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    元スレ新ジャンル「男戦士だと思っていたら実は女だった」Part2

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    501 : 以下、VIPにか - 2008/05/13(火) 12:13:58.43 ID:2cX0cI.o (+14,+29,-3)
    今見つけた俺が居る
    502 : 以下、VIPにか - 2008/05/13(火) 17:43:19.93 ID:CjsFHqo0 (+19,+29,-8)
    戦士の妄想書いてた俺もいる
    503 : 以下、VIPにか - 2008/05/13(火) 21:23:44.33 ID:66kkeUSO (+37,+30,-122)
    「………」ナデナデ
    戦士「………♪」

    「………」ナデナデ
    戦士「………♪」


    「………なぁ、もう良いか?」ナデナデ
    戦士「……え?あ……、うん、ありがとう」
    「痛みは無くなったか?」
    戦士「う…うん、まあ…一応は…」
    「なら良かった、じゃあ、俺寝るわ」
    戦士「うん、おやすみ…」

    ~~~~

    「………グー」

    戦士「(もうちょっと撫でてほしかったかも…)」
    504 : 以下、VIPにか - 2008/05/13(火) 21:31:02.02 ID:hjQb/WA0 (+19,+29,-4)
    こないだ、久々に書き落とした俺もいる
    505 : 以下、VIPにか - 2008/05/15(木) 11:26:25.94 ID:ufn62YA0 (+38,+30,+0)
     (深夜、 寝静まった街中 )

    …… 「── うむ、ここのようだ。
        それでは、いつも通り”予告”を…って、うるさい酔っぱらいが来たな 」

    男友 「聞いてくれよー、それがさー…… ひゃひゃひゃ…」 (← 酔っぱらい)
      「わははは… 何だよーそれはー… 」         (← 酔っぱらい)
    戦士 「もー、静かに歩け。 寝ている人に迷惑だろ 」    (← 酔いそびれたらしい)
    男友 「関係ない、かんけーない。 俺らが楽しいってことは周りも楽しいの…っと 」

      どん、 がしゃん

    …… 「むぅ、痛いではないか。 周りをよく見て歩かんか! 」

    男友 「おっと、ゴメンよ騎士さま。
        あー、頭を落としたようで。 こりわ申し訳ないことを。
        よいしょっと…はい、頭ですよー 」         (← とても酔っている)
      「へー、戦車(チャリオット)で来てるんですか。 戦争でも始めるんですか?
        って、一人じゃ何も出来ないか、わははは… 」  (← 所詮酔っぱらい)
    戦士 「申し訳ありません、騎士さま。 こいつらにはきつく言っておきますので。
        ほら、男、男友。 ちゃんと謝れ 」         (← 男共の行動に気が気じゃない)
      「おぉ、首のない馬。 めずらしい馬をお飼いで。
        こいつら、ちゃんとまっすぐ走るんですか?  ククク… 」
    男友 「なに、首がないだと? ぢゃぁ、この首を付けてやるか…。
        こんな感じだな、よし、ぴったり。 ヒャッヒャッヒャッ… 」
      「わはは、『ぴったり』ぢゃねーだろ。 馬の体に人の頭が合うわけないし 」
    戦士 「すみません、騎士さま! ホントすみません! 」

    …… 「いい加減にしろ! 人の頭をなんだと思ってるんだ! くそ、面白くない 」

    頭無 「いいか、貴様ら! 」
      びしっ! (と、指を指す)

    頭無 「この恨み、必ず晴らすからな! 後悔するがよい! 」
      ガラガラガラガラ…… フッ

      「ありゃ? 怒らせた? 」
    男友 「気の短い騎士だな 」
    戦士 「……ボクは知らないからね 」
    506 : 以下、VIPにか - 2008/05/15(木) 11:27:31.91 ID:ufn62YA0 (+38,+30,+0)
    >>505 の続き


     (そして翌朝)

