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    元スレ新ジャンル「空中人魚」

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    401 = 390 :

    「その時久々に、こうなんていうか、テンション上がる気分を味わった訳ですよ。そんで口をついて出た言葉が……」

    『ちょww人魚が空飛んどるwwww』

    「……目に浮かぶようだわ」

    「しかも女って美人だったし、一気に一目惚れしましたね」

    「で? 結局あんたは何が言いたいのよ」

    「つまり、女は俺の命の恩人で今の生きがいだから、奪わないで欲しいんすよ。お願いします!」

    402 = 392 :

    そこからwwwww大量の男が…

    403 :

    「異議あり」

    「認めません」

    「……あ、はい」

    404 = 403 :

    「あたし用の布団が欲しい。せめてハンモックを」

    「泳ぎ続けていないと死ぬ魚も存在します」

    「……我慢します」

    405 = 403 :

    「最近、カラスが増えてきた」

    「ズタボロですね」

    「……空を飛べるのに部屋から出ないさか……人魚って」

    406 = 403 :

    「~♪」

    「歌、下手ですね」

    「……人魚が全員上手い訳じゃないんだよ」

    407 = 403 :

    「カマボコって美味しいね! 何から出来てるの?」

    「魚のすり身です」

    「……うん、あたしは空を飛ぶから共食いじゃないよ……違うよ?」

    408 = 403 :

    「そ~ら~を自由に、と~びた~いな~♪ ハイ!」

    「ちょっとタンスの上の箱を取って下さい」

    「……空中人魚~」

    409 = 403 :

    「昔ね、あたし達の同属は空ですっごいイタズラしてたんだって。何したと思う?」

    「ラピュタを落としたんですね、わかります」

    「……すみません、自分よりも大きな鳥をからかってただけです」

    410 = 403 :

    「可愛くて、魅力的なあたしにもすっごい弱点があるんだよ」

    「水に顔をつけるのが怖いんでしたっけ」

    「……目を開けられないだけだもん」

    411 = 403 :

    「空中人魚の涙もね、零れ落ちたら真珠になるんだよ」

    「泣かせませんよ。絶対に」

    「……ごめん、泣きそう」

    412 = 403 :

    オシマ――イ

    413 :

    こっちも乙でした
    同じ人を3ヵ所も追い回したのは初めてでしたww

    414 = 390 :

    ゆるい人乙です
    やっぱり他書き手に来てもらうとテンション上がるわ

    415 = 392 :

    この人形飼いたい!!
    やっぱりこっちは小さいのかな、かな

    416 = 392 :

    この人魚飼いたい!!
    やっぱりこっちは小さいのかな、かな

    417 = 392 :

    あ、最初の書き込めてた
    寸前で回避したつもりだったのにい

    418 = 390 :

    >>401から

    「奪うだなんて、まるで私が悪者みたいな言い方ね」

    「そんなつもりはないっすよ。だけど、義姉ちゃんだけには俺と女のことを認めてほしいっす」

    「なんでよ? 私なんか無視して好きなようにすればいいだけじゃない。
      それともそれは、私に承諾を得ないと妹に会いづらいから?」

    「そうじゃねっす。俺らが義姉ちゃんに祝福してもらうってことは、義姉ちゃんも幸せになれるってことっすから」

    「……は?」

    「俺らのことを認めるってことは、義姉ちゃんの人間嫌いが少しは緩まったってことじゃないすか」

    「それって、義姉ちゃんが嫌いを克服して一歩前進したってことになりませんかね?」

    「呆れた超理論ね。素直に自分たちのためとでも言っておけばいいのに、ついには私のためだなんて」

    「でも、一理あるとは思わんっすか?」

    「ぜーんぜん」

    「ありゃ?」

    419 = 392 :

    男理論失敗!

