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    元スレたしかあったジャンル「ベトナム帰還兵」

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    551 :

    おぉこんな所に続スレがあったのか
    全然知らなかったよw

    >>1
    面白いから期待してるよー

    552 :

    放置ぎみで(以下略
    明日には書くお まだ誰かいるかな?

    553 :

    いるかもな

    554 :

    さあね、いるかどうかは知らん

    555 :

    もういないんじゃね?

    556 :

    ここまで放置したらさすがにいないよな

    557 = 552 :

    男友「……」

    「どういう事だ」

    男友「…使ってくれればと思って」ボソッ

    「使っ……」

    「……」

    「……はあああああああぁッ///!!?」カアアァ

    「遅いよ、女さん…」

    男友「んじゃごゆっk」

    「まっ、ままままま待て!!待て!!待てッ!!貴様、絶対何か勘違いしてるだろ!?」

    男友「いえいえしてませんよー(棒)」

    「なら私の目を見て話せ!!いっ、いいか!!?私は別に男とそういう関係ではだなっ!!」

    男友「えぇ、お仲間ですよねー。お揃いの首飾りをした草原のお仲間ですよねー」

    「そ、そうだ!!」

    (そうなんだ…)


    うはww誰もいねぇwww

    558 = 552 :

    男友「ああ、通りで男の顔を見てる時、あんな幸せそうな訳だ。」

    「そ、そう…なッ!?ちっ、ちちち違ッ!!」

    (女さん…)

    男友「男が畑部さんと話してる時なんて―――」

    「うああああぁ!!やめろおおおぉぉ!!かっ、勝手な事を言うなあああぁぁ!!」

    男友「すっごい悲しそうだもんな…」ボソッ

    「え?」

    「ぁ…」ドキッ

    「ハハハ…」

    「あは…は…///」

    「えーと…」

    「そ、そんな事…無い…ぞ///?」

    「そっ…そうだよね…ハハ…」

    「ははは…は…///」

    男友「あれれー?顔がやたら赤いですなー?お酒でも入ってるんですか?」

    「ッ!!だっ、だだだ黙れ!!!!き、貴様いい加減にしないと本当に…ッ!!」

    男友「モウオマエラツキアッチャエヨー、ヒューヒュー」

    559 = 552 :

    「……」ブラーン…

    「何かしらアレ…」「知らないわよ…昼休み前までは無かったと思うけど」「垂れ方からすると…結構重いものが入ってそうね…」

    ザワ…ザワ…

    「よーし、席につけー!!始めるぞー!!ん、どうした?今日は男友のヤツ休みか?」

    「さぁ?いたよな、たしか」「今日話したぜ俺」「どうせサボリじゃねぇの~?」

    「ったく…仕方ないヤツだな。誰かアイツを最後に見かけ~」

    「先生、男友君は体調が悪くなったそうなので保健室にいってるみたいです」

    「お、おぅ…そうか…な、何かめずらしいな…女が話すのというか……」

    「…悪いですか?」ギロッ

    「わっ、悪くない!!全ッ然悪くないよ!!?」

    「……」ジワッ…

    「ね、ねぇちょっと…なんか…底が染みてきてない?」「ホントだ…下ら辺の色が変わってる…」「不気味だわ…」

    ザワ…ザワ…

    「……」

    560 = 552 :

    「男…」

    「ん、何?」

    「ちっ…ちょっと…来てくれないか?」グイグイ

    「う、うん…」(答える前から引っ張ってるし…)


    (よし…ここなら…誰もいないな……)キョロキョロ

    「女さん…?」

    「……」スーハー

    (女さんから…放課後の…校舎裏に呼び出し……)

    (よし…落ち着けぇー…落ち着くんだ私…)スーハー

    (や、やばい…顔が熱くなってきた…女さんは……)

    (作戦なら授業中ずっと考えてただろ?後は勇気…)スーハー

    (俯いてるからよく分からないけど…うっすら…上気してるような……)

    (だ、大丈夫だ…骨占いの結果でもテングリは私に味方している…今度こそ…)スーハー

    (もしかして…)

    (今度こそッ…!!)