      「う゛~~~ 頭いて~~~ 」
    男友 「あ゛~~~ 二日酔いだ~~~ 」
    戦士 「2人とも飲み過ぎだぞ、全く!
        夜中に大声で騒いだり、騎士にけんか売ったり、大変だったぞ 」

      「騎士? 」
    男友 「覚えてねーなー 」
    戦士 「覚えてないのか? あれだけ失礼なことしといて。
        男友がぶつかって騎士の頭を落としたあげく、
        首の無い馬にそれを乗っけて、さんざん2人で笑いとばしてたじゃないか 」

      「…首無しの馬…に…… 」
    男友 「……頭の落ちる騎士…だと? 」
    戦士 「そだよ。 『必ず恨みを晴らす』とか言って、戦車に乗って去っていったよ 」
      「…で…騎士は…… 」
    男友 「……指を指したのか? 」
    戦士 「うん。 『貴様らー!』びしっ! って 」

    男友 「 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 」

      「…さ さーてと、修行修行。 もっと強くならないと 」  (← 察した)
    男友 「あ… あぁ。
        あと、金を貯めて、銀の武器とかもそろえないとな 」 (← コトの重大さに気づいた)
    戦士 「何あわててるの? あの騎士、そんなに怖いの? 」 (← 低知力)
    508 : 以下、VIPにか - 2008/05/16(金) 03:00:00.15 ID:pfwn1sAO (-29,-22,-2)
    デュラハンの指差しwwwwww
    wwwwktk
    509 : おわび - 2008/05/16(金) 13:29:12.59 ID:KybLOog0 (-5,+30,-74)
    えーーーーと…………

    wktk してる人には非常に申し訳ないけど、
    デュラハンとの対決は、も少し先になると思うの。

    その間、ちょこちょこと、修行とか対決の準備とかのネタを
    考えて落としてくつもりではいるんだけどね…


    ほんと、すまんこってす。





    ただ、いきなり
     「あ、デュラハン見っけ!」 ずんばらりん
    って可能性もなきにしもあらず…… (^^;
    510 : 以下、VIPにか - 2008/05/16(金) 20:35:06.63 ID:LhXZvtgo (+27,+29,-22)
    此処はアレなのか
    男戦士のフリしてる女と
    その事実を知っていて行動しているクール男とヒート男とか
    やっちゃっていいのか此処は
    511 : 以下、VIPにか - 2008/05/16(金) 20:36:15.06 ID:/i0pEzE0 (-6,+0,+0)
    >>510
    おk
    512 : 以下、VIPにか - 2008/05/16(金) 20:37:34.43 ID:LhXZvtgo (+26,+29,-1)
    >>511
    ちょっと書いてくる
    513 : 以下、VIPにか - 2008/05/17(土) 10:40:31.04 ID:lbpLXiQo (+31,+29,-15)
    ひっそりと投下>>512だぜ

    あ、色々アレだったりするかもしれないけど気にしないでね!ね!
    514 : ひめさま と せ - 2008/05/17(土) 10:43:38.10 ID:lbpLXiQo (+33,+30,-60)
    「……んー?」
    窓から差し込む朝日が眩しい。
    此処は…えっと、王都の宿屋だっけ。

    そうだ。昨日、魔物討伐依頼を終わらせて帰ってきたんだった。

    …えーっと……

    「…zzz」
    「zzz…」

    なんで、この二人が一緒に寝てるんだろ?
    515 : ひめさま と せ - 2008/05/17(土) 10:44:05.75 ID:lbpLXiQo (+33,+30,-281)
    「ん…が」
    「おはよ、ブレイズ」
    「…おう、おはよう」
    赤髪赤目、しかも暑苦しい。
    でも寝起きは普通の人。

    ブレイズ、ボクの旅仲間その1。
    戦士っていうか魔法戦士。一部の攻撃・強化・回復魔法が使える。
    いっつもボク達から「合わない!」って言われてるんだよね。