    420 = 390 :

    「何度言っても分からないようだから、もう一度言ってあげるわ」

    「人魚と人間は仲良くする必要はないし、私があんたを認めたところで私には何のメリットもない」

    「だから私は、あんたと妹の仲を絶対に認めない。金輪際、未来永劫、地球が壊滅するその日まで」

    「いくら議論しても堂々巡りみたいっすね。一体どうすりゃいいんだか……」

    「逆になんで、私との仲にそこまでこだわるのか不思議だわ」

    「だって義姉ちゃん、俺との間が改善されない限り、また女を閉じ込めるかもしれないじゃないすか」

    「当然よ、姉としてはね」

    「俺にはそれがキツいっす。だから、今後こういうことがないように、義姉ちゃんとの関係を精算しておきたいんすよ」

    「やっぱり自分のためなんじゃない。『義姉ちゃんのため』が、聞いて呆れるわ」

    「でも、義姉ちゃんにどんな理由があろうと、やっぱり女に会えないのは辛いっすから」

    「忘れてそうだから言ってあげるけど、こうまで突っぱねてる理由はあんたが私をからかったせいだからね?」

    「分かってるっす。だからこそ女に会えない間自己嫌悪もしたし、こうして謝りにも来たっす」

    「不遜な言い方ね。腹がたつわ」

    421 = 392 :

    平行線ですなあ

    422 = 390 :

    「結局、義姉ちゃんを説得出来なかったかぁ……ハァ」ドサッ

    「ちょっと、話が終わったなら早く帰りなさいよ。帰らないと他の人魚を呼ぶわよ?」

    「義姉ちゃん……」

    「なによ」

    「俺、本当にあいつのこと好きなんす。地上で一番、あいつのこと愛してるっす」

    「だから?」

    「だから、好きな時にあいつに会う自由くらいは、確保させてもらえませんか?」

    「駄目ね、あの子が帰ってきたら、もう一度考え直せってよーく言い含めさせてもらうわ」

    「そこをなんとか……この通り!」ガバッ

    「あんた、本当に何度言っても分からないのね。土下座して謝っても許さないって言わなかったっけ」

    「それは……分かってますけど」

    「なら、その頭を戻してここから立ち去りなさい」

    「……はい」スッ

    ----あれ? お兄さん。もう諦めて帰っちゃうの?

    「……え?」

    「なっ……この声、まさか……」

    「やっほ、お姉さん」ふわふわ

    「友人魚!!」

    423 = 392 :

    友キター!

    424 = 390 :

    「この……裏切り者! よくその顔ここに出せたわね!」

    「すいませーん。でもよくよく考えたら、魚10匹程度で一週間もコキ使われちゃ、たまんないですよ」

    「そーゆーことを言ってるんじゃないの! あんた、よりによってそこの男に妹を会わせたみたいじゃないの」

    「だーって、この人が会いたいって言うんだもーん」ケラケラ

    「お前……義姉ちゃんの前だとキャラ違くね?」

    「お兄さんだって、ニヤニヤしてないだけで随分男前になるんだね」

    「そこ! 二人だけの世界に浸るんじゃない!」

    425 = 390 :

    「あんたがしっかりしてれば、妹がこいつに会うこともなかったのよ!」

    「それって、私がしっかり人間を嫌っていたら、って意味ですか? 人の嗜好にまでどうこう言うなんて、お姉さんってすごく立派なんですね」

    「揚げ足取るんじゃないの! あんた、そんな子じゃなかったじゃない」

    「残念ですけど、今回私はお兄さんの味方に付けさせてもらいますから。
      だって、お姉さんすごく単純なことが分かってないんだもん」

    「なによ、その単純なことって」

    「それは、人間にもいい人間と悪い人間がいるってことですよ」

    426 = 392 :

    友つえー

    427 = 391 :

    友凄くいい子

    428 = 390 :

