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    元スレ新ジャンル「空中人魚」

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    501 :

    続きを読むには、わっふるわっふると書き込めば良いのかな(・∀・)

    502 :

    なんでもかんでも、わっふるわっふる言えばいいんじゃないだろ・・・






    わっふるわっふる

    503 :

    「しょうがない。あんまり使いたくなかったけど、これしか方法はないか」

    「なぁに、何か考えがあるの?」

    「名付けて、お兄さんを陸まで引っ張ってくぞ作戦2009よ!」

    「名前そのまんまじゃねーかwwwwwwwwww」

    「陸までって、私と友ちゃんだけでやるの?」

    「あと出来れば、お姉さんにも手伝って欲しいところね」

    「無理よ! だってここからいつもの岩場まで、何十kmあると思ってるの?」

    「だからって、このままお兄さんここに置いてたら、それこそみすみす人魚の餌食だよ」

    「それはそうだけど……」

    「んならさwwwww協力してくれそうな人魚探せばいいじゃんwwwwwwwwww」

    「そんな簡単に言わないで。私には、口が固くて排他的じゃない人魚の心当たりなんてないんだから」

    「右に同じく」

    「けどさwwwwwww二人にばっか負担かける訳には行かないじゃんwwwwwwwwwwww」

    504 = 503 :

    「ぶっちゃけた話しwwwwwww陸まで引っ張ってくれるのも個人的には反対なんだぜ?wwwwwwwwwwwww」

    「何でよ? 何か問題あるかしら」

    「だってwwwww俺の嫁と命の恩人がwwwww俺のせいで疲れるのって耐えらんねーもんよwwwwwwwwww」

    「何を言ってるんですか。私は男さんの為なら、何でもしてあげますよ」

    「気持ちは嬉しいがwwwwwwwやっぱり負担はそれなりに減らした方がいいと思うんだwwwwwwww」

    「だからwww出来るだけ協力は仰いだ方がいいしwwwwwその結果
      他の人魚に殺されても俺は文句言わねーよwwwwwwwwww」

    「男さん…」

    「お兄さん、私たちの体力を心配してるなら無用だよ?」

    「そんなんじゃないってwwwwwww俺はそんな細かい気遣い出来る男じゃないっつーのwwwwwwwwww」

    「……嘘つき」

    505 :

    「とにかくwwwww俺を引っ張って渡るなら他の人魚の協力は必須だと思うぜwwwwwwwwwwww」

    「とはいっても、誰が信用出来るかなんて私たちには本当に分からないんですよ」

    「それなら俺がwwwww実際に会ってみればいいじゃないwwwwwwwそしたらwww信用に足る
      人魚かどうかwwwww俺が判断するからさwwwwwwwwww」

    「だからそれは危ないって……」

    「言っただろ?wwwww俺は殺されても文句は言わないってwwwww
      馬鹿には馬鹿なりの筋の通し方があるんすよwwwwwwwwww」

    「それが上手い方向に転がればいいんですけど……」

    「ま、その辺は生きてこの島にたどり着いた、お兄さんの強運に賭けるしかないんだろうねぇ」

    「よっしゃwwwww決まりだなwwwwwwwじゃあ二人は知り合いの人魚
      当たってwwwwwwwwここに連れてきてくれよwwwwwwwwww」

    「オッケー。じゃあ女、私たちは手分けして協力者を探しに行こうか」

    「うん…」

    507 :

    そして集められた精鋭数名…

    モブ人魚「友ちゃん、話しって何?」

    年上人魚「つまんない用事だったら、承知しないわよ?」

    幼女人魚「おねーたん、今からなにすゆのー?」

    (ちょっとあんた、子供なんか連れてきても戦力にならないでしょうが!)