    「…お前なんか失礼な事考えてるだろ」
    「そんな事無いけど?」
    「ホントかよ………」

    「………ん」
    「あ、ほら、フリーズ起きた」
    「話逸らすなよな…」

    「おはよう二人とも…」
    「おはよう」
    「おっす」

    フリーズ。青髪青目。冷静沈着。ボクの旅仲間2。
    彼も魔法戦士。ブレイズとは幼馴染らしい。使える魔法は攻撃・弱化・回復系。
    回復系は二人とも中級者くらい。強化弱化は初心者程度。攻撃だけ何故か上級者クラス…
    あ、名前通りの属性しか使えないからか。

    「………やっぱ考えてるな?」
    「え?」
    「失礼な事を……だ。全く、姫君は朝から…」
    「こら。姫君言うなっていっつも言ってるでしょう」
    「はいはい、わかりましたよ、リリ」

    ボクはリリ。この国の姫。今は戦士。男の格好もしてる。
    格好は舐められない為…と、出来るだけ身を隠せるように。
    二人とは実は赤の他人だったんだ。
    …まぁ、その辺は後で。
    516 : ひめさま と せ - 2008/05/17(土) 10:44:37.23 ID:lbpLXiQo (+33,+30,-132)
    「さてと、そろそろ宿屋から出てまた仕事請けようぜ」
    「そうですね」
    「そうしよっか。…じゃあ、二人とも出てね」
    「リリが風呂場で着替えれば良いのでは?」
    「…あ、そっか。そうする」

    着替えと鎧を持って風呂場に行く。
    パジャマを脱ぎ、…胸を見て、ため息。
    男の服を着てもあんまり目立たない。くぅ…。

    いつかこの胸にサラシを巻いて服を着たい。密かな夢。

    着用を済ませて、
    「着替え終わったー?」
    と声をかける。

    「終わったぞ」
    「早く行きますよ」
    「はーい」
    やり取りをして私は戻った。

    三人揃った所で宿屋を出て、
    いつもの酒場へと向かう事にした。
    517 : ひめさま と せ - 2008/05/17(土) 10:45:31.98 ID:lbpLXiQo (+27,+29,-52)
    投下途中で「人物説明が1レスで終わってる」と気づいた俺^q^
    ごめんねごめんね。全部で3レスという短さでごめんね。
    518 : 以下、VIPにか - 2008/05/17(土) 13:21:28.32 ID:jGJKX/Mo (+19,+29,-2)
    おおぅ!! 新連載がはじまっとる
    519 : 以下、VIPにか - 2008/05/17(土) 22:29:48.59 ID:oIW3zsSO (+33,+29,-16)
    >>503のシリーズ投下してる者だが
    リアルが忙しくなったからしばらくペース落とすわ
    その分アイディア考えたり書き溜めしとく
    520 : 以下、VIPにか - 2008/05/18(日) 18:54:31.73 ID:9EfLptQ0 (+23,+29,-13)
    >>519
    自分のペースでおk
    521 : 以下、VIPにか - 2008/05/22(木) 16:43:58.36 ID:0U/DIfU0 (-2,+12,-4)
    522 : 以下、VIPにか - 2008/05/25(日) 01:47:00.19 ID:kal7xoSO (-23,-11,-5)
    保守
    523 : 以下、VIPにか - 2008/05/25(日) 10:30:14.95 ID:kal7xoSO (+33,+30,+0)
    「はぁ~、良い天気だなぁ~」
    「ん?あれは…」


    の子戦士「んしょ……よいしょ…っと」


    「女の子戦士だ、大変そうだな………よし」


    「よお、女の子戦士」
    の子戦士「あ、男さん、おはようございます」
    「荷物重そうだな、貸してみ?」
    の子戦士「え?いや、悪いですよ」
    「良いからさ」
    の子戦士「いや…でも…」
    「遠慮すんなって」グイッ
    の子戦士「え?うわぁ!?」ガッシャーン



    「いてて…」
    の子戦士「う~ん…」
    「ごめん、急に引っ張ったりして」
    の子戦士「いえ…、大丈夫ですから…」


    「そうか…ところで女の子戦士」
    の子戦士「……はい?」
    「そろそろ俺の上から降りてほしいんだが」
    の子戦士「へ?……あぁっ!?す…すみません…///」
    524 : 以下、VIPにか - 2008/05/25(日) 10:46:47.40 ID:kal7xoSO (+33,+30,-294)