    「そんなこと、言われなくても分かってる……」

    「いいえ、分かってない。だってお兄さんは明らかに、いい人間のはずだもの。
      それが分かってたら頭っから決めつけて、嫌うはずなんかないわ」

    「そんな馬鹿な……その男のどこが、いい人間だって言うの!?」

    「恋人のために海を渡って姉を説得しに来た。人魚の歴史や頑固な姉に負けず頭まで下げた。
      私には、普通の人間がここまでの熱意を持って人魚に接してくれるとは到底思えないけど?」

    「くっ……」

    「すげ、あの義姉ちゃんが押されてる……そして俺空気……」

    429 = 392 :

    男空気w

    430 = 390 :

    「それに私、お姉さんがこの人を嫌ってる本当の理由も知ってるんだ」

    「な、なに!?」

    「おい、なんだその理由って。聞かせてくれよ」

    「お姉さん、ホントはあなたと女のことがすごく羨ましいのよ」

    「そうなのか?」

    「ち、違う!」

    「違うんですか? 私てっきり女と自分の境遇を重ね合わせて、二人のこと妬んでるんだと思ってた」

    「なんか不憫だな、義姉ちゃん……」

    「憐れむな人間! 殺すわよ!?」

    431 = 392 :

    ああそういうこと

    432 = 390 :

    「あのねお兄さん。お姉さんって本当は、自分が恋人を殺したこと、ずっと後悔してるんだよ」

    「そんなの、後悔するようなことじゃないわよ!」

    「そうかな? いくら種が違うからって、自分のこと好いててくれた人を殺して、無感情でいられるかしら」

    「俺なら無理だな、うん」

    「あんたと一緒にしないで!」

    「人魚も人間も大して違わないよ。だからお姉さんは、憎しみあわず殺しあわない二人の関係を、羨み、妬み、嫌ってたのよ」

    「違うって、言ってるでしょうが!!」

    「ムキになるのは肯定してるのと同じっすよ、義姉ちゃん」

    「うるさいっ!!」

    433 = 392 :

    あれ?姉が可愛く見えてきた

    434 = 390 :

    「ここまで暴露ったんだから、もう隠す必要ないんじゃないですか?」

    「はっきり言いましょうよ。私は妬み嫉みを原動力に、妹の恋路を邪魔してましたって」

    「そっ、そこまで言うかよ……」

    「女の喧嘩って、陰湿で怖いんだよ? お兄さん」

    「肝に銘じとくわ……」ブルル

    「……何よ」

    「え?」

    「何よあんたら、分かったようなこと言って! 私だってねぇ、あの子みたいに人間に愛されたかったわよっ!!」

    「ね、義姉ちゃんっ……!?」

    「シッ、ここが正念場よ。静かに聞いてあげて」

    435 = 390 :

    「私だって、人間が好きだったことがあったわよ! 忘れられない思い出の一つや二つあったわよ!」

    「だけど、仕方ないじゃない! あの男は私を裏切って、みんな殺そうとしたんだから!」

    「殺したくて殺した訳じゃないわよ! あの人がまさかとか、何かの間違いだとか、言い訳ばっかり浮かんで来たわよ!」

    「あんたらに分かるの!? みじめったらしく鼻水まで垂らして、命乞いする元恋人に刃を向ける気持ちが!!」

    「分かんないでしょ!? だってあんたら幸せなんだもんね!!」

    「そうよ、あんたらなんかに恋人を手にかけた私の気持ちなんか、分かってたまるもんですか!!」

    ----わっ……

    「あー、泣いちゃった……」

    「いいよ、ほっとこう。後は本人が落ち着くのを待てばいいだけだよ」

    「義姉ちゃん……」

    436 = 390 :

