元スレ新ジャンル「空中人魚」
新ジャンル覧 / PC版 /みんなの評価 : ○
201 = 200 :
女「な、なんなんですか男さん! 緊迫した場面に変な声挙げないで!」
男「だってお前wwwwwwww俺のこと好きってお前wwwwwwwwwwwwwwww」
女「そんなことでいちいち興奮しないで!」
姉「あの、あんたたち……?」
男「これがテンション上げずにいられますかwwwwwwwwwwwwwwww」
男「デレデレになってたのは知ってたけどwwwwwwwまさかこんなに
早く恋が成就するとは思わなかったwwwwwwwwwwwwww
うはwwwwwwww俺テラフラグゲッターwwwwwwwwwww」
女「分かったから、ちょっと黙って!!」
姉「……無視すんなよ」
202 = 200 :
女「なんなんですかもー! 誰のためだと思ってるんですか!」
男「でもさwwww今の状況のまま決着してもwwwwwwお前さんは姉ちゃんと
わだかまり持ったままになるぞ?wwwwwwwwwwww」
女「そんなこと……あなたを生かすためなら些細なことです!」
男「嬉しいこと言ってくれるじゃないのwwwwwwwwでもまあここは
wwwwwwwwwwww俺に任せとけwwwwwwwwwwww」
女「え?」
男「とりあえず空なんか飛んでないで俺の側に来いwwwwwwwwwwww」
女「は、はぁ……」チラッ
姉「何よ、こっち見んな」
女「……」
----すいー
男「よしwwwwww来たなwwwwwwwwそれじゃあ俺式解決方法、伝授してやりますかwwwwwwwwwwwwww」
----ぎゅっ
女「きゃあっ!?」
姉「ちょっ!?」
男「うはwwwwww人魚の体やわらけーwwwwwwww」
203 = 200 :
女「何してるんですか!? 離して下さい!」
姉「あんた、妹に手ぇ出したら早めに寿命なくすわよ!」
男「落ち着けってwwwwwwww落ち着いて俺の話を聞けwwwwwwwwwwww」
姉「だったらさっさと話せ、そして妹を離せ!」
男「んなら言わしてもらうけどもwwwwwwwwwwww」
男「姉ちゃんwwwwあんたが好きになった人間ってのはwwwwww俺みたくあんたの
ことをwwwwwwwwww抱き締めてくれたことがあったか?wwwwwwww」
姉「……は?」
男「大方ふわふわ空を飛んでwwwwwwww相手と同じ目線に立つこともしなかったんだろwwwwwwwww
だからあんたは簡単に騙されたんだよwwwwwwwwwww」
姉「な、なによ……知ったようなこと言わないで!」
男「けどwwwwww俺は違うぜwwwwwwww俺は相手の視線に立つことは出来ないけどwwww
wwww相手を自分の視線にまで引きずり下ろすことが出来る男だwwwwwwwwwwww」
姉「だからなんだって言うの!」
男「だから俺はこうしてwwwwwwwwあんたの妹さんを抱き締めることが出来てんだ
wwwwwwwwwwwwドゥーユーアンダスタン?wwwwwwwwwwww」
姉「くっ、あの顔ムカつく……」
204 = 200 :
姉「あんたの言いたいことはよーく分かったわ。つまり、私の知ってる人間と自分は違う、
だから自分のことを信用してくれって言いたい訳ね」
男「うぅんwwwwそうじゃないよwwwwww」
姉「こ、こいつ……#」ピキピキ
女「男さん、あんまり姉を刺激しないで……」
男「分かってるぜベイベwwwwwwwけど言いたいことだけは最後まで言わしてもらうぜ?wwwwwwwww」
男「俺が言いたいのはつまりwwwwwwww好きあってるのに肌
擦り合わさないでどーすんのってことだよwwwwwwww」
姉「はぁ?」
男「女が俺を信用してwwwwwwww空から下りてきてくれたwwwwwww
だから俺はこいつを抱き締めることができたwwwwwwwwwwww」
男「好きで好きで仕方なくてもwwwwwwww空なんか飛んでちゃ、こんな風に