    ~~~~

    の子戦士「すみません、結局部屋まで持ってもらっちゃって」
    「気にするな、女の子が大変そうにしてるの見過ごせないだろ?」
    の子戦士「あ、着きましたね、男さん、ありがとうございました、それでは」
    「ちょ!?荷物忘れてるから!」
    の子戦士「へ?あぁっ!ごめんなさい!」
    「いや…いいよ(けっこう天然なのかな?)」


    の子戦士「実は…さっきのでちょっと動揺してて…」
    「さっきの?」
    の子戦士「その…男さんの上に…」
    「え…?あぁ、気にしないでくれ、俺が悪かったんだし」
    の子戦士「そうですか…」
    「うん」


    の子戦士「じゃあ今度こそ…ありがとうございました」
    「おう、また何かあったら手伝うからな」
    の子戦士「はい、お願いします」ガチャ




    「女の子戦士、良いかも…」
    525 : 以下、VIPにか - 2008/05/25(日) 10:56:09.87 ID:kal7xoSO (+33,+30,-167)
    戦士「んしょ……ふぅ、重い…」

    戦士「ただいま~」


    「おかえり」
    男友「おう、帰ったか」
    戦士「今日は荷物が重くて疲れたよ……」
    「情けねえなぁ、それくらいの量なら女の子戦士も運んでたぞ」
    戦士「だってぇ…こんなの一人じゃ無理だよ…」
    男友「まあ、戦士はスピードタイプだしな」
    戦士「今度から誰か手伝ってよぉ」
    「男ならそれくらいで甘えるなよ」
    戦士「そんなぁ…(女なのに…)」
    526 : 以下、VIPにか - 2008/05/25(日) 11:10:26.83 ID:kal7xoSO (+33,+30,-239)
    ~~~~

    「ところで戦士」
    戦士「ん?何?」
    「お前って女の子戦士と仲良いのか?」
    戦士「え?な…なんでそんな事を…?」

    「いや、最近良いなぁと思って…」
    戦士「い…良いって…?」
    「いや、かわいいなぁと」
    戦士「だ…誰が…?」
    「だから女の子戦士がだって」
    戦士「え…えっと…」
    「でもお前仲良さそうだから、もしかしたらお前も好きなのかと思って」
    戦士「へ?あ…いや(どう答えれば…)」
    「…どうなんだ?」
    戦士「な…仲は良いけど…好きとかそんなんじゃ…」
    「そうか、じゃあ手伝ってくれないか?」
    戦士「え…急にそんな事言われても…(どうしよう…)」
    「まあ、また今度話す」
    戦士「う…うん…」
    527 : 以下、VIPにか - 2008/05/26(月) 01:58:19.34 ID:61kls/Qo (+18,+28,-4)
    久々にwktkな内容なんだぜ!!!
    528 : 以下、VIPにか - 2008/05/26(月) 23:08:19.61 ID:yYV45ASO (+24,+29,-7)
    今日これがアニメ化される夢を見た

    末期だな
    529 : 以下、VIPにか - 2008/06/01(日) 01:17:55.06 ID:p6gJisSO (+14,+29,-1)
    保守しとこう
    530 : 以下、VIPにか - 2008/06/03(火) 00:48:51.65 ID:qhlHmwSO (+33,+30,-173)
    数日後


    戦士「(男が女の子戦士くんを……)」

    戦士「(でも女の子戦士くんはホントは男の子だし、男を好きにはならないだろうから…)」

    戦士「(問題は…男だよね…)」

    戦士「(どうしよう…)」


    男友「なあ、戦士はどうしたんだ?ずっと黙って考え事してるが…」
    「さあな~、それより聞いてくれよ男友……フフフ」
    男友「ん?変に嬉しそうにして、何かあったのか?」
    「実はな……」
    男友「実は…?」



