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    元スレ新ジャンル「空中人魚」

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    51 = 50 :

    「ついでに、興味本意で聞きますけど、借金っていくらくらいあったんですか?」
    「それがなんとwwwwww一千万wwwwwwww」
    「一千万!?」
    「親父が博打大好きでさwwwwwwほうぼうに金借りたあげく
      おっ死にやがったのwwwwwwウケるwwwwwwww」
    「それは……本来とても笑えない話なのでは?」
    「ここまで追い詰められたら笑うしかねーよwwwwww」
    「そうかもしれませんが……」
    「でも良かったwwww部屋で首くくって死ななくてwwwwwww」
    「海に来なかったらwwwwあんたに助けてもらうこともなかったわwwwwwwww」
    「そうですね。あなたは本当に運がいい」
    「迷惑かけついでにwwwwwwww当面の生活費も工面してもらえね?wwwwww」
    「俺、借金取りが職場まで来てwwwwww仕事クビになってんのwwwwwマジ憐れwwwwwww」
    「本気でヒモですね。死ねばいいのに」

    52 = 50 :

    「言っておきますが、私にそこまでする義務はありません」
    「確かに私はあなたのことを面白いと思いますし、境遇に同情もします」
    「けれど、私にできるのは借金を返す手伝いをするところまで。
      それが済んだらあなたと私は元通り赤の他人なんです」
    「その辺、勘違いなさいませんように」
    「ねーねーwwwwところで、なんであんた空飛んでんの?wwwwwwww」
    「真面目に聞いて下さい!」

    53 = 50 :

    「ねーねーなんで?wwwwwUMAなの?wwwwそれとも馬鹿なの?wwwwww」
    「馬っ……命の恩人に向かって馬鹿とはなんですか!」
    「羽もないのに飛べるのは馬鹿だけだろJkwwwwwwww」
    「これはそういう体質なんです!」
    「羽もないのに飛べる馬鹿wwwwwwこれは流行るwwwwwwww」
    「~~~~~ッッッ!! もう知らない!!」

      バチャンッ!

    「飛び込んだwwwww怖ぇwwwwww」

    (あんな男、容赦せずに殺せば良かった!) プンスカ

    54 :

    男うぜぇwww

    55 :

    プンスカかわええw
    男うぜぇwww

    56 :

    「おーいwwwww謝るから出てきてくれーwwwww」
    「……」
    「拗ねたお前は可愛くないぜwwwwwなんちゃってwwwwwww」
    「……」
    「まあいいやwwww鱗ありがとなwwwwww」

    ----テクテク

    「……」ちゃぷ
    「やっぱり顔出したwwwwwwww」
    「うわあ!?」
    「帰ったふりしたら確認しに出てくると思ったぜwwwwwwwww」
    「し、知りません!」
    「そんなにツンツンしなくてもwwwww俺、ツンデレ好きじゃないんだぜ?wwwww」
    「あなたの嗜好なんか知るもんですか!」
    「うひゃひゃひゃwwwwwwww」

    57 = 56 :

    「ごめんよからかってwwwwwwwそんなに怒るとは思わなんだwwwwwww」
    「あなたはデリカシーがなさすぎます」
    「よく言われるwwww嘘だけどwwwwww」
    「本当に、なんでこんな人助けちゃったんだろ」
    「でも、なんであんた空を飛べてんのwwwww疑問は尽きないんですけどwwwwwww」
    「人魚は泡から生まれ、泡に帰ります。空を飛べるのはその副産物とでもいいますか」
    「わかんねwwwwww俺、頭わりーwwwwww」
    「それくらい見れば分かりますよ」
    「うはwwwwww辛辣wwwwwwwww」

    58 :

    なんかウザイのが一蹴して男がかわいく見えてきた

    59 :

    「あなたの相手をするのに疲れたので帰ります」
    「どこに帰るんだよwwww」
    「我々は普段は海中にすんでいますから」
    「空飛べよwwww巣作れよwwwwww」
    「あくまで故郷は海ですから」
    「一体全体魚なのか鳥なのかwwwwwww」
    「亜人ですよ、失礼な」
    「人なのかよwwwwww人wwwなのかよwwwwww」
    「……」