おっぱいに顔埋めることも出来ないじゃんwwwwww」
-----ふにゅっ
女「やぁっ…!」
姉「バッ……何してくれてんの!!」
男「うひゃひゃひゃwwwwwwww」
205 = 200 :
姉「もうあんた、さっきから滅茶苦茶よ!? 言ってることも、やってることも」
男「滅茶苦茶大いに結構wwwwwwwwだって俺は今幸せだからwwwwwwww」
女「男さん……」
男「相思相愛で結ばれてwwwwwwwwニヤケない男がこの世にいるかwwwwwwww」
男「今なら言えるwwwwwwwwwwwwこいつは世界一可愛い人魚だwwwwwwwwwwww
そしてその人魚に愛された俺はwwwwwwwww世界一の果報者だwwwwwwww
今なら俺は、米国海兵隊にだって勝つる!wwwwwwwwwwww」
男「つまりwwwwwww俺が出した結論はwwwwwwww」
----ババッ
男「結婚しよう、女!wwwwwwwwwwww」
女・姉「――ッ!?」
質「あ……あれは行きがけに買ってた花束……」
206 = 200 :
姉「話しが二転三転して、最終的にプロポーズ……? 支離滅裂なんてレベルじゃないわよ」
女「……ぷっ」
男「お?wwwwww」
姉「え?」
女「あなたに真面目な話しをしてもらおうとした私が馬鹿でした。
あなたはきっと、今世紀最大の大うつけですね」ニコニコ
男「その今世紀最大の大うつけの嫁に、お前はなってくれるのか?wwwwwwww」
女「……はい!」
姉「ちょ、ちょっと待ったぁ! 何なし崩し的にいい話で終わらそうとしてんの!」
姉「あたしゃまだ、全然納得できてないんだからね!」
男「もういいじゃんwwwwwwww空気嫁よwwwwwwwwwwww」
女「そうだよ姉さん、それに男さんのテンションに押し切られてたのは事実じゃない」
姉「うぐっ……」
207 :
がっかりしてにこにこしてどうしたんだいってテラ忍たまwwww
け、結婚だと?プロポーズだと?
あまつさえ胸に顔をうずめるだと?
な、なんということだ…この男がまさかここまでやるだなんて
208 :
わっほおおおおううう!!
プロポーズキター!! 男イカスぜ…!
209 :
この男が新ジャンルだったんですねw
210 :
姉「だ…だいたいあんたたち、結婚だなんて簡単に言うけど、どうするつもりなのよ!?」
姉「種族が違うから当然籍も入れらんないし、住処も別だから結婚生活なんて送れないじゃない!!」
男「んなもんwwwwww形式的なもんだけでいいよwwwwwwwwww要は俺がこいつと
どういう関係になるかの方がwwwwwwwww大事な訳だしwwwwwwwwwww」
姉「そうよ姉さん、そんなのは大したことじゃないよ」
男「そうだwwwwww俺就職決まったら、海辺のマンション探して引っ越すわwwwwwwwwww」
女「本当に? 嬉しいです」
男「そしたら毎日会いに行くからなwwwwwwwwwwww」
女「楽しみに待ってますね」
姉「ラブってんじゃねーよおぉぉぉぉぉ!!」
211 = 210 :
姉「もういい! 人間なんかの話しを聞いた私が間違ってた」
――シャキン
姉「最初から有無を言わさずに殺れば良かっただけだったんじゃない」
女「姉さん! まだそんなことを……」
男「おっとwwwwwそうはさせるかwwwwwwwwとぅっ!wwwwwwwwwwww」ぴょんっ
――ガシィッ
姉「おわっ…!」
――ずしゃあぁっ
男「人魚の弱点wwwwwそれはwwwwwwww唯一の武器である
尾びれが体に引っ付いているところwwwwwwwwwwww」
男「よって油断してる隙に地面に引きずり下ろしてしまえばwwww
wwww武器は無力化できるというwwwwwwwwwwww」
女「す、すごいです。男さん!」
男「本当はなんも考えず飛びついただけだったんだけどなwwwwwwww
うはwwwwうははははwwwwwwww」
姉「こ……こんな馬鹿な人間にやられた……」
212 :
・・・男姉に抱きついてる?