    ――ドンッ

    「げふッぅ!!?」

    「ま、ままずは…改めてコレを受け取ってくれ……」

    「ごほっ…え、いやだからさ…げほっ…悪いけどコレは受け取れn」

    「―――受け取ってくれッ!!」

    561 :

    こ、告白!?
    だとしてもまた突拍子もないものが出てきそうなw

    562 :

    「っ…」ビクッ

    「頼む…」

    「……」

    「……」

    「…さっきの続き、聞かせてくれる?」

    「さっき…?」

    「ホラ、男友が起きちゃった時の…」

    「ッ!!あ、あぁ…」

    「……」

    「わ、分かっ…た…」ゴクッ

    「うん…」

    (ま、まさか…)ドキドキ

    (男の方から切り出してくるとは……)ドキドキ

    (こ、こんなの…想定外だぞ…)ドキドキ

    「……」ドキドキ

    (あうぅ…だめだ…声が…///)ドキドキ

    563 = 562 :

    ・・・10分後

    「……」モジモジ

    (な、長い…段々…足が痺れて……)

    「その…なんだ…」ボソッ

    (おっ!?)

    「さっき言いかけたのは…だな…」ドキドキ

    (き、ききき来たッ!!)

    「わっ…私とお前と…で、だな……」ドキドキ

    「……」コクッ…

    「いっ…いいい一緒…に…」ドキドキ

    「い、一緒に…?」

    (がっ、頑張れ!!もう一息だ…ッ!!)ドキドキ

    「……」

    「…い、いっしょに…すっ…///」カアァァ

    「う、うん!!」

    「…すっ…す…すすすすすすすすッ///!!!」

    「!!」

    「――――スホフッ!!」ヒュッ

    「へッ…?」フッ…

    ――ビタアアアアァァン!!

    「ぐぎゃああああああッ!!?」ゴロゴロ

    「おッ、男オオオオォォオォ!!!」

    564 = 562 :

    「す、すすすまん!!ホントにすまん!!大丈夫かッ!!?」アセアセ

    「なっ、何でぇ…」

    「…そ、その…」

    「げほっ…」

    「――――とっ、とととと取り合えず打ったところを見せてくれッ!!」ビリビリビリ

    「いやあああぁあああぁ!!」

    「……ッ!!」

    「…はっ、恥ずかしいから…服返し……」

    ――ポトッ

    「…痛ッ」ヒリッ

    「……」ポロポロ
    「な…ちょ、ちょっ…と…」

    「おっ、男ぉぉぉ…男おおおぉ゙…すまな゙い…すまないいい゙ぃぃ゙……」ポロポロ

    「や、止め…泣かないで…すっ…すごいしみ…痛ッ!!」

    「かくなる上は…せっ、せめ゙て…私も…えぐっ…同じ痛みぉぉぉ……゙」チャキッ

    「あああぁぁ!!痛くない!!痛くないから!!ナイフしまって下さい、お願いします!!」

    「そ、そんなハズは無い…だっ、だって私はお前に…取り返しの…ひぐっ…付かない事を!!」ポロポロ

    「えぇッ!!な、何ッ!?どうなってんの…!!?」

    565 = 562 :

    「なんだ…ただ痣になってるだけじゃん…」(女さんが取り返し付かない事なんて言うからどんなのかと…)

    「だけって男ぉ…お前に…こんな傷がああぁ゙……」ポロポロ

    「だ、大丈夫だって…痛っ…それより…泣かないで……」(自分なんて山の様にあるのに…)

    「私は…こ、この落ち度に…うぇ…どうやって落とし前を…」ゴシゴシ

    「いや、ヒリヒリするくらいだし…保険室行ったら大丈夫だから……」

    「わ、分かった!!保険室だなッ!!つかまれ!!」

    「…え…別に歩けるけど…」

    「無理をするな!!私のせいなんだから、これくらいさせてくれッ!!」

    「で、でも…」

    「それに前だってお前は!!私のためにおんぶをぉぉ゙…!!」ポロポロ

    「じゃあ…」

    「あ、あぁ…!!」ゴシゴシ

    「服返して…」


    いるかな?