      バチンッ

    「いでぇっ!」
    「今度から私を馬鹿にした発言をしたら、何も言わずに殴りますから」
    「尾びれwwwwかてぇwwwwww血が出るわwwwwwww」
    「自業自得もいいとこです」

    60 :

    海に住んでるんだww

    61 :

    「空飛ぶ人魚にwwwww俺、興味津々wwwwww」
    「いくら興味を持たれても、本来人魚と人間は相容れないものなんですよ?」
    「なんで?wwww」
    「あなた、知らないんですか? 昔は研究や実験を大義名分に
      たくさんの亜人が人間に殺されたんです」
    「な、なんだってー!?wwww」
    「だから人魚は、海だけでなく空に逃げ場を求めたという側面もあるんですよ。
      不勉強を恥じて下さい」
    「空なんか飛んだら余計目立つじゃんwwwwwww」
    「ご先祖様が空を飛び始めた頃には、人間が空を飛ぶ術なんかありませんでしたからね」
    「なら、空なんか飛ばなきゃいいのにwwww頭わりーwwwwww」
    「……」スッ
    「ヒレ構えるなwwwwこえぇよwwwww」

    62 = 61 :

    「ちなみに、私以外の人魚に見つかったら、問答無用で殺されますよ?」
    「ちょwwwwせっかく長らえた命なのにwwwwww」
    「まぁ、こんな浅瀬で人魚に出会うことなんて稀だとは思いますけど、
      もし出会ったら迷わずお逃げなさいな」
    「そうするwwwwww」
    「……あなた、緊張感って持ってます?」
    「なんで?wwwwww」
    「私の話しを聞いても、ゲラゲラゲラゲラまるで真面目じゃない。不謹慎です」
    「恥ずかしながらwwwwwwこれが地ですwwwwwww」
    「あなたもしかして、お馬鹿さんなんですか?」
    「あんたも人のこと言えないくらい失礼だwwwwwww間違ってないけどwwwwwww」
    「……変な人」

    63 = 61 :

    「んじゃまぁそろそろ帰るわwwww重ね重ね、鱗ありがとなwwwwww」
    「そうですか。では、もう二度と会うことはないでしょうが、ごきげんよう」
    「明日もまた遊ぼうぜwwwww」
    「遊んでるつもりは一向にありませんが?」
    「じゃああんた、こんなとこで一体何してんだよwwww」
    「え……」
    「人に見つかったらマズイのにwwwwwwなんでこんなとこに毎日いるのさwwwwwww」
    「そういえば……なんでなのかな?」
    「素直になれよwwww俺と会いたいからだってwwwwww」
    「自惚れの強い人ですね。私はきっとヒマだからぶらぶらしていたいだけです」
    「自分のことなのにwwwww『きっと』っておかしくね?wwwwwwww」
    「うるさいな。帰るならとっとと帰って下さいよ」
    「あいよwwwwんじゃまた明日wwwwww」
    「だから明日は来ないと何度言ったら……あ、行っちゃった」

    64 :

    一目会ったその日から 恋の花咲くこともある

    65 :

    ~さらに翌日~

    「おーいwwww人魚ーwwwwww」

    ----シーン

    「あれ、誰もいねぇwwww俺ついに見限られたかなwwwwww」

    (実は海中にいたりして)
    (あの馬鹿、私がいつも空に浮いてるものだとばかり思って
      いるんでしょうね。いい様だわ)

    「ま、いいやwwwwヒマだし海でも見とこwwwwwwって、
      俺一人言でけぇよwwwwwアホスwwwwwwww」

    (一人ボケツッコミ……なんて悲しい人なんだろう)

    「チャララ~チャ~チャ~チャ~チャ~チャッチャッチャッチャララ~♪」

    (必殺仕事人のテーマ!? しかも鼻歌で!?)