    「今度女の子戦士と二人で出かける約束取り付けたんだよ~、いやぁ~、楽しみだなぁ~」

    戦士「えぇぇぇぇぇ!!!!」
    531 : 以下、VIPにか - 2008/06/03(火) 01:01:02.19 ID:qhlHmwSO (+33,+30,-208)
    「おわぁ!?いきなり大声出すなよ戦士…」
    男友「び…びっくりしたぜ…」
    戦士「それより!その話ホントなの!?」
    「え?どの話?」
    戦士「女の子戦士ちゃんと二人で出かけるって話だよぉ!」
    「いや…本当だってば…」
    男友「そんなところで嘘なんてつく必要も無いしな」
    戦士「そ…そんな…」
    「なんだ?何か問題でもあるのか?」
    男友「もしかして戦士も女の子戦士狙いなのか?そう言やわりと仲も良いしな」
    戦士「いや…そう言うわけじゃないけど…」
    「じゃあ…何だ?」
    戦士「いや……やっぱりいい…」
    男友「……?」
    532 : 以下、VIPにか - 2008/06/03(火) 01:23:50.98 ID:qhlHmwSO (+33,+30,-172)
    翌日


    戦士「女の子戦士くん!」
    の子戦士「あ、戦士ちゃん、朝から会いにきてくれるなんてめずらし……」
    戦士「なんで男とデートの約束なんてしたの!」
    の子戦士「………え?あ……いや…あれはデートなんかじゃ…」
    戦士「でも二人で出かけるんでしょ!」
    の子戦士「せ…戦士ちゃん落ち着いて…」
    戦士「男は完全にデートのつもりでいるの!」
    の子戦士「えと…あの…とりあえず部屋に入ってからゆっくり話を…」
    戦士「………わかった」
    533 : 以下、VIPにか - 2008/06/03(火) 01:44:51.49 ID:qhlHmwSO (+33,+30,+0)
    僧侶「あら、おはよう戦士くん」
    勇者「いらっしゃ~い」

    戦士「お邪魔します」
    の子戦士「お茶入れてくるから待っててね」
    僧侶「今は忙しくて何もお構いできないのだけど…」
    勇者「むしろ戦士くんに構いたいのにぃ~」
    戦士「は…はは…」

    ~~~~

    の子戦士「落ち着いた?」
    戦士「……うん、ごめんね、急にいろんな事聞いて…」
    の子戦士「他にまだ聞きたい事ある?」
    戦士「……男はなんて言って誘ってきたの?」
    の子戦士「最近できたスイーツ食べ放題のお店に行かないかって…実は僕も前から行きたかったからつい…」
    戦士「あぁ……女の子戦士くん甘い物好きだもんね…」



    勇者「で、何の話してるの?」
    僧侶「さあ?小声だから何も聞こえませんねぇ…」
    勇者「くそ~気になる~」
    僧侶「それより早く準備しないと遅れちゃいますよ」
    勇者「あ~!なんで隣町への護衛でこんなたいそうな準備が必要なのよ~!」
    僧侶「どんな依頼でも準備は万全にしないとダメですよ」
    勇者「私も戦士くんと喋りたいのよぉ~」
    534 : 以下、VIPにか - 2008/06/03(火) 01:47:09.07 ID:qhlHmwSO (+31,+29,-29)
    久しぶりに投下したぜ…

    今週の金曜日で忙しいのも終わりだから
    それまでゆっくり投下してくわ
    535 : 以下、VIPにか - 2008/06/03(火) 17:49:19.98 ID:XKs0lsI0 (+27,+29,-3)
    >>534

    あんたの話好きだわ
    536 : 以下、VIPにか - 2008/06/04(水) 20:53:39.01 ID:VbwfT4g0 (+17,+28,-1)
    やっぱこれ良いな
    537 : 以下、VIPにか - 2008/06/04(水) 23:16:35.63 ID:PQXTDkSO (+31,+29,-22)
    >>535
    >>536
    ありがとう、そう言ってもらえると嬉しい
    今日も少しだけ投下する