    566 = 562 :

    (ボタン全部取れてる…)ボロッ…

    「…すまん」

    「いいよ…なんとか縫うk」

    「よりによって保険室が閉まってる時に……」グスッ

    「あっ、そっちね…」

    「よし、男…私にも…多少の心得はある…」

    「ん?」

    「お前の治療をさせてくれ!!最低限の償いだ!!」

    「いやいやいや…いいって…家で絆創膏張るから…」

    「なッ、何を言ってる!!事は一刻を争うんだぞ!?」

    「ほ、ほんと大丈夫だから!!もう大して痛くないし!!」

    「ダメだッ!!私の!!私のせいで!!怪我したんだ!!こ、この上…」

    「もういいって、謝ってくれたし…」

    「この傷が元で…お前が…土にでも還ってしまったら…わ、私は……」ポロポロ

    「還らないよ…っていうか還れないよ……」

    「どうやって…うぇっ…生きて……うえぇぇぇ……」ポロポロ

    「ハァ…じゃあ、ちょっとだけ…お願いします」

    「!!」パアアァァ

    「お手柔からにね…」

    「よ、よし!!少し待っててくれ!!」

    「…え?どっかいくの?」

    「羊を連れてくるだけだ!!心配するな!!すぐに治してやるぞ!!」

    (心配だ…)

    567 = 562 :

    メエェェェェ…グツグツ…

    「うむ、待たせたな…連れてきといてよかった。準備完了だ」

    「聞きたい事が多すぎるよ…」

    「最初は羊療法を試してみたいと思います」

    「最初って…それに試す…?」

    「その…治せる自信はあるのだが…いかんせん不慣れなもんだから…一通りやらせてくれないか?」

    「待って、いいけど…痛いのとかは嫌だよ…?」

    「善処します」

    「善処!?」

    「まず、上着を脱いでください」

    「はい…」(またか…)

    「アルヒを飲んで下さい」

    「…これも治療?」

    「まぁ…うむ…出来るだけ沢山飲んでくれ」

    「学校で飲酒…今更か…」グビグビ

    「痛みを…忘れられるくらいな…」ボソッ

    「…今なんかすごい不安な事を言いませんでした?」

    「つ、次はこの上に寝転がって下さい」

    568 = 562 :

    「何ですか、コレ…」

    「何って…畜殺したばかりの3、4歳の羊の皮だが?」

    「それは何となく分かるけど…香りが…」

    「一緒に様々な薬草と反芻胃内容物、それにバターや焼酎を合わせて煎じて煮たからな。それが治療効果を生むんだ」

    「ハァ…痛つつ…」クタッ

    「あぁ、あと頭にはこれを被っていてくれ」サッ

    「…これは?」

    「羊の脾臓だ」

    「マジですか……」

    「よし、これで2時間後にはすっかり痛みも取れるハズだ」

    「こ、コレかぶったまま2時間!?」

    「ずっと仰向けで頼むぞ、それと…」

    「まだあるの…」(5時間授業でよかった…)

    「マトンスープだ。起き上がるのは…億劫だろうから…私が…あ、あーんで飲ませてやる///」

    「……」

    569 = 562 :

    …2時間後

    「女さんはお医者さんになりたいの…?」

    「そういう訳じゃないが…使用できる薬物、環境に比べ怪我や病気をする機会は著しく多いからな…最低限の医術くらいは……」

    「戦い…とか?」

    「あぁ、だから我々は接骨には特に自信があるぞ…骨折や脳震盪や脱臼、お手の物だ」

    「へぇ…」

    「だがそれだけじゃないぞ?肉ばかりだと消化器官系を壊しやすいし…それに長期の乗馬で神経痛や変形関節炎とかにもかかり易いな」

    「……」

    「寒い冬の焚き火で火傷をする事も多い、ホラ私もここを…」ペラッ

    「うわ…痛そう…」

    「何、ステップじゃ赤ん坊でも殆ど持ってるモンだ…ところで…それそろだな。効いてきたか?」

    「え…何が?」

    「何ってそりゃ…痛みが引いて気分が良くなったかという事だ」

    「…う、うん」(酒と脂っこいマトンスープがぶがぶ飲まされた上…むせ返る様な匂いが脾臓に篭って……)

    「む…なんだ今の間は…気をつかわず、正直に言いたまえ」

    「ごめん、ちょっと吐きそう…」

    570 = 562 :