213 = 210 :
>>212
尾びれの刃がついてないとこ握って地面にびたーん
だから地面に引きずり下ろした時も尾びれを握ってた
蛇足だが説明不足っぽかったので
214 :
抱きついてるよね…
215 = 214 :
>>210
了解
216 :
はたから見るとエロいんじゃね?
217 = 216 :
しかしもはや人魚がツンのかけらもねぇww
218 = 210 :
男「女ーwwwwwwちょっと姉ちゃんと話がしたいからwwwww
www尾びれ押さえといてくれwwwwwwwwwwww」
女「あ、はい」
姉「何よ、私はあんたなんかと話すことはないわよ」
男「そんなにツンツンするなよwwwwwwまぁツンデレは最終的にwww
wwwwwデレるのが宿命ですがwwwwwwwwww」
女「やっぱりあんた殺してやりたいわ」
男「でっていうwwwwwwwwww僕はwwwww死にましぇーんwwwwwwwwwwww」
姉「こっ殺す、こいつ絶対殺す!!」 じたばた
女(あぁ、私も最初はあのノリにイライラしたなぁ……)
219 = 216 :
女が達観してるww
220 = 210 :
男「なぁお義姉ちゃんwwwwww聞いてくれよwwwwwwwwww」
姉「お前に義姉ちゃんと呼ばれる筋合いはない!」
男「まぁまぁwwwwww姉ちゃんwwwwwwwwww」
男「俺は確かに軽薄な男だwwwwwwww人からも滅多に信用されないしwwwwww
wwwwww馬鹿だ馬鹿だとよく言われるしwwwwwwwwwwww」
姉「よく分かってんじゃない」
男「でもよwwwww俺は自分のことだけはwwwwww自分でよく知ってるつもりだwwwwwwww」
男「裏切らないなんて言わないしwwwwwwwwましてや信用しろとも言わないからさwwwwwwwwwwww」
男「俺があんたらを裏切ったと感じたらwwwwwwwwソッコー俺の首をはねていいよwwwwwwwwwwww」
姉「裏切られたと思ってからじゃ遅いのよ。それに、口約束だけなら誰にでもできるわ」
男「手厳しいのうwwwwwwwwそれじゃwwwwwwwwwどうしたら
wwwww俺のこと信用してくれるのwwwwwwwwwww」
姉「どう足掻いても無駄ね」
男「ぐはwwwwwwwwティウンティウンwwwwwwwwwwww」
女「死んでる場合ですか」
221 = 210 :
男「もうwwwwwムリポwwwwwwwwお前の姉ちゃん難攻不落ってレベルじゃねーぞwwwwwwwwww」
女「諦めないで下さいよぅ! 私だって、その……あ、姉に祝福されて、嫁ぎたいんですからっ!」
男「うっはwwwwwwww顔赤らめながら嫁宣言されたwwww俺wwww今にも射精しそうwwwwwwwwww」
女「あんまり言わないで下さい。恥ずかしいです……」
男「よーしwwwwww対話が駄目ならwwwwww戦争だwwwwwwwww」
男「女wwwwww今からちょっとwwwwww手荒なことするからwwww
wwww絶対尾びれを離すなよwwwwwwwwwwww」
女「え……な、何するつもりですか?」
男「聞き分けのない子供にはwwwwwwwくすぐり地獄と相場が決まっているんですwwwwwwwwwwwwwwwww」
姉「はあぁっ!?」
男「ほうれwwwwwwくすぐるぞwwwwwwwwwwくすぐるぞwwwwwwwwwwww」
姉「やっ、やめ……ひゃあっ!?」
223 = 210 :
男「ほうれwwwwこちょこちょwwwwwwwこちょこちょこちょwwwwwwwwwww」
姉「くっ、くふ……ひゃははははっ、や、やめろっての馬鹿ぁ……ひゃっふ」
男「脇を隠しても無駄だぜwwwwwwww今度はその長い髪を使ってwwww
胸の谷間を責めてやるwwwwwwwwふはwwwふははははwwwww」
姉「きゃああああああっ!」
女「……男さん」
男「おあ?wwwwww」
女「変態」
男「ちょwwwwww目が冷たいんですけどwwwwwwwwww」
女「あんまり度が過ぎると、あなたのこと嫌いになっちゃいますよ?」
男「ヤベwwwwww女房に愛想尽かされるwwwwwwww」
男「個人的にはまだやり足りないけどwwwwwwww周囲(主に女)の目が
気になるから、そろそろ止しときますかwwwwwwwwwwwwww」
女「そうして下さい」
姉「ハァ…ハァ…」
224 = 216 :
変態変態へんたーい!