    ところで他の職人たちはどこへ行ったんだろう
    538 : 以下、VIPにか - 2008/06/04(水) 23:41:45.11 ID:PQXTDkSO (+33,+30,-233)
    その日の昼

    商人「あちゃー、まためんどっちい事になったねー」
    戦士「男のやつ……!!私がスイーツ食べ放題誘っても嫌がってたくせにーー!!」
    剣士「それは…男と偽っている分仕方無いとは思うが…」
    戦士「だってー!なんでよりにもよって女の子戦士く……じゃない、ちゃんなのよー」
    商人「それで、その子はどんな感じの子なのよ?」
    剣士「うん、それは私も気になっていたところだ、どうなんだ?戦士」
    戦士「えっと…、おとなしくて、女の子らしくて、かわいくて…、
    ………家事も万能で、守ってあげたくなる感じの子で……」
    商人「あっちゃー……それは手ごわい…正直勝ち目無いかも…」
    戦士「………」

    戦士「……うぅ…」
    剣士「……!?(まずい!)」

    剣士「(こっ…こら商人、余計な事は言うな)」ヒソヒソ
    商人「(ごめんってば、でも事実だし…残酷だけどさ…)」ヒソヒソ

    戦士「二人とも何してるの…?」

    ギクッ!
    剣士「い…いや、なんでもないぞ…、なあ商人!」
    商人「え?あっと…そ、そうそう!なんでもないから!」

    戦士「………うぅぅ…」
    539 : 以下、VIPにか - 2008/06/07(土) 11:16:52.82 ID:8t3nFsSO (+33,+30,-100)
    商人「あれ?ちょっと待って、私ら肝心な事忘れてない?」
    剣士「肝心な事?」
    戦士「……?」
    商人「まだその子が男の事好きになるか決まってないじゃん」
    剣士「………まあ、たしかに」
    商人「で、大丈夫そう?」
    戦士「え?うん…たぶん大丈夫だと思う(男の子だし…)」
    商人「じゃあ問題無いんじゃないの?」
    剣士「とりあえず最悪の事態になるのは避けられそうだな」
    戦士「そうだけど……」
    540 : 以下、VIPにか - 2008/06/07(土) 11:25:23.61 ID:8t3nFsSO (+38,+30,-107)
    商人「まだ不安なの?」
    戦士「うん…」
    剣士「まあ、好きにならないとも言いきれないからな」
    商人「………」
    戦士「………」
    剣士「………」


    商人「よし!わかった!」

    商人「じゃあ当日二人を尾行すれば良いのよ」
    剣士「尾行か…」
    戦士「………」
    商人「やる?やめとく?」

    戦士「………やる」

    商人「よし決定~!さあ、今から計画考えないとね~♪」


    剣士「(なぜだろう…、商人が楽しみたいだけな気がする…)」
    541 : 以下、VIPにか - 2008/06/07(土) 18:00:13.97 ID:AMcNYBg0 (+36,+30,+0)
    >>540
    乙 
    続きが楽しみなんだぜ