    「なんと…嘔吐症状まで……すまん男ッ!!」

    「……」ゼェハァ

    「私がっ…!!私があんな技をかけたばっかりに…!!」グスッ

    「い、いや…だから…そっちじゃ……」ゼェハァ

    「だ、だが次は大丈夫だ!!きっと治してみせる!!」

    「あんまり…もう…匂いがキツいのはやめて……」ゼェハァ

    「安心しろ、今度はザクッとするだけだぞ?」チャッ…

    「ザクッと!?チクッとじゃなくてザクッと!!?」

    「瀉血療法だ、血管のツボを開いて悪い血を取り除く」

    「いやああああぁぁ!!これ多分打ち身!!打ち身だからそんな事したって意味ないよ!?」

    「ん、そう…なのか…?」

    「そ、そうなのかって女さん…心得があるんじゃ…」

    「普段自分にはやってるんだが…」

    「それで治った…?」(やってるのかよ…)

    「……」

    「……」

    「……さて次の療法に当たるか」

    「ねぇ、ちょっと!!?」

    573 :

    「次は灸療法だ」

    「お灸ですか…」

    「うむ、まずは…そうだな。患部周囲を暖めてみよう」

    「…みよう?」

    「暖めます」

    「……」

    「そ、そんな顔するな…多分そこまで…熱くは無いと思うぞ?」ピトッ

    「多分って…ひっ!?あ、あれ…冷…たい?」

    「これは灸じゃないからな、フェルトにバターを塗ったものだ。しばらくしたら暖かくなってくる」

    「なんだ…よかった…」ホッ

    「熱いのはこっちだ」ジュウウゥゥ

    「なっ、なな何ソレ…焼け石…?すんごいジュウジュウいってるんだけど…まさか……」

    「その上にのっけます」ボトボト

    「え、ちょっと待っ…!!重ッ!?熱いというより重ッ!!量考えようよ!?」

    「フフフ、これだけあったら積んで遊べるな?」

    「何言ってんのッ!?」

    「よし、さっそく元気が出てきたみたいだ」

    「治療の成果みたいな言い方しないで下さい…」

    >>いたwwさびしゅうてww

    574 :

    散々放置しといて書く時は誰かいないと寂しい?
    甘ったれが!!


    お、俺がいてやるよ……

    577 = 573 :

    「だ、段々熱が伝わって来て……」

    「気持ちいいだろう?」

    「ぐるじい…」

    「ま、まぁ…こっちは気持ちいいハズだ…」パサパサ

    「今度は何を…」

    「生姜を患部に乗っけてる、まだメインは済んでないからな」

    「メイン…?」

    「灸を据えて無いだろ…?」

    「も、もう一杯一杯…なんだけど……」

    「大丈夫だ、馬糞を乾燥させた馬糞灸を使う」

    「馬糞…」

    >>575すまん、ねちってたwww
    >>576ありがたい…ほぼ週一ペースなのに…

    578 = 573 :

    「バターも周りに塗っておこう」ペタペタ

    「…く、くすぐった……こっ、コレほんとにちゃんとした治療法…なんだよね?」

    「当然だ。確かに我々の治療法は外から見たら少し特殊らしいが、ちゃんと効果はある」

    「とっ…特殊すぎ……うあぁ゙…」ジュウゥゥ

    「何を言うか、これでも農耕民共のソレよかよっぽどマシだぞ?」

    「マ、マシ…これでマシ?」

    「マシだろう。ヤツ等ときたらどんな症状でも患部をばっさり切り落とすか、むやみやたらに瀉血する以外能が無いではないか」

    「打ち身は…熱ッ…どんな症状にもってのには…入ってないんですかね…?」

    「そ、それで効果が無かったら…王族のロイヤルタッチに呪術医の霊能力とくる…ハッ、迷信深い連中だ」

    「いつの時代の医療だよ、ソレ…ぐっ…ぁ゙…」

    「我々は奴等と違って合理主義者だからな、神頼みなどせん。信じるのは己の腕のみだ」

    「あんまり信じきッ――――あ゙があ゙ああああ゙あぁぁ゙ッ!?」ボウッ

    「おっ、来たようだな。どうだ?気持ちいいだろう…?」

    「けッ、けけけ消じでえぇぇぇ゙!!!焼けるうぅぅぅ゙!!焼けぢゃうぅぅ゙ゔぅ゙ゔ!!」ボオォォ…

    「あ、あれ…?ちょっと量が多すぎたかな…」


    「ねぇ、向こうの方ですごい煙が立ってるんだけど…」「ホントだ…何やってんだろ…」「焚き火かしら…?」ザワザワ

    579 :

    投下終わってた…

    俺は応援してるから!ずっと見てるから!何時までも待つからぁ!