    (だって、男さんのこと話せる相手なんか浮かばなかったんだもの……)

    モブ「何ごそごそしてるの?」

    「あ、いや、別に……」

    「早くしてくれないかしら。私は自分の時間を奪われるのが嫌いなのよ」

    「すぐ済みますから…」

    508 = 507 :

    (さて、こっからどう切り出したもんかねぇ……)

    「あ、あの、皆さん……」

    モブ「何?」

    「実は、ちょっと会ってほしい人がいるんです」

    「あんた、そんな紹介の仕方でいいの?」

    「うだうだ言ってても始まらないわよ。とにかく行動してみないと」

    「誰よ、会ってほしい人って」

    「友ちゃんちにいるんですけど……その人を見ても驚かないって、約束してもらえますか?」

    モブ「それは、保証しかねると思うけど」

    「なに、あんたら。そんなに念押しするなんて、まさかジュゴンでも捕まえてきたとでも言うの?」

    (ある意味それより厄介だけどね…)

    「ジュゴンってなーに?」

    「でっかい海の獣のことよ」

    「わー! あたちジュゴン見たーい!!」

    (うぅ……なんか、子供騙してるみたいで気が引けるなぁ)

    509 :

    んで、友んち……

    「イラッシャイマセー」

    「挨拶はいいから、早くその会わせたい人ってのを出しなさいよ」

    「まぁまぁ……(やっぱりまだ心の準備が)」

    ガササッ……

    モブ「あれ? 今家の中で何か動いたような」

    (うっ。目ぇいいなモブ人魚……)

    「あんたらまさか、本気でジュゴン捕まえたんじゃないでしょうね」

    「なぁに、なぁに?」ぴょんぴょん

    「女、こうなったら躊躇ってても仕方ないわ」

    「そうだね……。男さん、出てきて下さい」

    「あいよーwwwww」

    モブ・年・幼「!!!」

    510 = 509 :

    「おぉwwwwwこりゃまた美人な人魚さんが勢揃いでwwwwwwwwいいことだwwwwwwwwwwww」

    「に、人間……? これはさすがに、予測出来なかったわ」

    モブ「二人とも、何考えてるの!? この島に人間なんて、タブーもいいとこだよ!!」

    「あんまりおっきな声出さないで……外に漏れちゃうから……」

    「ふえぇぇ~、人間こわいよ~」

    「あぁほら、幼女ちゃん泣かないで」

    「俺かっけぇwwwwwwwwwテラ台風の目wwwwwwwwww」

    モブ「何なのこの人間……気持ち悪っ! 早く他の人魚に知らせなきゃ……!」

    「待って、それだけはしないで! お願いだから私の話しを聞いて?」

    「モブ、落ち着きな。とりあえず取って食われるようなことはないみたいだし、聞く耳くらい持ってもいいじゃない」

    モブ「でも……」

    「女、友。あんたたちはこの島における最大の約束事を破ってんだ。話しっ
      てのはそこも含めて、うちらを納得させられるようなもんなんだろうね?」

    「はい、とても重要なお話です」

    「オッケー分かった。話すだけ話してごらん」

    511 = 509 :

    「なるほどね……恋の熱にあてられて、この人間がここまで泳いできちゃったと」

    モブ「女は馬鹿だよ! なんでわざわざ人間なんかを相手にしてんのよ!!」

    「お説ごもっともだけど、私だって最初から好きになると思ってた訳じゃないよ」

    「それにしたって軽率だわね。よく他の人魚に見つからなかったもんだわ」

    「一番最初に出会ったのが私だったってのが、幸運だったんだろうね」

    モブ「私は嫌だよ、人間がこの島にいるなんて! ましてや島外に出す手伝いなんて、絶対してあげないから!!」

    「やっぱりこうなっちゃうかぁ……」

    「でも、男さんと話しをしてくれれば、きっといい人だって分かってくれるはず……」

    モブ「人間とする話しなんて、ないわ!」

    「キッツいなぁ、モブ人魚は」

    512 = 509 :

    「私ゃむしろ、さっさとこの島から人間を追い出すべきだと思うけど」

    「ですよね。だとしたら行動はなるべく早い方がいいですよね」

    「けど、そこの男がこの島にとって害悪になるようなら、話しは別だね。もしもそいつが
      助けたその足で仲間のとこに駆け込んでごらん。数年前の戦争の二の舞じゃないか」