225 :
男「ねぇwwwwこれで懲りた?wwwwwwwこれでも駄目なら俺もう
姉ちゃんのことシカトするしかなくなるんだけどwwwwwwwww」
姉「あ、あんたって……一体どこまで本気でやってるのよ……」
男「天然ですwwwwwwサーセンwwwwwwwwww」
女「自称天然キャラっていっぱいいるけど、男さんほどそれが似合う人間っていないですよね」
男「うはwwww誉められてんだかwwwwwwwけなされてんだかwwwwwwwwwww」
姉「分かったわよ……つまりは、天然の馬鹿を相手に真面目に議論した私が馬鹿だったのね……」
姉「いいわよ、好きになさい……その代わり、もう私には関わらないで……」
女「え? てことは……」
姉「好きにすればいいじゃない。私ゃそいつ相手に怒鳴るのに疲れたわよ……」
男「ちょwwwwwなんか知らんけど俺勝ったwwwwwwwwwww」
女(姉さん……ちょっとだけ同情します)
226 = 225 :
姉「あーあ、無駄に時間を使っちゃった……」 ふわり
姉「人間、ひとまずは私の敗けでいいけど、裏切ったら首を差し出すって約束はきちんと守ってもらうからね」
男「おkwwwwwwたりめーよwwwwwwwwww」
姉「はぁ……じゃあ私はもう帰るから、二人ともせいぜい好きなように乳繰りあってなさい」
女「あ、姉さん」
姉「何、まだなんかあるの?」
女「私、この人と幸せになりますから。絶対、幸せになりますから」
姉「……あ、そう」
女「はい!」
男「うひゃひゃwwwwww熱いねぇ俺の嫁はwwwwwwww」
女「じゃあ私たちも、入江の方に戻りますか」
男「そうすっかwwwwwwww」
質「俺はいつまでこうしてればいいんだろう……」
227 :
質屋生きてたwwwwwwwwwww
228 = 225 :
男「あwwwwwwそういや質屋は姉ちゃんにやられてケガしてたんだ
wwwwwwwwどうしよっかこいつwwwwwwwwww」
女「生かしておいても危険ですし、このまま放置しときません?」
質「そんなぁ……頼むから助けて下さい、今日起こったことは他言しませんから……」
女「ですって。どうします?」
男「しゃーねーwwwww袖振り合うもっていうしwwwwwww助けてやるかwwwwwwwwwwww」
質「ありがとうございます……」
男「但しwwwwwwもし口を滑らしたらwwwww凶暴な人食い人魚の巣に放り込むからそのつもりでなwwwwwwwww」
質「えぇっ!!」ブルブル
女(またこの人は適当な嘘を……まいっか、この場合は自業自得だしね)
229 = 225 :
男「とりあえず町まで帰って病院直行だなwwwwwwww」
女「それじゃあ、少しだけど送っていきますね」
男「おうwwwwww質屋も死ぬなよwwwwwwwwww」
質「失血で意識が……けど頑張ります……」
男「うひゃひゃひゃひゃwwwwwwww」
----ピーポーピーポー
男「……お?wwwwwなんだ? このサイレンの音wwwwwwww」
<こっちだ、こっちに誰かいるぞ!