    580 :

    どの作品も面白いんだが更新速度が……

    あれだ、士郎正宗とか冨樫義博的な……おっと誰かきたようだ

    581 :

    579>>週一どころじゃなくてすまんwww
    580>>明日こそ書きたいです

    後、ここでいう「遊牧民」とは女真族の様な半狩猟、半農耕民的な遊牧民でなく
    イメージ的には中央ユーラシアの草原地帯全域に跋扈していた家畜の遊牧のみを生業としていたフン族の様な純粋な遊牧民です

    やたらモンゴルっぽいのは、この地域でのみ資料が集めやすい純粋な遊牧民の生活が、現在辛うじて残っているためです

    ですが生活形態を絞ってるので、殆どの要素が他の上記の様な遊牧民にも当てあまるものと思います
    浄火や、テングリ(天)崇拝、農耕民への蔑視、内臓占い、合理的価値観、社会の直接民主主義的な仕組み、戦術、交易と戦争観等が多分ソレですww

    たまにモンゴル(血云々)固有の習慣等が出てきますが、それも一応ある地域の純粋な遊牧民の生活習慣の一つとして
    表現したつもりで、モンゴルオンリーってしたい訳ではありません
    料理とかもモンゴル料理主体ですが、昔から殆どと言って良いほど変わってませんし、そもそも純粋な遊牧民は家畜のバリエーションも調理法も
    限られてるので、純粋な遊牧民の「食」としてかなりの普遍性があると思います

    またモンゴル固有イメージを避けるため、意図的に軍事的リーダーの存在を、コッサクの首領に対する呼称である「アタマン」と呼ばせたりしています
    コサックは遊牧民というより騎馬を主体とする軍事共同体なので、今更ながら相当不適切な気がしますがwww

    でも今後もあえてこの方向性で、こうゆうバラバラの地域(とっいっても中央ユーラシア草原の地帯全域に留めるつもりですが)の
    生活習慣や呼称を、「純粋な遊牧に拠った生活、社会形態」という共通性を考えた上で、ごちゃまぜにして行きたいと思います
    余りにその遊牧民族にのみ独特な様なモンは基本入れません、多分ww

    さっきも言った様に調べやすいので、呼称など表面的な要素は殆どモンゴルな感じなのは勘弁してくださいwww

    まぁ要は自分の全てのSSに言えることですが、あくまでイメージというか深く考えないでとwww

    説明下手な上、矛盾してる気がしないでも無いですが、突っ込まれる前に言い訳しときましたwwww

    つっても突っ込む程人いないかwwまだ見てる人いたら言ってくれー

    584 :

    設定解説キタコレ
    半分何言ってるかわかんねぇ……

    つっこむほど人がいない?ノンノン
    遊牧民にそこまで詳しい人がいないだけだろwww



    もしいたら今すぐ支援SSを書く作業に戻るんだ

    585 :

    「…や、やっと…終わった……」ゼァハァ

    「うむ、やっぱり何時もと同じ量の筈なんだが…」ジュウゥ…

    「あ、熱すぎ…ない?」ゼェハァ

    「全く」

    「すごいね…女さん…」ゼェハァ

    「もっとも、重傷の時は敢えて火傷するまでやるが…その時は流石に熱いぞ?」ボオォ…

    「火傷って…」ゼェハァ

    「まぁしかし…誰しも初めての時は、量の如何に関わらず大抵熱がるとも聞くし…私自身は物心付く前からやってたから……」

    「…慣れ…とか?」ゼェハァ

    「あぁ…多分な…」(慣れ、か…)