    「だからそれは話しを聞いてみて……」

    モブ「私は嫌、人間と同じ部屋にいるのも耐えられない」

    「口先だけなら、なんとでも言えるからねぇ」

    「駄目だ、姉さんと話してるみたいだわ」

    「こりゃ思いの外難関だったねぇ」

    513 = 509 :

    「話が白熱しとりますなぁwwwwwww俺、超蚊帳の外だわwwwwwwww」

    じーっ

    「……む?wwwwwどこからか視線を感じるwwwwwwwwww」

    「……」ぐす、ぐす

    「お前かwwwww俺に熱視線を向けてるのはwwwwwwwwww」

    「……ふえぇぇん」ポロポロ

    「泣くなwwwwwwてか、泣くほど怖いならこっち見んなwwwwwwww」

    「えぐ…えぐ…」

    「しょうがねえなwwwwwww向こうは埒開かないっぽいしwwwwwお前の相手してやるかwwwwwwww」

    にかっ

    「ふぇ……?」

    514 = 509 :

    モブ「こんなことになるなら、女になんかついてくるんじゃなかったよ」

    「だから、頭から突っぱねないでちゃんと話しをさぁ」

    「年さんからも、説得して下さいよ」

    「悪いけど、私も心境としてはモブちゃん寄りだから、その子が
      話しを聞く気にならない限り、聞いてやる訳にはいかないわ」

    「もう、何で人魚ってこんなに頭が固いんだろ……」

    キャッキャッ

    「……え?」

    「あるー晴れーた日ーのことwwwwwww魔法みたいな愉ー快がーwwwwwwww」

    「おいたんのお歌、下手だよー」ケラケラ

    「失礼なwwwwwこれはこの歌が俺の喉に合ってないだけだwwwwwwww」

    「ねぇ、もっとお歌唄って?」

    「おう、いいぞwwwwwwwじゃあ次は『もってけ!セーラー服』をwwwwwwww」

    モブ「幼女ちゃんが、なついてる……」

    「へぇ、お兄さんスゴいなぁ」

    515 = 509 :

    「あwwwwそっちの話し終わった?wwwwwwww」

    「まだだけど。ていうかまるで他人事だね」

    「そうですよ。男さんからも何とか言って下さいよ!」

    「んじゃ言わせてもらうけどwwwwwwwwww」

    ずいっ

    モブ「な、何よ人間……こっちに寄らないで!」

    「あんたが一番抵抗してるみたいだからあんたに言っとくわwwwwwwwwww」

    「俺wwwwwどんな目にあってもwwwwwww女と幸せになるからwwwwwwwwww」

    モブ「はぁ?」

    「ふぅん……」

    「その為に協力してくれるならあんたらに土下座だってするしwwwww
      あんたらが障害になるってんなら相手にもなるぜ?wwwwwwww」

    モブ「なっ、なんて野蛮な人間なのっ!」

    「あんた、今の本気で言ってんの?」

    「あたぼうよwwwwwwwwww」

    「ふぅん。なんかあんた、変な人間ね」

    516 :

    男がかっけえwww

    517 :

    モブ人魚って呼ばれてんのがなんだかツボに入ったwwwwwwテラすまんモブ人魚wwwwww

    518 :

    「いいわよ、私はあんたの脱出に協力してあげる」

    「本当ですか? ありがとうございます!」

    モブ「ちょ、ちょっと年さん!」

    「いいじゃない。何にせよ人間がこの島からいなくなるのはいいことだし、それに何より幼女人魚がなついてるみたいだしね」

    「あたちもきょうりょくするー」

    「良かったね、お兄さん」

    「但し、条件が一つある」

    「え?」

    「協力料と口止め料として、魚一週間分用意してもらうわ」

    「えぇっ!?」

    「当然でしょ。この世にただで手に入るものなんかないのよ」

    「なんという脅迫wwwwwww人魚の世界も世知辛いのぅwwwwwwwwww」

    519 = 518 :