女「人間の声……隠れなきゃ!」
----ガサガサッ
<いたぞ!
-----バッ
男「お?wwwwwww」
警察「動くな!」
男「ちょwwwwwwなんでこんなところにポリスマンがwwwwwwwww」
230 = 225 :
男「お巡りさんwwwwwwこんなところで何してんすかwwwwwwwwww」
警「さっき雑木林で女性の悲鳴が聞こえたと、署に通報があったんだがね」
女(……あ! そういえば姉さんをくすぐってる時に悲鳴出してたわ!)
警「君たちこそ、こんなところで何をしてたんだ?」
男「何ってwwwww別にやましいことは何も……」
警「ちょっと待て、君がおぶっている人、血まみれじゃないか!」
男「あぁwwwwww連れが足を木に挟んでケガしたんすよwwwwwwww」
女(相変わらず嘘つくの早いなぁ……)
警「分かった、君の友達は病院に連れていこう。だが、君の方は署まで来てくれないかね」
男「え?wwww」
女(え?)
警「ちょっと話を聞かせてもらうだけだ。すぐに済むと思うんだが」
男(ちょwww俺wwwwwwめっちゃ怪しまれてるwwwwwwwwww)
女(男さん……)
……男、プロポーズからわずか数時間後に、警察署へ連行。事情聴取を受ける。
231 = 227 :
そりゃ怪しむわ
232 :
予想外ながらも納得
233 :
続き楽しみです
234 = 225 :
~一連の騒動から二日後~
女「はぁ……」
姉「なーにしてんのよ、女」
女「あ、姉さん……」
姉「また例の人間のこと気にしてんの? いい加減大人しく巣で待ちなさいよ」
女「でも、私がいない間にここに来たらと思うと、居ても立ってもいられなくて……」
姉「気持ちは分かるけど、人間の警察っていうのはそう簡単には逃がしてくれないものよ」
女「そうなの?」
姉「そうそう。それに、いい女ってのは男を待つんじゃなくて、男を待たすものなんだから」
女「そんなもんかなぁ……」
姉「そういうものよ。だから、帰って一緒に魚食べよ?」
女「うん……」
235 = 225 :
ふわふわ……
姉「しかし、あんたがここまで人間の男に入れ込むとは思いもしなかったわ」
女「うん、自分でもびっくり」
姉「どこがそんなに良かったの? パッと見そんなにいい男とも思えなかったけど」
女「うーん……どこがいいのかって聞かれると、私もよく分かんないんだけど」
姉「なんじゃそりゃ」
女「強いて言うなら、私は男さんのペースに巻き込まれたかったのかなぁ」
姉「あの男のペースに巻き込まれなんかしたら、身が持たないわよ」
女「そうだね、でも、そこが欠点を補うくらい魅力的なのも分かるでしょ?」
姉「ごめん、そこは同意出来ない」
女「そ、そう……」
236 = 225 :
女「男さんと話してると、最初は確かにイライラして、尾びれではたき倒したくなるんだけど」
姉「言うわね、あんたも……」
女「そのペースに慣れてくると、今度はあの人の馬鹿さ加減が心地よくなってくるの」
姉「ふぅん……」
女「現に私とお姉ちゃんも、あの人のおかげで殺しあわなくて済んだじゃない?」
姉「それ以前にあんたがあいつと付き合わなかったら、いざこざする必要もなかったんだけどね」
女「でも、私が他の人間の男を好きになってたら、きっと姉さんも私も止めきらなかったと思うよ」
姉「まぁね、人魚をくすぐり倒して勝ち誇るなんて、マトモな神経の持ち主じゃできないわね」
女「でしょ?」
姉「言っとくけど、誉めてないからね?」
237 = 225 :
姉「ま、あんたももう大人だし、好きにすればいいわ。ただし
裏切られた時のケツ持ちはあんたとあの男だからね?」