    「……」ゼェハァ

    「ところで男、痛いのは治まったか?」

    「ごめ…まだジーンとしてて…よく分かんないや……」ゼェハァ

    「…そうか」サッ

    「ひッ!?あ、あれ!?痛くない!!?全然痛くないぞぅ!!」ガバッ

    「え?だが今…」

    「あぁ!!気のせいだった!!や、やっぱり全然痛く無かったよ!!ウン!!いやー、すんごい効果だなァ!!」

    「…本当か?」

    「ホント!!ホントだからもう…!!」

    「……」

    「治療は大丈夫…だってばぁ…」ビクビク

    「私は…」

    「っ…ぅぅ…」ビクビク

    「私はただ…冷えたバターを塗ろうと……」

    586 = 585 :

    ごめん、明日とか言ってたのにww
    昨日はPC使えませんでした、勘弁を

    >>584自分でも何言ってんだかww
    まぁ適当って事ですw

    587 = 585 :

    「……」ペタペタ

    「はあぁ…」

    「気持ち良いか?」ペタペタ

    「うん…」

    「…もう、痛くないか?」ペタペタ

    「う、うん…」

    「……」ペタペタ

    「……」グッタリ…

    「なぁ男…改めて言うが…」

    「ん…」

    「済まない…私は…毎度お前に迷惑を掛けてばかりだ……」ペタペタ

    「いや、でもこれは…」

    「良いんだ、男…自分でも分かってる…今回の事で嫌が応にも痛感させられたよ……」

    「……」

    「我々と男は違うし…その溝を補うには…私自身まだ余りにも愚かで、弱い存在だって事……」ペタペタ

    「……」

    「ただ、ソレを今まで…分かろうとしてこなかっただけなんだ……」

    「そんな事……」

    「何をいう、今日だって…そうだったじゃないか…」ピタッ

    「女さん、いいよ…」

    「この傷も…赤く腫れた治療跡も…」プルプル

    「いいって…」

    「傷一つ無いお前を…私が強引に付き合わせ…」ギリッ…

    「違う…」

    「己の臆病さ、未熟さ故に――ッ!!」

    「違うッ!!」

    ガシッ…

    588 :

    VIPでみたなコレ

    589 :


    バンドのオリジナルです。
    曲はXに近いものがあると思います。
    よかったら是非聴いてみてください。

    http://www.youtube.com/watch?v=d0C-mZOrO5k
    http://www.youtube.com/watch?v=jk4qWaEQmpE

    590 = 585 :

    「…ナイフ、貰うよ」

    「…男……」

    「女さん、俺は…話すの下手だから…上手く言えないけど…違うんだよ」

    「……」

    「俺は、俺が女さんといたいから…女さんといる…純然たる自分の意思で、今もここにいる」

    「で、でも…」

    「女さん言ってくれたよね…?俺は強いって…」

    「あぁ…」

    「だからさ、なんていうか…さっきのは思ったより熱かったから、少しびっくりしただけで」

    「ホントにすまなかった…私は自分の基準で、お前を…」

    「いや、ホントにいいんだって。他の事だってみんな…確かにびっくりする事は多いよ?料理とかさ…」

    「……」

    「でもそんなんで嫌々付き合う程、ましてや女さんを嫌いになったりする程、俺は…弱くない……」

    「じ、じゃあ男は…男は私といて…楽しんでくれてるのか…?」

    「うん」

    「こんな傷まで負わされて…教師にだって睨まれて…私のせいで停学になった事まで……」

    「うん、ソレ込みで俺は…女さんと仲良くなれて良かった、ホントにそう思ってる」

    「……」

    「その事を…このナイフにかけて…信じてもらえないかな……?」


    >>588ここにあるのは全部vipで投下したモノに書き足してるだけなんでww

    591 = 584 :

    そうなのかー
    VIP行かないから全然知らなかった


    さてわっふるわっふる

    592 :

    「…る」ボソッ

    「え?」

    「信じる…ぞ…」

    「……」

    「例え地が割れ…天が堕ちようとも……」

    「ハハ…」

    「覚悟しろよ…?今の言葉、後で違ったなんて絶対言わせないからな…」

    「うん…」

    「撤回するなら…今のうちだぞ?」

    「しません」

    「本当だな?これ以降はもうナシだからな?この喜びを裏切られる位なら私は…優しさなんて…」

    「俺を信じれない…?」

    「ッ!!そ、そんな事ッ!!」

    「うん、じゃあもう良いじゃん。こんくらいの事で負い目を感じなくてもさ、悪気があった訳じゃないんだし…」

    「あぁ…だが借りは返す」

    「いいってば、別に借りじゃないし」

    「いや、しかしそれじゃあ、私の気が…誰か殺ってきて欲しい人とかいないのか…?」

    「いません…」

    「じゃあ欲しいモノとか…奴隷なんてどうだ?一人位でいいのなら、すぐにでも調達出来るぞ?女は諸事情により無理だが…」

    「いりません…」

    593 = 592 :