    戦士「っいしょっと!」
    「どうしたんだ戦士?そんなに買い込んで」
    戦士「ああうん たまには僕が晩御飯作ろうと思ってね」
    男友「なにぃぃぃぃ!!」
    戦士「いつも二人に作らせて悪いしね」
    「いやまったくそんなこと全然気にしなくていいぞ!」
    男友「そうそう!俺ら料理作るの好きだしな!」
    「そ、それに戦士にはいつも戦闘で最前線に立ってるから疲れてるだろ!?」
    男友「だ、だから疲れがたまるといけないから俺たちがやるって!!」
    戦士「ふ~んそんな気使ってくれてたんだ… でも大丈夫 今日は疲れてないからね」
    「そういうときが一番危ないんだって!」
    男友「休むのも仕事だぞ!」
    戦士「なんか二人して僕が料理しようとするの阻止してない?」
    「まだ死にたくない…じゃなくて戦闘で倒れられたら困るしさ」
    男友「お、俺らなりに気を使ってだな…」
    戦士「じゃ今日は僕が作るから気を使わなくていいよね」
    男友「え…?」
    戦士「さてっ何作ろっかな~♪」
    「(馬鹿っ!何余計なこと言ってんだよ!)」
    男友「(こんなことになるとは思わなかったんだよ!大体お前こそ…)」
    「(ストップ!言い争いしてる場合じゃない なんとか脱出しないと…)」
    男友「(そうだな… やっぱここは無難に…)」
    「(あれでいくか…)」
    男友「あーそーだったー今日は武器屋の親父と約束があったんだー」(棒読み)
    「そうだそうだー思い出したー武器のことで聞きたいことがあったんだー」(棒読み)
    戦士「…?二人ともなんか変…」
    男友「約束は破るわけいかないなー」(棒読み)
    「約束破るなんて最悪だよなー戦士ー?」(棒読み)
    戦士「うん…そうだね…」
    男友「というわけでちょっと行ってくるなー」(棒読み)
    「遅くなるから晩御飯は食べてくるなー」(棒読み)
    男友「あー戦士の料理楽しみだったなー」(棒読み)
    「それじゃー行ってきまーす」(棒読み)
    戦士「い、行ってらっしゃい… …なんかわざとらしいな」
    男友「(脱出成功!!)」
    戦士「どうしよう…あ、そうだ!」
    542 : 以下、VIPにか - 2008/06/07(土) 21:32:31.14 ID:AMcNYBg0 (+43,+30,+0)
    勇者「あ~今日も戦闘で疲れたわね~」
    の子戦士「女勇者さん何もしてないじゃないですか…」
    勇者「そうだっけ?ま、そんなこと気にしない気にしない ところで晩御飯はー?」
    僧侶「…まったく 今から用意しますよ…」

    コンコン

    の子戦士「あれ?誰だろう?」
    僧侶「…なにかとても嫌な予感がします…」
    勇者「僧侶、あんたも…?私も…本能が全力逃げろって言ってる気がする…」
    の子戦士「そんな大袈裟な…第一ここは宿屋ですよ?危険なんて…」
    勇者「そうよね…気にし過ぎかもね…」
    の子戦士「そうですよ はい今開けますね~」
    戦士「こんばんは~」
    の子戦士「戦士くん?そんなに荷物持ってどうしたの?」
    戦士「皆さん、晩御飯はまだですか?」
    僧侶「ええ 今から用意するところで…」
    戦士「よかった~」
    の子戦士「え?何がよかったの?」
    戦士「僕、ご飯作ろうと思ったんだ 男と男友に食べてもらおうと思ったんだけど…」
    の子戦士「…けど?」
    戦士「なんか二人とも約束があったみたいで…どっか行っちゃった…」
    の子戦士「そうなんだ それでなんでここに?」
    戦士「よかったら女勇者さんたちに作ろうかな~って…」
    の子戦士「へ~戦士くんの料理か」

    勇者「(ねぇ…嫌な予感の正体ってこれじゃない?)」
    僧侶「(そうですね 戦士さんが来たときからいっそう予感が強くなってますし…)」
    勇者「(ちょっと可哀想だけど断ろうか…?)」
    僧侶「(好意を踏みにじる気がしますが…)」
    勇者「(あんたなに悠長なこと言ってんのよ!命が懸かってるかもしれないのよ!)」
    僧侶「(大袈裟な気がしますが…あなたの勘はよく当たりますからね 仕方ありません)」
    勇者「(決定!断るわよ)」

    勇者「戦士くん、悪いけど…」
    の子戦士「うん私、戦士くんの料理食べてみたいな」
    勇者「え、え?ちょ、ちょっと、女の子戦士?」
    の子戦士「どうぞ上がって~」
    戦士「じゃ、お邪魔しま~す」