女「分かってるよ」
姉「全く、誰に似てこうなったんだか……はい、昼ご飯」ぽいっ
女「ん、ありがと」パクッ
姉「で、これからどうすんの。まだ待つの?」
女「うん、もうちょっとだけ待つことにする」
姉「健気ねぇ……その健気さなら、同じ人魚にいくらでも欲しがる男がいるでしょうに」
女「そんなことないよ。私が待つのは、男さんだけだもの」
姉「勝手にしなさい、私はもう関知しないから」
女「ありがとう、姉さん」
238 = 225 :
~午後~
女「私待ーつーわ、いつまでも待ーつーわ」
女「……はは、歌なんか歌っちゃって、私ったら男さんみたいだなぁ」
~夕方~
女「今日はまだ、来ないかなぁ……」
女「ううん。まだ可能性はあるもん。諦めちゃ、駄目だよね?」
~夜~
女「……」
女「くぅ…くぅ…」
----ザッ
男「……おーい」
女「……むにゃ?」
男「あ、やっぱり女だったwwwwwwwwwお前こんな岩場でなぜ寝てるwwwwwwwwwwwwwwww」
女「……男さん?」
男「おっすwwwwwwオラ男wwwwwwww」
239 = 225 :
男「いやぁ参ったwwww警察手強すぎワロタwwwwwwww」
男「いつもみたいに適当こいて逃げようとしたらwwwwwwww
質屋にも証言取ってやがってて矛盾だらけなのなwwwwww」
女「……」ぽーっ
男「そのおかげでwwwwwwww丸一日勾留食らってwwwwwwwwしかも家帰ったら
wwwwwwww面接の不採用通知まで来てやがったwwwwwwwwwwww」
男「泣きっ面に蜂とはまさにこのことwwwwwwww世の中って甘くないわ……」
女「……男さん」
男「……あ?wwww」
女「男さんだぁ……」
ぎゅっ
男「ぬわーっ!wwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
240 = 227 :
人魚なんというデレデレwwww
愛が深まりすぎだろうw
241 = 225 :
女「男さぁん……」スリスリ
男「ちょwwwww何やってんの人魚wwwwwwwwwww」
女「私、寂しかったんですよ? 男さんに会えなくて、毎日寂しかった」
男「たった二日来なかっただけじゃんwwwwwwww」
女「人間の男性は、お嫁さんを二日も一人にしておいて平気なんですか?」
男「そうじゃないけどwwwwwwww何このデレッぷりwwww半端じゃねぇwwwwwwwwww」
女「良かった……それならまた、私たち一緒にいられるってことですよね?」ニコリ
男「おまwwwwさすがの俺でもwwwwwwwwこれは恥ずかしいわwwwwwwwwww」
女「ふふ……」
242 = 225 :
男「暗くなってからも来て良かったwwwwwwwwお前あのまま
ここで寝てたら風邪ひいてたぞwwwwwwwwwwwwww」
女「そうですね。今でもまだちょっと眠たいです」
男「お前さては寝ぼけてるだろwwwwwwwwじゃないとあのデレッぷりに説明がつかねぇwwwwwwwwwwww」
女「そうかもしれません」
男「もう寝ろwwwwwwww明日も必ず来てやるからさwwwwwwwwww」
女「そうですか……じゃあお言葉に甘えて……」
かくん
男「ちょまwwwwww俺にもたれかかって寝るなwwwwwwwww」
女「……くぅ」
男「寝つき良すぎだろwwwwwwwwwwwwwww」
243 = 232 :
なんか…読んでてこっぱずかしいなwww
初めて男のw連打が自然に思えたかもしれん
244 = 225 :
女「スヤ…スヤ…」