    「ぐすっ……ひくっ……」

    「義姉ちゃん、あのさ……」

    「今話しかけたら駄目よ、お兄さん。ここは一旦私んちに戻って、また明日様子を見に来ましょ」

    「え、義姉ちゃんほっといていいのか?」

    「多分、問題は解決したよ。結局自分がお兄さんたちに八つ当たりしてただけだって、もう気づいたはずだから」

    「そうか……」

    「お姉さん、泣いて気がおさまったら、私んちに来て下さいね。女も居るように言っときますから」

    「待ってるっす。俺も、女も」

    「……」

    「じゃあ、行こうか」

    「おう」

    437 = 392 :

    ほっといていーんだろか

    438 = 390 :

    帰路……

    ----ふわふわ

    「それにしても助かったわ。お前さんがいなかったら、多分俺あそこからどうしようもなかった」

    「お兄さんがトイレに行くって言った時、なんとなくピーンときてね。それより……」

    「な、なにか?」

    「ずっと黙ってたけど、その顔にほのかな違和感を感じる」

    「顔? あぁ、そういや起きてからずっと真面目モード入ってたしな……」

    「そっちの顔もいいんだけど、やっぱり家にいた時のニヤニヤ顔の方がしっくりくる気がするな」

    「そうか、ご要望とあらば元に戻しますが?」

    「お願いします」

    「では……wwww」

    「そうそう、それそれ」

    「うっはwwwwwwww真面目モード続けすぎてwwwwwww顔筋強張りまくってるwwwwwwwwwww」

    「でも個人的には、そっちのが好きだな」

    439 = 391 :

    戻ったかw

    440 = 392 :

    戻ったww

    441 = 403 :

    なんかwwwwwwwwwwww安心するwwwwwwwwwwwwwwwww

    442 = 392 :

    確かにwwwwwwwwwww

    443 = 390 :

    「けどwwww義姉ちゃん置いてきて本当に良かったのか?wwwwwwww」

    「感情が爆発した後は、下手に慰めたりするよりほっといてあげた方がいいんだよ。

      あそこで押し切っても良かったけど、下手に刺激して逆効果になっても困るし」

    「確かにwwwwwwもう喧嘩なんかできそうもなかったなwwwwwwwww」

    「ねぇ、私って役に立った?」

    「当たり前じゃねーかwwwwwwwwお前には正直感謝してるwwwwwwwwwwww」

    「そっか……お兄さんのためになれたなら、良かったよ」

    444 = 392 :

    あれ?友フラグびんびん?

    445 :

    「まぁこれでwwwwww義姉ちゃんとの問題も一件落着だなwwwwwwwww」

    「後はwwww女との薔薇色結婚生活が待ってるぜwwwwwwwうぇwwwwwwwうぇwwwwwww」

    「……お兄さん、そのことなんだけどさぁ」

    「む?wwwwwwwなんだwwwwwwwwwwww」

    「私って、さっきの件で役に立ったんだよね。だったら一つだけ、私のお願い聞いてくれないかな」

    「お前寝る前もそんなこと言ってたじゃねーかwwwwwwww一生のお願いは一回しか使えないんだぞ?wwwwwwwwwww」

    「そうだけど、聞くだけ聞いてくれてもいいじゃない」

    「内容によるがなwwwwなんぞお願いって?wwwwwww」

    「あのさ、あの……」

    「……私、お兄さんともっと親密な関係になりたいな」

    「ぬ?wwww」

    446 :

    うわぁ……

    447 = 445 :

    「それwwwwどういう意味wwwwww」

    「簡単に言うと、私もあなたと恋仲になりたいってことかな」

    「ちょwwwwwwねーよwwwwwww俺にはすでに女という心に決めた相手がいるwwwwwwwwww」

    「知ってる。だから妾というか、二号さんみたいなポジションで充分なんだけど、どうかな?」

    「ぬはwwww俺モテすぎwwwwwwけどそれはwwwww無理な話だなwwwwwww」

    「なんで?」

    「俺って不器用だから、一人の女しか愛せないんだよwwwwwwwwwwww」

    448 :

    おお…

    449 = 446 :

    かっけえ、男さん一生付いていくっす

    450 :

    なんという展開


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