    勇者「(ちょっとちょっと、どうするのこれ!?)」
    僧侶「(もう覚悟を決めるしかないでしょう… 断れる雰囲気じゃないでしょう?)」
    勇者「(うう… はぁ…女の子戦士のやつ…)」
    僧侶「(万能薬があるから大丈夫ですよ 多分…)」
    勇者「(し、死なないよね……?)」
    僧侶「(……………)」
    勇者「(どうしたのよ…?)」
    僧侶「(食べる瞬間に魔法でどこかへ飛ばせないでしょうか…)」ブツブツ
    勇者「(そ、僧侶…!?)」
    543 : 以下、VIPにか - 2008/06/07(土) 23:16:17.67 ID:Y3uAN0Y0 (+19,+29,-3)
    今日来て良かった
    このスレ好きだ
    544 : 以下、VIPにか - 2008/06/08(日) 03:01:34.55 ID:3InU5QSO (+31,+28,-2)
    >>542
    他の職人キター!

    楽しみなんだぜ
    545 : 以下、VIPにか - 2008/06/08(日) 03:17:00.98 ID:3InU5QSO (+38,+30,-116)
    話し合い後


    商人「まあ当日の計画はこんな感じかな」
    剣士「しかし…計画と言っても、結局は後をつけるだけじゃないか?」
    商人「ま…、まあ細かい事はその時考えるって事で……」
    剣士「つまり、いきあたりばったりと」
    商人「もー!わかったわよ!じゃあ当日までに何か準備しとけば良いんでしょ!」
    剣士「まあそう言う事だな」
    商人「言ったからには剣士も手伝いなさいよ」
    剣士「うむ、しかたない、戦士のためだからな」


    戦士「(話が勝手に進んでいく…)」
    546 : 以下、VIPにか - 2008/06/08(日) 03:56:49.64 ID:3InU5QSO (+33,+30,-126)
    短編も投下

    「最近私出番少なぁ~い!」
    笑顔門番「ははっ、僕たちは常に城の中だから、絡む機会が少ないんですよ」
    無口門番「………」
    「うぅ~、出番欲しいよぉ」
    笑顔「ははっ、まあ焦らず気長に待ちましょうや」

    無口「………ぎ」

    笑顔「ん?どうした無口?」

    無口「次…………出番…」

    「え?次に出番あるの?」
    笑顔「よかったですねぇ、王女」
    無口「………」コクリ
    「次こそは戦士さまに会えるかしら、楽しみだわ」


    でもまだ話の構図考えてない
    547 : 以下、VIPにか - 2008/06/08(日) 04:17:02.00 ID:3InU5QSO (+33,+30,-266)
    騎士「む?デザート食べ放題だと!」
    騎士「食べ放題……これなら何にするか悩む事も無く好きなだけ食べられる…」
    騎士「………よし!」

    ~~~~

    騎士「あ~、従士、従士子、明日なんだが…何か予定はあるか?」
    従士子「はい、明日は予定がありますけど…」
    従士「僕の知り合いに誘われたんです」
    騎士「そっ…そうか…」
    従士子「何かあるんですか?」
    騎士「いや、特に重要な事ではない………重要な事では………」

    従士「………騎士さま?」
    騎士「え?あ…では私は明日家で体を休める事にしよう」
    従士子「そうしてください、騎士さまはいつも働きすぎなんですから」
    従士「明日はゆっくり休んでくださいね、騎士さま」
    騎士「そ…そうだな…、たまには休まないとな……ははは……」


    騎士「………はぁ」
    548 : 以下、VIPにか - 2008/06/10(火) 02:09:31.53 ID:tZplNYSO (+25,+30,-39)
    ところでみんな従士と従士子は何歳だと思ってる?
    詳しく決めてなかったから
    6~14才あたりをうろうろしてる現状
    549 : 以下、VIPにか - 2008/06/10(火) 19:48:10.84 ID:PpEp9dAo (-8,-6,-1)
    そうだな・・・11、12ってとこかなぁ
    550 : 以下、VIPにか - 2008/06/11(水) 11:28:41.15 ID:L6uX5QSO (+26,+29,-4)
    >>549
    やっぱその辺が打倒なところか
    これからそれでいく
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