    「ジャカジャンッ♪wwww」

    (あの人の頭の中ってどうなってるんだろう……)

    66 = 65 :

    「波ぃ~の~谷間ぁ~に~命のぉ~花ぁ~がぁ~♪」

    (今度は兄弟船……選曲が渋すぎるわよ……)

    「……」

    (あれ? 急に静かに……)

    「ヤベェwwwww歌詞忘れたwwwwwww」

    (そういうことは大声で言うことじゃないでしょうが)

    「まぁいいやwwww適当適当wwwwwwww」
    「二つぅ~のぉ~花ぁがぁ~咲いてぇ~たぁよ~~♪wwww」

    (惜しいような、全然違うような……)
    (あぁもう、近くにいて突っ込めないのってもどかしいなぁ!)

    67 :

    さっきテレビでフライング・ヒューマノイドが出てたね。
    人魚さんの親戚の方?

    69 :

    突っ込みできないやりたい
    これはいいデレw

    71 :

    ~それから小一時間ほど後~

    「~~♪」

    (まだやってるし。無駄に元気だなぁあの人)

    「あーヒマだwwwwwwwでも家に帰ってもする事ねぇしなーwwwwwww」

    (あんたは仕事を探しなさいよ! 油売ってるヒマはないでしょうが!)

    「人魚の奴、今何してんのかなwwwwww捕まって活け作りにされてたりしてwwwwwwww」

    (し、失礼な! 私はそんなマヌケじゃありません!)

    「でもヒレが固かったしwwwwww食っても不味そうだよなwwwwww」

    (……#)ピキッ

    ----バシャッ

    「うおっwwwww波の飛沫がwwwwwwwww」

    (濡れて風邪ひいちゃえ馬鹿!)

    72 = 71 :

    「服びしょ濡れwwwwwwテラサムスwwwwwwww」

    「待ってても人魚来なそうだしwwwwwwいい加減帰るかwwwwww」

    (やっと帰るのか……なんか、顔を合わせて話すより百倍疲れたわ)

    「これももういらねーやwwwwwwwwww」

    ----ポイッ

    (あ! あいつ、海にゴミを……!)

    (もう許せない!)

    ----ばしゃあっ

    「ほげぁっ!?」

    「コラーッ、そこの馬鹿男! 海にゴミを捨てるんじゃない!!」

    「お前wwwwwwwいたのかよwwwwwwwwww」

    「たまたま通りかかっただけです!」

    73 = 71 :

    「それよりも、何なんですかあなた! 海にポイ捨てなんてよく出来ますね!!」

    「ちょwww怒りのせいかwwwwいつもより高く浮いてますwwwwww」

    「あなたには常識ってものがないんですか!?」

    「人魚に常識を問われる不思議wwwwwwww」

    「真面目に聞きなさい! いいですか? 亜人は自分のテリトリーを汚されるのが一番腹立たしいんです!」

    「人間が亜人に嫌われるのもそこに理由があるのに、それをあなたはぬけぬけと……」

    「まるでwwww人がwwwwゴミのようだwwwwwww」

    「上手いこと言ってる場合か!」

    74 = 71 :

    「もう帰って下さい! そして二度とここに近寄らないで!」

    「誤解だよwwwwwぼく、悪いスライムじゃないよwwwwwwwww」

    「ふざけないで! あなたがここまで最低な人間だとは思わなかった!!」

    「怒る気持ちは分かるがwwww海面に浮いてるゴミをよく見てみろよwwwwwwww」

    「弁解の余地なんてありませ……えっ?」

    ----ぷかぷか

    「これは……お花?」

    「お前に渡そうと思ったらwww今日に限って来ねーでやんのwwwwww俺、超涙目wwwwwwww」

    「仕方ないから海に投げ捨てたったわwwwwwざまぁwwwwww」

    「な、なんでこんな花なんか……」

    「俺なりの感謝の気持ちですwwwww別に他意はないけどなwwww深読み乙wwwwwww」

    75 :

    深読みwww

    76 = 71 :