    「まぁ、それはそれとして、ここからその人間を連れ出す算段は考えてあるの?」

    「一応案としては、ロープの様なものを使って男さんを引っ張っていくのが一番じゃないかと」

    モブ「そんなの、海流が早いとこに当たったら流されちゃうわよ。実現不可能なこと提案しないでよね」

    「この辺には、そんなに流れの早い潮はないはずなんだけど」

    「それよりwwwwwなんだかんだ言って手伝ってくれるモブ人魚に萌えたwwwwwwwwww」

    モブ「誰も手伝うなんて言ってないでしょうがっ!!」

    「……大丈夫かな、これ」

    520 = 518 :

    「とりあえず、やれるだけやってみよう。行動するのは、日が落ちてみんなが寝静まったころがいいね」

    「じゃあそれまで、私と友ちゃんが男さんを引っ張るためのロープを用意しなきゃ」

    「じゃ、それまでは自由行動ってことで。モブ、あんたもちゃんと来るのよ」

    モブ「拒否権はなしかい!」

    「おにいたん、また遊ぼうね」ふわ

    「おうwwwww今度会う時は俺の美声を聞かせてやるからなwwwwwwwwww」

    521 :

    「さーてとwwwwwまた暇をもて余した俺がいる訳ですがwwwwwwwwwwwwwww」

    「どうしよっかなwwwwwオナニーでもしよっかなwwwwwww人んちでwwwwwwwwwwwww」

    「……男さん」

    「おぅふwwwwwセルフバーニング発言を嫁に聞かれたwwwwwwwwwwww」

    「今のはさすがの私でも、最低だと思いますよ?」

    「なんでここにいんのwwwwwww出てったんじゃなかったのかよwwwwwwwwwwwww」

    「友ちゃんが、暇だろうから男さんの相手してあげなさいって」

    「まwwwたwwwwかwwwwwなんという気ぃ効かせ上手wwwwwwwwwwwwwww」

    「男さんは、私と一緒にいたくありませんでしたか?」

    「んなアホなwwwww嫁を拒むのは倦怠期の夫だけっすよwwwwwwwwww」

    「そうですか。私も二人きりになれて、嬉しいです」

    522 = 521 :

    「まぁwwwww横来て座りんしゃいwwwwwwww」ぽんぽん

    「はぁ…」ぺたん

    「なぁwwwwwひとつ言っていいか?wwwwwwwwww」

    「なんでしょうか」

    「俺wwwww幼女人魚と戯れてたら子供欲しくなっちまったwwwwwwwwww」

    「はい!?」

    「いやだからwwwwwお前との愛の結晶が欲しいってことwwwwwwwwww」

    「あの、それってまだ早くありません?」

    「そうか?wwwww俺は愛しあってればいつでもおkだと思うけどなwwwwwwwwww」

    「それは私だって、子供は欲しいですけど…」

    「素直になれよwwwww俺とちゅっちゅしたいってさwwwwwwwww」

    「……馬鹿」

    523 :

    「男さんは、何人子供が欲しいですか?」

    「そうだなwwwwwどうせなら世界新記録目指したいなwwwwwwwwww」

    「セ・パ両リーグに次ぐ新しい野球のリーグが作れるくらい頑張るかwwwwwwwwww」

    「それって、具体的には何人ですか?」

    「わかんねwwwwwwwwwでも補欠まで入れたら百じゃ効かないだろうなwwwwwwwwwww」

    「それじゃ、私の方が体を壊しちゃいますよ」

    「wwwwwwwwww」

    524 = 523 :

    「お前は何人子供欲しいよ?wwwwwwwwwwwww」

    「私は……あなたとの子供なら、何人でも」

    「うはwwwwwwwじゃあやっぱり新リーグ設立目指すしかないかwwwwwwwwww」

    「無理ですってば」

    「そうかwwwwwwwww」

    「でも、その為にはまずここから抜け出さないといけませんね」

    「おうwwwwwまぁやってみりゃなんとかなるだろwwwwwwwwww」

    「楽観視し過ぎると、ろくなことになりませんよ」

    525 = 523 :