    「じゃあ、そうだなぁ…」

    「何だ!!何かあるのか!?」

    「まぁね、欲しいモノとかいうより…女さん自身になんだけど…」

    「うむ、何でも…あ、いや…ち、ちょっと待った…まさかとは思うが…」

    「?」

    「え、えええエッチっぽいのとかは無しだぞ…///?」

    「…は?」

    「だ、だからっ!!そうゆうのは何もこんな形でなくともというか!!お互いの想いをちゃんと確認してからだなッ!!」

    「……」

    「まずは相手にきちんと攻めて見るという過程を経て初めて希望が――!!」

    「ぷっ…くく…」

    「…ってな、何故笑う!?」

    「い、いやだって…女さんに、行き成りそんな事言う訳…ハハ…」

    「なっ!?」

    「ハハハ…」

    「こ、こう見えても…皮鎧で抑えられたり、着痩せしたりしてるだけで…結構あるんだぞ!?」

    「はぁ~、やっぱり女さんは何時もみたいに、一方通行気味のが全然良いよ」

    「ぅ…///」

    594 = 592 :

    「俺が頼みたいのはさ…」

    「う、うむ…」

    「さっき言った様な…俺が実は迷惑がってんじゃないか、とか…そんな事思ったらさ…」

    「む…」

    「その…難しいかも知れないけど、遠慮せずその都度俺に言ってくれないかなって…溜め込んだりせずに…」

    「……」

    「だ、だって…男友なんて俺にイライラするくらい文句ばっかいうけど…それでも親友だよ?」

    「……」

    「他の悩み事とかもさ、あれば気軽に言って欲しいんだ…そっちの世界の暮らしも色々大変みたいだし…それなら尚更…」

    「今回の食糧の一件みたいに…きっと力になれる事だって―――」

    「男」

    「ん?」

    「私が遠慮なんざする類の、悩みなんざ溜め込む類の…殊勝な人間に見えるか…?」

    「え…」(見えるから言ってるんだけど…)

    「フフフ、私が何者か思い出せ…戦争屋だ…ヤツの言う通りにな」チャッ

    「……」

    「元より遠慮する余裕等、持ち合わせていないし…」

    「……」

    「悩みを溜め込む様な器用さ等、ある道理も無い…」

    (また、だ…)

    「不愉快な事があれば酒を飲み、馬を駆り、虫ケラを殺し…」

    (頬を伝う涙の痕も…)

    「足りないものがあれば、そこに略奪を付け加るだけ。ただそれだけだ」

    「女さん…」(目尻に溜まった水粒すら、まだ残ってる内に…)

    「だから男」

    (今度は仲間も、畑部さん達だっていない……)

    「…心配してくれるな、私には必要の無い頼みだ……」ニコッ

    「うん…」(それなのに…)

    595 :

    「だが、ありがとう男…心配してくれて」

    「困った事あったら、無理しないで言ってよ…?」

    「フフ、そんな柄じゃないと言ったろうが…男こそ…大丈夫なのか…背中」

    「あ…」

    「や、やはりまだ熱い…のか?」

    「…全然熱くもないし、痛くも…無い…」

    「ぇ…ホントか?」

    「…いやホントに」

    「……」ジィー

    「ホントだって」ペシペシ

    「!!」

    「違和感無さ過ぎて気付かなかったよ」

    「おおおおおおぉぉぉッ!!すごい!!すごいぞ男ッ!!」パアアァ

    「別に俺はすごくないと思うけど…お灸とバターが効いたのかなぁ?」

    「男だ!!男が効いたんだッ!!」キュポッ

    「どうゆう事だよソレ…」(テンションおかしくなってんな…)

    596 = 595 :