    「お前のおかげで借金完済したしwwwwなんかお礼にと思ってたワケwwwwww」

    「けどwwwwww人魚の生態系なんて知らねーしwwwwww人魚の日用品とか売ってるはずないしwwwwww」

    「最終的に一番無難な花にしただけだったというwwwwwwww」

    「だからって、何も海に投げ捨てなくっても……」

    「あんたがもらってくれればwwwwゴミではなくなるけどなwwwwwww」

    「ば、馬鹿言わないで下さい! 大体、潮のキツい海辺に花を持ってくるなんて非常識ですよ!」

    「あれれー?wwww海の民が海を汚していいのー?wwwwww」

    「う、それはその……」ゴニョゴニョ

    「海を汚したくなければwwwwww素直にもらっとけwwwww」

    「……そこまで言うなら、もらっておきますよ。あくまで海のためにですけどね」

    (顔真っ赤にしながら言い訳しとるwwwwかわえぇwwwwww)

    77 :

    貝殻ブラジャーがあるじゃないか

    78 = 69 :

    ぼく、悪いスライムじゃないよwww

    79 = 71 :

    「……」ニコニコ

    「にこやかだなwwww兄者wwwwww」

    「き、気のせいです。うぬぼれないで下さい」

    「あんたwwww花なんてもらうの初めてだろwwwwww」

    「当たり前です。仮にも私は海に住まう者なんですから」

    「俺も人に花送るのなんて初めてだwwwwww」

    「そうですか」

    「ロマンチックがwwww止wwまwwwらwwwwなwwwwwwいwwwwwww」

    「あなたにロマンスを感じるほど、私の感性は鈍ってません」

    「そうすかwwwww調子のってサーセンwwwwwww」

    「大体、この花だってどうせ私の鱗を売ったお金で買ったんでしょ?
      生活力の皆無な人に魅力なんてありません」

    「うはwwwwwwバレてたwwwwwww」

    「バレバレです」

    80 = 71 :

    「けど、ちょっと意外です。あなたに花を送るようなセンスがあったなんて」

    「ハイセンスマン、ここに参上wwwwきっと今ならwwwwww空も飛べるはずwwwwwwww」

    「飛んできたらはたき落としてやりますよ?」

    「ちょwwwwお前はwwwwwゴwwリwwwかwwwwwww」

    「ゴリって誰ですか、ゴリって」

    「湘北バスケ部のキャプテンだよwwwwww知らねーのかよ?wwwwwwwww」

    「知りません。私が知っているのは時たま聞こえる有線放送の情報だけです」

    「覚えとけwwwwwwww人間社会ではwwwww常識だからなwwwwwww」

    「そうですか。あなたに物を教わるのはひどく不本意ですが、常識というなら覚えておきましょう」

    81 = 71 :

    「とりあえずお礼はしておきます。ありがとう」

    「けれど、今度海に物を捨てるようなことがあれば、その時はこの尾びれにかけて容赦しませんから」

    「やべぇwwwwwwwwかかあ天下の到来ktkrwwwwwwww」

    「あなたの情婦になった覚えはありません」

    「情婦とか大袈裟だしwwwwwwwwww俺たち友達から始めましょうみたいなwwwwwwwwwwww」

    「だったら、かかあ天下なんて紛らわしいこと言わないで下さい」

    「サーセンwwwwwwwwフヒヒwwwwwwwwww」

    「全く……」

    82 = 71 :

    ~その日、男が帰った後~

    83 = 71 :

    「静かな夜ね……あの人がいた時とは雲泥の差だわ」

    「月が綺麗。そろそろ満月が近いのかな」

    「このお花、どうしよう。持ってても枯らしちゃうだけだしなぁ」

    「ま、いっか。向こうが勝手に持ってきただけだし、花はいずれ枯れるものだしね」

    「……」

    「……綺麗だなぁ。この花、なんて言うんだろう」

    「潮の香りに混じって、少しだけ花の匂いが残ってるみたい」

    「幸せだなぁ……花を見てあの人の顔が思い浮かばなかったら、なおさらいいんだけど」

    「……」ニコニコ

    84 = 77 :

    ニコニコ人魚かわいいな

    85 :

    これはいいデレw
    この2人のかけあいいいなー

    86 :

    草うぜぇwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

    87 :

    誠に勝手ながら男は松田龍平のイメージ。

    88 :

    ~次の日~

    「あれ? あの人まだ来てない。今まで私の方が早く来ることなんてなかったのに」

    「……確約した訳じゃないんだし、毎日来るはずもないか」

    「どうしよう、今日は来なそうだし帰っちゃおっかな」

    「……」

    「そうだ、日光浴してよう。そしたらこっちに来てもすぐに分かるはず」

    「空中で待ち受けて、水引っかけてやろっかな。ふふふ」

    89 = 88 :