    「今はひとまず、子供云々より生き残ることから考えましょう」

    「だなwwwwwいっちょ踏ん張るかwwwwwwwwww」

    「踏ん張りついでに女、一つ約束してくれwwwwwwwwww」

    「なんでしょう」

    「俺が無事にいつもの岩場に着いたらwwwww誰が見てても構わずに思いっきりちゅーしようぜwwwwwwwwwwwww」

    「えっ……」

    「その約束があればwwwwwww俺はどんな困難でもwww乗り越えられる気がするwwwwwwwwwwwww」

    「…分かりました。その約束で男さんが頑張ってくれるなら、私も覚悟を決めます」

    「あそこに帰ったら、いっぱいちゅーして全力で甘えましょう。約束です」

    「おkwwwwwwこれでやる気百倍だぜwwwwwwwww」

    526 = 523 :

    「……男さん」

    ぎゅっ

    「どうしたwwwwwさすがに不安か?wwwwwwwww」

    「当たり前です。だって、失敗したら死ぬかもしれないんですよ?」

    「死なねーよwwwww今回は協力者もいるしなwwwwwwwwww」

    「それでもやっぱり、もしもを考えると怖くって……」

    「安心しろwwwwwww俺はお前とセクロスするまで死なないって決めたからwwwwwwwwwwwww」

    「だからさ、そんな悲しい顔すんなってwwwwwwwwwwお前は笑顔が素敵な人魚なんだぜwwwwwwwwww」

    「台詞が臭いですよ。でも、そこまで言うなら、私はあなたを信じます」

    「よしwwwwwそれでこそ俺の恋女房だwwwwwwwwww」

    なでなで

    527 = 523 :

    そして、夜……

    「やっと日が暮れたわね」

    「やっぱりやるのね、面倒くさい」

    モブ「いつもならもう寝てる時間なのに……」

    「男さんを運ぶ途中に寝ないでよ、モブちゃん」

    「くぅ……くぅ……」

    「おいwwwwwここに既に寝てる奴がいるぞwwwwwwwwww」

    「よ、幼女ちゃん寝ちゃ駄目よっ!」

    「前途多難だね……」

    528 = 523 :

    「とりあえず最終確認として、それぞれの役割分担を確認します」

    「といっても、幼女ちゃん以外は全員引っ張り要員だけどね」

    「そゆこと。幼女人魚は、お兄さんが疲れてないか、水中から確認して報告するのよ?」

    「ふぁーい……」

    「大丈夫かよwwwww幼女は外した方がよくないか?wwwwwwwwww」

    「人手が足りない今は、猫ならぬ幼女の手も借りたいんですよ」

    「でもwwww戦力になるとは到底思えんのだがwwwwwwwwwww」

    「わ、わたしだってがんばれるもん!……ふぁ」

    「そんなに怒らなくても、みんなあなたを頼りにしてるから」

    「やべwwwww俺もしかしたら今日死ぬかも分からんねwwwwwwwwww」

    529 = 523 :

    「お兄さんは、泳ぎだしたらこの縄に掴まってね」

    「おうともよwwwwwwwwwwwwwww」

    「男さん、絶対生きていつもの岩場まで行きましょうね」

    モブ「あーあ、やっぱやめときゃ良かった……」

    「それはそうと、手伝い賃の魚一週間分、忘れんじゃないわよ?」

    「お兄ちゃん、頑張って!!」

    「おっしゃ、じゃあ行くか!wwwwwwwwwwwwwww」

    ----ざぷんっ

    530 = 523 :

    「……ぷはっwwwww」

    「何これwwwww潮の流れ早いwwwwwww夜の海怖いwwwwwwwwwww」

    「早くその縄に掴まって!」

    「よく見えんwwwww縄どこだ?wwwwwwwwww」

    「あぁもう、ほらここだよ! 顔の真ん前!」

    ぱちゃり

    「おぉwwwwwサンキューwwwwwwwwwwww」

    「幸先不安ね」

    モブ「いっそのこと、このまま溺死させた方が早くない?」

    「グダグダ言ってないで、あんたも引っ張って!」

    モブ「はーい、はぁ……」

    ぐぐっ

    「おぉwwwww進む進むwwwwwwww」

    「皆さん、その調子でお願いします!」

    531 :