    「~♪」グビグビ

    「飲むねぇ…」

    「ぷはぁッ!!祝い酒だ!!」

    「ハハ…でもびっくりしたなぁ、何か肌までつるつるしちゃってるし……」

    「また『びっくり』だな!!びっくりくり!!」

    「うん、ホントにびっ…くりくり?」

    「フフッ、すんごいびっくりって意味だ!!男も使っていいぞ!?」

    「…っていうか女さん、自信もって治療してくれたんじゃ…」(何言ってんだこの人…)

    「終わり良ければ……ッ!!?」

    「…何でもいいよね」

    「うむっ!!」グビグビ

    (にしても凄い勢いだな…)

    「ぷぁッ…!!しかしアレだな!!きっとアレだ!!」ドンッ

    「…アレ?」(っていうか珍しく…酔ってる…?)

    「最強って事だ!!今度から男が怪我したら私がアレする!!」

    「はぁ」

    「こうなったら、これはもう最強コn―――!!」

    「あっ、でも考えたら…もう何時間もたってるから…自然に痛みが引いただけかも…」

    「ビ…」

    「つるつるすんのも…バター塗ったら、当たり前だよね」

    「……」シュン…

    597 :

    「むぅ…酔いが醒めてしまったぞ…」

    「ご、ごめん…」

    「まぁいい…フフ…相変わらず気分は良いしな…」

    「そう?」

    「何にせよ、男の怪我が治ったんだ…負わせた私が言うのもおかしな話だが…」

    「ハハハ…あ、大分…暗くなってきたね…」

    「うむ、日が落ちるのも早くなった…」

    「もうすぐ冬だもんなぁ」

    「そうだな…」(時間はもう…)

    「流石に星は見えない、か…」

    (そう多くは…)

    「ん、月が少し…見えるかな?」

    「……」

    「よし…」

    「……」

    「そろそろ、帰え」

    「男」

    「ん?」

    「お前は良いヤツだ、強いヤツだ」

    「な、何だよ…突然///」ポリポリ

    「そんなお前が、私は――」

    「!」

    「いや」フッ…


    「…そうだな、帰るか」

    「ええええええぇ……」

    598 :

    何だか女さんが崩壊してる

    599 = 597 :

    「ち、ちょっと待ってよ…」

    「どうした、帰らないのか?」

    「いやだって…今明らかに何か言いかけてたじゃん……」

    「そうか?」

    「そうだよ!!そ、そもそも今日、校舎裏に呼びだしたのは何だったんだよっ!!」

    「う…あ、あれは…だな…」

    「うん…」

    「…早まった///」

    「なっ…」

    「す、すまん。重ね重ね迷惑なヤツだな、私は…別に男を困らせるつもりは無かったんだ…」

    「そうは思わないけど…意味がよく…早まった?」(呼び足したのは…その…そういうアレだよな多分…)

    「あぁ、早まった…でもようやく気付いたんだ…」

    「な、何を…?」(それとも女さんの事だから…俺が勝手に早とちりして……)

    「と言うより…お前のお陰でやっと冷静になれた、と言うべきか…」

    「冷静…」(冷静に考えたら…必要ない頼みだった、とか…?)

    「このままではダメだ…だが臆病でもいい…臆病さと強さは必ずしも相反しないのだから…」

    「は?」

    「全ては…生きてこそ、だろ?」ニヤッ

    「は、はぁ」(このままでは…ダメ…?)

    「そゆこと」パカパカ

    600 = 597 :

    「ま、待って!!全然意味わかんないよ!?何『そゆこと』って!?」

    「言葉通りの意味だが…」

    「それが分かんないんだって…俺が臆病って意味?それとも俺が何か…」

    「そのうちわかる…」パカパカ

    「くっ…」

    「……」パカパカ

    「頼み事!!」

    ――ピタッ

    「……」

    「コレ頼み事!!頼み事、聞いてくれるんだろ!?ちゃんと答えてよッ!!」

    「……」

    「……」

    「……」

    「…何か…おかしいよ、女さん……」

    「――決まってるんだ」ボソッ

    「え…」

    「決まってるんだよ、男」

    「決まってるって…何が…?」

    「運命ってヤツだ…私が今の私であり続ける限り…どう転ぼうが…私の行き着く先はただ一つ…」


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