    ----ふわふわ

    「あぁ、いい気持ち。最近あったかいから空飛ぶ時は助かるなぁ」

    「あの人が空飛んだらどうなるんだろ。やっぱりウザいくらいはしゃぐのかな」

    「『うは、空飛んどる』とか、いかにも言いそうよね」

    「うん、あり得るあり得る」クスクス

    ----キィィン……

    「おっと、飛行機飛んでる。空撮注意空撮注意っと」

    ----ザパァン

    90 = 88 :

    「あ、いいこと考えた。せっかく海に入ったんだし、昨日のお花のお礼に私も何かあげよう」

    「何にしようかな。貝殻とかじゃあんまり釣り合わないし、真珠や珊瑚は取っちゃうの可哀想だしなぁ……」

    「……仕事ないって言ってたから、海草でも差し入れしてあげようかな」

    「うん、そうしよう」

    ----ざぷんっ

    91 = 88 :

    ~三十分後~

    「これだけ取れれば充分かな」

    ----もっさり

    「ちょっと取りすぎたかもなぁ。まぁいいや、嫌がらせくらいがちょうどいいわよね」

    「それにしても、遅いなぁ。今日は本当に来ないのかしら」

    「あの人、昨日は歌唄うだけでよく間が持ったわね。感心するわ」

    「……」

    「……そういえば、私あの人の名前もまだ知らないや」

    「今日会ったら、名前くらい聞いてあげよう。じゃないと可哀想だもんね、うん」

    92 = 88 :

    ――その後、昼を過ぎても男は現れなかった。

    94 = 88 :

    「……」

    「波、高いなぁ……」

    「待つのって、こんなにキツかったっけ……」

    「ていうか、私なんで約束もしてないのに待ってるんだろう」

    「……帰ろ。このままじゃ私、あんまり馬鹿みたいだ」

    「あーあ……」

    ----ざぱぁん

    95 = 88 :

    「おーれはジャイアーンwwwwガーキ大将~wwww」

    「おっとwwwwジャイアンのテーマを歌ってるうちについてしまったwwwwww」

    「つってももう昼過ぎだしwwwwwwさすがに人魚もいねーかwwwwwwwww」

    「……あれ?wwwwなんだこれwwwww」

    「海草が不自然に山盛りにwwwwwwこれはきっとwwwwwww人魚のしわざwwwwwwwwwwww」

    「それなら待とうwwwwwwwそうしようwwwwwwwww」

    「wwwwww」

    96 = 88 :

    「秩父ぅ~山ぁにぃ~日がぁ~昇りぃ~♪」

    「見上げぇたぁ~夜空ぁ~にぃ~お月ぃ様~♪」

    「以上、作詞作曲俺wwwwwwwwww秩父山のテーマでしたwwwwwwww」

    「ヒマ過ぎて自作自演の歌なんか唄ってしまったwwwwwwwww人魚はよ来いwwwwww」

    ---------------------------------------------------------------

    数時間後……

    「ぐがーっ、ごあーっ」

    そこには、待ちくたびれて眠ってしまった男の姿があった。

    97 = 87 :

    キュンキュン…

    98 :

    ああ、すれ違い…
    それにしても男大物だw

    100 :

    ----ふよふよ

    「いないの分かってるのに、なんでまた来ちゃうんだろ……」

    「はぁ…これが自己嫌悪って言うんだろうな…」

    「……あれ?」

    「むーん…むにゃむにゃ…」

    「あの人、あんなとこで何やってるの!?」

    「早く助けてあげないと溺れちゃう!」ビュンッ

    「あなた、早く起きて下さい。危ないですよ!」

    「うーん……ぐふっwぐふふっwww」

    「気持ち悪っ!……じゃなくて、えーとえーと……えぇい!」

    ----ばちこーん

    「ほぎゃあ!」

    「ごめんなさい、こうするしかあなたを起こす方法が思い浮かびませんでした……」

    「……ほぁ?」


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