    すみません、まだ見てる人いるんでしょーか……
    いなければ諦めますが

    533 = 531 :

    あまりにもレスがつかないから投げかけてた……
    gdgdになってしまったから止めようかとも思ってたけど、仕事終わったら書きます、はい

    534 :

    俺も見ている

    535 :

    俺もいるよ

    537 :

    諦めるとかじょーだんキツいぜ!

    538 :

    ここ2週間ほどPCで見れなかっただけだぜ!
    みてるよみてるよー

    539 :

    「しかし思ったより快適じゃないなwwwwwwwこれ体力使うぞwwwwwwwwwww」

    「今さら何を言ってるんです。海で流されて、体力使わないわけないでしょう」

    「私たちが引っ張ってあげるだけ、まだマシよ」

    「正直wwwww甘く見てましたwwwwwwwwwこりゃ駄目かも分からんねwwwwwwwwww」

    「あんまり喋ると、海水飲むよ」

    「おk……うごぶっ」

    「あーあー、言ってる側から……」

    「大丈夫ですか、男さん!」

    「平気とは言い難いwwwwwwwwwwwwwww」

    「進む時は淡々と、だよ」

    「出発する前に言ってくれよwwwwwwwwwwwwwww」

    540 = 538 :

    あれだろ?船で引っ張られてサーフィンしたりバナナボートにのったりするマリンスポーツ
    あれを生身でやってるようなもんだろ、そりゃきついわな

    541 = 539 :

    数分後……

    「前方、怪しい影なーし」

    「幼女人魚、お兄さんの様子はどう?」

    「おっけーでーす」

    「あらそう、静かだから気づかないうちに溺れたのかと思ってたわ」

    「ちょwwwwwせっかく友が水を飲まないようアドバイスしてくれたのにwwwwwwwwww」

    「幼女ちゃんを通して逐一確認しますから、心配しないで下さい」

    モブ「……ねぇ、ふと思ったんだけど」

    「なに?」

    モブ「これ、引っ張ってる途中で人間の船とか通ったらどうすんの?」

    「一応、この辺では夜中に通っても船に遭遇したことはないですけど……」

    「すごく今さらな疑問ね」

    モブ「一つ言い忘れてたけど、人間に見つかったら私はその場で退散するからね?」

    「ちょっと、乗りかかった船なんだから最後まで責任持ちなさいよ」

    「あ、じゃあ私もそうするわ」

    「年さんまで、そんなこと言わないで下さいよ」

    「だって私らは、その人間にそこまでしてあげる義理ないし。ねぇ?」

    モブ「そうだよ。誰だって他人の身より自分の身の方が大切よ?」

    「だからって、それはあんまり無責任じゃない」

    「お姉さん方wwwwwwwww議論が白熱してる間に俺が立ち往生してるんですがwwwwwwwwwwwwwww」

    「あっ……す、すみません!」

    「立ち往生しながらwwwwwwwww必死で立ち泳ぎしてますwwwwwwwwwww」

    「ごめんね、こっちでちょっと揉めちゃって……」

    「全部聞こえてるwwwwwwwwwもっそい不安になったwwwwwwwwwww」

    542 = 538 :

    男哀れw

    543 :

    サメとか出ないか心配だわぁ

    544 :

