

    「うぅ…」(飲んでも飲んでも次が……)

    「む、どうした?ホルホグは食わないのか?おいしいぞ」ゾリゾリ

    「いや、だってナイフしかないし……」

    「なにほいっふぇんら?これはナイフはへで肉を削ぎふぉってふうもんだ」ムシャムシャ

    「お、女さん…ほっぺに肉が……」

    「ほへがどうかふぃたのか?」ムシャムシャ

    「いえ…」

    「まっ白く綺麗になるふぁで食べるんだぞ」ムシャムシャ

    (助けて…)

    348 = 330 :

    「むぅ…もう料理がなくなってしまったな」

    「うん…」(殆ど女さんが一人で食べたようなもんだけどね…でも助かったか……)

    「雨は…止んだか。よし、男!ちょっと待ってろ」

    ………

    (女さん、何やってるんだ?おそいなぁ)バッ

    「おっ、男。いたのか。ちょっとそっちの脚押えててくれ」ザクザクザク

    (解体してる…)

    349 = 330 :


    「…んっ」ザクザクザク

    (意外と血でないな。というか羊もまったく鳴かないし……)

    「……」ペタペタ

    (鮮やかなもんだなぁ。ん、脚から力が抜けて…)

    「よし男、もう脚は押えてなくていいぞ。ちょっとコイツもっててくれ」ポイッ

    「ッ!?」フラッ

    「おっ、男!?手を羊の上から動かすな!羊の皮の上でもっていてくれ!!」

    「え…なっ、なんで?」(うぅ…気持ち悪い感触……)

    「血を一滴も大地にたらさないためだ、大地にも神がいる……神聖な大地を血で汚してはならないからな」

    「…そんなもんかねぇ」

    「そんなもんだ」

    (あ…だから今日コンクリートがどうだとか言ってたんだ……)

    350 = 330 :

    「……」ポイッ

    「なんで火に解体した動物の肉片を…?」

    「火は浄化の力を持つ神聖、かつ家の繁栄の象徴。感謝の印だ」

    グツグツ

    「ほら男、さっきお前がもってた心の臓だ。食え」

    「うぷ…」(拷問かコレ)

    「肛門もなふぁなはふまいほ?」ムシャムシャ

    「女さん肛門まで食べるの?」

    「当たり前だ、殺したのだからな1つたりとも無駄にはできん……」ゲフッ


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