男「どうしよこれwwwwwwwwwww俺の前に今wwwどんな選択肢がwww並べられてるんだwwwwwww」
女「すぅ…すぅ…」
男「寝てるのを幸いにwwwwww乳揉みしだいたろかなwwwwwww」
男「そうだそうしようwwwwwww俺の売りはwwwwwwwww
鬼畜キャラだったはずだwwwwwwwwwwww」
男「うりゃwwwwうりゃwwwwwww」
ふににっ、ふにっふにっ
女「くぅ…うん……」
男「うはwwwwwこれ最高wwwwwwもっとやろwwwwwwwwwww」
むにむに、むにゅん
女「う…ふっ…」
男「何これwwwwww新感触wwwwwwwwスゴスwwwwwwwwww」
もにゅもにゅもにゅ……
245 :
今日はそこまで! とお父さんが
246 = 225 :
男「ふぅwwwwwすっきりんこwwwwwwwwwこれ以上
できない俺wwwwwwwテラチキンwwwwwwwwwwww」
女「うーん…うーん…」
男「うはwwwwwwうなされ始めたwwwwwwwこれは確実にwwww俺のせいwwwwwwwwwwww」
男「すまんのうwwwwwwすまんのうwwwwwwよしよしwwwwwwww」なでなで
女「う、ん……すぅ……」
男「なでたらwww落ち着きおったwwwwwwwwこいつかわゆすぎるwwwwwwwwwww」
女「すぅ、すぅ」
247 :
なんだこのいちゃいちゃぶりは
オラこっぱずかしくなってきたぞ!
248 :
女「うぅん…男さん…」スヤスヤ
男「寝言でwwwww俺の名をwwwwwwこれなんてギャルゲ?wwwwww」
男「何この子wwwwwwwすごく可愛いんですけどwwwwwwww」
男「けどwwwwそろそろ起きて欲しい今日この頃wwwwwww
岩場で枕にされちゃwwwwwwwたまらんわいwwwww」
女「すぴー…すぴゅー…」
男「wwwwww……」
男「……」
男「……まぁ俺どうせ無職だしwwwwwwww暇だから朝まで付き合ってやるかwwwwwwwwww」
男「だから今日はwwwwwww俺の胸の中でゆっくり寝やがれwwwwwwwwwwww」
男「うはwwwwwww俺めっちゃいい男wwwwwwwwwwww」
女「くぅ、くぅ……」ニコニコ
その後、朝まで人魚は起きず、ずっと同じ体勢を維持していた男はエコノミークラス症候群になりかかってたとさ
249 :
男はつらいよ。
250 :
~翌日~
男「僕ゴリラwwwwwwwwウッホホウホホwwwwwwwwウッホッホ♪wwwwwwww」
男「今日もwwwwいい男がwwwww参上しましたよwwwwwwww」
男「……あれ? 人魚いねぇwwwww人魚どこいった?wwwwwwww」
男「まあいいやwwwwwwwどうせやることねーしwwwww
wwww待っといてやるかwwwwwwwwwwwwwww」
姉「あの子なら今日はこないわよ、馬鹿人間」ふわり
男「あwwww義姉さんwwwお久しぶりっすwwwwww」
姉「義姉さんと呼ぶな!」
男「人魚こないってなんすかwwwwwなんかあったんすかwwwwwww」
姉「昨日どっかの誰かさんと夜中まで乳繰りあってたせいで、あの子風邪ひいたのよ」
男「マジスかwwwwwwwだから岩場で寝るなと言ったのにwwwwwwwww」
姉「あんたはさすがに風邪ひいてないみたいね」
男「さすがにってwwwwwwwwどういう意味wwwwwwww」
姉「馬鹿は風邪ひかないって意味よ」
男「うはwwwwwwwwバルスwwwwwwwwwwww」
みんなの評価 : ○
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