    「まぁでもwwwww逃げるなら逃げるでwwwwwwいいんじゃないか?wwwwwwww」

    「そんな、何を言ってるんですか!」

    「そうだよ。私たちがそんなに薄情に見える?」

    「もちつけwwwww熱くなると俺が死ぬwwwwwwww」

    「あ、すいません」

    「よく考えてみろよwwwwwwww船があるってことはwwwwwそこに人がいるってことじゃねーかwwwwwwwwww」

    「そこに人がいるならwwwwwwwその人に助けてもらえばいいだけじゃんwwwwwwww」

    「なーる、それもそうね。何も危ない橋渡って人里まで行く必要ない訳だ」

    「だからさwwwwwwwお前も友もwwwww船が通りかかったら遠慮なく逃げろよ?wwwwwwww」

    「そういう訳にはいきません」

    「そうよ。他はどうか知らないけど、少なくとも私と女は最後まであなたを見届けるわ」

    モブ「私は迷わず逃げまーす」

    「kおwwwwwでも二人とも無理はするなよwwwwwwww」

    545 = 544 :

    しかし、船も何も通らないまま一時間経過……

    「……」ざぶざぶ

    「ハァ…ハァ…」

    「……」

    「…ねぇ、岩場ってまだなの?」

    「今、全行程の半分くらいですかね……」

    モブ「疲れたー、眠いー」

    「おいwwwww幼女人魚が浮いてきたぞwwwwwwwwwwこれヤバくね?wwwwwwww」

    「くぅ…くぅ…」

    「あっ、幼女ちゃん寝ちゃ駄目!」

    「幼女、起きなさい!」

    「ふぇ……?」

    「起きろ幼女wwwwwお前今カンペキに寝てたぞwwwwwwww」

    「ごめんなさいお兄ちゃん……ふみゅ」

    「幼女にはちょっとキツかったかもしれないわね……」

    「そりゃそうよ。私らでさえ疲れきってるってのに」

    モブ「ねー、もうこの人間ほっといて帰ろうよー」ぶーぶー

    「駄目。辛いだろうけど頑張りなさい!」

    「おいお前らwwwww頼むから仲間割れだけはwwwwwよしてくれよwwwwwwwwww」

    546 :

    どうなる男……

    547 = 544 :

    そして更に30分が過ぎたころ……

    「あっ!」

    「なぁに……また何か問題でも?」

    モブ「いい加減腕がダルいよー……」

    「皆さん、見て下さい。陸地が見えて来ましたよ!」

    「あのうっすら見えてるのが、陸地?」

    モブ「まだまだ全然先じゃない……」

    「そんなことないって。目的地さえ見えてくれば、後は意外に早いもんだよ?」

    モブ「あそこまでなら、人間の泳力でも泳げんじゃない?」

    「どうあっても逃げ出したいみたいね、あんた」

    「ちょwwwww遠泳とかwwwwwwむりぽwwwwwwwww」

    「分かってます。男さんのことは、死んでも見捨てさせませんから」

    「今となってはwwwww女と友だけが頼りだなwwwwwww本当に……」

    ----チクリ

    「うっ!?」

    「男さん? どうしました?」

    549 = 544 :

    「ぐあぁぁっ!!」

    「え、何々!?」

    「痛い痛い、背中なんかに噛まれた!!」

    「はい!? なんかって、何ですか!?」

    「し、知らん。けど今背中に激痛が……ごぼっ」

    「あっ、ちょっと。焦って縄離したら駄目だって!!」

    「がはっ……駄目だ、縄がどこにあるか見えない……ぐぶっ」

    「男さん、縄はそこです、目の前です!」

    「わかんねー……ごふっ、ごぼっ……」

    「男さん!!」

    550 = 544 :

    「ちょっとちょっと、一体何事?」

    「男さんの様子が変なんです! てゆーか、それくらい見てすぐ理解して下さい!!」

    「幼女人魚、お兄さんに何があったか分かる!?」

    「わ、わかりませーん……」

    「くっ……とにかく、取り乱したら死ぬよ、お兄さん!!」

    「落ち着いて、縄をゆっくりつかんで!」

    「かはっ……はぁっ……ぐうぅ!」

    「駄目だ、今の状況じゃテンパるばっかりだよ……」

    「男さん、今そっちに行きますから待ってて下さい!!」

    ひゅっ、ざぱんっ

    「男さん、一体何があったんですか?」

    「女ァ―――!!」

    がばっ

    「きゃあっ!?」


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